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管理人の日記
画質が悪いと岡崎と長友の区別ができない…
W杯 アジア最終予選 |
10月のフランス&ブラジル戦以来、約1ヶ月ぶりのサッカー日本代表戦である。今回はワールドカップ出場を懸けたアジア最終予選ということで、オマーンと戦うことになった。
・・・やれ、前回ホームでの戦いの際は、3-0と圧勝することができた(【2012/6/3】)のだが、今回は相手国のスタジアムで戦う“アウェーゲーム”であり、最初から難しい試合になるということが確実視されていた。特に問題なのが気温で、この時期でもオマーンは35℃もあり、日本やヨーロッパとは大きく気候が異なっている。また、中東アウェーでの試合は、いわゆる「中東の笛」といったインチキくさい判定や、暴力的なまでのサポーターなど、たとえ強豪国であったとしても雰囲気に飲まれてしまう危険性がある。そのため、日本は一度倒している相手だとしても、決して油断することはできないのだ。
さて、そんな試合は、結果だけを見れば1-2で日本が勝利することできた。しかし、内容としては予想通り日本の辛勝という感じになったのである。
・・・というのも、オマーンの戦略はシンプルな力押しであり、ボールを奪ったらすぐ前に蹴り出すというものであった。また、意識的にスローインやフリーキックから素早くリスタートし、タイミングを崩して攻め入るという戦法も多用しており、日本は何度もゴールを脅かされていた。最終的なスコアこそ1-2だったものの、非常に難しいゲーム展開であり、特に、後半32分にオマーンゴールで同点になってからはスタジアムの雰囲気が異常になり、日本はこのまま負けてしまうのではないかとさえ思ったものだった。最終的には終了間際のゴールで勝つことができたが、内容としては互角であり、負けていてもおかしくなかった。だからこそ、勝てて良かった。
――まあ、今回は中東アウェーの戦いであったが、いわゆる「中東の笛」、つまり偏ったジャッジや露骨な時間稼ぎなどが特に無かったという点は、日本にとって幸いだったように思う。個人的にはそういう中東もちょっと見てみたかった気がするのであるが、まあそれで負けたら仕方が無いし、そういう試合は本戦出場を決めてからまったり楽しめば良い。むしろ今回のポイントは、力で劣るオマーンが策を練って戦い、前回完敗であった日本を相手に善戦したという点であり、そこは誠に褒め称えるべきであろう。
ちなみに、日本の得点シーンを挙げてみると、1点目は長友が敵陣奥からセンタリングをして清武が押し込み、2点目は同じく酒井高徳によるセンタリングを岡崎が決めた。そこから考えるに、どうも日本はサイド攻撃を得意としているらしい。確かに日本代表は他のポジションに比べてサイドバック(左右に位置するディフェンダー)が充実しており、特に長友の性能は驚異的であるため、そこから攻めるのは至極当然とも言える。
――そんなこんなで、今回のオマーン戦ではオマーンを横から押すことが勝利のポイントとなった。つまり、「くぱぁ」ではなく「ぁぱく」ということか・・・。
(2012年11月14日) 1915 PV
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