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管理人の日記
確かに、作品ごとに世界観を変えていくのはFFの特徴でもあるが、ちょっとこれでは…
申し訳ないが、現状では7リメイク第2弾のほうが楽しみです |
本日早朝の発表会で、次世代機である「プレイステーション5」の価格と発売日が公開された。本体の値段は、ディスクドライブありの通常版が49980円+税で、DL版ソフト限定のgo版が39980円+税である。やれ、PS4の発売当時と比べると、税率が5%→10%と上がっており、この価格帯だと5000円ないし4000円上乗せということで馬鹿にならない。しかしながら、前評判では7万や8万などと言われていたため、5万円という価格は、個人的にはギリギリのところで収まったという感じがする。発売日は、2020年11月12日である。もう2ヶ月を切っている。
…さて。私は、SFCからゲームを始め、その後は初代PS→PS2→PS3→PS4と購入をしてきており、今のところPSハードに大きな流れで裏切られたことは無い。ということで、PS5も購入確定である。残念ながら、例によって今は金銭的に我慢の時期であり、発売日購入は苦しいものの、余裕ができたら真っ先に買いたいと思う。値下げを待つことはしない。使用期間を考えると、早く買ったほうが安くなることが多いからだ。
――その他、個人的に気になっているのが、PS4などのソフトをプレイできるという後方互換性である。今のところ、【ソニーのPS5公式サイト】や、制作スタッフの話などによると、「99%のPS4ソフトがPS5でも動作し」「一部のソフトでは、PS4版を所持しているとPS5版へのアップグレードが無料または格安で配信され」「そうでないPS4ソフトでも、動作が向上する場合がある」ということであるが、具体的な範囲や内容はハッキリしていない。だから例えば、7リメイク第1弾など、この先も長い付き合いになるゲームがどう変化するかということは、実に気になるものだ。また、初代PS〜PS3ソフトの互換性(もっと言うと、PSPやVitaソフトの互換性)は、ここで発表されないということは絶望的であるが、正式には明言されたことはない。私は、このサイトの性質上、古いゲームをプレイすることが多いため、過去ハードの互換性は有れば有るほど嬉しい。特に、ゲームアーカイブスについては、PS3・Vitaともに新品の出荷が終了して久しい今、何らかの救済を用意してほしいものである。
そして。今回の発表会では、私が長らく求め続けてきた、「ファイナルファンタジー16」の発表も為された。ハードは、PS5は確定で、あとはPCが入るかどうか、という感じのようだ。これまで、FF16に関する情報は全く公開されておらず、完全なるサプライズとなった。また、発表会の冒頭に動画が用意されていたことから、ハードメーカー・ソフトメーカーともに、寄せる期待は大きいようである。まずは、実際に【その予告動画】を見てほしい。
…さて。その内容は、基本的な世界観と、主要な登場人物と、戦闘と思われるシーンを紹介したものとなっている。が…個人的な感想としては、「え?
こんなもん?」と感じてしまったのだ。もちろん、最初は“渇望していたFFシリーズの正統続編”ということで狂喜したのだが、冷静になってから映像を見直してみると、そこまで面白そうには思えないのである。
――具体的に。世界観は、いわゆる中世であるが、同じようなテーマであったFF9や12と比べ、飛空艇・亜人・巨大都市といったFFならではの要素が薄く、せいぜい召喚獣が出ているというくらいで、それ以外はどこにでもある量産型RPGに思えてしまう。また、キャラクターの造形を中心に、グラフィックが前世代レベルであり、7リメイクより劣るとすら感じる。あまりにもヘボいので、最初は『11』『14』のようなキャラメイク要素のあるオンラインRPGではないかと誤解したくらいだ(【公式発表】に1人用アクションRPGと書かれている)。
やれ。過去のFFシリーズのお披露目を振り返ると、FF13や「ヴェルサス13」の初報の際は、後にプレイ動画風ムービーであったことが発覚して顰蹙を買ったものの、片や「カッコいいBGMとともに電車で出勤する女主人公」(【YouTube】)、片や「儚げな雰囲気の都市で空中から剣を出して戦う男主人公」(【YouTube】)と、「次世代のFF」や「PS3という新しいゲームハード」をアピールするに十分なインパクトがあった。では、このFF16の映像にそこまでの力があるか?
と聞かれると、どうしてもそうは思えないのだ。同じ発表会でも、「スパイダーマン:マイルズ・モラレス」とか「デビルメイクライ5:スペシャルエディション」とか「デモンズソウル(リマスター)」のほうが、グラフィックやゲーム内容に丁寧さを感じる。しかも、これらは全て、PS4や3など旧世代に関連するソフトなのだ。それに比べ、次世代機の完全新作であるFF16が劣るというのは、ちょっと情けないというものである。もちろん、スクエニに力が無くなったということでも無いだろう。だって、7リメイク第1弾では、PS4末期の大作として、一定の立ち位置を占められていたのだから。
そんなわけで。私が、「『16』でFFの復活を堂々と宣言して欲しい」と熱望していたシリーズ最新作であるが、ちょっと現状の情報だけでは期待できない。むしろ、FFとしてならば、未発表の7リメイク第2弾のほうが楽しみとなってしまった。
…まあ、それでも、FF16は、FFシリーズ最新作ということで、このサイトにとっても重要な存在である。世界観については、これから更なる情報が解禁され、期待できるようになるかもしれない。グラフィックに関しても、これから次世代機に相応しい強化が為されて、他のPS5ソフトと遜色ないくらいの見栄えとなる可能性はある。しかし、残念ながら、出だしはすっ転んでしまったように感じる。またちょっと、FFの雲行きは怪しくなってきた…。
(2020年9月17日) 4792 PV
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