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管理人の日記
地球防衛欲を抑えられなかったので、最近では地味にオンラインに参戦していたりもします…
ヒゲのおっさんのほうが画質の違いがよく分かると思った。さすがジャックね |
この9月末をもって、私は無事に「半年間」を働き抜いた。それがどうした…と思う人が大半であろう。だが、私は一度は社会から逃げ出してきた身である。そのため、この程度のことであっても、一大事なのだ。むしろ、世間の「普通」の人たちが、こんな大変なことを10年・20年・30年と積み重ねているということに、私は驚きを隠せない。社会で、最低限「普通」に生きていくというのは、これほどまでに苦しくて大変なものなのか…。
――それはそうと、お金に関しては、予定通り、月10万円のペースで貯金を積み重ねており、ある程度は金銭的な余裕が出来ている。そのため、以前の日記で述べていた通り(【日記:2022/5/5】)、身の回りの機械製品を、順番に買い替えている状態である。そして、この夏のターゲットとなったのが、私のサイト作成の根幹に関わる、テレビ&動画キャプチャ機器であった。それらについて、1ヶ月ほど使用したので、その感想をまとめてみることにしよう。
2017年に10万円だったテレビが、5年で半額に落ちてきた感じ |
まずは、4Kテレビである。私は、かつて2017年に、40型の4Kテレビを購入していた(【日記:2017/3/19】)。しかし、この4月に引っ越しをする際に、新居のサイズを考慮して、更に前の2015年に買った32型のFullHDテレビ(【日記:2015/5/25】)を持ち込んだのだ。
…しかし、実際に住んでみると、思ったよりも部屋が広く、対するテレビが、こじんまりとした印象になってしまった。更に言うと、PS5世代のゲーム機の性能を活かすためには、もはやFullHD(1920×1080)ですら足りず、4K環境(3840×2160)を作らなければならないことは明白であった。そのため、私は、32型を超える大きさと画素数を持つ、4Kのテレビを新しく買いたいと思っていたのだ。
――ただし、最近の私の買い物全般に言えることだが、いわゆる”コスパ”、つまりはコストパフォーマンスを重視している。これは、現在の貯金が2ケタ万円であり、万札を燃やして明かりとするような生き方ができないというのもあるが、一番の理由は、無職時代を通し、お金を使うことに対する恐怖感が身に染みてしまっているからだ。そういうわけで、今回の買い物は、「安くて、そこそこ性能が良い」というところに焦点を絞っていったのだ。
そして、今回の私が購入した「43E65G」は、いわゆる「ゲオテレビ」の1つとして、この8〜9月ごろに、盛んに宣伝が為されていた。生産会社の「ハイセンス」は、中国メーカーであるが、私と中国製品の相性は悪くないようで、例えば愛用している洗濯機もハイセンス製であり、今日も靴と鞄を含むヤボったい洗濯物を、見事に洗いあげてくれた。
…そういうわけで。この、4Kテレビ:「43E65G」にも、5万円という安すぎる価格設定への若干の不安も覚えながらも、購入を決めたのだ。ちなみに、「43E65G」自体は、一般販売しているテレビ機器であり、他のショップでも購入可能だ。しかしながら私は、中古ゲーム購入などでお世話になっているゲオに対して、少しくらいは貢献したいと思い、ゲオオンラインストアでの購入を行ったのである。
さて。メーカーである「ハイセンス」のテレビ部門は、少し前に東芝テレビ部門を取り込んだとか、そういう話だそうだ(調べてみたけどよく分からなかった…)。そう言われてみると、確かに、この「43E65G」は、私が2017年に買った、東芝・レグザの「40M500X」にそっくりである。ただし、価格は10万円→5万円と、半額に落ちている。同等以上の性能を持ったテレビ機器を、昔の半額で買えるというのは、確かに技術革新の為せる業である。
――というわけで。このテレビを使用し、私は、PS5版の「地球防衛軍6」を170時間ほどプレイした。その過程で、特に大きな遅延などは感じずに、43型という迫力の大画面にて、4Kの高精細画質を楽しむことができた。この幸せが、5万円で味わえるのだ。買って良かった…。これから、”4Kの次の時代”が訪れるまで、末永く愛用していくことにしよう。地味に、VitaTV使用時の画質が良い(旧レグザの流れをくんでいる?)というのも、当サイト的には嬉しい。
「テレビに4Kで出力しつつ、パソではFullHDで録画」を実現できた! |
だが、我がゲーム環境の改善は、テレビだけを買い替えて終わるものではない。このようなサイトを運営しているように、私も世間大勢の人と同じく、”ゲーム体験を共有する”というところに重きを置いている。そのため、録画環境も、PS5世代に合わせて、パワーアップしたいと思っていたのだ。
…さて、これまでの私が使っていたゲームキャプチャ機器は、「MonsterX
U3.0R」という、知る人ぞ知る逸品である。これは、非常に優れた性質を持ち、2014年に東京・秋葉原で購入してから長らく、私の愛用アイテムとなってきた。
――しかしながら、残念ながら今となっては旧世代であり、対応はFullHDまでのため、4Kの“4分の1”のデーター量しか出力できない。そして、最大の問題として、MonsterX
U3.0Rを噛ませると、テレビへの出力までFullHDに劣化してしまうということである。これでは、ごく初期のFF13プレイにおける、「通常時はHDMI端子でプレイしているが、録画が必要な時のみ『3色端子&ビデオテープ』に変えるため、画質が激烈に落ちる」という悲劇の令和版である。そのため、私は、「テレビには4Kで出力できるが、録画はFullHDで行える」という新しい機器を購入しようと決めていたのだ。
さて。上記のような目的に加えて、テレビ機器と同じく、”コスパ”重視で考えていったところ、私は「センチュリー」というメーカーの「CRC-GVCAP01」という製品に辿り着いた。これまで聞いたことが無い会社であり、ネット界隈でもあまり感想を見つけることができなかった。ただ、マニアックな機器内容に反して、税込み1万4000円という低価格に惹かれ、失敗したらそれはそれで仕方ない…と、購入を決めたのである。
…なお、既に、新型の『02』も登場しているが、今回の買い物はコスパ重視のため、ほぼ性能が変わらずに安価な『01』のほうを選んでいった。ちなみに、『03』は、性能と価格を抑えた“廉価版”という感じのモデルのようなので、今回の検討対象には入らなかった。
そして、その「CRC-GVCAP01」の結果としては、私が当初求めた性能を全て満足することができたのである。
…まあ、付属ソフトの性能がイマイチで、難解な「OBS
Studio」を使わなければならないというのは、欠点である。また、HDCP保護映像には非対応であるため、MonsterX
U3.0Rと異なり、PS3とVitaTVからの映像を録画できない。これは、レトロゲーを多くプレイする当サイト的には、極めて大きなマイナスと言える。そのため、今後とも、旧機器である「MonsterX
U3.0R」とは、同時並行的に利用していかざるを得ない。
――しかし。逆に、利点としては、「テレビに4Kで出力しつつ、パソでの録画をFullHDで行う」という目的を、完全に満たせたという点である。しかも、私がテレビで楽しむ画質だけでなく、録画のほうの品質に関しても、本日冒頭の画像のように、微妙なところであるが、同等どころか、勝っているくらいのところまで実現ができた。
ちなみに、一応はパソでの4Kキャプチャも可能であるが、正直言って、「4K動画」は私の制作環境だとオーバーパワーであるため、今後もしばらくは、FullHDでのゲーム録画を行っていこうと思う。これまた、“4Kの次”が来るまで、愛用する機器にしていきたい。
ところで。今回の「CRC-GVCAP01」は、録画環境がかなり複雑になったので、自分用として、現在の設定をメモしておくことにしよう。
…まず、映像入力ソフトを「OBS Studio」にし、画面解像度をディスプレイ設定から「1920×1080」に変更したうえで、OBS
Studioでの出力をフルスクリーンにする。そして、私がお気に入りの「Windowsゲームバー」を、「GameDVR_Config」にてカスタマイズしたうえで、録画を行っていく。これで、テレビのほうでは4K画質にてゲームをプレイしながら、パソでは「FullHD画素数、かつ1時間あたり15GB」という、MonsterX
U3.0Rと同等以上の環境で録画を行っていけるはずだ。いやあ、我ながら、ニッチ過ぎて需要皆無の情報だと思うよ…。
(2022年10月1日) 4650 PV
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