オプティマ変更なしクリアープレイ日誌
【第1話 新しきクリスタルの神話】
429 :ゲーム好き名無しさん:2010/05/24(月)
18:59:18 ID:VVp4Blw90 |
あなたは、上記のような書き込みを読んだことが有るだろうか。
・・・内容は読んで字の如く。「FF13の戦闘はボタン連打で勝てるから面白くない」というものである。確かに、「DEF+HLR+ATK」などのオプティマを使い、守りを固めながら単体攻撃を加えていけば、大抵の敵を倒すことができるだろう。しかしながら、そんな戦闘は明らかに非効率的である。FF13では「ブレイク」と「ステータス変化」によってダメージを増やすことが前提とされており、それらを利用するためには、状況に合わせた細かなオプティマ変更が必須となるのだ。
――大体。BLAもENHもJAMも使わないFF13なんて、いかにもつまらなそうではないか。ひたすらATKの単体攻撃で何十万ものHPを削っているだけでは、さすがの俺でも飽きる。"オプティマチェンジを行わずボタン連打で戦う"というプレイ方針は、効率が悪いとかそういう以前に、そもそもFF13の楽しみ方として間違っているのだ。
更に、召喚獣を始めとした一部のボス敵は、戦闘が長引くと即死効果の「死の宣告」を使用してくる。そんな時間制限付きのバトルを、果たして「たたかう」と「ケアル」を繰り返すだけで突破できるのだろうか? ・・・そんなの、分かりきったことだ。FF13の戦闘を○ボタンだけで乗り切るなど、不可能に決まっている。
――と。そこまで考えて、俺は思い付いてしまったのである。
そう、( ^o^)「『オプティマチェンジを封印』すれば、やり込みになるのではないか・・・?」と。"最初の書き込み"は、あまりにも事実が脚色されており、その実体はFF13の評判を落とすためのネカティブ・キャンペーンなのであろう。まったく、FF13のファンとしては堪ったものではない。
・・・だが、そんな批判に対して( w∀w)「いや、FF13の戦闘は○ボタン連打じゃなくてうんぬんかんぬん」などと真っ向から反論するのは、いかにも面白さが足りないというものだ。ならば、逆に乗ってやろう。本当にFF13を○ボタン連打でクリアーして、批判意見を仰天させてやるのだッ!
そういうわけで。FF13やり込みプレイ日誌の第3弾のネタは、「オプティマ変更なしクリアー」というものになったのである。
◆「オプティマ変更なしクリアー」
/ 制限項目 |
・・・制限項目は以上。あれッ、これだけ? と思われるかもしれないが・・・これだけである。まず当たり前であるが今回のプレイでは、クリスタリウムによるパラメーター成長を利用する。これでクリスタリウムまで封印したら一体どうなるんだよ・・・(;^o^)
その他、今回の条件でバトルに影響を与えると思われる要素では、「"コマンド"入力を使用するか」「行動対象の変更はOKか」「召喚獣などのTPアビリティを許可するか」「アイテム使用を認めるか」「武器・アクセサリの改造を行うか」「スモークを使うか」などの点が挙げられるだろうが、正直言って現段階では先の見通しが全く立っていないため、下手に制限を固めてしまうとクリア不可能になってしまう恐れが存在する。よって、これらの事項は制限項目に加えないこととした。
まあ、思い立ったきっかけが( ^o^)「○ボタン連打でクリアできるのかな?」というものであるため、上記の要素は可能な限り封印していきたいと思っているのだが・・・それらを守った結果としてオプティマ変更を行わなければ勝てないようなバトルが出てきてしまっては、まったく本末転倒というものである。そして、「できるだけ使わない」などという書き方の制限項目では意味が無いと俺は思っているため・・・まあ、最初は"自主規制"という感じにしておいて、それで無理そうな感じになってきたら、そのつど解禁を考えていくことにすれば良いだろう。
ということで、そんな「オプティマ変更なしクリアー」。
・・・これこそ、11月頭から「FF13の新ネタ」として存在をほのめかしていた"非常につまらないプレイ"の正体である。そりゃあFF13はATK/BLA/HLR/ENH/JAM/DEFの組み合わせをリアルタイムで変えていくのが面白いのに、そのオプティマ変更を縛ってしまっては、戦闘で行えることは○ボタンを連打するだけになってしまう。
――だが、「FF13の戦闘は幼稚園児レベル」などと言われて、黙っているわけにはいかない。この世界を探せば"俺よりFF13が上手い人"はたくさん出てくるだろうが、"俺ほどFF13が好きな人"はそうは居まい。だからこそ俺は、「FF13がいかに面白いか」ということを紹介しなければならないのである。
さあ、果たして「FF13の戦闘は○ボタン連打で勝てる」というのは事実なのか、それとも・・・?
そんなこんなで始まる、FF13の1周年記念やり込み「オプティマ変更なしクリアー」。
・・・正直、ひたすら「たたかう」などのオートコマンドにカーソルを合わせて○ボタンを連打するだけなので戦闘は異常につまらないのだが、それこそ「オプティマ変更なしクリアー」の面白みというもの。通常プレイでそんなことを行ってもつまらないだけであるが、「やり込みプレイ」という領域にまで磨き上げてしまえば、そこに価値が生まれてくるというものである。いや別に、FF13の通しプレイでやり込みを行うネタが他に思い付かなかったからとか、そういうことは無いって、ホントホント!
――というわけで! 久々にタイトル画面で「NEW
GAME」を選択し、1章からゲームをスタートする。さあ、私はFF13を続けるよッ!!(^q^)
◆第一章 光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士 |
「下界のファルシ」――人類の敵である忌むべき存在が辺境の街・ボーダムで発見され、 聖府は、その街の住民全てを下界「パルス」へと追放するという政策を断行した。 だが、そこに反旗を翻す女騎士が一人現われる。 彼女は多くを語らず、ただ「ライトニング」と名乗った。 ◆このコーナーについて 今回の「オプティマ変更なしクリアー」では、やり込みプレイの進行に併せて FF13の名場面を画像付きで紹介していきます! ただし、やり込み本編とは関係が無い上に、独自解釈からの解説を含むため、 興味の無い方は飛ばしてくださるようお願いします。 |
まずは第1章:「ハングドエッジ」からゲームがスタートする。
皆さんご存じの通り、FF13の1章〜2章では「オプティマ」と「ロール」が存在しないため、このやり込みでも通常プレイと条件は同じである。ただ今回は「アイテムの使用」を自主規制しているため、「ポーション」は使わないようにしなければならない。その意味では、通常プレイとも差別化ができるといったところであろうか。
・・・ということで、ひたすら○ボタン連打で進めていく。道中で出現する「PSICOM治安猟兵+ゲパルト烈爪*3」「機甲兵クリーガー」のバトルはポーションなしでは少々厳しいと記憶していたが、今回は普通に「たたかう」を連打しているだけで勝つことができた。
――とまあそんな感じで、何の問題も無く1章終了。まったく、昔どこかで書いたフレーズだが、ここで苦戦するやり込みプレイって存在するのだろうか・・・。
続いて、2章:「下界の異跡」。"遺跡"ではなく"異跡"なところがミソと見せかけて特に何の意味もないネーミングだったりする・・・。
ここも1章と同じく「オプティマ」「ロール」が存在しないため、戦法は通常プレイと同じ。3パーティでイベントを見て、道中のアイテムも回収しながらテキパキ進めていく。異跡戦線異常無し・・・と見えて、実は終盤のライトニング&サッズでの大型シ骸「ガスト*2」戦が難関である。HPが900も有るうえに、約80ダメージの「ファイア」を使用することがあるため、「ポーション」なしでの撃破は至難の業。そう言えばクリスタリウム封印プレイでも、ここだけはポーションを使ってしまったっけなあ・・・。
――そんな感じで、今回やり込みでは隠れた難関になると思っていた「ガスト*2」戦であるが、実戦では数回リスタートを繰り返すだけで、運良くほとんど相手が「ファイア」を使ってこず、○ボタン連打で勝利することができた。何だったのか今から10ヶ月前の俺・・・。
そして最深部では、ライトニング+スノウ+サッズのメンバーでボス「ファルシ=アニマ」戦を行う。ここは○ボタン連打だとライトニングがアニマ本体に突っ込んでいって死ぬため、何もせず放置を決め込むことにする。そうするとファルシ=アニマの攻撃はリーダーのライトニングに一切命中せず、サッズが遠距離からアニマを狙撃してダメージを蓄積させてくれるため、何のコマンドも入力せずに勝利することができるのだ。そうか、サッズさんはこの時点からイケメンだったのか・・・!
◆第二章 人間の使命 |
それぞれの思いを胸に、「下界の異跡」の最深部でルシにされたセラを見付けた一行。 恋人を連れ戻そうとするスノウに対して、ライトニングは妹を守れなかった罪を彼に被せる。 だがセラは、言い争う彼らに対して、「コクーンを守って欲しい」と願う。 そう言い残して、セラは一行の目の前でクリスタルと化すのであった。 |
というわけで、サクッと3章:「ビルジ湖」へ。ここでいよいよ「ロール」と「オプティマ」が解禁されるため、やっと「オプティマ変更なしクリアー」が始まるのだ。
まずは開幕の「ガスト*3」戦。ここで、もしロール&オプティマのシステムが解禁されていなければ、ひたすら「ファイア」が来ないことを祈って○ボタンを連打するガストストーリーがスタートするところであったが、直前で「ロール」が解禁されパラメーターも上がっているため、ガスト*3は瞬殺が可能である。
――ちなみに、この戦闘の初期オプティマはライトニング・スノウ・ヴァニラで「ATK+BLA+BLA」。もう1つ「ATK+DEF+HLR」も用意されているが、そんなものを使わずとも、あっと言う間にガスト*3はなぎ倒せる。なお当然であるが、戦闘開始直後の「オプティマチェンジ」のチュートリアルは丁重にお断りさせていただいた(
゚ω゚ )
そして戦闘終了後、すぐにオプティマ編成の画面に入る。目的は不必要なオプティマの削除である。今回のやり込みではオプティマチェンジを行わないため、必要なオプティマは当然ながら1つ。ということで「オプティマ削除」を選択し、使用する1つを残して他を全て削除してしまうのである。
ここでの戦闘メンバーはライトニング・スノウ・ヴァニラで、ロールはそれぞれATK/BLA、ATK/BLA/DEF、BLA/HLR。今回は戦闘中のオプティマ変更を行えないため、1つのオプティマでバランス良く戦っていかなければならないのだが、とりあえず最初は「ATK+BLA+BLA」で気持ち良く戦ってみる。シ骸の群れを一掃できて爽快! ・・・と思いきや、すぐ後に出てきた「ビルジバス*4」戦で普通に負けたため、そこからは「ATK+BLA+HLR」を使い、ヴァニラがHLRでHPを回復しながら攻めていくことにする。まあ、このオプティマを使えば、少なくとも序盤の敵には大きな問題も無く勝ててしまうことであろう。
そしてサクサク進んでいき、イベントを挟んでボスの「重攻撃騎マナスヴィン」戦。コイツは即死級のダメージを受ける「クリスタルレイン」を使ってくるため、スノウのDEFを使って耐えなければ一発全滅の恐れも存在する・・・という序盤らしからぬ強敵である。そのため、まずは「ATK+DEF+HLR」を使って戦ってみたが、何と2ルーチン目にちょうどDEFの「挑発」が切れてしまい、リーダーのライトニングに「クリスタルレイン」が直撃して死亡という大悲劇が発生してしまった。「クリスタルレイン」は攻撃対象に大きなダメージを与える範囲攻撃であり、リーダーを優先して狙う特性が有るため、要はDEFの挑発が切れていると死ぬのである。
・・・何度かやってみたが、どうにも挑発状態を上手に維持するのは難い感じであった。そこで今度は、装備と使用するオプティマのほうを見直してみる。まずライトニングにHP+100の「シルバーバングル」を装備させ、HPを435まで上昇させる。「クリスタルレイン」によって受けるダメージは356〜440であるため、最大ダメージ付近が出ると死ぬ・・・と言いたいところであるが、連鎖アビリティで「物理ダメージ5軽減」が出ているため、攻撃回数2回の「クリスタルレイン」で受ける最大ダメージは430だ。
――これでライトニング即死での全滅は無くなったことにしよう。そこでスノウはDEFでなくBLAを担当し、「ATK+BLA+HLR」で手早く攻めていく。戦闘中、何度か「クリスタルレイン」を喰らったが、予定通りライトニングはギリギリで生き残る。そのままATKとBLAで攻めていき・・・無事に2ブレイクで撃破に成功。ふぅッ!
◆第三章 光速!イカリ娘 |
結晶化したビルジ湖をさまよう中、一行はクリスタルとなったセラを発見した。 スノウはかつての恋人を掘り返そうとするが、ライトニングは逃亡のためにその場を去ろうとする。 そこでスノウは「敵が来たら自分が皆を守る。この世界を守ってセラも守る」と誓う。 だがライトニングは、そんなスノウに対して激しい怒りをぶつけるのであった。 |
というわけでイベント後にスノウが離脱し、今度はBLAしか使えないサッズを加えてライトニング・ヴァニラ・サッズでビルジ湖を進めていく。使用オプティマは引き続き「ATK+HLR+BLA」。まあこの時点ではライトニング・ヴァニラが2ロール、サッズが1ロールだから、オプティマの組み合わせが4通りしかないんだけどね・・・。
そんなこんなで、ひたすらビルジ湖を前へと歩む。道中の戦闘で、何度かリーダーが倒されて全滅したこともあったが、それでもリスタートを繰り返し、全ての敵を倒して順調にパラメーターを成長させながらシナリオを進行させていく。うむうむ、○ボタンの連打数以外は通常プレイっぽい感じだな!
――そして遺跡の最深部でボス「戦闘爆撃騎カルラ」戦。コイツは特に問題が無く、基本形の「ATK+HLR+BLA」だけで勝利することができた。一応、第2形態では高威力の「ヘルブラスト」を使ってくるのだが・・・そのダメージはわずか200であり、戦死者が出る可能性は0。「ケアル」を使っているだけでノー問題だった。
そしてダイスリー初登場のイベントを挟み、スノウに変わって召喚獣「シヴァ」戦。この戦闘はDEFで耐えてゲージを溜める鉄則となっているが、イベント直後はロールがATKとなっているため、今回の制約上DEFへと切り替えることができない。よってリスタートを行って初期オプティマを変更する必要が有るのだが・・・せっかくだからということで、試しにATKのままで戦ってみることにした。ふむふむ、一応「たたかう」でもゲージは増やせるし、相手が「ケアルガ」でHPを回復してくれるため、スノウが死ぬことは無いのだが・・・ATKではゲージの蓄積効率が悪いため、2/3ほどドライブゲージを溜めたところで「死の宣告」で乙となってしまった。
というわけでリスタートを行い・・・何を考えたのか、今度はBLAを使って挑んでみることにした俺。オートコマンドの「ついげき」だとスノウは「フロストブロウ」「ブリザド」「フロストブロウ」で攻撃するのだが、1発目の「フロストブロウ」と2発目の「ブリザド」の間でゲージが流れてしまうため、実質的には3発目の攻撃でしか相手のドライブゲージを増やすことができない。というわけで、やはり2/3ほどゲージを溜めたところで「死の宣告」のタイムリミットによりゲームセット!
――そんなわけで、なんか壮大に無駄な時間を費やしてしまったような気がするのだが、結局は普通にDEFを使って耐え抜き、普通にドライブゲージを溜めて□ボタンで突破することに成功した。えっ、いやここは□ボタンも使わないとクリアできないだろ女子本郷生・・・。
というわけで、チュートリアル的な1〜2章と、実質的なやり込みスタートとなる3章を無事にクリアすることができた。
続いての4章では、序盤最大の強敵である"某アイツ"が現われる。さあ、オプティマ変更なしで、その難関を乗り越えることができるのだろうか・・・?
――こんな感じの新連載「オプティマ変更なしクリアー」。どうかよろしくお願いしますッ!\(^o^)/