. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2016年2月8日の記事
管理人の日記
まさか、ここまでハマり込んでしまうとはな…。
この「シル」ちゃんがほんっとにかわいい |
まさかの再プッシュ記事である。PSvita/「ネットハイ」を、是非とも皆さまに遊んでいただきたいのだ。
…というのも、今回の記事を書くに至った直接の理由は、公式の「バレンタイン対策本部」&期間限定のダウンロード版1090円値引き(〜14日まで4228円)がきっかけなのであるが、そもそも俺はこの「ネットハイ」にただの良作という以上にハマり込んでしまっており、いつかまた単独記事を書かなければと思っていた。そこに来て今回のバレンタインセールというのだから、これはもうやるしかないと決起するに至ったのである。
――ちなみに、その「ネットハイ」のゲームとしてのレビューについては、昨年末に書いた【PSvitaゲーム感想そのB:「ネットハイ」】という記事を参照していただけると良いだろう。その概要としては、「題材が風変わりなだけの親しみやすい王道推理ゲーであり、ネット世界を愛する人には是非プレイしてほしい」というものであり、その印象は初プレイからかなり時間が経った今となっても変わっていない。いやまあ、ネタバレ有りなら書きたいことは山ほどあるんだけど、この手のテキストゲームでさすがにそれは無いからねえ…。
では、何故そうしてゲームとしての感想が既に定まっている「ネットハイ」について、再び記事を書くことになったのか。それは、これだけ俺がドハマリしているというのに、マイナー作だというのが実に勿体無く、皆さまにもお勧めしたくなったからである。
…やれ。俺は前回の感想記事の締めとして、「この手のテキストゲーとしては初めてクリア直後に2週目をプレイし始めた」と書いたものだった。その際は、俺も(;^o^)「まあ、さすがに2週目の途中で飽きてやめるでしょう…」などと半信半疑だったのであるが、その2週目もむしろ初回プレイより楽しめたくらいに終わり、今は更に続けて3週目をプレイしてしまっている状況なのである。もちろん、やりすぎると本業であるFF13企画に支障が出るためストップしているのであるが、それさえ無ければ8回くらいは無限ループをしているかもしれないのだ。
――やれ、俺にとってのPSvitaは、「購入済みのタイトル」「PSplusのタイトル」「新たに発売するタイトル」などが山ほど存在し、完全に積みゲー量産機と化しているのだが、そんな俺がここまで熱中してプレイするというのはまさに異例中の異例中の異例である。しかも、普通なら1回プレイすれば終わりのはずの「テキストアドベンチャー」においてこれなのだ。まったく、自分でも不思議なくらいと言うしかないのである。
そんなわけで、この「ネットハイ」は、ゲーム単体という枠を超えて、俺の価値観に様々な影響をもたらしたのである。
…例えば俺は、この作品における声優さんたちのあまりの熱演ぶりに心を奪われ、「声優ファン」という畜生沼に肩まで引きずりこまれてしまったし、わざわざ他に利用用途の無いPSvitaTVを購入&プレミアム民になってまで【「ネットハイ」
BGM集part1:キャラクター編】なる33分にも及ぶ音楽動画を初めて編集したりもしたし、いろいろ勉強してTwitterにて【@naviko_bot】なるBotを製作してしまったりもした。やれ、このように新しいことを始めるというのは、本来ならば物凄くパワーが必要な行為である。その労力を厭わないほどに、俺はこのタイトルに魅了されてしまったのだ。
――また、その他の精神面においても、「とにかくまあゲームが楽しければ良いか」と思っていた日々に新たな彩りが加わり、毎日を明るく過ごせるようになったと思う。実体感においても、前向きに過ごせる時間は間違いなく増えたし、他の人から「いつも笑顔だね」と評されることも多くなった(※キモい)。冗談抜きで、ここまで俺の価値観を揺さぶったゲームは「ファイナルファンタジー13」以来初めてだ。俺が、何気なく体験版をプレイし、何気なくダウンロード版を購入してクリアし、そして何の気もなく「良作だったよ〜」と感想記事を書いたゲームは、ここまで物凄い作品だったのである。
煽り素材としての圧倒的優秀さも魅力(どうでもいい) |
というわけで。重ね重ねとなるが、俺はそんな「ネットハイ」を、是非とも当サイト読者の皆さまにも遊んでいただきたいと思っているのだ。
…やれ、このゲームはPSvitaのタイトルということで、Vitaを持っている方には当然お勧めできるのであるが、そうでない皆さまに関してもこれを機会にVitaを買ってしまっても良いのではないかとすら思うのである。少し話が逸れるのだが、4歳となったPSvitaは今や遊びきれないほどのタイトルがひしめくハードとなっており、ゲーム好きならば持っていても損することは無いだろう。俺も、これまで数多くの良作を遊べてきたし、これから先も山ほどの予定が存在している。ゲーム機としての性能・機能も、最新ハードと比べて引けを取るものではなく、今なお満足の行くレベルであると言えよう。
――そしてもちろん、今回の「ネットハイ」も、そんなPSvitaならではと言えるタイトルなのである。やれ、「アニメタッチの」「テキストアドベンチャー」ということで、本体性能は関係無いと思われる方も多いかもしれないが、俺に言わせてみれば、これもまた「画面が高精細で」「発色が美麗な」「携帯機」というPSvitaだからこそ魅力が醸し出されたタイトルだったのだ。もっとも、いま現在の主流として販売されている2000番台の本体だと、画面が鮮やかな有機ELではないため、そこだけは確かな残念ポイントとなってしまうのであるが…。
そんなわけで。前の感想記事では、「瞬く間に年間お気に入りタイトルの一つになった」などと書いたものだったが、もう今はその領域を遙かに超え、やっとPSvitaで「これだ!」というタイトルに巡り会えたという思いでいっぱいである。これまで、俺はVitaで数多くの良作をプレイしてきたが、“傑作”と呼べる作品には出会えてこないでいた。だから、恐らく5年後くらいに書くであろう「PSvitaの思い出」という記事には、まず間違いなく「ネットハイ」の名前が出てくることだろう。それくらい、この作品は俺にとって衝撃的だったのである。
…そして、その他の点として、俺はこのゲームのために頑張っている人々にも感銘を受けたという点もある。例えば、平たく言ってしまえば本作は売り上げ的には振るわなかったのであるが、そのサウンドトラックが発売決定した際に、スタッフの方は「割と苦しいのだが、ネットハイを好きになってくれた人のために出すことに意味がある」とコメントを残していた。こういう人たちをこそ、俺は応援したいと思うのである。
――やれ、何もゲームは、売り上げだけが全てというわけではない。自分が良いと思った作品を世の人に広めるのはゲーマーの義務である(?)し、それによってファンの交流の輪が広がってくれれば、こういうテキストサイトの管理人としては実に嬉しいというものだ。そうしていつか、我々の応援の声が伝わり、更なる作品展開や続編などに繋がってくれれば、それこそもう最高というものではないか。
というわけで。今回は14日までダウンロード版が1090円の値引きということで、改めてこの「ネットハイ」を皆さまにお勧めするものなのである。
…やれ、近頃ではリアルショップにおいても運が良ければ新品・中古のパッケージ版を見かけることができるし、なんなら【Amazon】などの通販店を使う手もあるだろう。ただ、それらを使ってもほとんど価格は定価と変わらないし、下手をすると手間ばかりが掛かって失敗してしまう危険性すらある。それならば、期間限定で2割ほど安くなっているダウンロード版を買うのが、俺のお勧めというものなのだ。
――やれ、以前にも書いた通り、この「ネットハイ」はネット世界を舞台としており、かなり人を選ぶゲームのため、やはり体験版推奨であることには変わりは無い。しかしながら、それさえ乗り越えることができれれば、かつて無いほどの没入感を得られるはずだ。俺自身がそうだった。この「ネットハイ」は、俺がゲーム攻略サイトの管理人歴15年として、そして非リア歴27年として、自信をもってオススメできるゲームである。
(2016年2月8日) 4393 PV
2016年2月8日の記事を表示しています。