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管理人の日記
中華とか鍋料理風だとかも試したけど、やっぱり、みそ汁が一番いい!
※念のため言っておきますが右のキャラはクール系イケメンです |
最近、新しく始めた習慣がある。それは、職場にお弁当を持参するようになったことだ。
…その理由は、投資資金を捻出するためである。まず私は、ここ2年間の昼食には、社員食堂を利用していた。1食260円と、一般的な感覚から言えば安上がりであるうえ、米と汁物を基本に、揚げ物/肉料理/野菜などを加え、4〜5品目程度が出されている(メニューから選ぶのではなく、日によって固定の物が供されるタイプ)。決して豪華ではないものの、安定した利用ができ、米は自分で盛り付けるため、量の調整も可能である。そして、精神的にも、1人で食堂へ向かうことで、昼休みの間だけでも仕事からログアウトできるという意味で、貴重な空間であった。
――その他、私にとっては、自分ひとりで食事を用意していると、栄養が偏る…具体的には、著しく肉が不足する。そのため、あえて1日1食は社員食堂を使い、自分と違う人の目線を取り入れることで、食品のバランスを整える…という意味も存在していた。
ところがどっこい、投資オタクの方々はとっくにご存じだろうが、この4月から、多くの証券会社にて、ポイント付与対象となる“クレジットカード投資額”の上限が、5万→10万円へと引き上げられた。私の相棒である楽天証券も、もちろん10万円まで0.75%のポイントが付く(※楽天通常カードだと0.5%。しかし、今回の限界突破によって、ゴールドカードの年会費2200円を跳ね返せるようになった)。それに加えて、楽天証券では、楽天キャッシュという電子マネーでも、5万円までポイント付与が行われる。かくして、私は、4月から月15万円をNISA枠に貯金していくことにしたのだ。
…ちなみに、ここまで限界を追い求めて、ポイント付与額は月1000ポイント(1000円相当)である。加えて、年会費というリスクのあるゴールドカードで得をできるのは、限界まで投資をして、年間800ポイントだ。いや、まあ…我ながら、大したものである。
――さらに。この15万円に加えて、私はiDeCoでも投資を行っている。iDeCoは、原則として60歳まで引き出せないものの、税控除などの性能は、あのNISAすら上回るというスグレモノである。私の場合、2万3000円の投資で、所得税+住民税の控除額は、6000円程度となるようだ。「たわらノーロード
先進国株式」のような、本当に良い商品を、25%OFFで買えるのだから、やらない手は無いだろう。
かくして、私は、4月から、月間17.3万円を投資することになった。
…さて、偉そうなことを言っているものの、私の手取り給料は月20万円を少し超える程度であり、どう考えてもお金が足りない。17.3万円に、家賃などの固定費を入れるだけで、給料の全額が消える。すると、当然、食べ物を買うお金がなくなるのだ。「ガッシ!
ボカッ!」 私は死んだ。お菓子(笑)
ボルト・クラーケンはシリーズ屈指の良ボスという意見をこれからも広めていきたい。イカフライ |
ところで。私の会社における社員食堂の食費は、その場で払うのではなく、給料から利用分が差し引かれる方式だ。つまり…社員食堂を使わなければ、その分だけ、手取り給料が増える。しかも、一般的な人であれば、“260円で定食形式の食事が出る”というのは、安上がりと感じることが多いだろう。しかし、私の、世界崩壊を起こした金銭感覚だと、「もうちょっと節約できるかな」と感じる。かくして、私は、おべんとうを使うことになったのだ。
…さて、その弁当メニューの中で、私がキーとしていったのは、みそ汁である。もともと、最近の私は、夕飯時にみそ汁を調理することが習慣となっていた。“サラダ扱い”として、野菜の摂取に役立つうえに、少し前まで寒かったので体を温めてくれ、大量調理も楽である。しかも、もやし/ネギ/玉ねぎ(全て冷凍で良い)といった基本を守れば、あとは何を入れても大体おいしくなるため、キャベツなど、余りやすい食材の消費に役立ってくれる。さらに、みそ汁は、夕食と翌朝食だけでなく、酒のつまみにも使えるということで、汎用性がとてつもなく高い。
――やれ、意外かもしれないが、私には脱法ドラッグである飲酒の習慣がある(無論、「イオンのお客さま感謝デー+株主優待で買える4リットル安売り焼酎のお茶割り」という、1杯40円程度の超薄幸のお酒)。その“さかな”としても、みそ汁は使えるため、私は、3食分のみそ汁を、毎日のように作っていたのである。そして、みそ汁は、前述の通り、少しくらい量を増やしたところで、調理の手間が増加することは無い。4食分にしても、全く問題は無いのである。
というわけで。弁当箱については、先のお客さま感謝デーにおいて、“水筒のような形の物”を買っておいた。皆さまも、いろいろな環境で、一度くらいは目にしたことがあるだろう。いわゆる“四角い弁当箱”とは異なり、水筒のような円柱状の容器の中に、複数のタッパーが入っており、その中に汁物も入れられ、崩れずに持ち歩ける。私は、お弁当を持参するならば、みそ汁は必須であると思っていたため、この“水筒のような形の弁当箱”を、最初から目当てとしていたのだ。
…そして。私が購入した弁当箱は、3つの容器を収納できる形式だ。1つはみそ汁に使い、もう1つは米を入れる枠で決まりだろう。では、あと1つはどうするべきか。私は、あろうことか、サラダを採用していったのだ。やれ、「@米」「Aみそ汁」に続くのならば、Bは“おかず”というところであり、基本的には肉料理が好ましいと思う。だが私は、レタス/キャベツ/大根などを使った野菜を、残り1枠に詰め込んでいくことにしたのだ。
――さて。米・みそ汁に続く、お弁当の“おかず”として、サラダを選択していくことは、デメリットが大きい。まず、みそ汁にも野菜は十分に入っており、追加で摂取する意義は薄い。また、生野菜は痛みやすいため、これからの季節は、食中毒に警戒が必要となる。そういうわけで、3枠目としては、卵焼きや冷凍からあげといった定番の動物性タンパク質に、仕切りのためのプラスチック製品などを用意したうえで、ポテトサラダやプチトマトなどを投入すれば、栄養/食感/見た目の全ての面で、弁当としてのクオリティを上げることができるだろう。
やれ、私だって、奥さんや子供といった愛する人が居たのであれば、早起きをしてでも手間暇を掛け、絶対に良い弁当を作ろうとする。でも、そういう“人並みの幸せ”って、私には訪れないよね?
どうせ自分が食べるのだから、米・みそ汁・サラダみたいなヘボい野菜まみれでも、何ら問題は無いのだ。
公式に認知されるおべんとうネタ |
そういうわけで。4月からの私は、会社での昼食において、米・みそ汁・サラダという、ちょっとバランスのおかしなお弁当を用意することで、社員食堂の金銭的負担を回避して、手取り給料を増やし、月17.3万円を要求する投資のほうへ回していきたいと思う。
――やれ、こんな惨めなことをしなくとも、株式投資は無理のない範囲で収めつつ、普通に働いて貯金をしていけば良いと、皆さまは思うだろう。私も、自分を第三者目線で見れば、間違いなくそうコメントする…。ただまあ、私には大切な人とか居ないし、それに、定年までクソ真面目に働き続けるという世界観には生きていない。だから、傍目にはヘボい弁当で食を繋いでいこうとも、自分が満足できれば、それで良いのである。
(2024年4月2日) 5197 PV
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