FF12プレイ日誌
【第五話 それから】
Update
2006/4/7
モブハントで大分レベルが上がったというか上がりすぎた感があるのでツィッタ大平原に戻りストーリーを進める。ちなみにレベルは45。まあレベル高いほうが楽だからいいだろう。
ちょっと進んで行き止まりに出会ったので引き返し、ソーヘン地下宮殿へ。入り口で変態タイツ野郎と対峙して更に進む。ボス戦。特に強くない・・・やっぱレベル上げすぎかなあ。
さらに進んで急に音楽がほんわかしてボス戦?と疑いながら帝国の下町へ。経験値が2倍になる魅力的なアクセサリも売っていたが、今の俺はレベル上げすぎて後悔、しかし経験値0にする勇気もないという微妙な状態だったので買わない。いろいろやって帝都に進入。下町の人々は一途に上は大都市だと言っていたが、ゲーム中で歩き回れる場所はまだまだ下町だ。いろいろ装備を買って劣化FF2ミニゲームを突破して(バッシュミニゲームより遙かにマシ)バルフレアに会いに行く。でバルフレアにあって目的地(目的何か覚えてないが)のドラクロア研究所へ。
ドラクロア研究所では一応全ての部屋を探索して回る。あまり収穫は無かったがな・・・。ということで最上階で噂のトラップ踏み暴走ハゲが出てきてボス戦。弱い。弱すぎる。格好いい最強技が約1000ってどういうことだ。こっちHP3000近くあるのに。というわけで難無く撃破。
ハゲに連れられて港町バーフォンハイムへ。あまり参考にならないアドバイスを聞いて幻妖の森へ向かうことになる。ああ、あのプルオミシェイスに行くときに寄った妙に敵が強かった森か・・・。うん。行くか。
ちなみに問題のハゲの名前はレダス。レダス?誰だ?うーん・・・ここで出るってことは・・・ヴァンの親父?ヴァンの親父だな、と予想を立てておく。
というわけでエルトの里にワープし、森南部へガンガン進んで幻妖の森へ。突然雪原になってびびりながらも、どう考えても攻略サイトを見るしかない仕掛けを突破して古代都市ギルヴェガンへ。FF10みたいな名前だな・・・。
HPが減ると妙に強くなるボスをミストナックで20000ダメージを与えてやっつけて奥へ進む。進めば進むほど雰囲気が重くなっていく・・・まさか、ラストダンジョンか?
どこまで進めばいいか不安になりつつもガンガン進む。妙にたいしたこと無いボスをやっつけて神の領域へ進んだあと現世へ。いや、神の領域といっても休日の秋葉原とかそういうのじゃなくて。
再びバーフォンハイムへ行き、レダスを増やして次の塔へ。大灯台。連続トラップを踏んで全滅しかけたりしながら何か急に出てきたボスをやっつけて内部に進入。まずは下層。げっ・・・まさかもう長いダンジョンはこりごりなのに下層中層上層の三部構成なのかよ・・・。はあ。それともこれがラストダンジョンか?
とにかく、まずは最初のフロア。とりあえず敵を倒して探索していると不審な!マーク。よく見てみると青い玉。なるほどね。これを探し集めて、封印を解けばいいんだね。
というわけで30分ほどで難無く突破。ボス戦後の何も無い部屋に立っているキャラ達はちょっとだけマザー2を思い出させた。
さて次の部屋。今度は緑の光がテーマ。何てことはない。あのレイスウォール王墓でも出てきた豆腐に口とロウソクがついたみたいなモンスターを倒して進め、ということだ。しかし一体のHPがでかい、防御力も高く技も痛い、しかも自爆する、そして数がむっちゃ多いという俺が嫌な要素を詰め合わせたような階層。くどい。俺はサクサク進み物語を楽しむFFをやりたいというのに。イライラしながら1時間ほどかかって突破。ちなみにボスはど雑魚。なんやねん。
さて中層。何か能力が制限されるらしい・・・とりあえずセーブ。俺のメンバーは打撃中心だから"戦"の供かな・・・「たたかう」封印。Uboaaaaaa!!!
リセットして"知"の供。技が封印されるかと思ったが封印されるのはナビマップ。なんだあ。ガンガン進む。地面から骨みたいな敵がたくさん出てきてHPも高い・・・いい加減この戦闘システムに飽きたのでR2ボタンで全逃げ。途中でかい身体の奴に追いかけ回されて部屋が暗くて一体どこが階段に繋がってるのか分からなくなって全滅させられかけたりしながら進む。ふう。長すぎる・・・。グラフィックが綺麗になった旧世代FFだなこりゃ。
さて上層。四色の灯籠・・・歩んできた道を示す?わけわかんね。適当に進む。・・・ゾンビルームに到着。全滅させられかけつつ脱出してやりなおし。歩んできた道ねえ・・・そういやあ大灯台の下層では青い玉を使って進んだっけ。じゃあ黒の光だな。
次は・・・えーっと、緑の光・・・・・・・・・。・・・・・・・・・。ゾンビルームへ。なんじゃこりゃあああああああ!!!!!!!!!FF12極限攻略データベースへ。壁を壊して緑の光・・・気づかないって普通。で攻略を見ながらも"知"の供を示すと思われる紫色が二つあって三度目のゾンビ寿司詰めを超体験しながらも上へ進む。あー。二回目プレイやらないな多分FF12。
上で例の破魔石登場。破魔石は核爆弾みたいなもんだな・・・と思っているとジャッジ・スネーク登場。対して強くない。ジャッジはパッケージになるようなもんだから今回の大ボス、例えばロックマンで言えば8ボスみたいな感じがと思っていたが・・・っていうか、今回何のストーリー性も無く突然出てくるボス多すぎだよ。
そして連戦で格好いい名前とモーションのダメージの小さい技を受けながら撃破。ここらへん妙にイベントが多い。今までスカスカだった分を取り戻しに来たか?
・・・そんな重要シーンをこのプレイ日誌では華麗にスルーしつつ、いよいよラストダンジョン空中要塞バハムートへ。派手で長いムービー。これぞFF!今まで声無しイベント、お遣いイベント、オイヨイヨイベント、お前はやめてイベントばかりだったが、ここにきてFFの神髄!PS2のRPGの神髄!さあいくぜ!
やっぱり最初は雑魚かの法則を確認しつつエレベータへ。いきなり最上階かよ!とか思いながらも追いかけてきたボス戦。例によって発狂モードで防御力が三倍程度(与ダメージ1500→500)になり、さらに10連撃で攻撃力10倍というアホさを体験しながら撃破。さらに進む。
上のエリア最上階通称円卓でボス戦。多分ラスボスだな・・・といっても一形態なのでまだ弱い。二形態も派手で後半の剣が飛んでくるのがちと痛かったが撃破。
・・・イベントを挟んでいよいよラスボスっぽい第三形態。うーん。今回は宇宙なしか。ともあれ、まだFF12の基本として最初は弱いのでデスブリンガー、ペルセウスの弓装備のヴァンとバルフレアでガンガン削る。イージスの盾を装備しているおかげで、敵のガ系魔法はヴァンがほぼノーダメージで受け止められる。そのうちに魔法絶対防御態勢へ。主力は打撃なので何の問題もない。そのうちに物理絶対防御態勢へ!これはまずい・・・フレアーならパンネロが6000くらいダメージを与えられるがその演出中に打撃の連打を受け死人がでる。ケアルガで回復しようにもFF12のバトルシステム上、一つの演出付き技発動中に他の技を出すことが出来ない、つまりフレアーの発動中はケアルガで回復出来ない。こりゃまいった。とはいえ、最後なのでフェニ尾もエクスポーションもガンガン使って何とか突破する。更にガンガン殴っていると絶対防御態勢へ。こりゃ、しばらく待てってことだな。一体何のためにこんな要素をゲームに入れたか不明だが。
さていよいよ防御態勢が崩れて敵の最強技テラフレア!バルフレアの進化系か!?俺の中での歴代最強のラスボスの必殺技といえばFF7のスーパーノヴァ!あれは爆笑だった!しかしテラフレアは一般的な20秒くらいで演出が終わる普通の技。ふう。ボカスカ殴り撃破!FF12クリア!
・・・さて。異様にいい雰囲気のエンディングを見る。ここに来て初めてキャラクターに魅力を感じることが出来た。全編でこれくらいの演出があれば、俺のFF12に対する評価はもっといいものになっただろうに。今回イベントがとばせるから、演出を多くしたところでゲーム性が下がることはなかろう。そして何かバイオ4を思い出させるエンディングを見て終了。ふう。疲れたな今回は。
・・・とりあえず、一般的なレベル晒し、ガンビット晒し行っとこう。
・レベル
ヴァン53、バルフレア53、フラン9、バッシュ11、アーシェ11、パンネロ54
・プレイ時間
49時間37分53秒
・ガンビット
ヴァン・・・
1:目の前の敵-たたかう
ヴァンはリーダーで自分で操作していたので、ガンビットは使わなかった。一時期瀕死の敵に自動的に密猟を使わせるようにしたこともあったが、密猟のあまりの実用性の低さに止めた。やはりリーダーぐらいは自分で操作だ。
バルフレア・・・
1:「戦闘不能」の味方-フェニックスの尾
2:「瀕死」の味方-ハイポーション
3:「睡眠」の味方-エスナ
4:「ドンアク」の味方-エスナ
5:「オイル」の味方-あぶらとり紙
6:「くらやみ」の味方-ブラナ
7:「猛毒」の味方-ポイゾナ
8:「沈黙」の味方-やまびこ草
9:「石化中」の味方-ストナ
10:自分自身-ライブラ
11:「オイル」の敵-ファイラ
12:目の前の敵-たたかう
バルフレアは弓で攻撃する打撃タイプだったのでほとんど「たたかう」のみで済ました。後半ステータス系に反応するガンビットを購入できたので余った部分にそれを詰め込んでみた。あとは「ライブラ」を自分にかけるくらいかな。これでリーダーにも効果が現れると知ったのは大分後半だったが・・・。フェニックスの尾は前半足り無すぎ、後半余りすぎ。
パンネロ・・・
1:HP<20%の味方-ケアルガ
2:HP<40%の味方-ケアルダ
3:「睡眠」の味方-エスナ
4:「スロウ」の味方-ヘイスト
5:「ストップ」の味方-クロノスの涙
6:「スリップ」の味方-リジェネ
7:HP<70%の味方-ケアル
8:「オイル」の敵-ファイラ
9:アンデットの敵-たたかう
10:もしHP<90%なら-ドレイン
11:飛行タイプの敵-フレアー
12:目の前の敵-たたかう
パンネロは早くから魔法使い、サポートタイプだった。「HP<70%の味方にケアル」を序盤から主軸としつつ他をそれに合うように変えていった。ステータス異常治療も最初は請け負っていたのだが、12個のガンビットが埋まってしまったのでそれをいくつかバルフレアに任せた。戦術的に面白い点は・・・上手くアンデットにドレインを使わないようにしているところかな?
あとは、最後にFF12の評価を、プレイ日誌EXTRAの形式にあわせてやっておこう。
【FF12】
プレイ時期・・・2006年春 評価・・・8
今までFFは3作毎に「新ハードの性能を生かした作品」→「様々な要素を入れた作品」→「いままでのまとめ作品」という流れを経て来ましたが、FF12はその流れとしては異端の類に入ります。というのも、FF10と全くの対極にあるからです。
FF10はストーリーを重視したRPGでしたが、FF12は冒険を重視したRPGです。いろいろな場所に行け、冒険の妨げとならない戦闘システムがそれを示しています。
しかし、FF10が大好きな俺にはこの流れは受け入れがたいものでした。そもそもFF10ではストーリー性を重視しながらもゲーム性を全く低くしていませんでしたが、FF12ではストーリー性が著しく下がっています。キャラ一人一人に魅力を感じたのはエンディングムービーくらいです。ちなみにエンディングムービー、字幕OFFだと手紙の内容が意味不明となります。まるでFF4アドバンスのエンディング曲が途中で切れる並のなめた諸行です。
FF10で「演出が長すぎ。それじゃ映画」と言われて、FF12を作ったら今度は「演出が少なすぎ。旧世代」と言われるのだから大作の制作者は大変です。しかしそういう賛否両論があってこそ、FFでしょう。
俺の中ではFF10を超える作品にはなれませんでしたが、ま、こんなもんでしょう。というわけで評価は10段階での8としました。
一番好きなキャラはバルフレアです。主人公ですし。
それでは!・・・と言いたいところだが超ボス撃破編へ続くのだった。ちゃんちゃん。