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管理人の日記ログ
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塩酸 しめじ ヒラメ
出目金 |
人類の勝利だ。ついに、あの「ファイナルファンタジー7」の完全リメイクが、PS4で制作されることが発表されたのである!!
…やれ。「FF7」については、去年12月にリメイク(笑)が発表された際に基本的な事項をまとめておいたので、まずはそちらの記事(【2014/12/7】)をご覧いただきたい。ざっと書くと、ハードをPSに移した初のFFであり、シリーズで初めて“CGムービー”が取り入れられた。そのインパクトには凄まじいものがあり、当時のPS・SS・N64のハード戦争に終止符を打ったことを初めとし、2004年からは「アドベントチルドレン」などの関連作品も発売され、新たなハードが出るたびに必ずリメイクの噂が流れるくらいであった。FFシリーズどころか、全ゲーム中でも屈指の存在感を誇る作品と言って良いのである。
――さて、そんな『FF7』なのであるが、ご存じの通り昨年末に、初代PS版をHD化してPS4に忠実移植(←!?)という殺傷力の高いお笑いが発表され、全世界が「Nice boat.」という気持ちに陥ってしまった。だが、それから半年。アメリカのゲームイベント:「E3」にて、ついにPS4での完全なるリメイクが発表されたのである。その情報に、日本はもちろんとして、世界中のゲームファンが驚喜した。やれ、当初の“HD版”の情報は、最初からこの発表への当て馬だったのだろう。確かに、あれはいくら何でも無かったからなあ…。
さて、そんな『FF7』のPS4でのリメイクであるが、既に【公式サイト】が開設されている。そのティーザームービーを見れば一目瞭然、FF13すら凌駕する美麗ムービーで彩られる世界は、紛れもなくPS4の性能を活かした正真正銘のFF7である。もちろん世界観も時代相応にパワーアップし、『15』のように現実世界をモチーフとした8頭身のリアル調グラフィックへと進化を遂げている。これだけでも、期待が膨らんで破裂するには十分すぎるものだろう。
…加えて。今回のリメイクでは、野村哲也氏など当時の主要スタッフを据え、グラフィック以外も根本的に作り直されるのだという。確かに、当時のターン性バトルを再現するだけでは今となっては物足りず、シナリオ等にも“当時だから許された点”というものはあるだろう。そういう点から抜本的に練り直し、「完全に新しいFF」として作り出さなければ、せっかくPS4を使う意味が無くなってしまう。もちろん、それで当時の味を失ってしまっては意味が無いが、その辺りは『7』を作った主要スタッフの方々を信頼したいというものである。
――まったく。俺がFF7を遊んだのは、発売からかなりが経った後(『8』『9』『10』よりも後)であり、その内容も通しプレイを1回行っただけという寂しすぎるものであった。やはり、ゲームというものは新鮮さが命であり、自分の力で遊び倒してこそ本当の面白さが存在する。だからこそ、俺は「新作」として遊べるFF7が大いに楽しみなのだ。やれ、発売時の忙しさ次第であるが、今回は通常プレイだけでなく、“やり込み”という領域にも参入できるかも…??
そんなわけで。突如としてもたらされたFF7のリメイクの報は、世界中のゲームファンを熱狂の渦に巻き込んだ。そして対応ハードは、もちろんPS4である。このタイトルで再びゲームの世界に戻ってくるという人も多いだろうし、既にFF15の存在によりPS4の購入を決定していたFFファンの皆さまにとっても非常に大きな吉報である。また、PS4を買う理由が一つ増えたのだから。
…ところで。その「PS4版FF7」の気になる発売日に関してであるが、次の情報公開が「この冬」と明言されていることもあり、すぐさま発売されるということは無さそうだ。とはいえ、1年半後の2017年1月31日はFF7の発売20周年であり、その辺りを狙ってくることは大いに有り得る。最新作であるFF15の発売日が2015年末〜2016年初頭あたりになれば、それから約1年ということで、時期としては絶好かもしれないのだ。
――そんなこんなで。今から発売が楽しみとなった「PS4版FF7」なのであるが、個人的にはこの良い流れを『7』だけで終わらせて欲しくない。続編の「FF8」もまた、『7』に匹敵する傑作であり、俺にとっては初めてやり込みプレイを行った思い出の作品でもある。他にも、「FF12のHD版」など、この時期だからこそ発売してもらいたいタイトルは数え切れない。スクエニは変わった。やっと、世界最高のゲームを作る会社に戻ってきてくれたのだ。
(2015年6月17日)
哲 学 |
最近忙しくて更新できない状況が続いています…。来週の半ばくらいには普段の生活に戻れるので、それまでお待ちくださいm(_
_)m
…それはそうと、自分が宣伝するのもアレですが、本日【くまぞうさんのFF13-2プレイ日誌】が投稿されました。内容は「ATK・BLAのみのパラダイムシフト封印プレイ(←!?)」という斬新なものであり、第1回では序盤のアロアダイ戦までが収録されております。当サイト的には久々の投稿日誌であり、私も管理人ではなく一読者として楽しませていただこうと思っています。うむ。たくさんの方々に支えられてやり込み界が盛り上がる。管理人としてはありがたいことですし、1プレイヤーとしても喜ばしいことです。
――とまあそんな感じで(どんな感じだ)、延々と「やり込みinFF」は続いていきます。本格再開まで…今しばらくお待ちください!\(^o^)/
(2015年6月17日)
画像エンドルフィンとどっちにしようか悩んだ |
中途半端な時期ですが、この手のDDR振り返り記事はいつも春に書いており、そしてRDiの完全解禁もかなり後になりそうな感じなので、少し早めに『DDR2014』の感想を行ってみたいと思います!
リクエストもあったということで…。(関連…前作『2013』の感想:【2014/5/12】)
…さて、『DDR』とはご存じの通り、足でプレイする音楽ゲーム:「ダンスダンスレボリューション」シリーズの略称であり、その体を使うゲーム性や、DP(ダブルプレイ: 8パネルモード)の奥深さ、そして高難易度譜面の圧倒的なやり応えなどから、現在俺が最も愛しているゲームの一つである。わざわざ休日に外出し、多大な手間と時間を掛けてまで、プレイする価値のあるゲームなのだ。
――さて、そんなDDRシリーズの最新作:『DDR2014』は、昨年5月12日に大型アップデートが行われたのであるが、電子マネーによる実質的な1.5倍レベルの値上げ、また大型アップデートのはずなのに新曲が2つだけという驚異のスタートを切り(【2015/5/18】)、その後も需要不明のご当地アイドル楽曲の大量追加、秋に行われた数ヶ月単位での放置(【2014/11/8】、Bが出るまでリロードしてくださいm(_
_)m )など、最近のシリーズの中では最も迷走した作品であると言える。そのあまりの酷さに、「DDRが打ち切られる」という噂でさえ、一時期はまことしやかに語られていたほどなのだ。
さて。そんな『DDR2014』の俺の感想としては…雑多な内容の作品だったが、前作に引き続き譜面の出来が良く楽しめたというものである。
…というのも、今作では、上記の「ご当地アイドル」と、相変わらず内容の多くを占める「BEMANI移植曲」に加え、新たに「ボカロ楽曲」と「東方アレンジ曲」がDDRに初めて取り入れられ、まさに「雑多な内容」と表現すべきラインナップになっている。やれ、前作『2013』もかなりジャンルがバラけたサラダボウルという印象が強かったが、今作はそれを遙かに凌駕する混沌なのだ。
――では、そんな『DDR2014』がどうだったのかと言うと、今作は前作から引き続きDP譜面の出来が非常に良く、様々な配置でプレイヤーを楽しませてくれる。また、雑多なジャンルの楽曲が収録されていると言っても、無節操にネットの話題曲を追加するといった感じではなく、ちゃんとダンサブルな楽曲を中心に選ばれており、そのテーマでBEMANIアーティストが新曲を書き下ろすなど、楽しめるように作られている。「DDRの世界観が壊れる」などと嫌悪された「ボカロ」「東方」も、蓋を開けてみれば曲・譜面ともに良質で、本作独自の雰囲気を作り上げるに大きく貢献したと言えよう。
というわけで。今回も例年通り、オススメ楽曲の紹介に行ってみたいと思う。
…ただし。今回は時期が中途半端ということで、範囲も複雑になってしまう。取り扱うのは、『2013』でもプレイできた曲を含めずに「EXTRA ATTACKの開始時」から、「Replicant-D-ignition」を含めずに「BOSS ON PARADEの終了」まで、その他の解禁楽曲については5月14日の「妖隠し -あやかしかくし-」までとする。うん。Replicant-D-ignitionは本作の山場と言えるイベントだから、入れたいのは山々なんだけど、その前段階のオンパレードでさえ俺は先日やっと終えたくらいだし、完全解禁を待ってると下手すりゃ1年とか掛かっちゃうからなあ…。
――そんなわけで、対象となるのは全86曲である。なお、今回から表に新たに「解禁」という項目を用意した。「○」は無条件でプレイできる楽曲、「△」は多少のプレイ回数が必要となる楽曲、「▲-」はかなりの労力が必要となる楽曲、「×」は現在解禁不能となってしまった譜面・楽曲であるので、プレイの際の参考にしていただきたい。では、前置きはこれくらいにして、さっそく行ってみることにしよう!!
●「DanceDanceRevolution 2014」
個人的なオススメ楽曲 (全てDP譜面です。例によって難易度は自分の体感で書いており、一部公式とは異なります。 対象は2014/5/12:「ヤマトなでなで♥かぐや姫」から、Replicant-D-ignitionを除き、2015/5/14:「妖隠し -あやかしかくし-」までです) ◇「解禁」欄について… ○:無条件でプレイ可能 △:解禁に多少のプレイ回数が必要 ▲-:解禁にかなりのプレイ回数が必要 ×:今のところ解禁不可能 |
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曲名 | 譜面 | 難易度 | 解禁 | 感想 |
Go↓Go↑Girls&Boys! | EXPERT | 11 | ○ | 歌い手のことはよく分かりませんが、Sotaの曲が好きです。 SotaはBEMANI界の宝です。神です。音に虹色の鮮やかさがあるというか…。 譜面もDP初心者向きと言えるもので楽しみやすくオススメ。 |
LoveLove DokiDoki | EXPERT | 12 | ○ | 30曲近く追加された「ご当地アイドル」曲で、俺が気に入ったのはただ一曲でした。 歌はともかく、Sotaの曲と譜面は印象的で、遊び応えはあるでしょう。 申し訳ないですが、ご当地アイドルはの皆さまはどうぞご当地で活躍していてください…。 |
Din Don Dan | CHALLENGE | 12 | × | EXPERTは謎配置だったが、CHALLENGEは一転して楽しい配置の多い譜面となった。 …しかし、そのCHALLENGE譜面は期間限定の「鬼のEXTRA ATTACK」の対象曲。 よって、現段階ではいかなる手段をもってしても解禁不可能である。 |
滅亡天使†にこきゅっぴん | EXPERT | 12 | ○ | 「ちくわパフェ」以来音沙汰無かった「ひなビタ」がDDRに帰ってきた! 電波な楽曲と、癖があるものの楽しい譜面は健在。 もっとひなビタ楽曲ガンガンDDRに収録してくれないかねえ…。 ちなみにムービー付きで出来も良いが、最後の某ゲームのロゴの全画面表示はイラっと来る。 |
幻想系世界修復少女 | EXPERT | 13 | ○ | 各BEMANIシリーズに同時収録されたボカロ曲。界隈では有名な人の新曲らしい? 譜面が非常に個性的で、しっかり足13という爽やかな振り回しが楽しませてくれる。 あと女の子が可愛いです。トカゲになってポケットに入り込みたい。 |
ホモ猫☆センセーション | EXPERT | 13 | ○ | ん? |
SUPER HERO | EXPERT | 13 | △ | 家庭用移植曲。ただし、DP譜面とバナーは今作新規のもの。 DPらしく渡りの多い良譜面で、曲が短いことが本当に残念なくらい。 僕はこういう雰囲気の女の子も好きですよ!(聞いてない) |
Starlight Fantasia | EXPERT | 14 | ▲- | 「Triple Journey
-TAG EDITION-」以来、約1年4ヶ月ぶりのTAG新曲。 今となっては平凡な曲であるが、初登場時のインパクトはそれはそれは凄いものだった。 DDR2014中期の圧倒的冷遇を物語る、史料的な一曲と言える。 |
セツナトリップ | EXPERT | 15 | ○ | TRIP MACHINEもかなり作風変えてきたなー…。 というのは冗談として、ネットで人気というボカロ楽曲であり、他社製音ゲーでは定番曲だとか。 その印象とは裏腹に、高難易度PARANOiAシリーズ並みのぶん回しが出てくるので要注意! 14? わかめを冷ませ |
Storbe♥Girl | EXPERT | 15 | × | BEMANIシリーズに提供されたボカロ新規楽曲。出身はSOUND
VOLTEX。 こちらは譜面が完全にTRIP MACHINE Phoenix。キツい…そして楽しい。 一晩中作曲するのが好きとのことですが、一晩中ゲームをやり込んでいる男はどうでしょう(聞いてない) |
KHAMEN BREAK | EXPERT | 15 | △? | ごめんBEMANI遺跡この曲しか印象に無い…。 |
IMANOGUILTS | CHALLENGE | 15 | × | 曲名は「つるぎのまい」の逆読み? CHALLENGEはEXPERTの正統強化版と言える譜面で、15らしい難しさと楽しさがある。 ただし鬼EXTRA時の即死地帯、お前は許さん |
エンドルフィン | EXPERT | 15 | ▲- | 「Starlight
Fantasia」に続く、 8分・12分・16分の矢印に渡りが複雑に混じった譜面は非常にやり応えがある。 曲=ゲームのステージという、音ゲーならではの一品。是非フルコンできるまでやり込んでほしい。 しかしながら、ゼロからプレイするとなると解禁に極めて時間が掛かるのが難点である…。 |
Starlight Fantasia(Endorphins Mix) | EXPERT | 15 | ▲- | 今年の「TAG生誕祭」のボーナス曲。 当時は1日限定にもかかわらずEXアタック・かつ下位難易度から解禁ということが超絶不評を呼んだ。 その後にすぐさま緩和が発表されたが、これは最初から予定されていたことだったのだろうか…。 曲自体は、ユニバーヒルズのボーナス曲2つを融合させたような良曲良譜面。こちらもやり応え抜群。 |
妖隠し -あやかしかくし- | EXPERT | 15 | △ | どなたですかこのお○さん…永夜抄の自機専用キャラだっけ?
…というのは冗談として、東方アレンジ収録プロジェクトで追加された一曲。 BPM85で16分と32分が入り乱れ、配置もそれなりに複雑な低速曲。 今はまだ1.5倍を掛けてるが、いつかは等速FLATで踏みたいですねえ…。 |
バンブーソード・ガール | EXPERT | 16 | ○ | 「幻想系世界修復少女」と同じく、人気作曲者の書き下ろしボカロ曲。 BPM208という速めのテンポで振り回す。中盤には超距離のアンビリ地帯も。 とはいえやり込み次第で上手くなる良譜面。そしてかわいい…。 てんこ盛りの今作『DDR2014』、その中でも代表と言える一曲だと思います。 |
Idola | EXPERT | 16 | △ | ボカロプロジェクトの一曲。BEMANIアーティストがボカロを使ってボス曲を書き下ろした。 BPM201の高速に様々な難要素が敷き詰められた、DDRらしい難関譜面となっている。 フルコン狙いの場合、最後の謎配置ラッシュが最大の難所となるか? CHALLENGE譜面はちょっとばかりしんどいです… |
とこんな感じで、表に挙げたお気に入り17曲の内訳が、DDRオリジナル曲が6曲・ボカロが5曲・東方アレンジが2曲・その他(連動イベントなど)が4曲と、今回はまさに様々なジャンルの曲が取り入れられた作品であったと言える。また、初期はDDRオリジナル曲の成分が非常に不足していたものの、後半に入ってからは「ユニバーヒルズプロジェクト」のラスト2+1曲や「Replicant-D-ignition」などで、その辺りも補われていった(RDiはまだプレイしていないが…)。そして前述の通り、譜面の出来は非常に良いため、今作もいつも通りに楽しんでいけるDDRの新作となったのだ。
ただし、もちろん難点が無いというわけではない。今作で、悪い意味で印象的だったのが、とにかくイベントの解禁がめんどくさい!
めんどくさすぎる!!というものであった。例えば、秋に始まった「ユニバーヒルズプロジェクト」は、日替わりの課題曲3曲を全てプレイすると得点が入り、それが一定数集まると曲が解禁(課題曲は1週間分まで振り返られる)という単純な内容のものであったが、週末プレイヤーの俺にとってはプレイ回数の大半が課題曲に埋め尽くされるというやらされ感MAXのイベントとなっており、初めてDDRで「捨てゲー」(イベントの進行だけを目的とし、曲を選んでわざとFAILEDになるのを繰り返すこと)を行ってしまった。毎日プレイできる人ならまだしも、週1〜2日程度しか遊ばない人にこれは厳しい…。
…また、その後の「ボスオンパレード」も、今度は「日替わりでない課題曲」をプレイすることでメダルが溜まっていき(※同じ曲からは獲得できるメダルは1枚のみ)、それが集まるとボス曲が登場する…というものであるが、こちらに関してはボス曲を一度プレイするとメダルが全て没収されてしまい、必要メダル数は多少減るものの、同じ事を何度も繰り返さない限りボス曲を解禁することはできない(※曲をクリアしても解禁されない!)。必要な最低曲数は176曲である。しかも、このイベントをクリアしなければ、本作の目玉と言える「Replicant-D-ignition」に挑戦することができないのだ!
一応、その後のアップデートにて、「課題曲以外をプレイしても1/4個のメダルが手に入る」などの緩和が為されたが、それでも数百曲クラスのプレイが必要になることは何も変わらない。正直、俺にとっては、ただ面倒なだけのイベントであった。結局、「Replicant-D-ignition」への参加も、3ヶ月半も遅らされてしまったし…。
――まったく。この辺りは、やはりDDRも慈善事業では無いので仕方ないのかもしれないが…やはり、新曲というのは新鮮味が命であり、盛り上がりが完全に終わってから解禁されるのはあまりにも寂しいというものである。やれ、DDRもソーシャルゲームのように一部の廃課金者に狙いを定めてきたということなのだろうか。俺としては、「Triple
Journey」など、貢がなくても遊べるイベントのほうが盛り上がれると思うんだけどねえ…。
そんなわけで。今作『DDR2014』は、てんこ盛りの楽曲と譜面はこれまで以上に魅力的となっているが、解禁までに非常に多くのプレイ回数が必要になるイベント、その他にも値上げに纏わるシステム面の改悪がかなり足を引っ張る結果となってしまった。初心者にとってはもちろん、上級プレイヤーでも一度カードを無くしてしまった場合、どんなことになるか想像するのも恐ろしいものである。
…やれ、この辺りは、最近では音ゲー業界も世知辛いということで、多少の値上げや貢ぎゲー化はやむを得ないのかもしれないが、それにしたって「未だにEXTRA ATTACKの曲が1曲たりとも通常解禁されない」「期間限定イベントの曲・譜面がこれまでよりも圧倒的に多い」などの厳しすぎる面も多く、この辺りはユーザーのことを考えて適切に緩和していただきたいところである。「興味を持った曲があるけど、解禁システムのせいでプレイできない」ということが、いかにそのゲームに対する興味を失わせるかは、複数機種をプレイする音ゲーマーの皆さまならよく分かっていただけるというものだろう。
――さて。そんなわけで。課題の残る出来となった『DDR2014』であるが、最近では無条件の解禁曲も増えており、初期〜中期の雰囲気から一転して楽しめるようになってきた。そして俺にとっては、まだ「Replicant-D-ignition」の攻略も始まったばかりである。これからもずっと、10年でも20年でも楽しいDDRが続いてほしい。DDRの代わりができるゲームなど無いのだから。
(2015年6月17日)
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