. . |
管理人の日記ログ
2013年9月の記事を 更新が新しい順に 全て表示しています。
古い順に表示する
さあ、いよいよ9月になってしまった。9月と言えば、学生読者の皆さまは(;・∀・)「また学校が始まってしまう・・・」などと憂鬱な気分になっているところであろうが、それが本当は憂鬱ではないどころか、むしろ超絶勝ち組の一員であると言える。だが、そのことに気付くのは、恐らくは相当後になってからであろう。・・・と、まったく同じ書き出しを1年前の日記でも行ったのだが・・・(【2012/9/1】)。
――しっかし、あれから1年が経って、俺も無事に「就職」ができたわけであるが・・・今あの記事を読んでみると、なんともまあ自分の言っていたことは当たっていたと言わざるを得ない。前述の日記の概要は、「人間関係というものは得るのが難しいから、いま身近に居る人たちを大切にしてほしい。それを捨ててしまえば、きっと後悔することになるだろう」というものである。まさにその通りだ。かつて何気なく記した「『大学で得た人間関係』というものが、今の生活の全てであり何もかも」という言葉は、こんな状況だからこそ、俺の元にいっそう真実味をもって迫ってくる。そう、それこそ今の俺は、かつて述べた「ひたすら退屈なだけの毎日」を送っていると言っても過言では無いのだ・・・。
まったく。俺は、何の思想も持たずに自分の人生を生きていたと思うし、大学に入っている間も、特に自分から何の行動も起こそうとしてこなかった。だから、俺が大学時代にあんなにも魅力的な人たちに出会えたのは、それこそ“奇跡”と言っても良いと思う。全てをさらけ出せた友人に、先輩後輩の立場を超えて仲良くなれた人たちに、もう二度と逢えないであろう大好きな人に・・・。やれ、これから俺があと50年生きるとして、もう二度とあのような人たちには巡り会えないであろう。だから、その人たちに出会えたことと、その人たちから学んだことこそが、俺にとっての「大学に入った最大の意味」だったのだ。偏差値だの学歴だの就職先だの、そんなものはどうでもいい。彼らに出会えて良かった、本当に良かった・・・。
――だからもちろん、今の俺が最も望んでいることは「彼らとの再会」なのであるが、それは言うまでもなく不可能なことだ。それだけに俺は、彼らに恥じないような人間へと成長していきたいと思っている。そして、もし彼らと再会するようなことがあれば、胸を張って自分を紹介できるような人間になっていたい。それが有り得ないことであっても、せめてそういう希望をどこかに持っていたいのである。まったく、(;・∀・)「どれだけ大学時代を引きずっているんだ・・・」というところであるが、なあに、就職すれば皆も分かるさ・・・。
と、いうわけで。この「秋」という微妙な時期に、俺は去年から引き続き「身の回りの人間関係を大切にしてほしい」という説を提唱したいと思う。それを捨ててしまうようなことがあれば、きっと一生後悔するような結果に繋がることであろう。「失って初めてその大切さに気付く」というのはよくある話だが、そんな辛い経験を読者の皆さまにはしてほしくない。だからこそ皆さまには、今のうちに身の回りの人たちと積極的に関わって、“思い出を作っておいてほしい”のである。それがきっと、未来のあなたの支えとなるのだ。
――まあ、今さら俺が何を言っても仕方ないというものであるが、俺は大学時代に本当に素晴らしい人たちと知り合えたと思う。卒業から半年が経った今となっても、俺の一番大切な思い出は、彼らと過ごした時間のことである。だから俺は、きっと彼らと再会できる時が来ると信じたいし、その日のために頑張っていきたいと思っている。なに、辛い時は、大好きな人が歌った歌でも聞けば良いのだ。神は、僕らの心の中にある・・・。
(2013年9月01日)
2013年9月の記事を 更新が新しい順に 全て表示しています。