ジャンクションなしクリアー.プレイ日誌


♪The Man With The Gun 提供:Y.Y WORLD

【第三話 与えられた舞台】

 早速ラグナ編からスタート。ここでは経験値を獲得しなければならないバトルが数回ある。メンバーの対応はラグナがスコール、キロスがセルフィ、ウォードがキスティス。この中で中盤以降レベルを上げなければならないのはなんと言ってもキスティス。というわけでキスティスだけに経験値を背負わせる。敵は弱いのでキスティス、つまりウォード一人でも十分勝てる。
 あちこちで仕掛けを動作させておくこともまあ重要だが、それより重要なのはここでゲスパーを倒してブラックホールを入手しておくこと。ブラックホールはキスティスが青魔法
「デジョネーター」を覚えられるアイテム。雑魚敵を一撃で消滅させる必中技で、これがあると無いとではジャンクションなしでの雑魚戦のあり方が大幅に変わってくる。とにかくここで入手しないとかなり入手困難になるので、今のうちに取っておこう。ゲスパーはセーブポイントのあるフロアなどに出現する。入手確率は低くないので数回戦えば手に入るだろう。

 一連ので総称できるイベントを進めてデリングシティへ。ここでやるべき事は二つ。まずはアーヴァインの特殊技用の弾丸を100発ずつ買っておくこと、そして青魔法「アクアブレス」を覚えることだ。「アクアブレス」は中盤の力勝負で非常に役に立つ全体攻撃。やや入手が難しいが、ここで確実に手に入れておきたい。
 デリングシティのすぐ近くに海岸があり、その海岸にでるフォカロルが「アクアブレス」を覚えられる「水の結晶」を落とす。確率は1/5といったところ。しかしフォカロルにはフォカロルフェイク、という図体の小さな偽物がいて、ひれしか出していない状態では判別がつかない。というわけで数発殴って、姿を現してフォカロルだったらデジョネーターで撃破、フェイクだったら逃げる、を「水の結晶」を入手するまで繰り返すこととなる。主力として使うキャラ二人の多少のレベル上げも兼ねて、だ。キスティスが非常に小回りの利くキャラなので一人は確定。もう一人は好みで。スコールは・・・あまり大きな戦力にはならない。残念ながら。アーヴァインもポケステを使用しない今回では無用。と言うわけで残り一人はリノア、ゼル、セルフィから選ぶのが適当だろう。俺は「アンジェロ」と「ヴァリー」の二つの攻撃手段を持つリノアにした。スコールは雑魚戦ではレベルを上げないため常に戦闘不能、ボス戦では最初に連続剣をしてすぐ殺される悲しい役目だ。二人しかレベルを上げないのは、ラスボス戦を楽にするためでもある。
 ちなみにフォカロルはD地区収容所のある砂漠にも出る。しかしそこまで行ったことがない。つまり、「アクアブレス」を覚えるのにそう特別長い時間がかかるわけではない。

 その他、戦力を強化するためにスコールの武器を「フレイムタン」に改造しておく、青魔法「ホワイトウインド」を覚えるなどが出来る。前者は名も無き王の墓で出る「ライフフォビトン」から味方殺しの剣、ドールを出て正面右の海岸で出る「アダマンタイマイ」からカメのこうら、あとはデリングシティ周辺などに出る「這うリザード」からネジを4つ入手すれば改造できる。何かFF12みたいだな。それはともかく、改造すると攻撃力が9もあがり、中盤の力勝負でやや有利になる。そしてなんと言ってもプロパゲーター戦が非常に楽になる。スコールの武器はいろいろあるが、手間対効果が一番高いのがフレイムタンなのだ。
 後者は味方全体のHPを「キスティスの現在HP-現在HP」の分回復させる青魔法。つまりキスティスがHP満タンになり、同じだけ味方も回復するのだ。青魔法の補助技はこれと「マイティガード」だけだが、どちらも非常に役に立つ。ここで覚えなくてもどうせDISC2中盤ガーデンが動くようになったら別の場所で同じことをしなくてはならない。それならここで入手しておこう。同じくドールを見て右の海岸に出る「アダマンタイマイ」が約5%の確率で落とす。やや厳しいが、二体同時に出るし、出現率もそれほど低くないので何とかなるはず。ちなみにレベルが上がるとアダマンタイマイは「ホワイトウインド」が覚えられる「風のささやき」を落とさなくなるので注意。
 ちなみに線路や道路を歩いていけば敵は出ない。このことを利用しないとドールまではかなり遠い。使えるテクはどんどん使おう。
 そして「ホワイトウインド」を活用するつもりならレベルは20程度まで上げておくと良い。どちらにせよ、DISC2中盤以降キスティスのレベルを上げる必要が出てくる。FF8は低レベルのほうが楽、なんて通説は無視だ。そしてその場合、「水の結晶」を取るときにはいちいちフェイクかどうかを確認せずどんどんデジョネーターで削除していけばよい。

 具体的に一連の戦力強化をまとめてみると次のようになる。

 スコール・・・武器を「フレイムタン」に改造→攻撃力9アップ
 キスティス・・・青魔法「アクアブレス」「ホワイトウインド」取得→バランスの良い攻撃技&回復技入手+レベルアップ(8→20でHPも1000に上昇)
 リノア・・・レベルアップ

 一昔前のジャンクションなしクリアーといえば、運頼り、とにかく運頼りのつまらないやり込み、という印象があったがそうではない。ちょっとの稼ぎで、格段にFF8のジャンクションなしは面白くなるのだ。今回のプレイ日誌はそれを証明するためでもあるのだから。

 ・・・さて、一連の稼ぎを終えたあと、力試しとして名も無き王の墓のセクレト・ミノタウロスと戦っても良い。っていうか戦う。メンバーは・・・リノアはDISC3終盤に開花するキャラなのでまだ使わない。ゼルかセルフィか。多分ゼルのメテオストライク乱射が楽だが、ここはセルフィを使ってみよう。
 名も無き王の墓。基本的に十字路で右に曲がり、その他の所は順路通りに進めば全ての要素を満たせる。しかもこれだと全ての仕掛けを動作させたあと、一旦表に戻ってセーブできるというおまけつき。その後は入り口から直進すればボス戦にとなる。

 まずは右に何度か曲がり身体のでかいセクレト戦。ちなみにレベルとHPはスコールがLv7で60、セルフィがLv8で1、キスティスがレベル18で268。
 速攻でセクレトの攻撃。画面が光り222ダメージを受けてスコール君一瞬で撃沈!ふう。
 スコール君の散り様を見ながらスロットを回しセルフィのグラビデ*2。527、395と軽快にダメージを与える。
 さらにキスティスの新技アクアブレス。1252ダメージ!やっぱ強いわ!セクレト撃破!

 ・・・まあ、コイツは練習試合の前座。ぱっぱと進めてボス・セクレト+ミノタウロス戦。行こうよみんな!!!
 まずはキスティスのアクアブレス・・・!と思った矢先にミノタウロスのなぎはらい。全体100ダメージでキスティス以外が速攻で退場。まいっか。
 次のターンに集中攻撃を受けるとキスティスも死んでしまうのでまずはホワイトウインドでHP回復。
 ・・・ここからの戦いは厳しい削りあいとなる。体力も低く回復量も少ないセクレトはアクアブレス3発で退場。キスティスとミノタウロスの一対一の勝負となる。ミノタウロスは毎ターンHPを約300回復させる。一方キスティスのアクアブレスは600〜2000とダメージの幅が非常に大きい。しかも約600の場合が全体の1/2を占める。
 こっちは「HPを減らす→特殊技で攻撃→危なくなったら回復」を繰り返す都合、数ターン毎に二、三回しか攻撃が出来ない。その攻撃でダメージが少なければ相手のHP回復能力のせいでダメージが与えられない。それでは勝てない。運頼み、だろうか。
 実戦では10分ほど戦い、敵の攻撃を受けHP162、次の打撃のダメージが高ければ戦闘不能になってしまう可能性があったが、攻めなければ勝てない、それでは負けと同じだということで強引にアクアブレスで攻撃し、最高クラスの2372ダメージを与えて勝利した。セクレト・ミノタウロス撃破!

 特殊技発動HPについて。先の戦いではキスティス以外の二人が戦闘不能だったので特殊技発動可能HPは32%+8%+8%で48%だった。この決定法則を載せておこう。アルティマニアからの転載だが。

 基本値・・・32%
 スロウ状態・・・+6%
 毒、石化中、暗闇、沈黙・・・+12%
 死の宣告・・・+18%
 戦闘不能の味方一人につき・・・8%
 (オーラ状態・・・+68%?)

 表内の状態は重複する。例えば味方二人が戦闘不能で、残った一人が暗闇+沈黙状態ならば48%にさらに12*2%を加え72%から特殊技が発動可能になる。暗闇状態と沈黙状態はジャンクションなしでは特に害をもたらすステータス異常ではない。しかしこれらのステータスをかければメンバーが全員生存していてもHP56%から特殊技が発動可能なのだ。無敵を積極的に使わないタイプのジャンクションなしでは必須のテクニックだ。暗闇+沈黙状態になる方法は・・・いろいろあるが、モルボルにくさい息をかけてもらうのが一番早いだろう。他に戦闘終了後も残るステータスに「毒」があるが、これはダメージを受けてしまうので、好みでつけてもつけなくてもよい。
 そしてこのキャラクターがどれほど危険な状態に陥っているかを示すものを「ピンチ度」と言う。アルティマニアにも乗っているから公式用語だ。ピンチ度が高ければ高いほど強力な特殊技が出やすい。例えばスコールなら連撃の回数が増え、強力なフィニッシュブローが出やすくなる。そしてピンチ度が上がるので、同じHP1でもただのHP1より暗闇+沈黙状態のHP1のほうが強力な特殊技が出やすいのだ。オーラ状態についてはティティさんの考察をご覧頂きたい。
 さっきのセクレト・ミノタウロス戦でもライフフォビトンに「ブライン」「サイレス」をかけて貰っていれば大分楽になっていたはず。まあ手間と効果を見当してそれは行なわなかったが。

 さて、通常プレイ日誌なら「稼ぎました」の一行で終わるところに一話かけたりしながら、更に進める・・・。

 

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