クリスタリウムなしクリアープレイ日誌
【第6話 肉食系ファル子】
さあ来たぜ、九章「聖府軍旗艦パラメキア」!
ここでは序盤は「ライトニング&ファング&ホープ」と「サッズ&ヴァニラ」の2チームを使って進めていくが、後半ではその2つが合流し、いよいよ6人から戦闘メンバーを選ぶことができるようになる。と言っても、その時点ではライトニングがリーダー固定であるため、完全に自由とは行かないのだが。
九章は物語が核心に向けて盛り上がっていき、それに応じてバトル難易度も上がっていく場面である。さァ、このクリスタリウム封印プレイではどうなる・・・?
まずは警備軍のリンドブルムからスタート。リグディに「発進したら引き返せねえぞ」と言われるが、どうせここで特別に可能な準備は無いうえに、FF13は一度進んだら戻れないのが普通であるため、結果として何の意味も無いセリフとなってしまっている。まあ・・・過去のFFっぽいセリフと考えれば・・・。
そんなこんなで「ライトニング&ファング&ホープ」のメンバーで聖府軍旗艦のパラメキアへ乗り込む。何か恒例になってきた「最初のバトルで殺される」という体験をしつつも、サクサクと進めていく。道中敵の数が非常に多く、倒すメリットもほとんど無いため、全力疾走で逃げる。「スニークスモークを使って逃亡→適当なところで敵に見つかり、リスタートを選択→何故かスモークの数が減っていない」という通称「無限スモーク」なるテクニックも、積極的に活用して進んでいく。
そのうちに、物語が「サッズ&ヴァニラ」のパートへと移る。ここで更に改造を行っておく。というのも九章開始と同時に、鉱石を売るショップ「鉱脈堂本舗」がオープンされたため、多くの武器をランク2へと強化することができるのだ。攻撃力を上げられるのはもちろん、物によっては装備アビリティが強化される場合も存在する。
そして、ここで強化するのはサッズの「デネブ」。魔法攻撃力を大きく上げるタイプの武器であり、ラスボス戦まで使用することになる。ATKの攻撃力はそのままパーティ全体の攻撃力に繋がるため、優先して強化しておくのだ。ちなみにヴァニラの「ベラドンナワンド」も最後まで使う武器だが、ATKでは無いため後回しとなる。
・・・ということで、まずは「鉱脈堂本舗」で30000ギルを払って「灰チタン石」を購入、「デネブLv.★」と反応させて「カノープスLv.13」を得る。更に「極太の骨*36」でEXPボーナスを3倍にしたうえで、大量の「クランク軸」を注ぎ込む。・・・それを何度か繰り返し、「カノープスLv.★」をゲット。これでサッズの魔法攻撃力は663にまで上がり、基本ダメージですら1206〜1326、相手をブレイクさせて「フェイス」「デシェル」も兼用すれば5桁ダメージも狙えるほどの攻撃力に達した。
で、ここまで改造するのに幾ら使ったかと言うと・・・驚くなかれ、約55万ギルである。七章で20時間・100万ギルもの稼ぎを行ったが、その半分の10時間がこの武器のためだけに費やされたということになる。やり込みプレイにはよくあることだが・・・さすがに、これは、ね(´・ω・`)
ちなみに、更に高額となるランク3武器の改造には、ざっと350万ギルが必要になってしまう。アクセサリーで、HP+3000の「ウルツァイトバングルLv.★」を作るのに掛かる費用が150万ギルくらいだから・・・つまり、最終的にはあと1400万ギルほどを稼ぐ必要があるということだな。ははっ、わろす('A`)
ということで進めていく。弱い雑魚敵はサッズの「ルイン」で簡単に倒せるのだが、悲しいかなこのメンバー、HPが500ちょっとしか無いため、強力な攻撃を受けるとすぐに撃沈してしまう。相変わらずDEFもおらず「プロテス」すら使えないため、防御面の脆弱さは異常。攻撃力だけの頭でっかちメンバーなのだ(´・ω・`)
サッズ側で最後の戦闘となる「ヴェスペ陣風+シルトパット陽炎」戦では、できればHP+230の「カーボンバングルLv.★」を外し、ライトニング側へと持ち越したかったのだが、そうすると500以上のダメージを受ける「スケイルフォトン」でどうしても死んでしまうため、諦めて「カーボンバングルLv.★」を装備して突破した。
続けてライトニング達で、飛空艇の甲板を進んでいくエリア。ここではトレジャーを回収するために、何度か雑魚敵と戦うことにする。サッズパーティに負けず劣らずこちらもHPが低いが、ファングのDEFさえあれば大抵の攻撃に耐えられてしまう。DEFいいよDEF。回復は主にHLRだが、危ないときはポーションも使っていく。
そんな感じでしばらく進み、ボス「襲撃騎カラヴィンカ」戦。三章の遺跡で登場した「戦闘爆撃騎カルラ」と何故か同じく、「2回戦う」「再戦時は強力な攻撃を使う」という特性を持っている。大技の「ヘルブラスト」は棒立ちで受けると800もの大ダメージを受けて轟沈するため、DEFを使って耐えるのみである。
・・・と、戦闘前は( ^o^)「『ヘルブラスト』が来るタイミングでDEFを出すッ!」などと考えていたものだったが、実際は通常ルーチンの攻撃でも全員に200近いダメージとなり、HPが500程度しかないメンバーは甚大な被害を受ける。そのため、「タイミング良く」では無く、ずっとDEFを出して戦っていくことにした。相手をスロウ状態にできることを除けば、ファングが攻撃してもあまりメリットは無いからなァ(´・ω・`)
具体的には、ライトニング・ホープ・ファングで「ATK+BLA+DEF」という陣形を組んでいく。HLRが居ないように見えるが、ライトニングが「ポーション」を使ってHPを回復できるため、問題は無い。また、ステータス効果を使用したいときは「HLR+ENH+JAM」で味方をプロテス状態に、相手をスロウ状態にしていく。
――と、「DEFを出して戦う」で要約できる戦術を使い、普通にブレイクして撃破。そういや、ボス戦のBGMが"それ"として流れるのって、これが最後なんだね。
BOSS◆襲撃騎カラヴィンカ HP108000/122400 攻撃ペースが非常に早く、全体に大ダメージを与えてくるため、DEFを活用したい。 敵の防御力は高くないが、物理攻撃を半減するため、魔法主体で攻めることになる。 またブレイクを狙いやすいが、雷属性を吸収するため、ライトニングの「サンダー」では効率が悪い。 結果として「ATK+BLA+DEF」で、HPはポーションで回復して地道に戦っていくのが一番と思われる。 |
そしてイベント後、パラメキアの艦首通路まで進み、いよいよメンバーが6人集結。よしッ、テンション上がってきたぞッ!
このクリスタリウムなしクリアーで最終的に目指すのは「ファング・サッズ・ヴァニラ」のパーティ。ATK2、BLA2、DEF1、JAM2、ENH1、HLR1とバランスよく揃っており、ステータス魔法の「フェイス」「デシェル」「スロウ」が使えるのは非常に大きい。また武器にも恵まれており、最終的なサッズの魔法攻撃力は1152にも達する。リーダーは初期HPが高いうえにDEFまで使え、召喚獣も最強クラスという至り付くセリ(←何故か変換できない)のファング。これが恐らくクリスタリウムなしでの最良パーティだろう。
――が。この時点ではライトニングをパーティから外すことができないため、かなりの作戦変更を強いられる。最初はサッズ・ヴァニラで(
^p^)「フェイス+デシェルで2.6倍ダメージおいしいです」と余裕をかます予定だったが、DEFなしだと雑魚にすら集中攻撃を受けて撃沈してしまったため、素直にファングを使うことにした。
(※「いたりつくせり」では無く、正しくは「いたれりつくせり」です。俺が間違えていたので一応)
そんな感じでトレジャーを集めながら進め・・・終点のブリッジへ。いよいよ大ボス「バルトアンデルス」戦だッ!
こいつは4つのパーツと同時に出現し、強力な魔法攻撃を連発してくる。またパーツ破壊後には、軽減不能の全員1200ダメージという極めて凶悪な攻撃「デストルドー」を使用する。また、モタモタしていると「死の宣告」を使うという大ボス特有の性質を持った、公式(?)にも認められた強敵である。
・・・俺が初回プレイで攻略サイトを見てしまったのは、こいつを除くと後はラスボスのみ。それだけの難関であり、そして熱く燃える戦いである。それだけに、クリスタリウムなしの条件下で「バルトアンデルス」と戦えることを、俺はとても楽しみにしていたものである。さァ、行ってみようッ!
まず考えなければいけないのは、何と言っても「デストルドー」を耐え抜く方法である。
まともに受けると通常プレイのレベルでも全滅必至のダメージであるが、生憎と「プロテス」でも「シェル」でも軽減できない。リーダーがライトニング固定であるためDEFで耐えることもできず、全体攻撃ではなく「単体の攻撃を20回繰り返す」というタイプなのでDEFの「エリアバリア」も無効化。まさに八方塞がりなのである。
しかしそれではクソゲーなので、ちゃんと対処法は用意されている。というのも「デストルドー」には、技名が宣言されてから実際に攻撃が実行されるまで30秒の時間があるのだが、その間に12000のダメージを与えると、攻撃回数を20回から12回へと減らすことができるのである。そうすればダメージは600程度となり、何とか耐えきることができるのだ。ちなみに、更に15秒以内に20000ダメージを与えると、攻撃回数を6回に減らすことができるが、狙いすぎると失敗した時が怖い。ファングがDEFになっていると、そのボーナスで他キャラもダメージを8%カットできるのだが、それが無いとHP650のライトニングでも「デストルドー」で即死する恐れがあるのである。
――このプレイでのライトニングのHPは「ゴールドバングルLv.★」を装備して650。きわどい数値だが、弱体化した「デストルドー」に何とか耐えることができるのだ。その後は攻撃がノータイムで再開されるため、すぐさま回復させる・・・というかむしろ喰らいポーションという気持ちで「デストルドー」中に回復したい。
弱体化の条件について、「30秒以内に20000ダメージ」と聞くと難しそうに思えるが、このプレイではサッズが1発で2000ダメージを叩き出せるため、少なくとも1段階の弱体化だけなら非常に簡単である。よって、これで「デストルドー」についての問題は無くなった。・・・理論上は('A`)
また、このプレイでは加えて厄介なのが、最初の4つのパーツが登場している形態である。
4つの「ファルシ外装」は、最初は「ファイア」「サンダー」などの魔法をゆっくりとしたペースで使ってくるだけだが、バルトアンデルス本体が「魔力昂揚」を唱える度に、使用する魔法がラ系→ガ系とパワーアップしてしまう。特に「サンダガ」などを受けると打ち上げられて行動不能になってしまうため、複数のパーツからガ系魔法を受けるようなパターンになってしまうと敗北は必至。よって、その前に片付けなければならないのである。
また、各パーツは50400という高めのHPを持つため、BLAでブレイクさせて速攻を狙いたい・・・のだが、こいつら4つとも属性がバラバラなため、魔法の種類が少ないクリスタリウムなしではブレイク値を上げづらくなっている。特にライトニングの「サンダー」を吸収する左から二番目は最悪なので、こいつを最後に倒すことにしよう。
・・・普通に戦うと、1個倒したところでラ系魔法、そして2個目でガ系魔法に達してしまうため、あっちでもこっちでもガ系魔法で打ち上げられて格闘ゲームの達人にハメ殺されるような感じになってしまう。そのため戦力を強化する手段として「パワースモーク」、また回復の手間を省くために「バリアスモーク」も使用していく。
その他、「ルインガ」で打ち上げられた味方を「滅びの洗礼」で追撃してきたり、「タナトスの嘲笑(笑)」で全員に500ダメージを与えてきたり・・・と。
――今までとは次元の違う難易度を誇る戦闘。それが九章最大の難関「バルトアンデルス」戦なのである。
こちらのパーティメンバーは悩んだが、「ライトニング・サッズ・ファング」にすることにした。敵の攻撃の激しさからDEFは必須であり、その時点でスノウかファングを使うことが確定したが、JAMで「スロウ」を使えるファングが一枚上手と判断。またメインアタッカーには、ランク2の武器を持っているサッズを選択。「デシェル」で魔法ダメージを1.89倍にできるヴァニラが入れられないのは残念だが、スペースが無いので仕方無い。ってかライトニングは自粛しろよ、マジで・・・。
また、基本的に使用するのは「BLA+ATK+DEF」。ライトニングはポーションを使って味方のHPを回復させつつ、「サンダー」でブレイクゲージを蓄積させる。そこをサッズが「ルイン」で攻撃するのである。またバルトアンデルスにはスロウが有効なため、「HLR+ENH+JAM」によるステータス効果も有効活用していく。
・・・こんな感じか。とにかく序盤は、時間に応じてパーツからの攻撃が激しくなるため速攻を仕掛け、パーツ破壊後は「デストルドー」に堅実に耐えてダメージを蓄積させることが重要となる。このプレイでは稼ぎ以外で初めての難関になると思われるが、果たして・・・?
いくぜ、戦闘開始!ちなみにHPはライトニング650/サッズ550/ファング980である。これを最初に書かないと、ダメージ値がわけ分からないよね(´・ω・`)
最初は「BLA+ATK+DEF」を使い、パーツを一つずつ潰していく。ブレイクして倒すのなら「BLA+BLA+ATK」が良さそうに思えるが、サッズのほうが攻撃力が高いため、ファングは防御に徹することにしたのだ。意外にも、ファングはBLAのロールを持っていないからな。「ファングはノーBLA」・・・と。
途中、バルトアンデルス本体の「エンチャント」によるプロテス+シェル状態に妨害されたりもしたが、どんどん攻撃を仕掛けていき、何とかガ系魔法が飛んでくるパターンより前にパーツを3つ破壊することに成功。こうなれば後は楽。「サンダガ」を喰らって打ち上げられるライトニングさんを見ながら、黙々と「ポーション」を使用する・・・という傍から見ればシュールな戦術を行いながら、最後の1個のパーツも撃破。さァ、ここからが本番だぜ!
パーツを全て破壊したため、ガ系魔法の波状攻撃で詰むことは避けられた。が、漫然と戦っていると本体の「デストルドー」どころか「タナトスの嘲笑(笑)」でさえ465〜511ダメージと致命的な被害を受けるため、ここでもDEFが必須となる。ファングを狙ってさえくれれば、味方への範囲ダメージを減らす「エリアバリア」によって「タナトスの嘲笑(笑)」のダメージを2/3に軽減できるのだ。よって「タナトスの嘲笑(笑)」と表示されてからDEFを出すのではなく、常にメンバーに加える気持ちで戦っていく。
というわけで、ここでも使うのは「BLA+ATK+DEF」と、ブレイク狙いの「BLA+BLA+DEF」。また隙を見て「BLA+BLA+JAM」や「HLR+ENH+JAM」も使用し、スロウ状態を狙っていく。少しでも危ないと思ったら、すぐにライトニングは「サンダー」を中断してポーションを使用。舐めてると「タナトス『(^ω^)』」で死ぬ。マジで。
一回だけ、「ルインガ」で転ばされる→「タナトスの嘲笑」という極めて凶悪なパターンが飛んできたが、ライトニングがHP40というギリギリで耐えることができた。危なかった・・・。そんな感じで、1回目のブレイクが終了するところまで頑張って削る。
ここでカメラが移動し、「アソコの恐怖を知れ!」という謎の台詞と共に、バルトアンデルスのブレイクゲージが初期値に戻る。来た、「デストルドー」の構えだッ!
この攻撃では前述の通り、何が何でも12000ダメージを与えて、最低でも1段階は攻撃を弱体化させなければならない。ということで、まずは減っていたHPを回復させ、その後に集中攻撃を加える。するとすぐにバルトアンデルスがうめき、見事弱体化に成功。さすがに改造をしっかりやってることはある。攻撃力だけは高いなァ。
そのまま攻撃を加えていき、発射の直前に2段階目の弱体化。そのため受けるダメージは300ほどで済んだ。うし!すぐさまポーションを使って回復させる。
――後は、これの繰り返しである。「デストルドー」を1段階だけ弱体化させた場合、受けるダメージは全員が600程度なので、DEFのファングはロールボーナス&ガード技で防御して余裕だが、サッズは即死、ライトニングもHPが2桁になってしまう。また、敵のスロウ状態が切れていた場合、通常ルーチンの「ルインガ」で打ち上げられた後に他の攻撃が重なってしまうため、これも回復が追いつかず極めて危険である。
とまァ、そんな感じで何度かピンチになりながらも戦い・・・3回目の「デストルドー」の後にライトニングが集中攻撃を受けてしまうが、ギリギリになりながらもポーションを乱打して堪え忍ぶ。その後にATKのサッズを蘇生させて「ルイン」を連射し・・・バルトアンデルス撃破!よっしゃァッ!
BOSS◆バルトアンデルス HP:本体462000/パーツ50400*4 1段階弱体化させても「150ダメージ*4」が全員に降り注ぐ「デストルドー」を如何に耐えるかがカギ。 ライトニングはDEFにすることができないため、まともに耐えるなら少なくともHP600は欲しい。 また、画像では失敗しているが・・・攻撃が来た瞬間にポーションを使うと、上手くダメージを打ち消せる。 何にせよ、クリスタリウムなしの制限下では、ここまでで最大の難関となるだろう。 |
ということで、九章もクリアー。予想はしていたが、やはり今回のライバルキャラクター・バルトアンデルスとの戦いは手に汗握るものであった。
これから先はリーダーも含めてメンバーが自由に選べるようになり、それに応じて更なる強敵も現れてくれることだろう。さァ、この先も濡らしてくれよッ(手を)!