オプティマ変更なしクリアープレイ日誌

【おまけ+ 〜ポッチさんによる亀攻略〜】

0 亀のみぞ知るセカイ

角 が 邪 魔 で 水 が 飲 め な い


 時は「クリスタリウムなしクリアー・おまけ9」の連載が終わったところ。なんと、この「オプティマ変更なしクリアー」にも唐突の追加更新が訪れたのである。題名的には、ミッションモード攻略を扱った「おまけ」の続編として"おまけ2"というものが相応しいのであろうが、それだとクリスタリウムなしクリアーにおける同名の日誌と著しく混同しやすいため、結局は「おまけ+」という題名にすることにした。まあ、「おまけプラス」とでも読んでいただければ幸いである。
 ・・・さて、俺は前作の「オプティマ変更なしクリアー・おまけ」を、「亀が倒せませんでした><」という形で締めることになった。やれ、アダマントータス・アダマンタイマイ・シャオロングイ・ロングイの4体は、FF13に登場する全てのモンスターの中でも最高クラスの強さを誇っているため、俺は亀的な方々をオプティマ変更なしの条件下で倒すことはできなかった。それに対して俺は、まあ○ボタンを連打することしかできないのだから、倒せなくても仕方無いかな・・・などと考えていたのである。

 ところが。ある日、当サイトの掲示板に「亀が倒せた!」という驚くべき報告が寄せられたのである。もちろん「オプティマ変更なし」という条件は守っているし、「召喚獣の使用禁止」「手動コマンドの入力不可」などの「自主規制」も全てキープしたままで、である。俺としては、完全にお手上げだったモンスターたちを倒せたと聞き、最初は(;^o^)「嘘だ・・・ろ・・・?」などと、疑いの思いすら抱いていたものだった。
 ――が、実際にその戦術を真似してプレイしてみると、それはまったくもって納得のものであった。この戦法ならば、安定して亀を倒すことができる。俺が「オプティマ変更なしクリアー」のプレイ時に見落としていた要素が見事に利用されており、( ^o^)「こんな戦術が有ったのか!」などと、目から鱗が大崩落であった。

 ということで今回は、投稿者の「ポッチさん」の許可をいただいたうえで、そのアダマントータス&タイマイ戦の戦術を、特別にプレイ日誌として更新してみたいと思う。
 ・・・やれ、こうやって人の戦術に驚かされるというものは、2010年12月の「クリスタリウムなしクリアー・おまけ7」のラクタヴィージャ戦以来である。世の中には色々なやり込みプレイヤーが居て、色々なやり込みが達成されている。俺としては、もうFF13はやり尽くした気持ちでいたけど、まだまだFF13は進化していくんだな・・・。

今回のプレイ日誌は、「ポッチさん」のプレイを参考に、許可を頂いて掲載しております。
  管理人の「つる」が行ったやり込みでは無いということを、あらかじめご了承のうえでお読みください。

1 亀の宣告 〜基礎知識・失敗編〜

HLRがダル状態になる = 失敗確定

(※画像は失敗時のものです)

 さて、ポッチさんにより投稿された戦術は、俺が「オプティマ変更なしクリアー」の日誌中で倒せなかった倒せなかった「アダマントータス」「アダマンタイマイ」「シャオロングイ」「ロングイ」のうち、前者の2体を倒すことができるというものであった。
 ・・・特に、「アダマントータス」はミッションモードで登場するため、ポッチさんの戦術を使ってトータスを倒せば、結果として○ボタン連打だけでミッション達成度を100%まで上昇させられるということになる。これはもう、ハッキリとした進歩である。98%と100%とは、それほどまでにインパクトが違うものなのだ。
 ――だが、その前にまずは、「どうして半年前の俺はアダマントータス&アダマンタイマイを倒せなかったのか」ということ解説し、そしてプレイ日誌の開幕とすることにしよう。それを知らなければ、今回の攻略法がどれだけ革新的だったかということは、決して理解できないであろうからである。

 俺が本編で「アダマントータス」を倒せなかった理由として最も大きいのは、やはり「咆哮」の存在である。この攻撃、軽減不能の約10000ダメージ+「ダル」の追加効果という極端に危険な特性を持っており、そして「ダル」には「行動不能+次の攻撃のダメージが2倍」という特性があるため、ダメージを回復することもできず、続く相手の攻撃によって更に大きなダメージを受けてしまう。そして、その攻撃でHLRが死んでしまうと、それでもう失敗が確定してしまうのである。
 ・・・ところが、そうやって相手の「咆哮」には一撃でメンバーを壊滅させるだけの能力が有るというのに、対するこちらの攻撃能力はあまりにも頼りない。アダマントータスは2本の足と共に登場するモンスターであり、両足を砕かなければ「チェーン耐性:100%」「物理・魔法:耐久」「全ステータス無効化」という鉄壁の耐性を誇る。さらに、その両足さえもHPが25万あり、物理・魔法耐性も「耐久」であるため、この条件下では両足のHPを0にすることすら至難の業となっているのである。
 ――実際、俺が「オプティマ変更なしクリアー」の本編で挑戦した時は、なんと相手を転倒させることすらできず敗退という事態に陥ってしまった。そして、試算によるとその転倒が10回以上も必要となるため、さすがの俺もそれは引くわと判断し、ついにはプレイを投げ出してしまうに至ったのである。

 とまあ、そんな感じのアダマントータス戦であった。俺が失敗した理由を更に詳しく知りたい方は、【当時のプレイ日誌】をご覧いただきたい。
 ・・・では、そのような強敵の「アダマントータス」「アダマンタイマイ」を倒すことができたポッチさんの戦術とは、果たしてどのようなものなのだろうか? さあ、ここからが新しい世界である。○ボタン連打で亀を倒す驚愕の戦術が、いま始まるよ〜!( ^o^)

2 亀の国発言 〜トータス&タイマイ・撃破編〜

ファ「うわっ…私の防御力、低すぎ…?」


 さあ、いよいよポッチさんによる、「オプティマ変更なしクリアー:アダマントータス&アダマンタイマイ撃破編」である。
 ・・・まず、今回の戦法を用いればトータス&タイマイのどちらでも倒すことができるが、せっかくだから今回は、より強い「アダマンタイマイ」のほうを例として取り上げることにしよう。「アダマントータス」にも、「クエイク」の威力が高かったりHPが異なっていたりする違いは有るが、今回の戦術ではそれは大きな問題とはならないのだ。

 まず、使用するのは、スノウ・ファング・ヴァニラでのDEF+ATK+HLRである。この陣形は、攻撃効率が低く、しかもリーダーがDEFであるため「挑発」によってターゲットが散り散りになってしまい、一般に「悪手」とされることの多いオプティマであるが・・・この陣形を使うことが、今回プレイの大きなカギとなるのだ。
 ・・・また、武器については、スノウはバリア系効果UPの「護法の陰陽」を、ファングは攻撃力重視の「ブレードランス」を、そしてヴァニラにはHP回復量を上げる「キュアスタッフ」を装備させ、それぞれの能力を高めていく。そしてアクセサリは、まずHLRのヴァニラが「土の指輪*2」「土偶の指輪」「インペリアルガード」で徹底的に防御を固め、DEFかつリーダーのスノウは適当に「土のおみくじ」などを装備させる。そして最後に、ATKのファングは「ウォリアーリスト」などで攻撃力を高めていく。
 ・・・とまあ、戦闘前の準備はこんな感じである。しかし、この戦術を見ても(;・∀・)「別にDEFを投入しただけじゃね?何がそんなに凄いの??」と思われる方も大勢いらっしゃるだろう。だが、この戦術こそが、俺が完全に盲点としていたものであり、まったくもって「驚くべき」としか言いようの無い作戦なのである。


 では、実際の戦闘に入ろう。バトル中に行うことは、もちろん「オプティマ変更なしクリアー」でお馴染みの○ボタン連打・・・ではない。なんと今回は○ボタン連打すら行う必要が無いのである。わざわざ「挑発→エリアバリア&リジェネガード」などをせずとも、十分に相手の攻撃に耐えられるようになるのだ。
 ・・・まず、アダマンタイマイの攻撃で最も恐ろしい「咆哮」であるが、トータス&タイマイの「咆哮」は必ずリーダーをターゲットとするため、今回はDEF「エリアバリア」で大きくダメージを軽減することができる。さらに加えて、次の攻撃も「通常攻撃」で固定となっており、そして今回は防御効率の高い指輪アイテムを全てヴァニラへと集中させているため、「咆哮」→「足踏み」のコンボ攻撃を受けてもヴァニラが死ぬことは無いのである! 
 ――実は、これが今回の最も大きなポイントの1つである。前までの俺の戦略では、「JAM+BLA+HLR」などを使っており、指輪アイテムを1人に集中させることができず、さらに「咆哮」のダメージも全く軽減できなかったため、一連のコンボが来るたびに全滅を意識しなければならなかったのである。

 また、トータス&タイマイは、「足を砕く→本体を攻撃」という手順を繰り返して戦うことが普通である。そしてアダマンタイマイの場合、両足のHPは35万もある上に、物理・魔法ともに「耐久」となっており、さらに相手を転倒させても60秒後には両足のHPを全回復して再び立ち上がってしまうため、ほとんどアダマンタイマイ本体にダメージを与えることができない。仮に、相手の攻撃で全滅することが無いとしても、ATK1人で本体の534万ものHPを削りきるには、非現実的な時間が掛かってしまうだろう。
 ・・・が、ここが今回の2つ目のポイントである。まったく、いつから足を砕かなければ本体を倒せないと錯覚していた? ・・・というのも、足を砕くのに時間が掛かるのならば、いっそ最初から本体だけを狙っていけば良いのである。もちろん、立っている時の本体の耐性は鉄壁であり、こちらの与えられるダメージは僅か3桁であるが・・・それでも、相手はHP回復の手段を持っておらず「死の宣告」も使ってこないため、地道に戦っていけば倒すことができるのである!

 ということで、実際のバトルで行うことは何も無く、上記の陣形を整えた後は、ただ待っているだけでOKである。そうするとATKのファングは左前脚(正面右)→右前脚(正面左)と自動的に足から攻撃することになるが、1回目の転倒の後はどうせ本体にターゲットが合ってくれるため、最終的な展開に違いは無くなる。
 ・・・そしてその後は、相手の攻撃で全滅することは絶対に無いため、ひたすら「たたかう」の単体攻撃で相手のHPを削っていけば良い。まあ、確かに数時間クラスの時間は掛かってしまうが、しかしプレイヤーは一切の行動を入力する必要が無いため、見ている必要すら無く放っておくだけで勝つことができる。おおむね3時間〜4時間ほど戦えば、相手のHPを削り切ることができるだろうか。それまで、3人のメンバーには頑張ってもらうのみである。


 そんなこんなで、今回は「オプティマ変更なしクリアー」のセーブデーターが残っていなかったため、通常プレイのデーターを流用して実験を行い、若干だが不利な条件に設定していたものの、無事にオプティマチェンジを行わずにアダマンタイマイを倒すことができたのである! 戦闘時間は4時間15分16秒であったが、まるで危なげなく相手を撃破することができ、またコマンド入力も全く行う必要が無かったため、実に簡単な戦いであった。
 ・・・そして俺は、全く同じ陣形を用いてアダマントータスとも戦い、そちらも無事に勝利を収めることができた。ということは、である。これで、オプティマ変更を用いずともミッション100%が達成できるということが証明できたのである。これはもう、明らかな進歩であると言えよう。

 そういうわけで、今回のポッチさんの攻略によって、やっと「オプティマ変更なしクリアー」は完成の時を迎えたと言える。
 ・・・やれ。世間では、ちょうどFF13に「イージーモード」が追加されるという直前であり、そのことには様々な評価が存在するが・・・しかし、ちゃんと戦術を練れば、FF13は○ボタン連打と上矢印1回だけでクリアできるようになっていたのである。これはもちろん、制作者が意図したものでは無いだろうが・・・何と言うか、運命的なものを感じるではないか。確かにFF13の戦闘は「幼稚園レベル」だよな。ボタン連打だけでクリアできるしな、それで雑魚戦に4時間15分くらい掛かるしなっ!

3 亀動画.com 〜以下 やり込みinFF創立者 つるからのメッセージをお読みください〜

 ということで、「オプティマ変更を行わない」という条件を守りながら、無事にアダマントータス&アダマンタイマイを倒すことができました〜!!
 ・・・そして最初にも書いたように、今回の攻略は俺こと管理人の「つる」が行ったプレイではなく、掲示板に投稿をしていただいた「ポッチさん」のものである。それは、俺が見落としていた要素をフル活用した驚くべき攻略であり、今回「おまけ+」として追記をしてしまうほどの素晴らしいプレイであったのだ。

 やれ、FF13の世界には、発売2ヶ月でクリスタリウム封印&改造禁止プレイをテージンタワーまで進めた「tottokoさん」や、「クリスタリウムなしクリアー・おまけ7」のラクタヴィージャ2体討伐を成し遂げた「ひっそりさん」、そして今回の亀討伐を俺に教えてくれた「ポッチさん」など、数多くの素晴らしいやり込みゲーマーさんが数多く存在する。俺も、こんなサイトを運営してはいるものの、まったく驚かせられっぱなしなのである。
 ――さて、この先には「零式」「13-2」「ヴェルサス」など、様々な作品のリリースが待っている。そして「やり込みプレイ」は、決して特別なものなどではなく、誰にでも門戸が開かれている。さあ、次にスーパープレイで世界を驚かすのは、画面の前のあなたかもしれないのだ・・・!

 ということで、当サイトはいつでも皆さまからのやり込みプレイを募集しております!
 ポッチさん、今回は本当にありがとうございました!!\(^o^)/





◆オプティマ変更なしクリアー:おまけ+
〜ポッチさんによるトータス&タイマイ攻略〜
(※通常プレイのデーターを流用していますが、内容に大差はありません)



(2011年7月16日)

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