アビリティのみクリアープレイ日誌
【第2話 鬧熱】
鬧熱〔どうねつ〕
「非常に活気に溢れている、にぎやかである」という意味。
ルカに到着。にぎやかな街だ。
マイカの裏返ったあいさつで、ブリッツ大会開幕。(マイカ「け↑んとぉ↑ーうを い↑のるゥッ」)
イベントを進め、アルベドポーターをなぎ倒し、アルベドシューター戦へ。
この時にオオアカ屋からリタルダンド(ティーダ武器:スロウ攻撃)を買えばよかったのだが、いかんせん金がなかった。
今思うと、キーリカでのキマリの小手を売ってでも買っておけばよかったな…。
アルベドシューターはトリガーコマンド『クレーン』を利用すれば簡単に倒せるがあえて使わないでおく。ただの気まぐれ。
『はげます』で味方を強化し、キマリとティーダは殴る。ルールーは『サンダー』で攻撃。
こちらの行動にあわせて対応するカウンター(物理攻撃には暗闇、魔法攻撃には沈黙、どちらでもない場合は睡眠を引き起こす攻撃)を使ってくるが、カウンターを行なう確率は1/3で、威力も低いのであまり問題ではない。ステータス異常にはなってしまうが、1ターンしか効き目がないので、防御なりHPの回復を行なえばすぐに解除される。
『ブリッツボールラッシュ』(低威力のボールを10回連続でランダムに攻撃)でルールーが一度死んだが、さほど苦労せずに撃破。
『クレーン』なくても余裕だね。
ゴワーズとのブリッツボールは前半は0-0。だが後半でビクスンに一点先制される。
ぐぬぬぬ、こしゃくな。何とか巻き返しをはかろうとティーダにパスをつなぎ、ジェクトシュート!!!
をっをっをっ!! これは決まるぞ!! やったぜ!! ………ん? 画面が……?
はちゃーーーーーーーーーー!!! ワッカ交代イベントだと!!! ふざけんなバカーーーー!!
せっかく決まるところだったのに…そのままゴールを奪えず、0-1で敗退。そんなのないよ…。
試合後襲い掛かってくるモンスターどもは『はげます』で強化し問題なし。ヴィーヴルもガルダも問題なし。シーモアがアニマを召喚し、事態は収まる。
アーロンと会話し、これからの旅にアーロンも加わって、一向はミヘン街道を北上していく。
ミヘン街道から、敵を一撃で倒すことが難しくなってくる。
ラルドはアーロンの攻撃一撃で倒せるので問題ないが、フロートアイが一撃で倒せないのはきつい…。
そしてボムとデュアルホーンが鬼畜。ワッカの『ブラインアタック』がMPが少なくて二回しか使えない役立たずなので暗闇をなかなか継続できない…。
ただ、どの敵も全体攻撃は使用してこないため、いきなり全滅することはない。
必要であれば、最低でも一人逃がしておけば全滅することはないし、ティーダが『とんずら』を利用すれば安全。この時点では先制攻撃されない限り、ティーダとユウナは敵より先に動けるので、逃げることは可能。壁役にHPの高いアーロンと、すばやさの高いティーダとユウナの三人をスターティングメンバーにしてミヘン街道を切り抜ける。
(このプレイでは、スフィア盤を利用しているという理由上、APを得るため、ランダムエンカウントした敵はそれなりに倒していく、という不文律がある。ただし強制ではないので、勝てそうにないバトルはもちろん、戦いたくなければ逃げてもよい)
途中でベルゲミーネと会話して、修業してもらうことに。
とっとと負けましょう。餞別として旅人の指輪(ユウナ防具:HP+10%・空き)をもらう。
オーバードライブ技を二回使えば勝つこともできるが、ちょっと無理だった…。(ベルゲミーネとの召喚獣バトルは制限は解除)
あらかじめオーバードライブゲージを満タンにしておけばよかったかな。ま、でも勝利してもそれほど魅力的な餞別ではないのでまぁいいや。
他にもいろいろなキャラクターに話しかけてアイテムをもらったりイベントを進めたり。
ずんずん突き進み、旅行公司前へ。途中先制攻撃を何度も受けたが、急に全滅させられることはないので問題な…いことはないわ。
あらかじめHPが十分回復している状態でないと耐え切れない、HPの回復だけは怠らないようにする。
なお、ここだけに限らず、これはこれからずっと行なっていくことだが、戦闘が終わるたびに逐一スターティングメンバーを並び替える。
決まったスターティングメンバーでないとすばやさの関係などで思うように行動できないことがあるため。
特に注釈のない限り、これからは基本的にすばやさの高いキャラか、「さきがけ」もしくは「先制」を持ったキャラクターが常にスターティングメンバーとなる。
旅行公司でイベントを済まし、ボス、チョコボイーター戦。
ティーダは自分自身に『ヘイスト』を使った後、『はげます』で味方を強化。ルールーの『ファイア』とアーロンの攻撃で殴る。途中『ぶちかまし』で後退させられるが、ダメージを与えて転ばせる。その間にダメージを与えて一段階押した状態(初期状態)に。
…というような一進一退の攻防を繰り返して、あまり特筆することもなく撃破。
最終的には初期の状態から一段階押した状態でHPを0に。オオアカ屋でリタルダンドを買って敵をスロウ状態にすれば非常に楽な展開に行けたと思うが…。やっぱり無理してでも買っておけばよかったなぁ。
ちなみに、無理に倒すことなく、さっさと崖から落とされてもシナリオは進む。が、せっかくだから倒したい。
チョコボイーターを倒したので、チョコボが使えることに。
普段のプレイなら、敵との戦闘を楽しみたいがために歩いていくのだが、このプレイではあまりリスキーなことをしたくないため、おとなしくチョコボを使う。
チョコボだけが取れる宝箱を回収し、途中のオオアカ屋に合計1001ギルを投資して、キノコ岩街道手前へ。兵士が道をふさいでいるが、シーモアの計らいで先にいけることに。
キノコ岩の道の前でオオアカ屋と会話し、メタルシールド(ティーダ防具:物理防御+3%・HP+5%)を購入。少しでもダメージを軽減できればいいな…。わずかばかりだが、これが大きく勝負を分けるかもしれない。HPも少しは上がるし。
キノコ岩街道。ここの敵はかなり厳しい。
先制攻撃をされたらかなり死ぬ確率が高い。ラマシュトゥが『ブレス』を使ってこないことを祈る…。ぬ〜、厳しいなぁ。
ちなみに、途中で一度全滅しました。初の全滅。上記で危惧していたことが実際におき、何もできぬまま全滅…。(全滅回数:1回)
何をとち狂ったのか、一瞬お金が半分になってしまったなどとわけの分からないことをほざいてしまった。それはドラクエです。
ま、こんなこともあったが、なんとかバトルを切り抜け、昇降機の前へ。
途中でまどわざる腕輪(アーロン防具:バーサク防御・HP+5%)を回収。これはずっと先、魔天のガーディアン戦で役に立つ。まぁそのときに。
しかし、オオアカ屋でどうしても買いたいものがあるが、お金が全然足りない…。
よって、いらないアイテムと装備をすべて売却し、それでもまだ足りないのでその辺の敵をぶっ飛ばす。キマリが『盗む』を習得しているので、盗むことが可能なバトルで敵へと盗むを仕掛けておく。ガンダルヴァから電気玉、レッドエレメントからボムのかけら、フンゴオンゴからサイレントマイン、ガルダからスモークボムを数個盗む。フンゴオンゴのカウンターで睡眠状態にさせられ焼け死んだやつも何人もいるけど、なぜか一度も全滅しなかったのが奇跡である。
…というかさっきの全滅はHPが満タンでなかったのが原因だったんだな。ラマシュトゥの『ブレス』でほぼ致命傷を負ったし…。
お金を一生懸命ためて、オオアカ屋から必要な装備を買う金もそろった。エレベーターの先に進もう。ルッツとガッタは無視。
シーモア老師のご来迎、ガチガチのワッカ。が、のちにワッカは敵をガチガチにするすべを覚える。
ああん、やっぱりシーモアかっこいいわぁ(著者はシーモアが大好きです)。ユウナなんかほっといてこの僕とアッーーーーー!!! 見なかったことにしましょう。
先に進みキノック老師と会話を進める。なにげに自分はこいつのこともお気に入りである。なぜか惹かれる。
ギイとかいう変なムカデみたいなやつとのバトルの前にオオアカ屋で装備を買う。
あらかじめ1001ギル投資しておいたので、ほしかったハードロック(ワッカ武器:石化攻撃)と進撃の太刀(アーロン武器:先制・貫通)が一番安く買える。
武器の価格と投資額で、しめて17951ギル也。
ハードロックは今後のザコ戦に非常に便利。進撃の太刀はこれもザコ戦用。敵の先制攻撃を防ぐことができる。
とにかくこのキノコ岩街道から、敵に先制攻撃をされると致命傷を負うことも少なくない。先制攻撃の確率をできる限り高く、そして敵の先制攻撃の確率をゼロにすることは非常に重要。進撃の太刀を装備したことで、これからアーロンは必ずスターティングメンバー。
さて! ここで、制限プレイでは最初の難関となるボス戦、シンのコケラ:ギイ戦がはじまる。
ギイは本体のほかに、あたまと一対のうで、以上の四つの部位からなる。(以下、本体・頭部・うで)
本体は攻撃力が高く、HPも高い。これをいかに削るかの消耗戦が難関の一つの原因だろう。そして、頭部。『毒液』による攻撃を繰り出してくる。これ自体は放つ前に何かしらのダメージを与えれば防ぐことができる。ただ、高い位置にあるため、魔法かワッカの攻撃を利用しないとダメージを与えることができない。
うでは両側にあり、これ自体はこちらに対して何か行なってくるわけではないが、片方でも残っていると本体への物理攻撃をさえぎってしまう。本体に物理攻撃(オーバードライブ技は除く)で効率よくダメージを与えるにはこのうでを倒さなくてはならない。この面倒くささも難関といえる一つの理由だろう。
うだうだいってても始まらないのでバトル開始。先発メンバーは強制でティーダ、ユウナ、キマリ。
すばやさの関係で、ティーダ、ついでユウナが敵より先に動けるので、ティーダはアーロンと交替し、すかさず本体に『パワーブレイク』。うでがさえぎるのでダメージは微微たるものだが、パワーブレイク状態になりさえすればよい。(うではダメージを少なくするだけで、ダメージや特殊効果を代わりに受けるわけではない)
次に回ってきたユウナがティーダと交替し、『はげます』を一回使用。本体が攻撃してくるが、パワーブレイク状態なので400を下回る。
頭部が『サンダー』を仕掛けてくるが、これはダメージは小さいので問題なし。
それにしても『サンダー』(ついでに『毒液』も)は本体が使用ということになってるんだろうか? ダメージの量から見て、どう考えても本体のほうの能力値で計算しているよね。
(頭部の魔力は1。この数字では決して『サンダー』で200程度のダメージを与えることはできない)
キマリは『竜剣』で頭部を攻撃。ダメージ微微たるものだなぁ。本体がもう一度通常攻撃を使用してきたら、アーロンをルールーと交替して、ルールーは魔法で頭部を攻撃。
ひとまずこの時点でいったん本体は無視し、頭部にダメージを与えることだけに集中する。
キマリ、ティーダ、ルールーの三人と、回復要員でユウナを適宜交替させて回復。
ティーダは『はげます』で通常攻撃に耐えられるようにする。パワーブレイク状態でもルールーは敵の通常攻撃に耐えられない可能性が高いためだ。はげますの効果を得ていれば『グラビデ』でHPが削られていない限りひとまず耐えることは可能。頭部の方の『サンダー』もそれほど問題なく耐えられる。…はず。
キマリの『竜剣』とルールーの『ファイア』などで頭部を集中攻撃。
どうでもよいが、属性との相性がすべて同じだと自分は「炎→氷→雷→水→…」と、ローテーションするくせがある。
『はげます』を五回使用する前にルールーが『サンダー』で削られ、間髪を要れずに攻撃されて一度逝ったが、それ以外は問題なし。
(「間髪を要れず」:×「かんぱつをいれず」 ○「かん、はつをいれず」)
本体は、「通常攻撃→通常攻撃→『グラビデ』…」のローテーションなので警戒するところもなし。必要に応じてユウナと交替させ、回復を行なう。
頭部を撃破! 最後はワッカ選手のハードロックシュートでとどめ!
次は本体との戦いだ。とはいっても、頭部にこちらの行動を撹乱されるのがこのバトルの難関ともいえる。
頭部さえつぶしてしまえば、本体はタフなだけでいずれは倒せるので問題はない。…うん、本当タフなだけ…。
頭部をつぶすと敵は行動パターンが「通常攻撃→『グラビデ』→…」に変化するが特に注意を改める必要もない。さらにHPが減ってくると通常攻撃をスキップし、『グラビデ』ばかりやるようになる(ただし通常攻撃を使用しなくなるわけではない)。
メンバーをティーダ、ユウナ、アーロンの三人にそろえて、『はげます』を使用。ティーダとアーロンの二人で殴り、ユウナは終始『祈る』、もしくは『ケアル』。
もう負ける要素はない。あとはちくちく攻撃してHPをゼロにするだけ。オーバードライブ技を使ってもよい状況に持ち込んだが、使うまでもないね。撃破!!
…そういえば、キノコ岩街道でキマリが『盗む』でボムのかけらとか盗んだんだからそれを使って攻撃してもよかったな…。
『使う』なら射程は「遠」だから頭部にも届いたし…。ま、倒したからいいや。
そしてイベントが始まり、シンが大暴れ。一瞬で消される兵士たち。……。
再度ギイとの戦闘。シーモアの魔法で楽勝。語るまでもない。
…さて、とここまでの一連の戦闘は時間すらかかったものの、勝つことは難しくはなかった。
というかまだまだこの辺は楽なほうだな。この辺で苦戦しているようじゃこれから先話にならないし…。この辺まではまだ外連味なくいけるけど、これから先、まだまだ長い。がんばるぞ。
(「外連味がない〔けれんみがない〕」:ごまかしやはったりがなく、真っ向から向かっている)
ところで、実はギイは「睡眠攻撃改」がセットされた武器を落とすことがある。睡眠攻撃改があればこれからのザコ戦ですばらしく有利にことを運べることだろう。
せっかくだからぜひ手に入れたい。だが、敵がどのキャラクターの、どのようなオートアビリティがセットされた装備品を落とすかは運しだい。
なんとしてもいいキャラクターに睡眠攻撃改がセットされた武器を落としてほしいところだが…。
落とせ落とせ…戦利品は………。
いばらの杖(ユウナ武器:睡眠攻撃改)!!!
一発で落としてくれた! よかった〜〜〜。
これからユウナは睡眠要員です。ふ〜む、まぁユウナならすばやく動けるほうだからいいか。
ワッカなら命中率が高いから、ほとんどの敵を睡眠状態にできるという考えもあったが…。まぁユウナで妥協しましょう。
会話を進めて一行はジョゼ街道を歩んでいく。この時のシーモアのきざなせりふ、好きです。うっふふふふ。