管理人の日記ログ

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2007年3月1日 - 卒業

 今日はいよいよ卒業式。謎の市民団体が「君が代斉唱はあなたの任意で!」という妨害チラシを配っていたが、壮大に無視して式は執り行われた。あまりに首尾良く進んだので、なんだか練習みたいだった。この前の試験もそんな感じだったし、実際こういうものなんだな。
 そして、最後に俺に対して多くの祝電メッセージが届いた・・・というより、俺からみんなに頼んで卒業アルバムに書いてもらった。今日はそれを紹介しよう。青がボーイズ、赤がレディースで。黄色は特殊で。

 「ビックになってくれ!!!」 大規模な男目指して頑張ります。
 「宇宙を支配しろ!」 星の支配者を目指します。
 「ヤズマットを1時間で倒してみせろ!!」 マサムネ連撃で頑張ります。
 「ポップでハッピー胸キュンスマイル」 ニヤニヤとやっていきます。
 「Keep your spirits high」 I want to enter "the" university in the future.
 「僕はFF派でもドラクエ派でもありません。絶対東大行ってな」 俺はFF派です東大頑張ります。
 「絶対東大行ってな!!」 行きます来年。
 「ずっと元気でいてね」 鼻炎薬片手に生きていきます。
 「つるくんはイイやつだよ。本当にそう思うよ〜」 あなたもいい人です。
 「夢」 いつも描いています。
 「ギャグも試験もすべらない男になれ!!!!」 ゲームにも滑らないようにしたいです。
 「ノーベル賞とって!!」 合格したら下さい。
 「今の時代は角頭の歩だ!!」 やめてください。
 「京大 + 東 = 最強」 東大頑張ってください。
 「T○大学」 理科一類です。
 「東大でもポジティブに授業に頑張って」 予備校でもですね。
 「東大でも積極的に授業に参加してください!!」 予備校でもですね。
 「つる君はいつもおもしろくて短い間だけど楽しかったよ」 こちらこそ3の7は最高に楽しかったです。
 「これからも元気でいてな」 塾でも元気にやっていきます。
 「この先いい事あるさ(笑)」 そう思いたいです(笑)。
 「いっぱい笑わせてくれてありがと☆有名になってなぁ!!」 有名人を目指します。
 「これからもそんなテンションで生きて下さい(笑)」 人混みに流されて変わらないよう注意します。
 「同窓会であっと言わせる活躍を!!」 アッ-!
 「いつか会っても変わらないでね♪あと彼女をgetしてな〜」 来年は彼女と一緒に東大受けに行きます。
 「3年間楽しかったぁ☆Bigな人になってなっ!!」 全員に褒められる人は無理だけど、一部の人から讃えられる人になりたいです。
 「つるはつるでおってな」 どんな苦難がこの先あってもみなさんと過ごした日々は忘れません。
 「東大で恋をしよう!」 予備校で恋をします。
 「首相になってね」 文転が必要です。
 「今のままでいてね♪」 これからも楽しく苦難を乗り越えて行きます。
 「あなたのキャラはどこに行ってもNo.1だよ!!」 俺達はナンバーワンです。
 「あきらめるって言葉をこの世で一番嫌いな言葉にしていけ!!」 これまでもそうだし、これからもそうありたいと願います。
 「並々のご活躍を期待している」 こちらもあなた様のご活躍を期待している。
 「四月からちょっと尊敬してました。がんばってね」 俺と一緒に東大来ませんか。
 「世間をあっ!!と言わす活躍してな。またどこかで会おう!! + 何か賞とったらサインちょうだい」 アッ-!
 「天晴 クラスの前向き大使」 BE POSITIVEで行きます。
 「また東大に遊びに行かせて。応援してマス!!」 未来の息子・娘は是非とも俺の行けなかった大学へ行かせてください。
 「つるちゃん東大でも個性をつらぬいてね」 東大キャラ目指してこの一年頑張ります。
 「中学の時から一緒やけど君のことはつかめない!君らしくがんばって」 これまでと同じように苦難を乗り越えて行きます。
 「日本を変えてください」 世界を変えます。
 「つる君へ つる君とは中学はあんまり話さなかったけど、高校ではけっこう話せたね!
  つる君はすごい人だから世界を変えてください(笑)」
 身の回りの世界を一変させる男になりたいです。
 「ふふふ」 ドラえもんです。
 「これからもその個性を活かしつづけてください」 親しめるキャラになれるよう頑張ります。
 「ある意味有名になるよ。たぶん」 俺もきっとそうだと思います。

 ・・・"彼女"からは何も書いては貰えなかったけれども、こんなにも多くの人に応援して貰って、俺はたいそうな幸せ者です。
 みなさん、今まで本当にありがとう。みなさんのことはこれからも一生忘れられない、俺の心の支えです。それでは。


 さようなら。


 ・・・。


 またね!





 みなさんのご活躍を期待している。

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2007年3月2日 - 月

 今日から一日中家。正直、暇である。前期試験は終わったが受験全体が終わったわけではなく、約10日後に後期試験が控えている。俺は合格にまあまあの自信を持っているが、不合格の可能性も同じくらいあると考えている。後期に全力を尽くすべきだ・・・しかし俺の心の半分がそれを邪魔するのだ。まあ全力で今から勉強しなくても、実力が落ちないようにするだけで良いのだから、楽と言えば楽だな。これからも楽しんで行こう。

 先日、昼飯無しで夕方まで遊び疲れ果てて家に帰還した俺の目の前で、嫌な報道番組がやっていた。今、「熟年離婚」が増えているという。今離婚すると、この「今離婚すると」という表現が既に嫌だが、なんか年金が夫と妻で等分にされるらしい。今まで夫婦をつなぎ止めていた年金の紐帯が切れることにより、次々と不満を抱えてきた妻の熟年離婚を導いているということだ。嫌だ。理屈では説明出来ないが、何か嫌だ。俺は一人で生きていく自信が無い。今でさえそうなのだから、年を取っておじいさんになってしまった後ならなおさらだ。前は、暇になったら好きなゲームだけやって生活していけば良いと思っていた。でも違うんだな。大好きだった高校三年の同級生達との別れで初めて気づいた。他の人はどうか分からないけど、少なくとも俺は、誰かが支えてくれないと生きていけない、と。
 さて、その五時台の報道番組ではその「熟年離婚」のいくつかの例が挙げられていて、その中の一人は離婚を決意した理由をこう語っていた。

 「月に一回は旅行したいと言ったら、家に居るのと同じ事だと言って断られた。
  たまにする楽しいことも許してくれないこんな夫とはもう限界だ」



 「月に一回は旅行」・・・?



 諦めてくれよ。

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2007年3月3日 - 礼

 非常に暇である。勉強に全力で打ち込むでも無い、全てから解放され趣味に没頭するでもない・・・。友人達に会いたい。今ごろになって、高校三年生の時はあれほど充実していたのだと気づかされた。こんな気持ちでいくら有名な大学に行ってもどうにもならない気がする。もう一度でいいから皆に会いたいと思ってしまうのである。
 そういうことを考えると、去年話題となった「未履修問題」の「被害」を受けた生徒をうらやましくさえも思う。この暇で仕方ない時間に、学校へ行って友人と語り合えるのだから。

 さて、先月はほとんど更新しなかったが、勉強ばかりしていたかというと、そうでも無い。もちろんゲームもしていた。今思うとなんと健全だったことか。家では勉強に打ち込み、僅かの休憩時間をゲームで楽しく過ごし、学校では友人と語り合い、"彼女"が来る日を心待ちにし・・・いけない。もう過去の事を現在と比べることは止めよう。というわけで、1月〜2月に遊んだゲームである。

・エースコンバットゼロ

 去年は発売日にクリアし「糞」という評価をした作品であるが、エースコンバット5が行方不明になっていたので、この作品を久しぶりに遊んでみた。結果・・・まあまあ楽しめた。敵エース戦もまあまあ熱いね。一番好きなミッションは10「MAYHEM」。このミッションの音楽が好き。18「ZERO」もまあ好きだな。で、全ミッションSで埋めるつもりだったが、隠し機体のモルガンを出した途端やる気が無くなって止めてしまった。そんなもんか。何か目標が無くなると、熱中度というのは急に下がってしまうものなのだなあ。まるで今の俺のようだ。
 ちなみにエースコンバットシリーズを何かやりたいのなら、ゼロもまあまあだが、とりあえず5がお勧め。凄い大作なので是非とも一度どうぞ。

・メタルギアソリッド3 サブシスタンス

 久しぶりにやってみるか、と言うことでメタルギア。せっかくだからオンラインもほとんど遊ばなかった完全版を。通常版を買ったんなら、完全版なんて、特に発売日なんかに買うもんじゃないね。再びやりたくなった時に買うのがいい。その方が安いし。
 さてこの作品であるが、恐ろしいほど作り込まれた作品。特に完全版の新要素の3Dカメラが良い。美しいグラフィックを思う存分堪能することが出来る。PS2でもここまで作れるのか、と実感させられる作品。糞サバイバルビュアーを除けば、全ての点で完成された、メタルギアシリーズどころか全ゲームの中でも指折りの傑作。
 今回は久しぶりにやるということで、イベントも飛ばさずに見たのだが、最も印象に残った場面はザ・ボスの話ではなく、エンディング前半での「俺達、頑張った。エヴァ、ありがとう」だった。スネークが誰かに礼を言ったのはここぐらいだ。「ありがとう」か・・・。俺が"彼女"に関して思い出す台詞もこれである。・・・って、どうやら俺は何をしてもすぐ"彼女"やクラスの人の事を思い出してしまうようだ。相当駄目になってしまったみたいだな、俺。
 それはそうとメタルギアソリッド3、なかなか楽しめる作品なのでお勧め。中古も安いし、手頃に楽しめる傑作。

・クラッシュバンディクー2

 2月20日くらい、受験の直前になって軽く息抜きできるゲームを・・・ということで選択。俺が小学校の時に大好きだったゲームだから、もう10年近く前の作品である。古くささですぐに止めてしまうかと思っていたが・・・そんな事は無かった。これはPS初期の大傑作である。シンプル、かつ奥深く出来ていて、今でも全く変わらない魅力を持つ作品。いわば、PSにおける「マリオ」的存在のゲームであったわけである。PS2になってからは、発売元も何故かコナミに変わり、見る影も無いほど糞となってしまい、PSの定番タイトルとしての道は潰えてしまった。全く、悲しいことだ。
 というわけでこの作品、面白さは昔と全く変わっていない。今更だが、お勧めの作品。3も面白かったよ。

 ふーむ、俺が過去に出会ったゲームはなんと魅力的だったことか。といっても、過去に縛られ続けるわけにもいかない。これからも、今までのように良い出会いをしたい。もちろん、それはゲームおいてだけでなく、ね。

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2007年3月4日 - 腐臭

 今日はPS2の7歳の誕生日である。全盛期に比べ多少衰えた感があるが、まだまだ現役。PS2の登場により、ゲームはどれだけ進化したことか。グラフィックが進化したのはもちろん、ゲーム性や奥深さも大きく進化した。さて、その後継であるPS3は果たして、その流れを汲むことが出来るのか・・・?問題は山積みであるが、俺はそれこそを期待している。いや、そうでないなら期待には値しないではないか。
 しかし悲しいことは、何ともまあ「噂」という形を使ったPS3に対する捏造情報が世を覆っている事だ。「電気代が凄い」「熱暴走」「PS2のゲームをすると画質が汚くなる」・・・興味を持ち、自分で調べだした「中級者」が容易にこういう情報に引っかけられてしまう。やれ、テレビの「あるある」捏造問題でも「所詮娯楽のテレビに騙されるほうが悪い。視聴者は賢くならなければならない」という言説がある。後半は同意だが前半は許せん。騙す方が悪いに決まっている。




「かけられた」

最初の印象はそうだった

三月になって初めての外出、ということで服も春仕様に替えたのだが

その黒い服には、点々と白い跡が残っていた

指を沿わすと、ぬめりとした嫌な感触

正直、腹が立った

しかし、どうしようも無い


家に帰った

親には、とても正直に言うつもりにはなれなかった

「ちょっと、カルピスをこぼしちゃって」

しかし、ばれてしまった


「どう見ても鳥のフン」


ありがとうございました

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2007年3月5日 - 席

 クラッシュバンディクー2が非常に面白かったので、同1と3を買ってきた。友人宅等でやったことのある作品であったが、今回是非とも再プレイしたい・・・ということで買ってきた。それが先日の外出である。で、ちょっとだけプレイした感想。このシリーズ、回を追うごとに確実に進化してるね。どれも手軽に楽しめる傑作であるが、クラッシュ2では人気シリーズとして全体が、クラッシュ3ではボリュームとゲーム性が、それぞれ大きく進化している。初代のクラッシュ1は・・・今やるとかなり苦しい。アナログ無しで指を痛め、更に視点の悪さで酔う。・・・まあ、本当にPS初期の作品なのだから、多くを望むのは苦であろう。それよりも、2Dアクションの次にこの作品が出たことを評価するべきである。「ヨッシーアイランド」と1年しか違わないんだぜ。

 席は重要である。やれ、学校は単に学びを身につける場所ではなく、他者とのつき合い方を学ぶ社会勉強の場所であるという。その考えから言えば、席の近い人とは隣人のようなもの。良い隣人と出会うことが、俺自身の進歩に繋がる。去年も、クラスで良い女の子と隣になったことで、様々な事を学ぶ事が出来た。そして今回の「隣の席の人」は、先月T大を受けてきたときの教室で出会った人の事だ。文学部二号館三大教室、机が配置の段階から傾いていて、鉛筆を置くと手前にゴロゴロと転がってくる、非常にイライラさせられる教室だ。机が狭くて解答用紙を縦に置けないし、トイレは少ないし、ホコリ浮いてたし、「貼り紙禁止」という貼り紙が貼ってあったし、建物はやたらとボロいし、本当に大丈夫なのか、あの学校。
 まあそれは置いておいて、その入学試験の最後の時間、英語の時間。今まで東大模試は何度か受けてきたが、模試と違って、実戦では理科だけでなく英語も、用紙の「英語」と書かれている部分をはさみで切り取らなければならなかった。どうせ大半の受験生は英語を選択するだろうに・・・。そして試験前には「切り取るのは試験後でも構いません」と言いながら、試験後には「まだ切り取っていない人は訂正を認めますので手を挙げてください」と、既に切り取っているのが当然であるような問い方をする不手際があり、それに焦った俺は、なんと受験番号を確認するのを怠ってしまった。そして提出寸前になって受験番号を間違えてしまっていることに気づいた。だが、それは既に解答用紙を集め始めている時。消しゴムで消している暇など無く、「842」と書き間違えた部分を、一カ所は二重線で消して「482」に書き換えたが、他の受験番号を書いた部分も間違っている可能性がある。これはもう駄目だ・・・。そう思ったとき、隣の席の人が声をかけてくれた。
 「前の先生に言えば直して貰えると思うよ」
 言われた通り、俺は前の先生に声をかけた。すると向こうで対応してくれるという。助かった・・・。これを確認しなければ、気が気でないところであった。俺は安堵の息をもらし、おっと忘れてはいけない、隣の席の人に声をかけた。
 「ありがとうございます」
 その人は「理科一類」と書かれた受験番号のシールを二枚持っていたことから、浪人生であったと考えられる。そして回収時にちらりと見えた解答用紙からは、どうやら俺の方がやや出来が上であったことが分かったが、是非ともあの人とはまたあの大学で会いたいところである。
 しかし彼には彼女がいた。

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2007年3月6日 - 電波

 今日あたりからそろそろ国公立大学前期日程の合格発表がされている。俺の大学は理系にもにっくき国語を課しているので、発表はかなり遅く、今月10日となる。正直、T大に合格出来たかどうかは自分にも分からない。五分五分と言ったところか・・・。しかし感触は悪くなかった。まあ、もしそのT大に落ちていた場合は、12日に大阪へ"さか大"を受けに行く。"さか大"の問題は後期とはいえ、T大のに比べると非常に楽。唯一物理のみが非常に難しいが、その物理がたとえ0点であろうとも合格出来る自信がある。やはり難関といわれる大学でも、T大とK大だけは別格だったのだなあ。
 そんなわけで、勉強に本腰が入らない。そこそこのペースでやってはいるのだが・・・。そこで気合いを入れるために写真立てを買ってきて、クラスの人々との記念写真を机に飾ることにした。苦しんでいるのは俺だけじゃない。みんなそれぞれの難関大学を目指して、頑張っているんだ。やる気が無くなったときはその写真を見て「○○君は格好いいなー」とか「○○ちゃんは可愛いなー」とか「アッ-!」とか言いながら、勉強を続けている。よーし、今日も頑張るぞ。

 先月東京に行ったときのことだ。・・・最近「先日」だの「先月」だのという書き出しがやたらと多いが、許して欲しい。家でゴロゴロしているしかすることが無いのだ。本当に暇だ。今ごろになって、「金持ちは退屈に悩まされている」の意味が分かったよ。部活にでも入っておけば良かった。心から信頼できる友人が欲しかったなあ。どんな面白いゲームでも、かけがえのない友人の穴は埋めようが無い。あと一ヶ月以上も一人か・・・。
 おっと脱線しすぎた。先月東京に行ったときのことである。俺は兄と一緒に東京へ行き、もちろん俺だけが試験を受けに大学へ行ったのだが、兄も東京にて用事があったらしく、試験後は駅で合流することになっていた。そして試験後、まずは友人に「東京大学で化学テロ発生」という趣旨のメールを送った後、兄にメールで連絡を入れようとした。しかし突然回線の都合が悪くなり、携帯電話が不通となってしまった。そこは地下鉄の電車の中。ふむ、そうだな。地下鉄内で携帯電話が使えないのは当たり前だな。うん。しかし、しばらくするとまた回線が回復した。まだ地下鉄内なのだが・・・?と思うと、そこは駅。なるほど。地下鉄であっても、駅はアンテナが刺さっていて、電波が行き届いているのだな。多くの人が集まる都心の地下鉄。当たり前と言えば当たり前であるが、田舎暮らしの長い俺には新鮮であった。この発見を、早速俺は兄にこう伝えた。

 「地下鉄でも、駅は電波が強いみたいだね」

 すると二つ先の駅で兄からの返事を受け取った。

 「うむ。電波ゆんゆん♪」

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2007年3月7日 - 理由

 今日の夕刊に「三重大で出題ミス」という記事が小さく載っていた。その記事によるとこうだ。
 ○「塩化ナトリウムと塩化カリウムの混合物を水に溶かした25mlの水溶液A」 本来このようにすべき文章を
 ×「塩化ナトリウムと塩化カリウムの混合物を25mlの水に溶かした水溶液A」 と書いてしまったという。
 なに、書く順番が違うだけではないか・・・なんて事では済まない。大学側は「条件設定の読みとり方が二通り考えられる」からこの出題は誤りだと説明しているが、何てことは無い。100%誤りである。本来このような問題では「混合物を溶かして25mlとした水溶液」と記述しなければならない。体積と質量は互いに直接は関係していないので、"二通り考えられる"文章では別に水溶液は50mlでも100mlでも1lでも良いことになってしまう。そうなると問題は滅茶苦茶だ。粉の体積は小さいから無視できる・・・というわけでもない。俺が前やった問題では100gの水に2.1kgの粉末が溶けたことがある。水溶液の調製法については全統マーク模試でも出題されたことがある。これは、学べば学ぶほど点が低くなる、最悪の出題ミスである。
 三重大側は今回は全員に点を与えることで何とか繕いたいようだが、出題ミスは犯罪である。出題者の即刻更迭を要求する。こんな問題で合否を決められる同志が可哀想でならない。
 ・・・もっとも、高校生には絶対に解けない入学試験問題を出した今年のT大の化学の問題担当者も、ある意味同罪だとは思うがねえ・・・。

 さて、「エースコンバットゼロ」というゲームがある。このゲーム、それまで続いてきたナンバリングシリーズと違い、前作「エースコンバット5」から直接話が繋がっているとされる作品である。「5」が傑作だったので、「ゼロ」では「5」のさまざまな謎を解き明かしてくれるのか、と期待していたが・・・ぶっちゃけ、あまり関係のない独立した話であった。で、その話も一応まとまってはいるが、概要を述べると、核爆発を見て世界の終わりを見た人物が、国家によって支配される世界を滅ぼすため核攻撃を仕掛けようとする・・・そして戦いが終わると、何故か格好いいことを言って去っていく、というよく分からない話である。やっぱりよく分からないので、俺に置き換えて書いてみるとこうなる。


 *Student1 (ORE)
 <<これで受験も終わる>>
 <<俺、実はクラスに好きな人がいるんすよ>>
 
<<受かったら告白しようと>>
 
<<台詞も決めてあったりして>>

 *SENSEI
 <<警告!後期日程急速接近中!>>
 <<ブレイク!ブレイク!>>


 <<ああああああ!>>

 *University2 (SAKADAI)
 <<受ける理由は見つかったか>>
 <<現役>>



 <<駄目だ、前期日程の不合格を確認!受験生、作戦続行!受験せよ>>

 <<落ちてきたか>>
 <<不死身の受験生ってのは、戦場に長く居た奴の過信だ>>
 <<お前の事だよ、現役>>
 <<ここから格差が見えるか。受験は俺達に何をくれた>>
 <<全てをやり直す。そのための『後期日程』だ>>
 <<現役、これは終局じゃない。ここから全てが始まる。分かるな>>
 <<受験に慈悲はない。受かる者と落ちる者がいる。それが全てだ>>
 <<奮い立つか?ならば、俺に受かってみせろ>>


 <<くそっ!後期日程の開始を確認!>>

 <<惜しかったなぁ、現役>>
 <<歪んだ点数は一度リセットするべきだ>>
 <<この試験で全てを『ゼロ』に戻し、来年に未来を託そう>>


 <<こちら津高校!聞け、受験生!>>
 <<敵試験の解析が完了した。コード名は『後期試験』>>
 <<この試験は悪問防御システムで護られている>>
 <<唯一の弱点は点が取れる簡単な問題だ>>
 <<簡単な問題を確実に解き、合格点を奪取せよ>>
 <<今そこで合格出来るのは君だけだ>>
 <<教室の『変人』!幸運を祈る!>>

 <<俺とお前は鏡のようなもんだ>>
 <<指摘されて初めて、出題ミスに気づく>>
 <<似てはいるが、正反対だな>>


 <<受験生、奴の問題、出題ミスは解くな!>>

 <<もう一度、正面からだ>>
 <<ここで全てが決まる>>
 <<お互い、腕は衰えていないな>>
 <<解け、臆病者!>>

 <<解け!>>



 <<受験生、入試完了だ>>
 <<さあ、帰ろう。俺達の家へ>>
 <<お前の帰りを待ってる奴らがいる>>



 *Narration1 (DAREKA)
 『教室の変人』 通称、現役生
 津高校3年7組、『受験生』2番機
 そう、現役生であり、浪人生であった男


  俺は受かるはずだった
  でも受かれなかった
  痛む体を引きずってたどり着いた場所は、あの学校の教室だったんだ
  何も無い光景
  それがなんだか、悲しくてしょうがなかった
  でも、そこで強く生きる人々がいた
  俺は彼らに助けられたんだ
  世界に受験なんて必要ないのかもしれない
  でも、無くすだけで変わるんだろうか
  受験を変えるのは、人を信じる力なんだろうな
  信じ合えば、不合格は生まれない
  でも、それが出来ないのも人だ

  俺はまだ予備校にいる。名古屋駅の近くだ
  確かめたいんだ。浪人の意味を。そしてそこで生きる人々の意志を
  ここに答えなど無いのかもしれない。でも探したいんだ
  そう、今はそう思う。それでいいと思う

  この映像は、あの子も見るのか?
  会ったら伝えてくれ

  よう、相棒。まだ覚えてるか?
  ありがとう、戦友
  またな


 『教室の変人』
 受験戦争を駆け抜け、ネタと現実の狭間で生きた戦士
 『彼』はたった数ヶ月の間だけここに存在していた
 その後の消息は不明
 ついにその人間性までは迫ることが出来なかった
 ただ、『彼』の話をするとき、皆少し、にやけた顔をしていた
 それが、答えなのかもしれない

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2007年3月8日 - で?

 今日は1時から3時頃まで停電だった。電気工事か何かか・・・どちらにせよ、机の蛍光灯がつかなったので勉強も断念。蛍の光、窓の雪とは言うが、俺には蛍光灯が無いと勉強は無理だ。今気づいたけど、「けいこうとう」って変換するとこんな漢字になるのね。
 で、パソコンもPS2もつかないので暇つぶしにゲオへ。Wiiの新品が売っていたがスルーし、PSPの無線LANスポットに行き、WMAとFLASHを解禁する。その後は適当に立ち読みして時間稼ぎをし、「ヨッシーアイランドDS」を4080円で購入して帰宅。激しくホコリをかぶっていた二画面であったが、久しぶりに起動させる。こんな生活を見たら、人は俺のことを大学に受かった生徒だと思うだろう。そうだといいのだが・・・。

 で、その「ヨッシーアイランドDS」。2時間ほどやってみました。





 ・・・・・・。



 
思い通り!

 劣化続編・・・僕は知っていた!



 初期印象を言うと非常に微妙。糞と言ってもいいかもしれない。まず気持ち悪い。いや、冗談じゃなくてマジで。二画面同時アクションは酔う。車酔いと一緒。一画面で十分なんていう俺は時代遅れなんだろうなあ。まあ、これは好みの問題だから仕方あるまい。それを除いても問題は山積み。ハード性能が上がってる癖に迫力が下がった表現やら、ターン卵投げがうまくいかないことに代表される操作感の劣化やら、あまりに迫力がなさすぎる音楽やら、一体なんなんだこのゲームは?前作「ヨッシーアイランド」は"スーパーマリオブラザーズ5"であった(日本では何故かそう名乗らなかった)が、その続編を名乗る今作の出来は最悪だ。こんなものがマリオの正当続編を名乗ることが出来るのか・・・。
 やはり過去の俺は正しかった。今の任天堂は過去の名作を食いつぶしながら商売をする"劣化企業"であり、出される作品は外見だけを真似た"劣化続編"である。素人が外見だけ真似ても、面白さは天と地ほど違うんだよ。少しでも期待してしまった俺が馬鹿だった。・・・まあ、まだ2時間しかやってないし、これからやり続ければ名作の続編を名乗るだけの面白みが現れてくるのかもな。・・・ですよね、天下の任天堂"様"?
 ま確かに、今流行りの二画面を利用して、とりあえず見た目可愛いグラフィックにして、過去の名作の続編を名乗らせておけば売れますよね。それでいいかもしれませんね。





          /ニYニヽ
         /(●)(●)ヽ
        /::::⌒`´⌒::::\   で?って言う。
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2007年3月9日 - 判決

 さらに4時間ほどプレイし、「ヨッシーアイランドDS」クリア。結論を言うと、これは非常に出来の悪い作品。クソゲーと言っても差し支えない。「絶対領域("絶対領域"とは長い靴下とスカートの間に見える"ふともも"のことを一般に言うが俺の意味するところは二画面の間の見えない範囲)から攻撃を仕掛けてくる敵」「絶対領域に隠れるアイテム」「ダッシュターン卵投げ廃止」「一発目頂点踏ん張りジャンプ廃止」「ダッシュボタン=舌ボタン」「糞効果音」「酔い」「悪カメラ動作」「アイテム廃止」「5-7とかの運要素」「劣化表現」とか細かい事をくだくだと述べる必要はなかろう。単純に出来が悪い。前作「ヨッシーアイランド」とは比べるまでも無い。クソゲーである。いくつか初代「ヨッシーアイランド」にわざと似せたステージがあったが、何て事はない。今作の出来の悪さが明らかになっただけだ。ラスボスは笑ったけどね、劣化しすぎてて。
 そりゃあ、俺だって楽しむために買ったに決まってる。でも嘘は付けない。これは本当につまらんよ。作品単体で評価するならば、あの「Newスーパーマリオブラザーズ」よりもこれは明らかに出来が悪い。まだあっちのほうが良くできていて、遊びがいがある。まあ、どっちも大概酷いが。
 特に糞な要素を挙げて語るとすれば・・・音楽かな。あまりにも糞。18年と半年の人生で15年くらいはゲームで遊んできたけど、こんなに酷いゲーム音楽は初めて。迫力の全く無い、素人がMIDIで作ったような音楽。いや、そんなこと言ったらMIDIに失礼だ。アクションゲームに全く相応しくない、場違い過ぎる音楽。城の音楽とか失笑もの。敵の本拠地の城に忍び込んでるんだぞ。コンビニにery本買いに行ってるんじゃねえんだぞ。
 「ヨッシーアイランドDS」・・・とにかく駄目。出来が悪すぎる。マリオシリーズは色々やってきたが、文句なしで最低ランクの滅茶苦茶な作品。クソゲーをあえてやりたい人以外には全くお勧めできません。

 さて、明日はいよいよ審判の日、T大の合格発表である。これまで散々合否をネタとして笑い飛ばしてきたが、いよいよ明日、本当に合格発表が来てしまうのである。「合格発表の中に〜 隠れて〜不合格がいっぱい〜」とかつて歌ったように、合格発表とは"不"合格発表でもあるわけだ。理科一類の合格者番号のちょうど真ん中あたりに、受験の日に叫んだあの番号があれば良いのである。俺は当然東京まで見に行くわけにも行かないので、家で発表サイトの更新待ちであるが、パソコンで見るとして、画面に映るのは無機質なたったの数十ドット。かつてたった五文字の言葉で諦めを決意したように、アルファベットと五桁の数字のたった六文字で、俺の運命が決まってしまうのである。正直受かったかどうかは・・・分からない。五分なのだ。5%では無く、五分五分なのだ。だが受かっていて欲しいではないか。友人に「こりゃ絶対振られるwww振られザマを見ててくれwwwオホwww」などと喋っているときでさえも、実は振られないのではないか、と考えてしまう俺なのだ。
 過去の俺が最善を尽くしたであろう事を願い、合格している事を祈ろう。





          /ニYニヽ
         /( 0)(0 )ヽ
        /::::⌒`´⌒::::\   で?って言う。
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2007年3月10日 - 確認

 前日は昼寝もしなかったが、何故か夜遅くまで眠れなかった。モンハンPをやってドスランポスを刈ったり、ヨッシーDSをやってやはり頂点踏ん張りが廃止されてることに気づいたり("頂点踏ん張り"とは俺の命名。一発目のジャンプでタイミングよく踏ん張ると普通のジャンプでは登れない、微妙な高さの足場に乗ることが出来る。初代ヨッシーの1-1の洞窟出口で等で確認。ヨッシーDSの1-1の最初のメッセージボックスで出来ないことを確認)して、最後に時計を確認したのは午前3時くらいだったか。まあ、丁度良い。早く起きても合格発表まで緊張する時間が長くなるだけだ。
 10時過ぎくらいには起きようかなあ、と思っていたが、実際起きたのは驚異の12時半。久しぶりだなあ、こんな時間に起きたの。まあ良い。適当に待つ。2時にはT大生有志が作る、まあなんだ、T大半公式サイトみたいなサイトで合格者番号が発表されるはず。モンハンPをやりながら待つ・・・ドスランポスの2体目が出ない・・・。ふむ・・・。
 1時半過ぎに再びパソコンをチェックしてみる。何だ、もう乗ってるじゃん。迷い無く「理科一類」の部分をクリックし、合格者番号の真ん中辺りをチェックしてみる。PDFか・・・見づらい・・・。








 ・・・・・・。







 何だ、あるじゃん。俺の受験番号。



 ってことで、四月から東京の大学生になる俺を、今後ともよろしくお願いします。
 そして俺を合格まで導いてくれたみなさん、本当にありがとう。でもそろそろ、俺が恩返しをする番ですよ。





 表のあれは祝砲ってことで。
 なに、「合格でも不合格でも対応出来るよう、前もって準備してただろ」だって?
 当たり前だろwwwwwwwwwwwwwwww

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2007年3月11日 - 脂肪

 580円も払った"電子郵便"レタックスが10日の5時15分になってやっと届きました。実に合格発表から4時間以上。親との同意により、以後このシステムを「レタックソ」と呼ぶ事にしました。来年から900円に値上げするらしいし・・・何の利点があるんかね、これ。名前の格好良さくらいか?

 それはそうと合格したので、PS3を購入してきた。親からの支援金五万円を小遣いに加え、更に自転車では危険が伴うので、親に車を出して貰って隣町のゲオまで行った。首尾良く「メモリーカードアダプタ」と「レジスタンス」の新品をレジに持っていく。一つ前の客が「ヨッシーアイランドDS」を買っているのを見て(かわいそうに・・・)と思ったが、何も言わなかった。そして俺の番。ハキハキとした声で「プレステ3の60G下さい!新品で!」と言い、万札を並べて待つ。保証のハンコを押して貰ったり、収入印紙を貼って貰ったりして、購入完了。計65000円弱なり。割とコンパクトに済んだな。
 で、家に帰ってセッティング。いろいろ触ってみました。

 ・・・・・・
果てしない微妙の世界。
 そりゃ俺だって前からPS3には期待していたから
「PS3最高wwwwwww豚集団脂肪wwwwwwwwww」とか「This is "the" GAME! PS3!」とか威勢のいい台詞を吐きたかった。でもやっぱ、嘘は付けない。味方陣営であろうと、敵陣営であろうと。というか、俺の陣営は、単なる「消費者」だ。
 まずやったことは、「メモリーカードアダプタ」を使ったPS/PS2のセーブデーターの移行。初代PSのやつは上手くいった。しかしPS2には謎の「破損データー」があり、コピーできず。一個一個コピーするのではなくメモリーカード全体でコピーするから、一個不良データーがあるとそれ以降全てがコピーできずに止まってしまう。融通が利かない奴だ・・・。重要データーは兄のPS2のメモリーカードを借りて移行させるとして、保留。
 次にやったことはオンライン接続。かなり面倒なサインインを経て、楽しみにしていた「グランツーリスモHD」をダウンロード。ちょっとプレイしてみる・・・。ふむ。これは、グラフィックがちょっと綺麗になったグランツーリスモ4だな。うん。振動が無いぶん明らかにマイナス。無料だが、ダウンロードに掛かった時間とかけていた期待を考えると損した気分だ・・・。
 次にPSPとのリモートプレイを試してみようとした。しかしやり方が全くと言っていいほど分からない。スルー。
 PS2のソフトを動かしてみた。とりあえずFF12。ロードは微妙に早くなった?その他は特に変化無し。PSのソフトを動かしてみた。クラッシュバンディクー3。グラフィックが明らかに劣化している。当然振動も無し。ごめんwwwwwwwwwwマジで汚くなってたwwwwwwwwww
 で、次に市販のPS2コン-USBケーブルを使って無理矢理DUALSHOCKをPS3に接続してみた。最初は反応しなかったが、SIXAXISの設定を変えると認識するようになった。やった、PS2コントローラーがPS3に繋がったぜ!しかし震えなかった。
 ・・・で終わり。小遣い稼ぎ専用機や糞箱360と比べて、PS3は遙かにまともなゲーム機だと思っていたんだが・・・。もうゲームの未来は潰えてしまうのか・・・?やや悲観的になりながらも、他に取るべき手もあるまい、PS3の今後に期待しよう。SIXAXISの実力なんかは、まだまだ未知数だしね。
 ちなみに「レジスタンス」はまだ1時間くらいしかやってないので評価保留。EASYだけど1面で10回くらい死んだ。グラフィックはさすがに綺麗だね。

 

 

 

 

 

 

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2007年3月12日 - 無理

 4月から住む場所が決まりました。契約会社の不手際により一時的にかなりのピンチに陥ったが、何とか契約成功。場所は駒場キャンパスのすぐ近く。2kmくらいなので、学校まで歩いてだって行ける。家賃はやや高いけれども、家具やインターネットなど完備、風呂便所個室、等と条件は完璧。何よりも学校に近い事がいい。学校まで歩いていけるってことは、学校からも歩いて来れるってことだ。大学で出来た彼女を部屋に連れ込んで一緒にゲームで遊んだり、彼氏を連れ込んで(ry とかもし放題。楽しい大学生活が送れそうだね。

 そういやあまだやってなかった。今年のT大の問題のレビューやっときます。各予備校の論評がバラバラになっているように、俺のも予備校群のそれと大きく異なっていますが、まあ、参考の一つとして。ちなみに理系だから国語80点、数学120点ルールで。かなり長い上に全く笑えないので、T大に関係のない人はスルーしていただいて結構です。しかしT大を受ける人にとっては、多分有益です。では行ってみよう。

 ・国語:標準 (河合:易化 駿台:標準 代々木:標準)
 去年の古文には、主語が分からないと訳しようの無いかなり取り組みづらい問題が出ていたが、今年はそんな問題もなし。
 漢文も取り組みやすく、特に難しくは無かったように思える。国語は自分の中での出来栄えと得点が違いやすく、あまり書くことは無い。
 まあ受かったということは、半分の40点は取れていたのではないか。
 ちなみに現代文は「確かに、"メタルギア"が"恋愛シミュレーション"として、"ときメモ"が"アクションゲーム"として発売されていたら、稀に見るクソゲーとなっていただろうな」などと身近な例で考えながらやっていた。難しい文章を分かりやすく考える能力も、現代文には必要である。

 ・数学:標準 (河合:標準 駿台:標準 代々木:易化)
 例年通り6問構成。4(行列)と5(確率)がやや易、1(作文)と2(極限)が標準、3(軌跡)と6(評価)がやや難と言ったところ。全体として、やや楽であった2006年度入試の問題と丁度同程度の難易度である。
 俺が実戦で解けたのは1と4と5。2は漸化式で諦め、3は適当に数式を並べて諦め、6は不等式の片方(台形を使うほう)だけ証明でやめた。ちなみに6はもう片方も分かったフリをして、(1)を解けたことにしておいた。まあ、分からない問題の部分点狙いということでは、間違ったことはしていなかっただろう。何を書いたから減点、ということは無いのだから。
 1は数学的帰納法を使った証明の問題であるが、示すべき事柄はどう考えても明らかなので、証明と言うよりも作文の問題である。解答欄の中心に線を引き、二分割して左上から解答を書く「解答欄二分割法」を使い、小さな文字でびっしりと埋めていった。時間は掛かったが、満足のいく解答が出来た。根気よくやれば出来るタイプの問題である。
 4の行列は標準的な問題であり、最初は戸惑ったが、計算をひたすら続ければ良い。n=2,3辺りで結果を確かめる余裕もあった。
 5の確率は崩れるビルが題材(問題には"ブロックを取り除き高さ0"と書いてあるが、俺はしっかりと解答用紙に"ビルが崩れる"と書いてきた)の問題。題材自体は標準的であるが、誘導が親切で取り組みやすい。この難易度ならば(1)からいきなり(3)に移行しても良いのではないだろうか。実戦で(1)(2)(3)と順に解いていったとき、(3)が簡単過ぎて驚きを覚えてしまった。ただし(3)でビルの高さが等しい時と、等しく無いときの場合分けが必要なことに注意。これを無視して最初解いていたので、pが特殊なとき確率が「2」となってしまう、明らかに間違った解答を一度導いてしまった。
 まあ解けた三問に不備があったかもしれないが、他の問題での部分点も合わせれば、半分の60点は取れていただろう。

 ・物理:易化 (河合:標準 駿台:標準 代々木:易化)
 全問標準問題。1(力学)を1/2ほど、2(電磁気)を3/4ほど、3(波動)を3/4ほど、それぞれ解いた。
 1番の力学は、類題をやったことが無いと(1)から全て間違ってしまう可能性がある。それ以外は前半が楽で後半が難しい、問題としても難易度としても、T大らしい適切な問題。実戦では□Iと□IIの(2)までを解いた。ただし□Iの(1)番の絶対値を忘れ、□IIの(1)もグラフを全て合わせた自信はない。まあ、受験実戦としては、それでも上手くいったほうか。
 2番の電磁気は、授業で全く同じ実験を行なったことがあり、取り組みやすかった。ただし□IIだけは(1)で間違えてしまい、全滅してしまった可能性がある。計算ミスでは無いのだが・・・今解答を見ても、(b-a)の範囲のコイルが発熱をしている、という考え方がうまく理解できない。
 3番の波動は、ヤングの実験/回折格子の出題。それぞれの近似の考え方を知っていると解きやすい。俺がこの近似の考え方を学んだのは、受験の直前の2月中盤の学校の特別授業でのことであったが。解答二分割法を使い、右半分の真ん中辺りまで書いた。□III以外は全て正解した。
 問題の難易度は全問標準レベルである。去年の力学が「恒星を中心に惑星は回っているというが、実は恒星も回転している」という、「地球は太陽の周りを回っている」という我々の知識を裏切るテロ問題であった(確かに、太陽が止まっていたら地球の引力に引かれ、猛スピードで突撃してくることになるが・・・)のと比べると遙かに取り組みやすくなっているので、問題の難易度としては標準であるが、全体では去年より易化したと言えよう。

 ・化学:テロ (河合:難化 駿台:難化 代々木:標準)
 今回は1(理論)と2(無機)が、高校化学の範囲を超えた問題を誘導付きで出すタイプの設問であった。
 1番の理論は、文章を読みとればそれなりに点は取れるが、全てを解くのは非常に難しい。□IIのグラフの問題は縦軸も横軸も滅茶苦茶。一体何人の受験生が、解答とぴったり合った値を書けたのだろうか。ある程度許容範囲はあると思うが、やはり一般的な考え方からいって、グラフは値がぴったり合うように作ってほしいところである。
 2番の無機は□Iも□IIも非常に難易度が高く、高校化学の範囲を遙かに超えているのに説明がほとんど無いという、まさに「化学テロ」と言うべき問題である。□Iの(イ)、□IIの(カ)と(ク)以外は手も足も出なかった。理科の全問題の中でも、空白率がもっとも高いのがこの問題である。教科書に基づいて学習をしてきた一般的な高校生には、この問題を解くことは無理。この問題自体、受験問題としての道理が無い、まさに"無理"な出題。
 3番の無機は、去年並の難易度である。□IIにて高分子の知識(双性イオンの考え方)が必要なところは、高分子を出題範囲としていない("物質として扱うことはあり得る"という逃げ道を残しているが)T大における出題としては心外であるが、他は特に難しいところは無く、難易度としては標準的である。実戦では□IにてE、Bの構造決定を連鎖的に間違えたが、それ以外は正解できた。
 全体として、1と2が非常に難しく、全体としての難易度は非常に高い。俺は理科二教科を化学から始めたが、1番を飛ばし、2番も飛ばし、3番も双性イオンだけを書いて飛ばしたので、なんと5分で物理に移行することができた。
 理科二教科では、物理が40点、化学が25点、合計65点といったところであろうか。目標としていた点には届いていないが、化学の難易度を考えると、まあ合格点であるだろう。

 ・英語:難化 (河合:易化 駿台:難化 代々木:難化)
 全体的に難易度が高く、特にリスニングと最後の長文の難易度が飛躍的に上昇している。河合塾の「易化」は冗談であろう。
 □1(A)の要約は今年も日本語の文字数が増えた。しかし文章とまとめる内容はそれほど難しくは無い。
 □1(B)は出題形式が変化し、空欄補充から、それなりの長さの文章を読んでいろいろな問題を解く出題に変わった。難度は標準であったと思うが、俺は4つのうち1つしか正解していなかった。残念なことだ。
 □2の英作文は、これまで通りの出題。書かなければいけない分量が非常に多かった去年に比べて、例年通りの分量に戻り、特別書きづらい題材も無く、ここだけは難易度が下がったように思われる。
 □3のリスニング。練習では30点中25点くらいを連発していた俺であったが、実際の試験では赤本付属CDと違ってボソボソとしゃべり聞きづらく、設問も入り組んだものが多くてかなり苦しんだ。ディクテーションは(B)のものは標準、(C)のはテロである。リスニング全体の実戦での点数は、30点中14点。もっと点を稼ぎたかったものであるが、これはかなり良い点数であるようで。
 □4の文法問題。(A)は伝統の誤文訂正問題であるが、前までのように「(1)〜(9)までの文のうち5つの文に間違いが含まれている」という形式から、5つの文章全てに間違いが含まれていることになったので、取り組みやすくはなった。実戦では5問中3問正解。
 □4(B)は、"medicine"が「薬」だけではなく「医学」とも訳せることを知っていた俺には取り組みやすかった。簡単な部分もあり、難しい部分もある、いつも通りの形式。難易度は標準であろう。
 □5は英文が全4ページと非常に長く、しかも題材が「ニューヨークから故郷に里帰りした女性の心情の変化」という最悪レベルの取り組みづらい小説であり、非常に難易度が高い。1→2→3→4と頭から順番に首尾良くこなし30分の時間を最後の長文にかけることができた俺だが、単に時間が浪費されただけで、全く手が出なかった。選択肢はいつも通り半分以上を勘で選んだ。(10)は「思い出にすがるより住み慣れたニューヨークで暮らすことにした」という趣旨の文を書いたので、評価は低くなかったであろう。(11)では設問を読み、主人公の年齢に注目しながら本文を二回読んだが、正解を導き出すことは出来なかった。一体何処に正解が書いてあったのだろうか。
 全体として楽になった部分が英作文くらいしかなく、その英作文も書く分量が減ったくらいなので、全体としての難易度は例年以上に高い。目標は全体の2/3の80点であったが、実戦では半分くらいだったと思う。しかし難易度を考えれば、これでも万々歳の点数だろう。
 ちなみに模試と違い、英語の試験も解答用紙の「英語」欄を切り取る必要がある。実戦ではかなり混乱したため、最初に受験番号を書いたときに一緒に切り取ってしまうのが吉。

 マジで長くて笑えなくなってしまったので、この辺りでちょっと小ネタを。
 ニュース「東京大空襲の賠償求め集団提訴」
 母「一体誰がいつ東大を空爆したんだ」

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2007年3月13日 - 此の様

 最近家で使ってるケーブルテレビインターネットが回線切れまくり。高いし遅いしその上不具合とあっては・・・やれ、7年前は早くて安かったのかも知れないけど、インターネットが常識レベルまで普及した今、それが劣勢に立たされているのは当たり前のことか。しかし不具合だけはどうしても許せない。かれこれ3日連続で一時的な断線が発生している。今日も3時から8時くらいまでずっと使えなかったし・・・。俺が家を出て行ったら、もう回線切ってもいいんじゃないか。

 今日は俺が使った参考書・問題集・攻略本、勉強法などを書きたいと思います。なお、あくまでも使用者の感想であり、製品の性能を表すもので無いことを一応付け加えておきます。まるでFF12プレイ日誌のように、思いついたこと全て書いたので超長文です。大学受験に無縁の方はスルーを。
 なお、商品のイメージを掴んで貰うために、全参考書にAmazonへのリンクを貼らせて頂きました。個人的にサイトを見ていていきなりAmazonに飛ぶというのは鳥肌が立つほど気に入らないのですが(理由は俺からは言えない。ごめんな)、今回はあくまで便宜上、と言うことに利用することにします。もちろんアドレスに俺のIDなんかは絶対に入っていないので、安心してお買い求め下さい。
 ちなみに、勉強編は今日で全てまとめたので、明日から普通の更新に戻ります。ご安心下さい。

 ・国語
 国語は授業と受験の繋がりが謎なので、主に下記の参考書で勉強していた。・・・といっても、他教科に比べると、勉強時間は遙かに短い。T大の国語過去問なんて、結局2年分しかやらなかったしな。
 古文・漢文の知識を付けた後は、ひたすら模試の復習などで点の取り方を養っていた。国語ってのは、そんなもんだろう。使った参考書は以下。
 
「現代文と格闘する」
 線を引いて文章を読み解く姿勢はどこかで学ぶ必要があり、俺はこの本を使用した。この本は非常に難易度が高いが、やりごたえはあったように思う。二次まで国語がある人にお勧め。
 
「速読古文単語」 「読み解き古文単語」
 古文単語暗記には上記の二冊を使った。もっとも、結果的には「速読古文単語」だけで十分であったように思われる。前者は初心者向け、後者は上級者向けである。声に出して本文を何度も読むことで、古典的勘を養うことが出来る。ただし、「速読古文単語」の単語の意訳には注意。「あさまし」は「呆れる」だぜ。
 
「漢文早覚え速答法」
 漢文と言えばこれ。これしかやらなくていい。いまだに東大で書き下しの問題が出るように扱っているところなどやや古くさいところもあるが、まあ漢文の学習をやりたいのならばこれで問題ないだろう。すぐ終わるのでセンターだけの人にもお勧め。

 ・数学
 問題をひたすら解く。いわゆる"典型問題"、つまり解き方がほぼ決まっている基本的な問題なんかは、大きな消しゴムほどの大きさの暗記カードに解法を書いて覚えた。逆に難易度が高い問題、エキセントリックな解法を要求する問題なんかは、余技程度に留めておいた。
 これは他の教科にも通用する、というか受験における勉強法として通底するものであるが、"学ぶ"とは"まねぶ"、つまり真似をすることである。何時間もかけて天才的な解法を思いつくのも、解答の方法を5分で理解し暗記するのも同じ事である。数学の達人で、数学とは理論教科である!と断言出来るほど得意な人ならば解法の暗記など不要であるが、そもそもその数学の得意な人も、生まれつきそうであったわけではあるまい。そういうことも考えると、やはり数学は、先人達の解法を"学ぶ"科目であると言えよう。
 俺の学校でもやっていた「スタンダード」「入試問題集2006」「オリジナル」等入試問題だけを集めた問題集で行なう学校の授業の問題演習は、つき合い方次第で効率良く数学力を伸ばすことが出来る。まず当然であるが、予習をすること。「知らない事を知らないと知ることは、知ることである」という故事にもあるように、解けない問題は何故解けないのか・何が分からないのか・どこで行き詰まるのか、が分かっていないと授業を受けても無駄である。そして一部の鬼人を除けば、入試問題を片っ端から解ける生徒などいない。分からない問題があることが当たり前である。もし10分程度やり、巻末の"略解"を見ても分からない場合は、きっぱりと諦めてしまうのである。俺なんかは1時間以上かけても問題が分からず、挙げ句の果てには問題集を放り投げてしまうことが何度もあった。当然問題集がボロボロになるだけであったが・・・。
 練習において問題が分からないことはなんの恥ではない。力が足りなかったのではなく、ただ単にその問題の解法を"知らなかった"だけである。ならば、知れば良い。それだけのことだ。次の日の学校の授業では、大抵の場合一般の生徒が思いつく範囲の常識的な解法を紹介してくれた。あとはそれを真似れば良い。そうやって実力を伸ばしていった。稀に、余技にしかならない問題を学校が指定してくることもあったが・・・。
 ちなみにその問題演習では、ノートの使い方も重要である。先生が二つや三つの解法を説明してくれることも少なくなく、ノートは追加文章で一杯になった。だから少なくとも一問1ページを割くこと。俺なんかはB4のノートを90度回転させ、その真ん中で線を引き、一問に実質2ページを割いていた。あまりまくる事も合ったが、足りなくなることもあった。なに、ノートなど一冊100円以下である(俺が使ってたのは10冊で398円)。どんどん使いまくろう。
 さて問題が基礎的であるかどうかの判別であるが、数学の実力を伸ばしたい時は、そんなことを気にせず、適当な難易度の問題を学んでどんどん吸収していけば良い。ただ受験校があまり数学を重視しない場合は、先生や数学の得意な友人に聞くなどして、覚えておくべきか否かを決めれば良いだろう。数学により合否が大きく決まる大学は非常に多い。というか、理科や英語と同等に扱うT大が珍しいぐらいだ。どんどん問題を解き、分からない問題はきっぱりと諦め解法を学び、知識を増やしていこう。それが理論的思考力を伸ばすのにも繋がる。
 使った参考書は特になし。強いて言うのならば"青チャート"ぐらい。ただ、これも3年生になってからの問題演習が忙しすぎてほとんどやっておらず、何かを調べるときの辞書というのが主な使用法であった。そして、やはり"赤チャート"は不要であった。

 ・物理
 基本は数学と同じく、教科書を学び、問題を解いていくことにかわりはない。ただし数学に比べて非常にとっかかりが悪いので、授業をしっかり受け、現象をある程度まで理解しておく必要がある。特に波動と電磁気は理解するまでが非常に厳しい。しかしそこからは大きな得点源になるので是非とも力を入れて欲しいところだ。問題演習は、やはり解けない問題の解法を"学ぶ"ことにかわりはない。「地球トンネル」なんかは、一度やったことがないとかなり厳しい問題の典型である。
 また、これは全教科に通底することであるが、学校等が開催してくれる授業には出来る限り参加するべきである。自分一人だと、やはり問題に偏りが出てしまうのだ。俺の受験の時は□1の「単振動の定数Kの考え方」、□2の「コイル中を落下する磁石」、□3の「ヤングの実験の近似の考え方」の全てが授業でやったことがあったものであったので、ある種の感動を覚えたものである。特に「単振動の定数Kの考え方」「ヤングの実験の近似の考え方」はセンター後の直前講習で学んだものであり、あの授業に出席していなければ不合格だったのではないか、とも考えてしまう。
 使った参考書は以下。
 
「物理のエッセンス」 「良問の風」 「名問の森」
 どれも同じ著者の本である。「良問の風」は去年発行された、丁度「エッセンス」と「名問の森」の間の難易度の問題集であり、適度な難易度の典型問題が大量に乗せられている。物理の教科書はやたらと難しいので、日常の授業から是非とも「エッセンス」は活用したいところである。「良問の森」は時間的に少ししかやれなかったが、難易度が適当で使いやすい。「名問の森」も買ったが、時間的に厳しすぎで、特に電磁気なんかはほとんど取り組めなかった。よって、個人的にはあまりお勧めしない。
 なお難関大学受験生には"難系"、「難問題の系統とその解き方」という参考書が一般に良いとされている。それを友人から見せてもらったことがあるが、問題の難易度が高い上に微分・積分を乱用する非常に難解な解法を使用しているので、個人的には全く不要であると感じた。近年の受験では少子化により受験戦争が緩和され、かつてのようなマスターランク進学校、または上級塾に通ってしか学べないような特殊な知識は必要とされなくなり、かわりに教科書レベルの標準問題を首尾良く解く能力が重視されるようになってきた。T大ですらそうなのだから、他大学のことは言うまでもないだろう。
 結論として、「物理のエッセンス」→学校の問題演習で十分である。必要ならば適度な難易度の問題集を買えば良い。

 ・化学
 化学はまず基本概念を理解する必要があり、更に無機・有機分野では膨大な量の暗記をすることになる。化学Iの壁を乗り越えられるか否か、が大きい。そこを乗り越えれば化学IIなどおまけのようなものだ。
 また、暗記が必要ないとされている理論分野でも、結局は問題の解き方を暗記させるようなものも多く、化学は暗記教科であると言える。俺も昔は「化学の本質」などと言い暗記を拒絶していたことがあったが、こんなものは英単語を覚えるのと同じ事だ。片っ端から覚えていこう。なお、高分子分屋は範囲外であるが、正直出題されるので、「双性イオン」や「陽イオン交換膜」、「ポリビニルアルコールのアセタール化」くらいは触っておこう。
 使った参考書は以下のシリーズ。
 
「大宮の面白いほど分かる本」
 化学は基本的に教科書を学習していけば良いが、問題の解き方や効率の良い暗記法などは教科書には載っていない。それを授業とこの「大宮」シリーズで補うと良い。3冊揃えると5000円近くするが、それだけの価値はある。更に表紙が可愛くて癒される。個人的には無機の女の子が・・・。
 なお物理と同様の理由で、極超難度の問題集は不要である。学校で貰える「重要問題集」で十分。

 ・英語
 来た!究極の暗記科目。単語を暗記し、熟語を暗記し、アクセントを暗記し・・・何もかもが暗記。とある本に「英語の読解力があれば単語力は必要ない!」と書いてあったが、「英語の読解力」というのが一番難しいものなのだ。そんな「無限ロケットランチャーがあればサドラー最終形態は楽勝!」のような論述は意味を成さない。
 さて、では読解力を上げるためにどのように暗記を進めていけばいいかというと、やはり英語の文章を読むのが良いだろう。しかし、ただ読むだけでは単調である。よって声に出して読むのが良い。それもすらすらとした発音で。そのために、俺は下記の二冊を使った。
 
「速読英単語」 「速読英熟語」 (共に売り切れ?)
 どっちも基本的に単語帳であるが、100〜200語程度の文章があり、それに単語/熟語がついているという形式になっている。俺はその文章をひたすら読み込んだ。しかも別売りCD(高い)を使って、単文で区切りCDの後を続けて読む"追い読み"を使って、自分が今暗記を進めている文章の直前10文を毎日毎日読んでいた。一回30分以上かかった。当時はただ単語や熟語を覚えやすくするためにこうしていたつもりだったが、どうやらこの方法がリスニング能力や「読解力」を鍛えたらしい。いつの間にか、英語はもっとも偏差値の出る教科となっていた。
 なお、上記の単語帳が終わっていた三年二学期からは暗記カードも使用してした。辞書で単語を調べ、「**」「*」「+」と印がついているものをカードに書いて覚えていく。結果として「+」印の単語の中で役にたったものはほとんどなかったが・・・。暗記カードには単語だけでなく、熟語や四択問題なども書いてあった。ABC・・・と名付けていったが、最終的にはWまで行った。実に2000単語。上記の本も合わせれば、受験のために覚えた単語熟語は合計で4000語くらいにはなるだろうか。さすがにこんなに覚える必要は無い。しかし「速読英単語」の単語くらいは、全て覚えて欲しいところである。なお「速読英熟語」は文章の難度が高く、わりとマニアックな熟語まで扱っているので、上級者向けである。「速読英単語 上級編」は文章の難度が非常に高く、更に単語も非常にマニアックであり、買った友人が何人か居たが、概ね不評であった。この本は必要ないだろう。
 さて、T大には自由英作文がある。そのために俺は下記の参考書を使った。
 
「英作文のトレーニング 自由英作文編」 (リンク先は同「入門編」)
 "使った"と言っても、ただ単に演習に使う問題が欲しかっただけである。主な添削は先生に頼んだ。例の英語的勘が役立ったのか、最初から感触は悪くなかった。授業が終わり自宅学習になった後も、先生とメールでやり取りして添削をして貰っていた。やはり作文などは先生にお願いするのが一番である。まさか生徒の文章の添削を断る教師は居ないであろう。ちなみに、Excite翻訳でも単語ミスぐらいならチェックしてくれる。

 全般として、一番役に立ったものは学校の授業であった。やれ、色々文句を言っていた俺であるが、合格した今振り返って「役立った」と言っているのだから間違い無い。「学校の授業→復習」の流れが最強である。参考書などはそれを円滑に進めるものに過ぎない。やはり自学というのは難しい。誰かに教えて貰うのが一番良いのである。

 それと上にも書いたが、今の受験は競争がそれほど激しくなくなった。難問ばかりの問題集、名問塾や予備校は不要である。学校の授業を受け、標準的な問題を首尾良く解ければそれで良いのである。俺は長く換算しても中2後半からの4年半、短く換算すれば高二始めからの2年間でここまでこれた。学習塾にも、三年夏の河合塾を除けば一切行っていない。特別な才能は必要無いのである。「教育格差」と言われているが、俺は逆に、現在の受験界はむしろ格差が無くなっていると思う。学校の授業、標準的な参考書で十分戦える。昨日の記事にも書いたように、俺は難しい問題は一切解いていない。上に挙げたような参考書で養った知識で戦える問題で十分合格できるのである。
 それでは。俺と一緒に東大行こうぜ!

 小ネタ。
 俺の合格した大学の合格者番号発表用紙には「本表に受験番号がない場合は不合格です」と書いてある。
 そんなこと当たり前なのだが、そういう指定が無い場合、例えば次のように主張すること出来る。
 受験番号が載っていなかった生徒「あれ?受験番号書き忘れたっけ?」

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2007年3月14日 - 血飛沫

 一週間ほど前ジャスコに行ったとき、掲示してあった紙に次のような文字が書いてあった。
 
「お返しだけじゃもの足りない 感謝の気持ちを 3.14」
 つまり、貰ってもないのに返さなければならない、ということになる。何というか・・・たくましいな。

 今日モンハンPをやっていて思った。モンハンPは恐竜を狩るゲームで、CERO判定はC(15歳以上対象)となっている。どうせ敵を切ったときに出る血しぶきが気に入らないのであろう。このゲーム、戦いはこんな様子であるが、プレイヤーキャラが住んでいる家では、猫やブタと一緒に楽しく生活することが出来る。つまり、このゲームは「恐竜と命の取り合いをする残虐なゲーム」と「動物と仲良く過ごすゲーム」の二つの側面を持っているわけだ。ドラクエシリーズを「弱いモンスターを片っ端から殴り倒すゲーム」などと形容する話題は頻出であるが、今回は逆に、暗いイメージがつきまとうゲームを明るく形容してみようではないか。では行ってみよう。

 ポケットモンスター
 思い上がった友人をたしなめるゲーム。

 メタルギアソリッド3
 隠された64匹のカエルを見つけるゲーム。

 ファイナルファンタジー10
 ひたすら能力を255まで上げるゲーム。

 ファイナルファンタジー12
 物理攻撃しかしない人に物理攻撃を防ぐ召喚獣にトドメを刺させるゲーム。

 バイオハザード
 アクション&迷路ゲーム。

 ロックマンX
 ロックマンと呼ばれる主人公のロボットを操り、機械の建造物の中をねり歩く。敵は銃で倒す。

 ゼルダの伝説 神々のトライフォース
 〜豚王の最期〜

 グランド・セフト・オート3
 街の人達と日常を過ごすゲーム。

 シャドウオブローマ
 美青年と筋肉男が友情を確かめ合うゲーム。

 ヨッシーアイランドDS
 三半規管を鍛えるゲーム。



 思い通り!
 ライバルのお前が弱いと張り合いが無い・・・俺は知っていた!
 サトシ、お前の完全な負けだ。
 今、俺はポケモンリーグの頂点にいる。そして、お前は予想通りここに来た・・・しかし、
 俺は図鑑を集めながら完璧なポケモンを探した!
 そして、いろんなタイプのポケモンに勝ちまくるようなコンビネーションを探していたんだ!
 まあいい・・・おまえのせいで、世界で一番強いこの俺様の完全なる勝利。

 「サトシ、僕の勝ちだ。




 「サトシがとうとう勝った・・・決まりです。
 「わ、罠だ、これは罠だ!
  せっかくポケモンリーグの頂点に立ったのに俺様の天下が終わりというのはおかしいじゃないか!
  それが罠だという証拠!

 「ポケモンたちへの信頼と愛情を忘れているから勝てないと言ったじゃないですか。
 「い・・・いや、おま・・・おまえが・・・。

 おまえがポケモンリーグ新チャンピオン、
 みとめたくねーけど・・・。

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2007年3月15日 - 動機

 3年7組打ち上げの連絡が遂に来た。しかし日付は10日以上先。後期日程の発表後をとったようだ。ネタが・・・それまで何を書けばいいんだ・・・。
 しかしここ1週間ほど、全くクラスのこと、"彼女"のことをこの日記に書いていない。書き尽くしてしまったのではない。他に書くネタが溢れていたわけでもない。考えもしなかったのだ。何故だろうか・・・。大学合格を目指して、共に闘った仲間を忘れるはずもないのに。
 ・・・そうだ、ここ1週間ほど、志望校に合格した以上当然であるが、ほとんど勉強をしていなかった。前に机にクラスの記念写真を飾っていると書いたが、そうでなくても、俺はきっと、彼らと共に勉強していたのだと思う。本当は面白いはずなど無い勉強に、ふと気が付くと喜びを感じているのは、きっとそのためなのだろう。

 さて明日はFF12の発売一周年。その話題は明日に取っておいて、今日の話題はその"続編"「ファイナルファンタジー12 レヴァナントウイング」、通称
FF12RWである(リンク先は公式サイト)。これが初めて発表されたときは「DSを持ってて良かった」と思ったが、今は正直そうは思っていない。そもそも皆がFF12の派生版を求めたのは、本編で薄かった人物関係の描写をそれに求めたからではなかったか。それには俺も同意している。しかし、公式サイトの情報を軽くさらってみると、世界観は当たり前であるが、音楽、キャラクター、戦闘システムなど、ほぼ全ての要素が初代FF12を踏襲している。いや、しようとしている。
 「FF最新作、DSで。」などと、よくもまあ気味の悪いキャッチフレーズを考えたなとは思うが、FF12のようなマニアくさいゲームを多くの人達に広めることが出来れば、それは業界にとっても良い流れに繋がるだろう。しかし俺にはこの作品はそれだけを狙いとして、またしても肝心のゲーム性が置き去りにされるように思える。そもそも、PS2で5年間作り込まれた大作を、携帯機で超えることが出来るのか。同じようなゲーム性で作るというのは、同じものを求めるということである。この作品が単なる"劣化FF12"ならば、今までと同じような苦汁を再び飲まされるだけだ。
 プレイしていない、ましてや発売前のゲームを非難するのは気に入らないが、個人的にはまずハードが気に入らない。PS2に比べれば圧倒的に性能が下であり、表現できる内容も遙かに下である。それを言うと「小説が映画より劣っているとでも言うつもりか」などという反論があるかもしれない。しかし、FF12の大きな魅力の一つは、作り込まれたその世界であったはずだ。当然、それに直結するグラフィックはFF12の最大の魅力の一つである。ましてや、日本のゲーム市場停滞への答えとして示された、誰でも楽しめるという、その実は作り込みを避け宣伝を巧妙にし、かつてのゲームという一度作り上げられていた文化への正面からの取り組みを技巧みに回避するDSでの発売・・・。俺の心配を、どうして杞憂だと非難できようか?

 さて、そんな宣伝の一環である、トレイラームービーの最後には、次のような台詞が声付きで入っている。
 「無茶苦茶だろ、主人公がこんな事するのかよ!」
 「主人公は、引退だ」
 かつて仲間であったヴァンとバルフレアが、何らかの理由で敵対するシーンであるらしい。ゲーム本編では声は入っていないので、宣伝用に録り下ろされたものだ。かつてはゲームに含まれないものを宣伝ムービーで使用するなど外道などと思っていたものだが・・・。
 それはそうと、相変わらずヴァン君の滑舌は非常に悪いが、俺は何故かこの声に愛着を感じてしまった。それはきっと、FF12が良いゲームとして俺の心の中に残っている証拠だろう。その"続編"は、果たして俺の思い出を傷つけることなく、更に磨き上げてくれることが出来るのか。現時点では不安のほうが大きいのが、悲しいところである。






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   ,,ノ(、_, )ヽ、,, | |    _/     /   /     /     _/ 
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  `-=ニ=- '   |/
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\  `ニニ´    /|    が出るようなので買おうと思います。
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2007年3月16日 - 一年

 昨日のトップにも書いたが、『レジスタンス』一週目をクリアした。感想を言うと、まずはなかなか面白かった。
 グラフィックは表面的にはあまり変わっていないように見えたけれども、実際プレイするとかなり違って感じた。PS2ならば性能上の問題簡略化しなければならなかった部分まで全てが作り込まれている。壁のチラシの一文字一文字もハッキリ見える。これがPS3品質なのだな。今後色々なゲームが出てくるのが非常に楽しみ。このグラフィックは世界が変わる。本当に。
 不満点と言えば・・・あまり無いけど、あえて言うのならば敵の種類が少なかったところだろうか。通常兵士、オーガーの兵士、ザ・フィアー、走ってくる人、痩せ男、バイオ4、タコ、サソリ、後はロボットでストーカーと大ストーカーくらいか。最後は絶対巨大な敵が出てくると思ったんだけどな・・・。あと、俺はどうやらこういう純粋なFPS(ファーストパーソン・シューティング。一人称視点での銃撃ゲームの事)にあまり合っていないようだ。バイオ4や地球防衛軍みたいな半FPSがギリギリ。それに俺は、重厚なストーリーや分かりやすい音楽が流れるゲームのほうが好きだな。
 まあ、ともかくこれは面白いゲームであったことには変わりない。良かった、PS3最初のゲームがクソゲーじゃなくて。次は何を買おうかな?

 今日でFF12一周年。個人的には一年も経ったという気は全くしない。今でも二週間に一回くらいはFF12を起動してヤズマットやオメガmk.XIIと戦っているし、FF12サウンドトラックCDはプレイヤーの中で回っているし、何も更新していないFF12低レベルクリアープレイ日誌のカウンターも回っているし、FF12関連の記事は毎日チェックしている。この一年で合計三周、合計400時間以上。あれほどやり込みプレイを行なったFF8、FF9、FF10でも、せいぜい300時間前後と言ったところだろう。FF12は、それだけの時間をかけるに値する、かつて無い規模のゲームだったと言えよう。
 さて、堅苦しい話は終わりにしよう。以下は俺の選ぶFF12名(迷?)場面十選である。みなさんは、これらをどれくらい体験しただろうか?一回目プレイを終わらせた人、または一回目プレイも終わらせていない人は、これを機会にFF12を再度やり直してみるのも悪くないと思う。「再評価」という言葉が、世の中にはあるものなのである。

◆ストーリー編

 その1:オイヨイヨ
 「次は誰だ!
 「オイヨイヨ!
 「!?
 もはや説明不要の名場面より。発売前のトレイラムービーから話題になり、当時はヴァンに対する侮蔑の意が込められていたと推測されるが、もはやこのような発音はヴァンの魅力の一つである。
 場面から推測すると恐らく彼は「飛び降りろ!」と言ったように思える。全体として存在感の希薄な彼の、数少ない大活躍の場面である。
 ちなみにこの名シーン、英語版ではこうである。
 "Who would be next?"
 "Oiyoiyo!!"
 "!?"
 ・・・ゴメン、嘘つきました。

 その2:お前はやめて
 ヴァンが王女アーシェを「お前」呼ばわりすることへのアーシェの抗議の台詞。このやり取りは何度か繰り返される。
 終盤の大灯台最上部では、次のようなやり取りが行なわれる。
 「だけど、お前はその剣で繭を壊す。そうだろ。
 「お前はやめてよ。
 同人誌「アルティマニア オメガ」によると、どうやらこの際の「お前はやめてよ」には、呆れではなく、ヴァンに対する好意が表われているそうだ。好意と言っても男女間の好意ではなく、共に旅を続けた仲間としての好意である。なるほど、ヴァンはどうせそこまで考えてはいないだろうが、アーシェは緊張した場面にいつも通りのやり取りをして安心させられ、同時に繭を壊す(=破魔石の力を捨てる)事をこの時点で決意したのだと思う。
 よく分からないので、俺に置き換えて考えてみる。場面は・・・そうだな、合格発表の直前ということにしようか。
 「だけど、河合君は落ちて河合塾に行く。そうだろ。
 「河合君はやめてよ。
 ・・・なるほど、安心する気がする。

 その3:バルフリャーッ!!
 エンディングでの台詞である。この日記では基本的にネタバレを書かないことにしているので、詳細は伏せる。
 ちなみに「エビフリャーッ!!」「バルフレアッー!!」等という亜種も存在する。上手く使いこなそう。

◆ワールド編

 その4:ハイポ王子
 宿敵ヴェインの実の弟であるラーサーのこと。中盤に仲間になり、体力が減った味方にハイポーションを無限に使用してくれる。丁度冒険の世界が広がるところであり、彼との旅は非常に印象に残るシーンである。
 彼の名台詞としては「僕は・・・私は、無力だとしても諦めはしません!」などがあるが、一番驚いたのは彼の年齢。なんと12歳である。小学6年生か中学1年生だ。15歳くらいだと思っていたのだが・・・。小学生・・・さすがに犯罪か。

 その5:味方一人
 本作の特徴であるガンビットシステム。基本的に、その大半を味方同士の補助に割り振る事になる。「味方一人」が万能なので、他のものをあまり使わないのが欠点と言えば欠点か。
 俺は攻撃キャラクターをバルフレアにしていたので「バルフレア - ブレイブ」は必須であった。なので、FF6アドバンスの動画で「ブレイブ」を使用しているのを見ると激しい違和感を覚えてしまう。ブレイブは勝手にかかる魔法だろう、と。
 ちなみレダスのガンビットには「最もレベルが高い敵 - たたかう」というものが含まれている。ヤズマット戦で彼が参戦していたら、恐ろしいことになっていただろう。

 その6:クリスタル・グランデ
 古代都市ギルヴェガンの奥にある迷宮。「クリスタル」の名に恥じることなく、壁面全てが水晶のような物質で出来ている。特にラスボス撃破よりも攻略難易度の高い裏ダンジョンの一つである上部に出現する敵は非常に強力で、また構造も非常に複雑である。何処までも続く黄色に輝く壁面に、裏ダンジョンとは思えない落ち着いた音楽、全体構造が不明瞭な宙に浮く足場を進んでいく構成、霧に覆われた中に住む非常に強力な敵、と印象に残る要素が満載である。最近のFFではリアル系SFを目指してしまい、こういう場所はしばらく出なかったが(FF10のラストダンジョンなんかはこれに微妙に近い気もするが)、「クリスタル・グランデ」は久しぶりの「FF」らしいダンジョンであると言えよう。
 そんなわけで俺のお気に入りの場所であるのだが、様々な論評を見ていると、どうやら否定的意見がほとんどであるようで・・・。
 クリスタル・グランデで笑える要素とは何だろうか。ライフフォビトン4体やスカルドラゴン3体の猛攻はかなりハラハラするものがあるが・・・。まあ、あえて言うのならば1ギルを手に入れた!」かな。

 その7:グランドヘルム / ダンジューロ
 今作の特徴として、非常に入手難度の高い装備品がいくつもあることがあげられる。その中でもこの二つは、通常プレイではまず目にすることは無く、入手のために特殊な手順が必要とされ、入手難度が非常に高く、更に入手したところで使用箇所はほとんど無いという点で共通している。
 この二つを"難"とすると、トロの剣なんかは"普通"、最強剣トウルヌソルなんかは"易"としても良い。ちなみにヘネの最強の矛は・・・"邪神"?

◆バトル編

 その8:エクスカリバー
 クリスタル・グランデ裏にて入手できる聖剣。「エクスカリバー」と言えば、FFシリーズではまあまあの強さの剣、という設定である(よく「昔は最強剣であったがラグナロクの影に隠れた」と言われているが、残念ながら初代から「マサムネ」等の格上武器が存在した)。
 今回も最強剣の座は「トウルヌソル」に譲っているが、しかし最も役に立つ武器はエクスカリバーである。何故かというと、今作では聖属性を弱点とする敵が非常に多いからである。攻撃力もかなり高いのである程度以上の強さのキャラに装備させれば、容易に9999ダメージを連打してくれる。これのある無しで雑魚敵への対策が変わってくるほどだ。「トウルヌソル」はボス戦専用といったイメージ。
 でももっと賢い人はケアルガを使う。

 その9:ゾディアーク
 容易に一行を全滅に導く力がある最強の雑魚敵達が多数出現するヘネ魔石鉱の最奥に待ちかまえる、最強の召喚獣。他の12体の召喚獣とは次元の違う強さを持つ。デタラメに戦うと勝ち目が無いのはカオス・アルテマ・ゾディアークであるが、9000ダメージ+即死追加効果を持つ「ダージャ」を連発するゾディアークは別格の強さである。特に最終盤、魔法障壁で物理攻撃を無効化しながら4000ダメージの通常攻撃、9999ダメージのパニッシュレイ("vanish"ではなく"punish"="罰する"である)などを連発する姿はまさに最強の召喚獣に相応しい。FF12の裏ボス三体と言えば、普通はヤズマット、オメガmk.XII、そしてゾディアークを指す。
 しかし制作スタッフが数値を間違えたせいで、こちらが召喚すると足が遅くてほとんど役に立たない。しかも攻撃がパニッシュレイ、フレアー、コラプスと大技ばかりで非常に行動が遅い。魔法障壁、ダージャなどの特徴的な攻撃も全て使ってくれない。弱すぎる・・・。50000ダメージを与える「ラストエクリプス」なんかは状況次第でかなり使える技となるのだが、ゾディアークを倒せるメンバーにこの技は不要であろう。
 ちなみに昨日の日記でも使ったゾディアークのAAは俺が作ったものであるが、「ち○この異名を持ちダージャを自在に操る高貴なる戒律王」として某所で大人気である。

 その10:ヤズマット / オメガmk.XII
 Lv99のキャラクターが最強の武器を使用してもこれらの敵を倒すには、ヤズマットには大体2時間、オメガmk.XIIには大体30分の時間がかかる。今回の裏ボス達。他のハイパーモブ全てを討伐する必要があり、稀にヤズマットの討伐状況によりオメガmk.XIIがどうこうという記事が書かれているが(例えば英語版ウィキペディアには「日本版FF12ではヤズマットを倒した後でないとオメガmk.XIIと戦えない」と書いてある)、ガセである。ヤズマットの討伐依頼を受ければ、オメガmk.XIIと戦うことが出来る。
 よって戦う順番はそれぞれのプレイヤーの好みに任せられることになるが、俺は必ずヤズマットから倒すことにしている。オメガmk.XIIはあくまでもおまけボスとして捉えているからだ。オメガmk.XII戦が裏のエンディングと言ってもいいだろう。霧の渦巻くクリスタル・グランデ最深部での戦いは、まさに最後の戦いに相応しい。
 なお、海外版FF12ではオメガmk.XIIは「Omega Mark XII」といい、HPが100万ほどになったかわりに攻撃力が上がり(瀕死時のビーム攻撃は一発8000ダメージ!)、さらに通常攻撃にバーサクの追加効果を持つようになったという。最も近い敵を攻撃する特性も失ったようで、日本版のオメガmk.XIIとは全く違う戦いとなっているようだ。いつか海外版オメガmk.XIIも低レベルの条件下で撃破したいところである。
 ちなみにこのオメガmk.XIIという名前が異常に気に入ってしまったので、今後も「オズマmk.XIII」とか「全超えmk.XIV」とか「ケフカmk.XV」などという敵が出てくると嬉しい限りだ。

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2007年3月17日 - 題名

 過去日記の訂正を行ないました。文章自体を変えるのではなく、過剰な個人情報を含む部分の削除を主に行ないました。そりゃ、今から見れば昔の日記なんて見るに耐えない部分がいくつもありますけど、今どう思おうと、それはその日その時思った事、乗せて良いと思った事に違いは無いわけです。過去の自分はもっとも良い研究材料です。今が絶対的に正しいのならまだしも、そんなこと有り得ないのだから、今の基準に併せて直すなんてそんなことはしません。まあ、過去の日記なんてのはそういうものです。なんであまり真剣に読まず、俺の成長記録くらいに捉えて頂ければ。

 さて、今朝とある人からメールが届いた。クラスじゃない方の打ち上げの話。3月23日・・・。やはり後期の発表後をとったか。そりゃ、合格発表までなんて気が気じゃない。こういう"フェアウェル・パーティ"・・・お別れ会は、全てを終えてからじゃないと。まあ、こんなに暇で暇でしょうがないのは俺くらいだと思うがね。前期で合格を決め、たった二日で住む場所が決まり・・・今の俺は休んでいるだけ。時間を無駄にしているような気がしてならない。
 で、それに「暇なのでその日もおkだよ」という返信をすると、了解したというメールが帰ってきた。その後ろに、次のように付け加えてあった。

 「鶴君。東大合格おめでとう。
  すごい!よかったね」


 思わず「誰から聞いた?」と思ってしまったが・・・やはり身近な人から褒めて貰うのは嬉しいものである。合格発表日から、というか卒業式からほとんど外出していないので、褒めてくれたのは親兄弟、このサイトを見てくれた人、そしてメールで自分で合格を伝えた人くらいである。不意打ち的に褒めて貰うのがこんなに嬉しいとは・・・。俺はその人に礼を言っておいた。ねぎらいの言葉にお礼というのは正しいかどうか分からないが、かつて俺が「おつかれさま」と言ったときに「ありがとう」と返した人がいた。俺はきっと彼女のそういうところが好きだったんだな。それの受け売りなんだがね。
 しかし、メールでも十分気持ちは伝わるが、やはり実際に会っての言葉にはかなわない。表情や声の調子、そして実際に相手が存在することにより作り出される空気は、他のものを媒介しては絶対に得られない。直接会って褒められる、か・・・。さすがにそんなことを公言することは出来ないが、しかしやっぱり内心では褒められたいのである。一体、どこの誰ならば俺の今までのふんばりを認めてくれるだろうか。



    \  __  /
     _ (m) _
       |ミ|
    /  .`
´  \
      ('A`)    そうだ、四月から行く学校で
     ノ( )ヽ       自慢すればいいじゃん!
       くく

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2007年3月18日 - も

 パソコングッズを購入しに行きました。ノートパソコン、無線LAN発信器、TVチューナー、フラッシュメモリ1GB。無線LAN装置を部屋に置くだけでノートパソコンもPS3もPSPもネットワークに繋がる。めんどくさいケーブルはもういらない。TVチューナーはゲーム動画録画用。フラッシュメモリは、ほとんどの場合128MBくらいで十分だろうけれども、まあ1ギガなら十分だろう・・・と。ぶっちゃけ、荷物をまとめて今すぐにでも出発できる状態。ノートパソコンもこっちのインターネットの設定に合わせても仕方ない。日記のネタもやばいし、早く学校始まってくれないかねえ。

 ちょっと今日、頭が痛いのでこれ以上は勘弁してください・・・。最近寒いからかな?
 明日二日分のネタを書くことにしますのでお許し下さい。それでは。おやすみなさい。

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2007年3月19日 - ネタ

 最近、朝10時からドラマ「ドラゴン桜」の再放送をやっている。同名の漫画を原作とした作品であり、偏差値30の高校三年生が東大合格を目指す・・・という設定のSFである。あえて俺から言うと、偏差値30からではさすがに不可能だと思う。勝負を左右する数学と理科は教科書に載っている内容を完全に頭に詰め込む必要があり、それには授業と家に帰ってからの反復学習が効果的であるが、彼らには一年、いや四月からセンターまでなら10ヶ月しか時間が無い。休日を全て返上して不必要な授業を切りつめ(卒業出来なくなる恐れがあるが)、やっとギリギリと言ったところだろう。しかし、ちょうど試験前の一夜漬けが試験には通用せず後にも役に立たないのと同じ事で、無理は良くない。無理なことは、不可能なのだ。やはり、学力はじっくりと時間をかけながら養うのが良い。
 しかも教科書の内容をさらうだけでは演習にかける時間が全く無い。問題勘というのは重要で、類題をやっておかないと解けない問題というのは確実に存在する。そもそも、試験時間は限られている。自己流の解法で全てを解くのは不可能であるし、それは必要ともされていない。・・・というわけで、典型的な解法の習得、つまり暗記が重要であるということは、既に述べたところである。
 やはり普通に学力を伸ばしたいのならば、それなり以上の学校に行き、一、二年で授業をしっかりと受け、その内容を固めながら三年の演習へと進んでいくのが良いのである。「ドラゴン桜」では普通の手段でやっていないので、この限りでは無いが・・・。
 さて、つまらない勉強の話はこれくらいにしておこう。今日やっていたシーンは「矢島くん」が特進クラスへと勧誘される場面であった。家が裕福という漫画版とは違い、ドラマの矢島くんは父親が借金を残して逃げ、貧乏であるという。そこに教師の桜木が金を担保に矢島の人生を買う、と言い半ば強制的に勧誘する。まあ人生を買うというのはどう考えても脚色だ。一年従えばそれでいいのだから。
 矢島はバンドでの友人と彼女に別れを告げ、特進クラスへ行くことを決意する。ところが次の日集合場所に来てみると、どこから話を聞いたやら、その友人達も同じ場所に来ていた。
 つまり、要約するとこうなる。

 
「矢島くんは彼女と一緒に東大を目指す」

 ↓(感想伏せ字)

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 兄貴が帰ってきて「レジスタンス」で遊んでいる。で、このゲーム二人協力・対戦プレイが可能なそうだ。と言ってもPS3用新アナログコントローラー(SIXAXIS)は本体付属のもの一つしか持っていない。高いんだよなー、これ。5000円だぜ。さすがに1個しか準備できん。本体買ってもコントローラー1セットが揃わない"割安"ハードよりはマシだが。しかも大金を積んで"和解"させた(アメリカではよく大企業相手に特許裁判が行なわれ数百数千億単位で賠償金が支払われているが、日本ではあまり聞かない。やはり国民性の問題か)ので、振動付き新SIXAXISが出るという話さえあるという。どちらにせよ今の段階での新コントローラー購入は見送り。彼女でも出来たら買うよ。
 適度に死亡フラグを立てたところで、話を戻そう。早速兄貴が「レジスタンス」の二人プレイをやろうと声をかけてきた。そこで、購入日に試したパソコン用USB-PSコンを使い、無理矢理今まで使ってたPS2コンをPS3に接続してみた。結果・・・認証!動いたぜ!SIXAXISの割り振りをプレイヤー2にして準備完了。普通にプレイできる。やったぜ!凄いぜ、PS3!

 しかし震えなかった。



 ぎ・・・技術上の問題で動けぬと・・・。

 「プ・・・PS3がああいう状態になれば・・・
  それは私の役目・・・。


 ・・・・・・馬鹿が・・・・・・。
 今日までは余計な事はするなと指示しておいただろうが・・・!


                   *


 「お前が今目の前にしているのは振動無しだが、六軸検出付きだ。

 「いいえ。あなたは――

  ただの振動無しです。

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2007年3月20日 - の

 PSP2が出る。PSP購入を考えている人なら一度くらいは聞いたことがあるだろう。これ、嘘である。正確に言うと、デタラメである。海外サイト発の謎の情報を、毎回毎回「新型が登場?」という言葉で煽って宣伝するやからがいるのである。その目的は、新型が出ると言ってPSPを買い控えさせることにある。何、ディスクが飛び出すという明らかな嘘を事実として宣伝して回った奴らのことだ。これぐらい当たり前であろう?公式には「新型は出ない」又は「新型が出るとしても薄型PS2のように数年後」程度としかアナウンスされていない。所詮「海外サイト」も同じ穴のむじなと言ったところか。
 でかくて不細工な未完成品をとりあえず発売し、その間に技術研究をして僅か1年ちょっとで"新型"を出したところもあったが、そういう例外は無視してよく、PSPの新型は当分出ないと言って良いであろう。「新型が出る」という噂、正しくは情報操作に操られ買い控えをするなど、情報操作をする汚らしい人間の思うつぼである。
 中立ニュースサイト、または初心者に対する情報提供を装ってこういう洗脳をする恥ずべき人間が大勢いる。俺も去年一年引っ掛かってしまった。俺を騙した奴は許せない。皆は騙されないようにして欲しい。

 さて、本日某所のフラゲ(フライング・ゲット。発売日より早く雑誌等を手に入れる事)情報で、エースコンバット6がなんとXbox360で発売するという情報が入った。去年暮れの拝金主義者が共謀して計画的にダメージを与えるための日を選び、ゲーム性もシリーズとしての名も貶める最低最悪の劣化続編の発表をしたことに比べれば遙かにマシであるが、個人的には「エースコンバット」シリーズはFFシリーズの次くらいに好きな作品であるので、やはり残念でならない。PS3とXbox360。日本製ゲームが多く発売するであろうほうを選んだのだが、その選択が間違いだったと言うのか。
 ゲーム業界は、日本では宣伝次第で金を落とすライトユーザーに売り込むために腐心し、従来型ゲームを海外偏重で開発させている。それが「日本のゲーム市場縮小」に対して示された答えであることは重々承知している。ならば従容としてそれに従えというのか。いや、俺は従わない。むしろ、本来ゲーム制作などの文化活動においては、拝金主義は最も忌まわしいものであるはずだ。
 ゲームはもはや文化である。そして、かつては日本のゲームが最も優れていたはずだ。しかし、現実に起こっていることは、優れたゲームの海外流出、及びあまり使いたくない表現であるが"低俗"化・・・つまり、品質よりも売り上げを重視し、作り込みより宣伝工作に力を入れること、である。俺はこの両方に反対する。品質をもって良い作品として認められるのが当たり前であり、そうでないのは異常なのだから。
 さて、後半あえて分かりづらい表現を使ったが、簡単に言うとこういうこととなる。



 *Student1 (ORE)
 <<これで受験も終わる>>
 <<俺、実は「新シューティングゲーム」待ってるんすよ>>
 
<<発売したら購入しようと>>
 
<<PS3も買ってあったりして>>

 *BANNAM
 <<警告!エースコンバット6急速接近中!>>
 <<ブレイク!ブレイク!>>


 <<ああああああ!>>

 *X-360 (GATES)
 <<箱買う理由は見つかったか>>
 <<相棒>>


           *


  この日記は、スタッフも見るのか?
  会ったら伝えてくれ

  よう、エスコン。まだ出てるか?
  ありがとう、名作
  またな

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2007年3月21日 - 一部

 ある一カ所の情報源から出てくる噂など信用するには遠く足らない。しかし、全く違う情報源から同じ事を示す情報が出てきた場合、その"噂"は真実であることが多い。そして、そんな"噂"によると、今年の津高の前期T京大学合格者は2人であるという。しかも、元3年6組と7組から一人づつという指定付き。2人・・・!去年の半分!俺がいなかったら1人じゃねえか!7組のT大合格者は多分俺だから、すると6組の合格者は当日「数学五問半解けたぜ」と言っていた彼だ。これで2人揃ってしまった。ということは、それ以外で俺が知っている人は全員不合格になる・・・。
 今年のT大は相当な激戦であったようだ。センター試験の点では大差を付けられていた俺が、何故生き残ったのか・・・。その意味は今考えても分からない。でも探したい。成績を鼻にかけた高飛車な者などいなかった。誰もがいい人だった。そして、同じ大学を目指して苦難を共にした友でもあった。俺が受かった意味を、T大で見つけよう。受かった者の義務でもあるし、俺はそれを見つけたいと思う。
 ところでK都大学前期合格者は津高全体7人であるが、そのうち3人は俺のクラスの人。俺の友は、やはりいい人だったのだ。

 さて、FF8でラスボスと激戦中である。最終形態までもつれ込んだが魔法消滅がリノアに直撃し2連敗したりしながらも続ける。ここんとこエースコンバット→メタルギア→クラッシュバンディクー→レジスタンス、と連続でアクション系ゲームばかりやっていたので、作業ゲームの空気が懐かしくなったのだ。RPGとは、本来作業ゲームである。作業はつまらないものであるが、何故か面白く感じてしまう。あれだけ時間がかかる単純作業だったFF12のアイテムコンプリートさえも、一点の汚れも無い良い思い出として残っている。ゲームを面白く感じるとは、きっとそういうことだろう。
 FF8のやり込みの話はプレイ日誌のためにとっておくとして、数日前FF12一周年のために書いた「FF12名場面十選」のFF8版を行ないたいと思う。FF8は特殊な成長システムと「脆い自分の心を守るため冷酷な態度をとる少年の心情の変化」という最悪レベルの取り組みづらい・・・もとい、初代PSの表現力を遙かに超えた内容のストーリーのためシリーズの中でも最もクソゲーとして挙げられやすい作品であるが、奥深いストーリー、そしてゲーム性の高い戦闘システムの魅力は、今でも全く色あせていない。
 というわけで「FF8名場面五選」を行ってみよう。「ストーリー編」は何を書いてもネタバレになってしまうので、あえて今回は書かない。

◆ワールド編

 その1:おでかけチョコボRPG
 FF8発売当時「ポケットステーション」という、初代PS用のメモリーカードに小さな液晶画面を付けたものがあった。今では生産されておらず、中古屋で探すしかない。
 さて様々な要素を意欲的に取り入れるFF、その当時の最新作FF8では当然ポケステが使用された。チョコボがアイテムを拾ってきてくれるミニゲームである。チョコボにはレベル、HP、武器などの能力があり、敵と戦ってレベルを上げながら、時にはサボテンダー、ムンバなどの仲間とも協力しながら、最終的に魔王にさらわれた彼女を助けに行くゲームである。こう言うと非常に面白そうに感じてしまうが、実は全く面白く無い。「単体のRPGとしても遊べる」と言うが、5分で飽きる。子チョコボは「勝手にアイテム集めてきてくれる君」なのである。電池代と引き替えであるが。
 ちなみにFF9にはポケステを使った要素は入っていない。PS3にポケステを接続するとポケステのアイコンが出る。

 その2:地獄に一番近い島 / 天国に一番近い島
 それぞれマップの右端、左端に出る島。前者はアルケオダイノス、ルブルムドラゴン、後者はキマイラブレイン、モルボルなどの強敵が出現し、こちらのレベルに関係なく全ての敵がLv100である。多くの敵が強大な体力と一撃で対象を戦闘不能に導く攻撃力を持ち、鍛え上げられたパーティでもセーブせずに歩き回るのは危険である。稀に「地獄に最も近い島」などと間違える人が存在する。というか、俺のことである。
 しかし戦利品は非常に有用なものが多く、レベル上げに最適の場所であり、さらに島には「アルテマ」「メテオ」などの強力魔法のドローポイントで溢れている。ハイリスク・ハイターンを体で表したような島なのである。
 暇なので、「地獄に一番近い島」の出現モンスターの鳴き声を擬音で表してみよう。
 アルケオダイノス:ドンデーン
 メルトドラゴン:ガラドン
 ルブルムドラゴン:グワシ
 グレンデル:ワショーイ
 モルボル:ハァチクサ
 ドラゴンイソルデ:グヒョーイ

◆バトル編

 その3:特殊技
 FF8バトルシステム最大の特徴が特殊技である。近年のFFシリーズでは条件を満たした時だけ使える必殺技が必ずあるが、HPが低い時だけキャラクター固有の必殺技を使えるようになるのはFF8だけである(FF6も一応HPが低いときに「たたかう」を選ぶと大ダメージ技が出ることがあるが、確実性が無いうえに単発の技なので、FF8とは別種のものと捉えるのが妥当であろう)。
 HPを下げて△ボタンを連打し、特殊技を発動させるテクニックは、ある程度以上のプレイヤーなら必ず経験したことがあるだろう。△ボタンを連打していて特殊技が発動可能になったときだけ一瞬△ボタンでのターン回しが無効になるよう設定されているのも嬉しい。あらかじめテクニックとして連打の可能性を考えていなければ出来ない芸当だ。FFシリーズはグラフィック重視と言われているが、それと同じくらいゲーム性も重視しているのだ。
 ちなみにゼルの特殊技「デュエル」の達人を俺はデュエリストと呼んでいるが、「FF8 デュエリスト」と検索するとカードの話ばかりが出てくる。

 その4:ラストバトル
 FF8のラストバトルはシリーズ最長の四連戦である・・・と書こうとしてやめた。FF6、FF12も四連戦であるし、FF10なんか捉え方次第で最長11連戦になってしまう。普通は三連戦、又は最初の敵だけを特出し二連戦と書くだろうが。
 さてそんな形態変化であるが、FF8の四連戦は他の二つと違い、同一の敵(の一味)が連続して変化していく形式である。そしてそのたびに台詞を喋ってくれる。これをネタバレにならない程度に紹介しよう。

1.事実に対して仮定を持ち出す
 「激しい痛みとともに思考が分断され記憶も思い出も極限までうすめられるのだ
  何もできず、考えられず、思いすら何もない!」
2.ごくまれな反例をとりあげる
 「もう少しで完全なる時間圧縮の世界が完成するというのに・・・・・・」
3.自分に有利な将来像を予想する
 「そんな世界に、おまえたちをおくってやろう!おまえたちにできることは何も・・・・・・
  いや、おまえたちにできることは唯一で永遠の存在である私をあがめること!!」
4.主観で決め付ける
 「さあ、最初に来るのは誰だ!?誰が私と戦うのだ!?
  ふ・・・・・・誰であろうと結果は同じこと!私が選んでやろう!」
5.資料を示さず自論が支持されていると思わせる
 「そして・・・」
6.一見関係ありそうで関係ない話を始める
 「思い出したことがあるかい
  子供の頃を」
7.陰謀であると力説する
 「大人になっていくにつれ
  何かを残して 何かを捨てていくのだろう」
8.知能障害を起こす
 「わたしは○○○
  すべての時間を圧縮し
  すべての存在を否定しましょう」
9.自分の見解を述べずに人格批判をする
 「おまえの思う、最も強い者を召喚してやろう
  おまえが強く思えば思うほど、
  それは、おまえを苦しめるだろう
  ふふっ」
10.ありえない解決策を図る
 「おまえらの存在など時間圧縮のアルゴリズムに溶けこんでしまうがいい!!」
11.レッテル貼りをする
 「・・・・・・eeD・・・・・・
  SeeD・・・・・・SeeD・・・・・・
  SeeD、SeeD、SeeD!!」
12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す
 「邪魔はゆるさんぞ・・・・・・」
13.勝利宣言をする
 「前置きは終わりだ!
  今度は私が△△△にジャンクションしよう!
14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
 「ふふっ記憶がなくなる?
  本当のG.F.の恐ろしさはそんなものではない
  G.F.の真の恐ろしさ、きさまらに教えてやろう」
15.新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
 「時間は待ってはくれない
  にぎりしめても
  ひらいたと同時に離れていく」

 その5:オメガウェポン
 FF8における最強の敵。HPが最大で100万を超え、全体に9998ダメージの「メギド・フレイム」や4000ダメージの隕石を大量に降らせる「テラ・ブレイク」などの大技を多数使用してくる。しかし「レベル5デス」→「メテオ」→「メギド・フレイム」→「グラビジャ」→「テラ・ブレイク」→「アルテマ」→「リヒト・ゾイレ」とだいたい大技の使用順序が決まっているので、キャラクターを十分に強化し、次の攻撃に順番に対応していけば、勝つことは自体はそれほど難しくはない。
 FF12におけるヤズマットで数々のやり込みが行なわれているように、こいつにも数々のやり込みが存在する。この敵一体への取り組みでその人のやり込みに対する姿勢が分かってしまうのだから、全く面白いものである。
 ちなみに「テラ・ブレイク」はFF8最強の必殺技である。これを俺の知っている範囲で他のFFの裏ボスと比較してみよう。

 FF8 オメガウェポンの「テラ・ブレイク」・・・対象ランダムで4000*16発
 FF9 オズマの「メテオ」・・・全体にそれぞれランダムで110〜14300(Max9999)ダメージ
 FF10 デア・リヒター(インタ版)の「ジャッジメント・デイ」・・・全員に99999+MP9999ダメージ
 FF12 ゾディアークの「ダージャ」・・・全員に9000ダメージ+50%即死

 「FF13 全員に999999+MP9999ダメージ+精神的ダメージ+振動機能による肉体的ダメージ」等と書ける日を楽しみにしている。

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2007年3月22日 - !

 「いい人」とは?先日の日記の「つかみ」の後半で賢い・・・もとい、偏差値が高い人はいい人である、という趣旨の発言をした。これに対しては異論があると思う。よくある「学歴主義者は勉強しかしていないから人間的な心を失っている」等がそうだ。しかし俺の経験から言って、これは間違いだ。
 「グラフィックだけを重視したゲームなど存在しようか、いや存在しない。グラフィックの良いゲームは他の部分にもこだわっている」と俺がよく言っているのとちょうど同じように、学歴の高い人は優れた精神力を持っているのである。全てがそうではないが、大体においてこれは成り立つ。
 もし現実に勉強しかしていない「人間的な心を失っている」人物がいたら、俺は真っ先にその者を軽蔑、蔑視することだろう。しかし、進学校と言われた俺の高校では、そんな者に出会ったことは無かった。むしろ、大学の難易にかかわらず、"それぞれの"難関大学を目指す人を認め合い、互いに支え合っていた。巨大な苦難に真正面から取り組み、それを乗り越えることが出来るか。いや、重要な事は、仲間と苦しみを共有し、一つの目標に向かって進んでいくことが出来るかどうか。人間の品格は、きっとそういうところで決まるのだろう。

 さて、今日は書類を提出するために学校へ行ってきた。卒業式以来、実に二十日ぶりの登校であり、最後の登校でもあった。FF8でまた負けて疲れ、その気晴らしのつもりだったが、結果として帰ってきたのは7時を回った後であった。
 まずは三年担任室に行った。担任の先生に書類を提出し、様々な話をした。790点とされていたボーダーのところにたった750点で挑んだ俺が受かるとは正直誰も思っていなかったこと、前期不合格であった俺の友人の一人が後期T大に合格したこと、模試などと比べても本番が最も調子が良かったこと、中二のとき普通の中学校で180人中70番、そこからギリギリで津高に合格し、最後にここまでたどりついたこと等々。先生方皆が親身になって聞いてくれた。先生もいい人だ。この人達がいて、そして俺がいる。俺の話をまじめに聞いてくれる人に、悪い人はいない。
 その後は合格した一人がN先生から頼まれたという下駄箱の掃除をしながら、偶然出くわしたさまざまな友人達と語り合う。現役時代と全く同じ、楽しい話をした。合格した事を喜ぶ人もいたり、来年の逆襲を誓う人もいたり、ナップパスXが強すぎることを嘆く人もいたり、インビジブルがキャプチャー出来ないことを嘆く人もいたり、キッパと契約を切ってしまったので仕方なくレッティをキーパーにしていて弱すぎる事を嘆く人もいたり、ビサイド・オーラカのメンバーを挙げるときつい「バッシュ」と言ってしまった人がいたり、マリオシリーズ最高と言うので最後にやったマリオが何かと聞くとマリオ64と言った者がいたり、と。同一人物がかなり登場している気がするが、まあいいだろう。ちなみに道行く人の何人かは、俺がT大合格を決めたことを知っていたようだ。いったいどこから情報が・・・?
 7時前になってようやく掃除が終わり、先生にその旨を報告しに行った。どうやら向こう側は俺達がとっくに帰ったと思っていたようで・・・。かなり褒められ、どら焼きやら北海道みやげやら、いろいろなものを貰った。更に友人と帰る途中に、電車がくるまでの時間つぶし、ということでカップラーメンを買って食べた。外で二人で食べるとおいしいんだよな、あれ。
 電車に乗ると、偶然かつてのクラスでの友人が乗っていた。向こうは俺を見るなり、合格おめでとう、と言ってきた。何故俺のことがばれているんだ・・・。もっとも、それに対して俺が返した言葉は「こちらこそ、合格おめでとう」。俺も彼女の合格を知っていたのだ。あれやこれやと話していると、その連れの人・・・かつての隣のクラスの人が声をかけてきた。その人はT大を受けたわけでは(多分)無いが、それと浅からぬ縁があり、いろいろ質問してきた。誰それの合否情報から「河合塾だけ英語を易化と言ってたけど絶対嘘だよ」と言ったマニアックな話まで。学校内では特に縁も無く俺と直接話したこともない人だったのだが、俺に良くしてくれた。縁があれば、彼女とも友達になれたのかも知れないな・・・。

 というわけで帰宅。こんなに楽しい日は久しぶりだった。かつて志を共にした友と話すことが、こんなに楽しいことだとは。まとまりのない文章になってしまったけれども、どの事も平等に価値があり、優劣なんて付けられない。それくらい、楽しくて、充実した一日だった。
 今は自分から志願して貰ってきた後輩用の「合格体験記」に何を書こうか迷っている。基本的には13日の日記と全く同じことを書けばいいのだが、制限文字数が厳しい。原稿用紙3枚なのでたった1200字。13日の日記の該当部分は5331字。書きすぎだぜ、俺。



 友人「来年は彼女と一緒に東大受けに行く、なんて言ってたから落ちたと思ってた」
 彼女と一緒に東大(の授業を)受けに行く、でおk!

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2007年3月23日 - 嗚呼

 PS3よりXbox360のほうが一般にグラフィックが綺麗なゲームが出来る、という話がある。これ、嘘である。正確に言えば重要な部分をあえて、いや"意図的に"隠している。
 価格や前評判等から、PS3のほうがXbox360より性能が良いことは確実である。なのに、何故一部の移植ゲーム等で、PS3版のほうが画質が劣ってしまうのか。その答えは、PS3は"cell"と呼ばれる特殊な処理装置を活かしてその性能を得ている、ということである。そもそもPS3もXbox360も非常に高度な技術で高画質を維持しているのだから、手を抜いて移植しようとした場合、どちらかが激しく劣ってしまうのは至極当然のことではないか。
 この話も、よくある捏造話の一つだ。しかし立場を不鮮明にする可能性を冒してあえて言うが、重要なことは、このような捏造をする恥ずべき人間と、任天堂派の人々などの純粋なゲームファンを一緒にしてはいけない、ということである。意図的に嘘をつく彼らは、もはや誰からも望まれていない、他人を貶めることでしか喜びを得られない、程度の低い人間である。ちょうどイスラム原理主義を名乗るテロリストが、弱者の救済をその旗印の一つとするイスラム教から全く外れた、単なる犯罪者であるのと同じ事である。

 今日は
17日の日記に書いた「クラスじゃない方の打ち上げ」に行ってきた。まずは定食屋に行ったが、朝10時とまだ早かったので、ジュース飲み放題だけを注文し、いろいろ話し合う。何故か乾杯の音頭が俺のT大合格だったとか、誰それが合格したとかしないとか、俺のホームページを紹介したりとか、最近アクセスが多いのにネタが非常にやばいこととか、好きとか嫌いとか、とにかく色々な話をした。その後は二年ぶり二回目のカラオケに行き、「めざせポケモンマスター」から「サウダージ」まで、大いに盛り上がった。やはり友達と話をするのは楽しい。苦難を乗り越えてきた友と思い出を語り合う時。これ以上の楽しい時間がいったいどこに存在するというのか。いや、そんなものは存在しえない。
 さて、その俺の友人のうち一人が、M重大学の医学部・看護学科に受かったと言った。医学部といえば一般に非常に難しいが、看護学科はそうでもない。しかし、俺は大学に貴賤など無いと思う。全力で挑んで合格した人ならば、俺はその人を信頼するだろう。看護婦さん・・・か。彼女らしいや。彼女の側にいると、いつも俺は癒されてしまう。彼女、ちょっと俺の好きだった人に似ている気がする。いや顔は全然似てないんだけど、雰囲気が似ているんだ。どこか同じものを感じてしまう。
 さて、そんな彼女には俺の妹とちょうど同期の中学生の弟がいて、その弟さんは彼女のことを学校でこう自慢したという。
 「俺のねえちゃん、M重大学の医学部に受かったんだよ!」
 彼はその後に看護学科だけど、と付け加えるつもりだったが、彼の友人が
「すっげえ!!」と大声で感嘆の意を表してしまったため、言葉を続けることが出来なかったという。
 おとぼけの弟と、おとぼけのその友人。まったく、よくある笑うしかない話だ。俺に置き換えて考えてみると、こういうことになる。

 「俺、恋人が出来たんすよ」
 「おめでとう!いつまでも二人でお幸せに!」
 (彼氏なんだけど)

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2007年3月24日 - 我儘

 俺くらいの年齢だとボーイズでもレディースでもある程度の割合でゲームに興味を持っている。で、その中でも最も入手難易度が高いPS3(発見難易度は低いが・・・)を持っている俺は、PS3はどうかとよく質問を受ける。その時、決まって俺はこう答えることにしている。今は見送っておけ、と。
 その理由の一つとしては、もちろん魅力的なソフトがまだまだ出ていないことがある。FF13を初めとするPS3ならではの大作ソフトが出るのは今年冬以降であるので、それから買っても全く遅くない。更に、PS/PS2互換機としての機能が低すぎる。画質が悪く振動も無いので、互換機としての使用は期待できない。今後の振動付きSIXAXISの発売やファームウェアのアップデートによる改善が無いと、まともに使うにはほど遠いといった感じだ。以上の理由により、今PS3を買ったところで、メリットは少ないと言える。
 ちなみにPSPはいい感じです。買ってください。今すぐ。さあ。

 今日は親と一緒に電気屋に買い物に行ってきた。買った物は次の通り。
 「携帯電話」「MP3プレイヤー」「加湿空気清浄機」「掃除機」「炊飯器」「ノートパソコン」「フラッシュメモリ1GB」「無線LAN発信器」「TVチューナー」
 ・・・4月から暮らす東京で必要な電気機器を、という話だったのだが、俺のわがままが通って色々買ってもらった。こういうとき「一番安いのでいいよ」等と言って気を遣ってしまうのは、日本人の悪い癖である。どうせ親のお金なのだから、一番いいのを買ってもらった。この理由付けは論議の分かれるところであろうが・・・。
 そのうち、触ってみたいくつかについてコメントを加えてみたいと思う。

 その1:携帯電話
 店で「一番売れている」というのを買ってきた。「一番売れている」が酷いカオスであることもまああるが、それは置いておいて、携帯電話には全然詳しくないので、店員がお勧めしてくれたものにした。
 電話帳を引き継ぎ、充電してスタンバイ完了。ちょっとだけ触ってみると・・・iアプリの中に「モンスターハンターi」というのを発見。早速やってみる!オープニング。おお!PSP版と同じメインテーマ!とりあえずクエスト「生肉の入手」をやってみた。
 ・・・何故かFF風エンカウントバトルになっていたので1分ほどでやめた。やはりゲームはゲーム機で、だな。

 その2:MP3プレイヤー
 3年半前に買ったICレコーダーが既に時代遅れになっていたので、新しく買ってもらうことにした。ipodも悪くないと思ったが、SONY製の最新型にした。容量も64MBから1GBに大幅アップ。値段も安くなっている。録音機能付きのICレコーダーと、再生機能のみのプレイヤーだから単純比較は出来ないが、電化製品は時間が経つと性能が上がるうえに安くなるんだよな。ゲーム界は携帯機を中心に高性能・高価格化しているのだが。
 とりあえず曲を入れて使ってみた。機能も音もいいのだが、転送がめんどくさい・・・。フォルダにMP3を直接ドラッグするだけで聞ければ楽なのだが、著作権保護がどうとかいう理由で、専用ソフトを使わないと転送が出来ない。そしていいイヤホンがついてきたが、何故かこのウォークマン専用。
 ソニー製品はどこか融通が利かないところがあるね・・・。まあ、最低限の機能は十分以上に満たしているので、頑張って使ってみようと思う。

 その3:ノートパソコン
 Vista搭載の性能のいいやつを買ってきた。いつも通り早速「クラシックWindowsスタイル」に変える俺。これが一番機能的で、見やすくて良くできてると思う。変える必要はないと思うんだが、やはり新しくなったという感は重要なのか。
 ちょっと触ってみた。特に問題は無い。電源を切った。4月からはこのパソコンで毎日更新するんだから、頑張らないと。

 酔ってるんで、今日はここまでにさせてください。どうも俺は操作しづらいものを使っていると、気持ちが悪くなってくるようで・・・。

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2007年3月25日 - K

 今日の新聞に地方の塾"OSK"の宣伝が入っていた。津駅の近くにある塾で、高田、津高、時々四日市・・・とまあ、この辺りの進学校の生徒が通っているところだ。その中に、何人か俺の知り合いが入っていた。クラスの人から、顔だけ知っているような人まで。いや、成績がいい人は社交性に欠けるなんて言うつもりはないが、しかし俺とアホなこと言い合って遊んでた人が、一流と言われる大学に受かるとは・・・意外だな。もっとも、向こうだって絶対俺に対してそう思っているだろうが。
 そんなOSKであるが、現役時代ではよく笑いをとるために「逆から読むと"KSO"・・・糞だな」なんて言われていたものだった。もちろん本気で馬鹿にしているのではなく、課題が厳しいことを苦笑いしているのである。このような"蔑称"は、他の予備校にも存在した。その例をいくつか挙げてみよう。
 河合塾・・・馬鹿は居塾(ばかわいじゅく)
 駿台・・・糞台(くそだい)
 代々木ゼミナール・・・糞木ゼミナール(くそぎぜみなーる、略して糞ゼミ)

 さて一ヶ月前ほどのニュースであるが、韓国軍保有のF-15Kが誤ってマンホールに落下し、翼が破損する事故があった。驚くべき事だが、
「マンホールのふたの周囲が軟弱化していたため」事故が起こったという。まあ、何というか・・・韓国の工事会社は昔から欠陥工事ばっかりだから、マンホールが抜けるくらいは、日常の出来事の一つなんだろう。
 そのF-15であるが、初飛行から30年以上が経っているにもかかわらず、今でも改良が重ねられ、世界最強の戦闘機の一つとして数えられている。「戦闘機のロールスロイス」とも言われ、保有している国はアメリカ・イスラエル・日本・韓国などの裕福な国だけである。エースコンバットでは中くらいの性能の戦闘機であるが、現実世界では、ぶっちゃけこれ以上の戦闘機は必要ないとも考えられる。この30年間、F-15と敵として相対し撃墜することの出来た戦闘機は無いとも言われている。現実世界ってのはそういうもんだ。
 さて、アメリカ製の軍事兵器は大体「F」だの「A」だの「M」だのの英語一文字とその型番で名前が記されている。例えば「M」なら"mark"である。アメリカ製の小銃(ライフル)「M16」は、日本語で言えば「十六式小銃」なのだ。こう考えると、何故かアメリカ製の軍事兵器に愛着がわいてくる。航空機で言えば、F-15のFは"Fighter"(戦闘機)、コウモリのようなステルス爆撃機「B-2」のBは"Bomber"(爆撃機)、ゲームでお馴染みのA-10のAは"Attacker"(攻撃機)の略。他にも色々あるので、ちょっと調べてみると面白いと思う。
 さて、冒頭に扱ったF-15Kである。F-15はF-15であるので、Kは当然"K"で始まる何かを示すのだろう。K・・・韓国・・・K・・・韓国・・・ふむ・・・。

 
"Kimuchi"かな?

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2007年3月26日 - 又

 さて今日は、クラスの打ち上げに行ってきました。
 時間的にあと20分以内に更新しないといけないので、手早く。



 みんな本当にありがとう。この一年は本当に楽しくて充実してた。
 東京に来ることがあったら、是非俺の家に訪れてね。

 俺と遊んでくれたら、宿泊費はタダでいいよ。

 さようなら。

 俺たち、また会えるよな。

 ありがとう。












 俺は同性愛者じゃ無いです。

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2007年3月27日 - 邪魔

 昨日の打ち上げではPSPの話でも盛り上がった。「ダウングレーダー」がどうとか、ちょっと違法系の話。俺は違法系は好みではない・・・し、仮に行なったとしても、それを堂々と公衆の面前で言えるような性格ではないので、適当に"ひにー"とか"ひんえむえっふふ"とか"ほへんほ"とか、それっぽい言葉をちらつかせて場の雰囲気に合わせておいた。
 別にモンハンやメタルギアが出来て、音楽を沢山吸い込んで、携帯動画変換君で動画が見れれば、俺はそれでいいと思うんだけどね。"へみゅへーはー"が出来なくても、PSPは十分魅力的なおもちゃだと思うよ。

 さて、今朝の「ドラゴン桜」では、東大模試を扱っていた。俺も現役時代は東大模試を受けたものだった。河合塾の「東大即応オープン」、駿台予備校の「東大入試実戦模試」、代々木ゼミナールの「東大入試プレ」。まあどれも「東大模試」と総称できる模試で、普段の試験とは一風変わった東大形式の問題に挑める試験なので、東大を目指す人は是非とも受けてほしい。それぞれ夏と秋に一回ずつあるが、六回全て受けてもいいくらいだ。
 もちろん東大模試といっても、それぞれ違いはあるし、もちろん実際の東京大学入学試験とも違っている。それを知り、何が必要で、何が必要ではないかを見極めるのも勉強の一つだ。あくまでも俺の感想であり、模試の性質を表すものではないが、以下にその特徴を書いてみよう。

 ◆河合塾「東大即応オープン」
 解答・解説冊子が最も厚く、また俺がやった感じでは、もっとも正確に成績を反映していたように思う。
 実際の東京大学入学試験(「東大入試実戦」と書けないのが嫌らしい・・・)が大体440点中220〜240点で合格と難易度が決まっているのに対して、この模試は割とバラバラであるが、解ける問題は解け、解けない問題は解けないと難易度がハッキリしているので、非常に参考になる。
 一個だけ受けるのならば、これがお勧め。俺のスコアは夏D、秋B。夏の国語は現代文40点中5点。漢字4点で、あと1点。危なかった・・・。

 ◆駿台予備校「東大入試実戦模試」
 駿台はやたらと数学が難しかったり、物理で微分/積分を乱用したりと、一世代遅れている気がややすることで有名であるが、そんな駿台らしい模試。秋しか受けなかったが、数学はなんと驚異の120点中10点。後期でT大に受かった彼も俺と同点だったので、決してこの点は特殊ではあるまい。それに実際の2007年度入試では6問中3問解けた俺だから、別に俺の数学力が低かったわけではない・・・はず。
 一般に採点基準が厳しく、解答もやたらと難解なものを乗せたがる。時代が変わったことに気づかないのか、それともかつての受験というものをそのまま後世に伝えたいのか・・・。今の入試で合格だけを目指すのならば、この模試は不要である。受けてもいいが、復習の際、解説を読んでも意味不明なところは、丁度前に書いた「余技」の領域なので、速攻で無視するべきだ。
 スコアは秋D。数学がせめて30点くらいあれば、もう少し相応の判定になったはずだが・・・。それとも、秋は実際まだまだだったのか?いや、センター試験でボーダーに遙かに届かなかったことを考えると、そもそも受験時に俺の実力は合格に足るものだったのか?今となっては分からない。

 ◆代々木ゼミナール「東大入試プレ」
 解答・解説冊子が最も薄く、また俺がやった感じでは、もっとも正確に成績を反映していなかったように思う。
 ・・・問題の難易度は標準的であるが、解答・解説が少なく、三つの中でもっとも学力の向上が臨めない。時間的に三つ受けるのが厳しいのならば、これを省くべきである。リスニングなんて、文章の訳が載ってるだけで、正解の選択肢がどうして正解か、なんて全く書いてないんだぜ。
 まあ解答用紙の質と形式はこれが一番マシなので、慣れるために受けておいてもいいと思う。スコアは夏D+、秋D-。下がってることは絶対無い。

 見ればわかるが、判定はDばっかり。合格確率20%だ。実際、東大について模試でDより良い判定を出すのは相当難しい。俺の独断だが、Dなんてのは行けるラインだ。成績はいつでも頑張ればグングン伸びるし、むしろそういう苦しい局面に当たってこそ、成績は伸びる。そうでないと、センター試験実戦の判定で△だのDだのたたきつけられた俺が、実戦で合格したのは道理に合わないではないか。
 模試を沢山受け、沢山の問題に当たり、知らない問題はそれを"学び"、難しい問題は誰かに聞き、「余技」は無視する。模試に向かう態度もこれでいい。判定など、自分に役立つよう"適当"に解釈しておけばいい。俺はそうしたし、これからの大学でもそうやって学ぶつもりだ。

 さて、東大模試では、実際の東京大学入学試験問題と同じく、問題冊子を切り取って、計算用紙として使用してはいけない。切り取ると問題・解答・計算のそれぞれの用紙を眺めながら同時に行なうことが出来るようになり当然やりやすくなるのだが、実際の試験では問題冊子も回収するため、模試もそれに合わせているのだろう。
 その代わり、冊子の中には十分量の計算スペースが用意されている。数学ならば、見開きの左上に問題が書いてあり、左下と右ページは全て計算スペースである。六問分それがあり、他に問題冊子の先頭と最後にも同じように計算用紙が何枚も用意されていて、それには全てこう書いてある。

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   計 算 用 紙
 (切り離さないで用いよ。)







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 ・・・邪魔だから消そうぜ。

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2007年3月28日 - 名所

 モンハンP。クリアしました。1ヶ月で50時間。不満点はいろいろあるし、それは慣れれば良いFF12と違って明らかにモンハンPの出来が悪さが原因(敵に吹っ飛ばされてロードとか、キャンプハメとか)だけど、それでも総合的に見れば面白かったです。PSPで二本連続良作をやってしまいました。
 一番印象に残ったのは、最初滅茶苦茶苦戦したリオレウス(パッケージの飛竜)が、再登場したときただの雑魚になったこと。装備は頭を「護りのピアス」に変えたくらいだったのに・・・。腕が上がったんだね。俺。いいね、こういうの。
 友達がモンハン持ってたら、一緒にやりたいんだけどね。ゲームとじゃなくて、次は人とも遊びたいなあ。まあそれはいいや。とりあえず残った村緊急クエストを終わらせて・・・次は「モンスターハンターポータブル2nd」(モンハンP2)か、「メタルギアソリッドポータブルオプス」(メタルギアP?)か・・・どちらも傑作と言われている作品であるし、前からやりたかった作品でもある。同じ作品を連続でやるのはあまり良くないし・・・やっぱ後者かな。
 しかしDSで良作と言われるソフトを買うと全てクソゲーで、PSPで良作と言われるソフトを買うと全て良ゲー・・・。ふむ・・・。DS、家に置いてってもいいんだけどな。逆転裁判4とFF12RWさえ出来れば、もういらないんだ。

 さて、今日は上の兄が家に帰ってきた。四月から大学院二年生。今から就職のために動いているとか。先月、俺が東京に受験しに行ったときも、就職活動の一環のついでとして、俺についてきてくれたのだった。大人ってのは、大変だな。ま、俺もあと五年ってところかな。うんうん。
 ってわけで、久しぶりにPS3を起動する。PS2のコントローラーはエースコンバット5の陰謀でR2ボタンが陥没している。対してPS3のコントローラーは新しいうえ、R2L2ボタンが仕様変更され、押しやすくなっているのだ。更に優秀な充電機能を持ち、ワイヤレスで動く。これで振動さえついていれば・・・。PS/PS2互換機としてのPS3もPS3の大きな役割の一つ。システムの更新で機能を追加できるのもPS3の大きな魅力だ。PSPをファームウェアのアップロードであれほど優れたツールにしたように、PS3も改善を是非とも希望したい。と言っても、今のSIXAXISを震えさせるのは、物質として不可能な可能性が高いが・・・。
 さて、そんな兄貴がしばらくゲームで遊んでいて、ちょっと疲れたのか、本棚の本に手を伸ばした。
 「出た!恐怖の新名所 〜戦慄のミステリー・スポット・ガイド」
 なに、他愛のないお化けの本だ。どうせ古本屋の「100円均一」コーナーででも買ったのだろう。その本の題名を見て、兄貴はこう言った。

 「見てみろよ。
  もうこんな参考書まで出来てるんだ。


 確かに・・・今年のT大の化学とかね・・・。

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2007年3月29日 - 青春

 「サーセンwwwwwwwww」という表現を、今年に入ったくらいからよく見る。これはどうやら「すみません」を意味する言葉だそうだ。「すみません」を砕いて発音した結果、「サーセン」と聞こえるようになるとか。これと同じようなものは、他の表現にもある。いくつか紹介してみよう。
 アザース:「ありがとうございます」
 オシマース:「おねがいします」

 チワーッス:「こんにちは」
 ムゴイナ:「凄いな」

 「青春アミーゴ」という曲がある。2005年に大ヒットした曲で、「SI 俺達はいつでも二人で一つだった 地元じゃ負け知らず」という歌詞の一節を知っている人は大勢いるはずだ。この前のカラオケで聞いたのをきっかけに、俺も好きになってしまった。いつもブームには遅れて乗るんだよな、俺。
 さて、その歌詞は「青春」と名に負っているように、田舎を捨てて都市へ向かう少年の心情を歌っている。後半の歌詞の一部を引用してみよう。

 SI 俺達はあの頃 たどり着いたこの街 全てが手に入る 気がした
 SI 故郷を捨て去り でかい夢を追いかけ 笑って生きてきた
 これからも 変わる事無い 未来を 二人で追いかけられると 夢見てた
 SI 俺達はいつでも二人で一つだった 地元じゃ負け知らず そうだろ
 SI 俺達は昔から この街に憧れて 信じて生きてきた
 何故だろう 思い出した景色は 旅立つ日の綺麗な空 抱きしめて

 この曲を歌っているのは二人の男(の子)で、そのうち一人はドラマ「ドラゴン桜」で矢島くんを演じた人だ。俺はこのことは偶然とは思えなかった。つまり、こういうことだ。この歌は、田舎から東大に向かう少年の心情を歌った曲である!まさに俺そのものだな。
 しかし「俺そのもの」と解釈すると、いくつか問題が出てくる。「俺"達"はいつでも "二人"で一つだった」などというように、登場人物は一人では無いのだ。歌手が二人とも男(の子)であることから、歌われている「二人」はアッ-な関係、と単純に捉えることも出来るが、俺はそうは思わなかった。ドラマ版「ドラゴン桜」の矢島くんには、彼女がいる。「二人」は、きっと恋愛関係にある男女を指すのだろう。そういうわけで、あくまでも「『ドラゴン桜』の登場人物の矢島くんが歌っている」と捉えるのならば、「矢島くんは彼女と一緒に東大に行った」という解釈が自然なのである。
 なんだ、俺とは大違いだな。ははは・・・。

 ↓(感想伏せ字)

ハヽ`ト、\::::ヾ::::\ヽ、            
i|;;゙i::!::|:ハ::゙lヽ、ヽ、 lヾ::ヽ           
i|;;;;l::|::l!ソ八}、_ヽ、i:゙l、i トヽ.          
リ;;;ヽ|:i|:l//i| ゚ ヽi::l::|ハ::i゙i、         
';;;;;i、|l::ノ、iト|L_」ヽi::゙l::!:ト.l         
,、tソト'、  ̄リ ̄`ヾ; |::iハ|::|:!         
  yイノ .:::::::::     } 丶::!|::il         
八卜 ::::::  /^ /゙ヽ、|i !|          
、 i   :::  `  ィ'   l |、.!         
ヽl          _,.'! ゙l `         
i|J  〃 __,..--j‐'" }::| l         
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´ i __,..-‐イ::| )      ,イ  
ゞ  ./ ,i、_-‐i|
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ヽ /`"i|;;;;;;;;|l_;;;;;;;i| ||゚:i |    /   |  
  i| i;;:::゚,lー-'"ハ`ヽil i|::l、__j__,.ー-'   `'"
ー-ゝf--‐‐'  ヽィ_,  i           
    ヽ 十r'二 l  |  ┬┬   ゝ    
 十 ヽ ー; j丿 |  i <  夕 ヒ  ー'`l   
 ノ よ ノ、______, ヽ,ノ  l ー   ノ   
  l  ヽ            レ ー‐   l   
 レ 」  二|二     十     7|
´`l  
        >       / 二.   l .ノ  
  「|   (__,.      /    「|    
   | |           \    | |    
   | |   十‐      十 ゝ    | |    
   | |   / 二     ノ よ    | |    
   | |             l  ヽ    |_|    
   | |   /     ハ  レ 」  ー‐、   
   |_|   \   l |        -‐'   
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´ ̄ヽ|  !  ,.ヘ.    ,.ヘ  
      V       |/   \   /  i  
                    丶/   `  

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2007年3月30日 - 可愛

 荷物をまとめています。東京に持っていくゲーム関係の物品はこちら。
 
◆ハード
 PS2 / PS3
 NintendoDS / PSP
 本当はPS3だけで済ますつもりだったけど、互換機としての性能が低すぎるのでPS2(厚型)も持っていくことに。
 携帯ゲーム機もPSPだけで十分だけど、「逆転裁判4」「FF12RW」のためだけにDSを持ってく。それが終わったら売ろうかな。あの機械嫌いだし。
 
◆ソフト
 PS:ファイナルファンタジー8 / ファイナルファンタジー9
 PS2:ファイナルファンタジー10 / ファイナルファンタジー12 / エースコンバット5
 PS3:レジスタンス
 GBA:逆転裁判(1) / 逆転裁判2 / 逆転裁判3 / マリオアドバンス3 / ロックマンゼロ3 / ロックマンゼロ4
 DS:スーパーマリオ64DS
 PSP:エースコンバットX / モンスターハンターポータブル / メタルギアソリッドポータブルオプス
 最近買ったゲーム(PS3レジスタンス / PSPメタルギア)と、もう一度遊びたいゲームをチョイス。
 FFシリーズが8、9、10、12と連続で入っているのが興味深い。最初はもちろんシリーズものとして買ったけど、単体の作品としても、どれも気に入っている。物語、戦闘システム、音楽、演出・・・どれをとっても個性的な作品群である。もうこれらの作品は傑作と言っていいだろう。
 DSのソフトは4本持っているが、良ゲーは最初に買ったマリオ64DSだけであった。俺はDSをGBAの進化版と捉えて購入し、ソフトもそのような基準で買ったつもりだ。まさかそれが間違っていたということはないだろう。しかし現実は・・・まあGBAの欄と比べればわかるから、もういいや。
 PSPはハードもソフトも魅力一杯でいい感じです。百害あってやっと一利の某"ブーム"(笑)より、PSPが流行ったほうがいいのにね。

 今日は7時半からNHKで「春うた」という番組がやっていた。最初が森山直太郎の「さくら」で、出演グループの中にコブクロがあったので、コブクロの「桜」を聞くためだけに待っていたのだが、「エール」と「蕾」だけで、ついに「桜」は流れなかった。はあ・・・。
 さて、その番組の中で流れた歌の歌詞に「可愛い」という言葉があったのだが、それには「かわい」というふりがながしてあった。なるほど。確かにWordあたりで"「大宮の面白いほど分かる本」シリーズ 可愛い女の子(と男)の表紙が特徴"等と書くと「当て字 かわい」と、しっかりと訂正してくれる。こういう字は、日本語の正確さにあくまでこだわるのならば、かなをふって読ませるべきなのだな。俺も気をつけなければ。
 しっかし、可愛(かわい)か・・・。
当て字ということで、当然適切で良い漢字を使っている。
 だが女の子の名前には適さないな。高校三年の時とかやばい。

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2007年3月31日 - 課題

 遂に今日、住み慣れた家を出て、東京へ向かう。

 津高校の学生、慣れ親しんだ3年7組の一人であるのも、今日が最後だ。

 心残りが無いと言えば嘘になる。

 でも、それは今後の課題でもあること。

 逆に言えば、今からの生き方の指針が出来たということ。

 勉強とゲームしか知らなかった俺に、それをくれたのは・・・。


 みんな。

 今まで色々迷惑かけてごめんな。

 そして、ありがとう。

 さよなら。

 また、会えるといいな。

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