. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2014年11月23日の記事
管理人の日記
PSP god observer -神たる観測者-
goもPSPシリーズの中では良い方らしいけど、Vita(初期型)が綺麗すぎて… |
先日、「PSPgo」を購入してきました。 は ! ! ! ? ?
…さて。皆さまは、そもそも「PSPgo」というハードを知っているだろうか。PSPには、「PSP-1000」「2000」「3000」といういわゆる“通常モデル”が存在するが、「go」は2009年11月に発売された更なる新モデルであり、最大の特徴として「UMDスロットを廃し、ダウンロードソフト専用となっていること」が挙げられる。その他、「ボタン部分がスライド式となっており小型・軽量になっていること」「本体に16GBのフラッシュメモリを積んでおりメモリースティック無しでもゲーム・音楽・動画などを入れられること(※「メモリースティックマイクロ」というカードも追加可能)」、特に記されてはいないが「PSP-3000より液晶が更に綺麗になっていること」などがポイントとなっている。
――が。ご存じの通り、この「PSPgo」は全く流行らなかったのである。PSPシリーズ全体に占めるシェアは1%未満であり、俺自身も使っている人を一人たりとも見たことが無い。ネット上で話題が出る場合も、「PSPの黒歴史」として語られる場合がほとんどだ。そのヒットしなかった理由としては、発売当時の定価が26800円でなんと通常タイプよりも10000円も高かったこと、UMDスロットを廃したため当時全盛期だったPSPソフトの大半がプレイできなくなってしまったこと、当時は今ほど「ダウンロード購入」という方式が普及していなかったことなどが挙げられる。もっとも、ソニーとしては最初からPSPgoを「家庭用ゲーム機でダウンロード専売が可能か否か」ということを検証するための実験機として作ったであろうから、その結果(=CS機でのDL専売は時期尚早である)を示すことができたこのハードは、セールス的には失敗であったとしても、一定の存在価値はあったと言える。…かもしれない。
では。なぜ俺は、この時期になって「PSPgo」を買ったのだろうか? それはもちろん、今更PSPで発売される「遊戯王ARC-V
タッグフォースSP」のためである(【2014/10/20】)。今回の目当てはこれのみで、完全にタッグフォース専用機としての購入なのだ。
…そんなふうに割り切って考えると、なかなか「PSPgoならではの魅力」というものも見えてくる。例えば、goの重さは約158gと、PSP・vitaの全モデルの中でもぶっちぎりで軽く(参考:PSP-3000+UMDディスクで約200g)、スライド式でサイズ自体も最小であるため、寝っ転がってプレイする際などにも腕や指への負担を大幅に少なくすることができる。また、ダウンロード版しか動作せず、通信速度やメディア容量などが足かせになるというデメリットも、最初から1本のソフトしか動かす気が無いのであれば、大きく気にすることも無い。そしてもちろん、俺は「ダウンロード購入」というものに特に抵抗を覚えない人間である。その他、これはハード自体の仕様とは全く関係が無いが、タッグフォースを動かしながら他のソフトをプレイできるという点も大きい。毎回「デュエルを終了させる→セーブ→他のソフトを起動する」って手順を辿るのが、地味にめんどくさかったんだよねえ…。
――ちなみに、goのその他の要素について考えてみると、正直言ってあまり褒められたものではないというのも現実である。例えばボタン部分は、構造上仕方無いのだが全て埋まったような配置になっており、中々に押し込みづらい。また、スライドパッドの位置も変わっていて、いわゆる「モンハン持ち」は不可能であるということもあり、アクションやシューティングのプレイには全く向いていない。また、俺は(
^o^)「VitaでPSPソフトをプレイするとどうしてもボヤけちゃうから、まだPSPgoのほうが綺麗になるっしょ!」と考えており、むしろそれをメインとしてgoを買いに行ったくらいなのであるが…何と言うことは無い。画面サイズの違いを十分に考慮したうえで、「発色の良さ」「画面の美しさ」「描写の細かさ」など全ての面がVitaの圧勝である。ついでに言うと読み込みもVitaのほうが早いぞ。くそっ、PSVita(初期型)、奴はいったい何物なんだ…。
何はともあれ。「PSPgo」には、軽い・小さいという携帯機として圧倒的なメリットが存在し、DL専売などのデメリットも俺にとっては気になるものではなく、価格も中古で6000円と手頃なものであった。これから、“タッグフォース専用機”として、長らく活躍してくれることになるだろう。まあ、もちろん個人的な希望としては、「Vita版のタッグフォースSP」または「Vitaでの完全新作」が出て、発展的に引退してもらえることが一番なのであるが。
…そんなこんなで、俺のゲームの歴史に、「PSPgo」という新たな仲間が加わってくれた。そう言えば、今年は2004年12月12日に発売されたPSPの10周年に当たる。そこで今回は、少しだけ思い出を語ってみることにしよう。俺とPSPの馴れ初めは、親から(
w∀w)「第一志望の大学でB判定以上を出したら買ってあげる!!」と宣言され、実際にB判定を叩き出して高三の冬に「PSP-1000」を入手したのが始まりである。その後は、主に「モンスターハンター」と「遊戯王 タッグフォース」シリーズをプレイしながら、なんやかんやで「PSP-2000」「3000」と改良版も購入していった。そして就職を控えた2013年1月には、後継ハードである「PSVita」も手に入れた。そのどれもが、俺に大満足のゲーム体験をもたらしてくれたのである。うーん、いつから俺は、こんなにソニーハードの信奉者になったのだろうか…?
――そんなこんなでの、今回の「PSPgo」の購入である。つまり何が言いたかったのかというと、今回のgoがgo台目ってことなんだよ…!!
(2014年11月23日) 4200 PV
2014年11月23日の記事を表示しています。