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管理人の日記
マジレスすると 「 ボ ー ナ ス が 出 た ら 」
んふんふんふんふ |
去年2月に発売されたソニーの「PlayStation
4」、通称PS4。次世代の据え置きゲーム機をリードするのがこのPS4にほぼ決まったことで、「その購入自体」を既に決めているという人は多いだろう。となると問題は、「いつ買うか」ということである。本日はそれについて考えていこう。
…ではまず、PS4の基本的なスペックについて説明しておこう。価格は39980円(税抜)、パワーアップした本体性能で更に美しく・滑らかに動くゲームを楽しめる。また、PS3では中途半端だった「リモートプレイ」機能が激烈強化されており、PS
Vita/Xperia Z3シリーズを持っていればほぼ全てのゲームをサブ画面でプレイできる。さらに、ネットワーク関連も大幅にパワーアップしており、「シェア」機能を使えば簡単にネット上に画像・動画をアップロードしたり、ゲームをオンラインの向こうの相手に操作してもらう(←!?)ことができる(※この機能は一部有料)。性能はもちろんとして、いま風の新しいゲームの楽しみ方にも対応した、PSシリーズの正統進化ハードと言えるのだ。
――ただし、もちろん良いところばかりではなく、抑えておきたい点も存在する。まず、PS1/PS2/PS3との互換は現状では一切無い(DVDビデオ/Blu-rayビデオは視聴可能)。なんとDLタイトルを含めて全て互換性が無いため、これまで買ってきたディスクやPSNの資産を一切活かすことができない。また、接続端子はHDMIだけであるため、古いテレビや周辺機器などに接続できない場合もある。もっとも、PS3の際は同梱ケーブルがあの忌まわしき三色端子というPSシリーズ稀に見る黒歴史をやらかしてしまっていたため、今回HDMI一本に絞ったのは当然だとも思うのだが…。
さて。上記のポイントの中で最も大きいのは、やはり「PS1/PS2/PS3との互換が一切無い」という点だろう。単純に今持っているゲームが遊べないということもあるし、「リモートプレイ」も「シェア」も、古いゲームと相性が悪いどころか、むしろ凄まじくフィットした機能だけに残念である。
…そして、この互換性の問題により、PS4の購入を尻込みしている人は実に多いはずである。例えば俺も、今年3月に大学入学時から使っていたPS3(初期型/60GB)が戦死なされたのだが、「今プレイしているゲームが遊べなくなる」という点が非常に恐ろしく、この時期にPS3を再び購入するという愚策を行わざるを得なかった。これまで、PSシリーズには全て何らかの形で後方互換性があったため、このような対応は異例と言うしか無く、せめてPS3だけでも互換性があってくれれば…という思いを禁じ得ないのだ。
――とはいえ、これに関しては、いちおう向こう側の姿勢も理解できないわけではない。PS2とPS3は、当時の独自技術を山ほど積み込んだ先史遺産であり、最新のコンピューターをもってしても完全再現することは難しい。そのため、PS4に後方互換性を搭載しようとすると、PS4の箱の中にPS2とPS3を積み込むというブサイク極まりない設計になってしまう。実際、初期型PS3はそういう構成だったのであるが、そのことが本体価格を引き上げる悩みの種となっており、後期タイプでは互換性は削除されてしまった。そういうことを考慮すれば、ある程度スタートを犠牲にしてでも、PS4専用タイトル一本に絞っていくことは理解できる。新ハードのソフトが充実してくれば、もう過去のソフトは基本的にプレイすることは無いのだから。
さて。そこまで理解したうえで、このサイトの読者層を踏まえ、「FF15までにはPS4を入手しておく」という流れを前提としよう。そのうえで、いつPS4を買うべきなのかという問題に、当サイトなりの結論を出してみる。それは、いま以降いつ買っても構わないのである。
…というのも。冒頭に書いた通り、次世代ハード戦争の趨勢は既に定まり、大きな流れとしてPS4にソフトが集まっていくことは確実となった。また、我々にはFF15という大きな目標も存在する。だったら、興味のあるソフトが出た時に買い、そして最終目標のFF15に備えれば良いのである。公式の宣伝文句にも「役者はそろった」とあるように、現時点でもある程度のラインナップが揃っており、今後も「ペルソナ5」や「メタルギアソリッドV」などの人気ソフトがPS4に追加されていく。これら2つはPS3版も発売されるが、高性能なハードでプレイできるに超したことは無い。これらのソフトを機に、徐々にPS4へと移行していき、メインであるFF15の弾着に備えていこうではないか。
――ところで。その場合、気になるのは「新型の発売」や「本体価格の値下げ」なのであるが、まず「新型」についてはそもそも9月発売予定の「メタルギアソリッドV」の同梱本体も現行タイプであるため、今すぐリニューアル版が発表される可能性は極めて低い。また「値下げ」に関しても、大型ソフトの投入に合わせてある程度のテコ入れをしてくる可能性は大いに有り得るが、せいぜい5000〜10000円というところで、決め手には欠ける。有るかどうかも分からない値下げを期待して半年〜1年以上も待つのならば、きっぱり諦めて今すぐ買ってしまったほうが良いだろう。
そんなわけで。この記事を書いたことにより、俺も俄然PS4が欲しくなってきてしまった。まあ、今年は例のFF13企画があるため本格起動はお預けであるが、何はともあれPS4を買うこと自体は決定であり、今回の記事でその気持ちは更に強くなったのである。PS
Vitaはもちろんとして、Xperia Z3 compactまで用意してしまった自分は何も間違っていなかったのだ。いや別に、自分の意志を固めるつもりで記事を書いたんじゃないけど…。
――と、いうわけで。世間では「PS3で十分」などという声も聞かれるものの、PS4は性能以外にも大幅に進化した、まさしく“次世代機”と言って良い存在であることが分かった。そして、大きな流れとしてそれに移行していくことは間違い無いのだから、もう今以降で気になったソフトが出た時に買ってしまって構わないのである。ええ、もちろん俺も買います。共にゆこう。ゲームにお金を使わずに、何に使うと言うのだろう?
(2015年4月17日) 4279 PV
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