オクトラ2 パルテティオ編 ノーセーブノーダメージクリアプレイ日誌 - やり込みinFF

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オクトラ2 パルテティオ編 ノーセーブノーダメージクリアプレイ日誌

 

無題

3月12日

一区切り。そしてまた始まる。
オクトラ2、1周目クリア。
通常プレイを通し、初代と概ね同じシステムだなと理解した上で、次こそが本番だ。

「ノーセーブノーダメージ」というプレイ条件は決まっていたが、問題は実現できるかどうか。
1戦目で必ず被弾する、1章ボスが倒せない、不意打ちリスクが高すぎる、どれか一つでも当てはまるだけで無理ゲーと化す世界。

だが、挑むしかない。
攻略本で得られる情報も沢山あるが、それ以上にテストプレイの気付きが重要だ。
なに、オクトラはフリーシナリオゲー。1章さえ越えれば、世界を渡る"自由"さえ手にすれば、後は何とでもなるさ。
そんな割り切りと共に、やり込みの1ページへ踏み出した―――


(今回の目標)

どうも、ねへほもんです。
今回から本格的な攻略に着手します。
まずはパルテティオ1章から。

ノーセーブノーダメージクリアは、1戦1戦をどう乗り越えるかというより、先を見据えてどう準備するかが重要となります。
そのため、本プレイ日誌ではまず@各話の目標をご説明して、A次に目標達成のために何が必要か、B最後に具体的な攻略手順という順序で進めます。
といっても、パルテティオ1章は行動の自由度が小さいので、単純にフリーシナリオという"自由"を手にすることが目標です。

要は1章ボス「ギャングの長 ギフ」を撃破するということですね。



(目標達成に必要な手段)

ギフの撃破という目標が定まった後は、どういう手段で実現するかを考えます。
今回は他のやり込みと同様、ボスの撃破法を考えます。
ノーダメージという条件である都合上、「傭兵よび」による速攻撃破を狙いますが、敵のHPはどの程度でしょうか?
結論は非常に単純で、



1ターン目:傭兵よび「看守×2」
2ターン目:通常攻撃

で撃破できます。

後少しでもHPが高ければ頭を抱えるところでしたが、何とか2ターンで撃破できます。
2ターン掛かるなら、1ターン目で殴られて終了じゃないかと思われるかもしれませんが、



高笑いするだけで何もしません

1ターン目は絶対安全に乗り切れ、2ターン目は運良く先制できればノーダメージで撃破できます。
2ターン撃破が可能だということを知った時、「ギフのHPはノーダメージクリアを意図して設定されたのでは・・・?」などと運命的なものを感じました。

2ターン目の先制は運が絡みますが、先攻か後攻かは2分の1です。
2分の1は雑過ぎますが、素早さに大差ないのか、実際テストプレイを繰り返しても体感勝率は50%程度でした。
この位なら現実的に許容範囲でしょう。

という訳で、目標達成に必要な手段は、傭兵よび「看守」、更に具体化すると傭兵に払うお駄賃「7000リーフ」となります。


(攻略手順)

7000リーフという手段が固まったところで、具体的な攻略手順を考えます。
ざっと以下のような流れで進めます。

@オアーズラッシュ(過去)で30JPを貯めて「傭兵よび」を習得
Aオアーズラッシュ(過去)の固定戦闘「ギャングT×2」を傭兵よび「傭兵×2」で撃破(150リーフで足りる)
Bオアーズラッシュ(現在)の道中で7000リーフ貯め、ギフに挑む
C2ターン目に先攻を取れれば、傭兵よび「看守×2」→通常攻撃で撃破


Cは上述の通りの先攻お祈りですが、それ以前の手順についてご説明します。


@30JP貯める

パルテティオ1章には、「ギャングT×2」という固定戦闘もあります。
単なる雑魚敵2体組なのですが、それすらもノーダメージクリアでは脅威と化します。
何と言っても初期状態のパルテティオは全体攻撃を持ちません。
仮に一撃で1体を葬れる火力を有していたとしても、もう1体から攻撃された瞬間にやり込み終了です。

そこで、単なる雑魚相手であろうと、最終兵器「傭兵よび」に頼ることとなります。
敵のHPは低いので、傭兵自体は最もランクの低い「傭兵」で150リーフで済むので、金銭面では問題ないのですが、そもそも「傭兵よび」を習得するまでの過程が問題となります。
ギャングTと戦う前の銀鉱山で雑魚敵と戦ってJPを稼ぐのですが、その雑魚敵戦でも複数体の敵パーティーに遭遇することがあります。

「えっ、傭兵よび無いけど・・・?」

彼女を作るには、女性と上手く付き合うために女性経験が必要なのに、女性経験を積むには遊んでくれる女友達が必要という詰みパターンですね。
こういう詰みパターンに陥ると、だいたい解決策は限られてしまいます。

「逃げる」

彼女が出来ないなら2次元に逃げる、複数体が撃破できないのなら逃げる。これしかありません。
これしか無いという否定的な表現から分かるように、オクトラの逃走はガチで当てになりません。
半分程度は失敗しますし、格上の敵相手だとほぼ逃げられません。それだけならまだしも、格下相手でも普通に逃げミスします。
結果としてノーセーブノーダメージクリアでは、雑魚であろうとブレイクさせるなり、速攻撃破するなり、100%安全を確保する必要があります。めんどくせぇ。

2度も3度も逃げるのは厳しいので、結局は「複数体組に遭遇しないまでやり直す」というリセマラゲーと化します。
だりぃ。

JP稼ぎ連戦のうち、1戦目は「荒野のモールドンT×1(JP6)」で固定で、残りのJP24を稼ぐまでがリセマラ地帯です。
敵のパーティーは以下の通りで、半分近くは複数体の逃げお祈り組です。

荒野のモールドンT×1→撃破可能(JP6)
ゲヌエナ×1→撃破可能(JP5)
エッグアイ×1→撃破可能(JP7)

荒野のモールドンU×1→槍×2でブレイクさせてから100%逃走

荒野のモールドンT×2→逃げお祈り
荒野のモールドンT+エッグアイ→逃げお祈り

敵が1体の場合、1ターン目にブレイクさせ、2ターン目にフルブースト「幸運の矢」でJPを稼ぐのですが、荒野のモールドンUはシールドポイントが2あるので、1ターン目からブーストする必要があり、2ターン目に撃破するための火力を確保できません。
平均獲得JPは6でJP24が必要なので、単純計算で4戦なのですが、3戦に減ることは無い一方、ゲヌエナを多く引くと5戦掛かります。
後は不意打ちされる可能性があることも考慮すると、大まかな突破率は

(1/2)^4≒1/16

となります。不意打ちや逃げ成功率を正確に計算できないのでデタラメな計算ですが、体感的にも十数回に1回突破できる程度でした。



B7000リーフ貯める

貯金も悩ましい問題です。
なんせまだ1章です、雑魚敵を撃破しても数十リーフ稼ぐのが手一杯です。
雑魚戦だけで稼ぐには百戦近く掛かります。
まぁそのうち不意打ちされて被弾終了です。

また、雑魚戦もどのパーティーでも撃破できるわけでは無く、ここでも複数組に悩まされます。
逃げ失敗のリスクがあるのは相変わらず。
今回は傭兵よびで撃破すれば安全に突破できますが、150リーフ消費してしまいます。
金稼ぎのための雑魚戦のはずなのに、そこで金を消費しては本末転倒です。

が、捨てる神あれば拾う神あり。
数十リーフがやっとの貧困社会にも救世主が居ました。



こちら、固定戦闘のギャングT×2戦ですが、



440リーフ

2体組なので、傭兵よびで150リーフを消費しますが、経費を差し引いても290リーフ。破格の待遇です。
ギャングが金持ちなのは以外かもしれませんが、ギフの手下と考えれば納得です。
なぜならギフって、



教科書に出てくる成金

に雰囲気が似てるじゃないですか?
お札を燃やして「どうだ明るくなったろう?」って言うヤツ。

という訳で、ギフの屋敷に籠ってギャングT×2と遭遇することを祈ります。
1章で拾えるアイテムを売り捌くだけで6500リーフ程度には到達するため、ギャングT×2を1回狩れば、後はその他大勢の撃破報酬で概ね足りるはずです。

後、金稼ぎという意味ではパルテティオの過去編も重要です。
ここでは誰かを雇ってからギャング戦に挑むのですが、「旅の商人」を雇うと、アイテムの売却額が5-40%アップします。
売却額を大幅ブーストできれば、後の稼ぎが楽になります。
実戦では、



売却額2000リーフの「銀の塊」を売ったところ、580リーフ割り増しされました。
29%増しという訳で、なかなか運が良かったです。

というのは嘘で、リセマラゲーの賜物です。
体感1/16のJP30稼ぎゲーを突破した後に、リーフ稼ぎで四苦八苦するのは馬鹿らしいので、開始1分で終わるリセマラで吟味した方が効率的だと判断しました。
あまり狭き門にすると、なかなか実戦に入れずイライラが募るので、+25%、500リーフアップを目安としました。

5から40%だと、単純計算で平均(5+40)/2=22.5%なので、25%アップならそこそこ発生しそうに思いますが、低いアップ率になる確率が高めなのか、500リーフアップでも体感3回に1回程度の頻度でした。
500リーフアップすれば、ギャングT×2を1回踏む程度でお金は安定して貯まるので、目安としては丁度良いかと思いました。

攻略法の概要はここまで。流れを整理すると、

@オアーズラッシュ(過去)で30JPを貯めて「傭兵よび」を習得
Aオアーズラッシュ(過去)の固定戦闘「ギャングT×2」を傭兵よび「傭兵×2」で撃破(150リーフで足りる)
Bオアーズラッシュ(現在)の道中で7000リーフ貯め、ギフに挑む
C2ターン目に先攻を取れれば、傭兵よび「看守×2」→通常攻撃で撃破

で、突破率は、

銀の塊高額売却狙い→1/3
JP30稼ぎ→1/16
不意打ちされずに7000リーフ稼ぐ→2/3
ギフ戦で2ターン目に先攻→1/2

で、約1/144となります。

確かに最初の1/3の吟味は開始1分で終わります。
が、それを加味しても成功率が低すぎます。

低レベルクリアなら、勝率の低い難敵でも1度撃破できればそれで終わりです。
が、ノーセーブノーダメージクリアはそうはいきません。
パルテティオ1章クリア後で攻略失敗すると、パルテティオ1章からやり直しになります。

他の偉大なる先人が築いたノーセーブノーダメージクリアなら、序盤の運ゲーさえ乗り切れば後は成功率100%です。みたいな完璧なチャートが組み上がっているものですが、今回はそうはいきません。
延々と不意打ちの恐怖に怯えながら世界を旅することとなり、戦力増強の都合上、どうしても危険地帯を歩く機会ができてしまうことから、成功率100%、どころかかなりの運ゲーになってしまいます。
失敗する度に1章からやり直し、それで毎回1/144というのはさすがにしんどいです。
最初の1分吟味に慣れ過ぎたのか飽きたのか、「銀の塊売却まで1分10秒を超えたら遅い、目指せ1分5秒!」とか謎のRTAに挑戦する始末に。

挑戦開始から暫く経ち、1つの結論に達しました。

「いきなりノーセーブノーダメージは無理。まずは4セーブノーダメージを目指す。」

ある程度動画を区切った方が、プレイ日誌を書きやすいですし、まずは低いハードルからで良いでしょう。
ノーセーブに固執し続けると、パルテティオ1章ばかりが上達して、それより先が全然練習できません。
という訳で、最後に実戦記を載せて締めておきます。


(実戦記)

4/16

攻略全体のチャートがある程度形となり、そこそこ練習が出来たのでいよいよ実戦!
プリキュアと将棋と皐月賞を観る以外、(案外忙しいが)予定が何もない1日。
がっつりオクトラに取り組むぜ。

そう意気込んだが遅々として進まず、「4セーブノーダメージ」へと目標を引き下げることに。
無為な土日とは思いたくない、何らかの成果物が欲しかったのだ。
多少成功率が低くとも、パルテティオ1章だけなら試行回数で何とか・・・なった。
参考動画はこちら。




失敗を重ねる中で、突破率を大幅アップできる改善案を得た。
数ある運ゲーの中でも、

JP30稼ぎ→1/16

が突出して悲惨過ぎる。
もう少し何とかならないのか。
そういう思いから捻り出すことができた。





火の精霊石とは、火属性で全体200ダメージを与える攻撃アイテムである。
今まで逃げお祈りとして切り捨てていた、

荒野のモールドンT×2
荒野のモールドンT+エッグアイ

のパーティーをいずれも一撃で葬れる。
エッグアイはHPが211だが、幸い火が弱点なので、火の精霊石なら撃破できる。

これにより、「2体組を1回でも踏むと逃げお祈り」から、「1回なら許容可能」へと改善された。
たかが1回と思われるかもしれないが、1度の安息の効果は絶大だ。
単純な例として、コイントスを4回行う場合を考えよう。

4回連続表→1/16
3回表、1回裏→4/16
合計→5/16

と、4回連続表に限定した場合に比べ、成功率が5倍に跳ね上がる。
本プレイの成功率が厳密に5倍になったかは微妙だが、このプランに気付いてからは精神的負担が大幅に軽減された。
精霊石を買うのに220リーフ掛かると言っても、7000リーフを稼ぐ区間は、ギャングT×2のボーナスのお陰で割と安定するので大きな問題ではなかった。



JP30稼ぎ、7000リーフ稼ぎを経て、誰も居ない亜空間に向かって「てめーらッ!」と叫ぶお茶目なギフを尻目に撃破。
無事に突破できた。


(蛇足)
「お茶目系成金」ギフの攻撃は時々ミスするので、2ターン目に先攻されても諦めないように



では、次話もお楽しみに(^^)/

 

(2023年4月26日) 5002 PV

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