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管理人の日記
あれ? 食べ物もおいしいし、生きるのって楽しくね??
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本日(25日)は、月曜日ということで、普通に仕事だったのだが、何の因果か、異動前の前職場(9月末までの勤務場所)へと送られた。
…さて、これについては、もう少しあとの、年末まとめ記事で、詳しく書こうと思っていたのだが、この秋の異動は、私の精神をズタズタに崩壊させた。せっかく、仕事に対して前向きな気持ちを持てるようになり、大事にしたいと思える人たちができて、ここから自分も変わっていけると思った。その絶頂期だった8月下旬に、僅か1ヶ月後の異動が告げられた。残された時間で、何をすれば良いかも分からず、ただ右往左往するしかなかった。
――そうして、季節が夏から秋に変わる時、私は、全てを失ったのである。やれ、“異動”といっても、建物こそ変わるものの、引っ越しが必要なわけでもなく、徒歩からギリギリ自転車利用に変わったくらいである。異動を決めた上層部にとっては、ただ席替えをしたくらいの感覚だろう。そもそもの話として、たかが給料を稼ぐための仕事や、勤務中の協力関係だけにあるはずの職員たちに、特別な感情をいだくというのもおかしい。そう、私はちょっとおかしいのだ。そういうわけで、10月からの私は、まるで世界が崩壊したかのような気持ちで過ごしてきた。
が、このクリスマスは、そんな以前までの職場に戻って、懐かしい人たちと、一緒に仕事ができたのである。
…まあ、職場ということで、顔を合わせたときに挨拶をしたり、ポツポツ雑談をしたりというのはあったが、一緒に仕事をするというのは3ヶ月ぶりである。それだけ時間が空くと、もう前の仕事はできなくなっているかな…と思ったが、かつて1年半働いてきたということはあり、思った以上に体が仕事を覚えていて、勝手に動いてくれた。まだまだ、私は、彼らとともに働けるのだ。
――そして。この秋から私を苦しめていたのが、私は、親しい人たちに、最後に迷惑を掛けてしまったのではないかと思っていたことである。異動が告げられ、あと1ヶ月で何もかもが消えると知った私は、様々な奇行に走り、そして、格好悪い姿を大量に見せてしまった。もう二度と、彼らに顔向けができない。やれ、私の職場では、せっかくの仕事手順を忘れないようにするためか、ちょくちょくと人事交流の機会が回ってくるが、私にそれが訪れないのは、自分が弱くてダメダメのハラスメント野郎だからだと思っていた。だが、特にそんなことは無かったようだ。今日、私が前職場に行った際には、皆が、私と協力して、仕事をしてくれた。それは、何度も思い返した夏の日々と、何も変わらないものだった。
というわけで。今日の、懐かしい居場所での仕事は、今の私にとって、これ以上は絶対に無い、最高のクリスマスプレゼントとなった。
…そして。これをきっかけに、私の心境も、また変化したように思う。私は、全てを失ったと思っていたが、逆で、何も失っていなかった。私は誰も傷付けていないし、自らの行動を悔いることはなかったのだ。まだ上手く整理ができていないのだけれども、これでやっと、過去をしっかり“過去”として消化し、次へと進めるようになったと思う。さあ、もうすぐ新しい年が始まる。また、生きていこう。
(2023年12月25日) 4465 PV
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