◇トップページ > FFプレイ日誌 > クリスタリウムなしクリアー2 > No.04
クリスタリウムなしクリアー2 プレイ日誌
【第4話 カ「うわっ…私のHP、低すぎ…?」】
続いての目的地は、「ヲルバ郷AF200」である。そしてそこでは、ゲームを通しての大きな山場の一つとなる「カイアス」戦が展開されるのだ。もちろん、クリスタリウム封印プレイでも難関となってくれるだろう。
・・・が、その前に。アロアダイを倒して一息付いたということで、「ヤシャス山AF010」でのモンスター集めを行っておくことにする。というのも、前回ベヒーモスにメタメタにされてしまったせいでやる気が出なかったのだが、俺は性急にストーリーを進めるよりも、少しずつ足元を固めながらプレイを進行させていきたい。今回プレイで戦力を大きく強化する手段というのはモンスター集めしかなく、また無成長プレイにおけるモンスターの有用性というのは現段階では全くと言って良いほど検証がされていないため、結局のところ自分で集めて自分で使って確かめるしか無いのである。
ちなみに、モンスター集めの基本戦術は簡単で、リーダーがDEFを担当し、相手の攻撃を引きつけながら「ポーション」を使ってHPを回復する。そしてその間に、もう一人のメンバーとモンスターが相手を攻撃していくのである。また、「モンスターはシンクロ技でトドメを刺すと仲間になりやすいらしい」「モンスターが仲間になるかどうかはHPを0にした時に判定されるので、複数体で出現した時は、仲間にしたいモンスターを先に倒してクリスタルが表示されなかったら、リスタートを選んで再戦する」という、仲間モンスターを集める際の基本テクニックも存分に用いていく。
というわけで、しばらく戦い、合計で4体の新モンスターを仲間に加えることができた(除ベヒーモス)。そしてその中には、パーティの戦力を大きく強化してくれるモンスターも入っていたのである。
――ただ、それを文章で書くとごちゃごちゃして分かりづらくなるため、いっそ表でまとめてみることにした。さあ、世界初公開、クリスタリウム封印プレイで役立つモンスターリスト! 超個人的!!!!
◆「ヤシャス山AF010」で仲間にしたモンスター | ||||
名前 | ロール | パラメーター | 評 | コメント |
ガホンガス | ENH | HP637 / 物理19 / 魔法76 | ◎ | シンクロ技の「熱情の踊り」は全員にプロテス+シェル+ブレイブ+フェイス+ベール+ガッツの効果。 非常に強力なので真っ先に仲間にすべき。 |
マンドレイク | ATK | HP425 / 物理47 / 魔法100 | ○ | すげぇ魔力! こいつがいればアロアダイ戦も楽だったかも・・・。 |
ガンタヤクス | ATK | HP938 / 物理54 / 魔法37 | △ | まあ出番は無い。 |
ニジリバナ | HLR | HP340 / 物理20 / 魔法60 | △ | ケット・シーのデザインをキモいと思う人にはお勧め。 一応「レアアイテム入手UP」は使えるかも。 |
※「評」の記号の意味 ◎=必須モンスター。絶対仲間にしろ ○=お勧めモンスター。戦力アップに繋がる △=まあ役に立つこともあるんじゃない ×=うんち |
まず注目すべきは、何と言ってもENH/「ガホンガス」である。コイツのシンクロ技:「熱情の踊り」は、なんと味方全員に「プロテス+シェル+ブレイブ+フェイス+ベール+ガッツ」というぶっ壊れ級の効果を発生させることができ、パーティ全体の戦力を非常に大きく伸ばしてくれる。持続時間は1分程度と短いが、それでも非常に強力な効果である。出現率も低くないため、仲間にすることも難しくない。また、通常時には「ブレイブ」を唱えることができ、今回の「ブレイブ」は持続時間が1分程度と大きく弱体化されてはいるものの、効果自体は引き続き強力なので、シンクロ技以外でも役だってくれることだろう。
また、ATK/「マンドレイク」は、特に貴重な能力は持たないものの、魔法攻撃力が100と非常に高く、「デシェル」などで弱体化した相手を集中攻撃する際に便利である。シンクロ技は、まあ普通のダメージ攻撃であるが、だからこそブレイク終了時の時間稼ぎなどに無理なく使うことができるであろう。こちらもお勧めのモンスターである。
・・・考えたのだが、この2体を使えば、前回のアロアダイは2ブレイクと言わず1ブレイクで倒せるのではないだろうか? 前回までの戦力でも、1ブレイクで6割ほど減らせていたことがあったから、ガホンガスの「フェイス」効果と、マンドレイクの高い魔法攻撃力を活かせれば、何となく行けそうな感じである。うーん、これからプレイする人は、是非とも試してみてくれ。
ということで準備が整ったので、次の目的地:「ヲルバ郷AF200」へと進んでいく。ここでは、全く意味の無いミニゲームをプレイしながらシナリオを進めていくことになる。なお、ヲルバ境は「AF200」の他にも「AF300」「AF400」の合計3バージョンがあるが、ほとんどマップは変わらず、大したイベントも無く、本編のゲーム性と何の関連性も無いミニゲームをしつこいまでに何度も何度も何度も繰り返しやらされるだけである。もちろんヲルバ郷である意味は無いし、FFでそんなことをやる意味も無いし、何十個も繰り返しやる意味も無い。まったくもって「意味が無い」としか言いようのない、鬱陶しいだけのイベントである。
・・・ま、そんなどうでもいいものはさっさと終わらせて、次はということで、ヲルバ郷で仲間になるモンスターたちを集めていく。なお、悲しいことにシ骸モンスターは全て仲間にすることができないようだ。うーむ、「ガイセリック」とか「ヴェーターラ」とか「ラクタヴィージャ」とか「スパルタクス」とか「ウェルキンゲトリクス」とか、シ骸系統には印象に残っている奴が多く居たんだけどなあ。残念・・・。
◆「ヲルバ郷AF200」で仲間にしたモンスター | ||||
名前 | ロール | パラメーター | 評 | コメント |
エーゲル自律機雷 | ATK | HP489 / 物理27 / 魔法50 | △ | 火属性攻撃があってもこのパラメーターで何をしろと。一応「入手ギルアップ」持ち。 |
クリオネ | ENH | HP514 / 物理33 / 魔法47 | △ | 「ブレイブ」は使えるがガホンガスのせいで完全に空気化。恨むなら奴を恨め。 |
シルトパット月光 | ATK | HP999 / 物理41 / 魔法23 | × | 出現率がやたらと低いうえに倒すに時間が掛かるため非常に仲間にしづらい。 仲間になったとしてもこのパラメーターで、しかもモーションが激遅・・・。 一応、防御力が高い?のと、シンクロ技に「挑発」の効果があるっぽい?が、 いったい何に活かせと言うのだろうか・・・。 |
ということで、ヲルバ郷で仲間になるモンスターは全く役に立たないという感じであった。特にシルトパット月光のガッカリ感は凄まじいものである。普通、あの外見ならDEFだろうよ・・・。
――まあそんなわけで、主なモンスターは集め終わったと判断し、いよいよ決戦の舞台へと向かっていく。場所は、前作でネオチューの冥碑があった民家の屋上である。さあ、行くぜ・・・!
というわけで、いよいよボス:「カイアス」戦である。なお、ゲーム中での正式名称は「カイアス・バラッド」であるが、語感が悪いため、当プレイ日誌では「カイアス」という表記で統一していきたいと思う。
こいつは、打ち上げ効果を含む激しい連続攻撃で大ダメージを与えてくるうえに、HPやステータス異常を回復する能力を持った強敵である。また、「チェーンカット」によってブレイク中でもチェーンボーナスを100.0%に戻してしまったり、「不死」の能力を使って倒してもHPを全回復してしまったりと、とにかく一筋縄ではいかない能力を持っている。また、演出面でも、ライバルキャラクターとして幾度と無くプレイヤーの前に立ちふさがることや、音楽・グラフィックの良さなど、まさに作品を象徴する良ボスであると言えるのだ。終盤にしつこすぎるくらい何度も出てくることを除けばな!!
・・・さて、この3章の時点で登場するカイアスは、ステータス異常を回復する効果を持っておらず、さらに全てを無に返す「チェーンカット」も使わず、さらに「リレイズ」も持っていないため1度HPを0にするだけでOKなのであるが、それでもこのバトルは相当な難所として知られているようだ。実際、俺が初回プレイで戦った時にも、たった34560というFF13のシステムなら塵みたいなHPをなかなか削ることができず、かなりの苦戦を強いられてしまった。では、そんな強敵を、果たしてクリスタリウム封印の条件下で倒すことができるのだろうか?
まず、カイアスのスペックを説明していこう。推定年齢は30代前後、身長はノエルより少し高いくらいだから180cmほど、お肌がツヤツヤ。どうでもええわ! HPは34560で、チェーン耐性50&ブレイク値300.0%。「デプロテ」「デシェル」「スロウ」「バイオ」「ウィーク」「カーズ」が有効であり、属性耐性は全て標準であるが、タイプ耐性は「物理&魔法:半減」である。ふむ、オーファンさん的なパターンだな。
さて、そんな能力値だけを見てみると、( ^o^)「なんだ、弱そうじゃん。フツーにENHで強化して普通にJAMとBLAでブレイクしてフツーに攻撃すればフツーに勝てなくね?」などと思ってしまうだろう。で、そんな感じでフツーに戦うと・・・なかなか勝つことができないのである。というのもコイツ、激しい連続攻撃でこちらの行動を妨害してくるうえに、そのダメージもなかなか大きく、しかも同じ相手を繰り返し攻撃する特性を持っているため、そこで戦線が崩れてしまいやすくなっている。そういう時こそDEFで攻撃を引きつけるのが良いのであるが、初心者はそこまで考えが回らないというものであろう。
――さらに、相手のHPを半分まで削ると、カイアスは「心身活性化」という技を使い、HPを1割の3456回復したうえで、自身をブレイブ+フェイス+リジェネ状態にしてしまう。この「リジェネ」は13-2の新要素であり、なんと3分でHPが満タンという鬼ペースで相手のHPが回復していってしまう。あの13-2で強化された「バイオ」のちょうど逆の存在である。しかも、カイアスの「リジェネ」は永続であり解除することもできないのだ。そして、ブレイブとフェイスの両方が掛かると、相手のダメージもかなり大きくなってしまうため、HP回復に手を焼かれて攻めきれず、そして「リジェネ」で手詰まりになってしまうようなことも多々出てくるのである。
と言っても、物語はまだ中盤の入り口というところであり、この3章の「カイアス」はそこまで強い相手にもなっていない。
対処法としては、まず相手のひるみ効果が大変厄介であるが、ENHの「ガッツ」を使うとその効果をほとんど無効化することができ、驚くほどに戦いやすくなってくれる。また、各種ステータス攻撃も効果が高いため、「デシェル」で魔法防御力を下げたり、「バイオ」でリジェネによる回復を相殺してしまうこともオススメである。他にも、DEFを使い、厄介な相手の連続攻撃を引きつけてもらうという手もあるだろう。そして、どうしても勝てないという人向けとして、「JAM+DEF+HLR」などの固い陣形を作り、ブラッドダメージを与える新魔法:「ブラッド」で最大HPから減らしていくという手もあるんだとか。あったねえ、FF12の「ウイルス」・・・。
――まあ、前作で似たような敵と言えば、10章のシド・レインズが一番近いのだろうが、しかしここまでガッツリとハイペースでHPを回復してくる敵は初めてである。そのため、その対処に手間取って、多くの人が「苦戦した」と感じてしまったのであろう。確かに強力な相手であるが、しかし決して対処法が無いというわけではない。前作には居なかったタイプの、これまた良モンスターであると言える。
さて。基本的には、コイツはHP半分からが本番となるタイプであるが、最大HPはそれほど多くなく、一気に押し切ることが可能である。よって、作戦としてはそういったものが推奨されるのだ。逆に、最初から最後まで一定ペースで戦ってみたり、むしろ長期戦を挑もうとしたりしてみると、中盤以降に間違いなくグダグダになり、そして苦労させられてしまうことであろう。
・・・ということで、FF13らしい速攻をまさに体現したと言える、今回のクリスタリウム封印下での攻略セットは次の通りである!
|
|
まず、戦略の概要から述べよう。クリスタリウム封印の条件下では、後半の「心身活性化」後の戦闘が大変に困難となるため、方針としては、序盤に態勢を整え、相手のHPが半分を切った後は全く攻撃をさせずに一気に倒し切ってしまう。もちろん、そんなことが簡単にできれば苦労はしないというわけで、それを実行するための装備・パラダイムが重要となるのだ。
・・・今回のキーとなるのは、いかにブレイク・弱体・強化の流れをスムーズに行えるかということである。それが少しでも噛み合わなければ、一気にタイムロスとなり、相手に攻撃の隙を与えて大幅に不利になってしまうからだ。ポイントは、やはり今作の新要素であるモンスターのシンクロ技である。まず「強化」に使うのは、ヤシャス山で仲間にしたENH/「ガホンガス」である。シンクロ技の「熱情の踊り」を使えば、一瞬で味方全員を「プロテス+シェル+ブレイブ+フェイス+ベール+ガッツ」状態にすることができるため、一気にパーティを強化することができる。また、「弱体」に使うのは、今まで通りBLA/「ネクトン」である。今回のカイアスには「スロウ」も「デシェル」も有効であるため、シンクロ技:「スロウネット」を投げつけてしまえば、極めて有利に戦うことができるのだ。
――そして最後のモンスター枠は、JAM/「デンドロビウム」を「バイオ」要員として投入する。HP半減後の「リジェネ」を相殺できるという点も大きいが、何より「バイオ」を使っているとバトル開始時から良い感じにHPを減らしていけるという点が大きい。普通なら、「1:態勢を整える」→「2:発狂ギリギリまでHPを削る」→「3:ブレイクして一気に攻め立てる」という手順を踏まなければならないところが、「バイオ」を使うだけで1と2を同時に満たすことができるのだ。ついでに、JAMの魔法でBLAのチェーン時間まで稼いでくれるというおまけつきである。これはもう、投入しない手は無いというものであろう。
具体的な戦法は次の通りである。カイアスは「同じキャラクターを連続して攻撃する特性」を持っているが、その最初の対象は必ずリーダーとなる。そのため開幕は、@「BLA+BLA+JAM」で1回だけ攻撃したあと、すぐにA「DEF+BLA+JAM」に変え、リーダーのDEFによって相手の攻撃を軽減する。もちろん、HP回復には「ポーション」である。その後、いい感じのタイミングでB「DEF+ATK+BLA」に変えてチェーンボーナスを維持し、相手が「衝撃波」を使ってきたらDEFを解除して「BLA+BLA+JAM」で再びチェーンボーナスを大きく伸ばす。その後、相手の攻撃が再開されたらA→Bと変えていく。ここでのポイントが、2回目のルーチンでは相手が「バハムートアイズ」というステータス異常を引き起こす技を使ってくるのだが、その次の攻撃は必ず「バハムートアイズ」と同じ相手を狙ってくるため、そこだけはリーダーが「挑発」を入れて攻撃を引きつけるのだ。
そんなこんなで戦っていると、これまたいい感じのタイミングで相手をブレイクさせることができる、そうしたらネクトンの「スロウネット」を打ち込み、相手を「スロウ+デシェル」状態にする。特に、2回目の「衝撃波」の後は相手が非常に大きな待機時間を取るため、そこを狙って「スロウ」で遅延させ、こちらの行動時間を稼いでいくのである。
――そんな感じで、「相手をブレイクさせる」&「相手をバイオ・スロウ・デシェル状態にする」&「相手がしばらく攻撃してこない」&「相手のHPが半分を切らないギリギリまで減らされている」というこれ以上無いほどに絶妙な状況を作り出すことができたら、もう勝負は決まったようなものである。C「BLA+BLA+ENH」に変え、リーダーが攻撃を入力してから□ボタンでシンクロ技の「熱情の踊り」を使ってパーティ全員を強化する。あとは、DE「ATK+ATK+BLA」を使って攻撃すれば終わりである。それで本当に全てが終わってくれるのだ。
と、まあ。
・・・読者の皆さまにとっては、(;・∀・)「いや〜。さすがのつるさんでも、まさかあの強敵をここまで綺麗に倒せるわけないっしょ??」という感じだろうが、本当にこれで終わるのである。嘘だと思う人は、下の「動画」を見ていただければ良いだろう。本当に、このプレイ日誌に書いてある行動を順番に入力しているだけなのだが、それで「強敵」とされているカイアスを実に簡単に無成長で撃破することができるのだ。
――しっかしまあ、現在のインターネットでは、こうやって自分のプレイをすぐさまHD画質で配信でき、それを文章と比較しながら楽しむことができるのだから、俺がサイトを始めた11年前では考えられないほど幸せなことである。まあ、肝心の「やり込むに値するゲーム」と「やり込みゲーマー」自体の数が、年々減っていってしまっているのだが・・・。
◆動画◆
そんなこんなで、難関とされている3章のカイアス戦も無事に突破し、更にシナリオを先へと進めていく。
――次の目的地は、前作のやり込みプレイで大活躍してくれた"あの人"が登場する「サンレス水郷AF300」である。にゅ〜じ〜らんっど♪ にゅ〜〜じ〜〜ら〜〜〜〜んど♪
(2012年1月4日) 5255 PV
. . |