アビリティのみクリアープレイ日誌

【第9話 折伏


 折伏〔しゃくぶく〕
 悪人や悪法をくじくこと。
 もとは仏教用語。


 シーモア:終異体戦を前にして、ここで再び各キャラクターの役割分担、スフィア盤の進み具合などを解説。
 データはシーモアとの戦闘に挑戦する直前のもの。


 
・ティーダ
・ソニックブレイド(さきがけ・物理攻撃+3%)
・テトラシールド(物理攻撃+10%・HP+10%・空き・空き)
・アヴェンジャー(カウンター)
・フラタニティ(物理攻撃+5%・物理攻撃+10%・見破る・水攻撃)
・サンダーシールド(雷無効・空き)

あいかわらずソニックブレイドは必須。さきがけ要員。高いすばやさによる『盗む』『使う』によるアイテム要員。
『挑発』『とんずら』『ヘイスト』『はげます』『集中』によるサポート。
スフィア盤:
標準のコースをたどり『ディレイバスター』を習得したところからテレポスフィアを使用。
リュックエリアの『盗む』の地点にワープし『盗む』『使う』を習得。そこからキマリエリアを経由して『竜剣』を習得。
さらにそこからルールーエリアに向かい『集中』を習得。
ラ系魔法の地点の少し手前にあるLv3のスフィアロックを解除してリュックエリア最終地点で『わいろ』を習得。

 
・ユウナ
・いばらの杖(睡眠攻撃改)
・炎神の指輪(炎半減・HP+10%)
・ワイズロッド(魔法攻撃+5%・魔法攻撃+3%・見破る)
・雷神の指輪(雷半減)
・水神の指輪(水半減・空き)
・氷神の指輪(氷半減・空き・空き)
・安らぎの指輪(完全石化防御・空き)
・まどわざる指輪(沈黙防御・混乱防御)

いばらの杖による睡眠攻撃要員。ティーダと同じすばやさで『盗む』『使う』によるアイテム要員。
また『プロテス』『シェル』『デスペル』『リフレク』『ヘイスガ』などの補助。
スフィア盤:
標準のコースをたどり、『リフレク』『デスペル』地点からリュックエリアに入る。
『盗む』『使う』を習得後、今まで来た道を逆走。
『シェル』『プロテス』の地点からLv3スフィアロックを解除し、ティーダエリアを逆走。
『クイックトリック』『ヘイスガ』『ディレイバスター』『スロウガ』などを習得。

 
・ワッカ
・ハードロック(石化攻撃)
・トラベラーガード(HP+10%・空き)
・リターンマッチ(回避カウンター)
・ホワイトサポート(氷半減・水半減・HP+5%)
・ブラインウォール(暗闇防御)
・ストーンウォール(石化防御)

ハードロックによる石化攻撃とともに『ブラインアタック』などによるステータス変化要員。
スフィア盤:
標準のコースをたどる。最終地点までついたあとは、アーロンエリアに入った後、逆走。
『メンタルブレイク』『アーマーブレイク』を習得するがMP不足で使えない。

 
・キマリ
・メイジハンター(沈黙攻撃改・貫通・見破る)
・四大の小手(物理防御+10%・HP+10%・空き・空き)
・水神の小手(水半減・HP+5%)
・石天の小手(石化防御・睡眠防御)
・冥天の小手(即死防御)

メイジハンターによる「沈黙攻撃」と「見破る」を、また『盗む』『使う』によるアイテム要員。
『プロテス』『シェル』『ヘイスト』による補助要員。
スフィア盤:
キマリエリアのスタート地点から、直行でリュックエリアへ。『盗む』『使う』を習得。
そのままスフィアロックを解除した後、ユウナエリアへ。『リフレク』『デスペル』を習得後、ユウナエリアを逆走。
『プロテス』『シェル』などを習得し、スタート地点でバリアなどを習得。
その地点付近からキマリエリアに戻り、そのままティーダエリアへ。『ヘイスト』などを習得。

 
・ルールー
・ケットシー&デス(即死攻撃・魔法攻撃+5%)
・サイレスリング(沈黙防御・HP+10%)
・サンダーリング(雷半減・HP+5%)
・セーフリング(完全石化防御・完全沈黙防御)
・チキンリング(エンカウントなし・空き)

ケットシー&デスによる即死攻撃。各種属性魔法のほか、『グラビデ』や『バイオ』による魔法攻撃も。
『集中』『ブラインアタック』なども使える。『フレア』も使えるが、待機時間の問題などでとどめにしかつかえない。
チキンリングを装備することにより、ランダムエンカウントの戦闘を避けることができる。
スフィア盤:
標準のコースをたどる。最終地点からワッカエリアに入り、『ブラインバスター』を習得。
そこからワッカエリアを逆走。各種ステータス攻撃を習得後、リターンスフィアで『ブラインバスター』習得地点に戻る。
ワッカエリアの標準コースをなぞる。『連続魔法』を習得させればよかったかも。

 
・アーロン
・進撃の太刀(先制・貫通)
・死龍の腕輪(ゾンビ防御・HP+10%・空き・空き)
・陽炎(貫通・物理攻撃+10%・物理攻撃+5%・空き)
・睡龍の腕輪(沈黙防御・睡眠防御)
・静かなる腕輪(バーサク防御・HP+5%)
・守護の腕輪(完全石化防御・完全毒防御)

進撃の太刀による先制攻撃、高いHPを生かして『鉄壁』。その際彼にはさらに『プロテス』などによる補助も行なう。
『パワーブレイク』などによる敵の弱体化も行なえる。
スフィア盤:
標準のコースをたどる。最終地点付近で『鉄壁』と『ゾンビアタック』を習得。
そのままティーダエリアに入り、逆走。『挑発』を習得。

 
・リュック
・ラグナックル(スロウ攻撃・見破る・空き)
・ソルジャーアーマー(HP+10%・HP+5%)
・サンダーガード(HP+5%・雷半減)
・ブレイクアーマー(石化防御・空き)
・キュアアーマー(オートST回復薬)

高いすばやさを生かして、手数の多さを任せる。ラグナックルによるスロウ攻撃&見破る要員。
『使う』『盗む』によるアイテムの利用と、バリアと『ヘイスト』などによるサポートも行なえる。
スフィア盤:
リュックエリアスタート地点からすぐにキマリエリアを経由してティーダエリアへ。
『はげます』『挑発』『ヘイスト』『とんずら』を習得したら、テレポスフィアを使用してユウナエリアのスタート地点へ。
バリアを習得した後、フレンドスフィアを使用して『メンタルブレイク』付近へ。
(ちょうどフレンドスフィアを使うときに、『メンタルブレイク』の近くにアーロンがいた)
アーロンエリアを逆走して、これから各種ブレイクを習得していく予定。


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 『わいろ』をティーダが習得して、さっそくグレネードに使用。お金はあらかじめ溜めておいたので問題なし。
 
五匹のグレネードにお帰りいただき、合計60個の光の魔石をゲットだぜ!!
 バハムートも魔力を73まであげて、メガフレアの威力に磨きをかける。できることなら使いたくは無いが。

 さて、前回でもある程度解説したが、再度シーモアと幻光祈機の行動パターンを解説。
 
まず、シーモアと幻光祈機はかならず交互に行動するという特徴がある。自分が行動してから、もう片方が行動する前に、もう一度自分のターンが回ってきた場合、そのターンは何もしない(ただし、召喚獣が出現していた場合は、シーモアはそのターンに『一撃の慈悲』を使用する)。
 また、幻光祈機はシーモアの行動によって自分の行動を決めるため、自分が先に動いたり、対応する行動がなかった場合何もしない。

 以上のことを踏まえたうえで、シーモアは「『滅びのヤリ』→『滅びのヤリ』→『デスペル』→…」を、幻光祈機は「『アレイズ』→『アレイズ』→『死刃の交撃』→…」を繰り返す。
 ただしシーモアの残りHPが半分を切るとそれぞれの行動が変化する。それについては後述。
 『滅びのヤリ』でゾンビ状態になったあと『アレイズ』で即死攻撃、『デスペル』で補助効果を消した後、強力な全体攻撃、『死刃の交撃』で甚大な被害を…といった絶妙なコンビネーションを仕掛けてくる。
 『死刃の交撃』はプロテス+防御状態のアーロンなら耐えることはできるが、ディレイ効果もあるため、続く『滅びのヤリ』の連携に耐え切れない。
そのため、『死刃の交撃』を使われる前に光の魔石を投げまくりHPを半分にしなくてはならない。
 そこまでHPを減らすのに『滅びのヤリ』を二回使われるため、ゾンビ防御を持ったアーロンが『鉄壁』で食い止め、かつゾンビを無効化しなくてはならない。
 
戦闘不能になってしまうと、その解除にかかる待機時間と、回復してからの待機時間の関係で、『死刃の交撃』を阻止するのに間に合わない。アーロンに限らず、どのキャラクターの場合でも戦闘不能になるとこのシーモア戦は破綻してしまうのだ。
 単純に1/4の確率である。不可能ではないが…。

 そしてHPが半分まで減るとシーモアはカウンターで『リフレク』を使用。以降は『フレア』と『リフレク』(『リフレク』のターンは、自分がすでにリフレク状態の場合は何もしない)を交互に使用。
 幻光祈機は必殺魔法スタンバイを行なった後、次のターンで全滅必至の攻撃『完全なる破壊』を使用する。
『完全なる破壊』はこのプレイでは全く耐え切ることができないため、再びこの攻撃を使われる前にシーモアを倒す必要がある。


 かなりシビアだが、決して不可能ではないはず。
 
本当に不可能な場合は、バハムートさん(なぜかさん付け)に何とかしてもらいます。できる限りそうならないようにしますけど。

 早速バトル。スターティングメンバーはティーダ、ユウナ、リュック。
 さきがけてティーダがアーロンと交替し、『鉄壁』を使用。次はシーモアの『滅びのヤリ』…たのむ、ゾンビを無効化して…
無効化!! よし!!
 幻光祈機の『アレイズ』は回避。ユウナは『ヘイスガ』を使用。加速したメンバーたち。
 リュックはシーモアに毒の牙を使用。2000程度のダメージと毒効果。
 再びシーモアの『滅びのヤリ』…
ゾンビ無効化!! キタキタキタ〜〜〜!! 毒のダメージで1400!(ちなみに待機時間の関係で、シーモアと幻光祈機の間に割り込んでリュックが行動できたので、もしゾンビになっても回復することは可能だった)
 リュックは光の魔石! 幻光祈機の『アレイズ』後、もう一度ターンが回ってきて再び光の魔石。
 さらにようやくターンが回ってきたユウナと、アーロンをティーダに交替させ、二人もプリキュア…じゃなくて光の魔石!!
 途中シーモアがカウンターで『プロテス』を使用するがどうせアイテムで攻撃するので意味なし。かまわずさらにまたリュックが行動して光の魔石!
 シーモアの『デスペル』! ヘイスト状態が解除された…。次に『死刃の交撃』が来てしまう…が、その前にユウナとティーダが行動できる!!
 ユウナは再び『ヘイスガ』! するとリュックが幻光祈機に割り込んで行動できることに!
 ティーダが光の魔石を使用して、
シーモアがカウンターで『リフレク』を使用。よし! これで行動パターンを変えることができた!
 次に行動するリュックはたった一個だけもっていた清めの塩を使って敵のリフレク状態(とついでにプロテスも)を解除。
 この時点でシーモアの残りHPは30000を下回っている…
あと五個光の魔石を使えば…!!!
 だが、ここで幻光祈機が必殺魔法準備を…やばい、次のターンは『完全なる破壊』…これを使われたらおしまいだ…。
もう反則でバハムートさんに手伝ってもら…。

 
いやまて、シーモアが自分自身に使う『フレア』と、毒のダメージも合わせれば…!!!?
 とにかく光の魔石を投げつける。ティーダが光の魔石を使いダメージ、さらにシーモアが自分自身に『フレア』を使用。
 リフレク状態が解除されているので反射できず自分でダメージ。
バーカバーカ。さらに毒のダメージ。
 この時点であと20000を切っている…。幻光祈機が行動するまでに後こちらは三人が一回ずつ行動できる!!
 さらに幻光祈機の前にシーモアが行動…二回連続でターンが回ってきているのでここでは何もしてこない、にもかかわらず毒のダメージは受ける…!!

 勝てる!! 勝てるぞ!!

 
三人が光の魔石を使い敵のHPを1400以下に!
 そして最後は毒のダメージでオーバーキル!!! やったぞ!!!

 沈み逝くシーモア。もう邪魔すんなよ!!
 とにかく勝った、勝ったんだ〜〜〜〜……
って、え? オーバーキル? なんで??
 シーモアのオーバーキル値は3000。毒のダメージは1400。全然足りていない。しかも、たとえオーバーキル値以上でも、毒のダメージではオーバーキルは成立しない。これはどういうことなのだろう…。

 
後で検証してみた結果、「毒で自滅する直前の行動でオーバーキル以上のダメージを受けていた」という場合でもオーバーキルが成立するようだ。
 実際にサンドウォームを毒状態にして、毒で自滅する直前に1432(サンドウォームのオーバーキル値)以上のダメージを与えたら、直後の毒でオーバーキル。
 ふむ、このプレイではじめて知ったよ。通常プレイでは知りえないことを知ることもできるのがやりこみなんだな。

 とまぁなんとか倒せた。ぎりぎりの辛勝だが、バハムートさんに頼ることなく攻略できたのは大きいぞ!
 このバトルは運が良かったって言うのもあるな。1単位での待機時間の問題(うまく行動順番が調整された)もあったかもしれない。
 キマリ、ルールー、ワッカの三人がこのバトルではまったく行動できなかったのだが…。

 
ちなみに今回は使わなかったが、シーモアには沈黙が効くため『デスペル』などは封じることが可能。
 また幻光祈機の『アレイズ』はリフレク状態で反射することができるため、ゾンビ状態になったキャラクターをリフレク状態にすることで即死を防ぐことが可能。
 ただし、これらの方法は今回のプレイではあまり有効とはいえなかったため使用はしなかった(沈黙は有効だとは思ったけど)。
 通常プレイでは使いようによっては有効なので実行可能ならやってみるのも一興かと。

 ところが、このシーモア戦、三回全滅しています。
(全滅回数:5回)
 一回目:回避カウンター作戦の失敗。詳しくは前話を参照。
 二回目:最初の一撃のゾンビを無効化できずアーロンが死に、破綻。
 三回目:1/4でアーロンはゾンビを無効化したが、
メンバーを全員参加させることにこだわっていたら、ルールーが遅くて『死刃の攻撃』を阻止できず木っ端微塵。
 四回目:
撃破!

 意気揚揚として先へ進み、途中で長いイベントを見て、ガガゼト登山洞窟へ。
 現れる敵は睡眠+毒状態と、必要であれば『グラビデ』や炎の魔石でのHPを削る手段で、毒殺を手助けすることで充分対処できる。
 唯一、ダークプリンは即死、石化、毒をすべてガードする上、HPが減ると『ホワイトウインド』のHPの回復や、属性攻撃半減などの手段も持つ。
 ただし、こいつはゾンビを無効化できないため、『ゾンビアタック』を習得したアーロンがゾンビにした後、フェニックスの尾で一撃。またダークプリンは沈黙が効くので、サイレントマインを使えば『ホワイトウインド』以外の行動を碍げることが可能。その間に星のカーテンを極限まで盗んでおく。リフレク状態はこれから先も活躍してくれるはず。

 水中のバトルも特に問題はないが、石化がなかなかかからない可能性を考慮して、
リュックに技スフィアで『ゾンビアタック』を習得させる。
 というのも、アケオロスやレイジングスパイクは何かしらの行動に対してカウントを行ない、それによって全体攻撃を使ってくることがある。
 特にアケオロスは、三回何かしらの行動を受けるだけで全体攻撃『ソニックウェーブ』を使用してくる。睡眠で行動を抑えることができるが、『ゾンビアタック』でゾンビにした後、フェニックスの尾を使っていくと確実な上安全(回避されない限り確実にゾンビ状態にできる)。
 さらにこの『ゾンビアタック』はこれから先、ユウナレスカ戦で非常に役に立つ。

 洞窟内の仕掛けをすべて解除。
第一の試練(ワッカのボールを投げるやつ)でなぜか15回(たぶん)連続失敗。なぜこんなに失敗したし。
 水の魔石やエーテル、星のカーテンなどをたっぷり入手して、洞窟出口でセーブ。
 洞窟を出ると聖地のガーディアン戦が待っている…。
 強敵だが、前もって充分考えておいた対策と、シーモア=終異体を撃破した自信を武器に、果敢に挑んで行こうと思う。
 がんばるぞ!




 
おまけ:どこか一箇所、『死刃の交撃』が「死刃の攻撃」になってるぞ。よかったら探してみてね。

 

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