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管理人の日記ログ
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仕事は本当に辛かったけど、皆さまに会えなくなってしまうことのほうが寂しいです |
世間一般の転勤の時期とは少々異なるが、我が社にも異動の時が訪れた。次なる勤務地は、華の大都会・大阪である。というわけで、その前に今まで勤務してきた福岡県の思い出を語ってみることにしよう。
…やれ。実は、俺は当サイトの日記において、これまで居住地を「福岡県」と断言したことは無かった。また、忙しい毎日のお供となっていた【Twitterアカウント】においても、去年4月の熊本地震の際に「かなり揺れた」と述べるくらいであり、ハッキリと明言はしていなかった。そのため、俺がこの一年住んでいた場所については、まったく知らなかったという人も多いことだろう。まあ、そもそも今回は、俺自身が仕事について語るつもりがなかったので…。
――とはいえ。転勤を前にして、そろそろこの一年間についてまとめておかなければならない。何故なら、この一年は、俺の人生にとって非常に大きな転換点となったからである。それについて書くことは、今後このサイトが更に10年20年と続くにあたっても、大きな資料となることであろう。今月末には、この福岡の地を離れなければならない。激しい戦火の記憶も、いつかは薄れて消えてしまう。だからこそ、せめて俺だけは、こうして文字に書いておこうと思ったのだ。
そんなこんなで。昨年3月から今年1月まで続いた、新会社の評価を述べてみると…それは、「俺の人生最後の学生時代」というものである。この戦いは、俺の仕事に関する考え方はもちろんとして、思想・信条・性格・趣味・学問・友人・恋愛・人生・体力・精神など、ありとあらゆる要素を詰め込んだ、まさしく“総力戦”となったのだ。皆さま知っての通り、俺はもう28歳であり、もう正攻法で若いと断言できる年齢では無い。そんな俺が、このように自分の外面内面に関わる全ての面で、大きな刺激を受けることができたのだ。それはまさしく、「学生時代」「青春」とでも形容するしか無い。とりわけ、高校・大学時代にまともな道を歩んでこなかった俺にとって、その意味は極めて大きなものなのである。
…まったく。これまでの俺の人生を少し振り返ってみると、鳴り物入りで名門大学に入学をしたまでは良かったが、そこでは自分のやりたいことを見つけられず、ただただ親のお金を使って堕落の限りを尽くしていた(【2016/2/19】)。そんなだから、結局2回もの留年を繰り返し、最後の就職でさえなかなか決めることができなかった。当時の俺は、そのことに対して、(
^o^)「自分を求めてくれる人なんて誰もいない!」と、自責の念を感じていたものだったのだ。
――さて。俺は、結局ギリギリのところで就職を決め、2013年4月に初就職をしたのであるが、そこは有り体に言ってしまえば高校卒業者が入るような職場であり、名門中の名門大学の自分が参加するような場所ではなかった。事実、そのことはあらゆる面から批判され、時には嘲笑の対象とされたものだった。それは、会社内部からの目も同じであり、俺自身も何度もそのような珍獣を見学するかのような視線に苦しめられたものである。だが、俺はその会社の、意外にも仕事とプライベートを分けてくれる姿勢に大きく惚れ込み、結局のところ転職が決まる最後の時まで、3年間勤務を続けてしまった。それは、当時の同僚・上司が、特に偉大だったという面もあるのかもしれない。今でも、その当時勤務していた新潟は、出身地の三重に次ぐ第二の故郷だと思っているくらいである。当サイト的にも、2014年から連載しているFF13企画の口火を切ることができるなど、大きな意義をもたらした。そこでは、「趣味と仕事の両立」「安定した給与と生活体制の確立」など、満たされた生活を送ることができていたのである。もし、当時の職場に戻れるのであれば、俺は明日からでもかつてのような毎日を取り戻すことができるであろう。そんな俺の新潟勤務は、「故郷」や「母校」とでも称するべき、懐かしい時代なのである。
そんな感じであったが。俺はいろいろあって転職を決め、2016年3月末に、この福岡の地へとやってきた。当時は、恵まれた新潟時代からの変化に大きなストレスを感じ、「辞めたい」「新潟に帰りたい」と思ったことも二度や三度ではなかった。それは特に、新会社の勤務体系が社員の勤務時間外での自浄努力を強要していたことにも由来するだろう。やれ、今回の同期は大卒が中心であり、その多くは20代前半という年齢である。そこに、就活バツイチである27歳(当時)の俺が入り込むのであるから、その違和感は相当なものであったはずだ。
…しかしながら、そんな環境にも俺は少しずつ慣れていき、5月になるころには、もはやそこで最後までやりきってやろうという精神が生まれていた。俺はそんな職場にも、少しずつ慣れていくことができた。まあ、今回の職場は特に初期において極めて大味であったし、無理な要求を突き付ける上層部に対して、反発しながら何とか業務を分担して立ち向かわなければならないという側面もあったのかもしれない。何はともあれ、そんな感じで我々は、忙しい毎日に悩殺をされながらも、何とか各種の業務を終わらせることができ、その過程で少しずつ仲良くなることもできた。そのピークは、間違いなく昨年10月に行われた100キロ(謎)であろう。俺を含むほぼ全ての人にとって、人生最大かつ筆舌に尽くしがたい苦難になったであろうが、我々は全ての任務をやり遂げたのだ。それがもし、同じ部署の人々と不仲であったのであれば、間違いなく最後までやり遂げることはできなかっただろう。まるで戦争映画のような軽口を飛ばしあうことで、極限の状態においても、我々は何とかやり遂げることができたのである。まあ、あの100キロ(謎)よりも苦しい状況というものは、今後の人生において恐らくは有るまい。そういう意味では、上層部の策略に、まんまと乗せられてしまったということなのかな。
――ところで。俺個人のことを言うと。実は、少しばかり年下の、同じ職場の少女に心を奪われていた。その方とは、同じ職務区分で隣り合ったのが始まりだったのだが、いろいろあって、自分だけのあだ名で呼ぶような仲になることができた。あの100キロ(謎)の時には、疲労がピークに達してカラカラになっていた状態で、大事な大事な大事な水を満杯わけてくれたし、日々の業務に関しても、悩殺されて不満が爆発し取り乱していた俺に対して、「あなたには笑っていてほしい」という、今でも忘れられない言葉を掛けてくれたりもした。その他にも、「何が始まるんです?」と言えば「第三次大戦だ」と応えてくれたし、力が足りず苦しんでいる者に対して慈しみの心を持つような、とても心優しい少女であった。…まあ、その恋心の結末に関してはと言うと、それこそまさしく“学生時代”らしい有り触れた最後を迎えるに至ったのであるが、俺としてはやれることを全てやりつくしたため、後悔はしていないものだ。もし、ここを読んでくださっているのであれば、まあ…うん!
またいつか、一緒に働けるといいね。
そんなわけで。この一年間で、一つ確かめられたことがある。それは、人は戦場でだって笑えるということだ。どれだけ苦しい状況に陥ったとしても、その職場の人と仲が良ければ、それこそ命に関わるような状況においてでさえもカバーができてしまう。それを、このたった一年で醸成できた今回の状況は、特筆すべきものなのだ。そしてそれは、転勤をしたとしても、今後とも堅持していかなければならない姿勢なのである。
――さて。色々と語ってしまったりしたが。次の任地は大阪である。実家の三重県に近い場所であるという希望はあるが、その職務内容や土地柄に対しては、未だに不安の面が大きい。しかしながら、この福岡時代に知り合った人々のことを思い返せば、そんな不満はどうにでもなってしまうのというものである。就寝時間ギリギリまで作業をさせられる以上の時間的拘束は無いし、汚泥に潰れた足で何十時間も歩き続けさせられるような苦痛を味わうことも、もはや存在しない。そして、同期の人々とは、勤務地は違うが、同じ全国区の会社で勤めているということには変わりはないのである。さあ、戦いはこれからだ。この福岡時代、皆さまと出会えて、本当に良かった。
(2017年1月21日)
知ってたわーこれ小学2年生くらいの時から知ってたわー |
闇に飲まれよ…。先日、俺がPSVRを入手し、その専用ソフトである「アイドルマスター・シンデレラガールズ:ビューイングレボリューション」をプレイしたことは皆さまにお伝えしたが(【2016/12/29】)、今回そのシーズンパスをついに買ってしまったのである。そのお値段、なんと5800円。しかも今回はウサミン(安部菜々ちゃん)の応援グッズまで購入してしまったので、合計して6350円を課金してしまったことになるのだ。
…やれ。「シーズンパス」とは、その作品で配信される予定の有料DLCを割安価格で全て楽しめるようになる先行チケットであり、最近のゲームでは割と多く配信されていたりするのだが、先日某15で2700円を丸ごと謎空間に吸い込まれてしまったかのような屈辱を受けたため、この「シーズンパス」という文化自体に拒否反応が出てしまうように思われた。が、今回の例では一転、実価格で2倍以上もするシーズンパスを買ってしまったのだ。もちろん、俺にとっては2回目の「シーズンパス」というものの購入になるため、その危険性や失敗例も完全に掌握をしたうえで、である。Welcome
to Underground....
――ちなみに。某15であるが、最近ではあれはあれで深いシナリオなのではないかと評価をしていたりもするのだ。確かに俺は、プレイ前から「あまり面白くない…」という意見を聞いていたが、それに対して俺は(
^o^)「アンチ乙! FFシリーズは毎回プレイし続ければ楽しさが見えてくるというのに!!」などと、聞く耳を持たなかった。だがクリア後は、俺自身もそういった不評を口にするようになってしまった。つまり、俺がプレイ前に「ネガキャン」として一蹴していたシ骸自体が、かつてのFFファンたちのなれの果てであり、プレイを終えた時に俺自身もシ骸となってしまっていたのである。なんというアウトワールド要素+ループもののシナリオだろうか。さすが、FriendlyFire(友軍射撃)、略してFF15の名は伊達じゃない。
というわけで。俺がこのようにアイマスシリーズという対人対戦車地雷原に足を取られたのには、同時期に戦線から脱落したFFシリーズの負の影響が大きいのであるが、それだけだとあまりにもあんまりであるため、今のところの俺の思うアイマスシリーズの魅力について、書いてみたいと思う。
…まずはとにかく特徴となっているのが、登場するアイドルのかわいさや楽曲の良さだろうが、これに関しては単純に「良い」と言ってみたところで、「個人の好み」と言われてしまえばそれ以上何も反論ができない。そのため、俺的な観点を述べてみると、これはどちらかというとゲーム・アニメ好きに向けられたアイドルなのだということである。まず、本作はバンダイナムコでもナムコ側のレーベルであり、そのゲーム制作手腕に関しては今さら何も言うことは無いであろう。また、現実のアイドルがどうかは知らないが、本作の作風は割と20代以降に刺さる感じになっており、いま現在の主要なゲームユーザー層に合致している。その他、楽曲・キャラに関しても、どちらかと言えばこれまでオタク文化に親しみ続けてきた人々向けに作り上げられた感が強い。これは、単なるアイドルではない、俺たちゲーマーのためのアイドルなのである。
――ちなみに。いわゆる俺の“押し”は、皆さまご存じの通りウサミン(安部菜々ちゃん)である。元々は、PSVRの「ビューイングレボリューション」のタイトル画面で右端に居るのを見て、(;^o^)「何なんだこの美少(?)女は!?」と興味を持ったのが始まりで、出身地はウサミン星(?)、年齢は永遠の17歳(?)である。しかしながら、とりあえずは実家は千葉県(?)であるらしく、地球における選挙権がある(?)そうだ。我が国の憲法は特に限定のない限り外国人に関しても準用されるという慣習があるが、宇宙人(?)の未成年者(?)に対しても適用されるとは驚きである。あとは、なんか柿の種とかビールとかを持ってダラけている二次創作イラストが多い気もするが、そんなことは何も気はしない。最後の昭和産まれ世代である俺にとっては、まさに対戦車レーザー誘導弾のごとくピンポイント攻撃を仕掛けてくるキャラクターなのだ。まあ、何はともあれ。幾つになっても自分が本当にやりたいことへと突撃をしていく姿は、我々も少しは見習って良いのではないだろうか?
そんなこんなで。俺が今回「アイドルマスター」シリーズの深淵へと飲み込まれたのには、確かに直前にプレイした某15の喪失によるところが大きいのであるが、そうでなくとも、この作品にはゲーマーとして惹かれるものがあったのである。俺は生身の女性が得意ではない(というかそもそも他人が苦手)だし、空間図形のような三次元的な形のある科目は嫌いである。だが、このようなゲーム×美少女というジャンルは大好きなのだ。
…まったく。俺は元々、この手の課金ゲーというものを毛嫌いしていたが、今回の件において、必ずしもそれは全否定をすべきものではないと感じた。というかそもそもアイマスVRは買い切り型であって課金形式ではないし、携帯電話版のアイマスに関してもPS4やVitaで専用ゲームとして作りこんでほしいという気持ちは変わらないのだが、少なくともこれに課金をしたくなる人々の気持ちというものは分かったのだ。まあ確かに、無駄だという指摘は分かる。だがもし、皆さまもこれまでゲームを愛していた力のやりどころがまるごと無くなってしまったら?
そうしたら、その力を、他の作品につぎ込むのもやむなしというものであろう。
――やれ。一般社会的には、「アイドル」というものは、世界情勢が不安な時にこそ流行するものなのだという。そして、「アイドル」という言葉は、元々は「偶像」――つまり、崇拝すべき対象を表す単語らしい。ならば、俺の願いも同じである。今だからこそ、このような“偶像”が必要なのだ。我々ゲーマーたちにとっても、信じていたゲーム作品に大きく裏切られるような、苦しい時代が続いている。そしてそもそも、現実世界の人間は、自分に対して興味を持ってはくれない。だったら、このような空想世界の美少女に好意をいだいたところで、それの何が悪いというのだろうか。神は、我らの一人の一人の心の中にこそ、在るのである。
(2017年1月21日)
今からこのゲームを新作としてプレイできる人が幸せすぎる |
佳き日である。本日11日のPSplusの更新で、ついにあの「ネットハイ」が2017年1月期のフリープレイに登場したのである。これにより、最低514円(月額)で、あの「ネットハイ」を楽しめるようになったのだ。というわけで本日は、その「ネットハイ」というゲームの説明と、加えて「PSplus」というシステム自体の説明を行い、皆さまに新たなゲーム人生の楽しみ方を紹介してみたいと思う。
…まず、PSvita/「ネットハイ」に関しては、これまで2015年末のファーストインプレッション(【2015/12/27】)の他、3度に渡って紹介記事を書いている(【2016/2/8】・【2016/7/16】・【2016/11/27】)。このことからも分かるように、俺にとってはPSvitaで一番とも言えるタイトルであり、当サイト読者層の皆さまにも間違いなく合うであろうため、是非ともプレイしていただきたい作品なのである。その魅力は、「ネット世界での討論バトル」というメインテーマ、ヒロインの「シル」を始めとした魅力的なキャラクター、ギャグ路線で進むものの要所で締めるシナリオ展開、親しみやすいグラフィック演出にBGMなどなど、数限りないものが存在するのだ。
――というわけで。この「ネットハイ」は、単体の良作ゲームという枠を飛び越え、当時の俺の価値観にまで影響を及ぼした。例えば、俺がいわゆる「声優ファン」になったのは、本作の出演声優の皆さまによるあまりもの熱演に心が動かされたからであるし、その他にも今まで行わなかった様々なジャンルの創作活動に足を進めるきっかけにもなった。また、プレイ前まで俺にとって全くの無名であったタイトルがこれだけ輝いたことにより、「ゲームは自分で選んだほうが面白い」というふうに、作品選びの方針にまで変化を与えたものであった。やれ、凝り固まった価値観を変えるというのは腰が重いものであるし、新しいことに挑戦をするというのは大きなエネルギーが必要となる。それらを丸ごと無視できるほど、この「ネットハイ」は俺にとって凄まじい作品だったのだ。その体験を、是非とも当サイト読者の皆さまにもして欲しいのだ。
というわけで。そんな「ネットハイ」は、この2017年1月分のフリープレイ枠として遊べるのであるが、当サイトの読者の皆さまの中には、そもそも「@PSplusの」「Aフリープレイ」という言葉の意味が完全に不明という方も多いかもしれない。実際、今回の事態を「『ネットハイ』が514円で買える」と表現して良いのかと言うと、そういうことでも無い。が、「フリープレイ」の特性を理解すれば、限りなくそれに近いことはできるのである。もしあなたが、ゲームを一番の趣味と断言できるほどのゲーム好きなのであれば、PSplusの性質は間違いなく知っておくべきであろう。この、「Plus民」「貴族」などと呼ばれることもあるPSplusを適切に用いて、より豊かなゲームライフを楽しもうではないか。
…まず、@の「PSplus」とは、正式名称を「PlayStation Plus」と言い、PSハードを通して利用できるオンラインの定額サービスのことを示している。その概要は、「PS4でのオンラインプレイ(PS3やVitaとは異なり、PS4でのオンラインプレイはその大半が有料のPlus限定。一方、PS4でも落とし切りのDLCなどは非Plus会員でも使える)」や「オンラインでのセーブデーター保存&共有」などのシステム面と、後述する「フリープレイ」や「ディスカウント(Plus会員の限定値引き)」「トライアル(時間指定型の体験版)」などソフト入手面の2つに渡る。その月額は514円(税込み)であり、コンビニ等でPSNカードを買って番号を登録するか、またはクレジットカードからの課金によって、ネットワーク上でチケットを購入することができる。
――やれ。これらを総合し、月々514円という安価から得られるメリットは、他の定額制サービスと比べて法外に多いため、中間層以上のゲームファンの多くはこの「PSplus」に登録をしていることだろう。もちろん俺は自動延長による永年加入である。短期的にサービスを受けられないようなことがあったとしても、解約を行う予定は一切無いのだ。これくらいの値段、それこそ俺にとっては、“フリー”同然なのである。
そして、Aの「フリープレイ」とは。これは、PSplusに加入し続けている限り無料で遊び続けられるゲームタイトル陣のことである。その中には、“インディーズ”と呼ばれるミニゲームクラスの作品から、今回の「ネットハイ」のようなフルプライスのパッケージ作品まで、幅広いジャンルのものが存在する。基本的に、この枠は一か月で入れ替わり、そのごとに新しいタイトルを楽しめるようになるのだが、これは配信タイトルが配信月の一か月間しか遊べないという意味ではない。この辺りは、少々ごちゃごちゃしているので、箇条書きを使って整理をしてみたいと思う。
■PSplus「フリープレイ」:その主な性質 |
オンラインの定額サービスである「PlayStation
Plus」に加入し続けている限り、 「フリープレイ」枠でダウンロードしたタイトルを、時間や回数の制限なくプレイできる。 ・「PSplus」の会員で有り続ける限り、パッケージ版と同じく無制限に対象タイトルを遊び続けることができる。 (例:1月にダウンロードした「ネットハイ」は、Plus民で有り続ければ、2月や3月になってもプレイできる。 時間も回数もパッケージ版と同じく無制限であり、その他の内容も全てフルプライス版と同じ。 一方、サービスを解約すると月の終わりでプレイ不可能となるが、再度契約をすればプレイを再開できる) ・一度Plusでダウンロードしたタイトルは、削除をしてもPlus民である限り、何度でも再ダウンロードが可能である。 (正確には、「ダウンロードしたタイトル」ではなく、「購入マークを付けたタイトル」である。 そのため、月の更新ごとに、とりあえず全タイトルにチェックをつけ、後からダウンロードをする…という遊び方も可能) ・配信月が過ぎると、そのタイトルを新規にダウンロードすることはできない。 (例:1月配信の「ネットハイ」は、2月の更新日を過ぎると新たに購入チェックを付けることはできない。 すでに購入チェックを付けたタイトルであれば、再ダウンロードは可能) ・配信タイトルは、各種インディーズ作を始めとし、主に発売から1年以上が経ったフルプライスのパッケージ作品、その他にもPSPタイトルなど幅広い。 (例えば、昨年12月配信の「ソフィーのアトリエ」[PS4/PS3/Vita]と「絶対絶望少女」[Vita]は、 共に発売時の定価が5000円を超えるフルプライスのタイトルである。 原則として、パッケージ版が存在する通常ソフトは、発売から1年以上が経過してからフリープレイ枠に選ばれる) ※その他、詳しいことは【公式サイト】の解説をご覧ください。 |
というわけで。少々ややこしくなっているが、要すると1月配信のタイトルだからと言って1月中しか遊べないということは無く、PSplusに加入し続けている限り、何か月でもそのタイトルを遊び続けられるのである。またもちろん、1か月契約だけをして、そのタイトルだけを遊んですぐに契約を切ってしまうという利用方法もできる。そんなわけで。確かに、この2017年1月の例で言えば、「『ネットハイ』が514円で買える」とはならないのであるが、特化すればそれとほぼ同じことは間違いなく可能であるし、サービスに加入し続ければそれだけソフト資産は増えていく。ぶっちゃけ、Vitaに限って言えば、Plusに加入しているだけでゲームライフを成り立たせることが可能だったりする。まずは、気になるタイトルが配信されたときに加入してみて、そこから各々の求めるゲームスタイルにあった購入方法を検討されてみてはいかがだろうか?
――ちなみに。このようにフルプライスレベルのタイトルを安価で配信されることについて。5000円以上するダウンロード版を買った俺のような人間が後悔するかというと…そんなことは全く無いのである。もちろん、金銭的な意味では損をしてしまっているのであるが、そもそも娯楽というものは金額の大小で単純比較できるものではなく、1年以上も早くプレイができたという利点も存在する。その他の面でも、「ネットハイ」のように出来は確かながらも売り上げに恵まれなかった作品のファンにとっては、それが多くの人に認めてもらえるようになるだけで嬉しいというものなのだ。
そんなこんなで。この「フリープレイ」は、安くゲームがプレイしたいという皆さんはもちろんとして、ジャンルの幅を広げたいミドル〜ヘビー層にも打ってつけのサービスである。最悪、気に入ったタイトルが配信された時に1か月間だけ加入するようにすれば、514円でそのタイトルを買ったのと同じであるため、まず損をすることは無いだろう。また、加入し続ければそれだけソフト資産が増えていくため、物量的に豊かなゲーム生活を送ることができる。よって、「PSplus」は、使い方次第で、投入金額よりも遥かに大きなリターンを得ることができるのである。もし、PSハードのオンラインサービスであるPSN(PlayStation Network)にアカウントを登録していない、それどころかゲーム機をインターネットに接続していないのであれば、これを機に是非ともネットワークへと繋ぎ、各種のサービスを受けてほしいと思うものなのである。
…ちなみに。ここで少し気になるのは、「フルプライスクラスのタイトルを極端な安価で配信して、新作開発や関係各所に悪影響は無いのか?」ということであるが、一応はこのサービスによってソニーから開発会社にお金は支払われているようであるし、続編タイトルや関連商品などの市場も活性化することから、業界全体にとってはプラスとされることが多いという話である。何はともあれ、完全に無意味であればソフト開発会社は自社タイトルを提供しないだろうし、ソニーもこんなサービスをとっくにやめてしまっていることであろう。そうでないということは、ソニーにも開発会社にも、そしてユーザーのほうに対しても、このサービスがメリットあるものだと認識されているということなのだろう。
――というわけで。今回は、俺の近年一番のお気に入りタイトルである「ネットハイ」を通して、PSplus/フリープレイというサービスの魅力を紹介させていただいた。だが、本質的に新しいゲームとの出会いはゲーマー人生を豊かにしてくれるものであり、PSplusなどそれを助けてくれる手段の一つに過ぎないのである。今回の俺は、別にソニーの回し者というわけではない。要は、「ネットハイ」という隠れた名作を、多くの方々にプレイしてほしいだけなのだ。なあに、漫画本1冊程度の金額であれば、決して損をさせることはしない。新しい作品との出会い、それがまた、あなたのゲーム人生を豊かにしてくれるのである。是非、PSplusに加入して、「ネットハイ」をプレイしてくれ。
(2017年1月21日)
かわいい |
そんなこんなで、2017年も1週間以上が経ってしまいました…。
こちらの様子としましては、相変わらず休日を休日と思わないような、人件費をタダだと考えている上層部の日程に苦しめられている状況です。まあそう言う上層部自体が残業をしているので、回り回った因業とでも称するべきなのでしょうか。「働くことは貧しいことである」、そして「自分が定時上がりをすることによって将来の部下にも楽をさせることができる」…そういう観点は、これから働き続けるうえで忘れてはいけないものにしていきたいです。
――そんなわけで。2017年は、ゲーマー世界に復帰できる記念すべき年になりそうですが、その前途は未だ不明瞭な段階にあります。とはいえ、前にも述べた通り、このサイトは命燃やして続ける限り続けていこうと思っているので、まあ地道に応援してやってくださいよ。生身の人間は必ず年を取りますし、欲しくもない“社会的立場”に悩殺されてしまったりもします。でも、このネット世界だけでは、そういうことを忘れたい。10年後でも20年後でも、アクセスすれば前までのような懐かしい姿を見せてくれる。そういう、まるで“名作ゲーム”であるかのような空間に、このサイトをしたいと思っています。まだまだ、先は長いですよ。
(2017年1月21日)
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