低レベルクリアーINTプレイ日誌
【第十二話 邪竜!怒れる神と対する間!】
「CEROBI MARATHON
2007 - JOURNEY OF THE AIRED BOY」から。
石化弾(*2):エリア切り替え後、カメラを動かすだけでトレジャーのある/なしを視認でき、さらに運も良かったので1時間ほどで二つ集まった。
ぐりぐりばんばん:これもエリア切り替え直後のカメラ移動でトレジャーを発見できる。1/1000はきつい・・・と思ったが、なんと2時間ほどで入手。リボン現象の裏返しでついてるぜ俺!
サークレット:北から訪れるとカメラを動かすまでもなくトレジャーが見える。同エリアの「デュエルマスク」より先に入手。
デュエルマスク:セーブポイントのあるマップ近くの岩陰に何度も突撃。「サークレット」入手後から20分ほどで手に入れた。
ローブオブロード:ブレイブ1個目から2時間ほどで入手。
直前には1/500トレジャーの「ラストエリクサー」→(5分)→「魔力のシシャーク」→(まさかの連続)→「シェルシールド」というパターンがあった。
シシャークもシェルシーも、これ以上手に入れたところで装備できないから意味無いんだよなこれが・・・。
フォーマルハウト:なかなか渋かったが、ローブオブロード後3時間ほどで入手。
ブレイブスーツ(*2):一個目はすぐに入手できたが、二個目が結局最後まで残った。フォーマルハウト後5時間で二個目入手。
・・・というわけでセロビマラソン2007(2007年9月10日-9月17日)完走。マラソン期間は一週間くらいと考えていたから、大体予想通りに終わったと言えるな。
終了時のプレイ時間表示は98時間10分45秒。結局、かかった時間は16時間程度ということになる。もうちょっと時間的にはかかるかなと思ったけど、ぐりばんやサークレット・デュエルマスクが早く手に入った分時間が縮まったみたいだ。良いことだ。うむうむ。
さて、満足のいく装備品が集められた。
これでどうなるかというと、例えば次のような装備を同時に実現できることになる。
◆ヴァン (シカリ)
フォーマルハウト / 石化弾
デュエルマスク / ブレイブスーツ / リボン
◆バルフレア (機工士)
アルデバランY / 石化弾
デュエルマスク / ブレイブスーツ / リボン
◆フラン (機工士)
フォーマルハウト / 石化弾
デュエルマスク / ブレイブスーツ / リボン
◆バッシュ (ナイト)
トウルヌソル
グランドヘルム / グランドアーマー /
バブルチェーン
◆アーシェ (赤魔戦士)
ビブロスの骨 / 最強の盾
サークレット / ローブオブロード /
バブルチェーン
◆パンネロ (白魔道士)
フェイスロッド
サークレット / ローブオブロード /
バブルチェーン
・・・き、気持ちいい。ここまで最強セットを揃えるのが快感だとは。
ここまでこだわらなくても、モブ討伐を終えるくらいまでで十分強力な装備は集まるが・・・しかし、セロビマラソンで苦労した分、このキャラクターたちへの愛着も強い。このキャラたちなら、どんな強敵とでも互角以上に渡り合えるはずだぜ!
そんなふうにキャラクターへの愛着を増やせたという点で、このマラソンは苦労に見合う価値があったと思う。
というわけで、まずは裏ボス戦への導入となる大ボス「魔神竜」戦。ヤズマットには遙かに及ばないものの、893万711という強大なHPを持ち、強力な攻撃を数多く持つ難敵である。こいつを倒せないようなら、ヤズマット・オメガmk.XII・ゾディアークの三大裏ボスは遙か遠い・・・。が、今のメンバーなら戦えるはず。さあ、行くぜ!
ちなみにここからは敵の攻撃のダメージや戦闘時間が尋常ではなくなり、普通にアイテムで回復していてはすぐに物資が枯渇してしまうので、デコイ・リバース作戦を導入することにする。敵の攻撃を味方一人に集中させる「デコイ」、ダメージと回復を逆転させる「リバース」を使って敵の攻撃を耐えしのぐおなじみの戦術で、どれだけダメージが大きくとも「リバース」の効果が切れない限り、相手の攻撃に耐えしのぐことが出来るのが最大の利点である。特に低レベルクリアーでは、最終盤で必須の戦い方だ。
特にインタ版では「リバース」の効果時間が約2倍になったうえに命中率は上がり消費MPが下がり、さらに「リバースの魔片」というアイテムまで用意されたという、まさにデコイ・リバース作戦に対する至りつくせり。俺のようなFF12大好きやり込みゲーマーのためにこんな風にしてくれたんだろうな、嬉しいな。
ってことで前置きが長くなったが、ソーヘン地下宮殿の謎解きをして「怒れる神と対する広間」で魔神竜と戦闘開始。
こいつは炎属性を半減するもののオイル状態にすることができ「ナパームショット」の銃撃で1.5倍ダメージを与えることができる・・・ということでそれを使ってサクサク攻撃。エルメスのくつを装備しながらバッカスの酒を使い、ブレイブ+ヘイスト+バーサク状態になってアルデバランYで攻撃するバルフレアが主力で、一発15000ダメージを与えることができる。アーシェから魔法効果を受けリバース盾となるヴァンもブレイブスーツを着て「フォーマルハウト」+「ナパームショット」で攻撃。こちらもHP満タン攻撃力UPの効果を得れば10000程度のダメージを与えることが可能。このとても低レベルとは思えない二人でガリガリと削っていく。
そんな感じで最初は順調だったが、HPを10%分減らしたところで特殊技「ジャッジメント」で一気に状況を崩された。全員4000ダメージ+ストップの追加効果・・・。オリジナル版の時はちょっと離れれば一人しか喰らわなかったが・・・INT版では攻撃範囲が増えたのか?FF12INTアルティマニアにはそんなことは書いてないが・・・。
この攻撃を喰らうたびにメッタメタになっていてはたまったものではないので、ヴァンはリボンでストップを無効化し、アーシェは賢者の指輪でダメージを吸収することにする。これならまあヴァンがリバース状態で「ジャッジメント」を受ければ、一撃で状況を崩されることはなかろう。
戦う・・・戦う・・・。倍速モードを使えばあっという間に相手のHPは減っていく。何と言っても、HPはヤズマットの1/5だからな。一度全滅しそうになりながらも控えメンバーで状況を立て直し・・・そのうちにHP20%〜30%の「ひっかき」連打モードに。「ひっかき」は一発2500ダメージの待機時間が極めて短い攻撃で、前回はこのモードへの対策にかなり手を焼いたものであった。さて、今回は・・・バブル状態になったヴァンがHPが8000近くあるので、アーシェがデコイ・リバース・プロテスで全力で補助すればほとんど死ぬことはない。むしろ単体攻撃だけでメンバー同士を離れさせる必要がなくなったから、楽になったくらいだ。
そうして削って行くうちに魔神竜は「ジャッジメント」を放ち、次の「ペトロブレス」連打モードに。無印低レベルの時はここで一時的にリバース作戦をやめ、「エクスポーション」で回復して戦っていた。ということで、今回も早速そのようにガンビットを付け替える。これで楽チンだぜ!
・・・と思ったが、ジョブシステムのせいでオリジナル版ほど自由に装備を組むことができず、攻撃を繰り返している間にどうしても「ペトロブレス」にヴァン以外の味方が巻き込まれてしまう。で、一度誰かが死んだらもう大変。フェニ尾で復活しても次のペトロブレスで一撃で殺されてしまうため、蘇生→死亡を繰り返してどんどん状況は悪くなっていく。このゲーム、相手の攻撃に一発は耐えられないと確実に戦線が崩壊するんだよな・・・。危なくなってきたので、急遽ヴァンが「リバースの魔片」を使って自身をリバース状態にする。魔神竜の攻撃にギリギリで間に合い、なんとか状況を立て直すことに成功した。「リバースの魔片」は便利だけど大量に集めるのは大変だから、出来るだけ節制していかないと行けない。
もう一度同じことをやっても再び同じ崩壊が訪れるだけなので、おとなしく再びデコイ・リバース作戦に戻す。すると今度はうまく魔神竜の攻撃を受けられた。うーん、インタ版。データとして分かる点でも、それ以外の点でも、やはりオリジナル版と大きく変わっている。同じ戦術が適用できるなんて、そんな都合のいいことは考えない方がいいな。
ということで魔神竜の体力を削って行き、残りHP10%以下モードに。このモードではひたすら「アンチ」(HP・MP逆転)とガ系魔法を交互に繰り返す。ここだけは前と同じく、ヴァンがリバース状態になりながらイージスの盾で魔法を受け止め戦う。「ダーガ」が威力他のガ系魔法の約2倍と高い上に回避不能っぽくてとても厄介だったが、このパターンは隙だらけなのでヴァン・アーシェがうまく連携しながら攻撃を受け流し、バルフレアが遠くから狙撃をする。この基本体形で全く問題はない。
そんなこんなで凄い勢いでダメージを与えていき・・・崩れ落つ邪竜。魔神竜撃破!
・・・前回は負けそうになったら外に逃げて状況を立て直すチキン戦法で戦ったが、今回は正真正銘ROUND1での勝利。時間は高速モードを使って約30分。
感想を言うと、難しくなってた。確かに装備品の強化やダメージ限界突破制導入などにより攻撃力・防御力は増したけれども、「リバース」や「アレイズ」などの汎用性の高い魔法を全員がは使えなくなってしまったのが非常に痛い。もう、これは他の利点を食いつぶしてなお有り余る最大の欠点。だからこそ、インタ版では新しい戦術が求められる。逆に考えれば、新しい戦術を必要とさせるために、こういう魔力に関係なく使える便利な魔法をあえて封印したのかもしれないな。
魔神竜を倒したので、この世界に残された敵は「ヤズマット」「オメガmk.XII」「ゾディアーク」のみ。今までの敵でもそれなりに苦戦させられた奴はいたが・・・どんな強敵であろうと、この三体にはかなわない。この三体は他の"普通の"敵と比べ、別格の体力・攻撃力・能力値を持つ。
これまでの道は全てこいつら・・・「三大裏ボス」を倒すための準備であったと言っても過言ではない。このサイトでは基本的にプレイ日誌を一話10KBで区切っているのだが、前回プレイ日誌でのこの三ボスとの激戦はそれぞれ20KBを超す長文となった。それだけの描写を必要とする、FF12を象徴する裏ボス達なのだ。
そんな奴らといきなり戦っても絶対に勝ち目はないので、とにかく準備できるものは準備しておく。「最強の盾」(魔神竜戦後のエリアに1時間粘着して入手)に「ラバーコンシャス」や「黒のローブ」と言った役に立ちそうな防具、「デュランダルA」や「おろちN」(「おろちん」?)といった強力な武器、「カメオのベルト」「ほろろの根付」などのアクセサリを出来る限り人数分手に入れ、店売り装備品も全て購入する。最後にヘネ魔石鉱・区間連結ラインCのトレジャーに粘着し「リバースの魔片」を99個入手。セロビマラソンとかに比べれば遙かに楽だった。
・・・こんなものか。この後もう大規模な稼ぎはなくなってしまうだろう。そう思うと、何か感慨深かった。
さあ、次はいよいよ戒律王ゾディアーク戦!
前回低レベルから考えると、実に一年振りの対決となる。やってやるぜ!