.                                                                                                                                                                                                                .
山倉くん脚気EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE / やり込みinFF

トップページ > 管理人の日記 > 2012年7月4日の記事

管理人の日記
今日はニュース7も神回だったし、至れり尽くせりの一日だったな!

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

 


 いま放送しているNHKの朝ドラ:「梅ちゃん先生」には、山倉くんという超絶イケメンが登場している。実は、俺がこのドラマを見ている理由の4割くらいは、彼に存在すると言っても過言ではないのだ。
 ・・・まったく、話題が唐突すぎてどこから説明すればという感じであるが、まず「梅ちゃん先生」とは、月〜土曜日の朝12時45分と深夜8時00分に放送をしている、NHKの「連続テレビ小説」枠の番組である。テーマとしては、主人公の梅子(堀北真希)が医学の道を志すというものなのだが、別に「医療ドラマ」というわけでもなく、端的に言うと脱力コメディーといった感じである。梅子は、ほぼ無学の状況から医者を目指すことになるため、その行く手には様々な困難が立ちはだかるのだが、どれも「適当にやっていたら何とかなった」としか言いようの無い方法で解決してしまう。恐らく、そういう真面目なものを、この作品に期待してはいけないのだろう。
 ――では、このドラマの何が見所かというと、それは脱力してしまうようなエピソードの数々である。というのも、主人公の周辺人物は変態男&無個性な女というラインナップで全て構成されており、大体は「変態男が変なことを言い出す→それに女性陣が振り回される」というパターンで物語が進んでいく。そして、そのあまりの突拍子の無さが、視聴者に笑いをもたらすのである。やれ、最初は(;^o^)「なんだこのドラマ、真面目にやる気があるのか?」など思っていたが、最近ではその脱力具合がクセになってしまい、逆に真面目なシーンで(;^o^)「えっ、なにマジになっちゃってんの・・・?」などと思ってしまう始末である。ちなみに、真面目なシーンが全く無いというわけでもないため、この作品でも、いわゆる「主人公」の要素が様々なキャラクターに分割されていると考えれば良いだろう。

 そして、今回の話題である「山倉くん」とは、その「梅ちゃん先生」の登場人物の1人であり、主人公:梅子と同年代の男キャラとして登場する。初登場は第11話(4月13日)と早いが、物語が中盤となった現在でも定期的に出現し、その度に突拍子の無い言動を繰り出すため、脇役としては異様なまでの存在感を放っている。むしろ最近では山倉くんが出てくるだけで笑いがこみ上げてくるほどである。
 ・・・しかし。山倉くんは、物語中では脇役であるだけではなく、いわゆるやられ役であるため、その格好良さが目立つシーンはあまりに少ない、というか無い。例えば、初登場のシーンでは、姉の松子に告白して撃沈した次の瞬間に梅子に告白するという暴挙をやらかし、その後も大体は駄目さをアピールしてメインキャラを引き立てための役と化してしまってる。特に、少し前の回では、急患患者を診るという形で「医者としての山倉くん」が初めて登場することになり、全国の山倉くんファンを狂喜させたのであるが、そこもメインキャラである松岡(梅子の恋人)を引き立てるためのショボい医者としての出番になっており、多くの人にやりきれない思いを感じさせてしまった。もちろん、ここで山倉くんが大活躍して勝手に患者を治療してしまっては物語が進まないため、展開的には仕方が無かったのであるが・・・。
 ――さて、そんな山倉くんであるが、「嫌な奴」というわけでは決して無く、むして様々な女性に好意を抱くが「変な人」としか思われずに爆死してしまうことなど、同情を禁じ得ないようなシーンも数多く存在する。そして物語的には、梅子に勉強を教えるところから始まり、松岡が遠地に旅立つことになった際には、思い出の品として松岡が使っていた医学書を梅子に託すなど、地味ながらも欠かせない役割を演じている。なお、この際、ナレーションでは「松岡が山倉に頼んで梅子に思い出の品を渡した」という趣旨の説明をしていたが、俺としてはむしろ山倉くんが気を利かせて個人的に医学書を渡したという解釈のほうが自然だと思っている。やれ、この「ナレーションが一つの解釈を押しつけてしまう」という問題は、あのFF13での「騎兵隊にオーファンを破壊させる気は毛頭なかった」に通じるものがあるな・・・。

 ところで、山倉くんは物語当初から梅子よりも年上のキャラクターとして登場し、そして現在では物語開始時からちょうど10年が経っているため、年齢はそろそろ30近くになっている。が、その恋愛歴と言えば、登場直後に松子・梅子に連続でフラれたのを始めとして、順調に爆死を続けていった。そして現在では、若かった頃の自分の過ちに気付いたのか、全く恋愛からは程遠いキャラクターとなってしまった。
 ・・・まあ、そんな気持ちは個人的には分からないでもないのだが、しかし山倉くんももう30である。魔法使い族として俺よりも遙かに先を進んでおり、このままでは「35歳・内科医です。真剣に結婚相手を探しています(JPGryという事態に陥りかねない。しかも、現在の展開は、主人公である梅子が開業医(=病院勤務ではなく、個人で診療所を経営する医師)を目指すという感じであるため、つまるところ大学病院の舞台とした物語も終わりということになる。だから俺は、その前に山倉くんには幸せになってほしいと思っているのだ。
 ――さて、そんな山倉くんは、本日(4日)の放送分でも登場したのだが・・・その際には、画像手前の梅子の「女側の知り合い」である弥生が、年上の医者に対して童貞男子少女のような恋心を語っているのを見て、山倉くんはまるで解せないという表情をしていた。この時、最後に意味深に2秒ほど山倉くんが映し出されていたカットが、俺にはとても印象的だった。これはもう、今日の放送分で山倉くんメイン回への伏線が張られたと言っても過言ではないだろう。やれ、個人的には、山倉くんのような「いい人だが主役級では無いため正当に評価されないキャラクター」というものには、とても強い同情心を抱いてしまうし、だからこそ何らかの形で山倉くんを幸せにしてやってほしいと思う。外見的にはイケメン時械神ガブリオンであるし、性格的にも真面目でありながらユーモアもあるという、むしろ作中男子の中では一番と言っても良いくらいの理想的なキャラクターである。さあ、今後の山倉くんはどうなっていくのだろうか。少なくとも、このままフェードアウトということにはならないよな・・・?

(2012年7月4日) 4243 PV

登録タグ/ テレビ一般
この記事のURL 日記ログへ移動する / 編集

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

2012年7月4日の記事を表示しています。

日記のメインページへ
トップへ


System: Trishula Ver.1.28