シナリオ考察プレイ日誌 - やり込みinFF

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シナリオ考察プレイ日誌

 

【第8話 滅亡神†ぶにきゅっぴん】

 

エ ル シ ャ ド ー ル の 黒 歴 史


 いよいよ物語も最終章である。5つのメインシナリオを終えて最終日を迎えると、舞台は強制的にルクセリオへと移動し、死者の魂を浄化する「忘却の禊」が行われる。また、それをもって最高神ブーニベルゼがこの世界に降誕する。ついに、終末の時が訪れたのだ。
 …というわけで、『ライトニングリターンズ』もクライマックスである。最終日はさすがに長いので2話構成として、その前半部ではラスボス戦の手前までを題材に、「ブーニベルゼは何故ホープの身を器としたのか?」「どうしてヴァニラは儀式を止めたのか?」という2点について考えていきたい。

 ところで。本作では、通常は全13日でゲームクリアとなるが、サブクエストを大量にクリアしていると、最終日と12日目の間に隠された13日目が現れる(全14日になる)。また、その日の間だけ、デッド・デューンに「終極の冥宮」というダンジョンが現れ、強敵モンスターとの連戦を行うことができるのだ。
 …詳しく書いてみよう。本作『ライトニングリターンズ』では、同じモンスターを一定数倒し続けると絶滅するというRPGらしからぬシステムが搭載されており、その最後の1体は「ラストワン」と呼ばれる体が紫色の個体となり、通常より遙かに強力な戦闘能力を誇る。そして「終極の冥宮」では、この「ラストワン」がまとめて登場するのである。ただし、最終日のみに登場する敵と、シナリオ中で既に絶滅させたモンスターのラストワンは登場しない。冥宮では戦闘中も作中時間が経過するため、あらかじめ戦うべき敵を減らしておくメリットは大きい。なお、65535体倒さなければ絶滅させられないメイオベントスを除けば、他のモンスターを全て絶滅させるのにもせいぜい20時間程度あれば十分であり、特別に厳しいプレイが必要というわけでもない。“やり込み”というほどでもなく、通常プレイの一環で行えるレベルであろう。
 ――そして、その冥宮の最下層では、「エレキシュガル」という、本作で最強の一角とされるオリジナルモンスターと戦うことができる。HPは7500000と強大であり、時間が経つと即死必至の攻撃を多数使用してくる強敵だ。とはいえ、撃破すると「アルテマ」が唱えられるウェアが手に入るなど報酬も大きく、裏ボスとして挑んでいく意義は非常に大きい。まあその「アルテマ」は『13』『13-2』と演出が違う上に実質的に観賞用の魔法だがな!!

 というわけで、「終極の冥宮」の攻略を進めていく。今回プレイでは、メイオ以外の全てのモンスターを絶滅させていたため、道中で戦うラストワンはメイオベントスのみとなり、サクッと最下層まで進むことができた。残すは、今回初めて戦うエレキシュガルのみである。
 …さて、こいつは時間経過と共に「メテオ」系統の攻撃を強化させていき、3回目以降は喰らえばほぼ一発死が確定である。また、覚醒後の「スーパーノヴァ」約40000ダメージと1週目ノーマル時の戦力を完全に無視しているため、とにかく速攻あるのみ。敵の攻撃は、可能なものはFF13での「たたかう→ルイン×3」を連想させる空中待機で回避し、デプロテ・デシェル・ウィーク状態を常に維持したうえで、敵の「ブレイブ」「フェイス」等を強化イーター付きの「強斬り」で奪い取っていく。また、今回は「バイオ」が有効であり、持続時間の約10秒で全体の5%・375000ものHPを削ることができる。こちらもサポート火力として非常に強力であるため、必ず用いていくことにした。
 ――そんなこんなで、何度か失敗したが、無事にエレキシュガルの撃破にも成功した。決め手となったのはやはりノックアウトであり、オーバークロックの「ファイラ」で強引にノックアウトし、さらにオーバークロックで時間を稼いで40000ダメージの「たたかう」を連打していった。うむ。こういった力押しも、本作では戦略のうちなのだ。やはりノックアウトはブレイクと同じくらい重要ということだな。

 ちなみに。この「終極の冥宮」では、これまで世界観の問題から使用されて来なかったと思われるBGMが多用されており、MAPで「聖府代表ダイスリー」「生誕のレクイエム」「終焉の揺籃」「宿命への抗い」など、『13』のシナリオの根底に関わる曲が使われている。最後のエレキシュガル戦など、バトル後半部でノックアウトした場合、『13-2』のラスボス最終戦BGMである「不可視の深淵」まで流れてしまう始末だ。
 …まあ、これに関しては「シリーズのBGMが聞けて嬉しい」という感想もあれば「せっかく『リターンズ』単体でも良曲が揃っているのに統一感が無くて寂しい」という意見もあるだろう。俺は割と後者寄りの立場だったりする。そしてここでも徹底的なオーファンさんハブ。『13』の真の黒幕と言える敵であり、各種やり込みプレイでは巨大な敵として立ち塞がるほか、作中世界で初めて「神を呼び戻す」という計画を実行に移し最低でも600年間も頑張ってきたというのに、後作ではただの雑魚キャラ扱いかあ…。いや別にオーファン編を用意しろとかそこまでは言わないけど。
 ――そんなこんなで、「終極の冥宮」もクリアーし、いよいよ最終日に進むことになった。ちなみに、もう一つの裏ボスモンスターである「アイロネート」は、力尽きたので倒さなかったのである。まあ、今回プレイはかなり楽しめたし、また数年後にプレイする機会があれば…ね!


 
考察:そのL
〜ブーニベルゼは何故ホープの身を器としたのか?〜
 
ラ ス ボ ス は エ ス ト ハ イ ム
 
LRFF13/ホープベルゼ
〜169年前〜

ホープさん(27)「世界滅んじゃった。だけど人類の希望として頑張る! ホープだけに(笑)」
スノウ・ノエル「wwwwwwwwwww」
ブニさん「あ! アイツ良さそう! おーい、引っ越し手伝って!!」
ホープさん「!?」

ブニさん「と、いうことで。計画の下準備としてホープさんの身を借りてみましたw
     これで人の心を理解でき、さらに解放者のサポートもできるという次第ですw
     ちなみに169という数字は13*13で、現在のホープさんができるまで13回挑戦をしていたりしますw」


〜LRFF13・物語開始〜

ホープくん(14)「ライトさんチーーーッッッッッッッッッスwwwwww」
ライトニング「(怪しすぎる……)」


 本作でライトニングのサポートキャラとして登場するホープ、その正体は至高神ブーニベルゼの写し身であり、神はホープの目を通してライトニングを監視していた…というのは、今作『リターンズ』のシナリオを考えるうえでの基本的な部分である。では、なぜ神はホープの身を器としていたのだろうか?
 …その理由としては、「@ホープは人類の指導者と呼べる優秀な人物であったこと」と、「Aライトニングと親好があったこと」であると思われる。今回はそれらを、一つずつ取り上げて考えていくことにしようではないか。

 まずは、「@ホープが人類の指導者であったこと」である。ご存じの通り、『13-2』のシナリオにおいて、ホープはアカデミー(ファルシに頼らない社会を作るための研究機関)の最高顧問として就任している。『13』の時代に映像付きで指名手配までされていたホープがそこまでの立場に上り詰めたのは、ひとえに彼の才能・努力のたまものであると言うしか無い。まあ、『13』からたった10年でというのはさすがに無理そうだが、その辺りはファンタジーなので…。
 …そんなホープに、ブーニベルゼが目を付けたのだ。それはまずは、単純に「優秀な人間を自身の写し身としたい」という理由があったのだろう。ホープならば、その能力には申し分は無く、自身が人間の心を学ぶうえにおいても最適と言える。また、「人類の指導者たる者を消滅させることで、神の救済へと人々を誘導したい」という考えもあったのだろう。万に一つの可能性ではあるが、もしホープが神なしで世界を救う方法を編み出した場合、自身の計画を進めるうえでの大きな邪魔となってしまう。だからこそ、そういう人物を消滅させることで、あらかじめ不安要素を少なくしておいたのだ。
 ――特に後者に関しては、事実『リターンズ』の物語の中で、「救世院」が支持を伸ばしたのはホープが消滅した169年前からとされており、ゲーム中の時間軸では人々の生活を支える要であるとも言われている。それが神の計画を助ける一因となっていることは、間違い無いというものなのだ。

 加えて、「Aホープはライトニングと親好があった」ということも挙げられる。神がいつからライトニングを解放者として見定めていたかは不明であるが、もしホープを誘拐する前から既にライトニングに白羽の矢を立てていたのであれば、そのサポートをするためにホープを選んだということは大いに考えられる。旧知の仲であるホープならば、ライトニングも違和感なく仲間として認めてくれる…少なくとも、神はそう考えたのであろう。
 …ちなみに、ご存じの通りホープは『13-2』にて24〜27歳に成長した姿・通称ホープさんを見せてくれるのであるが、『リターンズ』にて登場するのはホープさん(27)ではなく少年の姿のホープくん(14)である。大人ではなく子供の姿となった理由は、平たく言うと制作上の「そっちのほうが人気があるから」という都合なわけであるが、いちおう物語内での理由付けとしては、「ブーニベルゼが自らの器とするために“種子”(意味深)から作り直したから」というものがあり、また「子供ホープのほうがライトニングが心を許しやすいのではないか」という思惑もあったのではないだろうか。まあ、実際には真逆で、子供に戻っていることで一発で怪しまれてしまったのであるが…。

 そんなこんなで、至高神の写し身となったホープであるが、ユールの際も挙げたように、作中ではホープとブーニベルゼの意識が混ざり合ったかのような存在として描かれている。また、かつて「ホープ」として生きていた時の記憶は神によって植え付けられているようであり、かつての自分が体験した思い出を話す際にも、まるで他人事のような態度となってしまう。それは、ライトニングのことに関しても例外ではない。そうしてライトニングは少しずつホープに関する疑念を深めていった。ただし、最終日での展開を見るに、最後まで「ホープ=ブーニベルゼ」ということには気付かなかったようであるが。
 …ちなみにホープの側であるが、やはりこちらも「自分は偽物なのではないか?」ということに感付いており、自分の言動に自分で違和感を覚えている。また、「神の計画に背くことになっても、自分だけはライトニングの味方をする」などと、完全にブーニベルゼに乗っ取られているのであれば絶対に口にしない台詞も発言する。やはり、作り物の体であったとしても、ある程度は“ホープ”の心が宿っていたのだろう。
 ――そして最終日には、「もはや解放者の監視は不要」として箱船から消滅させられてしまうのであるが、その前にライトニングの精神世界に現れ、「あなたに会えてよかった」と別れの挨拶を述べている。そこでの発言は、これまでとは打って変わって、「ホープ」そのものの言葉と言えるものだ。神の支配の届かぬ混沌の領域のみで、最後に彼は自分自身を表現できたのだろう。ちなみに、その際のイベントBGMである「あなたに会えて」は隠れた名曲と呼んで良い出来であり、再プレイの際は是非とも注目していただきたい。やっぱ、箱船BGMはホープさんのテーマやったんや…!!

 そんなこんなで。ホープは神の計画を進めるための駒としてブーニベルゼに選ばれていたのであるが、完全にその心が乗っ取られていたわけではなく、その存在は物心両面でライトニングの大きな助けになっていた。また、ブーニベルゼを倒したことでその心も解放され、最後には人間として転生することもできた。そういうことを考えれば、不本意な形で一度は人間界から消えてしまったホープの魂も、無事に解放されたと言って良いのである。
 ――それに、である。ホープとライトニング、二人が心を失っていたことで、イカれた服を着て真顔で電車から降りてくるライトニング、料理に関するノロケ話、「食べちゃうにゃん(怒)」などの数々の名シーンが生まれたのだ。いやむしろ、神が人間の心を必死に理解しようとした結果がこれなのだと思うと、何やら奇妙な笑いが込み上げてくる。やはりブニさんは人の世に救いをもたらす神だった…??


 
考察:そのM
〜どうしてヴァニラは儀式をやめたのか?〜
 
あのさぁ…
 
LRFF13/マジでファングが男じゃなくて良かった
ヴァニラ「\(^o^)/」
ファング「おいヴァニラ儀式をやめろ」
ライトニング「救世院の計画は幼稚園レベルだからな。
       死者の魂を救済するとか言って、新しい世界に送り込むわけでもない。
       しかも混沌なくしたせいで心が無くなるから新世界ではどんな人も同じになる。
       それでも楽しくするために神やファルシが八万とか八百万とかばっかり。
       死者の記憶を消して生きる人だけが楽になるとかザラ。
       しかもヴァニラが死ぬから新しい世界に転生することもできない」
ヴァニラ「/(^o^)\」
ライトニング「でもヴァニラなら新しい世界に魂を導ける」
ヴァニラ「( シ )」
おばさん「禊を続けよおお お゛お゛お゛」
スノウ「誰だ今の」
ヴァニラ「(^o^)」
ファング「危険だけど二人なら大丈夫。死んでも離さないからな♀」

ヴ・フ「共に新しい世界へ!」

本当の本当に終わり


 そんなこんなで、最終日の大聖堂に突入すると、タイミング良くヴァニラが「忘却の禊(レテのみそぎ)を行っていた。ちなみに「レテ」とは、ギリシャ神話で冥界に存在するとされた川の名前であり、その水を飲んだ魂は前世の記憶を忘れ、新しい世界へと蘇れるのだという。ふむ…。「筋肉モリモリ 嫌いだーー!!!!」とか伝説のシーンが繰り広げられた場所とは特に関係無さそうですな…。
 …さて。本作のヴァニラは「死者の魂を操る聖女」とされており、デッド・デューンで救世院が手に入れた聖宝を使って、死者の魂を消滅させる「忘却の禊」を行おうとしていた。なお、ここに至るまでの経緯については、【第5話のファング編】で考察しているので、そちらも併せてご覧いただきたい。
 ――そして今回考察するのは、「なぜヴァニラは儀式をやめるに至ったのか」ということである。(;・∀・)「えっ!? それはゲーム中で普通に説明されてない!!?」と思う方も多いだろう。その通りである。まあ一応、ストーリー上の一大イベントだから、枠を取っておこうと思って、ね…。

 ではまず、「忘却の禊」の基本事項について説明しておこう。この儀式を執り行おうとしたのはブニさんであり、その目的は「500年の時を超えられなかった死者の魂を消滅させること」である。前作『13-2』のラストで女神が死亡し、転生できない魂はこの大聖堂に集められていた。そして至高神ブーニベルゼにとって、死者の魂=混沌は目に見えぬ恐ろしいものであり、世界を滅ぼした元凶でもあった。だからこそ、本当に清らかな魂のみを解放者に選別させ、それ以外は全て消滅させたうえで、新しい世界を作ろうとしていたのだ。
 …しかも、ヴァニラがこの儀式を執り行った場合、代償によってヴァニラ自身も命を落としてしまう。それでもヴァニラは、「これは死者の魂を救う儀式だ」と救世院から聞かされており、さらに彼女自身も「かつてコクーンを滅ぼして多くの人の命を奪った罪を償いたい。“罰を受けたい”」と考えていたことにより、儀式を受け入れることにした。その辺りの意見の仲違いにより、ゲーム開始時点でヴァニラとファングは道を違えていたのである。
 ――ところが。精神と時の部屋に現れたシド・レインズの助言により、「儀式で死者が救われるどころか魂が消滅してしまう」「ヴァニラの力を使えば死者の魂も新世界に転生させることができる」とライトニングは知る。さらに、死者の魂を消滅させるということは、ライトニングが何より取り戻したかったセラの心も永遠に消えてしまうということである。以上により、ライトニングは儀式の妨害を決め、ファングと共に忘却の禊に乱入することにしたのだ。

 続いて、「なぜヴァニラが儀式をやめるに至ったのか」という話題だ。これは、もう上で書いたことを全て伝えればそれで十分なのだが、それに加えて、ヴァニラが自身の「死者の声を聞く能力」を用いて、死者たちの思いを知ったことがある。それは確かに、「再び生まれ変わりたい」というものであった。これにより、「忘却の禊」の中止は決定的になり、ヴァニラは代わりに、ファングと共に死者の魂を新しい世界へと導くことを決意したのだ。
 …さて。そうなると当然、救世院としては「禊を続けよおお お゛お゛お゛」と必死になるのであるが、不用意に聖宝に触れてしまったせいでその力が暴走し、ヴァニラは吹き飛ばされてしまった。さらに、突如天窓があるのにわざわざ壁をぶち破って乱入してきたスノウにより、ファングの機転もあって、聖宝自体が破壊された。これにより、禊は完全に中止となってしまったのである。
 ――そしてヴァニラは、新しい儀式を始めることにした。それは、魂を新世界へと導くための儀であり、死者たちの魂一人一人に呼びかけて、天に浮かぶ「箱船」を目指せと促すものであった。それはとても危険な行為であり、場合によってはヴァニラの命さえも失いかねない。だが、ファングが「死んでも離さない」と寄り添い、二人で儀式は達成された。かくして、ここまで1000年も償い方を探して苦しみ続けてきたヴァニラとファングの魂も、ついに解放されるに至ったのだ。そして二人の魂は、数多の死者たちと共に、新しい世界へと転生していくのであった…。

 と。こんな感じで、(;・∀・)「これはストーリー『考察』じゃなくてストーリー『解説』なんじゃ…」と思われる方も多いだろうが、実際この部分に関してはゲーム中で全て説明されているため仕方があるまい。このような過程で、ファング・ヴァニラの件に関しては、無事に解決されたのである。
 …さて、余談であるが、このシーンは本作のイベントシーンとしてはかなり気合が入った作りとなっており、BGMでもオリジナル曲が2つも使われるというドラマチックな構成となっている。またネタ面でも、壁をぶち破って突撃してきたはずなのに何故か割れている窓、堂々と見えるヴァニラの(ご察しください)、神風圧に棒立ちで耐えるスノウなど見所が多く、機会があれば是非ともじっくり見ていただきたい。個人的には、かなりのお気に入りシーンである。
 ――ちなみに。上の説明では「ヴァニラとファングの魂も新しい世界に転生した」と書いたが、実際イベントシーン内ではどう考えても死んだとしか思えないような演出が為される。が、そのあと普通に起き上がっていたため、どうも「ただ気絶していただけ」というのが真実のようだ。しかしながら、個人的にはヴァニラとファングはここで綺麗にフェードアウトさせていたほうが良かったのではないかと思うのである。もちろん、「死ぬ」といっても新世界への転生の流れに乗っただけであり、その後にエンディングムービーにて駆けつけることを含め、展開は何一つ変化することは無い。うーん、僅かな違いだけれど、たぶんそっちほうが違和感が無かったと思うんだよなあ…。




部屋の端に追い詰められた猫みたいな顔しやがって


 そんなわけで。「忘却の禊」は失敗に終わったものの、終末の時が訪れたということで、ついに神がその姿を現した。至高神ブーニベルゼ、それはなんとホープの身に舞い降りていたのである。いやー…全然気付かなかったわー…、まさか、ホープの正体がブーニベルゼだったなんて……。
 ――というわけで、いよいよ『ライトニングリターンズ』もクライマックスである。復活した至高神ブーニベルゼは、果たしてどんな存在としてこの世界に舞い降りるのか。また、神の力に、ライトニングはどうやって立ち向かうのか。そして、これまで幾度と無く神々の意志に翻弄されてきた人類は、新しい世界を迎えることができるのだろうか。それら全てに決着を付ける時が来た。このプレイ日誌も次回が最終話、それまでどうぞお付き合いいただきたい。

 

(2015年6月23日) 5402 PV

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