オプティマ変更なしクリアープレイ日誌

【第7話 動乱の聖都】

 FF13屈指のアクション巨編、12章:「聖府首都エデン」。序盤は弱い敵を相手にするだけであるが、中盤以降は凶悪な大型モンスターが登場するようになる。前の11章で(;^o^)「これは今のパーティでは倒せないわ・・・」と思っていたモンスターたちが次の章で普通に街中を闊歩しているというのは、何とも言えない気分である。
 というわけで、いよいよFF13の腕が問われるようになる12章。今までの1〜11章で学んできた知識をフル活用して戦闘に挑んでいく必要があるのだが、残念ながら今回は○ボタン連打しか使えないので、それだけで12章の強敵たちと戦っていかなければならない。さあ、ついに「DEF+HLR+ATK」での超長期戦が来てしまうのかッ!?


第十二章 これも初期イメージ画像をモチーフにしてますね

口の上の点が眼に見える

ルシたちがコクーンに戻ると同刻、アークに封印されていた下界の魔物が街へと解き放たれた。
バルトアンデルスの狙いは、魔物を使って聖府首都を攻撃し、多くの命を殺めることだったのだ。
また時を同じくして、軍内部の騎兵隊が反乱を起こし、ファルシ=オーファンの破壊に向けて動き出す。
魔物と聖府軍と騎兵隊が争う真っ直中、ルシたちは聖府の中枢を目指して走り出した。


 そんなこんなで、12章の攻略を始める。まずはオープニングバトルの「守護騎アナヴァタプタ」戦。こいつはオーディンのドライビングモードで戦闘が始まるため、いつも通り○ボタン連打の「斬鉄剣Lv.3」で終了させる。何だろ、「轟剣」「真空波」とかでも倒せるのかな?
 ――さて、強敵が数多く出現する12章であるが、序盤は聖府軍関連の弱い敵しか登場しない。ということで、今まで通りファング・ホープ・サッズでの「ATK+BLA+ENH」で敵を瞬殺していく。サッズには「プロテス」「シェル」を覚えさせないようにしているため、開始と同時に弱点属性の「エン○○○」を使ってくれるのだ。
 しっかしまあ、今さらであるがホントにサッズは強いと思う。その強みはリーダー操作でこそ活きてくると思っていたが、AIに任せた場合も「ヘイスト」「ブレイブ」「フェイス」「ガッツ」に加えて、弱点の有る敵には「エン○○○」を使ってくれる。下手に早い段階で「プロテス」「シェル」を覚えないところが更に良い。こんなにも強いサッズ、どうして発売からしばらくは最弱キャラクターなどと言われていたのだろうか・・・。まあそのおかげで、サッズは俺の夫〜あなただけの花夫〜となっているんだがな。

 そして、その後の空中道路からがいよいよ本番となる。
 まず発生するイベントバトルの「キングベヒーモス」戦には、ファング・ホープ・ヴァニラの「ATK+BLA+HLR」で挑んでいく。JAMを使って行動を封じる手もあったが、立ち上がった後にHP10%以下となった時の「大地斬」連発モードが全盛期の通常攻撃CT0を彷彿とさせる危険さを誇るため、できる限りダメージを増やさないようにしながらBLAでチェーンボーナスを稼ぎ、最後の最後は一気に押し切れるようにするのだ。立ち上がる前までにチェーンボーナスを300%ほどにまで増やしておけば、ATKの通常攻撃でも15000以上のダメージを叩き出せるため、残りHPが10%の75600以下となったキングベヒーモスを「たたかう」*5で倒せるのだ。まあ、素直に11章でキンベヒ夫婦を相手にした時と同じく、「DEF+HLR+ATK」を使うという手も有ったんだけどね・・・。
 その後の「ベヒーモス零式」戦は、( ^q(^「どうせこんな奴キンベヒのレッカレッカwwww」などと馬鹿にしていて「大地斬」で一撃死させられたりもしながら撃破し、高速道路の奥で待ち受けるロッシュの立体映像と相対する。何という素晴らしい技術・・・これは間違い無く実現して女子本郷生を実体化させるべき|^o^|


第十二章 ロッシュ専用・侵攻制圧騎ウシュムガル

ドSメガネ「ロッシュは出番があっていいなあ・・・」

崩壊した空中道路を抜けると、そこには聖府軍管理官のロッシュが待ち受けていた。
軍人として命に代えてもコクーン市民を守り抜くという彼の決意に、ルシたち一行も同意を示す。
しかしながらロッシュは、やはり下界のルシはファルシの奴隷に過ぎず、コクーンの脅威だと一蹴する。
そして人間を守るのは人間でしか有り得ないと告げ、ルシたちへと戦いを挑んできた。


 ボス「プラウド・クラッド(1回目)」戦。こいつは、通常時の攻撃は貧弱だが、ブレイクさせると「リミッター解除」でHPを回復しつつ自身を強化するという特性を持っている。そしてJAMのステータス異常は全てが無効化されてしまい、目立った弱点も存在しないという敵である。
 ・・・ということで作戦は、クリスタリウムなしプレイの時と同じくATK+ATK+HLRでひたすら単体攻撃を繰り返すというもの。これで相手をブレイクさせることもなく、地道にHPを削っていって倒すことができるのだ。そんな感じで撃破に成功。まあ、こいつは特に問題無かろう。

 エレベーターを使って街に降り、いよいよ物語が盛り上がってきた。BGMも12章のテーマ曲「動乱のエデン」に移り変わってテンションが上がってきたぜッ!
 まずは、聖府軍兵士を助ける形での「アダマンケリス」戦。こいつは某小龍亀と違って、素早いペースで足踏みと「クエイク」による攻撃を加えてくる。その両方がこの時点では手痛いダメージとなるので、用いるのはファング・ホープ・ヴァニラでのJAM+BLA+HLR。とにかく「スロウ」さえ入れば相手の攻撃ペースを抑えることができるし、敵は氷属性を弱点としているため、BLAでも満足の行くダメージを与えることができるのだ。
 ・・・というわけで、とにもかくにもJAMには「スロウ」を優先して欲しいのに「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」から使うというAIの欠陥にイライラしながらも、アダマンケリスの撃破に成功。CP4550を獲得する。割と苦労したのに、テージンタワーの雑魚戦と同じくらいしか経験値を貰えないルシの人って・・・(;^o^)

 続いては、FF6以来の登場だなあと思いきやFF12にも居た「フンババ」戦。ベヒーモス系で最強のモンスターであり、立ち上がった後は「エアロガ」「大地斬」による極めて激しい攻撃を加えてくる。特にその両者のコンボ攻撃は合計で7000ダメージにも達するため、手練れのプレイヤーですら全滅させられてしまう場合があるのだ。
 ・・・ただし、攻撃が強力な分だけ弱点も多く、ステータス異常は「デプロテ」「デシェル」「スロウ」「バイオ」「ウィーク」「カーズ」と主要なものが全て効いてしまう。そしてライブラ画面には「ウィークによる各属性耐性の劣化が効果的です」と書いてあるがこれはファルシ好みの幻であり、本当の弱点はガッツ&カーズによる行動妨害である。というのも、フンババはキープ値が40しかなく、ガッツの効果を得た「たたかう」やカーズを掛けたうえでの魔法攻撃により、容易に相手をひるませることができるのだ。また、別にウィーク状態にせずとも相手は炎属性を弱点としており、「エンファイ」で大ダメージを与えることができるようになる。
 ――とまあ、対策を練れば楽に倒せる相手なのだが、今回プレイではそれらの作戦の一部しか取り入れることができない。そこで今回採用したのが、アダマンケリス戦と同じオプティマのJAM+BLA+HLRである。ファングがJAMで相手をメッタメタにし、ホープが「ファイア」などでダメージを与えていく。運が悪いと立ち上がった後の猛攻で倒されてしまうこともあるが、チェーンボーナスが増えているうえに「カーズ」の効果まで存在するため、大抵はそのまま押し切れてしまうのだ。

 そして崩壊した道路を更に進めていき、続いては聖府軍と野生モンスターの喧嘩道場に入る。ここでも聖府軍兵士に接触してバトルを開始すると奇襲攻撃扱いとなるうえに相手パーティ同士が争い続けるため、漁夫のアレ的な感じで極めて有利に戦うことができるのだ。
 ・・・まあ、4章の時のように敵を1体ずつ潰すのも悪くないが、モンスター側のパーティには厄介な「フンババ」が含まれているため、ここは可能な限り両陣営を同時に倒していきたい。そこで用いたのは、ファング・スノウ・サッズでのATK+ATK+ENH。2人のATKが別々の対象に向けて「エリアブラスト」などを使うことでチェーンボーナスを維持し、更に相手が争っている間にENHが味方を強化する作戦である。実戦ではやはりHPの高いフンババが残ってしまったが、「ガッツ」の効果で相手をひるませ続け、そのまま撃破に成功してしまった。ちなみに敵がキングベヒーモスだと、立ち上がった後のキープ値が高いから、こうは行かないんだよね・・・。
 その後、セイレーン公園を進めていき、道を塞いでいる「防衛騎スウェリエン+タイラント」と戦闘。これまた2体で争っているバトルであるため、「ATK+ATK+ENH」喧嘩両成敗を行う。先に倒れたのは防衛騎スウェリエンのほうだったが、その後にタイラントも「バファイ」でダメージを軽減しつつ倒していった。

 イベントを進め、BGMが変わってしまって悲しい気分になったりしながらも、次は亀狩りで有名なリヴァイアサン・ターミナルへと突入する。
 ここで印象的なことは、11章のマハーバラ坑道で(;^o^)「こいつ倒すの無理だわ・・・」と多くのプレイヤーに思わせたジャガーノートが普通に雑魚敵として歩いていることだろうが、そいつは適当に「JAM+BLA+HLR」でも使って倒すとして、問題は「フンババ*2」である。奴らが2体同時に攻撃をしてくるというのもマズいが、そもそも敵が2体存在するということ自体が決定的にマズい。リーダー操作のJAMでは攻撃対象を固定できず、相手を1体ずつ倒すことが不可能だからである。そして2体が同時に立ち上がってしまうと、両方から「エアロガ」が飛んできて君が居た夏状態となってしまう。ならばということで、スノウのDEFとヴァニラのJAMを使って守りを固めつつ「バイオ」でHPを減らしてみたが、2体が同時に立ち上がってしまうとDEFですら耐えきることは不可能であった。
 ――やはりこの「フンババ*2」戦は、何が何でも1体ずつ倒すしかない。そういうわけで使ったのは、ヴァニラ・スノウ・ホープでJAM+DEF+HLRを組み、○ボタンの連打を調整していく戦法である。ただ連打しているだけでは上記の通り「エアロガ」の連打で失敗してしまうのだが、ここで相手のライブラ情報によってJAMが「ウィーク」→「他の弱体系魔法」と使ってくれる特性を利用し、常に片方のフンババのみに「バイオ」を掛けてHPを削っていく。この辺り、言葉では説明しづらいというか俺もよく分かっていないのだが・・・まあとにかく、上手く操作を行うことにより、片方のフンババだけを先に倒すことができるのだ。
 というわけで、DEFHLRで地道に守りながら戦い、まずは1体のフンババを撃破。その後は残ったフンババを今までの恨みを込めて○ボタン連打で倒してしまう。戦闘時間は約15分。途中でHPを回復されるから仕方無いとはいえ、雑魚戦でこのタイムは辛い。しかも「フンババ*2」のパーティって2回出てくるしなあ・・・。
 

第十二章 誰得だよこのカット

ここでバルトアンデルス戦があったら・・・さすがにクドいか

街の中心部へと到着した一行は、辺りにクリスタルの結晶が舞い散っているのを目にする。
そして現われたダイスリーは言った。これは人々の命が落とされて神が降臨しようとしている証拠だと。
街では今も市民が魔物によって襲われ、騎兵隊はファルシを破壊してコクーンを崩壊に導こうとしている。
バルトアンデルスは成功を確信した。後は、哀れなルシたちをオーファンへと導くだけである。


 その後のセントラルタワーへの通路で登場する雑魚敵には、特に強いものは存在しない。
 先行公開された感のある13章のアイドル的存在「サクリファイス」は、弱体化が極めて効果的であるため、JAMを使って一気に攻撃を封じてしまう。最も有効なのは「フォーグ」であるが、これまた「敵の数が少ないときはダメージを増加させる魔法を優先する」というAI仕様上の問題により、ペイン・フォーグを使用するのはかなり後となってしまうのだ。うーむ、ENHばかりが取り沙汰されるが、JAMの思考回路もどうにかならなかったのだろうか・・・(;^o^)

 そして先に進み、議事堂前でいよいよ12章ラストの「プラウド・クラッド(2回目)」戦が始まる。
 こいつは2つのモードを切り替えながら強力な物理攻撃を仕掛けてくるうえに、HPが減ると「リミッター解除」で更に攻撃能力を強化してしまう。また、全ての弱体化魔法を無効化し、これといった弱点が存在しないことは1回目と同じである。よって、ひたすら地道に戦っていくことが重要となるのだ。
 ・・・しかしながら、今回はブレイク狙いも悪くないため、まずはファング・ホープ・ヴァニラでの「ATK+BLA+HLR」を使って攻めてみる。すると地上モードで相手をブレイクしてダメージを与えることができ、対してブレイク終了後に反撃を受ける空中モードでは相手をブレイクできないという絶妙な攻撃ペースで攻めていくことができた。
 だが、相手が「リミッター解除」で「ヘイスト」「ブレイブ」「ガッツ」状態になった後は極悪。相手の攻撃ペースが上がってブレイクが不可能となり、更に強化された「ミューオンバスター」「ナイトメアストーム」による猛攻はHLR1人では手に負えない。そのうちにHPの低いホープが倒れ、そのまま全滅させられてしまった。

 ということで、「ATK+BLA+HLR」では後半BLAが無駄になるうえに回復が追いつかないと、かなりの戦術的問題が発生してしまった。
 ならばということで、普通なら「ATK+HLR+HLR」「DEF+HLR+ATK」を使った持久戦に持ち込むところであるが・・・って、そんなに何度も書くほど使いたいならやればいいじゃんという感じだろうが、そうではなく今回用いるのはファング・ホープ・ヴァニラでのATK+ENH+HLRである。というのも、「リミッター解除」を使われた後の地上モードでの攻撃ペースは丁度HLRの回復能力とトントンというところなので「プロテス」が有れば十分に耐えられるし、「ヘイスト」「ブレイブ」を使うことによってATKの攻撃性を高めることもできる。防御を固めつつ攻撃能力も上げたい、その折衷案がホープのENHなのである。
 ・・・そんなこんなで、ホープの補助魔法による効果を受けたファングが、通常時に10000弱・相手が「リミッター解除」のデメリットとして「デプロテ」の効果を受けた後は約18000のダメージを、それぞれ「たたかう」の単体攻撃で与えていく。そして地上モードでの猛攻も「プロテス」で乗り切り、無事に撃破成功。タイムは12分8秒であった。うむ、意外と早い。「オプティマ変更なしプレイ=『DEF+HLR+ATK』=ごっつ戦闘に時間掛かる」と思っていた俺って一体・・・(;^o^)


第十二章 リア充

ロッシュ「キンベヒですらリア充だと言うのに、私と来たら・・・」

議事堂前の広場では、集まった兵士たちがファルシ=エデンによって一瞬でシ骸化されてしまった。
そこで待ち受けていたロッシュは、自身の信念を懸けてルシたちへと最後の戦いを挑んでくる。
そしてその戦いが終わった後、ロッシュはファルシを信じた自分の判断が間違っていたことに気付く。
彼からコクーンを救うという願いを託されたルシたちが議事堂内に入った時、背後から爆発音が響いた。



 そんなわけで、動乱の12章も終わりを告げた。次はいよいよ最終章:「オーファンズ・クレイドル」の攻略に入るぜ!
 この章の雑魚敵の強さも中々であったが、ラスト13章では雑魚敵が恐ろしいほどの能力を誇っており、ENHJAMDEFを含む6ロールをフル活用しなくては勝つことが難しい。まさに物語だけではなくバトル的にもFF13の総まとめという感じになるのだが、今回の連打プレイでは果たしてッ!?

 

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