低レベルクリアーINTプレイ日誌

【第九話 秘境!世界に残された場所!】

 FF12の世界に全31体いるハントループのモンスター。強敵がそろっている印象があるが、意外にも中心となっているのはレベル45前後の敵。FF12は基本的にストーリーの進行度に合わせてこちらのパーティのレベルと同じになるよう敵のレベルが設定されているので、レベル45と言ったら大灯台くらいか。というわけでストーリー上で倒すレベルであり、この低レベルの条件においても特別強い敵ではない。
 それに比べてレベルが高く、強敵であると言えるのは・・・

 クリスタルナイト (クリスタル・グランデ/ア・シフト・カンブル・ラ)  Lv61〜62
 ディズマ      (ルース魔石鉱最奥)                 Lv59〜60
 アヴェンジャー  (大灯台中層/幻惑の層)               Lv61〜62

 この三体か。特に注意すべきなのは、三番目の「アヴェンジャー」。瀕死状態になると魔法障壁を張ったうえ全体魔法のアーダーを3発放ってくるという、雑魚とは思えない驚異の行動パターンを持つ。3回目の収集プレイの時は、Lvが70くらいあったのに「『アーダー』2回でメイン死亡→3回目のアーダーでサブ死亡」というまさかの全滅を喰らわされた。
 しかし今回の低レベルプレイでは、あらかじめ雑魚を全滅させた上で「アーダー」に同時に三人が巻き込まれないようにしながら戦う、という基本的な戦術で大灯台を上る途中でやっつけてしまった。さらにクリスタルナイトもクリスタル・グランデ奥に行けるようになった時点で倒してしまったので、残っているのはたくさんの弱い奴と「ディズマ」のみ。よし、じゃあ順番に片付けていくか。

 ということで世界を回りながら敵を順番に倒していく。出現条件もそれが分かってさえいれば、それほど厳しいやつはいない。ということで予定通り「トウルヌソル」の素材を集めながら倒し続け、エンゲージを29個持っている状態に。開始試験で渡すものを除けばエンゲージは全30個だから・・・残っているのは「ディズマ」だけか!行くぜ!
 こいつ大変恥ずかしいことに「オイル」が効くため、ナパームショットで3倍ダメージを与えられる。だからすぐに撃破可能・・・と思いきや、数発攻撃を加えたところでディズマの「ダーガ」。なんと全員が5000ダメージを受け一発退場。ごっ、5000・・・!ゾディアークのコラプスで6000なのに・・・この程度の雑魚がそれに匹敵する破壊力を持っていようとは・・・!
 仕方ないので奥のセーブポイントまで死に物狂いで走って逃げ、セーブクリスタルに触れて状況を立て直す。・・・ん?これが出来るということは・・・まさか・・・。
 思い立ったら早速やるのが俺。ヴァン・バルフレア・フランに銃と炎弾丸を装備させ、全員攻撃態勢にして隣のエリアに移動。するとディズマは律儀にそこで待っていた。やはり・・・。ということで、全☆力☆攻☆撃☆DA!→メインが全滅したらセーブクリスタルで回復、のチキン戦法を繰り返しディズマ撃破。あー、うん、せこいな、俺。

 これでハントループのエンゲージ証が30個集まったわけだが・・・せっかくルース魔石鉱最奥まで来たので、ランクH「謎の男」・・・もとい、ギルガメッシュと戦ってみる。勝てないなら勝てないで仕方ない、その時は出直すだけだ。
 ということでセーブしてから戦闘開始。まずはインディコ藍装備のパンネロが登場し、オイルを使って相方のエンキドゥをオイル状態にする。そしてナパームショットで集中攻撃してエンキドゥ撃破。FF12のバトルはとにかく敵の数を減らすことがカギになるからね。
 その後はごく普通に戦っていく。敵の攻撃はそれなりに痛いが、「ほろろの根付」装備のヴァンのエクスポーションで4275も回復できるので、相手からのダメージを十分カバーできる。ヴァン・バルフレア・フランのパーティではギルガメッシュの「レベル2睡眠」で二人が眠ってしまい残念だが、それもステータス回復薬で何とかなる。「レベル3ドンアク」「レベル4ブレイク」を使うターンは完全に隙。ということでアイテムを惜しみなく使いながら戦い・・・ギルガメッシュ撃破。
 ふう。インターナショナル版になってあらゆる面でこっちの戦闘能力が強化されたのに、こいつはそれほど強くなっていないみたいだから、それで弱体化したように感じたのかもな。ん・・・いやでも、実は前回低レベルでもそれほど苦戦してなかったみたいだな。実はこいつそんなに強くないのかも。

 ということでフォーン海岸に行って攻撃5、防御20、その他5の割合でエンゲージを渡し、防御大好きバンガを優勝させ「最強の盾」入手。回避75、魔法回避45!何という高性能・・・無印時代からこれなら良かったのに・・・。
 更にハントショップでギルを支払って「菊一文字」「ホーリーランス」「イージスの盾」「デュエルマスク」「白の仮面」「黒の仮面」「ミネルバビスチェ」「プラチナアーマー」「マクシミリアン」「盗賊のカフス」「ルビーの指輪」入手。デュエルマスクはもちろん、白と黒の仮面も今回は自由に購入できなくなっているので、価値があるのだ。
 ついでにミリアム遺跡/ゼロムス跡地でダークロードを狩って金を稼ぎ、今まで集めたアイテムを売却して「ヒマワリの花」600000ギルを登場させ購入、「トウルヌソル」入手。攻撃力138・・・なんだこのとても微妙な弱体化は・・・。素直に攻撃力140で良かったんじゃ・・・。

 無属性の強力な武器が手に入ったので、召喚獣「キュクレイン」戦へ向かう。こいつ聖属性が弱点と見せかけて全属性を半減するため、トウルヌソルを入手するまで待っていたのだ。前回プレイで使った「最強の矛」はインタ版では入手が難しいし、そもそもジョブの都合上装備出来ないし・・・。
 いつも通りのkmyムービーを見て戦闘開始。まずは使い魔のフォーバーをエクスカリバー装備で全滅させる。メンバー全員の行動を100%の確率で封印するキュクレインの「ドンアクガ」があまりに凶悪であるが、使い魔さえ倒してしまえば「ファイアフライ」を装備する必要がないので「黒帯」で無効化できる。あとは500程度のダメージの弱い攻撃しか持ってないので、トウルヌソルで一発1500のダメージを与え続ける・・・。しかも打撃が回避可能と来たもんだ。HPだけは高かったのでそのまましばらく戦い・・・不浄王キュクレイン撃破。ふう。不浄王?・・・腐嬢王?

 次は召喚獣「カオス」戦・・・の前にメダルイベントを達成して、ナブディスをくまなく探検する。ハントループの「ヴォーレス」を倒すついでにナブディス捜索はやったので時系列的には若干前後するが・・・ややこしいのでここで。
 ナブレウス湿原側から入ったのでまずボス「フューリー」戦。弱かった。以上。
 次は気高き者たちの間でトレジャーを出現させ「ブレイブ」「血塗られた盾」入手(・・・と簡単に言うが、後者は30回ほどのマラソンを要した)。血塗られた盾!スリップ・毒・スロウの悪性ステータス異常を負うものの、回避率90を得ることができる、低レベルクリアーではとても便利な盾。さっそくアーシェに装備させる。ビブロスの骨と併せて回避率100・・・よし、絶対回避体制が完成したぜ!これで回避可能な攻撃は全て防御できるようになったはず。
 さっそくその効果をボス「フンババボス」で試してみる。こいつはバーサク状態にすると回避可能な打撃攻撃を連打するしか能がなくなるので、絶対回避状態の殿下をデコイ状態にすれば完封が可能。さあ、行くぜ!今回命中率が100%となった「バッカスの酒」を使って相手を狂戦士状態にし、アーシェに攻撃を引きつける。これで楽勝・・・!と思ったが、なぜかアーシェにたまに攻撃が通ってしまう。回避率100%なのに攻撃が命中する?それはおかしい。何かが間違っている。
 ・・・戦闘後アルティマニアで調べてみると、画面上では武器と盾の回避率はその和が表示されるが、実際は「盾」→「武器」の順に別々に計算されているという。ややこしい・・・じゃあ足すなよ・・・。無印時代は「盾回避率アップ」の影響で血塗られた盾装備時の回避率が105となり、それだけで絶対回避が成り立っていたから、このことに気付かなかったんだな・・・。

 まあそれはともかく、先に進めることにする。セーブしてアイテムを補充しいよいよ「カオス」戦。前回は強力な武器を装備して「遠隔攻撃」で戦ったが・・・今回のインタ版では何と「バランスの魔片」が店で買えるというまさかの神仕様になっているスタッフのみなさんありがとうって感じなので、それを使って戦う。バブル状態のヴァンが5000以上の大ダメージを連打。敵の攻撃が恐ろしいところであるが・・・打撃も1000弱、「トルネド」はなんとダメージ0というがっかりな感じだったのでそのまま戦う。途中「エアロジャ」で全員が混乱させられたので一回だけ控えメンバーを使ったものの、そこ以外では特に苦労することもなく撃破。うーん、もうちょっと強くても良かったけどなあ。

 残っていた二体の召喚獣を倒し・・・無限に広がっているかに見えるFF12の世界も、着々と終わりに近づいてきた。
 「イクシオン」「神」「キングベヒーモス」・・・そして「ヤズマット」「オメガmk.XII」「ゾディアーク」
 それから・・・・・・。

 カオスを超えて終末が近付く・・・。

 

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