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DQVI 主人公ロキとバーバラの二人旅
下の世界のホルストック地方に到着。
この地方自体は船を手に入れた時点から行くことができるのだが、その前の関所が、ジャミラスを倒さないと通行できないため、実際に行くことができるのはひょうたん島を入手してからになる。
まずはホルストック地方の田舎村、ホルコッタであさり。まぁ特に今の時点ではすることはない。アイテムだけ拾っておこう。
続いてホルコッタから西のホルストック城へと向かう。
この地方ではユニコーンというモンスターが出現する。こいつは『突き飛ばし』を使って、こちらのキャラクターをバトルから離脱させる(その戦闘中に戻ってくることは不可)ことがある。ロキが離脱させられるとその時点で敗戦が確定してしまうので、ユニコーンが出現したときはロキ一人で戦わせる。こちらが一人のときは『突き飛ばし』は使ってこないので、安心して戦うことができる。
そのほか、『バギマ』を連発してくるウインドマージや、『ベギラマ』やいかずちの杖を使うヘルゼーエンなどが出現するが、こいつらは主力とする攻撃がプラチナメイルなどでほぼシャットダウンできるので特に問題はない。
ホルストックに行き、ホルテン王の話を聞いて、半ば強制的に王子ホルスが王位を継ぐための洗礼の儀式を引き受けさせられる。
なんだろ、「頼み聞いてくれるよね!? チラッ、チラッ」って感じですか?
いきなりどこにいるのかわからない王子を探すことに。蒸発王子。
そしてホルス王子のわがままに悩まされつつ、洗礼の洞窟へと向かう。ちなみにVIIIにも同じようなことをさせられる、ということを感じたプレイヤーは多いことだろう。あっちのブタ野郎は心底性根の腐った野郎だったが、まぁこっちのホルス王子はそれなりに…。最初は頼りないというか、決していい印象は受けないキャラクターなんだけどね。
洞窟を少しして進むとホルス王子がいきなりいなくなるが、ホルコッタの村にいるので連れ戻せばよい。彼がいないと先に進めない。出奔王子。
しばらく進んで、ここでしれんその1という超いい加減な名前のボスと戦闘しなくてはならない。ちなみにこの試練は3体いる。
リメイク版でもこいつらにはまともな名前がつけられなかった…。なんとも憐れな…。
というわけで僭越ながらおいらが勝手にこいつらに名前をつけることにした。
ん〜、なんか3つで1セットのでかっこいいの…。
…。
よし、思いついた、こいつの名前は「アルニラム」――そう名づけよう。おいらは名前をつけるのが大好きなのだ。
というわけでしれんその1改め、アルニラムとの戦闘。
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バーニングブレスと同じ形をしたモンスターだが、基本的に通常攻撃を行なわず、頻繁に『メダパニダンス』を使いつつ、『メラ』『ギラ』『イオ』などの弱小呪文で攻撃してくる。呪文によるダメージよりも、『メダパニダンス』で混乱させられた味方による攻撃で自滅に追い込まれる可能性のある戦いである。
ただし『踊り封じ』が非常によく効くので、『メダパニダンス』を封じることはたやすい。『メダパニダンス』さえ封じれば、あとは弱小呪文ぐらいしか使ってこないのでそれほど苦労せずに倒すことはできるだろう。
なお、非常に有名な話を追記しておくが、アルニラムには沈黙も効きやすい。なので弱小呪文を封じることはたやすいが、これは絶対にやってはいけない。
踊りを封じられ、呪文も封じられると、こいつは『激しい炎』を吐き散らしてくる。この時点で『激しい炎』は驚異的な威力を誇るため、一気に全滅に追い込まれる可能性が高い。DQスタッフがたまに仕込む凶悪な罠である。
ちなみに、『追い風』を使っておくと『激しい炎』も吐かなくなり、本来なら使用することのない通常攻撃を使用するようになるらしいが、この時点で『追い風』を習得する手間って何だろう…。習得するには、盗賊、魔物使い、商人、レンジャーの4つの職業をマスターしなくてはならないが。
実戦ではバーバラが初手に『踊り封じ』を使って『メダパニダンス』を封じる。あとはバーバラは防御しておけばよい。
アルニラムはルカニ系は効かないので、実直に殴ればよい。『はやぶさ斬り』を使えば110程度のダメージを与えることができる。敵の使う弱小呪文は防具で完全にシャットアウトできるので、まぁないとは思うけどとち狂って『激しい炎』を吐かれない限りは負ける要素は全くない。
というわけで、全く苦労せずにアルニラム撃破! 試練は乗り越えられない人に襲いかかりはしない!!
いつの間にかいなくなっているホルス。逐電王子。
連れ出してさらに奥へと進む。すると今度は第二の試練、しれんその2との戦いになる。こいつの名前は「アルニタク」と名づけることにした。
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後に出現するダークホーンというモンスターと体色は一緒である。
こいつは『あやしい瞳』でこちらを強制睡眠させてきたり、『かまいたち』や『ツノ突き出し』でダメージを与えてくるが、通常攻撃は同じキャラクターをずっと狙ってくる、という特徴がある。
調べたところ、SFC版では戦闘開始時に最もHPの低いキャラクターを、DS版では戦闘開始時にランダムで選択した一人を対象にするようになるらしい。該当するキャラクターが戦闘不能などで離脱した場合は、再び同じ方法で対象を選びなおす。
狙われたキャラクターは『スカラ』や『受け流し』などを使うことで、この戦いは危険を回避しやすい。
アルニタクにはルカニ系が有効であるため、『百烈舐め』で守備力を下げつつ、動きを封じることはできるが、必ず効くわけではないので、できる範囲で動きを封じればよい。
まず通常攻撃はバーバラを狙ってくるはずなので、彼女は防御するなり、『みかわし脚』や『受け流し』を使えばよいだろう。一応みかわしの服も装備させているので回避してくれたらうれしい。
『あやしい瞳』で眠らされたりもしたが、『はやぶさ斬り』で130〜140ぐらいのダメージを与え続けてアルニタク撃破。こいつは全くといっていいほど苦労しなかった。
とりあえず1番目と2番目の試練はクリア。試練は乗り越えられない人に襲いかかりはしない!!
またしてもどこかへ行く王子。韜晦王子。
ちなみに、「蒸発〔じょうはつ〕」「出奔〔しゅっぽん〕」「逐電〔ちくでん〕」「韜晦〔とうかい〕」、すべて意味は同じである。
……。
さて、ここまではいい。問題は最後の試練、しれんその3だ。こいつの名前は「ミンタカ」と名づけることにした。
こいつの凶悪な一人コンビネーション攻撃は数数のプレイヤーを悩ませてきている。
1ターンに必ず2回連続で行動し、1回目にほぼ確実に『ルカナン』を使った後に、2回目の攻撃でダメージを与えてくる、という戦法を得意としている。
通常プレイでは、基本的には一人が『スクルト』を毎ターン使用、一人は回復役、二人で攻撃を行なう…あるいは二人が『スクルト』、一人は回復に専念、最も攻撃力の高いキャラクターに攻撃を任せる、速攻で『マホトーン』で『ルカナン』を封じる(敵は最初のターンにほぼ確実に『マホターン』を使うため、速攻で沈黙状態にすることが必要)…といった、ほぼ決まりきった戦いが想定される。
なお、DQVIは戦闘中に装備品を変更するとルカニ系及びスカラ系で増減した守備力が初期化される、というバグがある(厳密には「そうび」コマンドを選んだ時点で初期化される)。VIIIにも同様のバグがあるが、これを利用することでここを撃破しているプレイヤーもいる。
主にこれは何かしらのやりこみプレイで用いられる戦略だが、このプレイではこの戦略を用いることは禁止している。
理由は「クソつまらなくなる」からだ。
この制限はこのミンタカ戦のために設けたものである。この方法使って撃破しても全然面白くないし、これだけでこのプレイ全てがだめになるような気がしてならんかった。こんな卑怯くさい戦法用いないでおりゃあこの一角獣を撃破する。
というわけでこの方法を用いないで倒すとなると、敵の『ルカナン』との複合による強烈な物理攻撃をいかに耐えるか、が鍵となる。
まぁ戦略としては、戦闘不能から生き返ったときにステータス異常が全て初期化されるので、これを繰り返して敵のHPを減らしていく、というのが基本だろう。できるだけレベルを上げてHPを増やして少しでも耐えられるようにしつつ、そのついでに敵の攻撃も回避できたら…。そんなところだ。
世界樹の葉をいくつか用意して、蘇生を何度もできるようにする。できれば4〜5枚はほしいか…。
というわけで海で戦って、ロキのレベルをさらに2ほど上げておく。
さらにその後、上の世界のひょうたん島を使って、世界の南東部――ゼニスの城の近くの陸地(川をさかのぼることで近くに行くことができる)のあたりで戦う。
ここではダークホーン、ホラーウォーカー、ダークゴイル、悪魔の壷などのモンスターが出現し、熟練度の上限レベルが32に設定されている。ここで少しロキの熟練度も上げておく。
バトルマスターはレベル3から「敵の物理攻撃を打ち払って無効にする」という特殊能力が備わるようになる。基本的に回避するのと同じようなもので、通常攻撃を繰り返してくるモンスターに対してはこの効果が有効といえる。ロキ、バーバラともに敵の攻撃を少しではあるが回避しやすいようになった。まぁどうせならレベル4〜5ぐらいまで上げてもよかったのだが…。
ちなみにだが、ここに出現するダークホーンは非常に低い確率だが、魔封じの杖を落とすことがある。
これは道具として使うと『マホトーン』の効果があるため、ミンタカの『ルカナン』を封じることができる。敵のマホターン状態も無視できるため、これがあれば非常に楽な展開となれる。落とす確率が低い(1/256)のでまぁ全く期待はしていないが、ここで戦うときはダークホーンを一番最後に倒すことにした。まぁ結局落とさなかったけど。
ほか、出現する悪魔の壷は『ザキ』を使ってくるので、敵がMP切れになるまで『アストロン』を使ってやり過ごすことにした。
なお、『アストロン』は3ターンに1回しか使えない、という制限を設けているが、これは神秘の鎧や、勇者の職業の特典にある、ターン終了後に自動回復と併用することを制限しているものであるため、自動回復のない時期なら毎ターン使ってもOK。
ただ、この悪魔の壷を相手にするのがウザかったので、バトルマスターの熟練度は3になるところでやめた。
また、やっぱりモンストルで8190Gのアモスを仲間にし、彼の装備していた装備品をかっさらい、それを売っぱらって資金に。アモス君はさっさとルイーダね。とんでもない追剥である。これが将来勇者になる人間がすることだろうか。
いろいろなものを売ってここまでためたゴールドをはたいて世界樹の葉を4枚用意しておく。
あとは運。
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ユニコーンと同型のモンスター。
もう一度ミンタカの行動パターンとこちらの行動のおさらい。
ミンタカは1ターンに必ず2回連続で行動し、1回目は、自分自身が沈黙状態でもなく、かつ、敵(ロキ達のこと)が全員守備力0になっていない限りは必ず『ルカナン』を使ってくる。
守備力を下げた後に、通常攻撃や『ツノ突き出し』などの物理攻撃の他、『稲妻』で全体攻撃も放ってくる(自分がマホターン状態でない場合は高い確率で『マホターン』を使う)。
攻撃力、守備力、呪文耐性ともに高く、隙の見当たらない敵。
こちらは敵の攻撃によって減ったHPの回復を優先しつつ、ロキは『はやぶさ斬り』でダメージを与えていく。バーバラはゲントの杖で回復しまくっていった方がいいだろう。余裕があれば『みかわし脚』を使ってもいいが、たぶん余裕はない。
回復が追いつかなくなってくると思うので、その際は世界樹の葉で蘇生することを前提に行動を起こしていけばいいだろう。
この戦いはノーカットで。
1ターン目。
ロキは『はやぶさ斬り』でダメージを与えていく。42+45のダメージ(以降は合計値を記していく)。
バーバラはこの時点ではすることがないので『みかわし脚』を使っておく。ミンタカは1回目に『ルカナン』(以降、基本的に『ルカナン』は省略)、2回目に『マホターン』。これはどうやら固定らしい。
2ターン目。
『はやぶさ斬り』で90ダメージ。ミンタカが攻撃してきてロキに57ダメージ。
バーバラは『マヌーサ』を唱えて敵のマホターン状態を解除しておく。マホターン状態は一度効力を発揮すると解除される。まるでFFXのバファイ系ですわな。
跳ね返ってきても被害のない呪文(たとえば『ニフラム』など)で解除するのがセオリーだが、バーバラは攻撃を行なわないので幻惑状態になっても意味はない。バーバラが使える呪文の中でこれが一番都合がよかったわけだ。
3ターン目。
角を突き出されてバーバラに82という強烈なダメージ。こちらも『はやぶさ斬り』で90ダメージだが…。あと何ターンかかるんだ。
バーバラはゲントの杖を使ってロキの回復を行なう。もうこのターンからほぼゲントの杖使いまくりだな。
4ターン目。
通常攻撃がロキに当たって72。バーバラに当たったらアウトだった…。
バーバラは自分のHPを回復。ロキは攻撃で91ダメージ。このペースだと15ターンぐらいかかるかな。
5ターン目。
『はやぶさ斬り』で84ダメージ。ゲントの杖でロキを回復してひとまず元通り。
ミンタカの『ルカナン』でついに二人とも守備力0状態に。ここから2ターン連続で攻撃が来るぞ。とりあえず2回目の通常攻撃でロキに71ダメージ。
6ターン目。
『はやぶさ斬り』で90ダメージ。
敵の角がロキにクリーンヒットし97ダメージ、さらに通常攻撃がバーバラにもとんできて73ダメージ。『ツノ突き出し』が痛すぎ…。
バーバラはロキを回復。
7ターン目。
ロキの攻撃で88ダメージ。
仮借なく攻め立ててくるミンタカ君。『ツノ突き出し』でロキに90ダメージ。さらにロキに再び『ツノ突き出し』がとんでくる…。
なんと打ち払った!! キターーーーッッ!! バトルマスターの打ち払い効果がここに来て決まったッ!!
当たっても一応生き残っただろうが、まぁ回避できてよかった。バーバラはまたロキを回復。この時点でバーバラのHPはもう50程度である。いっそのこと死んでもらって蘇生させたほうがたぶん効率はいい。
8ターン目。
『ツノ突き出し』がロキにヒットし95ダメージ。さらに通常攻撃で72ダメージ…バーバラ死亡。
しまったな、これを見越して世界樹の葉をつかわせればよかったな…。『はやぶさ斬り』で88ダメージ。
9ターン目。
世界樹の葉でバーバラを蘇生させる。
バーバラが守備力が元通りになった状態で戦線に復帰したので、ミンタカはまた『ルカナン』を使ってくるようになる。
ついでに次に『マホターン』を使ってきた。あれ? ずいぶん長いあいだマホターン状態じゃないままで戦ってたんだな。
10ターン目。
ロキのHPはこの時点で70程度しかなく、攻撃が来て死ぬ、ということを想定してバーバラに世界樹の葉を使わせておく。
だが、『ルカナン』の後に来たのはなんと『稲妻』。ロキに22、バーバラに27ダメージ。なんかこれが一番安全だな…。
バーバラの世界樹の葉はミス。VIでは効果がなかったときはなくならないようになっててよかった…。
『はやぶさ斬り』で87ダメージ。
11ターン目。
『ルカナン』の後に『ツノ突き出し』がロキに炸裂。91ダメージでロキ死亡。
だがバーバラに世界樹の葉を使わせておいたのですぐに蘇生。
12ターン目。
『ツノ突き出し』でロキに58ダメージ。ひとまずこれで受けるダメージは少なくなったけど…。
バーバラは自分のHPを回復しておく。
13ターン目。
『ルカナン』でバーバラの守備力が0に。でもまだロキの守備力が残っているのでまだしばらくは『ルカナン』を使ってくるけど。
『ツノ突き出し』でロキに68ダメージ。これからどんどん増えていく〜。バーバラがロキを回復。『はやぶさ斬り』で88ダメージ。
14ターン目。
そろそろ倒せないか…。もう少しだと思うが…。
『ツノ突き出し』でバーバラに98ダメージ。ヤベー強い。バーバラはロキを回復する。ロキは86ダメージ。
15ターン目。
またしても『ツノ突き出し』。今度はロキに92ダメージ。バーバラに飛んできたらやばかった…。
バーバラは自分を回復して何とか持ちこたえる。ロキは攻撃して85ダメージ。
16ターン目。
『はやぶさ斬り』で93ダメージ。
敵の『ルカナン』でついにロキの守備力も0になる。また2回連続で攻撃してくるようになるがそろそろ倒せるはず…。耐えろよ〜。
通常攻撃でロキに76ダメージ。バーバラはロキを回復しておく。
17ターン目。
『稲妻』を使ってくるミンタカ。ロキに22、バーバラに28ダメージ。結局これが一番安全なんだよな。
さらに『ツノ突き出し』でロキに95ダメージ。瀕死になるがギリギリ耐える。そして『はやぶさ斬り』…87ダメージ!!
なんと撃破!!!
ヨッシャー!!!!! ついに試練を超えたぜ! 『スクルト』も、「そうび」コマンドで守備力初期化の裏技使わずにだ!! やりゃーできるんだよーーバーーローー!!(何)
こうして最後の扉を開けて、奥でホルスが滝に打たれて洗礼の儀式は終了!!
試練は乗り越えられない人に襲いかかりはしない!!!
ホルストック城に戻り、ついに王位を譲り受けるホルス…だが彼は自分がまだその器と力量を持っていないと退く。
ホルスはこの試練で大きく成長したわけだ。VIIIのブタ野郎とは大違いですな。この辺ですでに器の違いが垣間見える。
こうしてホルストック城でのイベントを終了させ、報酬として魔法の鍵をゲットする。これを使ってホルストック南のほこらから上の世界へと飛びたつ。
次なる舞台はクリアベールだ。
空飛ぶベッドで有名な町だが、ここは特にボスはいなく、ダンジョンをクリアするだけなので、ホルストックで試練たちを倒せるぐらいなら特に苦労はしないはずだ。まぁ2種類ほど舐めてかかるとものすごいことになるモンスターがいたりもするんだが…。
ホルストック南の井戸で井戸招きとの戦闘。こいつは『百烈舐め』が効くのでさっさと守備力0にして『はやぶさ斬り』で消し飛ばす。
井戸を通して上の世界に行き、クリアベール(上)に到着。ただ、ここでは何もすることはない。適当にアイテムだけ回収して、西にある大地の階段を使って下の世界へ。
そこから東に向かうと下の世界の方のクリアベールに到着する。ここで病気によって夭逝〔ようせい〕した少年ジョンに捧げる勇気のかけらというアイテムを取るために、クリアベールの北東にある運命の壁というダンジョンに挑戦することになる。
なお、クリアベールではまどろみの剣が販売されている。今使っている破邪のつるぎよりも攻撃力が高く、攻撃することでたまに敵を睡眠状態にすることもできるので、買っておく。
さて、運命の壁。
ここは特にボスはいないので準備は特に不要だが、いくつか注意しなくてはならないモンスターがいる。
まずフーセンドラゴン。こいつはHPが高く、『火炎の息』を吐き散らしてくるほか、HPが少なくなると自爆してダメージを与えてくるので注意が必要だ。ただし『メダパニダンス』が有効なので、混乱させればよい。
次、地獄のたまねぎ。ふざけた名前をしているが、最大6匹で出現し、『ルカナン』と『甘い息』を集団で連発してくるのである。
眠っている間に守備力を下げまくられ、ボコボコに殴られて終了…なんてことが昔あったような気がするな。結構甘く見て散ったプレイヤーもいることだろう。こいつらも『メダパニダンス』で混乱させられるし、バーバラの『ラリホー』も有効だ。
最後、爆弾岩。こいつは…もう説明の必要ないでしょ。あれを使わないことを祈るばかり。
崖を登っていく。アイテムを回収しつつ、中間の部屋でこの運命の壁を登りきるために必要な黄金のつるはしを入手。これを使って薄い岩壁を突き崩して奥へ進むわけだ。
別にこれって大金づちかなんかで普通に代用できるんじゃないか、っていう突っ込みはなしである。
ガイドブックには黄金のつるはしはSFC版、DS版ともに純金製だと書かれている。純金は爪で傷をつけられるぐらいの柔らかい金属で、つるはしにするにはさすがに強度不足だ。
とまぁ様様な疑問が交うアイテムを振り回しまくり、奥へと進む。その間、もちろん地獄のたまねぎやらメタルライダーやらウィングスネークが出てくるが、『メダパニダンス』で混乱させつつ撃破していく。爆弾岩と遭遇しなくてよかった。
頂上でつるはしを振るい、勇気のかけらを入手。これをクリアベールにいる、ジョンの両親のハリスとマゴットに手渡す。ハリスに使うキャラグラフィック間違っているよ。なんであらくれ?
彼らの申し出でジョンの使っていたベッドで休むことに。すると上の世界へワープし、ジョンの魂(?)と会話して彼からそのベッドを譲り受ける。これこそがクリアベールに伝わる空飛ぶベッドだ。なんともメルヘンチックな設定だな。これ考えたスタッフはすばらしい。
こうしてロキたちは空飛ぶベッドを手に入れた。夢の世界ならではの空想的な乗り物。
空飛ぶベッドを手に入れるとある程度いろいろなところに行けるようになるが、まぁそれはこの後のフォーン城のイベントを終わらせてから。
まずは今いるクリアベールから北西に行ったところにぽつんとある井戸から下の世界へと渡って、代代水門を管理している由緒ある城、フォーン城へと足を運ぶ。
このフォーン城は鏡の中に封じられたカガミ姫というものを奉っている。一度は王に門前払いされるが、ロキたちがラーの鏡を持っていることを知り、カガミ姫の封じられているカガミにラーの鏡を使うというイベントが始まる。
「カガミ姫の背後に不気味な魔物が写っている!!」というメッセージのときの「デーッデッデッデーー!!」にビビる。
ちなみに、ムドー(幻)を倒した後、下の世界でレイドック王の話を聞いている時も、この効果音にビビる。みんなビビる。いや絶対ビビってる。んだんだ。
このあとフォーン王から、カガミ姫を鏡に封印した張本人、ミラルゴを倒して欲しいとお願いされる。まぁ二人の恋路を応援してあげようじゃないの。
というわけでミラルゴがいる、上の世界にある魔術師の塔へと向かうが、その前にいろいろ準備。
まずは空飛ぶベッドを使って行けるところを回りに回って小さなメダルを回収。おそらくこのあたりで集めまくれば奇跡のつるぎをもらえる40枚にギリギリ到達するはず…。
……集めまくって38枚。1枚は魔術師の塔で手に入るからいいとして、後1枚…もう場所がない…。
そうだ! ザクソンの村があった!
ここは相当後で行くことになる場所だが、ここも空飛ぶベッドを手に入れた時点で行くことはできる。
具体的には上の世界のカルカドから空飛ぶベッドを使ってずっと西に行くとほこらがあるのでそこから下の世界へといき、あとは道なりにいけばよい。ただ、出現するモンスターは非常に強いので注意。はぐれメタルも出てくる。レベル上げには最適といえる場所の一つではある。
サイレスにボコボコに殴られながらも叩きのめしてザクソンの村へ。アイテムだけ回収してさっさとおさらば。ここにはずっと後でまた来る。
あとフォーン城で熟練度を少し上げて、ロキはバトルマスターをレベル4に。
レベル4で覚える『さみだれ剣』がかなり使える。敵全体を攻撃できるため、これを使えば、装備している剣の威力でつねにブーメランと同じ攻撃を叩きだせる。
ただ、残念ながら『さみだれ剣』には属性があり、「パワー系(俗に「岩石系」とも表現される)」に属している。これに属している攻撃はほかに『岩石落とし』、『石つぶて』、『正拳突き』などがある。耐性のある敵にはダメージが落ちてしまうのが欠点だが、それを差し引いても使える。終盤ではパワー系に耐性を持つものが多いので過信は禁物だが、中盤までは非常に役立つ。
とりあえず『さみだれ剣』を習得したので、これで刃のブーメランは要らなくなるだろう…。
『マホトーン』と同様の効果がある魔封じの杖がフォーン城で販売されているので、これを買っておく。沈黙状態にできるアイテムはこれから重要になってくる。
あとはミラルゴ戦に向けて…呪文に対する耐性を整えておくか。まぁ精霊の鎧とプラチナメイル、あとは魔法の盾で防げるだけ防ぐしかない。
ミラルゴは戦法を確立させておけば、ミンタカよりも気楽に戦えるはず。
というか、ホルストックの試練さえ越えれば、その先はいろいろとアイテムなども充実してくるので苦戦を強いられることはないはずだ。
まぁなるようになるさ〜(どんなやりこみプレイだ)。
さ、魔術師の塔に乗り込みますよ。
ちなみに、それぞれの試練に名づけた「アルニラム」「アルニタク」「ミンタカ」。
これは、誰もが知っている「あるモノ」…この「あるモノ」をなす要素の中でも、最も目印となっている3つの名前からそのまま取ってきている。誰もが見たことのあるものであるが、名前を知る人は少ない。というか3つで一括りにされている。
気になる方は検索してみてね。「ああ、こいつか」ってな感じですぐに分かるはずです。泣いたのは〜僕だった〜。
しかし、なぜこれをもってきたかというと、これが好きなジャンルだから。あと名前がなんとなくかっこいいから。それ以外の他意はない。
まぁおいらは名前をつけるのが好きなんで。
(2013年10月6日) 6229 PV
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