最強キャラ決定戦
【第1回 ラスボス3連戦】
◆0
限界まで育てたキャラクター1人を用いて敵と戦い、そのバトルスコアを元に"FF13最強キャラクター"を決める、この「最強キャラ決定戦」。
・・・第1回のお相手は、本編の最後に立ちはだかるラスボス3体、「バルトアンデルス(3回目)」「オーファン(第一形態)」「オーファン(第二形態)」である。それぞれが多くの特性を持った強敵であり、倒すためには通常プレイのレベルであっても、それ相応の戦術が必要とされる。
――今回は、1人で戦うとはいえ、キャラクターを全ロールLv.5まで成長させてあるため、倒すだけならば特に難しくは無い。それだけに、「スコア」を高めるための技術が必要となってくるのである。さあ、新連載の1発目、開始から景気良く逝くぜ!!!!1111
標的その1-1◆バルトアンデルス(3回目) HP5227500 ブレイク値:250.0% / チェーン耐性:70 属性耐性:全属性半減 / タイプ耐性:標準 有効弱化:デプロテ・デシェル・スロウ・ウィーク 本編のラスボス3連戦で登場する、1体目のボス。 「アルテマ」「タナトスの哄笑」は、このプレイの条件下では特に痛くはない。 そのため、如何に効率良く攻撃できるかが、高スコアを出すカギとなるが・・・? |
標的その1-2◆オーファン(第一形態) HP6780000 ブレイク値:400.0% / チェーン耐性:70 属性耐性:標準 / タイプ耐性:物理・魔法半減 有効弱化:デプロテ・デシェル・スロウ・バイオ・ウィーク・カーズ ラスボス3連戦の2体目にして、本番と言える戦い。連戦の中でコイツが一番強い。 即死効果を持つ「殺戮のエディプス」が来ると非常に危険なため、アクセサリで即死耐性を上げておく。 有名な話として「バイオ」が効いてしまうため、それを使えるキャラクターなら楽勝だろうが・・・? |
標的その1-3◆オーファン(第二形態) HP3390000 ブレイク値:500.0% / チェーン耐性:50 属性耐性:標準 / タイプ耐性:物理・魔法無効 有効弱化:デプロテ・デシェル・スロウ・ウィーク・カーズ 3連戦のラスト。どちらかと言えば、従来シリーズの「イベントバトル」に近いものが存在する。 しかし1人プレイでは、ブレイク値をリセットする「無益なる時」を使われるまでにブレイクが間に合わない。 そのため、召喚獣の力を借りたり、耐性を無視する固有技でHPを減らしていく必要が出てくるだろう。 |
◆1 ライトニング編
〜おでん最強過ぎワロタ〜
さてさて、今回は「最強キャラ決定戦」の初回であるため、戦闘へと入る前に、軽くキャラクターの紹介をしておくことにしよう。
・・・最初に戦うのは、本編の主人公・ライトニング。メインロールはATK/BLA/HLR、サブはENH/JAM/DEF。HP20000 /
物理攻撃1700 / 魔法攻撃1700である。能力値のバランスが良く、サブロールのENH/JAMのアビリティも満遍なく覚えられるため、どんな状況でも平均以上の戦力として活躍できる。
また、召喚獣のオーディンも非常に優秀であり、特にトドメ限定で最大火力を発揮する「斬鉄剣」は、前回のクリスタリウム封印プレイでも非常にお世話になった。今回、全ロールをLv5まで上げたことによりオーディンの能力値は更に上がっており、相手のチェーンボーナスが999.9%ならば、なんとHPが162万から即死にまで持って行ける。いやはや、オーディンの召喚を使えば、ほとんどの敵を「ブレイク=終了」にまで持っていくことができそうだ。
一方、ライトニングの欠点は、メインロールの1つであるにもかかわらず、HLRが非常に貧弱ということである。「ケアルラ」「レイズ」は今回の条件では使い所が無いため、実質的に使用可能な魔法は「ケアル」「エスナ」のみ。「ケアル」では1回につき約1000のHPを回復できるが、最大HPが20000もあるため、全回復へと持っていくまでにはかなりの時間が掛かってしまう。今回プレイでは、モタモタしているとあっと言う間にチェーンボーナスが流れてしまうため、回復に時間が掛かるのはかなり痛い。
・・・また、JAMで「スロウ」が無いのも欠点。今回は1対1の戦いとなるため、敵の行動ペースを抑える「スロウ」は必須のステータス魔法なのだが、それが使えないため、相手の行動回数は実質2倍である。つれー、相手の攻撃が実質2倍だからつれーわ、実質2倍ダメージ受けちゃうからなー(;^o^)
◆最強キャラ決定戦 エントリーNo.1:ライトニング ◇武器:オメガウェポンLv.★(アクセルブレード系統) HP20000 / 物理攻撃2015 / 魔法攻撃2015 ・攻撃してATB回復 ◇ステータス変化アビリティ ENH:ブレイブ・フェイス・ヘイスト・ガッツ・エン○○○*4・プロテス・シェル JAM:デプロテ・デプロガ・デシェル・デシェガ・バイオ・バイオガ・ウィーク・ウィーガ |
使用する武器は、「アクセルブレード」系統のオメガウェポンLv.★。この1つ前の「序章」で何度も書いたように、このプレイでは無闇やたらに攻撃力を上げるよりも、戦闘をサポートするアビリティを引き出していったほうが良い。この「攻撃してATB回復」は、1回ダメージを与えるごとにATB1スロットの20%が回復するというものであり、ATBバーをフルに溜めて6回攻撃すれば、1.2スロットものATBを補充することができる。物理・魔法も同等に上がってくれるし、今回プレイにうってつけだわ(´ー`)
・・・というわけで。ライトニングで良いスコアを狙う場合、全キャラクター中最高性能のBLAを活かして敵を素早くブレイクし、そして可能な限り多くの「ルイン」を撃ち込むことがカギとなるであろう。そして、相手を即死に持って行けそうになったら、オーディンの斬鉄剣で一撃必殺である。あれ、ライトさん最強じゃね?(´・ω・`)
◆
というわけで、実戦に行こう。まずは最初の「バルトアンデルス(3回目)」戦であるッ!
今回はパラメータを限界まで成長させており、特に最大HPは20000もあるため、レーザー攻撃や「アルテマ」は全く恐るるに足らない。ところが割合ダメージの「タナトスの哄笑」は、死ぬことは無いにせよ、喰らうと必ず瀕死状態になってしまうため、HLRで回復を行わなければならない。
・・・上で書いた通り、ライトニングは回復が苦手だからなあ。もし「ケアルア」を持っていれば、1発で4000ものHPを回復できるのに(´・ω・`)
何はともあれ、ライトニングは平均的な性能を持ったキャラクターであるため、戦闘も平均的に行う。開幕にENHで「ヘイスト」「ガッツ」「フェイス」「ガッツ」「プロテス」「シェル」、JAMで「ウィーク」「デシェル」を使って準備を整え、その後はBLAで攻撃。そしてブレイクに成功するか、チェーンボーナスが切れそうになったらATKに変えて「ルイン」。基本的にはこの繰り返しでOKである。ブレイク中の「ルイン」は6万ものダメージに達するため、あっと言う間に相手のHPを削ることができるのだ。
・・・ただし、調子良くダメージを与えられるのは最初の1ブレイクまでであり、その後は回復に手を焼かれる「タナトスの哄笑」を使ってくるうえに、行動ペース自体も相当に早くなるため、戦いを進めていくのは中々に難しくなる。まあ、フェイス・デシェル状態さえ維持していれば、チェーンボーナス200%くらいでも「ルイン」のダメージが3万近くに達するため、無理して相手をブレイクさせていく必要は無いだろう。なんかクリスタリウム封印プレイで得た知識が、そのまま役に立ってるな(´ー`)
――そんなこんなで戦い、2回のブレイクでバルトアンデルスを撃破に成功。タイムは6分58秒、スコアは15600である。幸先良く★5が出たわ、うん!
続けて、ラスボス戦本番と言える「オーファン(第一形態)」戦。
こいつは、今となっては有名な話だが「バイオ」が効いてしまうため、そのアビリティを使えるキャラクターなら5分で倒せてしまう。そしてライトニングは「バイオ」を習得できるため・・・もうこれは、楽勝を通り越して退屈と言っても問題が無い戦いなのである(´・ω・`)
ただし、リーダー1人で戦闘を行う今回プレイでは、オーファンに「殺戮のエディプス」を使われると極めて危険であるため、そこだけは「聖霊の冠Lv.★」を装備してしっかり抑えていく。即死耐性60%で、更に「スーパーリボンLv.★」で全ステータス耐性30%も装備してあるから、これで死んだら、本当に運が無かっただけだろう。
というわけで、実戦では開幕に「ヘイスト」を使い、相手の「心無い裁き」をDEFで受ける。その後はJAMでとにかく「バイオ」を連打。それが決まったら、後はENHの「フェイス」「ガッツ」「エンファイ」「プロテス」「シェル」、JAMの「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」を入れて、BLAでのブレイクを狙っていく。今回初めて気付いたんだが、後ろに下がると「鉄槌」も当たらなくなるのな。全力で体を振って攻撃を空振りしているオーファンの姿は、一見の価値ありだぜ(´ー`)
・・・そしてブレイクに成功したら、「バイオ」を上書き。これで終わりである。一応、「ルイン」を撃ち込んで約7万のHPを削ってみたりもしたが・・・あとは守っているだけで勝てるため、特に行うべきことは無い。そのまま陰陽モードへと突入し、「ディエス・イレ」を悠々持ちこたえたりしながら撃破。強すぎるだろバイオ・・・\(;^o^)/
撃破タイムは5分9秒、スコアは16706。まあ予想通り、タイムは約5分となった。今から思うんだが、これ「バイオ」の無いキャラは不利すぎるだろ('A`)
そしてラストの「オーファン(第二形態)」。登場シーンのセリフが、どうやっても「で き る も ん っ ★」にしか聞こえない(´・ω・`)
コイツは「死の宣告」の7分間のタイムリミットが印象的であるが、チェーンボーナスが中途半端に上がっている状況が70秒続くと「無益なる時」でブレイクゲージをリセットしてしまうため、2つの制限時間を持った敵だと言える。手早くブレイクをしなければ、ダメージを与えることすらおぼつかないのだ。
・・・そして。今回の条件では戦闘メンバーが1人しか居ないため、このオーファンをブレイクさせるのは至難の業なのである。一応、開幕にENHでガチガチにステータスを固めた後、BLAに変えて「クエイク」を撃ち、その後に全力で攻撃すればブレイクできることもあるのだが・・・相手の打ち上げやステータス攻撃によって失敗してしまう確率が高いうえに、補助を入れる暇が無くダメージ効率も良くない。また、ライトニングは魔法の行動モーションが速いため70秒でのブレイクも可能だが、サッズやヴァニラは行動ペースが悪いため、ひょっとしたら自力でのブレイクが不可能かもしれない。・・・というわけで。今後の事も考え、この戦闘では召喚獣の力を借りることにした。
ライトニングの場合、通常モードのオーディンは攻撃性が高く、チェーンボーナスの持続時間・上昇量共に満足の行く値となっている。また、ドライビングモードでも←+○の「真空波」が使いやすく、最後の「斬鉄剣」は今さら言うまでもない。よって、適当にBLAで攻撃しつつ適当にオーディンを召喚するだけで、通常モードでブレイクし、ドライビングで簡単にオーファン第二形態を倒せてしまうのだ。
・・・というわけで。撃破タイムは1分57秒、スコアは16355。無論★5である。やっぱオーディンさんは最強だわ(´ー`)
◆ラスボス3連戦 ライトニング |
48661点 |
◆2 スノウ編 〜
お次はスノウ・ヴィリアース(21)。FF13を買った頃には同い年だったのに、もう俺のほうが年上になってしまったよ(´・ω・`)
メインロールはATK/BLA/DEFであり、最も特徴が引き立つのは他のキャラクターと比べて1.5倍程度の最大HPを活かしたDEFである。FF13では基本的にHLRよりもDEFのほうが強いため、スノウを上手に運用すれば、今現在の戦力よりもかなり強い敵に勝つことができてしまうのだ。
また、サブロールはENH/JAM/HLR。脳筋キャラクターであるスノウに魔法使い系のロールは似合わない・・・と思いきや、なんとスノウの魔法モーションは全キャラクター中最速であるため、実はライトニング以上に物理・魔法が両方使えるパラディンタイプなのである。「ルイン」は有名だが、「ケアルア」の連射も捨てがたい(´ー`)
そして召喚獣は、ドライビングモードでバイクに変形するシヴァ。発売前は物議を醸し出し、そして発売後は一転して全く話題に挙がらない悲劇の召喚獣であるが、使いやすさは一級品。敵が単体ならば、↑+○の「ウィリーラッシュ」を連打するだけでOK。モーション速度がとにかく速いため、ブレイクが切れるギリギリからでも全ての技を当てられる。また最後の「ダイヤモンドダスト」のダメージも、ウィーク状態で氷属性を弱点にしておけば、ヘカトンケイルの「ガイアサルヴォー」さえ凌駕するのだ。
そんなスノウの欠点であるが、何と言ってもそれはアビリティが大きく偏っているということ。メインロールのBLAでさえ、「ファイア」「サンダー」系統の技は一切取得できない。また詳しくは後述するが、サブロールのENH/JAMはとてもじゃないが実戦で役立つレベルでは無いのである。
・・・やはり、スノウはDEFで強力な攻撃を堪えつつ、敵の攻撃が沈静化したら、ATK/BLAで仲間と共に攻撃を仕掛けていくキャラクターなのであろう。そんなスノウを活かすためには、単独で戦わせようとせず、他のキャラクターと協力して敵へと挑んでいく必要が存在するのである。
――ま、今回プレイでは、それを強引に一人で戦わせるんだけどね(´・ω・`)
◆最強キャラ決定戦 エントリーNo.2:スノウ ◇武器:セイブ・ザ・クイーンLv.★(烈士のハート系統) HP30000 / 物理攻撃2102 / 魔法攻撃1811 ・ピンチにパワフル改 ◇ステータス変化アビリティ ENH:ブレイブ・フェイス・ヘイスト・ガッツ・プロテス・シェル JAM:スロウ・スロウガ・フォーグ・フォーガ・ペイン・ペインガ・カーズ・カーズガ・ダル・ダルガ |
使用する武器は、「ピンチにパワフル改」を引き出せる「烈士のハート」系統のセイブ・ザ・クイーンLv.★。HPゲージが赤(HP<30%)の時、物理攻撃と魔法攻撃の値が1.4倍になるという優れた装備アビリティであるが、実はスノウには「ハイボルテージ」というアビリティがあり、HPが緑(HP>70%)の時にはそもそもATKの与えるダメージが1.2倍になっている。当然これらの二つは兼用できないので、「ピンチにパワフル改」が役立つかどうかは微妙と言ったところか。魔力は「マギステルクレストLv.★」だな。
・・・そして、問題のENH/JAM。前者は基本的なアビリティが揃っており、特に秀でた点が無いことを除けば標準的に運用できるが、問題は後者のJAM。「デプロテ」も「デシェル」も「ウィーク」も「バイオ」も無く、相手に与えるダメージを全く増やすことができないのである。便利なのは「スロウ」くらいで、後の技は強敵クラスになるとほとんど通用しない。同じく妨害系のJAMであるファングでさえ、最終的には「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」が使えるようになったのに(´・ω・`)
――ENHは没個性で、JAMは肝心の強敵戦で全く役に立たない。今回のプレイでは、1人で戦線を維持する都合ブレイクが難しいため、ENH/JAMで補助魔法を主体として戦っていかなければならない。そして、そういう戦い方はスノウが最も苦手とするところのようだが、果たして実戦では・・・?
◆
というわけで、初戦の「バルトアンデルス(3回目)」戦に突入。まず開幕はENHである。本職エンハンサーであるサッズ・ホープに比べると非常に面白みの無いラインナップであるが、基本5種(「ヘイスト」「プロテス」「シェル」「ブレイブ」「フェイス」)+「ガッツ」が揃っているため、その6つのステータスを開幕2ターンで全て掛けておく。今後も同様であるが、とにかくこのプレイで重要なのはENH。たったの数ターンで大きく戦力を向上させることができるため、使える全てのステータス魔法を使っておきたい。
その後はJAMに切り替え、まずはクリスタリウムなしプレイでも最重要となった「スロウ」を手動で入力し、それからオートコマンドで他の状態異常を・・・って、何で効くのが「スロウ」しか無いんだよ・・・(´・ω・`) 使える弱体化魔法のラインナップを見れば至極当然の話であるが、ほんとにオートコマンドだと「スロウ」*1しか入れてくれない。なんだよ、これはクリスタリウム封印プレイじゃないぞ('A`)
そんなこんなで、スノウはステータス効果で敵の防御力を下げることが全くできないため、BLAでブレイクして地道にダメージを与えていく。やはり割合ダメージの「タナトスの哄笑」を使ってくるようになる中盤以降でグダグダになってしまうが、スノウはライトニングと違って「ケアルア」が使えるため、数秒でHPを全快にまで持っていくことができる。一体スタッフは何の意図を持って、スノウの回復魔法をここまで爆速にしたのだろうか・・・(;´・ω・`)
というわけで危なげなく戦い、撃破タイムは9分25秒、スコアは13710。一応★5だが、スコアは基本的に20000点からの減点方式であるため、ライトニング(15600点)と比べると、約1.5倍もの差が出て来てしまった。まあ、「デシェル」「ウィーク」が無いにしては頑張ったほうっしょ。
続けて、「オーファン(第一形態)」戦。ライトニングの時は「バイオ」で倒せたが、スノウはそれが使えないため、自力で戦っていくほかに仕方が無い。
とりあえず、有効な「スロウ」「カーズ」だけは掛けておき、後は基本通りの「BLAでブレイク」→「ATKで攻撃」をひたすら繰り返す。陽モードではこのパターンで130万程度のダメージを与えられるが、陰モードでは有効ステータスを片っ端から解除されてしまうため、モードチェンジの2分30秒までにはブレイクが間に合わない。そのためENHで状態変化を掛け直しながら、「ルイン」の単体攻撃でHPを削っていくことにした。ちなみに、前回やり込みの「おまけ4」では壮絶に俺を苦しめてくれた、オーファンの最強技「ディエス・イレ」であるが、これタイプが物理&魔法であり「プロテス」「シェル」の両方でダメージを軽減できるため、実際のダメージは3桁にまで下がってしまう。追加効果のデプロテ・デシェルもプロテス・シェルで相殺できるから、すぐにENHで掛け直せば全く問題が無いし・・・。
・・・そんなオーファンの攻撃であるが、唯一恐れなければならないのは、即死効果を持つ「殺戮のエディプス」。この攻撃はパーティ内のHLR/DEFを優先して狙うという特性があり、また陰陽モードでは1/3程度の確率でロールを無視して対象を選択するため、それでリーダーが狙われて戦闘不能状態になると即ゲームオーバーとなってしまう凶悪な攻撃であるが、今回は1人プレイであるため、当たり前の話であるが必ずリーダーが狙われてしまうのである。特に「バイオ」が使えないスノウの場合は戦闘時間が長くなるため、もはや自身の運命力に全てを懸けていくしかない。運ゲー再び!「絶対運命決定力」発動(´・ω・`)
そんなこんなで、「陽→陰」*3
+ 「陰陽」*2という通常プレイのような感じで戦い、撃破タイムは23分26秒、スコアは8448。ダメージを増やすために有効な「デシェル」も「ウィーク+エン○○○」も使うことができず、オーファンの「物理・魔法半減」というタイプ耐性の影響をモロに受けてしまった結果だ。
・・・評価も★2だし、やっぱ今回の条件だと、必ず敵を5分で倒せる「バイオ」が使えないキャラクターは不利すぎるのか('A`)
最後に、|^o^|「オーファン(第二形態)」戦。今回もライトニングと同じく、BLAでブレイク寸前まで持ち込み、シヴァを召喚してドライビングで撃破である。
――ただ、通常モード時のシヴァは打ち上げ効果を含む魔法を使い、そしてドライブ攻撃の「ウィリーラッシュ」は打ち上げを継続する能力がある。そして上に打ち上げてしまうと、ドライビングモードが自分のバイクで走り出す〜♪である都合、攻撃が当たらなくなってしまうため、ドライビングモードへの移行タイミングには若干の注意をしなければならない。それさえ守れば、1回のドライビングモードで200万くらいは軽く削れるため、何の問題も無しである。
・・・というわけで軽く戦い、撃破タイムは2分17秒、スコアは15504である。ほぼ同じ戦法で倒したライトニングとはタイムが20秒も違ってきてしまい、スコアにも850点もの差が出て来てしまった。うーむ、やはり使用パターンを把握した上でのオーディンには敵わなかったか・・・(´・ω・`)
ちなみに、失敗時での話だが、召喚獣で最後の「ダイヤモンドダストLv.3」を放った後にオーファンのライフが6万ほど残ってしまい、再び全ての攻撃をシャットアウトするモードに戻ってしまったため、相手のタイプ耐性を無視する「ルーラーフィスト」(約2万ダメージ)を使い、強引に殴り倒そうとしたことがあった。
――が。その場合、何度「ルーラフィスト」を使ってもオーファンのHPが1だけ残ってしまい、ついに倒すことはできなかった。うーん・・・理由はよく分からないけど、ブレイク中か召喚獣の攻撃じゃないと、このオーファン第二形態にトドメを刺すことはできないっぽいな。
◆ラスボス3連戦 スノウ |
37662点 |
◆3 サッズ編
〜(サッズの上手な使い方を)人に訊くんじゃねぇ、てめぇで考えろ!〜
さあ、お待ちかね!"FF13最強キャラクター"、サッズさんの登場である。
・・・発売当初こそ(;・∀・)「こんなん絶対無理だろwwww」と言われたが、今となってはFF13制限プレイの入門とも言える存在になった「クリスタリウムなしクリアー」。それに挑戦した1プレイヤーでしかなかった俺を一躍有名にしてくれたのは、何と言ってもオーファン戦・エリクサー0個攻略の「おまけ4」と、ファルシ=ダハーカ戦・改造禁止プレイの「おまけ6」。そして、その両方の戦闘でカギとなったキャラクターが、今回のテーマであるサッズなのである。前者では、1回の陽モードで与えられるダメージがせいぜい70万〜80万と言われていた状況で150万ものダメージを叩き出し、後者では「死の宣告」による時間切れを乗り越えるための最終手段として活躍。「おまけ4」「おまけ6」共に、"あえてサッズを使う"という采配が大きなカギとなったのである。
――だが、某googleで「サッズ」と検索すると、関連ワードに「サッズ 弱い」というものが表示されてしまうことからも分かるように、サッズは多くのFF13プレイヤーから"最弱"という烙印を押されてしまっている。確かに、普通に使おうとすると、物理攻撃・魔法攻撃の両方がパーティ内で最低になるわ、攻撃のモーション速度がとにかく遅いわで、弱さばかりが目立ってしまうキャラクターであることは否定できない。
・・・しかし、である。前回やり込みで大いにサッズのお世話になった俺としては、何としてもサッズを強いキャラクターだと認めさせたい。少なくとも、一意的な「弱いキャラクター」ではなく、「使いこなせば強い」くらいまでには地位を上げたいものだ。サッズの強さを世に知らしめるのも、俺に与えられた使命だろ(´・ω・`)
そんなこんなのサッズのメインロールは、ATK/BLA/ENH。サッズは4章・6章・8章などでヴァニラと2人で行動する時間が長いため、このロール配分は仕方無いとも言えるが・・・正直、キャラクター特性を顕著に表わすためであれば、いっそのことHLR/ENH/JAMとかで一切の攻撃手段を無くしても良かったくらいだよ。
・・・サブロールは、JAM/HLR/DEF。詳しくは後述するが、どれも最高クラスの支援役として活躍するサッズとは相性抜群であり、JAMの「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」、HLRの「ケアル」、DEFの「挑発」「ライズガード」はクリア前でさえ習得させていく意義がある。これらのサブロールを活かし、サッズを戦術の主軸としたプレイを楽しんでいくのも面白い。というか、俺の2回目通常プレイがそれだった。開幕ENHで「エン○○○」+「ブレイブorフェイス」を配り・・・いやあ、楽しかった(´ー`)
そして召喚獣のブリュンヒルデは、攻撃ペースが早くブレイク維持には使いやすいが、肝心のダメージは他キャラクターに比べて劣ってしまうというところ。一応、「ウィーク」を掛けて炎属性を弱点にしたうえで「ムスペルフレイムLv.3」を放てば、最大で999999のダメージを与えられるため、それを主として運用していくことになろう。
◆最強キャラ決定戦 エントリーNo.3:サッズ ◇武器:トータルエクリプスLv.★(アンタレス系統) HP27000 / 物理攻撃1610 / 魔法攻撃1616 ・チェーンボーナスUP改 ◇ステータス変化アビリティ ENH:ブレイブ・フェイス・ヘイスト・ガッツ・エン○○○*4・プロテス・シェル・バ○○○*4 JAM:デプロテ・デシェル・バイオ・ウィーク・スロウ・フォーグ・ペイン・カーズ・ダル・デスペル |
物理攻撃・魔法攻撃の値は低めであるが、今回プレイの評価基準は「バトルスコア」であるため、攻撃力の数値だけを見た評価は無意味である。
・・・それよりも注目すべきは、ENHでは「ベール」以外の全ての強化系、JAMでは単体系で全ての弱体化系魔法を使えることである。特に、強敵での戦いで重要となる「スロウ」「バイオ」を両方使えるのは、全キャラクターの中でもサッズ(と一応ホープ)のみ。また、「ウィーク」で弱点属性を作り、「エン○○○」でその弱点を突くことができるのも、サッズ以外ではライトニング・ホープが可能なだけである。よって、状態変化が重要となる今回プレイでは、サッズは極めて有利に戦いを運ぶことができるキャラクターだと断言できるのだ。
また、武器の「アンタレス」系統トータルエクリプスLv.★も優秀で、全ての攻撃にチェーンボーナス+2.0の効果を与える事ができる。BLAの魔法がチェーンボーナス+10.0であることを考えると微々たる値だと思うかもしれないが、サッズの「たたかう」は2hitするし、「エリアブラスト」は最大で7hitするため、それらを用いればATKでもダメージ・ブレイクゲージ上昇量の両方を満足させることができるのだ。これだけの要素があるサッズ、もう最強キャラクターに君臨しないわけがないっしょ(´ー`)
◆
まずは「バルトアンデルス(3回目)」戦。まずはいつも通り、ENHで「ヘイスト」「ブレイブ」「フェイス」「ガッツ」「プロテス」「シェル」、JAMで「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」「スロウ」を入れる。FF13での「状態変化」は、「ブレイク」と比肩する重要システムであるから、10個もステータス魔法を入れて、弱いわけがない(´ー`)
・・・その後は、BLAで「ファイア」、ATKで「エリアブラスト」などを撃ち込んでブレイク&ダメージを与えていく。サッズの「エリアブラスト」は、扇のような空間に7発の弾を撃つ範囲攻撃なのだが、敵が大きいとその7発全てが命中するため、非常にダメージの効率が良いのである。また、装備アビリティ「チェーンボーナスUP改」により、攻撃1回に付き蓄積ブレイク値+2.0の補正があるため、相手の耐性を無視すれば、1回の「エリアブラスト」で14.0ものチェーンボーナスを増やすことができ、チェーンの効率も非常に良い。BLAの魔法がATBコスト1で+10.0、「エリアブラスト」はコスト2で+14.0だから・・・大型の敵ならば、ATKだけでもブレイクができてしまうほどである。
実際に与えられるダメージについてだが、弾1発分のダメージ倍率は0.7。そのため、7発当たれば0.7*7
= 4.9である。ややモーション速度が遅いのが残念だが、「たたかう」や「ルイン」を遙かに凌駕する攻撃手段として、サッズの「エリアブラスト」は利用可能なのである。サッズさんマジイケメンだわ(^^p)
というわけで、上手にチェーンボーナス&チェーン持続時間を稼ぎつつ、いざブレイクさせたら「エリアブラスト」で20万ものHPをもぎ取る。
そんなこんなで戦い・・・撃破タイムは5分29秒。「デプロテ」「デシェル」の無いスノウはもちろん、補助魔法をフル活用したライトニングさえ凌駕する好タイムを叩き出してしまった。そして、攻撃力が低い割に良いタイムが出たということで、スコアも16984点と高水準。16000点台が出たさえ初なのにな(´ー`)
お次は「オーファン(第一形態)」。サッズもJAMで「バイオ」が使えるため、それで5分間耐えるのみである。というわけで、暇つぶしに「ウィーク」+「エンファイ」からの「エリアブラスト」を撃ち込んで数万のHPを削ったりもしながら、気長に相手が死んでくれるのを待つ。正直、ボス敵に「バイオ」は効いちゃだめだろ(´・ω・`)
・・・そんな戦術で戦い、撃破タイムは5分8秒、スコアは17494点。ライトニングをタイムで1秒、スコアで800点凌駕する結果となった。やっぱサッズはスコアアタック向きのキャラクターなんだろう。攻撃力の数値が低く、逆に補助能力は全キャラクター中で最高なんだから。あと武器が強いので、クリスタリウム封印プレイにオヌヌメ(q^^)
そして、ラストの「オーファン(第二形態)」戦。サッズの場合も自力ブレイクが間に合わないため、召喚獣ポ○ョブリュンヒルデの力を借りることにする。
・・・いつも通り、開幕ENHでガチガチに堅め、BLAの「クエイク」→適当な魔法で攻撃。そしてブレイク値が300%を超えたあたりで「召喚」を行ってブレイク。そしてダメージを増やすための「ウィーク」「デプロテ」を掛けた後に、ドライビングモードで攻撃である。
――そういや俺、ブリュンヒルデのライディングをまともに使ったことが1回も無いんだなこれが(´・ω・`) 「おまけ5」などで活躍したオーディン・シヴァ・ヘカトンケイル・バハムートについてはしっかりとした経験があるし、ホープのアレキサンダーに関しても、「×ボタンの『天罰』を連打して、最後に↑+○の『鎧袖一触』でデシェルを掛けてから『聖なる審判Lv.3』を使う」くらいの知識は持っている。が、ブリュンヒルデはホントに分からない。いつだろ、最後に使ったのって?
というわけで適当に○ボタンを連打して「オートドライブ」に任せることにする。ただし魔法は尻から出る!の「ホットロッド」が強そうな感じか。また、最後の「ムスペルフレイムLv.3」では、「ウィーク」で作った弱点を突くことにより999999のダメージを出すことができた。まあ、カメラ視点の問題で、画面上では見えなかったんだが('A`)
――撃破タイムは2分13秒、スコアは16550。さすがにタイム自体は行動の素早いライトニングに劣ってしまったが、攻撃力数値の影響により、またもやスコアでライトさんを上回ってしまった。これは・・・サッズさん最強、あると思います(´ー`)
◆ラスボス3連戦 サッズ |
51208点 |
◆4 ホープ編
〜心を踏みにじる偽りのJAM・・・!〜
続いての挑戦キャラクターは、リアル中二病のホープ・エストハイムである。
シナリオ中の戦闘では、主に防御型のENHを務める。4章の段階で守りの要となる「プロテス」「シェル」を覚え、その後も10章以降で「エン○○○」*4と「ブレイブ」「フェイス」、12章では「ヘイスト」を習得することができる。後半に「プロテス」「シェル」が覚えられるサッズとは、正反対のアビリティ習得をするのだ。
・・・そういうわけで、最終的にはサッズとホープの違いは「ベール」か「ガッツ」かしかなくなるわけだが、ネットで話を聞く限り、使用率はホープのほうが圧倒的に高い。これは「防御型のENHは戦闘に時間を掛ければ掛けるほど有利になるため、初心者にも扱いやすい」という現実的な理由・・・ではなく、対抗勢力である攻撃型ENHのサッズが頼りなすぎる(ように見えてしまう)ことが原因であろう。父ちゃん強いのにね(´・ω・`)
ホープのメインロールは、BLA/HLR/ENH。どのロールもアビリティを数多く覚えることができ、BLAの「サンダガ」やHLRの「ケアルダ」などは、数多くの場面で切り札として活躍する。そしてENHの「プロテス」「シェル」は、ありとあらゆる戦闘で役に立ってくれることであろう。
そしてサブロールは、ATK/JAM/DEF。こちらはメインロールの優秀さと引き替えに、非常に使い辛いものとなっている。まずATKは「ルイン」を最初のマスで覚えられるが、基本的にパーティ内の他のATKに攻撃を任せることが多いため、ホープがメインアタッカーなることは滅多に無い。またJAMであるが、これは「デプロガ」などの全体化系魔法しか使えないため、極めて効率が悪い。そもそも敵の数が多い時は、JAMよりもENHを使ったほうが遙かに有用である。またDEFであるが、何が楽しくてパーティ内で最低HPのホープにDEFを任せるというのだ・・・。「ライズガード」「エリアバリア」が両方無いとか舐めてんだろ(´・ω・`)
最後に、召喚獣のアレキサンダー。こいつ、攻撃のペースが異常なまでに遅いため、通常モードではブレイクゲージの蓄積・持続時間の維持ともに、まったく期待することができない。そしてドライビングモードでは城のような形に変形するが、重量級のイメージに反して与えられるダメージが非常に少ない。例えばエンディング後、クリスタリウムLv10の状況下で相手のチェーンボーナスを999.9%にして大技を放った場合、バハムートやヘカトンケイルなら40万程度のダメージを与えられるが、アレキサンダーの場合はたったの10万。自動的に相手の弱点タイプ(物理/魔法)・弱点属性で攻撃し、「デプロテ」「デシェル」も有効・・・って、それをフル活用してやっと他の召喚獣を超えられるレベルかよ・・・。そもそも、"弱点タイプ"が存在する敵で強いのってほとんど居ねーし(´・ω・`)
――ただ一応、ドライビングモードの攻撃は敵全体に当たるものが多いため、満遍なく全ての敵にダメージを与えられるというメリットはある。雑魚戦では敵の数を減らすために召喚獣を使うことが多いため、その際には弱い敵を一掃できるアレキサンダーのドライビングモードが役に立つ・・・かもしれない。
ちなみに、これは非常にどうでも良い情報なのだが、メニュー画面でアレキサンダーのアビリティ欄・ドライビングモード「天罰」の項には、「戦場中央を攻撃し広範囲にダメージ。敵がブレイクなら打ち上げ、弱守(デプロ)の効果も。」というテキストがある。デプロってなんだよデプロって('A`)
何はともあれ、通常プレイではまずお呼びにならないホープのJAMや召喚獣アレキサンダーも、今回プレイで日の目が当たれば幸いである・・・。
◆最強キャラ決定戦 エントリーNo.4:ホープ ◇武器:ヌエLv.★(ヴィゾフニル系統) HP18000 / 物理攻撃1405 / 魔法攻撃2613 ・防御系持続UP改 ◇ステータス変化アビリティ ENH:ブレイブ・フェイス・ヘイスト・エン○○○*4・プロテス・シェル・バ○○○*4・ベール JAM:デプロガ・デシェガ・バイオガ・ウィーガ・スロウガ・フォーガ・ペインガ・カーズガ・ダルガ・デスペル |
典型的な魔法使いキャラであり、最大HPが低い代わりに魔力が高く、数多くの有用なアビリティを操ることができる。装備アビリティの「防御系持続UP改」は、通常プレイではあまり役に立たないが、長期戦となりやすい今回プレイでは大いに活躍してくれることであろう。
そして主要ロールの一つENHでは、サッズの「ガッツ」の代わりに「ベール」を使用することができる。「ベール」は悪性ステータスの発生確率を1/2に下げるというものであり、ENHをコンピューター任せにしていると非常に影響の少ない「毒」のステータスに反応して真っ先に「ベール」を使ってくれるというシステムになっているため、悪い印象しか無い魔法であるが、バトルに影響が出るステータスを見極め、手動操作で使うとすれば、これほど便利な防御系魔法は無い。特に、「デスペル」で片っ端から有効ステータスを解除してくるミッションモード後半の強敵に対しては、「ベール」での対策は必須と言えてしまう・・・かもしれない。
一方、サブロールのJAMは・・・サッズと同じく、全ての弱体化魔法を使えるのだが、問題はそれが全て全体系ということである。全体系の弱体化魔法はATBコストが3であるため、連射効率は単体系の1/3。FF13の弱体化系魔法は連発を前提とした成功率になっているため、全体系の弱体化魔法は極めて使い辛くなっているのである。敵が多い場合の「スロウガ」などは有効・・・と言いたいところだが、その場合もENHで強化して敵を1体ずつ潰したほうが良いし、そもそも弱体化をホープに任せる理由などほとんど存在しないのである(´・ω・`)
特に、今回の「最強キャラ決定戦」で相手にするような強敵クラスとなると、敵が単体で登場するパターンが非常に多い。そのため、「デプロガ」のような全体系弱体化魔法は、役に立たないように思えて本当に役に立たないのである。なに、「デプロテ」より「デプロガ」などのほうが微妙に基本成功率が高い? それにしたって連打をしていけば成功率は上がっていくし、全体化が有効と思われる「ダルガ」など妨害系魔法は、むしろ全体系のほうが成功率が低くなってしまっているんだぜ(´・ω・`)
◆
まあ、そんなこんなで戦うことにする。1回戦、vs「バルトアンデルス(3回目)」。
コイツに有効なステータスは「デプロテ」「デシェル」「スロウ」「ウィーク」であり、どれも戦線のキーとなる魔法である。「デプロテ」「デシェル」は単純にダメージを1.89倍に増やせるし、「スロウ」は攻撃ペースが半分。そしてバルトアンデルスは全属性を半減するため、「ウィーク」でBLAの性能を上げるのも非常に重要である。
――ということで、ATBを6個分溜めても2連射しかできず非常に効率の悪いホープのJAMであるが、それでも頑張って弱体化を入れ、相手のブレイクを狙っていく。そして初回のブレイクではとにかくチェーンボーナスを増加させ、ダメージ無視で弱体化を上書きする。というのも、弱体化の成功率&持続時間はチェーンボーナスの値だけ倍加されるため、ブレイク中に弱体化を入れれば、その効果が5分間くらいは続いてくれるのである。これ、地味だけど重要テクニックな(´ー`)
そんなこんなで、1回目のブレイク終了後は、ブレイクさせずにひたすら「ルイン」を撃ち込み・・・撃破タイムは8分46秒、スコアは13120点。ギリギリで★5だけは取得できたが、スコアで言えば「デシェル」の無かったスノウ以下である。やっぱホープきゅん1人だと微妙なのか(´・ω・`)
続いて2回戦、vs「オーファン(第一形態)」。
こいつは「バイオ」が効くため、毒状態にして放っておけば5分で倒せる・・・のだが、実はオーファンは「バイオ」だけが耐性99%という超鉄壁を誇るため、毒を掛けるのは中々に難しい。FF13の状態異常系ステータス魔法は、発生が1回失敗するごとに相手の耐性を2%下げる効果があり、例えば毒耐性99%のオーファンに対して基本発生率30%の「バイオ」を使った場合、それが成功する確率は「1%*30% = 0.3%」である。が、2回目に放った場合、相手の耐性は97%となるため、成功率は「3%*30% = 0.9%」となる。そのため、同じ魔法を連発すればするほど、相手に弱体化が効きやすくなるのである。
「バイオ」の基本発生率は30%で、「バイオガ」の基本発生率は40%。だが両者の間には、実に3倍もの使用ペース差が存在する。計算式は面倒なので省略するが、"オーファンが毒状態になっていない確率"が50%を下回るのは、「バイオ」ならば使用回数15回・ATBバー2.5本分である。だが「バイオガ」だと13回・・・つまり、ATBバー6.5本分であるため、効率はピッタリ5/13となってしまうのだ。要は、平均して「バイオガ」のほうが約2.6倍の時間が掛かるということである。
・・・この発生率の差は、何も初期耐性が99%のオーファンの「バイオ」に限った話ではない。同じ計算条件の場合、耐性が90%なら2.5倍、70%なら2.1倍、50%なら1.8倍の時間が掛かってしまう。簡単に言うと、やはり全体化系の弱体化魔法は単体のモンスター相手には著しく使い辛いということである('A`)
ということで、最初に「バイオガ」で毒状態にすることでまず苦労し、その後に毒を上書きすることにも苦戦してしまう。その結果として、撃破タイムは8分24秒。毒ならば相手のHPを5分で削りきれるため、最低でも3分24秒の間、相手を毒状態にできなかった時間が存在するということだ。こりゃ酷い・・・(´;ω;`)
そしてスコアは14870点。20000点からの減点方式という点で考えると、-5130点。ライトニングが-3294、サッズが-2506であることを考えると、やはりホープは大きく劣ってしまう結果となった。まあ正直言ってFF13の弱体化は強すぎるから、これくらい効きづらくても良いと思うんだけどねえ・・・。
ラスト発狂、「オーファン(第二形態)」戦。
ブレイクを行わなければダメージが与えられないコイツであるが、やはり自力でのブレイクは間に合わない。そのため、今回も召喚獣の力を借りてみたのだが・・・なんと、である。アレキサンダーを使っても70秒でブレイクすることができなかったのだ。簡単な話で、アレキサンダーの攻撃が遅すぎて、500.0%までチェーンボーナスが伸びなかったのである。そのため、ブレイクさせるのはドライビングモード中となるのだが、それではダメージが339万には遠く及ばない。
――よって残念ながら、ホープが召喚1回でオーファンを倒すことは不可能なのである(´・ω・`)
・・・が、これでは勝てないため、ここで一計を講じる。オーファンは"ブレイクさせなければ一切のダメージが与えられない"と思われがちであるが、実は「召喚獣の攻撃」と「キャラクターの固有技」には相手のタイプ耐性を無視する能力があり、それを用いればブレイクをさせずともオーファンにダメージを与えられるのである。13章第1ボスのバンダースナッチを召喚技で消し飛ばしたり、ヴァニラの「デス」でロングイに999999ダメージを与えたりするテクニックは有名だが、その応用である。
そしてホープの固有技は、BLAの「ラストリゾート」。正直使ったことが無い人が大半だと思われるが、歴代シリーズの"ホーリー"のような演出の攻撃であり、ブレイク中の敵に使うとチェーンボーナスの上昇値が合計で160%にもなる大技である。モーション中にATKへと変えてダメージを増やすテクニックも有効であり、その場合は相手の耐性を無視して「ルイン」*4と同じだけのダメージを与える事ができる。
――ところがどっこい、この攻撃、ブレイク中以外の敵に使ってもチェーンボーナスの上昇量・持続時間がともに0であるため、相手に与えられるダメージを全く増やすことができない。魔力を最大限に上げたホープの場合、大体1回の「ラストリゾート」で60000程度のダメージを与えることができるのだが、そのまま撃ち込み続けても相手のHPを半分ほど削ったところで「死の宣告」の時間切れでアウトになってしまった。ヲー・・・。
仕方が無いので、バトルスピードを「ゆっくり」にし、「死の宣告」の時間を延長した上で、12秒ルールをフル活用して「ラストリゾート」を撃ち込んでいった。それでも最後は微妙に削りきれなかったため、残り時間が1分を切ったらBLAを使ってチェーンボーナスを溜め始め、適当なタイミングでアレキサンダーを召喚。ドライビングモードに入って攻撃を仕掛け、最後に「聖なる審判Lv.3」で攻撃。これでホントにギリギリで倒せた。勝てなかったわけじゃないが、正直言って負けた気がする(´・ω・`)
魔力をかなり大きく上げていた都合、目標タイムは3分5秒だったのだが、撃破タイムは13分43秒。そして気になるスコアは・・・0点。いやマジで、★0の0点である。
このプレイ、敵を倒せなかった場合は「0点」という扱いにしようとしていたのだが・・・正直、この結果なら無理してオーファン倒さなくても良かったじゃん('A`)
◆ラスボス3連戦 ホープ |
27990点 |
◆5 ヴァニラ編
〜イケイケヘカトンズ〜
「私の名は、ヲルバ=ダイア・ヴァニラ。グラン=パルスから来たルシ。コクーンに生きる人たちの、敵」
5人目のチャレンジャーは、主要なJAMとして全編で活躍できるヴァニラである。「デプロテ」「デシェル」は雑魚にはもちろんボスにも有効な場合が多いし、「バイオ」は一部のモンスターに対して圧倒的な破壊力を誇る。そして「ウィーク」も、属性耐性が半減→標準ならBLAの能力大幅UP、標準→弱点ならば「エン○○○」と合わせてATKの与ダメージ大幅UP、2つの効果を持つ非常に重要な弱体化魔法である。終盤で覚えられる「ペイン」「フォーグ」も、難関である12・13章の雑魚戦で大活躍だ。
更に、武器が優秀で能力値も非常に高くなるとあって、プレイヤー間でのヴァニラの使用率は非常に高い。モーション速度こそ遅めだが、それをもって有り余る魅力を持っているキャラだと言える。一応、ヴァニラは相手の防御力を下げてダメージを与える、言わば攻撃型JAMとでも言えるキャラクターなので、そこだけは留意しておきたい。防御力を補うためには、ホープのENH・スノウのDEFなどと組ませれば良いだろう。
そんなヴァニラのメインロールは、BLA/HLR/JAM。ホープのENHがそのままJAMに変わった組み合わせである。BLAでは基本的なアビリティは全て覚えてくれるが、モーション速度の遅さによりブレイク効率は微妙。一方HLRではホープと共に回復の要である「ケアルダ」を覚えるため、主要な回復役として活躍できるだろう。そしてJAMの優秀さは上で書いた通りであるが、実はメインロールにJAMを持つヴァニラとファングも、最終的には「バイオ」か「スロウ」かの違いしか出てこなくなるため、その辺りを良く理解した上で、ヴァニラを使用していきたいものである。ヴァニラにできることは、実は他のキャラクターにもできてしまう場合が多いんだな(´・ω・`)
(追記:ヴァニラとファングのJAMの違いは「バイオ」と「スロウ」だけではなく、ファングのみが「ダル」「カーズ」を使うことができる点にもあります。お詫びと共に訂正させていただきます)
そしてサブロールは、ATK/ENH/DEF。メインロール3種は「深く広く」という感じであったが、サブロールは「浅いし狭い」というものになっている。まずATKであるが、ヴァニラはパーティ内のサポート役として活躍するキャラであるため、ホープと同じ理由で「ATK+ATK+ATK」を組みたいときくらいにしか使う理由が無い。そしてENHであるが、なんと「ヘイスト」を覚えないという致命的な欠点があるため、活躍は難しい。DEF? アビリティが少なすぎるし、ヴァニラに任せる理由が無いよ('A`)
――最後に、召喚獣のヘカトンケイル。「バスターフォース」→「ガイアサルヴォー」での大ダメージや、アダマンタイマイ・デス狩りのお伴として出番の多いヘカトンであるが、ノーマルモード・ドライビングモードの両方にてチェーンボーナスの上昇量が今一つであるため、漫然と使っていても高火力は叩き出せない。先制攻撃を仕掛け、「バスターフォース」で打ち上げて「テトラミサイル」でチェーンボーナスを稼ぎ、最後に「ガイアサルヴォーLv.3」を使えば大体の雑魚パーティは一掃できるが、似たようなことは、よりリーダー操作に向いたライトニング&オーディンやファング&バハムートでも可能だったりする。
・・・とまあ、使いやすいキャラではあるものの、決して一意的な強キャラとは言えないヴァニラ。そんな彼女は、「最強キャラ決定戦」ではどう立ち回ってくれるのか?
◆最強キャラ決定戦 エントリーNo.5:ヴァニラ ◇武器:ニルヴァーナLv.★(ベラドンナワンド系統) HP21050 / 物理攻撃1803 / 魔法攻撃2507 ・弱体系成功率UP改 ◇ステータス変化アビリティ ENH:ブレイダ・フェイダ・ガッツ・プロテダ・シェルダ・バ○○○*4・ベール JAM:デプロテ・デプロガ・デシェル・デシェガ・バイオ・バイオガ・ウィーク・ウィーガ・フォーグ・ペイン・デスペル |
ホープと同じく魔法使い系キャラであるが、HPや物理攻撃もそこそこあるため、ホープよりはバランス型という感じだろうか。
まず武器であるが、1人で戦う場合の最強武器は、間違い無く装備アビリティ「仲間戦闘不能で大幅強化」を持つ「ミステルテイン」系のニルヴァーナLv.★であろう。他のパーティキャラクターが戦闘不能状態だとヴァニラの能力値が上がるというものであり、2人が戦闘不能状態なら物理攻撃・魔法攻撃の値は2.6倍3.6倍にも達する。ただし、それを使ってしまうと「戦闘不能キャラクターが居る」ことが前提となってしまい、テーマ的に微妙となってしまうため、今回は封印していくことにした。
JAMはさすがにメインロールとあって、「スロウ」以外のアビリティを大体覚えられる感じであるが、問題はENH。唯一の「ベール」「ガッツ」を同時に使えるキャラクターという点は有るが、見所はそれだけ。「ヘイスト」は使えないし、基本的な強化・防御系も「ブレイダ」「プロテダ」などのダ系統。この手の魔法は持続時間が通常系の1/5しか無いうえに、「プロテス」などを勝手に上書きしてくれるという問題行動が散見されるため、役に立つ場面が極端に限られてしまうのである。速攻を仕掛ける場合にしても、同じくダ系魔法+「ヘイスト」が使えるファングのENHが優先されるだろう。ヴァニラのENHとは何だったのか(´・ω・`)
(※2010年11月13日追記 ヴァニラの「仲間戦闘不能で大幅強化」によるステータス上昇は+260%であるため、上記の値は2.6倍ではなく3.6倍の誤りでした。
また、このご指摘は「ヴァニラ以外成長禁止攻略」のふちけんさんより頂きました。お詫びと共に訂正させていただきます)
◆
さあ行くぜ、まず1枚目、ドロー!「バルトアンデルス(3回目)」!!
前述の通り、ヴァニラは「ヘイスト」が使えないため、せめて開幕だけでも「ダッシューズ」を装備し、行動ペースを上げていく。まずENHで「ガッツ」「フェイダ」「プロテダ」「シェルダ」、その後はJAMで「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」を入れ、BLAでブレイクして攻撃に移る。・・・と、ここまでは他キャラクターと同じだ。
――が、問題はここからで、前述の通りヴァニラの「○○○ダ」系の強化魔法は持続時間が非常に短いため、かなり戦いづらいのだ。まずは下の表をご覧頂きたい。
◆参考 - ダ系魔法 | 効果 |
持続時間 |
「プロテス」「シェル」 | 被ダメージ2/3 |
150秒 |
「プロテダ」「シェルダ」 | 被ダメージ1/2 |
30秒 |
「ブレイブ」「フェイス」 | 与ダメージ1.4倍 |
150秒 |
「ブレイダ」「フェイダ」 | 与ダメージ1.8倍 |
30秒 |
なんとダ系魔法の持続時間、たったの30秒! さすがにENHのロールボーナスなどで延長することはできるが、それでも効果が続くのは1分強。少しでも戦闘が長引くと、どんどん強化がはがれてきてしまうため、何度も言うように、実戦での活躍はかなり難しい。肝心の効果も、通常版と比べて目を見張るほどじゃないし・・・。
――そんなこんなで、ヴァニラ1人だと「ブレイク成功、さあ攻撃だ!」→「あががあががががあっが『フェイダ』が切れやがったあああああがががががっg」などという悲劇がザラに有るのだが、使わなければ使わないで戦闘能力が1/2となってしまうため、結局はENHを♀頻繁に出し入れ♀して、強化を掛けていくしかないのだ。
・・・というわけで、撃破タイムは7分24秒、スコアは14224点。魔法攻撃の割にはタイムが遅く、スコアも低めとなってしまった。うーん、やっぱりこの企画では、ENHとJAMのバランスが取れていなければ活躍は難しいなあ・・・(´・ω・`)
続いての「オーファン(第一形態)」戦。バイオ。放置。終了\(^o^)/
本編攻略では、メインロールで唯一「バイオ」が使えるキャラクターであるため、このオーファン戦にヴァニラを連れ込んだ時点で勝利が決まったようなものであるが・・・今回プレイでは若干だが掛け直しに手間取ってしまい、撃破タイムは5分51秒、スコアは16111点となってしまった。サッズはもちろん、ライトさんより評価が低い・・・。
ちなみに、屈指の凶悪技として一部のプレイヤーの間に強烈な印象を残すことになる「ディエス・イレ」であるが、このプレイでは「プロテダ」「シェルダ」の両方でダメージを1/2にすることができ、更にアクセサリ・DEFのロールボーナスでもダメージを軽減できるため、まったく脅威にならない。250ダメージあざーっす^^
そして、「オーファン(第二形態)」戦。召喚獣と共にブレイクをさせて速攻・・・!と言いたいところであるが、ヘカトンケイルの攻撃はチェーンボーナスの上昇量が低いため、ホープ&アレキサンダーの時と同じく、召喚を使ってもブレイクに持っていくことができないのである。
――仕方が無いので、今回もバトルスピード「ゆっくり」を使い、耐性無視の「デス」で少しずつダメージを与えていく。やはり最後は時間が足りなくなったので、1分を切った辺りでBLA戦法に変えてヘカトンケイルを召喚し、ドライビングでブレイクして「バスターフォース」→「ガイアサルヴォーLv.3」でトドメ。ふう・・・。
そんなこんなで、目標タイム3分18秒に対して、撃破タイムは13分17秒。当然ホープの時と同じく、スコアは0である。これは酷い(´・ω・`)
◆ラスボス3連戦 ヴァニラ |
30335点 |
◆6 ファング編
〜ハイウインダー刃牙〜
最後の参戦者は、巷で「最強キャラクター」として名高いファング。攻撃力の値が極めて高く、アクセサリなどで強化すれば、11章の時点で物理攻撃が1000を軽々と超えてしまう。そのため、ATKで直接ダメージ要員として、縦横無尽に活躍することができる。JAMも初期アビリティの「スロウ」が大型の敵に対しては非常に有効であり、最終的には「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」まで覚えてくれる。後はサッズのENHあたりに手伝わせれば完璧。ファング無双の完成である(´ー`)
ただ、ファングの真の能力を引き出すためには、やはり他キャラクターとの連携が重要となる。FF13が発売してすぐの頃は、良くオススメパーティとして「ライトニング・ヴァニラ・ファング」なる組み合わせが紹介されていたが、これは見た目のパラメーターだけで判断した場合の酷い組み合わせである。一見してENHが無くバランスが悪いことは分かるだろうが、DEFを使うとファングの攻撃力が完全に死んでしまい、逆にファングのATKを活かす場合を考えると、戦術が非常に限定化されてしまう。弱体化が効く大型モンスター相手ならば、2人のJAMで弱体化をしっかり入れてブレイクさせれば何とかなるだろうが・・・多数の雑魚敵相手(11章ケラトラプトル、13章ダコンとか)となると非常に戦いづらい。FF13というゲームは、「ATK+BLA+HLR」という一見効率的なオプティマが如何に非効率的であるかに気付けるかどうかがカギだからな。
――逆に、上手なファングの使い方はというと、例えばサッズを入れてENHで火力を強化し、ブレイク頼みではなくATKの単体攻撃で小型の雑魚を撃滅できるようにしたり、スノウを主力のDEFにして、ファングは専ら弱体化と攻撃を担当したり・・・と。やはり「最強キャラクター」とはいえ、他キャラとの組み合わせが重要なのである。
そんなファングのメインロールは、ATK/JAM/DEF。ATKは全キャラクター中でもぶっちぎりの火力を誇るため、ファングが一人居れば、後のキャラクターは一切ATKにする必要が無い。またJAMでは、「スロウ」などの妨害系のアビリティを中心に覚えてくれる。「ペイン」「フォーグ」「ダル」は使いづらさが目立つが、最終的には攻めの基本となる「デプロテ」「デシェル」も覚えてくれるため心配は要らない。またDEFであるが、これを使うとせっかくの火力が台無しになってしまうため、ファングをDEFにしつつ敵を1体ずつ潰す・・・という考え方ではなく、HPを回復しつつステータス魔法を使うなどして、戦力バランスを整える意味で使っていきたいロールである。
そしてサブロールは、BLA/HLR/ENH。ただのホープであるが、その内容は大きく異なっている。まずBLAでは、唯一のサブロールキャラでありながらも、他キャラと遜色の無いレベルのアビリティを習得できる。HLRは・・・アビリティが「ケアルラ」までしか覚えられないため、正直言って活躍させる場面は無いだろう。まあライトさんも条件は同じわけだが。そして最後のENHは、「ヘイスト」と4つのダ系魔法を覚えることができる。ヴァニラと違って「ヘイスト」があるのは大きく、亀狩りなど瞬時に大量のダメージが必要な戦闘では、「ブレイダ」「フェイダ」を使える攻撃型ENHとして、大いに活躍してくれることであろう。
――そして最後に、召喚獣のバハムート。耐久力の"SP"がやや低いが、それを除けばチェーンボーナスの上昇値・持続時間共に極めて高く、「使いやすさ」「ダメージ量」共にトップクラス。最後の「メガフレア」の威力も高水準であり、初心者から上級者まで安定して使える、優秀な召喚獣であると言えよう。
◆最強キャラ決定戦 エントリーNo.6:ファング ◇武器:ランス・オブ・カインLv.★(パンドラスピア系統) HP24000 / 物理攻撃2631 / 魔法攻撃2130 ・妨害系成功率UP改 ◇ステータス変化アビリティ ENH:ブレイダ・フェイダ・ヘイスト・プロテダ・シェルダ・ベール JAM:デプロテ・デシェル・ウィーク・スロウ・スロウガ・フォーグ・フォーガ・ペイン・ペインガ・カーズ・カーズガ・ダル・ダルガ・デスペル |
まず、何度も触れた通り、今回の「最強キャラ決定戦」ではバトルスコアで争うため、攻撃力の最大値を無闇に上げるのは良くない。そのため、装備アビリティが優秀、かつ魔力の上昇値も中々の「パンドラスピア」系武器で手を打つことにした。やっぱ、俺の相棒はこれしかないね。
ENHはヴァニラと同じく、持続時間とAIの運用に難がある"ダ系魔法"が中心であるが、「ヘイスト」が使えるという点でヴァニラとは一線を画す。そのため上でも書いたが、ダメージの瞬発力が要求されるバトルでは、ファングのENHにお呼びが掛かることであろう。今回プレイでは・・・うーん、やっぱり使い辛いかな(´・ω・`)
そしてJAMはメインロールであり、「バイオ」以外の全てのアビリティを使用することができる。とはいえ、今までの結果を見てきたように「『バイオ』が無い」というのは非常にダメージレースで損をすることになるため、その点では他のキャラクターに劣っている。ま、ファングを使うくらいだから、正面から殴り合えってことか(;´ー`)
◆
そういうわけで1stSTAGE、「バルトアンデルス(3回目)」戦。
能力値を見ていただければ分かるように、ファングは物理攻撃の値が非常に高い。基本的にFF13では、モーション速度の問題で「たたかう」よりも「ルイン」を使ったほうが強いパターンが多いのだが、ファングは物理攻撃の成長が異常であるため、全キャラクター中で唯一「たたかう」のほうが優先されるのだ。「ブレイダ」「デプロテ」などの準備を整えた上でブレイクさせれば、「たたかう」で6桁ダメージを与えることさえできてしまう。
・・・そんな感じに高火力を活かして豪快に戦い、2ブレイクで沈めて撃破タイムは4分11秒。サッズの5分29秒を大幅に上回る、6キャラクター中最速のタイムである。まあ、バトルスコアでは攻撃力が計算に絡む都合、16656点とサッズに若干引けを取ってしまったんだけどね(´・ω・`)
続いて2ndSTAGE、「オーファン(第一形態)」戦。スノウと同じく、ファングには「バイオ」が無いため、678万のHPを自力で削っていかなければならない。
・・・戦法はスノウの時と同じく、最初の「心無い裁き」をDEF→HLRで乗り切った後、ENHとJAMのステータス魔法でガチガチに堅め、BLAでチェーンボーナスを上げてATKで攻撃である。これで陽モード時は普通にブレイクできるが、陰モードはやはりステータス異常攻撃が厄介であるため、解除されたステータスをENHで片っ端から掛け直しつつ、少しだけチェーンボーナスを上げた後はATKの単体攻撃で地道に削っていった。
――今回はスノウと違って、相手の防御力を下げる「デプロテ」が使えるため、ダメージの効率は単純に2倍。また、陰モードの「複合汚染」によるステータス異常は「ランダムで選ばれた4つのステータス異常が、それぞれ70%の確率で発生する」という方式になっているため、ステータス異常の発生率を1/2にする「ベール」のありがたみが非常に良く分かる攻撃である。「ベール」無しだと平均2.8個のステータス異常が発生してしまうけど、有りなら1.4個だかんね(´ー`)
とまあそんな感じで削っていき、途中「殺戮のエディプス」を使われてしまったが気合で避け、撃破タイムは13分21秒。陰モード中は満足に攻撃が加えられない都合、単純にスノウの2倍速とは行かなかったが、それでも10分も早いタイムを記録できた。スコアは★3、11870点。さすがに★5は無理だったか・・・(´・ω・`)
そしてFINAL STAGE、「オーファン(第二形態)」戦。ファングのバハムートは攻撃効率が良いため、召喚獣を使って1ブレイクでの撃破が可能である。
一応、今まではドライビングモード中に「デストロイブレス」を連打するパターンが多かったのだが、あれは上手くパターンを組まないと敵に当たらない場合があるため、今回は普通に○ボタンでオートドライブを使っていった。それでも十分に強いってのが、バハムートの魅力だね(´ー`)
――撃破タイムは2分7秒、スコアは14914点。戦いやすさは抜群だったけど、タイムではライトニングに負け、スコアではサッズに劣ってしまった。あれ、ファング姉さん以外と微妙・・・と思ってしまったが、まあライトニングの召喚獣は使いこなせば滅茶苦茶強いし、サッズはスコアアタックの専門家だから、仕方無いっちゃあ仕方無いか。
◆ラスボス3連戦 ファング |
43440点 |
◆7 第1回まとめ 〜"
ライトニング |
スノウ |
サッズ |
ホープ |
ヴァニラ |
ファング |
|
バルトアンデルス(3回目) |
15600 |
13710 |
16984 |
13120 |
14224 |
16656 |
オーファン(第一形態) | 16706 |
8448 |
17494 |
14870 |
16111 |
11870 |
オーファン(第二形態) | 16355 |
15504 |
16550 |
0 |
0 |
14914 |
小計 | 48661 |
37662 |
51028 |
27990 |
30335 |
43440 |
順位 | 2 |
4 |
1 |
6 |
5 |
3 |
初回から波乱の展開となったが、まずは一歩抜きんでたのがサッズ。「エリアブラスト」により、攻撃力数値の割には高い火力を叩き出せること、そして強化・弱化のバランスの良さが功を奏し、3連戦の全ての戦いでトップのスコアを記録することができた。
・・・逆に悲惨だったのが、召喚獣の性能が微妙で、オーファン(第二形態)を倒すことができなかったホープとヴァニラ。特にホープはJAMの性能の悪さにより、「バイオ」が使えるにもかかわらず累積スコアで最下位を記録してしまった。ここからの巻き返しは、果たして可能なのだろうか・・・?
――ということで。
第1回は「新連載・巻頭カラー51ページ!」的な感じで、キャラクターの解説も含めて長々と書いてしまいましたが、第2回以降はシンプルにやっていこうと思います。
というわけで、FF13新企画「最強キャラ決定戦」を、どうかよろしくお願いします\(^o^)/
さあッ! 第2回の相手は、ミッションモードの上級入り口と言える「ジルニトラ」であるッ!!
恐らく、凄まじいペースで放たれる「竜の息吹」によるステータス異常を如何にして無効化するかがカギとなるだろう。「ベール」か、それとも・・・?