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管理人の日記
サ…サイコロが割れて! “7”だとおおォォ〜〜!!
こんな髪型でもカッコいい、奇跡の漫画だった |
本日、漫画「遊☆戯☆王」の作者である、「高橋和希」氏が死去したというニュースが流れた。どうも、沖縄の海で1人でマリンスポーツを楽しんでいたところ、何らかの事故に見舞われ、亡くなったのだという。
――やれ、既に、「遊戯王」は、原作者の手を離れ、カードやアニメなどで、大きすぎるコンテンツとなっていた。それでも、高橋和希氏は、キャラクターデザインや記念イラストなどで、たびたび遊戯王に関わり続けてくれていた。その手腕は、全盛期から衰えないどころか、むしろ更に進化しており、いちファンとして、私はいつも唸らされるものであった。それがもう、二度と見れなくなったとは、悲しいものだ。60歳、早すぎる死去である。レジャー中に亡くなったということで、せめて苦痛や恐怖を感じず、氏の作品のように、楽しい気持ちの中で旅立っていったのだと信じたい…。
さて。私が、人生レベルでの付き合いになっているコンテンツというと、もちろん1番は「ファイナルファンタジー」である。しかし、もし2番目を挙げるとすれば、それは間違いなく「遊戯王」となるだろう。小学生の頃、廃品回収で譲り受けた週刊少年ジャンプに載っていた“王国編”を見て、「こんな、ゲームと漫画が融合した、夢のような作品があったのか!」と、私は大いにハマり込むに至った。
…それからは、2〜3ヶ月に1回の間隔で発売される単行本(当時410円)を、なけなしの小遣いを集めて購入するようになった。たかがそれだけでも、小学生時代の私にとっては、とても大きなことだったのだ。そして、当時の微弱な経済力により、ごく僅かな量だったものの、コナミから発売され始めた“遊戯王カード”も購入をして、友人と対戦をしたり、漫画やアニメと連動するキャラクターグッズとして、大いに楽しんでいた。
――その後、しばらく時が流れて、今度は大学生の時に、アルバイト(当時)で出来たお金を遊戯王カードの購入に費やすようになったことで、自分の中で再ブームを引き起こした。当時は、アニメ第3作:「5D's(ファイブディーズ)」が放送されており、PSPの「タッグフォース」シリーズも毎年1作が発売されるなど、まさに私の中では遊戯王の絶☆頂☆期であった。
そして、現在である。残念ながら、私は、様々な理由により、アニメの視聴からも、リアルカードの購入からも離れてしまった。だが、心の中では、私は今も遊戯王ファンのつもりである。その証拠に、私は、遊戯王を取り扱ったゲーム作品として、PSP/「タッグフォース」の過去作と、スイッチなどでプレイ可能な最新作:「マスターデュエル」を、今も毎日のように遊んでいる。そして、アニメや新カードの情報についても、十数年前ほどは熱中していないものの、今なお追い続けているものだ。
…やれ、私の中での“遊戯王の全盛期”が過ぎて、既に10年は経つ。それなのに、未だにこうやって付き合いが続いているのは、ひとえに遊戯王が魅力的なコンテンツだからに他ならないからだ。私にとっては、間違いなく、一生物の娯楽となるだろう。
カードゲームばかりが取り沙汰されるけど、普通に漫画のほうも天才 |
さて。遊戯王と言うと、どうしても“遊戯王カード”こと、コナミから発売されている「遊戯王オフィシャルカードゲーム」に注目が集まる。世界で最も売れたカードゲームであり、一説には、ジャンプ作品で、「ドラゴンボール」「ワンピース」「鬼滅の刃」など、並み居る強豪を押しのけて、最も経済効果の高い作品であるとさえ言われている。また、シリーズ全8作(+テレ朝版の1作)に及ぶアニメ作品も、今なお放送中であり、そちらにもファンが多い。
…しかしながら、私は、原作漫画も普通に神だと思うのだ。連載終了から遥かな時が経った今、ふとページ単位で画像を見直してみると、絵も構図も、圧倒的に素晴らしい。静止画なのに、キャラクターたちが今にも動き出すかのようだ。この、原作漫画のレベルの高さがあったからこそ、その後のカードゲームやアニメなどのメディアミックスが、成功するに至ったのである。漫画では、今や伝説となったキャラクターたちが、命を懸けてカードバトルをするという暑すぎる世界観が、毎週19ページも描き下ろされていた。まるで、最高のゲーム作品を遊んでいるみたいな、夢のような時代だった。こんな漫画を38冊ぶんも書いてくれ、その後もずっと遊戯王を支え続けてくれた高橋和希氏には、もはや、どうやって感謝をすれば良いのかすら分からない。
そういうわけで。遊戯王は、「原作者の事故死」という形で、悲しすぎる区切りを迎えることになった。
…しかし、前述の通り、遊戯王は既に巨大なコンテンツとなっており、この先も、「漫画」「アニメ」「カードゲーム」などで、優良な関連作品が生まれ続けるであろう。どうせなら、これから先も、永遠に「遊戯王」を続けてほしいのである。
――やれ。上でも書いたように、私は遊戯王を、「一生物のコンテンツ」だと思っている。ならばもちろん、責任を取って、私の人生が終わるまで、「遊戯王」は続くべきだ。それこそ、私が老人ホームや病院に入ったとしても、ボケ対策として遊戯王カードを楽しめるくらいになってほしい。遊戯王は、私の人生も見送ってくれ。千年経とうが、俺たちはずっと仲間だ。俺たちの「遊☆戯☆王」は終わらない!
(2022年7月7日) 5011 PV
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