FF12プレイ日誌
【第一話 偽りの平和】
Update
2006/3/18
遂にFF12が発売。いやー。嬉しい嬉しい。過去には本当にこのゲーム発売する気あるのかよ、とか思ったりもしたが、こうして実物として存在すると嬉しさ以外の感情は何もこみ上げて来ない。うんうん。
というわけで、プレイ日誌連載行きます。一週間に二回程度不定期更新で。ネタバレは「小ネタバレ」程度です。つまり肝心な所は伏せます。
ちなみに、攻略情報ややり込み情報を載せる予定は無いので、それらの情報をお求めの方は前述のFF12.orgや極限攻略データベースへどうぞ。
さて買ってきたFF12。説明書を読んだが3分で放置。そりゃ、説明書読んで操作方法を覚えるなんて数学の問題集の裏表紙にある公式集を暗記してテスト対策をするようなもの。要するにそれで覚えることは無理。最近のゲームは親切だからゲーム内で操作方法を教えてくれるんだこれが。
オープニングムービー・・・何か今までトレイラムービーで見たものばかり・・・。うーん。これでFFじゃない糞臭漂うゲームだったら「うぎゃああああああ騙されたああああああmぶsh」という事になるのだが、そこはFF。逆に今後は見たこともない新作ばかりが流れるということではないか。ムービー自体は最高。長い上に壮大。まさに映画。このクオリティがバンバンでるのか。すげぇぞFF!でも全年齢対象だから血は出せないのね。
ということで操作キャラレックスでスタート。レックス?誰だ?うーん・・・ここで出るって事は・・・ヴァンのオヤジ?いや、オヤジは無いな。兄弟くらいかな、と予想を立てておく。
さてカメラの操作が慣れてるのと逆でかなり苦しんだりしながら(設定できろよ!)前進。靴に輪っかが着いたみたいな飛空挺と戦闘。とりあえず「戦う」を選んで放置で勝利。どうも、敵から離れて攻撃を避けるという「パラサイト・イヴ」みたいなゲーム性は無いらしい。
さらに進む進む。カメラ操作が反対な上やたらと速度が速くてキレそうになりながら(FFがスタンダードになるってのは、そういう意味じゃないだろ?)進む。どんどん進んで例の「ポツダム宣言受諾が許せないので天皇暗殺!」シーンを見てレックス編終了。ヴァン編へ。
ヴァン編に移り、建物の壮大さとカメラ移動方式の自己中心的さに感動を覚えながらワニ族ミゲロさんのおつかいで砂漠に行く。いや〜すげえ!壮大な世界が目の前に広がっている。凄い冒険感。そして戦闘がその冒険に全く障害になっていない。DQ8とかが世の中では冒険と呼ばれているみたいだが、俺はこれが本当の冒険だと思うな。
で、言われた通りアホヅラのはぐれトマトを狩る。今回は攻撃をすると逃げ出す敵がいるっぽいな。それはそれでゲーム性が成り立つ。もっとも、戦闘が音楽も変わらず勝手に始まって勝手に攻撃されて、気がついたら死んでた、とかも大いにあり得るが。
それと戦闘のゲーム性はともかく、音楽が変わらないのはなんでだよう。ちっとも気分が盛り上がらない。あっちこっち走り回って狩りをしてるみたいだ。中日新聞の夕刊に載ってたミニ記事「シリーズ最新作FF12発売」にはFFは「美しい映像で冒険が楽しめるゲーム」と書かれていた。確かにその定義ならFF12は間違っていない、むしろ最高峰。しかしな・・・上手く言葉に出来ないが、雑魚戦の面白さはFF10に譲る、かな。
戻ってきて「諸君、帝国が憎いか!私を憎んでいるか!」「当たり前だー!」「死ねー!」を見てダウンタウンでカメラ操作の件は完全に諦めて慣れるしかないかと思いながら久しぶりに手の指がくっついてる老人を見て、荒野へ。聞いたことの有る音楽。荒野の町でパンネロを仲間にしてさらに進む。でかい敵に殺されて初の全滅を体験したりして太陽石を入手。戻って指くっつきオヤジの家に行き何たら石を入手して地下水路へ。長い。雑魚が多い。音楽が変わらないので戦闘が盛り上がらない。カメラの動きが速くて眼が疲れる。大丈夫かFF12?
とはいえ、何ヶ月も待って最初の3時間で投げ出すのも悲しすぎるので進める。城に侵入しゲノム兵を相手にメタルギアしてバルフレア・フランと合流。そして例のヴァンが落ちるシーンを見て、再び地下水路へ。また雑魚ばっかりだが、今度はガンピッド(ん?ガンビットだっけ?)などもあり、遠距離攻撃もあるので戦闘はまあ面白い。相変わらず盛り上がらないがな。そしてセーブポイントを発見。次のエリアがいかにもボス戦っぽい感じ。戦闘の準備をしておく。
チャゥゥゥン
「次は誰だ!
こ、これは・・・。
「オイヨイヨ! (・∀・)
と言うわけでアーシェ(何か偽名使ってたがバレバレ)を仲間に。ここで「ゲストキャラクター」システムの説明。こういうところは声無しで説明されるのな。「スネーク、○(アクション)ボタンを押しなさい」とか言われると極度の萎えが訪れるからな。
直後のボス戦プリン4体を倒して更に進む。やっぱ音楽が変わると盛り上がるわ。その後も順路通り進み、無茶苦茶戦闘が盛り上がるボス戦を経て地下牢へ。「そっちに行かない方がいいぜ」という忠告を無視してセーブし、更に進む・・・。
と、いうわけでファーストインプレッション行きますね。"初印象"という意味で、あくまで初印象なので変わる予定があります。むしろ変わります。例えばFF10なら初印象はいい曲なしと思いましたが、実際はいい曲もかなり有りました。メタルギアソリッド3は糞サバイバルビュアーのおかげで最初クソゲーと思いましたが、他の要素により後から評価が上がってきました。
【画質】
予想通り、非常に美しいです。ムービーはより派手に、リアルタイムはより綺麗に。
ただ、キャラモデルで前作に比べてみずみずしさというか、ゲームっぽさが無くなったような気がします。
パンネロのお肌に保湿クリーム塗ってやりたいです。
【音楽】
映画のBGMっぽいです。要するに環境音です。今のところ、サウンドトラックを買ってまで聞きたいと思わせる曲はありません。
そして雑魚との戦闘で音楽が変わらないのは全く気分が盛り上がりません。これは最後まで不満点として残りそうです。
【戦闘】
まだ最初なので分かりませんが、前述の理由により雑魚戦は面白くないです。というか、FF10が面白すぎました。
ボス戦は音楽も変わって気分も盛り上がりますし、大技はより派手になり、大いに盛り上がります。これからが楽しみですね。
【物語】
帝国暦とか出てきて(しかも縦書き)、ああ、本気で歴史物が作りたかったんだな、と感じさせられます。
まだまだ序盤なので物語は全然分からないのですが、これからの展開が楽しみです。
ちなみに今回は「ポーズ→○ボタン」でイベントをとばせます。本気ですねスクエニは。
そこまでしてるのに何でカメラとスティックの左右、上下関係、及び移動する速度を設定出来るようにしなかったんでしょうか・・・。