『その嘆きこそ我の糧なり。』

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パラダイムシフトなしクリアー (倉坂式)

 

《クイックリンク》バハムート・カオス戦 / カイアス戦(アカデミア上空) / カイアス戦(ヴァルハラ) / バハムート・ウォロー戦
動画が重めですので、先に読み込みながら文章を読むのも良いかもしれません。

■ラストバトル!

 FF13-2のラストバトルは、前作にも負けず劣らず特徴的なボスが集まった四連戦となっています。特に本プレイでプレイ前からヤバいと思っていたのが最後のバハムート・ウォロー。JAMによるターゲット制御をゼノビア戦でしか使っていなかったため、ペイシオとレイシオを上手く倒せるのかどうか、かなり疑問視していました。
 そうでなくとも、『チェーンカット』でブレイクまで持っていく努力を無に返すという、FF13では考えられなかった特性を持つカイアスや、『混沌の心臓』の効果もあいまって考え無しに戦うと泥沼の戦いになるカイアスなど、前作のラスボスであったオーファンとはまた違った難しさのある敵が揃っています。まあ攻略情報だけ見て実戦したことがない私が言うのも何ですが…。


■天罰くれてやる!


 そんなラストバトル第一戦は、龍と化したカイアスが相手になります。
 ストーリー上のボスには珍しく、バハムート・カオスをブレイクすることは出来ませんが、チェーン耐性は割と低めです。しかしカット値高めの爪攻撃で400超のダメージを素早く2回与えてくるので、耐久力を底上げするためにブッカブーエースを起用します。
 また、バイオこそ通用しませんが、ウィークが有効なので、JAMの寄与も大きいと言えます。まあ、属性半減がせいぜい通常になるだけですが、チェーンボーナス上昇効率を維持したままダメージを倍増させることに変わりはありません。
 ……が、ここで『メガフレア』が行く手を阻みます。パコ・アメシスト&ルブライト戦のステータスで挑んだところ、ノエルが首の皮一枚繋がるか、追加の落下ダメージ10で死亡という悲惨な目に遭いました。色々と試してみたのですが、火力の関係でHP調整が難しく、正面から『メガフレア』を受けることは不可避に思えます。また、耐え切ったところでブラッドダメージが極端に大きいこの攻撃を受けると、その後の詰めで支障をきたします。
 そのため、レベルを上げてHPを確保し、レベルを上げるならひとつの区切りまでと言うことで、クリスタリウムレベルアップボーナスで装備能力を上昇させました。装備能力90なら、色々と幅のある装備も出来ますし。

セラ JAM Lv.24 ATK Lv.15 BLA Lv.40 DEF Lv.36 HLR Lv.09
HP 1374物攻 103魔攻 164ATB Lv.5
トロールスパイク エルメスの靴 ブラッドガード
○チェーンボーナスLv.3 ○ピンチにヘイスト ○ブラッド防御+
ノエル HLR Lv.35 ATK Lv.25 BLA Lv.43 DEF Lv.20 JAM Lv.01
HP 1634物攻 210魔攻 194ATB Lv.5
ヴァジュラダンダ エルメスの靴 ブラッドガード
○ピンチにヘイスト ○ブラッド防御+
召喚 BLA Lv.20ブッカブーエース
HP 3220物攻 338魔攻 537ATB Lv.4
編成 [N] JAM+HLR+BLA

 この程度のHPを確保できれば、少なくともノエルは安定して『メガフレア』に耐えます。
 重要なのは「ブラッドガード」です。これによってブラッドダメージを抑えられるため、『メガフレア』後の継戦能力を確保できます。「エルメスの靴」は、コストが余ったしせっかくなのでお守り代わりに装備させました。
 後は本プレイらしく○ボタン連打でデシェル・ウィークを突っ込み、ブッカブーエースがその火力を遺憾なく発揮して撃破成功!

<動画>


■(衝撃波で)スナイプストーカー


 ラストバトル第二戦は、挑発が有効ではない反面、セラを延々としつこく付け狙うストーカーと化したカイアスが相手です。
 セラが連続で攻撃を受け、防御を固めないとあっという間に殺られてしまうので、今回も防御を固めるためにブッカブーエースを起用し、効率よくダメージを与えるためセラをJAMとします。残ったノエルはいつも通りHLR
 カイアスの攻撃を受けると、魔法使いのセラはどの攻撃でも行動をカットされてしまうので、優先的に攻撃対象にされる点を活かし、「ピンチにガッツ」を発動させて行動数を確保します。スマッシュアッパーで打ち上げられるとどうしようもありませんが、『グラビトン』やただの連撃で行動をぶちぶち切られなくなるのは、割と大きいことと思います。
 一方、ノエルはあまり攻撃を受けないため、アクセサリに自由が利きます。一度倒した時はドライブゲージ再充填までが遠かったため、空きのアクセサリ枠を使って「ヒュプノクラウン」を装備し、ドライブ回復に務めていきました。
 そんな今回のセッティングはこちら。

セラ JAM Lv.24 ATK Lv.15 BLA Lv.40 DEF Lv.36 HLR Lv.09
HP 1511物攻 103魔攻 164ATB Lv.5
トロールスパイク エルメスの靴 気迫のアミュレット アイアンバングル
○チェーンボーナスLv.3 ○ピンチにヘイスト ○ピンチにガッツ ○HP+10%
ノエル HLR Lv.35 ATK Lv.25 BLA Lv.43 DEF Lv.20 JAM Lv.01
HP 1634物攻 210魔攻 194ATB Lv.5
ヴァジュラダンダ エルメスの靴 ヒュプノクラウン
○ピンチにヘイスト ○シンクロ加速+
召喚 BLA Lv.20ブッカブーエース
HP 3220物攻 338魔攻 537ATB Lv.4
編成 [N] JAM+HLR+BLA

 途中で『チェーンカット』などが挟まりますが、単発火力が凄まじいためどうとでもなってしまいます。瀕死調整が地味に難しい部分もありますが、『スプレッドパルサー』で死なない程度の大ダメージを受けるので、割と何とかなってしまいました。
 しかも、戦闘開始と同時にシンクロドライブを使用した今回の場合、戦闘終了とまさに同時にドライブゲージが再充填されてくれました。「シンクロ加速」系が時間経過によってドライブゲージを回復する類のアビリティというのは初めて知ったよ……。

<動画>


■ひとりひとり異なっていた!


 ラストバトル第三戦は、真の歴史を決めたい本気のカイアスです。今回は『リレイズ』後も戦闘が続き、2回倒す必要があるため、実質のHPは10万と少しの扱い。攻撃も激しく、なかなかに厄介です。
 今回も強化状態の猛攻があまりにもヤバすぎるため、JAMの『デスペル』は必須と判断しました。というか、無いと『スプレッドパルサー』『インフェルノ』で人間が確殺されてしまいます。防御能力も足りないので、キアイを入れられるブッカブーエースを用います。余ったノエルはってこれさっきと同じパターンじゃねーか!
 モンスター枠は『ブレイブ対抗』を覚えているキチューも検討したのですが、2回カイアスを倒すには至りませんでした。

セラ JAM Lv.24 ATK Lv.15 BLA Lv.40 DEF Lv.36 HLR Lv.09
HP 1511物攻 103魔攻 164ATB Lv.5
トロールスパイク エルメスの靴 気迫のアミュレット アイアンバングル
○チェーンボーナスLv.3 ○ピンチにヘイスト ○ピンチにガッツ ○HP+10%
ノエル HLR Lv.35 ATK Lv.25 BLA Lv.43 DEF Lv.20 JAM Lv.01
HP 1960物攻 210魔攻 194ATB Lv.5
ヴァジュラダンダ 堅心のアミュレット アイアンバングル×2
○ピンチにシェル ○HP+10% ○HP+10%
召喚 BLA Lv.20ブッカブーエース
HP 3220物攻 338魔攻 537ATB Lv.4
編成 [N] JAM+HLR+BLA

 次の戦闘の開幕では『キアイをいれろ!』は必要ないので、ドライブゲージの回収に躍起になる必要はありません。そのため、前回の戦闘で装備していたヒュプノクラウンを外し、ノエルのHPを少しでも伸ばしました。
 今回もやはり開幕に『キアイをいれろ!』で一気に強化します。
 やること自体はシンプルにボタン連打」なのですが、今回問題になるのはやはり『デスペガ』です。どうやらこのデスペガは前作仕様らしく、強化状態を一気に剥がされてしまうため、ただでさえ足りない防御能力が不足してしまいます。食らったらリスタートぐらいの気持ちでも良いでしょう。
 また、『聖なる混沌』「全バステ解除+プロテス+シェル+ガッツ+ベール」の壊れ技であり、リジェネこそつかないものの、上手い解除手段のない今回ではJAMが『デスペル』にかかりきりになってしまい弱体化しづらいので、『心身活性化』の方がはるかにマシです。こちらは防御能力が上がらないので。
 動画収録した実戦では『デスペガ』が1回も来ず、1回目を1ブレイクで倒しきると言うスムーズさにも恵まれました。

<動画>


■破滅の邪龍


 が、バハムート・ウォローでこの快進撃は止められてしまいました。その強さたるや、今までの3戦がまるで前座どころかオードブルにすらならないと言っても過言ではありません。
 まず、100万もあるウォローのHPを素早く削り取るためには、『バイオ』が必須と思われました。この時点でJAMの採用を決め――というか最初から決めていたのですが、安定性からセラを操作します。
 ひとまずブッカブーエースでロケハンしたところ、いくつかの課題が出てきました。
 行動パターンについてはつるさんの当該記事が詳しいので、今回必要な分を引用します。

◆バハムート・ペイシオ
『ブラッディクロー』 自身前方へ、完全に固定された範囲への攻撃を行う。
範囲内に何もなくても使用。今回は巻き込まれることは稀。
『ソル』
『スラッシング』
小ダメージの攻撃。
どちらも無視していいレベルの小物。
『ジェミニソル』 大ダメージの範囲攻撃。
打ち上げ効果を含むため、行動阻害力も強い。
『アンチフォース』 全体に『デスペル』を行う。強化状態のキャラがいる場合に高確率で使用。
「黒のチョーカー」(破魔耐性+66%)では貫通される。重式にすると無効。
◆バハムート・レイシオ
『れんぞくま』
攻撃モード
「ブリザド&エアロ連打」「デシェガ+ウィーガ」「エスナ+エスナ」の3パターン。
基本的に、HPをしっかり保っていられるなら脅威にはならない。
『れんぞくま』
防御モード
「デプロテ+バイオ」「フォーグ+カーズ」「エスナ+エスナ」の3パターン。
ブラッドダメージの関係で早めに終わらせたい。
『あやかしの光条』 氷+風属性攻撃とされる乱れ撃ち攻撃。
ちなみにブッカブーエースは氷・風属性に耐久らしい。
◆バハムート・ウォロー
『呪禁』 本体出現時に行う、拒否不能の演出を伴う全体攻撃。
呪詛・遅延・猛毒状態を強い強度で発生させる。
『暗天の業火』 小ダメージを3回与える全体攻撃。
ウォローの通常攻撃のようなもので、基本的にこればかり使う。
『影散華』 「爆心核」を召喚する。
一定時間後に爆発して、範囲内の対象に1000ダメージを与える。
『裁きの太刀』 全体に1300弱のダメージを与える。HP残り60万程度で解禁?
今回のHPであれば、これを何とか耐えきる事も可能。
『死にゆく太陽』 全体に合計で3500程度のダメージを与える凶悪な攻撃。
今回のステータスでは耐え切ることは不可能。HP残り40万程度で解禁?

 今回は元から「ターゲットコントロールのためにJAMを採用する」という事を考えていました。それに関連して、今回のJAMについて、少しだけセラにJAMを任せた場合の行動ルーチンを整理します。
 あくまでこれは自分の想像かつ実体験に基づくものなので、厳密なものではありません。むしろ間違っているでしょう。
  1. 『デプロテ』『デシェル』のうち、他の仲間の攻撃に益する度合いの大きい方を、敵リストの上から順にかける
  2. 『バイオ』をかける
  3. 『ウィーク』をかける
  4. 1. で使わなかった魔法をかける
 まず、本戦闘の初期ターゲットは「バハムート・ペイシオ」です。物理バハですね。
 今回はブッカブーエースを採用していたので、『デシェル』→『バイオ』→『ウィーク』→『デプロテ』の順に行動してくれる訳です。ペイシオとレイシオについては、ペイシオにデシェルが掛かった状態でコマンドを入力してしまうとレイシオにターゲットが移ってしまいます。逆に言えば、レイシオをターゲットしていても、ペイシオのデシェルが無くなってしまうとコマンド入力時にペイシオにターゲットが戻ります
 そして、レイシオは『れんぞくま』として『エスナ』を使用します。また、防御モードのバハムートは数秒おきにプロテス・シェルが掛け直されるため、デシェルなど一瞬でかき消えてしまいます。これではターゲットコントロールどころの話ではないッ……!
 仕方ないのでタゲコンは諦め、純粋に速攻でペイシオとレイシオを潰しに掛かることにしました。ペイシオがいると『アンチフォース』でキアイを抜かれて散々なので、ペイシオを潰す→レイシオ攻撃前にキアイ注入→そのまま倒してウォローと戦う、のが理想。


 ……が、ウォローにたどりついたはいいものの、ここにも問題が。
 まずは『裁きの太刀』。こちらはセラが全力でHPを確保すれば辛うじて耐え切ることができる程度の威力なのですが、立て直しに時間が掛かるのが怖いところ。
 そして最大の問題は『死にゆく太陽』。シェルで軽減不能の魔法ダメージというのも問題ですが、合計ダメージが3500に達するため、何をどうやっても人間は即死というか2回ぐらい殺されます。ならばと速攻を仕掛けるためにブッカブーエースのレベルを最大である40まで上げてみましたが、それでも間に合わない。
 ならどうするか、という事で、『裁きの太刀』と『死にゆく太陽』の間にペイシオ・レイシオの復活を挟むことで『死にゆく太陽』をスキップする事は出来ないか? ということを確認したところ、この周では『裁きの太刀』はスキップされたのですが、復活したペイシオを倒してウォローを再び引き摺り出したところ、使用したのは『死にゆく太陽』でした。一連のルーチンとして使用するものだと思っていたのですが、どうやらそうではないようです。残りHPがトリガーとなって解禁される行動らしいので、これでは解決になりません。
 ここで一旦ブッカブーエースから離れ、金チョコボを使って「1回目で『裁きの太刀』を撃てないHP程度まで削り、2回目で一気に残りを削り倒す」という戦術も試してみました。結果として『エクサフレア』で轟沈。
 また、サボテニョリータを使う事も考えたのですが、継承無しのコイツは『ケアル』しか回復手段がないため、HLRの能力は低いと言わざるを得ません。使ってみたのですが、ジリ貧になって押し切られました。

 書くところがなかったのでここに付け加えますが、ウォローに対するJAMの行動は、先程挙げたペイシオ・レイシオへの動作と異なります。具体的に言えば、手動操作でもAI操作でも、『影散華』で生じる「爆心核」を無視し、持っているだけの弱体魔法をウォローに掛けてくれました。爆心核にデシェルをいつ撃ってしまうのかヒヤヒヤしていたのですが、これはこれで納得がいかない。ペイシオ・レイシオにはほぼ交互に魔法を配っていたJAMが、ウォローには集中して魔法を掛ける――となると、戦闘中にAIが切り替わっている事すら疑われます。まあ、自分にとって有利ではあるのでこれ以上の追及はしませんが…。
 また、ブッカブーエースのレベルを上げたため、彼は『アイスブラスト』『エアロブラスト』を修得しています。このために、ブレイク後のペイシオに対して「前方に接近して『エアロ』『ブリザド』を放つ」「行動が3回でストップする」という再現性のある理解不能な現象が発生しました。『アイスブラスト』等を使おうとして接近している可能性が大です。このタイミングではどうもライブラ情報が完全ではなかったようなので、ブラスト系を使いに走る事自体はあり得ると思っていたのですが、ブレイク後限定・レイシオとウォローには問題なくブラスト系を放つという挙動を示すため、明らかに不審です。なお、ライブラ情報を解禁したデータで試したところ、ブラスト系を問題なく放っていました。その一方で、ライブラ情報を解禁しているゴグマゴグ(死にゆく世界)相手にやってみたらまた接近エアロを放ちました。なんなんだこれ。

 『死にゆく太陽』を真正面から耐え切るためには、セラとノエルのレベルを倍以上に上げなければなりません。ブッカブーエースのレベルを40にしておいて言えた台詞ではないかもしれませんが、それはエレガントな解法とは思えませんでした。
 となると、火力を改善するには――「継承」を解禁するしかありません。アイテムやターゲット変更を解禁したところで、『死にゆく太陽』を耐え切ることは不可能だからです。
 ブッカブーエースは十分なHPがあり、自前で「魔法攻撃+20%」を修得してくれるので、その他の部分で補強します。
 レイシオをスムーズに倒すための『ファイア』『サンダー』あたりから継承を行ったのですが、それだけでは『死にゆく太陽』に間に合いませんでした。そりゃそうだ、レイシオ倒すまでとウォロー戦は全く関係がない。
 もっと、もっと火力が必要。
 天啓は、寄せられたコメントの中にありました。

「『裁きの太刀』でわざとセラを戦闘不能にし、『仲間戦闘不能で強化』の効果を発動する」

 既にブッカブーエースは成長限界に達しており、自身での攻撃力増強は望めません。
 また、『魔法攻撃+20%』を超える魔法攻撃力増強の特性アビリティを継承することは、手持ちだと最も安いハバネロの継承ですら20万ギル弱(Lv.52で修得)が必要とされ、非現実的です。『魔法攻撃+35%』を覚えてくれるトンベリは、おそらく倒せないでしょう。
 故に、このコメントに同意した自分は、さらなる継承にてブッカブーエースの強化に走ります。具体的には、以下のモンスターを継承し、以下のアビリティを修得させました。

ロール モンスター名 継承アビリティ
BLA ガルキマセラ Lv.1 『ファイア』
BLA プリューストン Lv.1 『サンダー』
BLA ヴェスペ葉隠 Lv.1 『ジョイントレイド』
BLA ケラトラプトル Lv.1 『仲間戦闘不能で強化』
ATK ランツクネヒト型 Lv.1 『攻撃してATB回復』

 初回撃破の時はケラトラプトルを仲間にしていなかったので、『仲間戦闘不能で強化』は銀チョコボで代用しました。データ分けといてよかった……。また、アポタムキンは育ててしまっていたので、継承しませんでした。アポタムキンやジュエンダンを使えば継承回数は抑えられます。
 また、セラは今まで「アイアンバングル」×2などで『裁きの太刀』を首の皮一枚で耐え切ってきましたが、これを外して死にやすくなるよう調整します。特にいいアクセサリを思いつかなかったので、無駄にはならないであろうヒュプノクラウンを装備させました。
 他の候補としては……何だろう。面白いアクセサリって思いつかないな。火の指輪とかだろうか?


 準備は整いました。これがウォローを倒すための布陣だッ!


セラ JAM Lv.24 ATK Lv.15 BLA Lv.40 DEF Lv.36 HLR Lv.09
HP 1374物攻 103魔攻 164ATB Lv.5
トロールスパイク エルメスの靴 ヒュプノクラウン
○チェーンボーナスLv.3 ○ピンチにヘイスト ○シンクロ加速+
ノエル HLR Lv.35 ATK Lv.25 BLA Lv.43 DEF Lv.20 JAM Lv.01
HP 1960物攻 210魔攻 194ATB Lv.5
ヴァジュラダンダ エルメスの靴 アイアンバングル×2
○ピンチにヘイスト ○HP+10% ○HP+10%
召喚 BLA Lv.40ブッカブーエース
HP 5166物攻 475魔攻 927ATB Lv.4
継承

特性
BLA/『ファイア』『サンダー』『ジョイントレイド』
ブレイク持続UP改 ロール同調 攻撃してATB回復
入手ギルUP+ 仲間戦闘不能で強化 魔法攻撃+20%
物理攻撃+20% 魔法耐性+15%
編成 [N] JAM+HLR+BLA


 まずはペイシオ・レイシオを片付けるところですが、先述の通りターゲット制御を諦め、ペイシオにのみデシェルを掛けていきます。ペイシオにデシェルが掛かっていない時のみコマンド入力するようにすれば、ターゲットが移ることはないのでペイシオを集中攻撃することが出来ます。また、レイシオが『れんぞくま』でエスナを選択してくれると効率が上がって良い感じです。
 この時もブッカブーエースが接近してエアロなどという意味不明な挙動を示しますが、ギリギリ1ブレイクでペイシオを沈めることが出来ます。クリア後に数度試してみましたが、ブラスト系をしっかり決めることもありました。ホント何なんだよこれ…
 ペイシオを倒したらもう『アンチフォース』は飛んでこないので、ここで『キアイをいれろ!』を発動して火力を引き上げます。レイシオには潤沢にJAM魔法を叩き込めるので、デシェル・バイオ・ウィークを入れて火力をさらに引き上げていきます。まあ、全部かかる前にエスナで治療されてしまうことも多いのですが…。そんなこんなで、ペイシオもこの火力の前では1ブレイクで引き裂かれてしまいました。
 祈りながらボタン・ボタン・ボタン・×ボタンを駆使して戦闘を進め、ウォローを引き摺り出し、ブレイクして「デシェル」「バイオ」「ウィーク」を叩き込み――計算通り、『裁きの太刀』でセラを戦闘不能にして『仲間戦闘不能で強化』を発動させることに成功。
 700%まで高まったチェーンボーナスは、『ブリザラ』一発で8万を超えるダメージを連発させ、ブレイクが終了するその瞬間、最後の魔法がウォローのHPを削り取りました。

<動画>


 ――パラダイムシフトなしで、このステータスで、FF13-2をクリアできることを証明した瞬間でした。






 さて、本来ならここからモンスター紹介などをしたかったのですが、尺の都合というかこのまま載せるとウォロー戦までの文章より遥かに長くなるというお前どんだけイェニチェリについて語りたいんだよ的な長文となってしまいますので、一旦話を分けたいと思います。
 ここまでのご声援、ありがとうございました。



 

(2012年3月29日) 5212 PV

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