FF12HD/かんたん低レベルクリアー - やり込みinFF

トップページ > FFプレイ日誌 > FF12HD/かんたん低レベルクリアー > No.04

FF12HD/かんたん低レベルクリアー

 



弱ニューなら「ヒスイのカラー」で回避率更に3割UP


 さあ、第4話である。ベリアスを撃破してラバナスタに戻り、2ジョブ目が使用可能になったところからだ。
 …ご存じの通り、FF12ではこのタイミングで寄り道できる範囲が一気に広がり、最大で死都ナブディスまで進められるほか、ゼルテニアン洞窟・バルハイム地下道・ガラムサイズ水路の全域が開放され、そこに出現する各種召喚獣とも戦えるようになる。ここでの寄り道に焦点を当てた
「ガリフ前プレイ」というのも存在するくらいだ。それは、FF12をストーリーに合わせて進めてきた人にとっては、目からウロコの内容であろう。
 ――ちなみにPS2INT版では、
大きな目玉の一つであった「最強の矛」が入手できなくなっており、バルハイム地下道のトレジャーから手に入るアイテムも「店売りより少しは強い」程度のものに格下げされてしまった。その他、ジョブによる制限も加わり、若干ながらオリジナル版より遊びの幅が狭まってしまった感はある。しかしながら、敵から入手できるアイテムや交易品の多くには変更が無く、「グランドアーマー」「デスブリンガー」「デモンズシールド」などが入手できる点は変わっていない。今回PS4版がオリジナル版以来の2周目という方は、是非ともこのガリフ前プレイに挑戦してみてはいかがだろうか。きっと、FF12世界の真髄を味わえるはずである。

 さて、低レベルクリアーのほうに話を戻そう。まずは、
全キャラクターの2ジョブ目の話である。
 …やれ、今回は、6人同時の解禁であるため、表を使って整理してみることにする。では、早速行ってみよう。

「かんたん低レベルクリアー」:全キャラクターの2ジョブ目解説
キャラ ジョブ 説明
ヴァン 黒魔道士 黒魔法を使って攻撃を行う。
各種黒魔法は低レベルの条件下でも威力が実戦級に高い。
各種ステータス魔法も使えるため、主力として活躍できる。
バルフレア 弓使い バルフレアは既に銃で攻撃ができるので、「HP満タン攻撃力UP」を引き継げるくらいしか…。
フラン もののふ 回避率はモンクの棒のほうが高い。刀の性能自体はオリジナル版より上がっているのだが…。
バッシュ ナイト 強力な剣と盾も装備でき、HPも上げることができる。
1ジョブ目の時空魔戦士との組み合わせは、一応デコイ・リバースを使えるあたりが魅力か?
アーシェ 赤魔戦士 様々な魔法使いジョブの良いとこ取りをした強力なジョブであり、盾も装備できる。
1ジョブ目の白魔道士と重複する部分が多いのが残念なところ。
パンネロ シカリ 「マインゴーシュ」と盾を装備でき、メインの盾役として活躍できる。
ブレイカーとの組み合わせも、回避能力を更に高めてくれるものとして有用。
操作キャラクターとなることが多いだけに、「盗む」が使えないのが残念か。


 というわけで。有用だと言えるのは、ヴァンの
「黒魔道士」、アーシェの「赤魔戦士」、パンネロの「シカリ」あたりか。黒魔道士は今回が初投入だが、赤魔戦士・シカリは、10年前のPS2INT版の低レベルクリアーでも活躍したジョブである。
 …逆に、バルフレアの
「弓使い」、フランの「もののふ」あたりは、どうしても性能的に苦しくなってしまうのであるが、まあこれは低レベルクリアーという条件下だから仕方無いという面もある。そもそも、今回は12ジョブ全てを使っていこうと決めたので、どうしても強いジョブと弱いジョブが出てきてしまう。それを乗り越えて全キャラクターに活躍の場を作るのも、今回プレイの大きなテーマの一つなのだ。
 ――ちなみに、以降の基本戦略としては、回避率の高いパンネロに「デコイ」を使って盾役とし、後ろからヴァン・アーシェが魔法で攻撃するか、またはバルフレアが銃撃を行う。パンネロの回避率は、この時点においても合計7割近くとなり
(FF12の回避は盾→武器→アクセサリの順番に判定)、HPも高いため、かなりの強敵相手であっても戦っていくことができるのだ。雑魚もボスも、基本的にはこの布陣でOKである。バッシュは、銃や魔法が効きづらい相手への物理攻撃役として、状況に合わせて使用する。フランは…うん! パーティ中で最も高いHPを活かして、稼ぎプレイにおける「盗む」要員に使えるよ!

 そんなわけで。ジョブの整理が終わったら、次は各地を回って戦力を強化するターンである。まずもって行うのは、戦闘イベントが無いエルトの里までシナリオを進め、店売り品で装備を充実させることだ。
 …さて、PS2INT版から、店売り品の内容も大きく変わっているのであるが、この時点で買える物の中で最も重要なのは、シカリのパンネロが装備できる
「マインゴーシュ」である。同名の武器はオリジナル版でも回避率34と、最終装備品の一つとして活躍していたが、INT版では回避率が50と更に強化が為された。パンネロの盾役としての能力を大きく支えてくれる装備品であるため、さっそく購入して装備をしておく。その他、「炎の杖」「雷の杖」「ファイラ」「サンダラ」などを中心に、店売り品を一通り揃えておいた。
 ――なお、道中ラーサーが仲間になるが、例によってあまり戦力にならないうえに、INT版からは経験値によってレベルが上がってしまうため、これまたINT版からの新機能であるゲストのガンビット設定で
「自分自身 - たたかう」をセットし、セーブポイントごとに切腹してもらうことにした。

敵は風弱点なのでホントは「エアロ」のほうがいい


 続いて行うべきことは、
「ファイアフライ」の人数分の入手である。
 …というのも、PS2INT版/PS4版では、ゲーム開始直後の東ダルマスカ砂漠の小キャンプから
「ファイアフライ」を入手でき、オリジナル版よりも低レベルクリアーの進行が楽になっていたが、あくまで個数限定であり、経験値を持った敵との戦いではパーティメンバーを1人にしなければならないという制限があった。そのため、ここから先の更なる戦いを見越し、このタイミングで全員分を入手しておくのである。
 ――ちなみに。私は、ゲーム冒頭で手に入るファイアフライは1つと書いたが、
実は西ダルマスカ砂漠から入れるゼルテニアン洞窟の1フロア目のトレジャーから、2個目の「ファイアフライ」を入手することができる。これを手に入れておけば、序盤の帝国兵戦などで2人のメンバーを使うことができ、よりスムーズにゲームを進められるようになるのだ(※この情報はコメント欄で頂きました。ありがとうございます。この場を借りて感謝申し上げます)

 というわけで。「ファイアフライ」稼ぎのために、まずはチョコボに乗ってナルビナ城塞の
史上最弱バリケードを突破し、キャンプ右のマップまで前進する。狙うモンスターは、オリジナル版と同じく「ディゴタイタス」だ。
 …さて、オリジナル版では、この時点ではファイアフライを一つも持っていないため、
「チョコボに乗っている状態で敵を石化カウントダウンで倒すことにより、入手経験値をカットする」という、独特のテクニックを利用する必要があった(詳しいやり方は【こちら】。が、今回プレイでは既に「ファイアフライ」を持っているため、普通に敵を撃破してアイテムを稼ぐことができる。やり方は簡単で、新たに黒魔道士に就職したヴァンが、「スリプル」を使って敵を眠らせ、雷の杖で強化した「サンダラ」あたりで攻撃を仕掛ければ良い(本当は風弱点なので、サクラの杖装備の「エアロ」のほうが良かったのだが)
 ――というわけで。しばらく稼ぎを行っていく。敵は最初は非アクティブ
(緑色ゲージ)であるうえに、睡眠は確実に成功し、2エリアチェンジも簡単ということで、それほど苦労はしない。結局、合計45チェインで全員分の「ファイアフライ」を入手することができた。

骸骨レベルで全裸なのに帽子は被ってんの?


 更に各地の稼ぎを進めていく。引き続きモスフォーラ山地にて、中央キャンプから「盗む」を強化してくれる
「盗賊のカフス」を入手し、ついでに2つ北のエリアの広場の右下の角のトレジャー(分かりづらい…)から「ドラゴンシールド」を手に入れる。回避率23/土無効の取り立てて強力な盾ではないが、一応この時点では特殊な手順で手に入る盾を除けば回避率は最大なので、しばらくの間は役立ってくれるだろう。
 …続いて、東ダルマスカ砂漠に戻り、ネブラ河の集落のイベントを進め、銃用弾薬の
「ナパームショット」を入手すると同時に、病人の治療も行って「バルハイムのカギ」を入手する。そうしてバルハイム地下道の深部へ進み、デッドリーボーンからレア盗みで「魔人の帽子」を入手する。魔法防御力43/HP+530の優秀な軽装備であり、当分のあいだ他の頭防具は必要無くなる。地味にオリジナル版より魔法防御力が上がっているのも嬉しいところだ。
 ――なお、オリジナル版においては、このバルハイム地下道深部のトレジャーから、「ドラゴンメイル」「司祭の帽子」「クリリカルガウン」という終盤レベルの装備品が手に入ったが、残念ながらINT版以降においては、前述の通り
「店売りより少しは強い」程度の装備品しか拾えなくなってしまった。理由は不明であるが、このような特殊なプレイでこそ楽しめる要素だったので、残しておいてほしかったところである。

 続いては、ダンジョンを出て、一度ナルビナ城塞に戻る。ここで、「○○の店を△△回調べる」系統の心得アイテムを全て出現させて購入、以降の稼ぎプレイの準備をする。そうして飛空艇に乗ってラバナスタへ行き、次は放置していたモブ狩り関連を進めていく。
 …まず倒すのは、空中都市ビュエルバに登場する
「ニーズヘッグ」「ロックタイタス」の2体である。正直、少々挑むタイミングが遅すぎたせいか、内容としては眠らせて弱点魔法で瞬殺してしまったのだが、ここで注目すべきは、その後のサブイベントである「ピリカのおつかい」「何もしていない」を選ぶと、アクセサリの「ヒスイのカラー」が手に入ることである。ご存じ、「パリィ!」が発動できるようになる=攻撃の命中率が更に0.7倍になるアクセサリであるが、INT版以降では複数入手が地味に面倒となっているので、ここで最低でも盾役の分だけは入手をしておくのだ。

魔法は眠りを起こさないくせに、ダメージ1.5倍の効果は有効なので…


 続いて、エンサ大砂海に向かい、モブ
「ワイバーンロード」の討伐をする…前に。このタイミングで強力な銃の「アルクトゥルス」の入手を狙ってみる。
 …というのも、ワイバーンロードからは低確率で「飛竜の翼」というアイテムを盗むことができ、それ2つと他のアイテムを売却することで、交易品より攻撃力45の銃である「アルクトゥルス」を購入することができる。ご存じの通り、銃の基本ダメージは“攻撃力数値の2乗”であるため、
2000以上という凄まじいダメージを無条件で連打できるようになるのだ。ということで、「盗賊のカフス」を装備したフランが、ひたすらワイバーンロードに「盗む」を繰り返す。モブは1エリアチェンジで盗み直しが可能となるが、4倍速を用いても移動距離が長く、そこそこ苦しい。罠を踏みまくって地味に削られ、「応急処置」でHPを回復したりしながらも盗むを繰り返し、無事に2個を集めることができた。なお、その後は普通に眠らせて魔法で逝っていただいた。
 ――さて、「アルクトゥルス」入手のための残ったアイテムに関しては、「エンサのヒレ×2」「サラマンド」である。「エンサのヒレ」に関しては、心得アイテムを手に入れたうえでエンサを倒すほか、ウルタンエンサ族系のモンスターからレア盗むで入手することができる。また、「サラマンド」に関しては、同名モンスターの
精霊サラマンドから、こちらもレア盗むで入手ができる。今回はライセンスでHPを大幅に上げており、オートセーブや4倍速モードも使えるため、まさかのことも怖くない。サクッと盗んで入手をし、ラバナスタに戻って売却、出現した交易品から8000ギルで「アルクトゥルス」を購入できた。2ジョブ制により、今回のバルフレアは「HP満タン攻撃力UP」(INT版より強化され火力1.5倍)を使えるため、HP満タン時の与ダメージは4000にも達する。やはり、銃は強い。これで最強銃でも何でも無いんだから驚きだ。

 そんな感じで、あとは残ったモブの討伐である。まずは、ギーザ草原が雨季だったので、精霊マルトと雷のエレメントに注意しながら
「ゲロゲロス」の討伐に向かう。コイツには珍しく睡眠が効かないのだが、炎属性が弱点のため、盾役のパンネロが攻撃を引き付けている間に後衛のバルフレアが「ナパームショット」で弱点を攻撃して7000以上のダメージを叩き出し、一気に撃破することに成功をした。
 …続けて、オズモーネ平原に南下し、
「エンケドラス」の討伐に向かう。周りのザコを適当にエアロで吹き飛ばしていき、本丸との戦闘を開始する。が、こいつにも睡眠が効いてしまうため、眠らせて弱点の「エアロ」で攻撃するだけで終わった。うーん、2ジョブ目が解禁されたことで確かにFF12らしい戦いができるようになったんだが、これはこれでワンパターンという気がしないわけでもない…。

エアロbotと化したティアマットさん


 そんな感じで、ちょうど近くに来たということで、せっかくだからシナリオを進めることにする。ガリフの地ジャハラからチョコボに乗って進み、
裏ダンジョンとしての存在が板についてきたヘネ魔石鉱へ。雑魚を「サンダラ」と銃撃で蹴散らしながら、普通に最深部まで進める。
 …そして、ボスのティアマット戦である。
なんか最近凄く似たような名前の奴と決戦をしたような騎がする…。こいつに関しては、混乱が有効であるため、前作の「たたかう禁止 低レベルクリアー」では「コンフュ」を使って半ハメ状態にして倒したものだったが、INT版以降においてはフォーン海岸まで「コンフュ」を購入することはできない。そのため、同じく混乱効果を持つ「ブラッドソードA」を用いていくことにする。INT版で追加されたアルファベット武器の一つであるが、何故かトライアルモードのステージ3で登場する花サボテンからレア盗みで入手することができるため、今回プレイでも序盤の稼ぎで手に入れておいたのだ。攻撃力92、そして追加効果で100%の混乱効果を持つ、強力な武器である。

 さて、戦い方としては、パンネロに変わってアーシェを投入し、自身に「デコイ」を使って攻撃を引き付ける。バッシュは、時空魔戦士の能力を活かして開幕に「スロウ」を放ったのちは、あとはひたすら「たたかう」で攻撃し、相手の混乱状態を引き起こす。そして、バルフレアはINT版からの新装備である
「バーサーカー」を装備して常時バーサク状態となり、アルクトゥルスの火力を活かし続ける。
 …するとどうか。開幕の「ひっかき」は、盾役のアーシェが「ヒスイのカラー」でパリィを行い、続いて行われた「ドンアクガ」は1人しか当たらなかったため、すぐに万能薬で治療ができた。そうこうしているうちに、バルフレアがHPを減らし、敵はHP減少を条件としての「エアロ」を構えるが、スロウの効果によりなかなか実行がされず、その間にバッシュが「たたかう」で混乱させて敵の行動をキャンセルしてしまう。そして、他のキャラクターが攻撃をして混乱を解除すると、再びティアマットは「エアロ」を準備するのであるが、またその前にバッシュによって混乱させられ、コマンドを中断させられてしまう。以上、
エアロbotとなったティアマットの誕生である。結局、ノーダメージで勝つことができてしまった。

またこういうのか…


 その後、更にイベントを進め、ゴルモア大森林で
「エルダードラゴン」戦である。幻妖の森経由でスルーすることもできるが、せっかくだから戦ってみた。ちなみに、何気に今回PS4版で新曲を貰っているモンスターである。確かに、苦戦報告を聞くこともあるボスではあるが…。
 …さて、こいつに関しても、例によって
睡眠が効いてしまうため、眠らせて弱点の「エアロ」を連打することで無慈悲に終了してしまう。序盤、雑魚のトレント2体と同時に出現するため、アクセサリは「ファイアフライ」を装備していかなければならないが、注意すべき点はそこくらいだろう。途中、眠りの上書きに失敗して「シオウルスポール」を喰らってしまったりもしたが、すぐに万能薬で立て直し、そのまま再度眠らせて撃破することに成功した。
 ――なお、コイツからは、INT版からの最強銃の素材となる「皇帝のウロコ」をレア盗みで入手することができる。合計2つ必要なため、ここだけで必要分をカバーすることはできないが、後からの入手が結構面倒なため、セーブ&リセット法をちゃんと用いて入手をしておいた。

 そんな感じで更に進んでいき、神都ブルオミシェイスで一連のイベントを見て、
切腹芸人ラーサーを離脱させる。総合して、戦力としては計上しづらく、レベルアップのことも考えると邪魔になっていたくらいであるため、これで冒険が行いやすくなったと言えるだろう。なお、最後のゲストであるレダス氏も、扱いとしては同じような感じになる予定である。彼はたぶん、光と共に消えていく。
 …さて。本作では、この「神都ブルオミシェイスに到着後」というタイミングで行えるようになるサブイベントもあり、実はINT版/PS4版ではこの時点からテレポストーンが飛空艇定期便で店売りされるようになったりもする。というわけで、
またまたサブイベント攻略の時間である。さあ、残していたモブ攻略を皮切りに、幻妖の森やゼルテニアン洞窟・ナブディス方面が待ってるぞ~!!

 

(2017年7月24日) 5945 PV

←前の回を読む 次の回を読む→
.                                                                                                                                                                                                                .

ひとつ前のページへ
トップへ


System: Mahatmya Ver.1.28