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管理人の日記
月曜からは、ひと足お先に仕事に逝ってきますね〜…
セフィロス様みたいに、私たちもジャスコが生存している世界線を訪れるか… |
最近、外出時に財布を持ち歩かない人が増えているという。さすがにそれは無理だろう…と思ったが、やろうと思えば私もできることに気付いた。
まず、私がルーチンで通っているスーパーは、「@少し遠いイオン」「A少し遠い業務スーパー」「B徒歩圏内の地方スーパー」である。
…さて、「@イオン」の支払いで使っているのは、イオンカードセレクトであり、電子マネーWAON(≒WAONポイント)を適応している。アオン!!!という奇声と共に決済するアレだ。基本の還元率は0.5%と高くないが、「イオンカードセレクトでオートチャージ設定をして」「イオン店舗で買い物をする」という組み合わせで、還元率を1.5%に上げられるのが、なかなか嬉しい。意識していないが、「お客さま感謝デー」による全商品5%OFFも、各種の電子マネーが必須である。ちなみに、同じ建物に入っているテナントも、全てWAONで決済できる。“クレジットカードは使えないが、WAONは使えます”…なんて店があるくらいであり、同一建造物での統一性を重視しているようだ。
――よって、「@イオン」で使用しているのは、「イオンカードセレクト」×1枚である。イオンは、普段使いに優れたスーパーマーケットであり、これから先、私自身の生活に変化があったとしても、長らく活躍してくれるであろう。
次に、「A業務スーパー」については、楽天ペイで期間限定ポイントを消費するか、またはクレジットカードを使っている。
…やれ、楽天ポイントには、用途の広い「通常ポイント」と、各種のキャンペーン等で得られる「期間限定ポイント」が存在する。このうち、通常ポイントについては、楽天証券で投資に使えるため、私にとっては、無限に有っても困ることはない。しかし、期間限定ポイントでは、株が購入できず、しかも、その名の通り、短めの使用期限が存在し、それを過ぎると消失してしまうため、なかなか厄介である。だが、業務スーパーで使えば、無理なく1ポイント=1円に変換できるのだ。期間限定といっても、通常、2ヶ月くらいは期限があるため、これで問題ないだろう。
――というわけで、今日も、冷凍ひき肉・冷凍海鮮・タバスコといった食品たちの代金を、楽天に支払わせてしまった。別に私が悪いのではなく、向こうが勝手にポイントを配ってくるのである。その他、期間限定ポイントの時間制限に余裕があったり、ポイントが底を付いてしまっている場合には、各種クレカ等を使い、「○○のサービスで10000円以上を払うことにより、1000ポイント還元!」みたいなキャンペーンに応募をしたりする。
つまり、「A業務スーパー」では、「携帯電話」か「各種クレジットカード」を使用している次第であり、やはり現金は出てこない。
最後に、「B徒歩圏内のスーパー」では、専用の電子マネーカードか、または各種クレジットカードやタッチ決済等を使用している。地方スーパーといっても、系列店を持つ有力会社であるため、それ専用の電子マネーを持っている。また、(私にとっては)徒歩圏内ということで、少額を買うことが多い都合、取りこぼし率が高めになる(例えば、200円で1ポイント還元の場合、399円使っても1ポイントしか貰えない)のは残念だが、総合的な還元率は2〜3%程度と悪くない。
…さらに、キャッシュレス決済のキャンペーンで、「回数」を要求される場合(例えば、いま受け取りを待っている「auPAYカード」の、【10回使用で+4000ポンタポイント】)、近所に存在するこのスーパーが頼りになる。仕事帰りにちょっとだけ遠出して(※職場と家の間にあるわけではない)、100円ショップコーナーで消耗品を買ったり、生鮮食品を補充したりしていけば、無駄なくキャンペーンの条件を満たすことができるのだ。
――以上、「B地元のスーパー」でも、使うのは「専用の電子マネーカード」か「クレジットカードorタッチ決済」であり、現金の出番は無いのだ。
人類文明が崩壊するほどの大災害が来たら、結局、現金も電子決済も同じ |
というわけで。私がルーチンで行う買い物については、もはや財布を持ち歩く意味が全く無く、携帯電話と、カード数枚を持っていけば事足りる。私は使っていないが、手帳のような携帯電話ケースには、カードを収めるスペースもあるらしい。そこに「イオンカードセレクト」や「楽天ゴールドカード」、その他キャンペーンで使用したい支払い手段を持っていけば、それでOKとなってしまうのだ。
…さらに、私は、
――いっぽうで。友人などと出掛け、「割り勘」をするような場合には、未だに現金は最も手軽である。「誰か一人が建て替えて、あとでPayPayなどで集金する」、または「グループ支払い」なんて機能を使うという手も定着してきているが、やはり専用の手間が掛かり、大人数となると更に大変である。また、飲食店の中には、決済会社に払う手数料を嫌って、現金しか使えないような店も少なくない。よって、「友人と」「外食に」出かけるような場合は、やはり現金を持っていたほうが好ましい。無論、「@友人が居ない」「A外食に行かない」私にとっては、異世界の話である…。
ちなみに。財布を持たない場合のデメリットとして、「災害時に電子マネーでの支払いができなくなる」ということが言われている。しかし、それについては、お札を少しだけ携帯電話ケースに入れておけば、何とかなる。金額は、各人の金銭感覚にも依るだろうが、私だったら、1000円札を2〜3枚程度持ち歩けば、少なくとも当座の生存を維持するには十分と感じる。もちろん、メインの財布には、10000円札を切らさないようにしているが、それはあくまでお出かけ時のためだ。そもそも、何ヶ月も電気や通信が断たれる事態を想定するなら、銀行のATMも使えなくなってしまうため、貯金を全て現金で持っている場合を除き、大して変わらないだろう。隕石の衝突や宇宙人の侵略によって、人類文明が完全に潰えてしまう場合も、同様である。
…また、「携帯電話が壊れたり落としたりしたときに困る」という点も挙げられる。確かに、今の携帯電話は、ATK/BLA/JAM/ENH/HLR/DEFを全て1人でやっているような忙しさであり、そこに財布の全機能まで持たせてしまうのは、さすがに危険である。携帯電話という機械は、しょせん携帯機なので、意外とあっさり壊れるし、電池切れで使えないなんてことも起こり得るだろう。が、やはりそれも、「携帯電話ケースにクレジットカードと少量の現金を入れる」という方式で、部分的に解決できる。携帯電話を落とすデメリットについては、まあ財布だって落とすので、キャッシュレス特有のデメリットとは言えない。むしろ、厚みのある財布のほうが落としやすいし、携帯電話と財布を2つ持つことにより、落としやすさも上がるだろう。
ちなみに。「キャッシュレスのほうが手軽」という面については、実は私は、特にメリットを感じていない。まず、クレジットカードや電子マネーカードは、タッチしたり差し込んだりするだけで、支払いを終えられる。ジャラジャラと小銭を取り出すより遥かに楽であり、こちらは私も気に入っている。
…しかし、意外と厄介なのが、「楽天ペイ」「iAEON」「PayPay」などの、携帯電話アプリを使う方式である。私は、携帯電話について、「低性能のエントリーモデル機種を」「壊れるギリギリまで使う」という習慣を持っている。さらに、「通信契約についても格安会社」であり、「外出する回数自体が少ない」。よって、レジに並んで、キャッシュレス決済を使おうとしたところで、携帯電話のエラーや自分の不慣れによって、上手く支払いができず、「ん!?
間違ったかな…」と、携帯電話をポチポチしながら、店員さんや後ろの客を待たせるようなことを何度か起こしている。また、「無料クーポンを使うはずが、適用されていなかった」「ポイント払いのつもりが、クレジットカードを使われていた」などという事故も発生している。実態の無いキャッシュレス決済というのは、やはり一筋縄では行かないのだ。
――というわけで。最近では、このような事案を防ぐため、会計をする前に、少し離れた場所で止まって携帯電話を取り出し、準備を整えてから、レジへ向かうようにしている。やや不審な行動であり、この部分だけを取り出してみれば、むしろ、現金決済のほうが楽と言えるかもしれない。まあ、還元率が良かったり、期間限定ポイントを消費できたり、各種のキャンペーン条件を満たせたりするので、それを目当てに使っている次第なのだが…。
携帯電話に依存しすぎというデメリットを解消するのは…【携 帯 電 話 2 台 持
ち】 |
というわけで。財布については、「携帯電話ケースに、各種カードと少量の現金を入れる」という方式で、ルーチンの買い物以外をほとんど行わない私にとっては、日常生活の、ほとんど全ての状況に対応できることが分かってしまった。
…ただ、痛恨の一撃として、私は携帯電話に、バンカーリング以外のアクセサリを付けていない。よって、財布を廃し、クレカと少量現金だけを持ち歩くには、専用の小銭入れを用意する必要がある。だが、こちらに「楽天ゴールドカード」や「イオンカードセレクト」を入れてしまうと、遠出の際に、メインの財布にカード類を入れ替えるか、または財布を2つ持ち歩くという新感覚の手間が発生する。財布用途にするためだけに、自分にとって習慣となっていない手帳タイプのケースを導入するのも、本末転倒だ…。
そんなわけで。残念ながら、私はまだまだ、財布を手放せなさそうである。それでも、もう従来の「財布」が持っていた機能の本質は、薄いカード数枚と携帯電話のほうに、かなりのところまで移行できていることが分かった。これを機に、私も、財布の軽量化について、考えていきたい。小銭なんて、もはや全く持ち歩く意味が無いし、保険証や運転免許証といった物たちも、そう遠くない未来に電子化され、携帯電話のほうに統合されるだろう。
――やれ、今や、外出時に、財布と携帯電話、どちらか一つしか持っていけないとなったら、携帯電話のほうを選ぶ時代である。いま私が使っている財布は、決して気に入っていないわけではない。それでも、たぶん次を買うことは無いんだろうな…。
(2024年7月14日) 3867 PV
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