もしも私が死んだなら、
あなたは泣いてくれるでしょうか
「何故、あの時・・」と、
自分を責めてくれるでしょうか
いつものように仕事へ行き、
いつものように 遅く帰宅し、
いつものようにPCを開き、
いつものように メールを読み
そこに いつものメールが無ければ、
あなたは何を察するのでしょう
あなたは 何を 感じてくれるのでしょう
無事を案ずる便り
私は元気 と、 嘘ばかりの
それでもいつも 定期的に
そうして 何年 経ったでしょう
それでも時折 「つらい」 と、 「会いたい」 と
気が付かないほど 小さな声で
目に留まらないほど なんでもなさそうに
それが 精一杯の
もしも私が 死んだなら、
あなたはきっと 泣くのでしょう でも、
告げる術は ありませんから
あなたは知らずに いつものように、
仕事から帰りメールをチェックし、
あぁ 今日は、メールが無いな と、
ただ そう思って終わるでしょう