そんな愛も あるさ

  

ずっと ずっと 片想いで、
「好き」という言葉も 空回り。
君には 大切な人がいて、
僕も それを 知っていた。

だから、ずっと 言えなかった。
「本気で 君の事が 好き」って。
「ほんとは さらって行きたい」って。
ずっと ずっと 言えなかった。

僕に 話し掛けてくる。
僕を 頼ってきてくれる。
君が 僕を 必要としている。
それだけで・・・・・・
それだけで 満足しよう・・・

   君を好きになってから、
   もう どれくらい 経つのだろう。
   ずいぶん長いような気もするし、
   最近だったような気もする。

   君と会う時は、いつも君から、
   「明日、ちょっと、会えるかな」って。
   用事がある時だけのコール。
   ・・・ほんとに ちょっと 会うだけ。

   何度も 諦めようと 思った。
   何度も 吹っ切ろうと 思った。
   でも、想いは 止められない。
   想いは、止められやしない・・・

         ・・・君を 抱きしめた事もあった。
         今にも 崩れてしまいそうで・・・・・・
         でも、僕の想いは届かない。
         君の想いは・・・僕では 無い。

              あれから どれくらい 経っただろう。
              僕にも 彼女が出来た。
              僕だけを 慕ってくれる、
              そんな 可愛い子が いてくれる。

              でも、今でも 片想い。
              君に、片想い。
              告げれば、去っていかれそうで、
              告げられずに、想い続ける。
              いいだろう? 想い続けても。
              いいだろう? 辛くても・・・
              君が 僕を 慕ってくれる、
              その間は・・・永遠に・・・・・・・

  

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