DQVI 主人公ロキとバーバラの二人旅 - やり込みinFF

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DQVI 主人公ロキとバーバラの二人旅

 



【第七話 ひるがえるたてがみ】







グラコスを倒すことで上の世界で魔法都市カルベローナが復活する。が、その前にきれいなじゅうたんを取っておく。
これはカルバン・ジャンポルテが開催するベストドレッサーコンテストの景品になっており、ポルテの館に行く必要がある。トルッカの町の外周の一部分に海底でえぐれた場所があり、ここから行くことができる。ここにいくという情報って誰が教えてくれるんだ?
そしてここにいる人人はいったいどうやってここに来ているのだろうか。

ベストドレッサーコンテストは能力値の「かっこよさ」を競うもので、装備品込みのかっこよさの数値に、特定の装備品の組み合わせで発生するボーナスポイントを加えた数値がそのまま得点となり、それぞれのランクで決められた基準値より高ければ優勝することができる。
ランクの低いうちはボーナスポイントはそれほど意識しなくてもよい。純粋にかっこよさが高めの装備品を選んでいけばよいだろう。

ランク1はかっこよさが180以上あれば優勝できる。グラコスと戦った時のロキの装備品(奇跡のつるぎ、炎の鎧、スフィーダの盾、メタルキングヘルム、力のルビー)で194あるので、このまま出ればよい。
ランク2は200以上だが、男性しか出られないランク。
上記の装備品から、装飾品を、かっこよさが非常に高いデセオのパスに代えればかっこよさは221になる。これでOK。
ランク3は220以上。上記で221いったのでこれでよい。きれいなじゅうたんはランク3の景品になっている。ひとまずランク3さえクリアしておけばよい。

改めて魔法都市カルベローナへ。ここでは…まぁバーバラが『マダンテ』を習得する特別なイベントがある。
長老ブボールがいる部屋は時の砂による魔法がかけられており、普通に入ってはブボールの元にたどり着くことはできない。砂の器で時の砂を回収しないと奥にいけないようになっている。これはなぜかバーバラにしか使えない仕様になっている。…開けてるだけやん…。
バーバラが『マダンテ』を習得。使わないけど。

このあとはブボールが吹っ飛び、町のはずれにいるカルベ夫婦にきれいなじゅうたんに魔力を吹き込んでもらい、魔法のじゅうたんをゲット。
魔法のじゅうたんは基本性能は空飛ぶベッドと同じなのだが、道具として持ち運ぶことができるので、どこでも使える。
これを使って下の世界のグレイス城へと向かう。

グレイス城は下の世界の南西の島にある、今はぼろぼろに朽ち果てた城址〔じょうし〕である。
傍にある井戸をのぞくことで、上の世界でも下の世界でもない不思議な場所にいざなわれる。自分は、グレイス城そのものが刻んだ記憶の世界、と勝手に解釈しているが。
ここのイベントを見ることでオルゴーの鎧の場所のヒントと、グレイス城が荒廃してしまった全貌をうかがい知ることができるが、別に見なくてもよい。ただし小さなメダルをはじめとして、アイテムがいくつかあるので忘れずに回収しておくこと。
かつて兵士の訓練場であった場所のヘヤノスミス(ソウルイーター)で黄金のつるはしを使うことで隠し階段を発見できる。なんでつるはしでないと開けられないのだろうか。大かなづちでもいいやん。バトルアックスでもいいやん。魔神のかなづちでもいいやん。
奥に進むとオルゴーの鎧がある。二つ目の伝説の武具ゲット。

オルゴーの鎧は炎系の呪文・特技を大きく軽減する能力がある。炎に関する軽減能力はトップクラス。冷気系の攻撃はカバーできていないので、この時はまた別の防具を装備するが、基本はオルゴーの鎧で。
なお、おしゃれな鍛冶屋で叩き直すと、守備力を本来の80から100へと引き上げることができるが、バグで炎に対する耐性がなくなってしまうので、叩きなおしてはいけない。(DS版ではこの現象は削除されている)


オルゴーの鎧を入手した。あとはセバスの兜だ。
兜自体はメタルキングヘルムという最強の装備品がすでに揃っているので、装備品としての入手ではないが、伝説の武具をすべて揃えないと先に進めないので…。
セバスの兜は、下の世界のライフコッドに行き、そこで数数のモンスターとの強制戦闘をこなし、自分自身の姿を取り戻した後、レイドックで一連のイベントを見て入手、となる。
というわけで下の世界のライフコッドに向かいましょう。

下の世界の山肌の道を登ってライフコッドへ。村の人人と会話して、もうひとりのロキを追いかけ、村が魔物に襲われるところから。
ここではまず、全部で9回の固定戦闘がある。
ボストロール、バーサクオーク、てっこうまじん、ずしおう丸のうちの2種類のモンスターと戦うことになる。話しかけた魔物ごとに組み合わせは決まっている。どのモンスターも通常モンスターではあるが、この時点よりももう少し先のモンスターであり、特にずしおう丸は最終ダンジョンにも出現する実力の持ち主。

とりあえず戦い方としては、ずしおう丸以外には混乱がある程度有効。どのモンスターも攻撃力が高いので行動はできる限り封じておきたい。『突き飛ばし』を使ってくるボストロールを優先的に混乱状態にしておこう。
ずしおう丸は非常に攻撃力が高い。『武器振り回し』は100以上のダメージを与えて、バーバラなんかに当たったら半分以上をごっそり削るほど強烈で、さらに『さみだれ剣』による全体攻撃まで放ってくる。一応睡眠が効くのだが、できるだけ速やかに倒さないとどんどん被害が広がっていく。
どのモンスターも、こちらがダメージを与えることに関しての守備面にはあまり秀でていない(てっこうまじんはやや高い)。『さみだれ剣』、あるいは『はやぶさ斬り』でダメージを与えていく。
ライフコッドの教会の神父に話しかけることで何度でも体力を全回復してもらえるので、最悪瀕死になっていてもよい。撃破することを最優先する方が結果としては被害は少なくなるだろう。まぁバーバラが1回死んだんだが。

この9回の固定戦闘が終了すると、ターニアの家でラストバトルが控えている。
ライフコッド襲撃の親玉、魔王の遣いとの戦闘。


 ロキ    バーバラ

Lv:33
HP:301
MP:66
攻:255
守:256
早:103
美:193


奇跡のつるぎ
オルゴーの鎧
スフィーダの盾
メタルキングヘルム
力のルビー


Lv:30
HP:156
MP:181
攻:49
守:181
早:140
美:176


毒針
神秘の鎧
魔法の盾
うさ耳バンド
星降る腕輪

戦士:
武闘家:
Bマスター:
勇者:
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆

踊り子:
遊び人:
Sスター:
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★★



2回連続で行動し、『マヒャド』、『火炎の息』、『ルカナン』などを使いこなしてくるのだが、なんといってもこいつの特徴は守備力が極めて高い上に、デイン系以外の呪文・特技およびステータス異常はまったく何も効かないこと、そしてHPがボスなのに400しかないということだろう。
この戦闘の前に、もうひとりのロキと合体して自分自身を取り戻し、イベントで『ライデイン』を習得するため、それを連発するのが王道。

しかし、著者あまとは、何を思ったか、もう一人のロキと合体する前にこいつと戦いだした。
合体イベントを見たか見ないかで、魔王の遣いは能力値が大きく変化し、イベントを見ないで戦うとかなり強い。
具体的にはHPが約4倍に上昇、そのほかのステータスも1割ほど高く、MPに限りがなくなり、さらに『ベギラゴン』も使えるようになっている。デイン系以外の攻撃がまったく通用しない部分は変わってはいない。
ちなみにだが、合体する前に話しかけると、たぶん間違えて話しかけたプレイヤーのためだろうが、本当に戦うかどうかを2回も尋ねられ、念を押される。こういうところにDQの親切設計が垣間見える。

守備力が極めて高いため、『はやぶさ斬り』では合わせて30〜40程度のダメージしか与えられないが、こういう場合は『魔神斬り』を使えばよい。当たる確率は1/3だが、当たれば会心の一撃となり250程度のダメージを与えることができる。主にメタル狩りに使われる特技だが、場合によってはこういう時にも使える。
確実だが30〜40程度のダメージの『はやぶさ斬り』と、当たる確率は1/3だが250程度のダメージ…どちらが期待値が大きいかは明瞭である。

敵の『マヒャド』、『ベギラゴン』、『火炎の息』は装備品によって軽減、あるいはリカバリーできるのでたいした問題ではない。
ただ、『ルカナン』によって守備力が下げられた状態で殴られたのはさすがにきつい。やたらと『ルカナン』唱えてきてあっという間に守備力0状態になってしまった。こうなると通常攻撃で110ぐらい食らう…。バーバラはグラコスの槍を使うことで守備力をあげてはいるけど。
まぁでもそこまで苦戦するほどではなかった。まったく無駄なことではあったが。なんで合体せずに戦ったのか…。
著者はたまにこういうわけわからんことをする。




とりあえずこれで村は平穏を取り戻し、さっさとロキは合体。自分自身を取り戻す。『ライデイン』を習得。使わないけど。
このイベントが終わると、下の世界のレイドックに戻った際にイベントが発生する。
ここは基本的に会話イベントだけだ。そして過去の自分の記憶を見て回るめんどくせぇ懐かしさに浸れる回想シーンを経て、レイドック王から伝説の武具、セバスの兜を入手できる。
今装備しているメタルキングヘルムよりも守備力が低いので基本的にはこれを使う必要はあまりない。ただしザキ系をはじめとするいやなステータス異常にかかる確率を大幅に軽減してくれる。この能力はメタルキングヘルムにも実装されているが、それよりもさらに高い耐性をつけられる。少しでもステータス異常を防ぎたい、というときには使える。

これでオルゴーの鎧、スフィーダの盾、セバスの兜が揃った。この3つをそろえた時点でサリィに預けたさびたつるぎも完成している。
早速取りにいく。さびたつるぎ改め、伝説の武器、ラミアスのつるぎをゲット。

このラミアスのつるぎ、攻撃力は+130と屈指の攻撃力を誇る上に、攻撃することで追加でデイン系のダメージを与えることができる。道具で使うと『バイキルト』の効果もあり、さすが伝説の武器といったところだ。稲妻の剣で敵を蹴散らせィ!!
さらに、おしゃれな鍛冶屋で叩き直すことで最終的には+145まで攻撃力を高めることができる。鬼に金棒、虎に翼である。そこまで強化するには36000Gというかなり高額なゴールドが必要だが、それだけ払う価値は充分にある。

これで伝説の武具が全部揃った。制限ではここからロキは勇者に転職することができる。
この制限を設けたのは勇者の特殊能力、自動回復を早めに身につけてしまうと戦闘が楽になりすぎてしまうから。楽なのと楽しいこと、字は一緒だけど意味は違うのよ〜。
この時点でロキはバトルマスターレベル7。あと50回程度でマスターするので、せっかくだからバトルマスターはマスターしてしまおう…。「バトルマスターをマスターする」って言い方としてどうなのよ。下の世界のザクソンの村周辺ではぐれメタルを狩ってレベル上げを兼ねつつ、バトルマスターをマスター。『メタル斬り』を習得。
ここで勇者に転職してもいいのだが、攻撃力やHPが下がってしまうので、この後に控えるデュランとの戦いまではバトルマスターのままで行くことにする。

伝説の武具を手に入れたら、ガンディーノ城から海を渡って北西にある聖なるほこらへと向かう。上の世界のゼニスの城があった大穴から落ちてくるのもいい。この場合、近辺に体力を全回復できる施設があるので便利といえば便利。
ほこらでボタンをぽちぽちと押してそれぞれの武具に対応するマークを出現させ、ヘルクラウドを召喚。ちなみに伝説の武具をすべて装備していないと召喚しても追い返されるので注意(下記の装備は戦闘突入後にメタルキングヘルムに装備を代えている)。
ヘルクラウド城に導かれるがその前にヘルクラウドと対戦。
城と戦うというDQ史上類を見ない意味不明描写である。


 ロキ    バーバラ

Lv:35
HP:326
MP:73
攻:327
守:270
早:108
美:226


ラミアスのつるぎ
オルゴーの鎧
スフィーダの盾
メタルキングヘルム
力のルビー


Lv:33
HP:168
MP:188
攻:52
守:182
早:150
美:180


毒針
神秘の鎧
魔法の盾
うさ耳バンド
星降る腕輪

戦士:
武闘家:
Bマスター:
勇者:
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆
踊り子:
遊び人:
Sスター:
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★★



DQシリーズの中で、もっとも巨大なモンスター(?)の一体に数えてもいいだろう。
『真空波』や『バギクロス』などの風の技を得意としているほか、その巨体を生かして『押しつぶし』という特殊な攻撃も行なってくる(通常攻撃の半分のダメージを敵全体に与える)。
ただ、風属性の技を使うくせにバギ系に弱いので、『真空斬り』で大きなダメージを与えることができる。ラミアスのつるぎの追加攻撃によるダメージを加味すると、『はやぶさ斬り』を使うよりも通常攻撃を使った方が大きなダメージを与えることができる(デイン系に耐性のない敵の場合)。さらに強化打撃であればそのダメージは大きく増える。
今まであまり使っていなかったが、『真空斬り』はバギ系に耐性のない敵には通常攻撃の約1.3倍のダメージを与えることができる。このプレイで唯一使える魔法剣だ…他の属性の剣技は魔法戦士で覚えるのに、なんで『真空斬り』だけバトルマスターなんだろうか…。

さらに、ヘルクラウドにはルカニ系が効くので『百烈舐め』で守備力を0にできる。城を舐めるのはどうかと思うが。




「城を舐めまわす」というこの奇行。


今の僕には理解できない。アンインストール。
守備力0状態、かつラミアスのつるぎを使ってバイキルト状態で『真空斬り』を放てば、ダメージは追加攻撃のダメージも合わせて500以上まで達する。『気合ため』を使ってさらに最高ダメージをたたき出す…なんてのもいいんだがそこまでしなくてもいい。
敵の攻撃は軽減はできないのだが、まぁそこまで強い攻撃ではない。適宜回復する。特に怖いことはなかった。
おそれを知らない戦士のように振舞うしかない。アンインストール。
ってなわけで撃破。
この手で終わらせたくなる。何も悪いことじゃない。アンインストール。

ただ、この戦いでは『百烈舐め』は2回目で成功したのだが、上記の画像を撮るためにもう一度後で挑戦したら、10数回以上使っても『百烈舐め』が効かなかった。20回ぐらい使ったか? とにかく全然守備力0にならなかった。効くには効くけど、すごく効きづらい?
最初の戦いで、2回目で効いたのは相当運がよかったのだろう。ジャミラス戦の時といい、1回目のプレイは運がよかったというのがあるようだ。

こうしてさっきまで戦っていたヘルクラウドへと乗り込む。
倒したんだからぶっ壊したんじゃないのかよ…。一体何と戦ったんだろうか。まぁいいや。
ヘルクラウドを居城とする主、デュランに招かれて、奴のもとへ。おいらはこのデュランという奴が大好きである。
敵でありながら、こちら側と戦うことを楽しみにし、なんだかんだいっても力を認め、正正堂堂と戦いを挑もうとする…負けたときは素直に負けを認める奴…おいらはこういう敵が大好きなのだ。FFIVのルビカンテとかも大好き。

さて、大ボスであるデュランとの戦いだが、この戦いは3連戦となっている。
キラーマジンガ+ランドアーマー→テリー→デュラン …といった流れ。


 ロキ    バーバラ

Lv:36
HP:329
MP:76
攻:330
守:272
早:110
美:227


ラミアスのつるぎ
オルゴーの鎧
スフィーダの盾
メタルキングヘルム
力のルビー


Lv:33
HP:172
MP:188
攻:52
守:182
早:150
美:180


毒針
神秘の鎧
魔法の盾
うさ耳バンド
星降る腕輪

戦士:
武闘家:
Bマスター:
勇者:
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆
踊り子:
遊び人:
Sスター:
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★★



1戦目のキラーマジンガ+ランドアーマーのコンビは後に通常モンスターとして現れる敵だが、ラストダンジョン以降に出現するものなのでその能力値は高い。
特にキラーマジンガは元の攻撃力が極めて高いうえに必ず2回連続で行動する。普通に3桁に匹敵するほどのダメージを与えてくるので手早く対処したいものだが、相棒(?)のランドアーマーは高い守備力を誇り、さらに『身代わり』を使ってキラーマジンガを攻撃からかばってくる。
どちらも『メタル斬り』が有効なのだが、『メタル斬り』には『バイキルト』などの攻撃力増強効果が適応されないというクソ仕様があるため、普通にラミアスのつるぎを使ってバイキルト状態になったうえで通常攻撃を放ったほうが結果としてはよい。なお、どちらもバギ系に完全耐性を持つので『真空斬り』はほとんど効果がない。

ただし、ランドアーマーには『メダパニダンス』が高確率で有効であるため、これを利用しない手はない。
初手にロキは自分にラミアスのつるぎを使い、バーバラは『メダパニダンス』を使用。…よし! 効いた!!
が、キラーマジンガの強烈な攻撃が振りそそ…ロキが打ち払った!! ナイス!! 幸先のよいスタートだ。それでも2回連続で行動するので気が抜けない。『弓引き絞り』でロキでも100以上食らうとか…。
しかもこいつ守備力もすごく高いので、バイキルト状態でも200ちょっと。
やはり海底宝物庫で数数のプレイヤーを血祭りにあげて強烈なトラウマを植え付けたマジンガ君は敵としてあっぱれだ。
他のシリーズにもトラウマ的モンスターはいる…IIのマンドリルやドラゴンフライ、IIIのエビルマージや人食い箱、Vのエビルマスター&ブルーイーター&レッドイーター、VIIIのアイスチャイム……などなど。だが、やっぱりドラクエ界の頂点に立つことができるトラウマモンスターはこのキラーマジンガが殿堂入りであり伝説だろう。
というかバーバラぶった斬られて死んだぞおい。こっちもマジンガを倒したけど…。
あとは狂ったランドアーマーが残っているだけなので、バーバラを生き返らせた後料理してやる。

次、デュランに魂を売った男。名前は忘れた(おい)。今まで散散邪魔してきたのでここでウッフン…じゃなくて鬱憤をぶちまける。
ここで敵として戦うテリーは通常攻撃を行なわず、『火炎斬り』、『さみだれ剣』、『はやぶさ斬り』、『真空斬り』といった剣技に加えて『ルカナン』、さらには『ライデイン』と同様の効果がある雷鳴の剣を使ってこちらを全体攻撃してくる。
バギ系には耐性があり、さらにはなぜかデイン系に対して完全耐性を持つので通常攻撃で対処。また、やや物理攻撃の回避率が高いが、これは『気合ため』を使うと問題はなくなる。

ここに特筆しておくが、『気合ため』で倍加した攻撃は基本的に必ず当たるという特長がある。
幻惑状態になっていようが、敵が『みかわし脚』で回避率が高くなっていようが、魔神のかなづちを装備していようが、『気合ため』の効果が適応される攻撃であれば必ず当たるようになっている。『正拳突き』のみ、パワー系の属性による判定があるため、これはかわされることがあることを申し添えておくが。
もう少し突っ込んだ話をするが、『気合ため』の効果が適応される攻撃のみというところに注意ね。『メタル斬り』と『魔神斬り』は『バイキルト』などの倍加が適応されないので必ず当たるようにはならない。また『さみだれ剣』や『はやぶさ斬り』も、『気合ため』が適応される最初の一撃しか必ず当たるようにならない。

魔神のかなづちを装備している場合は扱いが例外で、『気合ため』を使って通常攻撃を行なうと、必ず会心の一撃を出せるが、ダメージは倍加されない。
これはメタル系モンスターを倒すのに有効な手段としてピックアップされていたりもする。ただし2ターンの間メタル系モンスターが逃げないという前提であることが欠点だが…。メタル系を倒す手段は一つではない、その状況によっていろいろなものを使い分けるとよい。
ちなみに『気合ため』と同じような効果を持つ『力ため』には「攻撃が基本的に必ず当たる」という効果はない。この似た二つの特技にはこのような違いがある。
この『気合ため』をうまく使いこなせるようになって真のドラクエプレイヤーと呼べるらしい。誰が決めたのか知らないが。

だいぶ話がそれたが、バイキルト状態+『気合ため』の通常攻撃で約500程度のダメージを与えていく。
テリーの剣技と雷鳴の剣によるダメージはゲントの杖と神秘の鎧で充分間に合う。あまり苦労せずに撃破。テリーって(略)

テリーを倒すと、いよいよデュランとの戦いになる。そばでぶっ倒れてる奴は無視。
「全力でかかってくるがいい!」みたいな物腰で挑んでくるのがまたすばらしい。関するメッセージはないが、戦いの前にこちらの体力を全回復してくれる(戦闘不能のキャラクターも生き返る)。まさしく「さぁ! 回復してやろう!」と言うFFIVのルビたんみたいだ。なので、先のテリー戦ではある程度ダメージを与えたら回復はそっちのけにしてもよかったりする。
何度も言うが、こういう正正堂堂と戦う敵、おいら大好き。

さて、デュランだが、こいつも通常攻撃を行なわず、『かまいたち』、『ムーンサルト』のほかに、デュランのみが使う特殊な攻撃『突き刺し(通常攻撃の1.25倍の強化攻撃)』、『目にもとまらぬ早業』などでこちらを攻撃してくる。
『目にもとまらぬ早業』は通常攻撃の半分の威力の攻撃を3回連続で繰り出すもので、対象は一発ごとにランダムで決定し、同じキャラクターに連続して当たることもある。『爆裂拳』の弱体化バージョンといったところだろうか。
また、『マホターン』で呪文を跳ね返そうと試みたり、ボスで初めて使う『いてつく波動』でこちらの特殊効果をかき消してきたりもする。
こちらに何かしらの特殊効果があると結構な確率で『いてつく波動』を使ってくるので、ラミアスのつるぎによる強化は行なわないほうがよいかもしれない。バギ系に耐性があるので通常攻撃を行なうのが最も効率がよい。110のダメージに追加で60程度のダメージ、1回の攻撃で大体170〜180程度のダメージを与えられる。

さて、このデュラン戦、前もってこちらを回復してくれるあたり自信の程が見て取れるのだが、実際かなり強かった。
『かまいたち』は110程度のダメージを与えてくるのできつかった。何よりおいらはひとつ忘れていたことがあって、『ムーンサルト』の威力が高い。
『ムーンサルト』は敵の数が少ないほど威力が上がる、という他の特技にはない特徴がある。普段のプレイではまず4人で戦っているので気づかないのだが、今回の旅は二人旅。『ムーンサルト』は通常攻撃と同じ威力で全体(二人だが)にダメージを与えてくる。なお、『ムーンサルト』のダメージ倍率は「3/(敵の数+1)」となっている。
これ、マジで忘れてて、予想外の苦戦を強いられることとなった。
会心の一撃が出て400ものダメージを与えられたことはあったが、ロキとバーバラが1回ずつ死亡し、かなりギリギリの勝負だった。




正直、『ハッスルダンス』を解禁しようかと考えたぐらいだが…。なんとか切り抜けた。
まぁでも世界樹の葉を合計で2枚使ったぐらいならまだジャミラス戦のほうが苛烈だったといえるだろう。

デュランは倒れた後も武士道精神満載の、最ッ高にかっこいい散り様を見せてくれる。「生まれ変わってもまた戦いたい」だなんて最高の言葉だ。正直敵として倒すにはもったいないぐらい。本当に何度も言うが、こういう敵がマジで大好き。
デュランを倒すことでクラウド城――ゼニスの城が復活。

……あ、その前にテリーが仲間になるんだけどどうでもいいかな。
ただ、個人的に姉と弟っていうシチュエーションは好きだな。まぁテリー君には大事な仕事があるので仲間にはしておかないと。
また、彼が持っている雷鳴の剣は道具として使うと『ライデイン』の効果があり、敵全体に80前後のダメージを与えることが可能となる。デイン系に耐性を持つ敵は少なく、また、『さみだれ剣』に耐性を持つ敵も多くなってくるので、ダメージを与える手段としてはかなり有用である。

ゼニスの城へ行くと、大魔王デスタムーアのいる世界に行く方法を教えてもらえる。それには天馬の塔というところに行き、ペガサスの力を得る必要がある。
というわけでゼニスの城の井戸を使って、下の世界の天馬の塔へ。


ただその前に大事なことがある。ドランゴを仲間にすることである。
以前アークボルトのイベントでテリーが倒した魔物なのだが、自分より強い者に従う運命により、テリーを連れていると仲間になってくれる。




このドランゴ、最初からドラゴンの職業についているため、力やHPがすさまじく高く、強力な息攻撃も覚えていく。さらに通常のレベルアップでも『ザオリク』、『メタル斬り』、『魔神斬り』などの便利な技をどんどん覚えていくため、非常に有用な仲間である。
DS版では敵としての耐性をそのまま受け継いだために、あらゆる属性に対してすさまじい抵抗力を持っていたりもするが、SFC版ではバギ系とデイン系を3割軽減するという特性だけを持っている。
まぁでも元から強いのであまり気にしなくてもよい。こいつがあまりにも強すぎるので、テリーが「酒場の番人」だの「ドランゴ引換券」だのとろくでもない呼ばれ方をするようになってしまった。スタッフはもう少し考えてもよかったのではないだろうか…。
ドランゴについてはもっと語ってもいいのだが、どんどん話が膨らんでいってしまうのでこの辺で終了。まぁとにかくサブキャラクターなのに、メインキャラクターに勝るとも劣らないぐらいのポテンシャルを秘めている。
ただ、ドランゴはまだ使わない。エンディングから使う予定。成長はさせておきたいのでテリーを仲間にした後すぐに仲間にする。

さて、天馬の塔。
出現モンスターはそれなりに強い敵が出てくるが、有効なステータス異常や攻撃を把握すれば難しいことではない。というわけでサクサク登っていく…。


すんません、嘘つきました。

いや、思いもしないモンスターに意外と苦戦したのである。そのモンスターはレジェンドホーン
ユニコーンと同型のモンスターで、出現場所がこの天馬の塔だけであり、ユニコーンとは違って特に印象的な技も使ってこないのでマイナーモンスターの烙印を押されているモンスターといってもいい。自分もこいつには特に対策などは考えていなかった。
しかしこいつ、集団で『かまいたち』を連発してくる。しかもその威力が鬼畜で、デュランと同じく110前後のダメージを平気でたたき出してくる。
最初は、同じくここに出現するキラーマシン2に苦戦するだろうと思っていたが、実際に戦うとそこまで苦戦しなかったので、じゃあこの天馬の塔は楽勝だろう、と少し慢心していたおいらを完全にこいつが目を覚まさせてくれた。
というかロキが一度殺された。そこまで強烈だったのである。
レジェンドホーンの印象がこのプレイでがらりと変わった。今までのプレイ日誌でも何度でも言っているが、こういう気持ちを抱ける、新たなることを痛感させられるのがやりこみである。この感じ、ぜひ感じてほしい。

塔の頂上で抜け殻となった天馬の像を発見。愛馬ファルシオンが覚醒…というところでイベント戦。
ここでランプの魔王、デビルパピヨン、ホロゴーストの3体と戦闘になる。
この3体は後に通常モンスターとして出現するが、天馬の塔に出現するモンスターよりもステータスは高い。
特にランプの魔王の攻撃力は非常に高く、通常攻撃は普通に3桁に達するほど。1回しか行動しないとはいえ、攻撃力自体はキラーマジンガよりも高かったりする。
またホロゴーストは『黒い霧』で呪文をまったく使えないようにしてきた上で、『死の踊り』を使ってこちらに即死の効果を与えてきたり、デビルパピヨンは頻繁に『猛毒の霧』を吐いてくる。
このバトルは舐めてかかると、ホロゴーストの『黒い霧』で呪文が使えなくなったところで、ランプの魔王の高い攻撃力やホロゴーストの『死の踊り』で死亡したキャラクターが出ても『ザオリク』で生き返らせることができない、デビルパピヨンの『猛毒の霧』で猛毒状態になっても『キアリー』が使えない…という事態が起こることも少なくないので、割ときつかったりもする。

とにかくホロゴーストの『死の踊り』が危険なので、バーバラは初手に『踊り封じ』を使っておく。これだけでこのバトルの危険度はぐっと下がる。
あとはランプの魔王の非常に高い攻撃力にだけ注意しておけばよい。デビルパピヨンの『猛毒の霧』も厄介だが、一応毒消し草は用意してある。またデビルパピヨンには混乱が有効。
ロキはラミアスのつるぎを使って攻撃力を倍加した後、ホロゴーストには『ゾンビ斬り』、デビルパピヨンには『真空斬り』、ランプの魔王には通常攻撃で攻撃していくとダメージ効率がよい。1ターン目にホロゴーストに『黒い霧』を使われた後にラミアスのつるぎを使ったので効率よく回った。タイミングあってなかったら完全無駄行動だった。
思うようにうまく回ったので苦戦せずに撃破。後後普通に戦うモンスターだから苦戦してちゃだめだぜ。

こうしてファルシオンが覚醒し、ロキたちは空を自由に翔る手段、天馬の手綱をゲット。
このあとゼニス王に力を解放してもらい、デスタムーアの潜むはざまの世界へと向かえるようになった。


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  ●天馬の手綱を入手

 ロキ  バーバラ

 Lv:36
 HP:310
 MP:141
 ちから:143
 すばやさ:101
 みのまもり:53
 かしこさ:103
 かっこよさ:230
 攻撃力:308
 守備力:268
 経験値:423712

---------------------

 ラミアスのつるぎ
 オルゴーの鎧
 スフィーダの盾
 メタルキングヘルム
 力のルビー

---------------------

戦士:
武闘家:
Bマスター:
勇者:
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★☆☆☆☆☆



 Lv:33
 HP:180
 MP:190
 ちから:53
 すばやさ:154
 みのまもり:68
 かしこさ:96
 かっこよさ:181
 攻撃力:54
 守備力:183
 経験値:393647

---------------------

 毒針
 神秘の鎧
 魔法の盾
 うさ耳バンド
 星降る腕輪

---------------------

踊り子:
遊び人:
Sスター:

★★★★★★★★
★★★★★★★★
★★★★★★★★




-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-







さぁ、このプレイもとうとう佳境です。はざまの世界ではどのような戦闘が待っているのか。
行くぜバーバラ!! 君とともにギリギリなファイッ!! あからさまにミゼラブルなファイッ!!



 

(2013年10月26日) 6225 PV

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System: Mahatmya Ver.1.28