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管理人の日記
ありがとうバンナム、ありがとうPS4
本当に来るとは思わなかった… |
朗報である。ついに、あの「エースコンバット7」がPS4で登場することが発表されたのだ。
…ご存じ、「エースコンバット」とは、バンダイナムコ(旧:ナムコ)から発売されていたフライトシューティングのシリーズであり、遊びやすさと爽快感を重視した操作性、そして大作RPGにも匹敵する壮大なシナリオやBGMなどから、PS1・PS2時代にヒットしたタイトルである。「フライトシミュレーターではない、戦闘機を用いたシューティング」の金字塔と言える作品であり、日本だけでなく世界中にファンが存在している。
――ところがどっこい。皆さまご存じの通り、この「エースコンバット」シリーズは、その人気の絶頂期に突如として本編である『6』がXbox独占で発売されることが決定され、以降シリーズは迷走に次ぐ迷走を続けてしまった。現在の最新作は、何故かアイテム課金ゲームとなってしまった「インフィニティ」、それを除けば2011年の「アサルト・ホライゾン」という外伝的なものもあるが、そのどちらも以前までのように評価されているとは言い難い。かくいう俺自身も、そういったゴタゴタに翻弄されて嫌気が差し、もはやシリーズに対する興味を完全に失ってしまっていた。その辺りの詳しい経緯は、以前に書いた「『エースコンバット』の思い出」(【2013/1/24】)という記事にまとめているので、そちらをご覧いただきたい。
しかし。日本時間の本日早朝にアメリカで行われたPS系のイベントにて、ついに正統続編である『エースコンバット7』が発表されたのである。もちろん、対応ハードはPS4。あの『ZERO』から数えると、実に10年振りのナンバリング続編となるのだ。
…やれ。この情報、実は「インフィニティ」のアップデートのゴタゴタか何かで数日前からリークされていたのであるが、その時は誰もが半信半疑であり、(;・∀・)「まあ来たら面白いよね」くらいの扱いであった。とはいえ、PS4が海外を中心に空前絶後の大ブームを巻き起こしており、数多くの名作タイトルが復活をしていることから、「今なら来てもおかしくない」と信じる人もいた。かくいう俺は後者である。確かに一度は見放してしまったタイトルであるが、本当に求められる続編が求められるハードで発売するのなら、是非ともまた遊んでみたいと思っていたのだ。
――そんなわけで。この10年振りの正統続編の発表に、俺を含む多くのシリーズファンは驚喜した。公開されたのは、断片的な情報が含まれた映像のみ(【Youtube】)であるが、既に現段階でグラフィックは過去作のムービー並の美しさであり、BGMから『4』『5』の世界観を汲んだ作品になるということも推察できる。また、PS4での発売ということで、「PlayStation VR」というゴーグル型のVR(Virtual Reality=仮想現実)システムにも対応しており、それを使用することで360度の3D空間で新しいゲーム体験を行うことができる。なお、このVRシステムはPS4とは別売りであるが、「エースコンバット7」はVR専用ではなく“VR対応”であり、今まで通りのプレイも可能なため、その点はご安心いただきたい。まあ俺はもちろんVRも買いますが。
そんなこんなで。またしてもPS4に、ゲーマーの心をくすぐる新作が登場してくれた。もう何度も言っている気がするが、PS4が世界的なヒットを巻き起こしたことで、大きくゲーム業界は盛り上がっているのである。あの、懐かしいPS2時代が、やっと戻ってきてくれたのだ。
…やれ。この「エースコンバット」シリーズに関しても、その迷走に至った理由は見え透いているのだが、あえてそれを今から非難することは避けよう。しかし、そういった暗黒時代もついに終わりを告げ、やっとゲーマーのためのゲーム業界が戻ってきてくれたのである。今回の「エースコンバット」の件は、それを象徴するエピソードの一つであり、同じようにPS4で復活を遂げたタイトルは数多く存在するのだ。
――というわけで。俺のPS4には既に遊びきれないほどの予定が存在するのだが、この「エースコンバット7」に関しても購入確定であることは言うまでも無く、またしても俺は嬉しい悲鳴を上げることになった。最高の性能・機能を持ったハードで、質・量ともに十分なゲームを安定して遊ぶことができる。こんな素晴らしいゲーム業界は始めてだ。ゲームが好きで、本当に良かった。
(2015年12月6日) 4327 PV
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