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ジャンクションなし・1ディスク1コマンド

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まず目の前の人との喧嘩を避ける、という合理的な判断 |
ミサイル基地チームが終了すると、視点がスコールたちガーデンチームに移る。今回のメンバーは、スコール・キスティス・リノアであり、この3名を使用して、計3体のボスを倒していくことになる。まあ、既に倒してあるから言うのだが、どの戦いも、DISC1の余裕っぷりとは比べものにならない難関であった。「ジャンクションなし・1ディスク1コマンド」が、粗探しだけの悪乗りプレイから、やり込み攻略へと変化してしまった…?
さて。この時点でのバラムガーデンは、ミサイル着弾が迫っている状態であり、しかも内部では、学園長派・マスター派が分かれて、こぜり合いも起こっており、かなりの混乱をきたしている。
…というところなのだが、この場面では、特に制限なく、ガーデンから外に出ることができる。まあ、スコール側は、ガーデンの入口から始まるため、ここで外に出られないと、セーブをするのがかなり後になってしまう(学生寮は一番奥であり、しかもバトルが必須となる)。外に出てすぐセーブをするほか、炎の洞窟で低レベル雑魚を相手に稼ぎを行ったり、バラムでまったり過ごしたり、カードゲームをしたり…と、思い思いの行動を楽しむことが可能だ。セルフィたちが何とかして持ちこたえてくれているので問題ない。
――そして。ガーデン内部では、攻略の基本として、マスター派を選んでいく。理由は簡単であり、そのほうがバトルの回数を減らせるからだ。ストーリー的には、この内紛イベントでの会話がちょっと変わるだけであり、すぐに物語は収束する。報酬アイテムが貰える場合もあるが、安価な消耗品である。強いて言うなら、訓練施設でマスター派を貫き、ぐるぐると走り回っている青いTシャツの少年を見殺しにしてしまう(※死んでいない)ことで、「コモーグリ」のカードを出す確率が半減してしまうというデメリットがある。が、ガチ勢の人は、イフリート撃破後にすぐ奪い取り、カードクイーンとトレードするなど、とっくに運用しているカードであろう。むしろ、復活イベントがちょっと特殊なので、得をしている感すらある。
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青魔法「自爆」を楽しみたい人は、FF10をどうぞ! |
というわけで。マスター派を選んでぐるりと一周し、全てのイベントを回収する。ここで面白いのは保健室であり、サブキャラの「ニーダ」がいる。FF8ファンにとっての知名度とは異なり、作中世界では空気キャラということで、スコールからも存在を忘れられているため、三沢大地的な扱いなのだろう。念のため言っておくと、スコール・ゼル・セルフィと同時に合格した4人目のSeeDであり、後にバラムガーデンの操縦士となる。スコールたちを含め、多くのSeeDたちが出払っている中、彼は精鋭と言える存在であり、しかもこのあとガーデン浮上からF.H.終了までSeeDを補充できるシーンはないため、彼が居残っていたことが、バラムガーデンのその後を決めたのである。まさにガーデンを動かす男、空気空気と言われている奴は意外と目立っていて、それすら話題に挙がらない奴が真の空気だったりするのである。
――とまあ、そんな感じなのだが、このニーダの面白いところは、なんとこの内紛イベント中でも、□ボタンで話しかけると、カードバトルに応じてくれる。まあ、バラムの町まで行けば良いのだが、ガーデンが混乱している中、その場を離れたくない、だがカードはしたい…そういう需要に、ニーダは応えてくれるのである。
そんな感じで、ガーデンを一周するのだが、そのままだとストーリーを進めることはできない。というのも、このあとの展開として、「シュウと会って、学園長の居場所を教えてもらう」となるのだが、そのためには、どこかで「学園長派の指揮を取っているのはシュウである」という話を聞いて、フラグを立てる必要がある。この話を聞けるのが、食堂・駐車場・図書室の3ヶ所であり、そこではマスター派の教師が戦闘を行っているため、学園長派として助太刀しなければならない。つまり、学園長派になり、どこかでバトルをしないと、ゲームが進まないのである。
…では、そのために、果たしてどこで戦うべきだろうか。私が選んだのは、食堂である。なにせ食堂は、あのスコールが真っ先に防衛を指示するような重要戦略拠点だから…ということは今回は関係なく、倒すべき敵が「ボム」だからである。ボムは、「ボムのかけら」という素材を落とすのだが、このアイテムは、アーヴァインのランク2武器「ユリシーズ」改造のために必要となる(攻撃力+3、鉄パイプ×1・ボムのかけら×1・ネジ×2)。これを、“初任務でティンバーに発つ前”に炎の洞窟で入手していなかった私は、ミサイル基地で苦戦し、自分の無計画さを後悔するはめになった。しかし、この食堂での機会ならば、経験値的な無駄なく「ボムのかけら」を入手できるのだ。私の奴、そこまで考えて…!
――ちなみに、バトルについては、キスティス1人の「たたかう」のみで勝てるので、問題ない。ボムのかけらは、4枠のうちの3番目・4番目に位置する。FF8のレアアイテム入手については、アダマンタイマイからの「風のささやき」でかなり嫌な思いをした(【第7話】)ので、低確率枠と気付いたときにはゾッとしたが、実際には、数回の挑戦で手に入れることができた。最も近いセーブポイントがワールドマップ(学生寮は敵を倒さなければ入れない)あり、しかも基本のアイテムドロップ率が64/256と渋めということで、かなりの手間を覚悟していただけに、すぐ終わってくれたことは良かったものだ。
という感じだと思っていたのだが、あとで調べたところ、この食堂のボムには、特殊仕様が用意されており、通常の計算式でレベルが算出されたのち、更に+10される(他の教師召喚モンスターにこの仕様は無い)。例えば、私のメンバー(スコール7・リノア11・キスティス13)だと、敵はレベル18ないし22となる。そして、Lv20以上だと、中レベル個体という扱いになって、自爆を使用する。自爆で消滅した敵は、経験値が0となるが、代わりにドロップアイテムも落とさないので、一長一短だ。
――なお、私は、このボムについて、1回「たたかう」だけで倒し、「あとは同じ作業の繰り返し、よって簡略化!」と、いつものようにジャンクションを解禁して挑んでいったため、なんか経験値が多いと思っていたくらいで、これらの仕様に気付かなかった。「ボムのかけら」をサクッと入手できた理由も、実際には中レベル個体を倒しており、ドロップ枠が上2つに存在する…という理由があったものだと思われる。結局のところ、やったことは、「経験値0で突破できるバトルで、レベル強化補正のある雑魚敵を普通に倒した」である。やっぱり、ゲーム冒頭に炎の洞窟で「ボムのかけら」を取っておくべきだったじゃん!
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草 |
なお、言うまでもないことであるが、せっかくだから、学園長派でもゲームを進めてみることにした。選択肢としては、ガーデン入口から2人目の教師に「マスター派か!?」といきなり問い詰められるため、「よくわからないけど誓っとくか」「わけわかんないな…」のうち、後者を選ぶと学園長派になる。分からないことに同意できないのは当たり前であるが、心情的にも、顔も名前も知らない「マスター」よりもシドの味方をしたいという人が多いだろうから、恐らく初回プレイでは学園長派となった人が多かったのだろう。ゲーム進行的にも、戦いながらグルっと一周してくると物語が進むという、分かりやすい感じになる。
――では、せっかくリノアも居るということで、ガーデン施設の観光案内をしてみることにしよう。
●ゲート前 / 出現モンスター:グラット+ケダチク 教師のセリフ:「ノーグさまこそが、ガーデンの支配者なのだ!」
入口から2人目に登場する教師であり、スコールたちにこのイベントのルールを身をもって紹介してくれる。
●正門 / 出現モンスター:ボム×2 教師のセリフ:「モンスターよ、こいつらを襲え!」
入口から1人目の教師だ。初回では、話しかけても生徒たちに指示を出し続けるだけだが、学園長派になったあと戻ると、ちゃんと敵として相手をしてくれる。ちなみに、ガーデン教師は、内部的には「Garden Faculty」というモンスターであり、開幕にセリフを放って消滅するという扱いになっている。こいつを倒したり、ライブラしたりするバグ技が、そのうち発見されそう…。
●保健室 / モンスター:グラナルド セリフ:「ここにもSeeDがいたか!」
グラナルドという、元ボスのモンスターが登場するほか、学園長側にはニーダとカドワキ先生がいる。謎ポーズで戦闘に入るニーダに話しかけると、自己紹介をしたあと、その後に□ボタンでカードバトルをしてくれるというのは、上に書いた通りだが、廊下で選んで戦闘していると、保健室の中にも入れるようになる。カドワキからエリクサーがもらえるほか、なんとカードの相手も普通にしてくれる。宇宙のスタッフといい、あれだな。コーヒーを飲んだり素数を数えたりといった感じで、焦っているときこそカードバトルが重要なのだろう。もうマスター派と学園長派の戦いもカードで良くない?
●校庭 / モンスター:グヘイスアイ+ボム セリフ:「行け、モンスターたちよ!」
逃げている教師に、学園長派の時に接近すると戦闘になる(話しかけなくても良い)。その奥では、3人の生徒が文化祭のステージを守っている。ここでマスター派を宣言すると、一瞬だけ緊張した空気が流れるが、それが解かれた際の「あんたとはやりたくないからな」(※戦いたくない、という意)というセリフから、既にスコールが生徒たちの間からも密かなカリスマとして人気なことが分かる。余談だが、この校庭には、ガーデン飛行からF.H.衝突までの間に来ると、かなり面白い会話を聞くことができる。噛み合っていない3人の女子生徒、「自爆」「くさい息」を浴びせたくなるカップルなど、FF8らしい愉快な登場人物が居るため、ぜひ一度は寄り道してみよう。
●食堂 / モンスター:ボム(Lv+10) セリフ:「足止めさせてもらうぞ」 ★シュウの話を聞ける
バラムガーデンにおける最重要の戦略拠点であるが、教師側はそれを認識しておらず、ボム1体という弱いモンスターしか配置していない。ただし、高レベル個体になる特殊仕様が掛けられているため、これで爆破してやろうという気持ちはあったようだ。ちなみに、ゼルを連れているとパン関連の話題が聞けるようだが、するとリノアをガーデンに招待する都合、キスティスがミサイル基地となってしまい、本プレイは詰む。
●学生寮 / モンスター:ケダチク セリフ:「キサマら、学園長に味方しているな!?」
特に何のイベントも起こらないが、スコールの部屋に入ることができ、セーブと無限回復が行える。現在のガーデンはダンジョンということで、そのちょうど真ん中(12時方向)でセーブと回復を行えるというのは嬉しいだろう。しかし、その回復コマンドの名称は「休む」である。この緊張している状況で休んでしまうスコールとは…。
●駐車場 / モンスター:グレンデル セリフ:「このガーデンは、ノーグさまのものだ!」 ★シュウの話を聞ける
グレンデルという、唯一の非バラム系モンスターが刺客となるほか、内部ではシドのホログラムが存在する。何気にすごい技術なのだが、ここでしか登場していない。なお、駐車場という施設は、ゲーム冒頭で実地試験へ向かう際に使用したが、そこがピークであり、このあとガーデンが空を飛ぶと物置と化してしまう。例のリノアデートでの取り扱いもいい加減だし…。
●訓練施設 / モンスター:アルケオダイノス セリフ:「ノーグさまにさからう者は、ゆるさん!」
SeeDと、年少クラスの男の子・女の子が居る。ミニイベントがあり、「マスター派の俺には関係ない」(学園長派でも選べる)を選択すると、アルケオダイノスとの戦闘を避けられる代わりに、画面がフェードアウトして彼ら3人が消えるという後味の悪い終わり方をするが、ちゃんと生きているので大丈夫である。なお、内部では、「秘密の場所」には行けないが(初回以外は全て共通)、普段通りに探索ができ、CC団のジョーカーも居る(ランダム?)。消費アイテムを販売してくれるほか、□ボタンで話しかけると、「まだ早い♠」と、あしらってくれる(CC団ジャック撃破が条件で、そのジャックとはまだ試合できないため、必ずこうなる)。
●図書室 / モンスター:グラット セリフ:「このモンスターに、やられてしまうがいい!」 ★シュウの話を聞ける
DISC1でトライフェイスのカードを捲き上げた(【第2話】)、肌の黒い生徒・三つ編みの女子がいる。ここにもゼルを連れてきたいところであったが、今ごろ、BGH251F2の中で元気にしているところであろうか。ちなみに、話の展開上、エルオーネもガーデンに居るはずなのだが、どこかに隠れているのか、出てこない。
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さ、さすが…(大物ですね) |
さて、そんな感じで、「3つ以上の施設でイベントを終える」「シュウが指揮を取っているという話を聞く」の2つの条件を満たすと、正面ホールにシュウが現れ、彼女を追いかけて2階へと向かうことになる。
――そして、ここでの注目ポイントは、シュウではなく、その奥の扉だ。リノアの例のムービーや、F.H.への入口に使われるベランダであるが、このタイミングで向かうと、黄色ジャンパーの男がくつろいでいる。何気に、バラムガーデンでは、初のボスカードの使い手であり、私は、ゲーム冒頭でカードを7枚くれた人(CC団のスペード)だと思っていたが、それとは別人のようである。ガーデンが大混乱のなか、なぜこのような場所に居たのかというと、フラグ管理が曖昧でこの後の時間軸が混ざってしまったため風を感じていたということである。大物すぎる。そして2回目に話しかけると「Zzzz……」と寝ている様子が見て取れる。“戦いに参加しないのが一番の抵抗”という思想を表現している…のかもしれない。
そうして学園長室へ向かうと、シドから「MD層」の探索を求められる。シドの話によると、どうやらガーデンがシェルターだった時代の名残ということだが、MD層が何の略なのかも分かっていない模様であり、本当にいちかばちかという感じだ。やはり、学園と運命をともにするつもりだったのかもしれない。
…ちなみに、この会話を聞いたあとは、エレベーターがMD層行きとなるのだが、その前にシドに話しかけると、会話のあとにメニューが開かれる。△ボタンを使わずともメニューを開ける面白い場面であり、たぶん「△ボタン禁止プレイ」みたいな特殊攻略だと、ここで準備を整えるのが重要になる…のかもしれない。
――さらに、そのメニュー画面では、私も初めて知ったのだが、セーブを行うことができる。シドとの会話をした時点で、もうバラムガーデンの1F・2Fには戻れなくなり、そして次のセーブポイントはオイルシッパー戦の直前ということで、ここでセーブポイントを用意してくれること自体は妥当である。しかし、全く気付かない。私ですら知らなかったくらいであり、それこそ△ボタン禁止プレイをやっている人くらいしか気付かないであろう。シドは△ボタン禁止プレイヤーだった…?
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メンバー決めが更に悩ましくなるな… |
そんな感じで、シドから鍵を受け取った後にエレベーターに乗ると、目的地は地下のMD層となる。ただし、いきなりエレベーターが止まってしまうので、足元の非常口から脱出を目指すことになる。
…さて。ここで、多分ほとんどの人が知らないポイントを挙げてみよう。このエレベーターは、非常ハシゴを少し降りると落下してきてしまい、ギリギリのところで横道に逃げ込む…というのが流れとなるのだが(移動が遅れてゲームオーバーになったりすることはない)、落下し始める前に上に戻ると、再びエレベーターの中に入ることができる。もちろんエレベーターは動かず、イベントは進まないのであるが、仲間2人に、新しいセリフが用意されている。私は女性陣2人を連れて行ったが(セルフィは固定ミサイル基地なので除外)、リノア・キスティスから冷笑されるスコールは、やっぱりおもしれー男である。
その後は、「属性攻撃J」を持っているかどうか質問し、(いや、まだない)を選んで何もしないスコールを見た後、MD層内部の探索を進めていく。なお、「属性攻撃J」自体は、現時点でもケツァクウァトル・シヴァ・イフリート・ブラザーズと、多くのG.F.が覚えるが、何かのアビリティの派生かつ160APが必要ということで、覚えていない人も多いだろうが、それについてのアドバイスは特にしてくれない。ちなみに、どちらかというと、火力が上がることより、無効や吸収によって敵が倒せなくなったときの嫌さが印象に残るアビリティだ。イフリートのカードをカード変化して「エレメントアタック」にすることにより、ごくごく序盤から使用もできるが、それをする人は聞いたことがない。
――いっぽうで、私はFF8を、もう長年ジャンクションなしでしか遊んでいないため、気付かなかったが、(ああ、持っている)のほうを選んだ場合には、スコールが無料で説明をしてくれる。セリフでは、【ターゲットキャラ(例えば俺、スコール)】などと、作中世界とゲーム用語が混ざったかのような、珍しい表現も見れるので、せっかくならば全てを聞いておこう。ちなみに、直前に学園長室があったため無意味なのだが、このセリフにおいても、メニューが自動的に開かれる。スコールも△ボタン禁止の走者だった。
さて、ここでの出現モンスターは、炎に弱い敵が多いと予告してくれたこともあり、メインはプリンタイプのプリヌラ…と思いきや、実はプリヌラはオイルシッパー戦が行われる最下層でしか出現せず、まずはハウリザード・ブラットソウル・ブエルといったメンツが多く出現する。ブラットソウルは、低レベル個体はアンデット攻撃を使ってくれないため、残念ながら、即死攻撃の無効化&物理ダメージ半減に使うことはできない。
…そして、新顔として、トライフェイスが出現する。ご存じ、「呪いの爪」で有名なモンスターであり、高レベル個体からは「ペイン」「フレア」がドローできるなど、儲けの大きいモンスターだ。呪いの爪は、ST魔法精製(ディアボロス)でペイン×10にする・「ゆめかまぼろしか」の武器改造・「ダークマター」の精製(100個)などに使えるほか、そのまま使用しても、「レベル?デス」が習得できる。基本的には、「デジョネーター」の下位互換と言える技であるが、今回プレイだと技ごとに使用回数の制限があるため、レベル?デスのほうが活躍する機会も出てくるだろう。例えば、DISC2終盤のパラ・トルーパーを一網打尽にする…なんて使い方を考え中だ。
――さて。今回プレイだと、最速タイミングで「レベル?デス」を習得することのメリットは存在しない。この直後のボスであるオイルシッパーは、「デジョネーター」が効くことで有名だが、さすがに即死は無効だからだ。ではトライフェイスと戦う価値はないですね…と言いたいところであるが、「毒ガス」により、味方パーティ全員に暗闇+沈黙を掛けてくれる。暗闇は、打撃命中率が激減する、スコールは必中のままだがクリティカル発生率が0になる…と、本プレイにおいてはデメリットが大きい。だが沈黙は、ノーリスクで特殊技の性能を高められるということで、強化ステータスにも等しい存在だ。凶悪な見た目のくせ、どこまでも美味しすぎるモンスターである。
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※念のため言っておきますがクール系キャラです |
その後、MAPを進んでいくと、いかにもなハシゴを登っていくシーンになる。行き止まりなので、そちらを探索するしかないという流れになるが、仲間に頼もうとしても、スコールが沈黙ののちに、結局は自分が登るという選択をしてしまう。理由について、(リノアの場合…………)などと、続きを言ってくれないのが気になるところだが、まあSeeD組は基礎能力が高いから全員問題ないだろう。リノアは、殺しても死なないので大丈夫だ。
…さて、ここでの展開は、“しばらく登ると急にハシゴが倒れてしまう。しかし、その先がMD層のコントロールルームだったことで、九死に一生を得る”という感じだ。その後は、パネルを操作することで、ぱかっと下層への道がひらける。さっきまでスコールたちが立っていた場所は、巨大な空間の中央に存在する柱だったわけだ。DISC1でのドールの電波塔や、F.H.のソーラーパネルと同じく、奇抜なメカデザインが光るポイントである。
――なお、順路については、“蓋が空いたマップに戻り、画面手前のガードレールを移動させてハシゴを降りる”というものである。割と大きく書かれており、緑ランプも意味ありげに点滅している。セーブポイントがないうえに、行ける場所もさほど多くないということで、そこまで迷う人も居なさそうだ。しかし、本気なのかネタなのか、ここで詰んでしまったという人もいるらしい。スコールは永遠に油の藻屑となった…。
ちなみに、ここでも、先程のエレベーターと似たような感じで、おもしれースコールを演出できる。というのも、前述の通り、ハシゴを登っていくとそれが倒れてイベントが進むのであるが、登り切る前に下まで降りると、またしても待機していた2名に詰め寄られる情けないスコールのセリフが用意されている。もうこれは完全に狙ってやっているだろう。皆さまがFF8を再プレイされる際は、こういうところまで、ぜひ注目をしてプレイしていただきたい。
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ちなみに「でんのうせんしポリゴン」は1997年12月なので、FF8発売は1年以上あった |
そうして。ハシゴを降りると、ようやくセーブポイントが存在し、そしてボスの「オイルシッパー」戦が展開される。
…さて、こいつは、ジャンクションなしクリアーにとって、因縁の敵である。FF8発売のごくごく初期、まだ通常の攻略情報すら不足しており、そしてインターネットの普及率もほぼゼロであった時期に、雑誌「ファミ通」に、ジャンクションなしクリアーのプレイ動画を投稿した人がいた。もっとも、当時は画像ですら稀、動画なんて夢のまた夢という時代であり、ビデオテープを郵送するという超アナログな方式である。だが、その人は、このオイルシッパーで挫折してしまったのだという。私は、その記事を読んだことが無いのだが、確かに、実際に戦ってみると、敵の火力が段違いであり、しかも2体で登場するということで、かなりの強さを誇っている。しかも、ここはパーティ分割イベントということで、リノアを連れてきていなかったら、「インビジブルムーン」も使えず、挫折するのも分かるというものだ。なにせ、「FF8はジャンクションなしでクリアできる」という確証すら無かった時代である。
――とはいえ、今となっては、皆さまご存じの通り、「デジョネーター」が有効であることが広く知られている。そのため、キスティスをガーデンチームに入れておけば、それを2回使うだけで勝利が可能だ。だが待ってほしい。「デジョネーター」を覚えられる「ブラックホール」の入手は、2回目のラグナ編:セントラ発掘現場で、一部マップに登場する「ゲスパー」という雑魚敵を倒し、そしてそれですら100%ではないという、かなり狭き門だ。そういう、半ば隠しテクニックみたいなものを使って、初めてこのオイルシッパーは簡単に撃破可能となるのだ。
では、そんなオイルシッパーの、具体的な行動パターンについてまとめていこう。アルティミシア城などでランダムエンカウントすることもあるためか、半ば雑魚敵という感じの、シンプルなルーチンであった。
とまあ、こんな感じだ。セリフも無いということで、久しぶりに、シンプルな感じでまとまった。
…ところがどっこい。敵の攻撃は、どれもシンプルに強力だ。通常攻撃・オイルショットも、2発喰らえば死者が出るくらいの高火力である。また、発動率は低いものの、「ソニックウェーブ」は、もはやカーズの追加効果があるとか、そういうことはどうでもよく、即リセット級の大損害を受ける。
――さらに、HPが50%を切ると、敵は「オイルブラスト」というカウンター技を使ってくるようになる。割合ダメージということで、これ単体で死ぬことは無いが、今回は打撃でチクチク戦う都合、何度も何度も受けることになる。つまり、敵のHP半分を切ると、もはや味方HPの残量に意味はなく、“次に攻撃を貰った終わる状態”と考えて差し支えない。
さて。敵の行動には「何もしない」があるため、理論上、それさえ選ばれ続けてくれれば、どれだけ低火力でも勝てるということになる。ただまあ、さすがに確率的にキツいため、2体のうち1体を「デジョネーター」で消してしまうことにする。デジョネーターは、雑魚だとごく僅かしか無効にする敵がおらず、他に使いたい場面は絶対に出てくるが、しかしまあ、ここを突破できなければワールドマップに戻れないため、やるしかあるまい。「オイルシッパーにデジョネーター」というFF8あるあるネタを回収したかったという意味もある。
…そして、デジョネーターで狙うときは、できれば高レベル個体を仕留めていく。オイルシッパーは、レベルによる攻撃能力の差が大きめであり、敵の攻撃を受ければ判断が可能だ。まあ、お祈り程度ではあるものの、高レベル個体であることが分かった場合は優先してデジョネーターし、逆に低レベルであることが分かった場合は相方に宇宙の藻屑へと消えてもらう。序盤で数発殴っているかどうかは無視する。まあ、モンティ・ホール問題的な感じで、これにて一応、正面から戦う個体が低レベルになる可能性は上がる…はずだ。
――ちなみに、デジョネーター以外の弱点だが、炎を2倍弱点としているほか、割合ダメージが有効である。炎属性の攻撃技と言えば、キスティスの「ファイアーブレス」が存在するが、習得にはルブルムドラゴンから得られる「火竜の牙」が必要であり、この時点で使うならカード変化(10枚)が必要である。炎魔法精製でフレア×20個にも変えられる需要の大きな素材なので、キスティスをメインで使わない場合は、ちょっと勿体ないかもしれない。また、割合ダメージが有効ということで、ゼルのメテオストライク連打を使えば、一撃必殺ないしそれに準ずるダメージを与えられる。しかし、今回プレイでは、ゼルのデュエルは各DISCで1回の切り札であり、温存しておきたい。というかそもそも、ゼルはミサイル基地に行っているので、使えない。
ちなみに、デジョネーター以外の特殊技を解禁する場合、最有力は「ホワイトウインド」である。アダマンタイマイから準レア枠で手に入る「風のささやき」で習得でき、DISC1で習得を狙った際は、乱数固定によって大いに苦しめられた。その効果は、「『キスティスが減っているぶんのHP』を、味方全員が回復する」というものである。技の性質上、キスティスのHPは全回復する。あれ? 「たたかう」と「ホワイトウインド」だけで勝ててしまうバトルって、結構あるんじゃ…。
――さて。本バトルにおいても、敵は一撃必殺ではなく、じわじわ削ってくるタイプの戦法を取る。というわけで、HP減少をちゃぶ台返しできる「ホワイトウインド」は、非常に有力な技である。しかし、これについても、私は温存していくことにした。まだまだDISC2も長く、どこで回復を使いたくなるか、分からない。今回バトルは、セーブポイントがすぐ近くにあり、簡単操作ですぐにやり直せる。回復も、運要素を緩和するだけで、絶対に必要というわけではないのだ。
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※無加工です |
というわけで。本バトルは、デジョネーターで片方を消したあと、ずっと「たたかう」をし、敵が「何もしない」を選び続けることを祈る…という、油ならぬ塩バトルとなるわけだが、ここで意外な活躍をしてくれるのが、アンジェロである。
…さて、アンジェロは、ご存じ、リノアのペットであるが、ただの犬というわけではなく、特殊な力でバトルに協力してくれる。まず、他キャラの特殊技と同じように発動できる「コンバイン」(農業用機械ではなく、「組み合わせる」という原語の意味)では、リノアとの連携攻撃が発動し、「インビジブルムーン」と「ウィッシュスター」は、攻略のキーとなりうる強力技だ。本プレイでは、「コンバイン」というコマンド1個ではなく、出た技の内容で管理をしていくので、最大4回の特殊技が使えるということになる。今後の活躍に期待が大である。なお、後の乱入型と区別するために、こちらを「任意型」と呼んだりもする。
いっぽうで、リノアがバトルに参戦していると、「乱入型」とカテゴライズされる技が自動発動し、アンジェロが戦闘を助けてくれることがある。今回バトルで重要なのはこちらであり、計4種類が存在する。せっかくだからということで、全て紹介をしておこう。
●アンジェロラッシュ /
初期取得
リノアが攻撃を受けたときに、アンジェロが突進し、反撃の物理ダメージを与える。今さら言うまでも無いことだが、リノアの力を参照し、通常攻撃の約1.5倍のダメージとなる。ダメージはそこまで大きくないため、むしろ勝手に発動して相手を倒したり経験値を得てしまったりと、厄介者扱いをされることが多い技だ。初期取得であり、OFFにすることもできない。ただまあ、今回プレイでは、「たたかう」も重要となるため、僅かであろうとダメージを向上させてくれるのは重要である。
ちなみに、この「アンジェロラッシュ」は、カウンターとはまた別枠ということになっているらしく、相手のカウンター技でリノアHPが減った場合にもアンジェロが駆けつけてくれることがある。これを使って、何か面白いことができるかもしれない…。その他、既に起こった面白いこととして、ラスボス最終形態のHP100モードをこれで終わらせたことがある。動画としても残っているので、是非ご覧いただきたい(【ニコニコ】)。事実は小説より奇なり、である。
●アンジェロリカバー /
ペット通信2号:森のフクロウ・リノアの部屋
アンジェロがどこからか拾ってきたポーションにより、単体のHPを62.5%(5/8)回復してくれる。瀕死状態のキャラに発動し、リノア優先だが、それ以外のキャラも選ばれうる。
私は、ジャンクションなしクリアーは何度も行っているが、この「アンジェロリカバー」は覚えさせたことはない。何故なら、ポーションで回復することにより、特殊技の発動を邪魔してしまうからだ。しかし、今回プレイでは、例によって「たたかう」も用いた長期戦となるため、HP回復により長く戦えるようになることはありがたい。こうしてみると、今回の条件設定は、意外と上手く行っているのかも…。
●アンジェロリバース /
ペット通信4号:ティンバー・ペットショップ
またまたアンジェロがどこからか拾ってきたフェニックスの尾により、単体の戦闘不能を解除する。リノア優先だが、それ以外のキャラにも発動する。戦闘不能発生へのカウンターとしても発動することがあり、その場合は全滅扱いとならず、バトルを続行可能だ。
さて、こちらについては、既存のジャンクションなしプレイでも、利用をしていた。戦闘不能キャラは瀕死状態で復活するため、そのまま特殊技を発動可能となるからだ。また、ジャンクションなしでは、戦闘中の蘇生手段が、この技を除いてないため、大逆転のチャンスが生まれる。それでも、「やられる前にやれ」がテーマだった従来のジャンクションなしプレイでは、そこまで出番は多くなかったのだが、やられる前にやれない今回プレイでは、おのずと活躍機会も増えてくるだろう。ちなみに、今回のプレイ範囲でも、3回連続で発動したことがあった。もし発動法則を完全解明できれば、リノア1人での永久機関が成立する可能性もある。さすが魔女(予定)…。
●アンジェロサーチ / ペット通信5号:エスタ・ペットショップ
アンジェロが、どこからかアイテムを拾ってきて、リノアに渡す。こいついつも物を拾ってきてんな。
さて、リマスター版では、「おでかけチョコボRPG」の完全削除(PS3/PSP/Vitaのアーカイブス版、および旧PC版では、外部アプリとして使用可能だった)により、「アンジェロサーチ」に、“ポケステ限定だった一部のレアアイテム”が回ってきたことが話題になる。が、この技、適当に覚えさせても役立つことはほとんどない。何故なら、該当雑誌が手に入るのがエスタであり、入手時点ではリノアが離脱していて、さらに宇宙ではアンジェロ不在で関連技は使用不可(コンバインは選べず、乱入型は発動しない)となる。結局、飛空艇入手後から覚え始めることになり、タイミングがかなり遅れてしまう。そのまま漫然と覚えさせても、発動するのはゲーム終了まで数回というところだろう。どうしても役立てたい場合、UFO?など、攻撃してこない相手かそれに類する状況を作って、一晩中アンジェロにここ掘れわんわんをさせ続けるしかない。
とはいえそれでも、無駄にはならない技である。今回プレイでは、他の乱入技の発動を妨げてしまう恐れがあるため、習得しない予定であったが、【海外Wiki様】によると、アンジェロサーチの判定は最後に行われるということで。入手アイテムの中で、一応、エネルギー結晶体とアダマンタインは、武器改造に役立てられるため、経験値セーブのために使用していく予定だ。
とまあ、こんな感じである。最後の「アンジェロサーチ」は飛空艇入手後だが、その他の「アンジェロラッシュ」「アンジェロリカバー」「アンジェロリバース」については、リノアが仲間になった直後から使用可能になる。
では、今回のオイルシッパー戦で、これら3つのどれが役立つかというと、全て有用である。まず、「アンジェロラッシュ」は、単純に物理ダメージが増えてくれるのでありがたい。リマスター版では、基本機能でエンカウントをなしにできるため、雑魚戦で経験値を得てしまうデメリットを軽減できるのも追い風だ。ちなみに、リノアの力パラメーターは、ウォードすら抜いて、全キャラクター1位である。魔女(物理)
…また、HP回復の「アンジェロリカバー」についても、HP回復でバトル時間を延長できるということで、ありがたい。瀕死解除されて特殊技を発動できなくなるデメリットも、「たたかう」のみであれば、考える必要はない。これだけ美味しい要素が揃っているのだから、今回プレイで使わない理由はないな。
――そして、最後に「アンジェロリバース」については、元々、縛りなしのジャンクションなしプレイ(?)でも有益だったということで、もちろん今回プレイでも活用していける。
ちなみに、これらの乱入技と、「1ディスク1コマンド」という条件との兼ね合いだが、特に1コマンド1回という縛りの対象にしないこととする。「アンジェロラッシュ」を最初から覚えているため、完全封印は不可能ということもあるが、HP回復の「アンジェロリカバー」などは、“本プレイだからこそ活躍できる”とう効果をしている。ただの縛りプレイは何度も行っている私としては、こういう新しい要素は骨の髄までしゃぶり尽くしたいのだ。犬なので。
というわけで。このオイルシッパー戦では、アンジェロの乱入技が役立ってくれるのであるが、ここで私は、「ペットの名札」というアイテムを発見した。これは、アンジェロの名前(リノア加入時に決められる)を付け直せるという内容であり、D地区収容所で手に入れていた。あえてアンジェロの名前を変更したい理由だが、ネタゼリフを作るためというのが一般的であろう。
…そして私は、アンジェロに「FF7」という名前を付けたのである。これにより、3つの乱入技は、「FF7ラッシュ」「FF7リカバー」「FF7リバース」となった。要するに最後がやりたかったのだが、その他の技についても、R繋がりになっており、いい感じである。そう言えば、2026年3月現在、7リメイク第3弾のタイトルは発表されていないが、「FF7ラッシュ」や「FF7リカバー」という可能性もあるわけだ。
――ちなみに。ネタ要素の回収ということか、下に乗せる勝利動画では、この3つの技が全て発動してくれている。タイムラインにも載せて該当箇所を見やすくなっているので、お暇な方は、見てやってください。あ、動物虐待なので、オイルシッパーの撃破後は、普通に「アンジェロ」に名前を戻しておきました(名札が1個しかなかったので、名前を変えていない世界線のデーターで先に進める)。
■動画■
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大人は何でも知っているというのはね、嘘だよ |
とまあ、こんな感じで。DISC2のパーティ分割イベント:スコール側の第1ボスは終了である。1週間で! 書けた!!
――だが、この後も、スコールチームでは、「ノーグ」「BGH251F2(2回目)」と、難しいボス戦が続く。まあ、冒頭で書いた通り、もう倒してあるので、テーマは日記の執筆だ。イベントパートがそう長くないため、早ければ今回と同じく1週間、遅くとも2週間で行けるはずだ。FF作品だけでも、やりたいゲームは山程あるから、テンポよく更新していこう!
ちなみに6月10日で連載1周年となってしまう…。
(2026年3月8日)
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