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管理人の日記ログ
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先月、初周HARDをクリアーした「地球防衛軍5」(【日記:2020/9/24】)であるが、その勢いで最高難易度のINFERNO(インフェルノ)に挑んでしまった。そして本日、DLC(有料)を含む全139ミッションをクリアーすることができた。私は、本作をセール時に買ってからしばらく積んでいたのだが、まさか周回どころかDLCを買うまでハマってしまうとは思わなかった。全般的な感想として、HARDでは適当にやってクリアできるため作業感がとても強かったが、INFERNOだと1個1個のミッションに本腰を入れて挑まないといけないため、緊張感を持って遊んでいくことができた。110という度を超えたミッション数の多さも、こういう高難易度プレイを見据えた調整、ということかもしれない。
…そして、INFERNOの攻略面では、特に序盤から中盤に掛けてと、最後のDLC2において、激烈な難関が幾度と無く存在した。私は、HARDをクリアし、DLC1&2を中途半端に進めた後に、時間節約のためHARDESTを省略して本編INFERNOに挑んでいった。まあ、アーマー200からINFERNOを進める人も居るくらいだし、HARDをクリアしていればなんとかなるだろう…と思っていたのだが、序盤から大苦戦をさせられ、M11:「天空の炎」でついに詰まってしまい、そこからは幾度となくHARDESTでの稼ぎを余儀なくされた。ただし、あくまでも“HARDESTを省略した”という体であるため、「未クリアのINFERNO後半ミッションで稼ぎを行う」ことだけは縛っていった。そんなわけで、レベル76までのHARDESTクラスの武器を使っていったのだが、それでも苦戦し、アーマーは初期の2000程度から、最終的には7000まで増えていった。
――いっぽう、ミッション番号が真ん中を超えたあたりから、★超強力★なINFERNO武器が手に入るようになり、少しずつ難易度が下がっていった。終盤で苦戦したミッションと言うと、地底で大乱闘が展開されるM99:「地の底の激戦」というくらいで、あとは失敗をしても1〜2回というものであった。
そして、DLCである。今作でのDLCは、常軌を逸した高難易度となっており、初周HARDのときは、難易度をNORMALに落としながら進めていき、ラスト3つの「最後の挑戦1〜3」なんかはNORMALどころかEASYでしかクリアできなかった。しかしながら、INFERNOのDLCミッションでは、★超強力★なLv100以上の武器が手に入るため、それを使えば何とかできる。『4』の時は、DLCで新武器が手に入るということはなく、完全な戦略勝負となっていたため、それもそれで面白かったが、『5』のように強力な新武器を使えるというのも、新鮮で良いと思う。
…さて。『5』のDLCでは、そんな強化された武器を使用可能だが、それでも難関は多く、「MA9スレイド」や「バスターショット」が使えるDLC1では、DLC1-12:「地底2」、DLC1-13:「対エイリアン3」が厳しかった。そして、真の超兵器である「ブレイザー」が解禁されるDLC2でも、DLC2-1:「対テレポーションシップ」、DLC2-4:「対エイリアン部隊1」、DLC2-5:「対テレポーションアンカー2」、DLC2-6:「地底3」、DLC2-7:「対エイリアン5」などなど、難関が連続した。
――そして、最後のDLC2-12〜14:「最後の挑戦1」「2」「3」は、『4』DLCでの「攻略不可ミッション」に相当するものであり、桁外れの難易度を誇っている。ここまでえげつないものを出してくるとは、さすが高難易度が定評のシリーズというだけはある。一方、攻略面での出来が良かっただけに、無線音声などの演出面が貧弱であるとか、「震える魔窟」「星の牢獄」みたいにカッコいいミッション名が付いておらず「最後の挑戦1」みたいな他人行儀の名前というのが、とても残念である。値段は、ミッションパック2つ(29ミッション)で2400円と、決して安くないのに…。
そんなわけで。本日は、合計プレイ時間240時間と、唐突にPS4の全ゲームの中で2位に達した「地球防衛軍5」(1位はモンハンワールド&アイスボーンの850時間、3位はFF7リメイク第1弾の160時間。まあ地球防衛軍5では、無視できない割合で放置稼ぎとかも入っているのだが…)に敬意を表し、DLC2ラストの「最後の挑戦1」「2」「3」の3ミッションに絞って、【地球防衛軍4 INFERNOプレイ日誌】のように、ミニ日誌を書いてみたいと思う。いやあ、本当に今回はキツかった…!
「震える魔窟」よりは楽だと思います(震え声) |
まずは、DLC2-12:「最後の挑戦1」である。今作での「震える魔窟」枠であり、6つの巨大拠点から、金蟻・鎧蜘蛛・赤蜂といった3種類の変異種が出現し続ける。また、拠点を2つ抜くと、アーマーガエル(鎧を着たカエル星人)が大量に投下され、合計で4つ抜くと、ボス級と言える女王蟻・金女王・女王蜂・赤女王蜂・大蜘蛛・鎧大蜘蛛が登場する。そして、拠点の総数が減っても、1個からの出現数が増えていくので、そう簡単には楽にならない。これらの雑魚&ボス敵は全てノンアクティブであるが、拠点本体・アーマーガエル・ボス級の敵は全てリンク範囲が広めに取られており、大量の敵を反応させやすい。もし乱闘になってしまえば、強化されたとはいえレンジャーの火力で太刀打ちできる相手ではないため、慎重な釣り出しが必要となる。
…さて。まず、金蟻・鎧蜘蛛・赤蜂といった変異種であるが、こいつらは雑魚である。あの、「震える魔窟」の時は、鎧蜘蛛×10+蜂×10にすら苦戦を強いられており、今回も拠点を叩くたびに30〜40体というおぞましい量の敵が襲来するのであるが、超兵器である「ブレイザー」の瞬間火力は、『4』のAF100(アップデート後)の5倍であるため、鎧蜘蛛すら一瞬で溶かせる。また、赤蜂は、一瞬で距離を詰めてきて大ダメージの針を乱射してくるうえに、通常の蜂と比べて、体力3倍&火力1.5倍を誇る難敵であるが、「バスターショット」で小粒弾を貼り付ければ一瞬で駆逐できる。最後に残った金蟻は、今回も至近距離で酸を喰らうと約10000ダメージで瞬殺されるという恐ろしい火力を持っているが、進行ルートに建物があると壁に張り付いてメチャクチャな移動をするようになり、まばらなペースで現れるため、そこを各個撃破していけば良い。
――ちなみに、このミッションのレンジャーでの攻略では、武器として「ライサンダーZF」(こちらも本編のライサンダーZと比べてダメージ2倍という超兵器)を使っている人が多いようだが、私としては「ブレイザー」「バスターショット」は外せないと判断した。まあブレイザーがあれば正直なんとかなる。
そんなわけで。開幕では、まず外周に出て、敵の巨大拠点を抜いていく。
…最初に抜くのは、正面にある赤蜂の巣である。赤蜂は、距離を詰める速度が高いため、数が増えるとどうしようもない相手になってしまう。蜂の巣は、弱体化補正が掛かっており、「バスターショット」を8発全て撃ち込めば破壊可能である。その後、追ってきた赤蜂・金蟻・鎧蜘蛛は、外周でブレイザーとバスターショットを使って処理し、回復アイテムを道端に溜めておく。
――そして、2番目に撃破するのは、スタート地点背後にある赤蜂の巣…ではなく、左側にある鎧蜘蛛の巣である。何故かは分からないが、こうするとその後のカエル星人たちとの戦いが楽になる感じであった。ブレイザーを600発ほど照射し、終わったら猛ダッシュで外周まで逃走して、追ってきた変異種たちを適当に退治する。これにて、本クエストの序盤は終了である。ここまでは、特に失敗する要素は無い。変異種30体…昔なら、対処不能と言っても過言ではない相手だったのだが。
敵は、直線的に外周に出てきて、こちらを見つけると必ず驚く。その隙にブレイザーで薙ぎ払う |
本ミッションの第2段階である。拠点付近の合計6箇所に、それぞれ3体ずつのアーマーガエル(鎧を着たカエル星人)が投下される。このカエル星人には、超高火力の多連プラズマ砲を装備している個体が多く、遠距離から砲撃をされるうえに、ルート上の建物が大量に破壊され、近距離で喰らうと一撃死も有り得る。何がマスコットキャラクターだ。強すぎて夢に出てきたわ。ちなみに、その次の日の夢には、私の推しの1人である緒方智絵里ちゃんが出てきました(←今更そんな情報が何だと言うのだ)。
…ということで。今度は拠点の破壊を諦め、カエル星人たちを少しずつ釣り出して撃破していく。ただ、敵はリンク範囲が広く、上手く釣り出せるかどうかは、ぶっちゃけ★運★である。乱闘になってしまえば、多連プラズマ砲で吹き飛ばされ、そこに金蟻が群がってきて終わりである。
――だが、敵の思考ルーチンに弱点があり、そこを狙うことで、僅かだが戦いを楽にできる。というのも、敵はこちらを視覚で認識しており、見失うと、道に沿ってその場所に向かおうとする。よって、敵から逃げつつ外周に向かえば、相手は必ずまっすぐ道路に沿って追いかけてくる。しかも、この際、プレイヤーを見つけると、敵は驚いたり、指差すような動作を行う。よって、その瞬間に、ブレイザーで首を刎ねてしまえば良いのだ。というか、これくらいしか明確な弱点が無いので、この一瞬の隙を逃せば、逆に多連プラズマ砲でお手玉にされてしまう。酷いモンスターをDLCで追加してくれたものだ…。
そんな感じで、カエル星人たちとの死闘を制したら、再び拠点を減らしていく。まず、開始位置南にあった赤蜂の巣を3つ目として撃破し、次に、開始位置右方向にある鎧蜘蛛の巣と金蟻のアンカーを攻撃する。この際、蜂の巣(の形をした拠点)はブレイザー×600発で、アンカーは500発で破壊できることが分かっているため、鎧蜘蛛と金蟻の拠点を4,5つ目として同時撃破できるように調整する。こうすることで、次の大型モンスター戦にて、大きく空間を開けることができるのだ。
…ちなみに、残り拠点が3つとなっている状態では、各拠点から出現する変異種の量は20体ずつとなるため、この段階で拠点を攻撃すると、隣り合った金蟻+鎧蜘蛛が反応し、合計40体もの変異種が現れることになる。もしこれが『4』なら完全に無理となっていたが、今回はこちら側の火力がとんでもないため、これくらいの量であればどうということも無いのだ。
できるだけ遠距離からブレイザーで焼き払う。バスターショットは接近されたときの最終手段 |
ラストである。敵の残り拠点が2個になると、マップ全体に、女王蟻・金女王・大蜘蛛・鎧蜘蛛・女王蜂・赤女王蜂と、合計6体の大型モンスターが登場する。これらの敵もリンク範囲が広いため、攻撃をすると複数体が反応し、どうしようもならない状態になってしまうこともある。
…が、今回は、マップ右側を大きく開けていることと、威力に加えて射程も長い「ブレイザー」があるため、それらをフル活用する。具体的な戦い方は、まずは先ほど破壊した鎧蜘蛛&金蟻の拠点側から近付き、大型のうち、耐久力の低い個体から撃破をしていく。遠距離からブレイザーを照射して1体を撃破したら、モントゥトゥユピーを殴って全力逃走したナックルのような勢いで外周に逃げ、他の大型が反応していないか確認する。もし反応して追いかけてきていたら、できる限り遠くからブレイザーで攻撃し、早期撃破を狙う。今回は使わなかったが、もし接近されてしまった場合、近距離ではブレイザーの2倍の火力となる「バスターショット」を使って何とかするor死ぬ。
――そんなわけで。実戦では、大蜘蛛→反応した金女王→赤蜂→反応した鎧大蜘蛛→反応した女王蟻→女王蜂の順に撃破した。この時のために、接近戦の切り札であるバスターショットもLv.★にして準備していたのだが、全て遠くから安全に撃破できたため、使うことはなかった。直前のプレイでは、障害物のあるところで金女王と戦って★瞬殺★されていたので、今回はマップ右奥方向にある公園を整地して準備していたが、それも使わずに済んだ。マップ右奥…整地…金女王…やっぱり震える魔窟じゃないか。
こうして大型を全滅させれば、あとは金蟻を30体出す拠点が残っているだけである。この程度の相手、『5』のDLCレベルであれば怖くもなんとも無いため、拠点にブレイザーを500発照射して破壊し、あとは下がりながら道路に出てきた相手をブレイザーで各個撃破し、敵を全滅させてクリアーである。
――そんなわけで。この「最後の挑戦1」は、最初は「震える魔窟」すら凌駕する真の絶望かと思ったものの、強力なDLC武器と、『5』から新登場した補助装備で機動力を上げることにより、何とか突破することができた。アーマーについても、「震える魔窟」では9999でクリアできず19999まで上昇させたが、今回は9999で突破できた。そのため、「最後の挑戦1」は「震える魔窟」より楽と断言して良いと思う。まあ、あれより難しいって大概だからな…。
なんか大型を仲間に押し付けてブレイザーしてたらクリアできた |
2番目の「最後の挑戦」である。今度は、全方位から、大量の敵がひたすら押し寄せる。…のだが、全周ということで、一方向に限って言えば包囲は大したことが無く、クエストを少し進めると強力な味方が大量に現れるため、血路を開けば何とかなる。
…開幕、前方から4体のディロイと爆撃UFOが、後方から鎧蜘蛛が現れるが、前方の包囲が甘いため、少し進んでディロイたちをブレイザーで焼き払う。その後は、線路上を右に移動していき、左右から現れる金蟻とカエル星人をブレイザーで撃破して、味方のストームチームと合流する。この金蟻出現パートが割と難しく、金蟻がUFOに紛れて接近してきて瞬殺されることが多々あるのだが、まあその時は諦めて再出撃である。
――そうして味方と合流すれば、あとは回復アイテムを適当に拾って味方を生存させていけば、どうとでもなる。第3波は、真上にある金蟻輸送船を真っ先に破壊し、次に開始位置左奥の鎧蜘蛛輸送船を、最後に右側の赤蜂輸送船を破壊する。すると、全方位から、合計12体もの大型モンスターが押し寄せるという凄まじい状況になるが、やはり一方向の包囲は緩いため、正面方向に居た大蜘蛛・女王蟻・金女王・女王蜂をブレイザーとバスターショットで撃破し、あとは後ろの大型を味方に押し付けつつブレイザーで焼いていった。ラストは、更に強力な味方として巨大ロボットのバルガが現れるのだが、それすら必要無いくらいの完全勝利であった。
ということで。DLC2-13:「最後の挑戦2」は、「1」と比べると、さほど難しいとは言えないミッションであった。なにせ、ブレイザーが強力である。火力だけでなく、射程も680mとスナイパーライフルに準ずるくらいあって、金女王や鎧蜘蛛といった大型変異種すら近付かせずに一方的な撃破が可能である。もし、『4』の震える魔窟に、『5』のDLC環境で挑めたとしたら、見る影もなく楽勝となってしまうだろうな…。
前が見えねェ |
ラストである。DLC2-14:「最後の挑戦3」では、強化されたマザーシップと戦うことになる。第1波は大量の砲台が、第2波は砲台に加えてディロイと黒蟻・金蟻・蜂・赤蜂のアンカーが、第3波では砲台に加えてハッチからカエル星人が&転送砲台から金蟻・鎧蜘蛛・金女王・鎧大蜘蛛が出現する。
…さて、このミッションで最も重要なのは、砲台と転送装置の出落ちである。今作では、敵の攻撃によって前が見えなくなり、為すすべもなく殺されるというパターンが多く、このミッションでも砲台から集中攻撃を受けると、全く思うような行動ができなくなる。しかしながら、第1波こそ無理なものの、第2波と第3波では、バリア発生装置を破壊することでフェーズ進行が為され、それぞれ開始しばらくは砲台が起動していない。そのため、マザーシップに接近してからバリアを破壊し、“次の波”が始まった瞬間にブレイザーで砲台を薙ぎ払えば、かなりの戦力を削ることが可能なのである。
というわけで。第1波は、まずは足元のカエル星人を撃破しつつ、出落ちができないため、仕方なく前が見えねえ状況になりながら、砲台をブレイザーとライサンダーZFで破壊していく。序盤の猛ラッシュさえ乗り切れば死ぬことは無いため、回復アイテムを取りつつ、マザーシップに接近している状態でバリアを破壊して、第2波へと進む。
…そして、第2波では、まず目の前の砲台群にブレイザーを照射する。これで、完全に破壊できなくとも、相手の戦力を一気に削ぐことができる。なお、バリア発生装置を破壊すると、すぐにアンカーが降ってきてしまう(らしい)ので、発生装置への射撃は避ける。その後、ディロイが出てきたら、ライサンダーZFとブレイザーで撃破する。ライサンダーZFも、これはこれで超兵器であり、ディロイをたった3発で撃破可能である。
――その後、アンカーが落下するまでの時間を使って、残った第2波の砲台を片付ける。上手く行けば、アンカーが落下して雑魚が出現する前に、主要な砲台を全て破壊し、状況を落ち着かせることが可能である。
正面:蜂、左奥:金蟻、右奥:蟻、後ろ:赤蜂と、鳥の足跡っぽい感じの配置で出てくる |
さて。第2波のアンカー落下からである。ここでは、総勢40体近い敵が現れる。と言っても、本日最初の「最後の挑戦1」では、30〜40体という変異種と戦っているため、黒蟻・蜂といった通常種も含まれる敵の大群など恐れることはない…と思うかも知れないが、今回は回復アイテムが手に入りづらく、レーダーもマザーシップが入ってぐちゃぐちゃとなり、しかも敵はアクティブ状態で補充されるため、長期戦になると非常に不利である。
…というわけで。砲台と同じく、アンカーについても出落ちを狙う。このマップの南側にある“盛り土がされた線路”のうち、“浄水場公園がある左手前の角”の場所(伝えづらい…)に立つと、左奥に金蟻アンカーが、正面に蜂アンカーが、右奥に黒蟻アンカーが、背後に赤蜂アンカーが落ちてくる。このうち、正面の蜂以外は全てブレイザーの射程距離に入るため、真っ先に危険な金蟻アンカーを排除し、次に赤蜂→黒蟻と拠点を撃破すれば、もう怖いものは無い。あとは、適当に敵の数を減らしつつ、残った蜂アンカーもライサンダーZFで破壊する。
そうして。第2波の敵を片付けたら、HPを回復したのちに、バリア発生装置を攻撃して、第3波へと移行する。
…さて、第3波では、砲台が転送装置の機能を持っており、金蟻・鎧蜘蛛・金女王・鎧大蜘蛛を出現させ続けるというおぞましい構成になっているので、今回も第2波の時と同じく、接近した状態でモードチェンジをさせ、開始と同時に砲台を薙ぎ払ってしまう。これでも全てを倒すのは難しいが、ある程度HPを削っておけば、離れつつ狙撃することで、砲台を全滅させやすくなる。また、マザーシップ本体からはカエル星人が登場し続け、凶悪な多連プラズマ砲を撃ってくるが、こちらは瞬殺が難しいため、後回しせざるを得ない。
――ということで。遠くに逃げながら接近してきた変異種を倒し、そして砲台を一通り片付けてしまえば、あとはマザーシップからカエル星人が登場し続けるのみである。と言っても、多連プラズマ砲は近距離で受けると一撃必殺であるため、金蟻と同じく最後まで油断はできない。落ち着いて、カエル星人を蹴散らしながら接近し、本体のハッチにブレイザーを打ち込んで破壊する。そして、残った敵を撃破すれば、ミッションクリアーである。
ということで。これにて、DLCも含めた「地球防衛軍5」のINFERNOは完全クリアーである。
…いやあ。今回は、本当にキツくて、地球防衛軍4のINFERNOと比べても明らかに難しかった。ただ、武器の性能は高水準であるため、本編INFERNOは専用武器が手に入る中盤あたりから楽になっていった。DLCは、DLC2を中心に難関が多く、特に「最後の挑戦1」はかなり苦戦させられたが、幸か不幸か、『4』の「震える魔窟」級のものは無かった。もっとも、あんなものが何個もあったら大惨事である。
――そんなこんなで。最初に本作のHARDをクリアしたときに、INFERNOをやろうかどうかは悩んでいたが、今ではプレイして良かったと思う。単純ゆえの中毒性からか、この1ヶ月間、ガッツリとハマることができた。うむ、今度の『6』は、真っ先に買ってプレイしよう!
(2020年10月25日)
PSPのとき以上に楽しませていただきました。本当にありがとう! |
先日、「モンスターハンターワールド:アイスボーン」にて、最後の大型アップデートが行われ、裏ボスと言える「ミラボレアス」と、最後の強化個体である「歴戦王イヴェルカーナ」が登場した。本作の“大型アップデート”はこれが最後と明言されているため、『アイスボーン』の追加コンテンツも、一通り終わったということであろう。そんなわけで、今回は、その感想を書いてみたいと思う。
…まず、「モンスターハンター」は、言わずと知れた狩猟アクションであり、『ワールド』は2018年1月に、PS4世代のハードで登場した。そして『アイスボーン』は、有料の大型追加パックであり、以前までの“G級”に相当する物として、2019年9月に登場した。そして、『ワールド』『アイスボーン』のどちらでも、新モンスターの追加などを含む無料大型アップデートが行われていた。なぜ無料かと言うと、恐らくは「オンラインのプレイ人口」という商品価値を維持して、長くソフト本体を販売していくためであろう。が、それも一定の役割を終えたと判断されたのか、『アイスボーン』の大型アップデートは、発売1年強が経った2020年10月に行われたもので最後となったのだ。
――ちなみに、今後の予定として、まず明日には、今回の我が名はヴォルガノス枠であるティガレックス亜種を使ったクエストが追加されるため、完全に更新が終わるというわけではないようだ。しかしながら、やはり「大型アップデート」は終了であるため、完全新規のモンスターといった大きなものは来なくなり、小粒なアップデートが中心となっていくであろう。
さて、私の『ワールド&アイスボーン』のプレイ履歴としては、発売直後こそプレイをしなかったものの、2018年9月ごろから遊び始め、その後は各種のアップデートとともに、定期的にオンラインでの協力プレイ中心で楽しんでいった。本サイトでも、やり込みプレイ日誌の枠を使い、【ベヒーモス討伐記】なるものを連載していたほどである。『アイスボーン』も発売日に購入してプレイし、ときおり中断期間も挟みつつ、片手間にプレイをしていった。片手剣だけに。私が、オンライン要素を主体としたゲームを、これほどまでに長くプレイしたのは、今回が初めてである。
…具体的に、プレイ時間の数値を挙げてみると、ワールド&アイスボーンの累積で、現時点で850時間である。この値は、PSPでプレイした『初代ポータブル』『2nd』『2ndG』『3rd』のプレイ時間の合計に匹敵する。もちろん、私のPS4のゲームでは最長であるため、もし後世にPS4時代を振り返るようなことがあれば、本作が真っ先に思い浮かぶゲームとなるであろう。
――そして、それだけハマったゲームなだけに、今回でアップデートが終わってしまうというのは、少し寂しい気持ちもある。オンラインゲームは生き物であり、更新が終わった作品の寿命は短い。10年後に思い出してプレイしようとしてみても、今のように大勢の人と楽しむことはできないのだ。
ちなみに、『ワールド』で最も気に入ったモンスターは、ベヒーモス討伐記の最終話(【第7話】)で書いた通り、「歴戦王ゼノ・ジーヴァ」であったが、今回の『アイスボーン』では、7月のアップデートで追加された「アルバトリオン」が最も印象的なモンスターとなった。
…その、敵としての内容は、一定時間ごとに「エスカトン・ジャッジメント」なる大技を使い、全員を即死させてくるが、属性攻撃で大ダメージを与えるとそれを防げるという仕様があり、ワールド&アイスボーンで一貫して影の薄かった属性武器に焦点を当てたものとして、装備や戦法に工夫をして楽しんでいくことができた。特に、公開初日は全く仕様を理解しておらず、まずは爆破武器で挑んで★爆殺★され、次に龍属性武器という罠(【日記:2020/7/11】)を使っていって全く相手の攻撃を抑制できず、かなりの苦戦を強いられてしまった。その後は、氷属性など「開幕の相手が弱点としている属性」の武器を持っていくことにより、割と容易に勝てるようにはなったが、初日の負けまくったイメージから、今も強敵感が存在する。やれ、アルバトリオンと言うと、一応は『ポータブル3rd』で戦ったことがあるはずなのだが、初公開の時には「誰?」という印象しかなかった。それが、今作の復活で、私の中では最も印象に残るモンスターとして大出世を遂げたのだ。純粋な強さでは、最後のアップデートで登場したミラボレアスのほうが遥か上であるが、私としては、アルバトリオンも“対を成す強敵”というイメージである。ちなみに、戦闘BGMが非常に格好いいことも評価点である。
――その他のモンスターとしても、全般的に楽しめるものが多かったのだが、ティガレックス・ナルガクルガといった過去作の人気モンスターの復活は、中途半端な強さであり、ストーリー上で登場した時がピークであった。また、『ワールド』では最大級のやり込み要素であった「歴戦王」は、ネロミェールとイヴェルカーナの2体のみであり、『アイスボーン』のラスボスであるアン・イシュワルダは登場しなかった。前作のゼノ・ジーヴァも、物語中で戦ったときは「4人でクエストを始めたのに開幕1乙からの2人切断&1人キャンプ待機」というネタボスという印象しかなかったものの、歴戦王の登場により、強さと面白さを兼ね備えた良モンスターとして地位を確立した。だから、アン・イシュワルダに、その汚名返上の機会が与えられなかったのは、とても残念である。私としては、歴戦王アン・イシュワルダは当然として、ムフェト・ジーヴァやアルバトリオンといった追加古龍の歴戦王、更には『ワールド』での歴戦王のマスター版くらいまで出してほしかった。本作は、オンライン要素が主体のゲームであるため、敵が強いほうが連携の必要があって面白いと思う。
さて。今後のモンスターハンターシリーズであるが、まずは来年春に、スイッチにて「モンスターハンター:ライズ」という作品の発売が決定している。これについては、恐らくは携帯機作品の続編ということで、ワールド&アイスボーンといったシリーズ(本編?)とは異なる進化を遂げていくのであろう。
…そして、その後の予定については、カプコンは発売が近いゲームしか情報公開をしないので未定なのであるが、ワールドがカプコン史上最大のヒットである売上1610万本(2020年6月30日時点。PS4、XboxOne、PCの全ハード・全世界累積。アイスボーンは580万本)を記録している。これは2位の「バイオハザード7」の2倍という凄まじい値である。そんなわけで、PS5などの次世代機に対応したモンスターハンターも、まず間違いなく製作中であろう。
――ということで。今回のワールド&アイスボーンは、これにて終了であるが、今後もますます進化するモンハンシリーズを楽しんでいけるはずだ。私にとって『モンスターハンター』は、PSP時代のやり込み系ゲームという印象だったが、今回のワールド&アイスボーンで、アップデートで長く楽しめる定番オンラインアクションというイメージに進化した。『ワールド&アイスボーン』、今までありがとう!
そして、今後ともよろしく、『モンハン』!!
(2020年10月25日)
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