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管理人の日記ログ
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いやいや、臣下にしっかり報酬=お金を払うのも、王族として重要でしょ |
本日、ちょっと買い物欲が高まって、ネットショッピングを色々調べた結果、なんと楽天系列サービスにて、1758円で3715円を買えてしまったのである。これはもう、正真正銘の錬金術と言わざるを得ない(※買えたのは3215円かも?
どちらにしろお得だが…)。
…まず、話の背景から述べていこう。今日は、ちょっとお出かけをして、その道中で、古本屋に立ち寄る機会があった。私が古本屋に行く理由と言えば、FFシリーズ過去作の攻略本である。少し遠くまで足を運んだ甲斐があって、PSP版FF4の攻略本など、レア物を何冊か入手することができた。「アルティマニア」ブランド以外の攻略本は、なかなか綺麗に揃わないため、こうやって古本屋で集めていくのが重要なのだ。
――しかし、どうにもまだ、歯抜けという感じがしたので、家に帰ってから、ネット通販を調べてみることにした。古本ということで、価格の付け方が自由であるが、その中で、「楽天ラクマ」なるショップで売っているのが、最安ということが分かった。まあ結局それは、売約済みのものを掲載していたというインチキであり(相場を知れるという意味では無意味ではないのだが…)、結局のところ、私は別のネットショップにて、該当攻略本を購入するに至った…。
とまあ、話はこれで終わるところであったが、途中で出てきたショップの名前は「楽天ラクマ」ということで、最近の私が首ったけになっている楽天系列のサービスである。楽天は、サービス新規利用の客に対して、多くのポイント付与を行っており、お得なエントリーが可能である。ちなみに、「ラクマ」は、“フリマアプリ”系統であり、個人が出品者として自由に出品を行い、それを購入できる…というサービスのようだ。
…そして調べてみたところ、「楽天ラクマ」についても、「@初購入1500円以上で、700ポイント」「A初めてまたは4ヶ月ぶり以降の購入で500ポイント+新規登録なら500ポイント」の2つのキャンペーンをやっていることが分かった(【@】【A】)。後者のほうは、とても期間が短いということで、私はすぐさまサービスを利用しようと決めたのだ。ちなみに、これらで付与されるのは、使い道の限られる「期間限定ポイント」であるが、既に、定期的に通っている業◯スーパーにて消費するという方式を確立しており、1ポイント=1円としての換算が可能である。
――さて、これらのキャンペーンをフル活用すると、1500円で1700ポイントが貰えるというバグった状況になり、200円分の得をできる。錬金術である。最近の私は、こういう“やったもん勝ち”にやたらとこだわっており、今回も手を出さない理由は無いというものだ。
では、次の問題は、何を買うかという点である。厚切り(【日記:2023/9/10】)も言っている通り、「ポイントが付与されるから」、または「ポイントを消費できるから」といって、不要な物を購入してしまうのであれば、それは単なる浪費でしかない。
…そこで私が注目したのが、金券(商品券、割引券)である。その手の商品券の中でも、普段遣いのスーパーなどで無駄なく使いきれる割引券を買うのなら、それは現金を購入しているのと同じになる。往々にして、この手の券は、使い切れない人が売却をするのであって、販売価格は額面上の値段より下がるのが普通だ。そのため、きっちり消費できるなら、ここでも錬金術が可能となるのである。
――さて、今回の私は、「1500円以上の物を買うこと」が目的であった。というわけで、調べてみると、私が日常的に通っている某スーパー(※商品券の売買は好ましくないと思うので、具体名は伏せます)の、2000円分の割引券を、1850円で販売している出品者を見つけた。その商品券には、使用条件と有効期限があり、単純に2000円には換金できないのだが、それらの条件は、私ならば、間違いなく満たせると判断した。よって、ここでも150円の錬金を行えた。
さらに。楽天ラクマは、どういうことか分からないが、「全商品に使える5%OFFのクーポン」を配信しており、小数点以下を切り捨てて、92円の割引となった。よって、1758円で2000円の金券を買えており、ますますお得感が増えるに至った。
「金は平等で公平」って考えには、私も同意する |
では、これらのサービスによる収支を、まとめてみることにしよう。
ということで。信じられないことに、約2000円の錬金術が成立してしまった。
…まあ、もちろんこれは、楽天系列でお馴染みの、“サービス初利用時に付与されるポイント”を活用した例であり、1回きりということになる。ただまあ、普通に1割減程度の値段で商品券を買えるだけでも十分にお得であるうえ、厄介な期間限定ポイントを1桁単位で調整しつつ減らしていけるという点も大きい。また、今回のAの前半部は、「4ヶ月ぶり以降に購入をすれば、500ポイント」という内容であるため、そういうものが今後もあれば、お得感が増えるだろう。その他、今回は適用できなかったが、「お買い物マラソン」というサービスの対象内であるらしく、それを適用するパターンも有益なはずだ。
さて。これらの過程を見て、「すごい、お得!」と思うか、はたまた「めんどくさい、みみっちい」と考えるかは、恐らく、半々くらいであろうと思う。確かに、社会人は、日当にして、少なくとも、だいたい1万円くらいは貰うことができる。だから、今日も明日もずっと永遠に働き続けられる前提なら、数千円程度で、無闇やたらに一喜一憂をする必要は無いのかもしれない。
――ただ、私は、お金に関しては、こだわっていきたいと思っている。何故なら、お金には、人を幸せにする力があるからだ。きっと私にも、いつか本当にお金を使うべき時が来る。だからまだ、今はお金を浪費すべき時ではない。みみっちくても、少しずつお金を増やしていきたいと思う。
(2023年10月14日)
こんな美味しそうには作らない(作れない) |
私は、毎日の食事を用意するにあたって、若干の調理をするという料理派閥であるが、その中で主力として定着しているのが、親子丼である。
…まず、私は、普段の生活の中で肉が不足気味である(※下線部の内容は誤記ではありません)。減量だとか信仰として肉を避けているわけではなく、純粋に値段が高いということで、ほとんど肉を買わず、米・豆を中心とした食生活をしている。少し油断をすると、1日のうちで、肉製品がかつおぶしだけなんてこともザラだ。まるで修行僧のようであるが、まあ、この社会でまともに何十年も働いている本物の修行僧兄貴たちに比べれば、まだまだである。
――ただ、あまりにも肉を食べないというのも味気ないし、健康にも良くない。そして、一時期に比べて、卵の価格もずいぶん落ち着いてきた。そういうわけで、私は、親子丼の調理にチャレンジしてみた。そして、そこから2ヶ月ほどが経ち、日々のレギュラー料理として定着するに至ったのである。
さて、私の思う親子丼のメリットは、「冷凍庫で保存できる材料で」「まな板すら使わずに作れること」である。
…まず、親子丼の材料は、鶏肉・卵・玉ねぎである。最低限、この3つさえ入っていれば、親子丼を名乗ることができるだろう。このうち、鶏肉と玉ねぎについては、冷凍保存が可能である。そして、卵については、だいたい2週間くらいの賞味期限が記されているものの、比較的よく知られているように、あれは生で食べる場合の期限であり、熱する場合は、もう少し長もちするということが知られている。よって、材料は、どれも保存がしやすいと言える。
――次に、調理についてであるが、私の場合は、既にカット済みの冷凍玉ねぎを購入しており(自分で切って冷凍しても良いが、臭いがキツい…)、鶏肉も200gに分けた物を、ひとくちサイズにカットして、袋へ小分け冷凍をしてある。よって、それらの玉ねぎ・鶏肉を鍋に展開して、後述する煮汁を加えて熱すれば、それでほぼ終わりである。皮を剥いたり、まな板を使ったり、材料の仮置き場を作ったりといった手順が無く、調理器具は鍋だけで済むのだ。
やれ。“現在、料理派閥ではない”という皆さまも、全く料理をした経験が無いという人は少ないであろう。
…だが、料理をするとなると、必ず「買い物の手間」と「洗い物の手間」の、2つの問題が立ち塞がる。私も、かつてはこれらが億劫で、出来合いの弁当・冷凍食品・レトルト食品など、温めるだけで食べられる物ばかりで生活をしていた。しかし、結局のところ、2〜3日程度の間隔で買い物が必要となり、外食やコンビニに立ち寄ってしまう頻度も高いということで、財布にはあまり優しくなかった。
――が、今回の親子丼は、材料のまとめ買いが可能である。さらに、あらかじめ素材の準備をしておけば、調理器具もほとんど使用しなくて良い。そして何より、自分で作った場合の満足感というのは、自炊でしか味わえない。そういうわけで、まずは「親子丼」が、私の料理レパートリーに加わったのだ。
野菜と比べた場合の、動物性たんぱく質の濃厚さは、やっぱり凄いと思う |
では、私の親子丼のレシピを、やり込みプレイ日誌風に紹介してみることにしよう。
とまあ、こんな感じである。
…さて、この親子丼が、美味かというと、そこまででもない。ただ、私が目的とするところの、「調理の手間の削減」、そして「肉類の補給」は十分以上に達成できるため、それで良しとしている。あくまで、趣味や娯楽としてではなく、実用品としての料理であるからだ。
ちなみに、私の親子丼があまり美味ではない最大の理由は、米である。私は現在、業◯スーパーで購入した10kgで税込2500円程度の米を使っているのだが、率直に言って、美味しくない。それも、「マズい」寄りの「美味しくない」である。白く濁った米粒が多く含まれており、外見からして、明らかに艶が無い。食べてみても、ボソボソとした食感で、みずみずしさに欠ける。こんなものを、向こう3日間くらいの予定を考えてまとめ炊きしているため、美味しい訳がないのだ。やれ、会社の食堂や、私の実家で炊いた米を見てみると、そのツヤツヤ具合に、歓喜の息が漏れる。彼らも、決して高級米を買っているというわけではないだろう。安物は使っていないという、ただそれだけである。
…というわけで。私は確かに、「節約」を第一義にかかげているものの、酷い食生活を我慢してまでやるという感じではない。そして、米については、1000円と言わず、500円を足すだけでも、だいぶまともな状況に改善できるはずだ。そう思って、もう既に新しい米は買っているのだが、購入済みのものを無駄にしたくないというわけで、最後まで消費をしている次第である。ちなみに、最近では、その業◯スーパーの米が、税抜2500円に値上がりしていることを発見したため、ますます追加購入をする理由が無くなった。
――ちなみに。ここでは、◯務スーパーが悪いみたいな書き方をしているが、そんなことを言いたいわけではない。調味料や冷凍食品などは、イ◯ンよりも圧倒的に安いし、楽天カードを使えば1%OFFのポイントカードを所有しているのと同義なうえ、楽天ポイントのうち、厄介な「期間限定ポイント」を無駄なく消費できる店舗でもある。米については、もう買わないものの、今後も、私が定期的に通うスーパーの1つとして、活躍しつづけてくれるはずだ。
ちなみに、「米が美味しくない」ということの、もう一つの理由として、過度の買いだめをしていたということがある。
…やれ、私は、米を、「年単位での保存が効く食品である」と認識していたが、これは半分正解・半分間違いという感じであり、「精米をする前の米を、適切な環境に置いておけば、年単位で保存ができる」というのが正しいところである。よって、精米済みの白米を、適当にシンク下に突っ込んでおくだけだと、ガンガン劣化し、味が落ちていくのだ。
――というわけで。精米済みの米は、1〜2ヶ月程度で消費するのが、美味しく食べるコツ、ということのようだ。米は、定期的にセールが為される。よって、無理に備蓄を増やさず、「開封したときに次が無かったら買い足す」くらいのペースで、購入をしていくように心がけたい。まあ、年明けには、ふるさと納税での米40kgが届く(【日記:2023/10/1】)ため、いきなり計画が破綻してしまうのであるが…。
食べたいだけでなく、毎日作りたい料理になるかが重要 |
そんなわけで。私の生活におけるレギュラー料理として定着した「親子丼」であるが、メイン料理が1つというのはレパートリーが少なすぎであり、しかも基本的に3日連続で食べるということで、さすがに飽きてきたというものである。
…そのため。私は、次なる作品として、秋から冬に掛けて食べたくなる「お鍋」や、鶏肉と玉ねぎを活用する「鶏肉のマヨネーズ炒め」なんかを考慮中である。これらも、味が美味しくて食事のバリエーションが増えること自体は喜ばしいのだが、最終的に、私の生活に定着できるかは、値段と手間のバランスが取れているかが重要である。侮られがちであるが、家庭料理というのは、365日安定して提供可能という点が大切なのだ。
――ところで。私が、調理器具としての鍋を買ったのは、麺類を美味しく調理したいと思ったのが発端であり、別に料理派閥として本格的に歩みたいと考えていたからでは無かった。だが、安くて保存の効く食材を使い、値段や手間の面でバランスが良く、かつ美味しい食品を作る。そんな料理の魅力に、すっかり私は取り憑かれてしまった。やれ、「人の心を掴むには、まず胃袋から」とよく言われるが、まさか自分の胃袋をがっちりホールドしてしまうとは…。
(2023年10月14日)
うさんくせえ〜(3回目) |
本日…ではなく、昨日である9月30日に、私は「ふるさと納税」を行ってみたのである。
…さて、「ふるさと納税」について、私の理解は、「何もしないと現在居住地の市区町村の納めることになる住民税を、他の自治体へ送金することで、返礼品の特典を得られる(?)」というくらいであった。知り合いが、イクラやら辛子明太子やらといった、美味しい海産物を受け取っているのを見て、「ふるさと納税」というサービス自体は知っていた。だが、ずっと同じ職に就き続けるか確定しておらず、しかも、“自分の理解の及ぶ範囲内で生活を完結させたい”と強く思っていた私にとって、“ふるさと納税”のような手間の掛かる制度(?)は、しばらく思考の範囲外に消えていたのだ。
――しかしながら。ここ最近は、私の心境も少し変わって、この社会で、この国で、しっかり生きていこうと決意するに至った。そんな流れの中で、将来のための資産運用を考えたりしながら、私は「ふるさと納税」のことも、久しぶりに思い出すに至ったのだ。少し前から、悪い意味でであるが、ニュースにて、「ふるさと納税」関連の話題が挙がっていたということもある…。
ということで。私は、昨日である9月30日に、「ふるさと納税」について調べていたのだが、これはもう、完全にやったもん勝ちのサービスであると判断し、かつ、10月1日から弱体化されるらしいと聞いて、その夜のうちに、いっきに39000円を投資するに至ったのである。
…まず、かつて私が持っていた、「住民税を他の自治体に送金することで、返礼品を得られる」という認識は、まあ50点という程度である。まず、ふるさと納税には、手数料として2000円が掛かる(「払った額 -
2000円」しか、翌年の税控除が得られない)。こう見ると、全く得をしないように思えるかもしれないが、代わりに、返礼品の還元率は30%程度と莫大であり、例えば10000円の課金をすれば、3000円相当の返礼品を得られ、手数料の2000円を超える利益を得られる。ついでに、減免される税金は、住民税だけでなく所得税も入るらしいが、まあ、これは良いであろう。
――さて、その限度額は、当人の年収や家族構成などによって異なるらしいが、私の場合は、概ね40000円ほどを投資できるようだ。この場合、40000×30%で、12000円相当の返礼品を得られた後に、翌年の住民税&所得税から、38000円(※40000円ではない)の控除が行われる。つまり、合計で10000円の得をできているということになる。こんなもの、知っていれば、やらない理由が無いというものだ。
ちなみに。「10月1日からの、ふるさと納税の弱体化」についてであるが、どうも返礼品の競争が加速し、「税収を地方に回す」という制度本来の理念が揺らぎかねないことが聖府によって危惧され、「返礼品の金額基準を厳格化する」という処置が為されたということだ。つまり、我々の側からすると、単純に返礼品の還元率が下がるという、デメリットしか無い事態となる。ちなみに、ふるさと納税の課金額は、毎年1月1日にリセットされるので、あと3ヶ月待てば、何の混乱も生じなかったはずである。やれ、いつも思っているけど、日本聖府くん、君さあ…。
――まあ、確かに、過度な返礼品によって税収が増えず、最終的な増税に繋がってしまうようであれば、本末転倒と言わざるを得ないため、国の方針は分からないでもない。そして、多少メリットが減ったとは言え、「ふるさと納税」は、今後もお得なサービスで有り続ける。最終的に、増税に繋がったとしても、やった者だけが得をし、やらない奴が損をするのだ。ならば私は、得をするに入ろうと思う。
来年の納税は、ちゃんとお買い物マラソンを使います |
では、「ふるさと納税」をするに至って、まずはどうすれば良いのか。それは、まず、自分の課金限度額を知ることである。この限度を超えてしまうと、翌年の税控除が得られない…つまり、使った分だけ損をしてしまうため、この上限は、絶対に上回らないように注意しなければならない。
…なお、この限度額が、非常に細かい計算をしなければ1円単位では分からないというのは、「ふるさと納税」の最悪の手落ちであると思う。それでも、簡単なシミュレーションにより、私の限度額は、40000円強であるということが分かった。これを上回らないよう、余裕を持ちつつ、投資を行っていく。
次は、どの自治体に納税をするかという点である。これについては、選び方は十人十色であり、制度の名称通りの「自分の生まれ育った故郷に送金する」というほか、「返礼品の還元率で選ぶ」「推しの自治体や業界を応援する」「ふだん買わないような特別な食品をゲットする」など、様々な選び方が存在するだろう。どれを選んでも金額的には得をするため、この辺りは、一概には決めづらいというものだ。
――ちなみに。自治体によっては、注文をする際に、「その寄付額の用途」を選択できる場合が存在する。そういう場合は、必ず私は、「子育て」だとか「若者への支援」といった項目を選んでいた。子供が産まれなければ、国の将来は無い。そして、20前後くらいの若い人たちが、明日もその次も仕事に通い続けて、この国で前向きに生きていきたいと思えるような環境を作れなければ、大人として、何の責務も果たしたとは言えない。私は、そんな社会を作りたいと考え続けてきた。だから、遠い町であったとしても、私のお金は、そういう未来のために使ってもらいたいと思うのである。
さて。私の場合は、「返礼品を、ふだん自分が使っている安価な商品に置き換えた場合に、還元率が最も高くなる」という基準で、寄付をする自治体を選んでいくことにした。
…やれ、私は馬鹿舌であって、高価な肉とか魚とかを与えられても、ほとんど区別ができない。しかも、独居男であるうえ、あまり料理をせず(まあ、独身男性の中では、まだ料理をするほうであると思うが…)、そして重要なこととして、冷凍庫のキャパシティーが小さい。だから、生鮮食品系は、貰ったとしても、文字通り腐らせてしまうことだろう。だから私は、常温保存が可能で、かつ、普段の生活の中で使うような物を選んでいくことにした。そのうえで、自分が買っている安価な市販品に置き換えた場合に、最も金額が高くなるという基準で、その価値を判断していった。
――そのような流れで選んでいった結果、私は、「12000円で米20kg」と「5000円でラーメン15食」を提供してくれる自治体を選択することにしたのである。米10kgは、私が買っている安価な市販品に置き換えて2500円程度、つまり20kgで5000円であり、12000円に対して還元率は41.7%である。また、ラーメンは、本格的な生麺タイプであり、私の生活に置き換えてみても、最低1食100円という未満の評価は下せないだろう。つまり、こちらは5000円に対して1500円で、還元率は30%となる。
これらを組み合わせ、40000円強の限度額をオーバーしないよう。合計39000円の寄付を行った。私の生活感覚における換算金額は14500円であり、手数料の2000円を差し引いたとしても、12500円の利益を出せる。そして、10月・11月・12月は、毎月、美味しいラーメンが15食ずつ届くし、年明けには米が40kgも到着する。そういうふうに、生活のバリエーションが増加するのも、嬉しいというものだ。もっと課金させろ…(唸り声)。
我が古里:三重県津市には、井村屋のほか、おやつカンパニー(ベビースターラーメン)もありますよ… |
ちなみに。注文の方法であるが、私は、「楽天ふるさと納税」を使っていった。これを使えば、各自治体への納税を、「商品」という形で購入可能である。しかも、楽天系のショップということで、「100円=1楽天ポイント」以上の特典が、謎に付いてくる。私の場合、どうも3.5倍のポイント還元ということで、なんだかよく分からないが、納税額に対し、1170ポイントもの利益が帰ってきた。これだけで、ふるさと納税の手数料である2000円の半分近くをカバーできている。
…やれ、楽天ポイントは、通常ポイントについては「楽天ポイント運用」に投資(【日記:2023/9/17】)し、期間限定ポイントについても、近所のスーパーで使用できる。私にとって、「楽天ポイント」は、完全に現金と等価として消費可能なのである。これもまた、ふるさと納税のお得感を上げている。
というわけで。「ふるさと納税」については、なかなかの取り組みづらさは存在するものの、基本的には、やったもん勝ちのサービスである。やった奴だけが得をし、やらない人は損をする。そんな不平等な制度なのだが、それを聖府が後押ししているのだから、仕方ないというものだ。
…やれ、もう、“何も考えず、ゆうちょ銀行に3桁万円・4桁万円を積み上げていく”という方針では駄目だ。何より、少し前までの私自身がそうだったからこそ、変えなければならないと思っている。しっかりと、自分の頭で考えて、この時代を生きていかねば。
(2023年10月14日)
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