人は皆、 その引きずる荷物を つい 見てしまう。
その重さ、 大きさに、 引きずられてボロボロになった その姿に、
つい 目を向けてしまう。
一人が見ると、 つい 他の人も気付いてしまう。 その荷物に。
重く、 大きく、 ボロボロな 荷物。
誰もそれが ”引きずられている” 事に気付かない。
ある日、 ふ と、 気付くかな。
引きずられて ”何処へ行く” のか。
誰も、 前に向かって歩んでいる事に気付かないけど、
ある日、 ふ と、 気付くかな。
荷物にばかりに目をやらずに、
足元を、 その人の目を 見てご覧。
かすかでも、 明るみが見えるはずだから。
それに気付いたら、 一緒に見る事ができたら いいな。
Pのすけさんの「空を望む旅人」へ投稿したものです。