. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2020年5月1日の記事
管理人の日記
歴戦王ネロっちは、とにかく速い! 硬い! という正統派の強化でした
キモいキモいと言われ続けたコイツらが、「小型」という圧倒的利点を持っていたとは… |
本日、28日発売だった書籍:「ファイナルファンタジー7
リメイク アルティマニア」が、やっと私の元に届きました。そして先ほど、4時間を掛けて流し読みながら通読できたので、その感想や気になったところを箇条書き形式で書いてみたいと思います!
◆とにかくデカい!
分厚い!!
まず、今回のアルティマニアでは、紙のサイズがA5からB5になっており、縦横ともに約1.2倍となってかなりの迫力がある。しかも、ゲーム本体と違って分冊形式ではないため、1冊で750ページとZ軸方向にもボリューム満載になっている。結果として、大学生が使っている教科書みたいな感じになってしまった。まあ、ある意味、攻略本なんて教科書みたいなものか。やれ、この手の本だと8000円とかすることも珍しくないから、税込み2750円は割安だな…(スタン状態を受けながら)。
◆帯に「2020年4月10日時点でのゲーム内容に基づいて制作」と書かれている。今のところ、7リメイク第1弾にはアップデートパッチや追加DLCなどは公開されていないが、今後はその手のものも出てくるかもしれない。もっとも、本作は続編前提の分作ということで、DLCが出るとしても小規模なものか、または次回作への繋ぎエピソードとか、そういう形になるであろう。
◆戦闘不能でも経験値を回避できない。また、離脱しているキャラも、戦闘メンバーの80%の経験値を獲得してしまう。この報告は孔明にとってはショックであった(JPGry)。やれ、私は今作で何か1つやり込みプレイをやるなら、低レベルクリアかなあと思っていたが、その際のレベルアップの扱いに関しては、原作FF7と同じくらい苦しまされそうだ…。
◆全てのステータス効果は、戦闘終了で解除される。「いかり」「かなしい」よ、さらば。
◆召喚獣には3種類のサイズがあり、フィールドに対して大きすぎる召喚獣は呼び出すことができない。そして、召喚獣が呼べるバトルは全65個であるが、そのうち「小型」しか呼び出せないのは43バトルと、約2/3を占めている。これだけなら何の問題も無いように思えるが、なんと「小型」に属する3種類の召喚獣は、全てDL版の購入特典など、特典DLCとしてしか入手できない。よって、通常のパッケージ版を買った私は、残り22バトルでしか召喚獣を使えないということに…。いくらなんでも、これは酷いのではないか。バトル中、サイズが不適切な召喚しか持っていない場合、そもそも「SUMMON」ゲージが表示されないという処置が為されるが、これも隠蔽としか思えないものである。せめて、1体くらいは、ゲーム内だけでも「小型」の召喚獣が手に入って欲しかった。もちろん、例えば発売1年後にアップデートで解禁とかはされるのだろうが…。
◆開発スタッフがこれまで関わってきた「代表作」に、やたらとFF13シリーズが多い。こういう“FF病”の人たちのおかげで、今作が面白くなったのだなあと感じる。また、スクエニ作品とすら全く関係ない人も参加しており、彼らがこれから先のFFを支えていってくれるのだろう。
◆シナリオ攻略ページが完全にFF13の攻略本と同じノリになっている。まあ、基本的な流れは似ているしな…。
◆雑魚敵から逃亡できるかどうかが書いていない。つまり、低レベルプレイをやる時には、1個ずつ調べなければならないことに…。
◆カエルしばり(スタッフ公言)。やはりそのためのアクセサリだったのか。
◆敵データーが細かすぎる。各種数字や耐性はもちろんとして、これまでは軽く触れられる程度であった「敵の行動パターン」なども極めて詳細に記されている。ボスなど、2ページ3ページにまたがるものもザラである。ここまで徹底的に書かれると、やり込み攻略ですら書くことが無くなってしまう…。
◆「チョコボ車 フリーパス」の3Dモデルに「0303」と刻印されているが、これを2020年の日付と捉えると…という小ネタが紹介されていた。しかし、その日は何でも無いただの1日となってしまったのだよ…。
◆最後のほうにシナリオ解説が載せられており、「本作の時点で新たに生まれた謎」という感じで、次作以降に残った疑問が紹介されている。しかし、「運命の番人」関連は、答えを言っているのと同じである。
◆スタッフインタビューによると、レーティングを「CERO:C(15歳以上対象)」に抑えるのが大変だったようだ。それと同様の理由で、海外の規制に引っかからないようにするためにも、様々な表現を工夫する必要があったらしい。それらの問題を克服し、これだけ膨大なシーンのあるRPG作品で世界同時発売を実現するのは、本当に大変だったと思う。
◆スタッフインタビューがやたらと細かく、FF愛に溢れている。例えば「ここに女装に必要な何かがある」の名言がカットされた理由など、細かいところまで突っ込まれている。こうやって、原作愛が存在し、かつ今なお実力ある人たちが作ったからこそ、このゲームが異例の快作となったのだろう。
◆「リメイク」というタイトルには2つの意味がある(スタッフ)。これも答えを言っているようなものである。
◆次回以降の展開に関しては「言えない」。現状、何部作になるのかも完璧には決まっていないという。ただ、少なくとも次が1年後とかは無理だろうとのこと。個人的には、確かに7リメイク第1弾は面白かったけれども、やはり完全新作の「ファイナルファンタジー16」を遊びたいという気持ちが強いから、7リメイクは3部作くらいにまとめて、発売間隔も13シリーズのように2年くらいにしてほしいなあと思う。
◆次作以降でも、原作で重要なシーンは残したいとのこと。一方、リメイク第1弾のラストで、今後の展開が大きく動きうるような演出が為されたので、その辺りをどうするかということが気になる。要するに、早く次の作品を遊びたい!!
(2020年5月1日) 4720 PV
2020年5月1日の記事を表示しています。