アビリティのみクリアープレイ日誌

【第15話 呵成】


 呵成〔かせい〕
 物事を一気に進めてしまうこと。


 ここからはエキストラ。バハムートを使うというあんぽんたんな禁じ手を使ったとはいえ、クリアはクリア。
 しかし…
何勘違いしてやがる、まだこのアビリティのみクリアーは終了していないZE☆
 アルテマウェポンやオメガウェポンとはまだ戦っていない。
 また、モンスター訓練場の一部のモンスターはこのプレイでも充分立ち向かえるはず。オーバードライブ技や武具の改造などなくとも、一部のモンスターにはアビリティを駆使すれば互角に戦えるのだ。このエキストラは、その証明とも言える話である。
 まぁ、恥を雪いだつもりの話ともいえるが。はぁ…ジェクト倒せないかぁ…。


 さぁ、これからモンスターの捕獲をすることにしますかぁ。そんなわけで、モンスター訓練場を解禁。
 これにともなって、制限の一部を、必要に応じて解除・変更するので、ここに紹介しておく。

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モンスターの捕獲について

 
・モンスター訓練場をどのように使用してもよい。特定のモンスターからアイテムを稼いでも可。
 ・モンスターの捕獲を行なう目的であれば、必要であれば「ほかく」がセットされた武器にどのようなオートアビリティを改造で追加してもよい。
 ・モンスターの捕獲を行なう目的であれば、必要であれば「さきがけ」「先制」のオートアビリティを武器に改造で追加してもよい。
 ・必要であれば召喚獣を利用しても可。


 
モンスター訓練場でのオリジナルモンスターとの戦闘について

 
・オーバードライブ技の使用、召喚獣の使用、武具の改造は基本的に禁止を継続する。
  ただしそれらを使わなくても結果的に勝てる、という状況であれば、効率よくバトルを進めて時間を短縮するという目的のために実行を許可する場合がある。
 ・全滅しても、それを全滅回数に数えない。
 ・オリジナルモンスターから入手した装備品は基本的には使用しないが、必要であるなら許可する場合がある。

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 そんなわけで、ティーダ・アーロン・ワッカの三人の「ほかく」がセットされた武器をモンスター訓練場で購入。
 アーロンのには「即死攻撃」を(「即死攻撃改」をセットできる異界の風がなかった)、ワッカのには「石化攻撃改」を改造で追加。
 さらに、ティーダ・ユウナ・リュックの三人にはキーリカで買った「空き*3」の武器に「見破る」「さきがけ」「先制」の三つのアビリティを改造で付けた武器を持たせる。

 
ブリーダーソード(ティーダ武器:ほかく・空き)
 封鬼の太刀(アーロン武器:ほかく・即死攻撃)
 ノーゲーム(ワッカ武器:ほかく・石化攻撃改)
 ソニックブレイド(ティーダ武器:さきがけ・先制・見破る)
 ウィンドロッド(ユウナ武器:さきがけ・先制・見破る)
 ヴァンガード(リュック武器:さきがけ・先制・見破る)

 以上の装備品を用いて、これから捕獲を行なっていく。
 
(これらの改造は行なわなくてもほぼすべてのモンスターを捕獲することは可能だが、効率よく、負担を軽減するために今回はオートアビリティを追加して捕獲を行なう)


 さて、準備は整ったし、飛空艇で世界各国を回ってモンスター捕獲にいそしみますかぁ。

 
ビサイド島:全く問題なし。どうやったらここで苦労できるのか教えてくれ。
 
キーリカ島:全く問題なし。ついでだからはぐれオチューを光の魔石でぶっ飛ばしておいた。
 
ミヘン街道:全く問題なし。書くことがない。
 
キノコ岩街道:全く問題なし。書くことがない。
 
ジョゼ街道:いつまでたってもシームルグが出てこないので、シームルグだけ捕獲しないまま次へ。
 
雷平原:サボテンダー?の捕獲に手間取ったが、特に問題はなし。
 
マカラーニャ:全く問題なし。
 
ビーカネル島:HPが高いうえ、即死も石化も効かないサンドウォームとズーは、毒と魔石などを併用して捕獲。あとは問題なし。
 
ナギ平原:ここは性質上一番最初に行なう場所。問題なし。モルボルは『挑発』とアイテムを併用。
 
谷底の洞窟:アイテムなどを併用しつつ特に問題なし。
 
ガガゼト山:ダークプリンはゾンビ状態にしてから回復アイテムを併用することで捕獲。水中でのバトルはこちらの人員が限定されるが石化で問題なし。
 
シンの体内捕獲してねぇ。
 
オメガ遺跡:デビルモノリスとモルボルグレート以外は捕獲。この二匹は捕獲をする必要がなかったので捕獲しなかった。スピリットに対しては『挑発』を併用。

 
(捕獲は「倒せる見込みのあるオリジナルモンスターを出現させるために捕獲が必要なモンスター」を対象に行なっている。該当しないモンスターは捕獲してもしなくてもどちらでもよい)


 とまぁ、世界を回ってかなりのモンスターを捕獲し、オリジナルモンスターもたくさん出現した。
 さぁ、これから計画を練りに練って、果敢にも挑戦しますかぁ。


 …と言いたいところだが、その前にやることがある。
 そう、オメガ遺跡の奥に潜むアルテマウェポンとオメガウェポン。オリジナルモンスターの撃破はこいつらに挑戦してからでも遅くはない。
 というわけで、オメガ遺跡のモンスターを捕獲しつつ、奥に進んで…。
 なぜか今来た道から現れたのはオメガウェポンの影、
アルテマウェポンとの戦闘。

 まずアルテマウェポンの行動パターン。
 「通常攻撃→『コンフュ』か『サイレス』か『ブレイク』のいずれか→『コアエナジー』→『コンフュ』か『ホーリー』か『スリプル』のいずれか→通常攻撃→『リヒトレーゲン』→…」を繰り返すのみ(こちらが召喚獣を呼び出している場合は魔法は使用せず、他の三種の行動を規定順に行なう)。
 
アルテマウェポンは、防御率こそ高いものの、沈黙と暗闇のステータス異常が有効であるため、通常攻撃と各種魔法は封じることができる。防御率が高いとはいっても、アイテムによるステータス変化は発生確率が254%(一部例外あり)なので、サイレントマインとスモークボムで簡単に沈黙と暗闇にすることができる。
 よって脅威となるのは『コアエナジー』と『リヒトレーゲン』の二つのみになる。
 『コアエナジー』は強烈な単体魔法攻撃で、シェルで軽減しても耐え切ることは難しい。耐えることよりも、いっそのこと戦闘不能になった後蘇生させた方が結果として効率がいいので、こっちはクリアー。
 問題が『リヒトレーゲン』。これは全体攻撃の上、シェルでもプロテスでも軽減できない。軽減手段は『集中』による防御力アップしかない。しかもそれだけでなく「HP+○%」などを併用した上でHP2倍状態になってないと耐え切ることが難しい。計算上は可能なのだが…。
 
なので、耐える対策を立てるより、それを使われる前に倒した方がやっぱりよい。幸い『リヒトレーゲン』はターンサイクルの一番最後なので、それまでに至高の魔石を連発するなどしてHPを減らしてしまえばぎりぎり勝てる…はず。

 いけるはずだ。さぁ、バトル。
 
…と、その前に言い忘れていたことがあった。
 以前の日誌で、ビーカネル砂漠に着いたあたりと、シーモア=終異体とのバトルの直前に当たるところで装備品とアビリティの習得状況を解説していた。
 本来ならジェクト戦の前などでも再び解説しておくべきなのだが、実はと言うと、シーモア=終異体でのところから、アビリティの習得状況はほとんど変わってない。
 
なんかスフィア盤を進めるのが面倒くさくなってきて、それほど進んでいないのである。

 一部変化はあるけど、全部説明する必要はあまりないと思うので、これから先の日誌で必要なものだけ併記しておきます。
 装備品もここまで冒険を読み進めてきた方ならなんとなく分かってくれるし、重要な装備品は逐一明記しているので、あえて解説は載せません。
 というか、あの解説やたらスペースとるんだよね。

 さ、気を取り直してバトルバトル。
 このアルテマウェポン戦もできる限り早く終わらせたいので、メンバー交替はしない。
 スターティングメンバーはティーダ、ユウナ、リュック。もちろん、すばやさの高い三人。どうせ『コアエナジー』は充分準備をしたアーロンぐらいしか耐えられないので、HPの高さなど問題ではない。
どれだけすばやく動けるかが重要なのだ。
 さきがけて行動したティーダがスモークボムを使用。これで次に行動するアルテマウェポンの通常攻撃は回避。
 
まぁ、暗闇状態でも1/10の確率であたることがあるんだけど、その時は諦めましょうね。
 通常攻撃は回避。
 続くリュックは『ヘイスガ』(白魔法スフィアで習得した)、全員加速。
 次に行動するティーダとユウナはサイレントマインを使用した後、あとは至高の魔石を連打!!! あたたたたたたたァ!!!!
 敵は魔法は使えず無行動、かまわず至高の魔石!!
 次に『コアエナジー』でリュックが蒸発するが、すぐさま蘇生。
 再びヘイスト状態にしたら、いや、ぶっちゃけヘイスト状態にする必要もないぜ、そのまま(以下略)

 
撃破!!!

 
究極兵器? なに寝ぼけてんだ?


 そのまま奥に突き進み(本当は戻ってセーブしたんだけど)、
続いてオメガウェポンとの戦闘。
 アルテマウェポンよりも能力値が全般に高く、使用する魔法も強力になっている。特殊攻撃は基本的に一緒だが行動パターンが異なる。 「『コアエナジー』→『ブレイク』か『コンフュ』のどちらか→『リヒトレーゲン』→『グラビデ』か『アルテマ』のどちらか→…」を繰り返す。
 ただし、各行動に1/3の確率で通常攻撃を使用する場合があり、それを実行した場合はもう一度同じターンでの確率分岐を実行する。
 (例:『コアエナジー』のターンなら、2/3の確率で『コアエナジー』を、1/3の確率で通常攻撃を選択。『コアエナジー』を選択した場合は、次のターン行動に移行。通常攻撃の場合は再び、2/3の確率で『コアエナジー』を、1/3の確率で通常攻撃を選択、というターンを実行する)
 そして、通常攻撃の場合は5、それと『サンシャイン』以外の行動を行なった場合は2のカウントを刻み、それが合計30以上になったら必殺の攻撃、『サンシャイン』を使用する。
 アルテマウェポンと違って暗闇と沈黙も効かないので、行動を封じることはむずかしい。



 
というか倒すの無理。

 最短で三ターン目に全体攻撃の『リヒトレーゲン』が待ち構えている。それがなくても『アルテマ』と『サンシャイン』も強烈な全体攻撃。
 
もう挑戦する前から結果は目に見えております。諦めてバハムートさんに吹っ飛ばしてもらいましょう。スイマセン。
 適当に殴った後『メガフレア』で木っ端微塵。

 オメガウェポンに向かってティーダ固有ボイス。

 
「やばそうッスよ!?」

 
知っとるわボケ。

 結局このプレイではオメガウェポンも倒せないのか…。ああ。


 というわけで、このプレイで倒せなかった敵(モンスター訓練場のオリジナルモンスターは除外)。

 
・ジェクト(ブラスカの究極召喚)
 ・オメガウェポン
 ・モルボルグレート

 …モルボルグレートは理論上は倒せるかもしれない。
 シンの体内に出現するモルボルグレートは先制攻撃をしてこないので、こちらが先制攻撃を行い、相手を挑発状態にしたうえで『ディレイバスター』を連発するとか…。
 (挑発状態でないときに『ディレイアタック』か『ディレイバスター』を使用すると『食べる』でカウンターされる。モルボルグレートはスロウとヘイスト状態はGUARDなので、チョコボの尾や金の砂時計によるディレイ効果は意味がない)
 また、これは理論上ではあるが、『くさい息』を使用されても、
キュアアーマー(リュック防具:オートST回復薬)をリュックが装備していれば、混乱とバーサクを回避すればステータス異常は万能薬で回復できるので、行動を起こすことは可能になる。
 モルボルグレートは、死の宣告のカウントは5なので、5ターン耐えるとか…。
 とはいえ、混乱の発生確率は80%、バーサクの発生確率は30%、これらを回避するとなるときついな…。
 『ディレイバスター』連発するにしてもMPが少ないから厳しいし、『ディレイバスター』自体の動作時間がもっと厳しい…。
 ああ、やっぱりモルボルグレートも無理か…? ぬぐぐぐぐ…。


 なんかどんどんこの日誌のふがいなさが露呈してきちゃうので、もうやめて、次の話はモンスター訓練場に入っちゃいましょう。
 モンスター訓練場の凶悪なオリジナルモンスターたち。
 だが、いくつかのオリジナルモンスターには致命的な穴があるんだ。それをどんどん穿っていくよ。

 
ぃよぉし、がんばるよぉ〜!

 

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