低レベルクリアー.プレイ日誌


♪バトル1 提供:BLUE OCEAN

【第六話 ねがい】

 DISC2のアレクサンドリア城。イベント的にもゲーム的にも非常に大規模な、経験値を持った雑魚敵との連戦がある。
 ここでは「ベアトリクス」「バンダースナッチ」「黒魔導師タイプC×3」「バンダースナッチ×2」「バンダースナッチ」「バンダースナッチ×2」「バンダースナッチ×2」の順で戦う。途中のセーブもできずイベントも長いためフェニックスの尾を消費せずに行くのは至難の技だ(コピペ)(コピペ)(コピペ)。
 ここも何も考えずにやっていると非常に大変なので、盗賊刀の力を最大限に引き出しながら戦うことにしよう。

 まずは連戦への準備から。
 フライヤがこの後の戦闘をもって当分の間離脱するため、強力な装備品をはがしておく。特に自殺に失敗しないように腕輪と「まどろみの術」は必ず外しておこう。ま、俺が失敗したから言ってるんだけどな。かわりに「眠らずの術」、あとは打撃用に「MP消費攻撃」「マンイーター」等を覚えていれば装備させておく。
 フライヤ以外の他のキャラはまだ装備をいじる機会があるため、次のベアトリクス戦にだけ備えておけばOKだZE☆

 ということで、ボス「ベアトリクス」戦。メンバーはジタン・ビビ・フライヤ・スタイナー。
 これまでの二回は10ターン耐え戦闘を終了させてきたが、今回は戦って倒した方が早い。スタイナーが「MP消費攻撃」「マンイーター」を付けて前列で殴れば一発で1500ものダメージを与えられるため、すぐに戦闘を終了させることができる。サイドセットにはビビの三角帽子装備「ブリザラ」などを。

 イベント後その場で「バンダースナッチ」戦。メンバーはベアトリクス・フライヤ。経験値を持っているため、ラストメンバーではないベアトリクスだけを残してとどめを刺すことになる。
 バンダースナッチの攻撃は「突進」「サンダラ」「舌」の3つ。「突進」と「サンダラ」は普通の攻撃であり、「舌」は単体を睡眠状態にするST攻撃だ。この三つの行動うち、「舌」が非常に厄介。サポートアビリティ「眠らずの術」があれば無効化出来るが、ベアトリクスはそれを装備することができないため、まともに受けるとほぼ確実に眠ってしまうのだ。高威力・かつ睡眠状態を解除しない「サンダラ」の存在もその危険性に拍車をかける。そういうわけで、ベアトリクスサイドの戦いでは、一瞬の隙を見て敵を一撃で斬り崩す戦法をとっていく。
 この最初のバンダースナッチ戦では、フライヤが倒れ次第「ホーリー」で倒す。ベアトリクスが眠らされるパターンが最悪。そうでなければさっさとフライヤは自殺して破滅の光で敵を滅ぼそう。

 操作が入れ替わり、最初のバンダースナッチを回避して「黒魔道士タイプC*3」戦へ。メンバーはジタン・ビビ・スタイナー・ダガー。
 敵の攻撃で毎回戦死者が出てしまうとフェニックスの尾による回復が間に合わず全滅してしまうので、ここが連戦のキーポイントと言える。とはいえ装備やアビリティの使用を制限しない普通の低レベルプレイでは、それほど危険な場所ではない。
 まずはジタンは今まで通り「いつでもリフレク」で守りながら「バタフライソード」の刀魂放気で敵を黙らせていく。さらにダガーは「ブライン」を使って黒魔道士タイプCを暗闇状態に。テントを使ってもいいが、確実性が無い上にアイテムを大きく消費してしまうので、特別ピンチにならなければこっちのほうがいい。
 あとはゆっくりとストップで止めていく。成功率は1/5程度・・・ここまで来るとストップの命中率がかなり悪くなってくるが、根気良く行こう。ザワールド。

 続けてメンバーを変えずに「バンダースナッチ*2」戦。
 高威力の「サンダラ」で戦闘不能にさせられてしまうと面倒なため、「さんごの指輪」を装備してしっかりと雷を吸収する。さらに「眠らずの術」を付け睡眠効果の「舌」を無効化すれば、こいつの攻撃で恐れる点はほとんどない。「突進」は防御をちゃんと固めていれば死ぬことはまずないし、オーガニクスの刀魂放気で暗闇状態にすれば脅威をさらに下げられる。
 ストップで止めて経験値を回避する。あくまで体感だが、黒魔道士タイプCより若干止まりやすい気がするな・・・。
 戦闘後、次のエリアに進むとスタイナーが離脱するので、戦闘不能状態になっている場合は必ず復活させておいて、その上で重要な装備品をはがしておく。といっても重装備を付けられるキャラは二人とも離れてしまうから、鎧なんかはそのままでいい。までもやっぱり自殺するので、腕輪と「まどろみの術」は外しておこう。

 スタイナーが離脱直後、ジタンサイドで「バンダースナッチ」戦。メンバーはジタン・ビビ・ダガー。
 戦い方は一つ前の戦闘と変わらない。サンダラは吸収し・・・突進は暗闇防御・・・ざらざらする舌は眠らずの術で回避・・・と。
 そんなこんなでストップで止めて終了。連戦のジタン編はこれで終わり。ついクリアしたような気分になるが・・・ここから先が運が大幅に絡む厳しい戦いなんだよな・・・。

 ベアトリクス側に移り「バンダースナッチ×2」戦。メンバーはベアトリクス・フライヤ・・・なのだが、フライヤは前の戦闘の状態を引き継いで戦闘不能状態なので、実質ベア一人だ。
 レベルが上がり多少HP・MPが上昇しているとはいえ、やはり低レベルキャラ一人が二体の敵を相手にするという圧倒的不利な状況には変わりはない。「舌」で眠らされ「サンダラ」を打たれると非常にまずいため、出来る限り先手を取りたい。もし相手より先に行動ができたら即座に「クライムハザード」で全滅させる。
 とにかく、最初の1ターンが勝負だ。連戦の後半としては、嫌な戦いである。

 スタイナーが加入し、再び、そして最後の「バンダースナッチ×2」戦。メンバーはベアトリクス・フライヤ・スタイナー。今までの状況を受け継ぐため、フライヤはまたもや戦死スタート。
 今回も「クライムハザード」の一撃で倒すのだが、前回と違うのはスタイナーを戦闘不能状態にしなければいけないこと、そしてベアトリクスのMPを回復しなければならないこと。先に行動できたキャラが「エリクサー」でベアトリクスのHP・MPを回復させ、スタイナーが戦闘不能になったらクライムハザードで終了。
 ここもかなり運が絡む。睡眠が「万能薬」で解除できれば、それほどでもなかっただろうに・・・。あ、弱い武器を装備して殴って眠りを解除するの、アリかもな。

 ということでアレクサンドリア連戦突破!ここを100%の確率で突破する方法はない。要するに運が絡むわけだが・・・ま、それもFF9の魅力の一つ、ということにしよう。運に願いをかけながらひたすらプレイする・・・それもまた、FF9の楽しみ方の一つ。
 それにこれから先、もっと運に左右される場面が出てくるのだから・・・。

 一旦セーブして先に進め、ボス「ラルヴァイマーゴ」戦。
 こいつは「たたかう」に対する反撃として、1ターン体を固くし防御力と魔法防御力を255に高める特性を持っている。更にその状態のラルヴァイマーゴに「たたかう」を加えてしまうと反撃として「大地のパワー」を使われ、全員が大ダメージを受ける上に相手のHPは回復と踏んだり蹴ったりの状態になってしまう。よって、戦い方を工夫しなければならない。
 こいつ、体を固くしている間は何の行動もとらず、次のターンにその状態を解除するのみである。よってそのパターンを利用し、「たたかうを加える」「相手が固くなる」「その状態が解除される」「たたかう」→・・・というパターンを繰り返せば、なんと無傷で勝ててしまうのだ。
 というわけでガーネットが打撃で相手を操作し、ジタンが盗み、それが終わったらためまくったビビの「ブリザラ」あたりでさっさと倒してしまおう。弱いね、こいつは。仮にこの行動パターンを持っていなくても、さんごの指輪+オーガニクスの刀魂放気あたりで楽に勝てるだろうし。

 次はピナックルロックス。変なおじさんの試練に付き合えば「ペリドット」が入手できる。特別必要なアイテムでもないが・・・せっかくのやり込みプレイなのだから、手に入れておこう。
 ラムウの試練の内容は、文章の並び替え問題。おっ、これは・・・懐かしいな。現役を退いて久しいけれども、俺も元・受験戦争の戦士。おっしゃ、やったるぜ!
 問題の内容はこうだ。


 問:次の文章を最も適切な順序に並び替え、物語を完成させよ。
   ただし、一つ不要なものが含まれている。


(1)人間
 後世の歴史家は分析する。
 落石を、裏切り者の罠とした彼らの報告は、あやまちを隠す偽り。
 娘に黙って去った行動が、彼らの後ろめたい立場を示す。
 英雄もまた、人であったことを表す話、と。

(2)協力
 帝国の城に進入するため"女神のベル"を探していた小隊は、
 ヨーゼフの助けのおかげで、雪原の洞窟の奥でアダマンタイマイを倒し、
 ベルの入手に成功する。

(3)沈黙
 その帰り、一同は裏切り者ボーゲンの罠にはまるが、ヨーゼフの犠牲により脱する。
 だが、町に戻った小隊は、父の帰りを信じて待つヨーゼフの娘ネリーに、
 何も語らず黙って去ったという。

(4)発端
 昔、三十三の小国が帝国と争った頃。
 町で娘とふたり暮らしをしていたヨーゼフという男に、反乱軍の小隊が助けを求めた。
 小隊に恩のあったヨーゼフは快く引き受け一同は雪原の洞窟を目指した。

(5)英雄
 後世の歴史家は分析する。
 落石が裏切り者の罠だとしても、娘が親を失ったことに変わりはない。
 故に言葉でなく死にむくいる行動で語ろうとした、後の英雄をうかがわせる話、と。


 キーワードは「ヨーゼフ」という人物。まずこの人物が登場する(2)(3)(4)の順番を整理してみよう。
 (3)の冒頭の「その帰り」が最初に来ることは有り得ないので、(2)(4)が頭に来ることになる。この二つでどちらが最初に相応しいかと言えば、やはり「ヨーゼフ」という人物の説明を行なっている(4)であろう。題名も「発端」であるし、(4)が最初に来ることは間違いなさそうだ。
 (4)の次は(2)も(3)も有りであるが、(3)の場合は「雪原の洞窟を"目指した"」→「"その"帰り」ということになり、繋がりが若干おかしくなってしまう。それよりは"目指した結果"を説明した(2)のほうが適当であろう。(4)→(2)→(3)という流れは適切である。
 さて上記の流れと(1)(5)のどちらが繋がるかというと、間違いなく(5)である。というのも、(1)は「落石を、裏切り者の罠とした彼らの報告」の部分の意味が不明であるからだ。さらに「彼ら」が「英雄」だということもいきなり登場し、読み手に不可解な印象を与える。
 それに比べて(5)は他の文に抵触する内容も無く、話の流れとしても適切である。よって正解は、

 (4)発端→(2)協力→(3)沈黙→(5)英雄

 である。


 ・・・まあ最後は(1)人間でもいいわけであるが・・・。
 知っている今から考えればああこれはFF2の話なんだな、と理解できるが・・・初回プレイの時は全くの意味不明だった。そもそも小学生だったから考えるのめんどくさかったしな。

 ということでピナックルロックスを抜け、リンドブルムへ。
 ここからしばらくは楽だが、その後のリセット地獄が低レベルプレイヤーを待っているのであった・・・。

 

第七話へ

 

ひとつ前のページへ トップへ