最強武器決定戦

【ロッド -小売のロッド-】

・初期ロッド

　引っ越したので、今回から東京都世田谷区からのお送りとなる。FF8プレイ日誌が進行中であるが、ゲームプレイをビデオに録画する環境が整っていないので、設備が整うまで見送り。というわけでプレイして感想を書くだけの最強武器決定戦を書くことにした。
　さて、今回は「ロッド」編。ロッドと言えば・・・攻撃力は低いうえ、上がるのが魔力ではなく最大MPなので、初回プレイでは全く使用しなかった。それ以降のプレイでも魔法使いキャラには常に杖を装備させていた。まあ、典型的な地味装備である。しかし、そんな武器こそがこういう変態プレイで魅力を見いだせるのだろう。
　では行ってみよう。ロッドには、3つの最強装備がある。順に説明していこう。
　「天空のロッド」・・・攻撃力50、無属性。打撃で使う場合はこれが最強。バーフォンハイムで買える。
　「ホーリーロッド」・・・攻撃力53、聖属性。攻撃力は最も高いが、聖属性を持っているのでヤズマットやオメガmk.XIIには吸収される。残念。
　（そうとは知らずセロビ台地を走り回って3本集めた俺は・・・）
　「フェイスロッド」・・・攻撃力24、追加効果フェイス。キングベヒーモスを倒したあと、ブルオミシェイスの竜を殴って手に入れる。攻撃力は弱いわ、敵の魔法の威力をあげてしまうわでいいことなし。ただし、整列で一番下に並べられるロッドなので、魔力とMPの上昇量は一番大きい。
　戦い方によってこの三本を使い分けていくことになるが、正直三人ロッド装備での戦いはスタッフも絶対想定していないので、能力のバランスが滅茶苦茶となってしまう。そこを乗り越えてヤズマット、オメガmk.XIIという強敵をいかにして打ち破っていくか・・・よし。いくぞ。

・ヤズマッたん

　ヤズマットX戦。ロッドは魔術師の装備なので、基本的に魔法を主力として攻撃していくことになる。しかし、それでは前にやった「杖」と完全にキャラがかぶるので、ちょっとは変えていきたい。杖装備の時のヤズマット戦の戦術はこうだった。リバース・ストップ状態のバルフレアを盾として、階段からダークを跳ね返して攻撃する。とりあえず思った通りには動いたものの、記録が約5時間半と何の面白味もない戦術となってしまった。これを次のように改良しよう。

　・使う魔法は「ダーク」ではなく「ダーラ」
　「ダーク」だとなかなか9999（6999）ダメージまで届かない。だが「ダーラ」ならばある程度の魔力があれば容易にカンストする。
　消費MPもまあ低めと言っていいし、他の行動の割り込みも可能。「ダーガ」よりも使いやすくなっている。
　・魔法使い二人も円卓へ登らせる
　前回は階段から狙撃していた。ヤズマットは円卓上の敵を優先して攻撃するため、
　バルフレアだけを円卓に上がらせれば、「デコイ」を使うまでもなくバルフレアに攻撃を集中させてくれる。
　そのバルフレアをリバース状態にして・・・というのが主な防御戦術。
　今回もそれを使うのだが、実は円卓のはじっこは円卓の外になるため、階段に立っているのと同じことになるのだ。
　魔法使い二人が防御役のバルフレアをうまく支援するために立ち位置を調整する必要があるという点で、こちらのほうが優れている。
　・バルフレアがロッドで殴る

　ガンビットはこう。

・ヴァン　　　　フェイスロッド / サークレット / リフレクトメイル / バブルチェーン
・バルフレア　天空のロッド / グランドヘルム / ブレイブスーツ / バブルチェーン
・パンネロ　　 ホーリーロッド / サークレット / リフレクトメイル / バブルチェーン

　基本的にバルフレアがバーサク+ヘイスト状態になりながら全力で殴り、「リバース」などでそれを支援しながら魔術師二人は「ダーラ」を跳ね返して攻撃する。ロッドの打撃で7000程度、ダーラの反射は9999ダメージを与えられるため、ダメージ効率は結構いい。バルフレアの最後を「目の前の敵」ではなく「敵一体」にしたのは「目の前の敵」は画面に敵が写っていないと攻撃しないという謎の性質を持っているからだ。これ、FF12というゲームの仕様だと思っていたが・・・。
　さて、戦う。1時間20分ほどでHP半分まで持ち込む。いい感じだ・・・。さらに戦う。「驚異」を使ってレベルを99にしたあたりからヤズマットの攻撃のダメージが激増。「ひっかき」や「ホワイトブレス」で一発6000くらう。さらに戦い、最後の真・発狂モードに入ってから、いつも通り戦闘不能ばっかりで全くダメージを与えられなくなる。ここでガンビットを改良。バルフレアへのバーサク、ヘイストを打ち切り、バルフレア自身がリバースを唱えられるようにする。さらに「プロテス」でバルフレアの生存率を高める。これでいいだろう。
　・・・だが、思った通りにうまくいかない。バルフレアがリバースをミスしてしまうのだ。仕方ないので役立たずのグランドヘルムを外して魔力のシシャークを装備。これで魔力+5だ。少しはましになるだろう・・・と思ったが、バルフレアがリバースを唱えているはずなのにヤズマットの攻撃で死んでしまう。何で？・・・と思って見てみた。
　・・・「通常攻撃CT0」の効果を得たヤズマットの超連撃。バルフレアは自分にリバースを放って受け止め・・・られない。「クソッ」「クソッ」「クソッ」・・・。
　ひるんで魔法が放てなかったようだ。

　そんなこんなでヤズマット撃破。時間は3時間31分30秒。攻撃役を一人増やすことで、杖よりも大幅に時間を短縮することができた。
　しっかし、最後の真・発狂モードに入ってからかかった時間は約30分・・・。FF12最強の敵は、やっぱヤズマットだね。

ロッド - ヤズマット戦
3時間31分30秒

・毎回ちゃんとmk.XIIとつけるところが味

　さて、オメガmk.XII戦。霧の渦巻くクリスタル・グランデの最深部で待ち構える打撃攻撃しか出来ないよくわからない敵に、世にも珍しいロッド装備の冒険者が挑む。
　杖と同じように、低レベルクリアーのときの戦術を応用して遠くからショックで狙撃する手がある。しかし、それでは面白くない。別の戦術を使ってみよう。まずは前回失敗したリフレク反射作戦。攻撃力がメンバーの数だけ上がるうえ、相手のリフレク状態を無視できるので、他のFFでもよく使われる戦術だ。この攻撃方法をFF4のメガース三姉妹戦に由来して「デルタアタック」ということもある。前回は諦めてしまったこの戦術であるが、今回は違う。HP回復に「ドレイン」を使えば良いことを知っている。さあ、行くぜ！
　・・・・・・1時間ほどいろいろ試してみたが、どんな手を使っても「バイオ」の待機時間でリバースが発動できずビームで殺される。駄目なんだな。オメガmk.XIIには、どうやらデルタアタックは通用しないようで・・・。普通に戦うか。
　というわけで、おとなしく「ショック」で狙撃することにする。といっても、低レベルクリアーと同じ戦術は使わない。そうだな・・・今回は・・・バルフレアがロッドで殴ろう。攻撃力50とはいえ、Lv99力99バーサク+ブレイブ状態のバルフレアならそれなりのダメージを与えられるはずだ。しかも、この場合はデコイを使う必要がない。バルフレアがリバース状態になりながら殴り、他の二人は遠くから狙撃すれば、オメガmk.XIIは最も近い敵だけを攻撃するため、自動的にリバース状態のバルフレアだけを攻撃してくれる。いい感じだ。さあ、行くぞ！
　最初は基本通り「魔防破壊」と「防御破壊」を当てまくる。オメガmk.XIIはLv99だからこっちが全員Lv99でも1/3程度でしか当たらないのが残念だな。5分ほどでそれが終わる。さあ行くぜ、バルフレアの攻撃！



　6000!



　AWESOME!!!!!!!!


　攻撃力50でここまで行くとは・・・なんかすげえな・・・。しかもヘイスト+赤い状態なので早さ三倍。至近距離でガリガリと削ってくれる。それに狙撃組が加わり、杖の1時間17分51秒をはるかに超える46分22秒で撃破。早い！ロッド三本でも、ここまで行けるんだね！
　杖の戦術（一人ストップ+リバース、二人ショックで狙撃）よりも、三人で攻撃したほうがはるかに速くなったが・・・まあ欠点を言うと、安定しないことだな。一回、メンバーが全滅して、サブメンバーで回復させたことがあった。やはりミスリルソード粘着には、完全ハメになる杖の戦術のほうがいいかな。

ロッド - オメガmk.XII戦
46分22秒

　ロッドによる打撃により、二つの戦いの両方で「杖」と比べて大幅にタイムを短縮することが出来た。「守るより攻めろ！」ということだな。
　次は「ボウガン」。屋外での命中率の低さにいらつき投げ出してしまった武器だが・・・はたしてその実力は？

「ボウガン」編へ

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