最強キャラ決定戦

【第7回 シャオロングイ戦】


0 昇龍亀(一発変換)

 第7回で扱うモンスターは、小龍亀
「シャオロングイ」。ご存じ、M56〜M62のクリアで登場する亀のパワーアップ形態であり、「シャオロングイ」はアダマンケリスの強化版として登場する。足が無く、単体のモンスターとして登場する点はアダマンケリスと同じであるが、その能力値は10倍に上がっており、凶悪なダルの追加効果を持つ「ほえる」や大ダメージの「アルテマ」など、攻撃面も大幅に強化されている。「亀狩りファンタジー」などと揶揄されるFF13でも、屈指の強敵であると言えよう。
 ・・・と、攻略本などを見ると思ってしまうところであるが、実はコイツ、そんなに強くない。というのも、
攻撃のペースが異常なまでに遅いのである。実際に「相手スロウ状態&バトルスピード『ゆっくり』」という条件で攻撃間隔を計ってみたところ、シャオロングイが1回行動するのに掛かる時間は約1分であることが分かった。一方、下位種のアダマンケリスの場合は、1回の攻撃に約20秒。おい、パワーアップして遅くなるってどういうことなのよ・・・(´・ω・`)
 また、最大HPは1080万も有るものの、チェーン耐性が低くブレイクが容易であり、更にJAM「ウィーク」で弱点を作ってENH「エンファイ」でそれを突くというコンボ攻撃も有効であるため、しっかりとキャラクターを育成しておけば、ATK「たたかう」10万以上のダメージを叩き出すことができる。1000万もあっと言う間だ。
 ――とまあ、「強敵」と呼ばれることの多いシャオロングイであるが・・・その実は、限界近くまでパラメーターを成長させておけば、戦闘を楽しむ余裕さえ存在する敵なのである。こういう「強そうに見えて弱いモンスター」。その逆が存在することも考えると、ホントFF13のバトルって戦ってみるまで分からないね(;^o^)

「小龍亀 = Xiao long gui = シャオロングイ」。中国語読み
標的その7◆シャオロングイ HP10800000
ブレイク値:500.0%/ チェーン耐性:40 属性:標準
/ タイプ耐性:物理半減魔法耐久
有効弱化:デプロテ・デシェル・スロウ・ウィーク・カーズ・ダル

M56〜M62をクリアすると登場する、アダマンケリスのパワーアップ版モンスター。
「アルテマ」「ほえる」など凶悪な攻撃を使用するが、行動ペースが極めて遅いため、大丈夫で問題無い。
普通に戦うと最大HPが高く、戦闘が長引いてしまうため、各種ダメージ増加手段をフル活用する。
特に、
JAMの魔法が非常に効果的であるため、それを主体として攻めていくことになるだろう。


 
そんなシャオロングイの攻撃は、「ストンピング(通常攻撃)」「クエイク」「アルテマ」「ほえる」の4つ。まず開幕に「クエイク」を使い、以降は「ストンピング」を繰り返しながら、時折「ストンピング→アルテマ」「ほえる→クエイク」などのコンボ攻撃を使用する。ただし前述の通り、全般として行動ペースは非常に遅い。
 まず「ストンピング」。これは亀恒例の足踏みであり、シャオロングイの場合は8837〜11628のダメージを与えてくる。というわけで、まともに受けると大きくHPを削られてしまうのだが・・・これ「プロテス」で軽減可能な物理攻撃であるうえ、土属性を持っているため「大地の指輪Lv.★」(土耐性+40%)で大幅にダメージを軽減できる。仮に「プロテス」+「大地の指輪Lv.★」*2という装備の場合、足踏みのダメージは約1/4の2131〜2804にまで少なくなってしまうのだ。その「大地の指輪Lv.★」には「クエイク」のダメージを軽減できるというオマケ付き。実は、この企画をスタートさせる前から、今回の亀狩りを意識して作っておいたんだな´ー`)
 そして
「アルテマ」。FF13の「アルテマ」はバルトアンデルス・シャオロングイ・ロングイのみが使用するレア技であり、ダメージの変動幅が非常に大きいという特徴を持っている。今回のシャオロングイの場合、最大で37092のダメージを受けてしまうため、これは確実にDEFで止めたい。さもなくば、普通に1発死が待っている。
 また
「ほえる」は、ステータス効果で軽減不能の1万ダメージ+ダルの追加効果を持ち、更に「クエイク」の連続攻撃へと派生することがあるため、こちらもしっかりとDEFで受け止めたい。宣言から効果発動まで1秒ほどしか時間が無いが・・・その辺りは、もう1年近くFF13をプレイしてきた経験と気合でカバーするのみだぜッ!

 相手の攻撃への対処法をまとめると、
「ストンピング」「クエイク」は装備&アビリティで軽減し、「アルテマ」「ほえる」DEFで受け止める。一発一発で受けるダメージは決して小さくないが、その行動ペースは極めて遅いため、全キャラクターが安定してHLRでHPを回復しながら戦闘を進めていくことができるのだ。
 ・・・となると、後は
ATKBLAENHJAMを組み合わせた総合的な攻撃性の高さが、最終的なスコアを左右することになるだろう。さあ、「最強キャラ決定戦」も大詰め。バランスの取れた攻撃能力が要求されるシャオロングイ戦で、ハイスコアを記録するのは果たして・・・!?


1 ヴァニラ編 〜嬢ちゃん奮闘だぁ!〜

 さぁ!
 様々なモンスターを標的にしてきた「最強キャラ決定戦」であるが、ここからはFF13の通常戦闘BGM「閃光」と共にお楽しみいただきたい。2006年に公開されたイメージムービーでも使われた、FF13のメインテーマ曲である。余談だが、これで「閃光」じゃなくて「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士」というタイトルだったら、ある意味で神ゲーになっていたかもしれない・・・(;^o^)
 ――やれ、ラスボスを倒したプレイヤーが次に行うことと言えば、やはり残してきた
「ミッションモード」の攻略であろう。ということで、クリア後のレベルになると戦闘中のBGMはミッションモードで流れる「死闘」がほとんどとなるのだが・・・そのミッションを全て終わらせ、FF13最後の目標と言える"亀狩り"に手を伸ばしたところで、懐かしい通常戦闘BGM「閃光」が流れてくれるのである。イイ演出ダナー(;∀;)

 そんなこんなで、第7回のお相手
「シャオロングイ」戦。まずは、前回のウェルキンゲトリクス戦で好成績を残した、ヴァニラ使用でのパターンである。
 ・・・今まで何度も書いてきた通り、ヴァニラは
「ヘイスト」「スロウ」の両方が使えず、ENHの補助魔法は掛け直しに手間の掛かる「○○○ダ」系、またモーション速度も遅いとあって、行動全般が非常に"重い"キャラクターである。よって、キャラクターが1人で奮闘する「最強キャラ決定戦」では、相当な苦戦を強いられてきた。12秒ルールでのATB補充を使えば、実際の行動ペースは変わらないように思えるかもしれないが・・・だったら、今までの低スコアはどうやって説明するんだよう(´・ω・`)
 また、シャオロングイは「物理:半減/魔法:耐久」という隠れスパルタクス的耐久を持つモンスターであるため、主要なダメージ手段は「たたかう」となる。これまた、魔法攻撃を得意とするヴァニラにとっては厳しい状況だ。ヴァニラの「たたかう」って、モーション速度も威力も何もかもイマイチだからなあ('A`)

 まあ、ともかく戦ってみる。シャオロングイにはJAMによる弱体化が非常に有効であるが、ヴァニラが掛けられるのは「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」のみ。相手の攻撃ペースを緩めることができず、また「ウィーク」で弱点属性を作っても「エン○○○」でそれを突くことができないため、ホントにJAMがダメージ源にしかならない(´・ω・`)
 さて、ヴァニラの力は2125。JAM「デプロテ」で1.89倍、ENH「ブレイダ」で1.8倍となり、更にATKのロールボーナスで2.5倍、HPが緑色時の「ハイボルテージ」で1.2倍となるため、威力倍率1.2の「たたかう」で与えられるダメージは、(2125)*1.89*1.8*2.5*1.2*1.2*(1.00〜0.91) = 23683〜26025である(参考:「たたかう」のダメージ変動率は、ライトニング・スノウ・ファングとサッズの最後の1撃は0.96〜1.00、サッズの2連撃とヴァニラ・ホープは0.91〜1.00)。これに更にチェーンボーナスの分が倍加されるため、相手をブレイクさせれば10万以上のダメージも狙っていくことが可能である・・・と思いきや、シャオロングイは物理攻撃を半減してしまうため、実際に与えられるダメージは「基本ダメージ*チェーンボーナス」の半分。ブレイク前の400.0%で5万、相手をブレイクさせれば8万といったところであろう。
 ・・・ということで、ヴァニラの「与えられるダメージ」自体は、他キャラと比べても決して劣っているわけではないのだが・・・問題は、やはり攻撃ペースである。何度も何度もENHの補助魔法を掛け直し、「ヘイスト」なしで遅々としたATBゲージを溜め、チェーンの持続時間を維持しながらBLAで攻撃していく。案の定、1回のブレイクに時間が掛かりすぎることが分かったため、その後はブレイクさせずに400.0%程度でひたすら「たたかう」を使ってダメージを与えていく。
 まあ、「ほえる」「クエイク」が来てもDEFを使えば死ぬことは無いし、「アルテマ」DEF「ラストリーヴ」で受け止めれば問題無いから、地道に行けばそのうち勝てるだろう・・・と思っていると。なんとシャオロングイが「死の宣告」を使ってきやがった。えええええ゛え゛え゛え゛お前も使うのかよおおおおお゛お゛お゛お゛('A`)
 ――これはマズいということで、攻撃のペースを上げていく。幸いカウントは3200=5分20秒も有り、既に8割ほどのHPを削っていたこともあって、そのまま地道に「たたかう」を叩き込み、無事に制限時間前にシャオロングイを撃破できた。ふう・・・。

 前回のウェルキンゲトリクス戦では、
「バイオ」の入力に適したキャラクター性を活かし、サッズ以上のスコアを記録することができたヴァニラ。
 ・・・だが、今回のシャオロングイ戦では、やはりというか何と言うか、
持ち前の重さが足を引っ張ってしまった。撃破タイムは22分17秒、スコアは14224点である。まったく、またもや"いかにもヴァニラ"という感じの戦いになってしまった。分かりにくい文章ですが、見分けが付くのではなくて? ヴァニラ・・・・・・(´・ω・`)

シャオロングイ戦 ヴァニラ

14224点

 

2 サッズ編 〜「サッズ 弱い」=48200件 / 「サッズ 強い」=155000件 サッズ大勝利!!〜

 続いての挑戦キャラクターはサッズ。スパルタクス戦・ウェルキンゲトリクス戦と2連続でトップを譲り渡してはいるものの、やはり
その安定性はトップクラスであり、現に今まで全てのモンスターを★5で倒せているのはサッズだけ。これまでの総合ランキングでも、ぶっちぎりの首位を爆走している。
 例えば、今回のシャオロングイ戦を題材に、先に戦ったヴァニラとの比較を行ってみると・・・サッズは物理攻撃力の数値こそ低いものの、
ENH「ヘイスト」と安定して能力を向上させられる「プロテス」「シェル」「ブレイブ」「フェイス」が有り、JAM「スロウ」「カーズ」を使用することもできる。また「ウィーク」で作った弱点を「エンファイ」で突くことも可能であるため、与ダメージ・戦闘効率でヴァニラを遙かに凌駕していると言える。まあそれは今さら言わなくても、分かりきったことだよね('A`)
 サッズの物理攻撃力は1610、「デプロテ」「ブレイブ」「ATKのロールボーナス」「ハイボルテージ」までは大体ヴァニラの場合と同じであるが、ここに更に「ウィーク」「エンファイ」で弱点を突いた効果が加わるため、実際の基本ダメージは27911〜30672である。また、「たたかう」のモーションも早いとは言えないがヴァニラより遙かにマシであり、「ブレイブ」も5分に1回掛け直せばOKであるため、時間対ダメージの効率はヴァニラと比べて非常に高い。
 ・・・ただし、シャオロングイ相手では、サッズ最大の強みと言える「エリアブラスト」が役に立たない。というのも、弾丸が4/7しか当たらないため、普通に「たたかう」*2を使った場合と威力がほとんど変わらず、モーション速度まで考えると、むしろ「エリアブラスト」のほうが損となってしまうからである。

 ということで、戦っていく。今まで通り、サッズはサポート魔法によって戦闘を進めやすいため、古い友人と酒をわすような気持ちで軽く戦っていったのだが・・・すると、シャオロングイの「アルテマ」でサッズが一撃死してしまったのである。いや普通だけど、え?え?え゛?(^o^ )(^o^)( ^o^)??
 ――違和感の正体は簡単な話で、サッズのDEFには「ラストリーヴ」が無いため、大ダメージを受けると一撃死してしまうのである。「ラストリーヴ」は、『HPが30%以上ある状態ならば、体力を超えるダメージを受けてもHP1で耐えることができる』という内容のアビリティであり、DEFの大きな強みの一つとも言える技であるが・・・なんと、サッズのDEFにだけ「ラストリーヴ」が無いのである。ホープにも、ヴァニラにも、ライトニングにも有るってのに、キャラクター性能とDEFとの相性が良いサッズに限って「ラストリーヴ」が無い・・・。これはひょっとして、サッズが最強すぎることに対する開発側からのバランス調整ですか(´・ω・`)
 ・・・というわけで、シャオロングイの「アルテマ」のダメージはDEFによって1/2に軽減することが可能なのだが、それでもHPが18546以下だと一撃死してしまう危険性が存在する。更にシャオロングイは「足踏み→アルテマ」のコンボ攻撃を使ってくることがあるため、安定して耐えるためには20000以上のHPが欲しい。そのため、「ウルツァイトバングルLv.★」でHPを高めたうえで割合回復の「ケアルア」を頻繁に使い、高めのHPを保ちながら戦っていくことにした。

 そういうわけで、不覚にも一度は倒されてしまったが、しっかり警戒さえしていれば、不意打ちの「アルテマ」も怖くはない。
 ちなみにサッズだと、装備アビリティの「チェーンボーナスUP改」によって勝手に相手をブレイクさせてしまうため、そのタイミングで召喚魔法を使ってドライビングモードに入ってみたのだが、主力攻撃の(※「ホットロッド」)が当たらなかったり、最後の「ムスペルフレイムLv.3」の直前でウィーク状態が切れて奇声が上げることになってしまったりしたが・・・それ以外は特に難も無く、普通に戦って普通に撃破することに成功した。サッズは使ってて普通に面白いし、普通に強いね´ー`)
 ――撃破タイムは
10分38秒、スコアは17365点。「死の宣告」を受けてしまったヴァニラに比べると、遙かに上の成績を叩き出すことになった。だよな、やっぱ。

シャオロングイ戦 サッズ

17365点

 

3 ライトニング編 〜光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士だけど〜

 さて、ヴァニラ・サッズを終えた次には、同点でウェルキンゲトリクスが倒せなかった4人が並んでしまうのだが、ここは総合ランキングを参照して、その点数が高い順にしよう。つまり3番目は総合2位の光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士、以降はファング→スノウ→ホープの順である。
 ライトニングはJAMの妨害系魔法が一切使えないため、「スロウ」「カーズ」で相手の攻撃ペースを抑えることはできない。その代わり、攻撃系のアビリティが非常に充実しており、素早いモーション速度を活かしながら「ウィーク」で作った弱点属性を「エンサンダ」(雷なのはイメージ的な問題)で攻撃することができる。
 ――というわけで、一見ライトニングは優秀な攻撃キャラクターに思えるのだが・・・肝心のダメージ性能は貧弱となってしまっているのである。まず、ATK「ハイボルテージ」が無く、HPが緑色でもダメージを1.2倍に増やすことができない。また、攻撃力の数値自体も微妙であり、攻撃スピードだけでカバーするのには限界がある。
 まあ何にせよ、ライトニングのキャラクター性能は決して悪くない。この企画でも、サッズの影にこそ隠れているものの、今までの累積スコアで
総合2位を記録しているのは誇っても良いことであろう。さあ、今日も行くよ!光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士、一緒に戦おう!いつまでも・・・いっしょさ・・・光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士・・・。

 ライトニングの攻撃力は、アクセルブレード系統の最強武器を装備して
2015。これに「デプロテ」「ブレイブ」「ATKのロールボーナス」「たたかうの基本ダメージ倍率」「ウィーク&エンサンダ」を組み合わせることにより、基本ダメージは30710〜31990となる。まあ、「ハイボルテージ」が無い代わりに元々の攻撃力がサッズより2割ほど高いため、最終的な与ダメージも同じになるのだが・・・スコアアタック的には、攻撃力が高いことはマイナスとなってしまうんだよなあ(´・ω・`)
 だがライトニングの強みは、何と言ってもその動作速度である。ライトニングがシャオロングイに相手に「たたかう」を入力すると、ジャンプして攻撃を加えることになるが、とにかくこの攻撃速度がやたらと速い。素早いペースで雷属性の攻撃を繰り出す姿は、まさに光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士である。また、装備アビリティ「攻撃してATB回復」の存在も相まって、凄まじい早さでATBバーを補充しながら連続攻撃を繰り出すことができる。こりゃ良いわ!!
 そのまま、チェーンボーナスを400%超まで増やした状態で「たたかう」を連打し、最後にオーディンを召喚。「斬鉄剣Lv.3」でフィニッシュ。おしゃあっ!!

 ――さあ、タイムは、スコアは!サッズ超えなるかッ!? ・・・と思ったが、実際のタイムは8分43秒、スコアは15976点というものであった。
 うーむタイムこそ早かったものの、やはり攻撃力の高さが原因でスコアは伸び悩んでしまった。強いんだけどな光速さん・・・(´・ω・`)

シャオロングイ戦 ライトニング

15976点

 

4 ファング編 〜アンチスレに「肉欲の悪魔」とか書いてあって吹いたwwww〜

 
続いてシャオロングイに挑戦するのはファング。毎回ライトニングと過酷な2位争いをしているキャラクターであり、今回もその動向が期待される。
 ――ここまでの累積スコアでも、ライトニングの98021点に対してファングが96692点。総合3位から2位に返り咲く可能性も十分に有り得るのだ。

 ファングの攻撃力は、パンドラスピアを限界まで強化して2621。これに「デプロテ」「ブレイダ」「ロールボーナス」「ハイボルテージ」「たたかうの基本ダメージ倍率」を加え、基本ダメージは30815〜32099。元々の攻撃力は全キャラクター中で最高なのだが、やはり「ウィーク」で作った弱点を「エン○○○」で突けないのが痛すぎる。もっとも、そのコンボ攻撃が可能なのは、サッズとライトニング(と一応、「ウィーガ」のホープ)だけなんだけどね・・・。
 戦術自体は他のキャラクターと変わらず、シャオロングイのチェーンボーナスを400%超まで溜め、各種強化&弱体化を維持しながらひたすら「たたかう」でHPを削っていく。ファングもライトニングと同じく攻撃時にはジャンプをするため、相手の足踏みによるダメージを回避できることもあり、かなり幸せな気分で戦っていける。
 ・・・ちなみに、実際に与えられるダメージは、基本ダメージを相手の「物理:半減」で1/2にした後、チェーンボーナスの400.0%で4倍し、大体6万といったところ。これは、今まで戦ったヴァニラ・サッズ・ライトニング・ファングで、ほぼ同一の数値である。それでも、タイムとスコアには差が出て来ちゃうんだよなあ。

 ということで、普通に戦ってシャオロングイのHP1080万を削りきる。タイムは11分40秒、スコアは16295点。ライバルであるライトニングに遅れをとってしまった理由は、ENHによるダ系魔法の掛け直しが必要だったことと、モーション速度の差であると推測される。
 ――あれ、ライトニングが8分43秒/15976点だろ? ファングのほうが攻撃力が高くてタイムも遅いのにスコアは高いってどういうことだよ。これはスコア計算式の綾なのだろうが・・・まったく、こういうことがあると、今までの「最強キャラ決定戦」の正当性も疑われてしまうなあ('A`)

シャオロングイ戦 ファング

16295点

 

5 スノウ編 〜おっさんと抱き合う場面はスノウ最大の迷シーン〜

 続いてのキャラクターはスノウ。
HLR/DEFが非常に優秀であり、ATK/BLA/ENHも標準以上の性能を誇っている。ところがどっこい、肝心のJAMダメージを増やす魔法が一切無いという致命的な弱点が存在し、ここまでの戦績は散々。「デプロテ」「デシェル」「ウィーク」が使えず、「バイオ」も存在しない。
 ――よって、「与えられるダメージの低さ」を、如何に装備とプレイングでカバーできるかが、スノウ使用のカギとなるのである。幸い「スロウ」「カーズ」が使えるうえに、最大HPが高く、それを「ケアルア」で瞬時にチャージできるため、戦闘の進めやすさは最高レベル。それを武器に、可能な限り長い時間、攻撃を継続していく。

 挑戦に先立ち、他のキャラクターと同じようにスノウでもダメージを計算してみた。攻撃力は2102、倍率は「ブレイブ」「ロールボーナス」「ハイボルテージ」「たたかうの倍率」で約5倍となり、基本ダメージは10170〜10594。こりゃ酷いわ。他のキャラクターのざっと1/3じゃねえか(´・ω・`)
 まあ文句を言っても仕方無いので、チェーンボーナスを450%くらいのブレイクギリギリまで上げ、地道に「たたかう」で2万強のダメージを叩き込んでいく。ダメージ数値こそ低いが、攻撃ペースは良好であり、「アルテマ」「ほえる」が来ても30000の最大HPと超速HLRを活かし、すぐに攻撃を再開することができる。
 ――そんな感じでHPを削っていくと、あらあら来ちゃった「死の宣告」。それまでにしっかりシャオロングイにダメージを与えており、制限時間内に倒す目星は立っていたので問題無かったのだが・・・しっかしまあ、スノウのダメージ効率はヴァニラ並みだったのか。そりゃ、上位には昇れませんよ('A`)

 ということで、撃破タイムは23分7秒、スコアは14076点。タイム・スコア共に、ヴァニラすら下回る最低の記録を樹立してしまった。
 まあ、今まで通りのパターンなら、この後に更に最低なホープ君がスノウの失敗をカバーしてくれるのだが・・・。

シャオロングイ戦 スノウ

14076点

 

6 ホープ編 〜絶対死なないから(笑)〜

 というわけで、最後に登場するのは
最下位ザーのホープ君。別に嫌がらせをするために最後にしているのではなく、むしろ逆で、システム面でサポートしてやるために、いつも最後に回しているのである。序章で書いた通り、順位を変動させるため、スコアの低いキャラクターを後にしようと決めてたからね。
 まあ、それでも
毎回6番目が恒例となっているということは、敵に関しての知識を持っていてもホープではどうしようも無いということなのだが・・・。その理由は、今まで何度も述べたように、サブロールのATK/JAM/DEFの性能、特にJAMが致命的に終了していることが大きい。更に召喚獣まで乙とかもうね('A`)

 そんなホープ君での、今回のシャオロングイ戦。またしても命中率の低い「デプロガ」など全体系魔法しか使えず、JAMの性能が死んでいることが大きく影響してきてしまう・・・と思いきや。シャオロングイはブレイクゲージを上げることが容易であるため、弱体化の成功率と持続時間を大きく伸ばすことができる。仮にチェーンボーナスを999.9%まで上げれば、JAMの魔法の命中率は10倍となり、その持続時間も10分以上に達する。さすがにコレならば、ホープのJAMも役に立ってくれるであろう。
 ・・・ということで、最初はENHでステータスを固めて相手をブレイクし、BLA「ラストリゾート」を2発撃ち込んでチェーンボーナスを999.9%まで伸ばす。その後JAM「デプロガ」「ウィーガ」「スロウガ」「カーズガ」を一気に叩き込む。さすがに命中率10倍とあってか、サクサクと効いてくれた。
 それが終わった後は、今まで通りチェーンボーナスを上げ、ブレイク寸前で粘って「たたかう」でダメージを与えていく。ホープの物理攻撃は2026。「ウィーク」で作った弱点を「エンファイ」で突けるうえに「ハイボルテージ」まで持っているため、基本ダメージは35123〜38597と今までのキャラクターの中で最高である。
 ――もちろん、「たたかう」の攻撃ペースがパッとしないため、実際のダメージ効率は良くないのだが・・・それでも、画面を踊る数値は全キャラクター最大。意外や意外、シャオロングイに最も良く刺さるのは、ホープのブーメラン攻撃だったのである。

 ということで、相変わらず微妙な召喚獣のアレキサンダーも使用し・・・撃破タイムは11分57秒、スコアは15355点である。
 やっぱり11分40秒/16295点のファングと比べると何か色々おかしい気がしてしまうが、それでも今回のホープの成績はライトニングに次ぐ4位。ああ、久々にホープ君を最下位から救出することができた。ゴメンね(笑)とか付けちゃって(´・ω・`)

シャオロングイ戦 ホープ

15355点

 

7 第7回まとめ 〜ネットで「金剛亀シャオロングイ」とか書いてあるのを見るとモ○ハンっぽいなと思う〜

 

ライトニング

スノウ

サッズ

ホープ

ヴァニラ

ファング

シャオロングイ

15976

14076

17365

15355

14224

16295

順位

3

6

1

4

5

2

 
暫定合計点

113997

99438

141626

77163

99072

112987

暫定順位

2

4

1

6

5

3


 各キャラクターの打撃力が問われた、第7回の「シャオロングイ」戦。こいつには「ウィーク」「エン○○○」のコンボ攻撃が有効であるため、それが使えるサッズ・ライトニング、そしてホープが好成績を出すに至った。やっぱJAMENHは、互いが互いを補って初めて最大の力を発揮するね´ー`)
 なお、スコアではファングが2位に付けているが、これ攻撃力が最も高く撃破タイムも平凡なのに何故かスコアが高いという非常に納得のいかない結果になっているからである。順当に評価するとしたら、タイムがほぼ同じで攻撃力数値の低いホープよりも後の4位が妥当のところであろう。
 ・・・そして後ろにつけるのは、行動の重いヴァニラ&ダメージを増やせないスノウ。特にスノウが最下位となってしまったのはオーファン(第一形態)戦以来である。ちなみに、ヴァニラの与ダメージはスノウの2.5倍であるため、逆から考えると、ヴァニラの行動効率はスノウの1/2.5ということになる。どんだけ重いんだよ(´・ω・`)

 というわけで、今までに有りそうで無かったタイプの敵であり、スコアこそ小粒な動きであったが、中々に見応えのある戦いとなった「シャオロングイ」戦。
 ・・・総合順位は、今回も変化なし。だが、2位ライトニングと3位ファング4位スノウと5位ヴァニラとの差は、今回で更に縮まった。次回、遂に順位が動く・・・か!?



 さあ、皆さんお待ちかね。「最強キャラ決定戦」も次が最終回。もう残っている強敵は、アイツしか居ない。
 ――そう。龍王亀「ロングイ」! このFF13最大最強の敵を、戦闘メンバー1人で倒すことができるのかッ!?

 

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