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2021年1月29日(金)
「キン肉マン(新シリーズ)」29巻ぶん無料!(〜2/5)


 
純粋に絵と物語のレベルが高く、シリーズ新参者でも楽しめました


 今日は29日、“肉の日”
(しかも金曜日!)ということで、漫画:「キン肉マン」の38〜66巻の計29巻ぶんが、【集英社の「ゼブラック」】と、アプリの「ジャンプ+」で無料公開されている(2月5日まで)。38巻から先は、2011年よりWEB中心に連載されている“新シリーズ”であり、最高傑作との呼び声も高い「完璧超人始祖編」の全範囲が含まれている。これをまっさらな状態から読めるというのは、本当に羨ましいものなので、未読の方は、是非とも手にとって見て欲しい。ちなみに、これ以外の期間でも、何故か38〜45巻は【40周年記念サイトで無料公開】されているようだ。
 …さて、「キン肉マン」と言うと、昭和のジャンプ漫画であり、原作は1979年から1987年に連載された。その際は、漫画・アニメに加え、「キン消し」などのグッズで大ブームを引き起こしたそうだが、私が産まれるよりも前の話であり、その際のことは知らない。内容は、主人公である「キン肉マン」が、プロレスをベースとした格闘技で悪と戦っていくという、王道と言えるバトル漫画である。戦いによって生まれる友情を大切しているほか、
細かい整合性よりも勢いや熱さを重視した作風のため、ツッコミどころが数多く存在しているのも愛されるゆえんである。
 ――そして、作品展開としては、「初代シリーズ」の1〜36巻のほか、その子供たち世代の活躍を描いた「キン肉マンII世」
(全29+28+4巻)、2011年から連載されている「新シリーズ」の38〜73巻(続刊)など、関連作品も含めると約150巻が存在するうえ、今なお週刊連載が続いており、かなりの長寿漫画となっている。このうち、今回無料となっているのが、“新シリーズ”における38〜66巻の29巻ぶんということだ。

 そんな「キン肉マン」新シリーズの魅力は何かと言うと、
純粋に画力と物語が現代風にパワーアップしていることである。 
 …さて、私は、幼少期に「キン肉マン」のアニメ
(恐らく再放送)を見た記憶があり、その時は、味方を次々と撃破していく悪魔超人に恐怖した覚えがあるのだが、関わりはそれくらいであり、その後は特に思い入れのある作品とはならず、2011年にWEB連載が始まっていたことも全く知らなかった。しかしながら、去年の今頃に、初代シリーズである1〜5巻の無料公開が行われ、それを読んで興味を持った。ただ、初代シリーズの、それも初期は、さすがに今から見ると「昭和のガバガバ漫画」という以外の感想を持つことは難しい。ただ、そこから、40周年サイトで無料公開されていた「完璧超人始祖編」の冒頭8巻ぶんを読み、その画力と内容の良さに、完全に引き込まれた。そしてその後は、シリーズ全てを読み尽くしたうえで、【週プレNEWS】で毎週月曜に連載されている最新話も楽しみにし、ここ最近で最も好きな漫画と言えるくらいに熱中してしまったのである。
 ――というわけで、「キン肉マン」のファンと言うと、昭和の“初代”をリアルタイムで読んでいた中高年の人が多いだろうが、そうでない新参の私もハマってしまった。その理由は、
絵と物語のクオリティが高いからである。キン肉マンでは、敵だったキャラクターが味方側になる展開が多いため、旧シリーズに思い入れがあったほうが楽しめることは間違いないが、そうでなくとも楽しめることは、私の例で証明されている。基本的な絵のレベルは見れば分かるとして、物語については、戦いを通して敵と分かり合うという王道的な内容に反し、味方側の人気キャラがあっけなくやられていくような容赦の無さに加え、試合展開の迫力とスピーディーさ、たまにある「これ笑うべきなのか!?」という絶妙な味加減のギャグなど、少年漫画ならではの魅力がたっぷりである。

 さて。現在も連載中の、「キン肉マン」の38巻以降の新シリーズは、基本的な画力が高いうえ、物語も面白く、現代のバトル漫画として読み応えのある品質になっている。しかしながら、今回の無料公開範囲に全編が含まれている
「完璧超人始祖編」は、ファンの中でも最高傑作との呼び声が高い。私も、シリーズの多くを読んだが、まあこの完璧超人始祖編が一番だなと思う。新シリーズなので、絵が綺麗なことはもちろんとし、登場キャラクターの多さ・試合展開の多彩さ・序盤のテンポの良さ&中盤以降の深さ・物語の練り込み度など、全ての面でのクオリティがズバ抜けており、これを読まなければここまではハマらなかったと言える。特に好きな試合は、皆さま大好きのシルバーマンvsサイコマンであり、両者の生き方から繋がる皮肉的な決着と、それがメインシナリオに関わる部分が実に印象的であった。その後に連載されている「オメガ・ケンタウリの六鎗客」「超神」との戦いも、十分に面白いのだが、未読者に最初に勧めるのであれば、やはりこの「完璧超人始祖編」にしたい。
 …逆に、良くないところと言うと、
まあゲームではないので、重大な点は無い。主な読者層は、“中年に近い成人男性”だろうが、内容が普遍的なバトル漫画であり、純粋なクオリティ自体が高いため、老若男女の区別なく楽しめる。また、「II世」の一部で見られた、「極端な残虐シーン」「需要不明のエロシーン」「気分が悪くなるようなストーリー描写」と言った“人を選ぶ内容”も、新シリーズでは鳴りを潜めている。強いて言うなら、作者の人間性がちょっとアレというくらいか。それについては、さすがの私も擁護できないので、見なかったことにしてほしい。
 ――というわけで。今回は、冒頭に書いた通り、“キン肉マン”シリーズの最高傑作と言える「完璧超人始祖編」を含む29巻が、無料公開されている。私は、今から1年前に、この中の8冊ぶんを読んでハマるに至った。だから、
それに加えて21巻が読めるというのは、羨ましい限りである。

(2021年1月29日)

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2021年1月23日(土)
スイッチ VS PS4…FFやり込み編


 
このマリオ、くっそ不親切で難しいな〜…。だがそれがいい!


 任天堂の現行機であるスイッチでは、FFシリーズ作品が、
『7』『8』『9』『10&10-2』『12』(7はPS1版のリマスター、12はゾディアックエイジ)と発売されている。本日はこれらを、私がやっているようなFFシリーズのやり込みプレイに使えないかどうか、考えてみることにしよう。
 ――さて、その比較対象は、いつもながら、PS4やPSvitaなどの
PSハードである。私にとってはこれが基本のゲーム機であり、比較対象として相応しいと言える。PS3以降は、「高性能なPC」「HDMIキャプチャのための外部機器」を使って、ゲームプレイの録画を行ってきた。その環境は、果たしてスイッチにも当てはめられるのか。また、私のようなコア層だけでなく、ライトユーザーな方々が、「高価な専用機器を使わずに、インターネットでゲーム画像・動画を公開したい」と思った場合に、それぞれの機器ではどのような方法があるのか。さっそく行ってみよう。


@全般的な特性

 まずは、撮影や録画と関係ない、PS4およびスイッチの全般的な比較である。
 …最初に述べておきたいのが、
グラフィック面では、PS4と比べてスイッチは大幅に劣るということである。ノーマルPS4にすら大きく劣る品質であり、PS4proやPS5と比べるべくもない。また、コントローラーの操作性でもPS4の圧勝であり、スイッチは操作がしづらい。そもそもボタンが小さくて押しづらいうえに、携帯モードでは持ち手に角度が無いため、X+A(△+○)の同時押しをしようとすると、自然な持ち方ではB(×)まで押さざるを得ない。3月発売予定の「モンハンライズ」では、片手剣の方向転換斬りが「X+A」に割り振られたが、「B」も同時に押すと回転回避が優先されてしまう。これは、方向転換斬りの消滅にも等しい。「ワールド」の片手剣で一番よかったアクションなのに…。その他、スイッチは、HD振動なる機能をコントローラーに搭載しているらしいが、あまりにも情けない内容であり、壊れているのかと思って速攻で消した。何だったんだアレ。
 ――その代わり、
スイッチには携帯機モードが存在するという長所がある。PS4に携帯機としての性能は無く、リモートプレイも“家庭内の取り回し”を考えた場合ですら、携帯ゲーム専用機に及ぶものではない。いっぽう、PSハードの携帯機としてはPSvitaが存在するが、既に新品の出荷が終了している。そして、PS4・Vitaの両方で発売されているゲーム(FF10リマスターなど)であっても、「ソフトを2本買わなければならない場合がほとんど」「セーブデーター移行が思ったよりも面倒」などと不便であり、滅ぶべくして滅んだという感じである。スイッチは、簡単な動作で据え置きモードと携帯モードを切り替えられ、ソフトも1本で良く、屋外に持ち出して単独で遊ぶことも可能である。本体の処理性能が劣化するというデメリットも、携帯機としての画面サイズを考えれば、むしろ綺麗に見えるとすら言って良い。以上の理由により、「携帯性」という性能では、スイッチの完全勝利と言える。

 ということで。PS4は据え置き機とした場合、スイッチは携帯機とした場合に、それぞれの強みを活かせると感じた。FFシリーズの過去作は、見た目もシステムも最新ゲームのクオリティに及ぶことはない。よって、
この点だけで言えば、スイッチのほうがプレイしやすいと言えるだろうか。
 …余談だが、私がスイッチで気になったのが、
とにかく部品が多いことである。まず、本体の時点で、画面部分と取り外しできる左右のコントローラーと、合計3点の主要構造が存在する。しかも、これらがそれぞれ電池を積んでいる。私は、「変形する機械」には極めて嫌な思い出がある【日記:2015/2/18】ため、こういう構成は好きではない。3万円と、据え置きハードに迫る値段なのだから、壊れたところでそんな簡単には買い換えられないのだ。これらの問題を解決するためか、携帯モード専用の「スイッチライト」という物も発売されている。本体価格が2万円と緩和されているほか、小型軽量で取り回しが良くなり、「コントローラーの変形機能」および「電池3つ」という構造上の弱点も解消されているのだが、代わりにHDMI出力機能が削除されており、この1点だけで私の購入検討からは外れてしまった。なんでそんなVitaTVみたいなことしちゃうかなあ…。
 ――更に、本体以外にも、トースターのような見た目の「ドッグ」が存在し、これにセットすることでTV出力が可能となるとともに、電源がコンセントから供給され、若干の性能UPが為されるという仕様になっている。これで、
4つ目の主要構造部が出来てしまった。しかも、「トースターのようなドッグ」の形が重要だったのか、スイッチ本体には給気口または排気口が上部にある←!?ため、放置しておくとホコリが積もってしまう。ドッグの置き方を横向きに変えたいところだが、接続が重力を使って軽くハメるだけなうえ、ガッチリとホールドされていることも無いため、横向きは接触不良や転落が怖い。もちろん公式でも、上から下への接続しか想定していない【公式Q&A】こだわるべきはそこだったか? 総合して、スイッチは部品が多くて難しいうえに、壊れやすいと思う。やれ、任天堂ハードは簡単で子供や女性向けと聞いていたが、プレイステーションのほうがよっぽど楽に思えるな…。


A本体機能を使った録画

 ここからは、機器ごとに大きく差異の出る、「画像や動画を撮影する方法」について書いていこう。まずは、
本体機能を使うパターンである。
 PS4とスイッチには、
画像や動画を撮影して保存する機能がある。それらの撮影物は、SNSなどに投稿できるほか、パソコンや携帯電話に保存して、編集が可能である。やり込みプレイでは、成果を写真や動画で公開するほか、自分用のプレイ記録としても欠かせない。これらは、全て外部キャプチャ機器でも行うことができ、画質や自由度ではそちらの圧勝なのであるが、ゲーム機の本体機能はパソコンすら使わずに利用できるというのが魅力であり、ゲームの楽しみ方を広げる機能として、近年では欠かせないものとなっている。

 ○静止画
 PS4もスイッチも、プレイ中の画像を写真として撮影できる機能があり、
コントローラーの該当ボタンを押せば完了である。その画像を、TwitterなどのSNSなどに投稿する機能があるのも同じである。

 ○動画
 PS4では、常時ゲームプレイの録画をしており、
最大で60分前までを振り返って保存が可能なほか、現在位置を開始地点として録画を行うこともできる。画質も、まあまあ良好と言える。PS4とPS4proでは、後者のほうが高い画質で録画が可能である。
 そして、スイッチでも、この機能は基本的に同じ…なのであるが、振り返れる秒数が
30秒しかなく、ほぼ使い物にならない。試しに録画してみたが、ファイルサイズは30秒で18MBほどであり、このサイズであれば1時間でも2.16GBである。スイッチの本体ストレージは32GBであるため、ある程度までなら詰め込んでも問題ないであろう。それを30秒とは、何故こんな中途半端な機能にしてしまったのか…。
 そんなわけで。
本体機能を使って、まとまった時間のゲームプレイを録画することは、スイッチでは不可能と考えるべきである。30秒ごとの動画を繋ぎ合わせて…というのは、現実的ではないだろう。なお、動画をSNSに投稿できる機能は、両機種に存在する。

 ○パソコンなどへの転送
 PS4では、USBストレージ
(USBメモリ)を使って、PS4本体からパソコンにファイルを移動できる。PS4から携帯電話へは…やろうと思ったことが無いので分からないが、どうもパソコンを経由したルートが必須ということらしい。私のようにパソコンを中心として考えている人には分かりやすいが、そうでない人には難しいだろう。最近の子供たちと大人たちは、携帯電話が便利になりすぎて、パソコンを使えない人も多いというからな…。
 一方のスイッチでは、USBストレージに対応しておらず、「スイッチと携帯電話をデーター共有用のWi-Fiネットワークに繋ぎ、ブラウザ経由でファイルをダウンロードする」という、
何だかよく分からない方式が用意されている。携帯電話のカメラで撮影するバーコードも用意されているが、Wi-Fiの接続設定をバーコードで読み取るというのは普通の行為なのだろうか? ちょっと私はよく分からない。ちなみに、同じ方法でパソコンにもデーターが移動できるほか、USBケーブルで繋いで写真・動画を移動させることも可能である。ということで、移動方法に最初は戸惑ったものの、機能面ではスイッチのほうが勝っていると言えるだろう。


B外部機器を使った録画

 ゲームのプレイ動画を、ゲーム機以外の「外部機器」を使ってパソコンに取り込む方法である。パソコンに加えて、キャプチャのための専用機器まで用意するという手間が掛かるだけに、
画質も自由度も最大であり、私は長らく、この方式でサイト作成を行っているものだ。なお、私が用いている機器は、「MonsterX U3.0R」というものであり、少し古いため4Kには対応していないのが難点だが、必要な機能しか存在しないシンプルな作りが気に入っており、今後も長く愛用していこうと思っている。
 ――ちなみに、用語として、「パススルー」というものがある。これは、映像をパソコンとテレビの両方に出力できる機能のことである。これがあると、パソコンにゲーム画面を写しつつテレビでプレイが可能となり、HDMIキャプチャ機器の利便性が大きく上昇する。逆に、パススルー機能が無い場合は、パソコンの小さな画面で録画しながらプレイするか、プレイ環境を工夫するか、「スプリッター」
(HDMI分配器)という更に別の機器を用意する必要がある。このスプリッターという機械は、高いうえに全く汎用性が無いので、できればこれを使わない方式が望ましい。

 ○PS4
 パススルー機能のあるHDMIキャプチャ機器で、ゲームプレイをパソコンとテレビに同時出力可能である。
 また、Vitaなどを用いたリモートプレイでは、リモートプレイ先の機器に映像が表示されるほか、
PS4本体からも引き続き映像が出力されるため、録画を行いつつ、寝っ転がって作業を楽にする…ということも可能である。また、パススルーの無い機器でも、リモートプレイを「2ndスクリーン」として使えるだろう。ただし、リモートプレイ中は、「本体機能での録画」が行われなくなることは注意したい。ちなみに、VitaはPS4と接続する特別な設計があり、他の機器より快適にリモートプレイが可能であるが、残念ながらPS5リモートプレイにはVitaは非対応のようだ…。
 意外な使い方として、最近では、パソコンでもPS4リモートプレイを行えるようになった。つまり、PS4のゲーム画面をパソコンに表示できるということであり、
高価な専用キャプチャ機器を買わずとも、パソコンを使った録画が可能となる。この場合、「画質の劣化」「タイムラグの発生」「PS4コントローラーの一部機能の無効化」など、看過しがたい問題も多く発生するが、このPCリモートプレイも、手段の一つとして考えてみて良いだろう。

 ○スイッチ
 据え置きモードであれば、PS4と同じように、専用機器を使ってゲームプレイを出力可能である。
 いっぽう、携帯モードでは、HDMI端子を使って映像を出力する機能が無いため、録画を行うことはできない。この仕様上、
「スイッチライト」では絶対にPC録画はできないということになるので、購入の際はよく気をつけておきたい。本体機能も、静止画はともかくとし、動画は前述の通り30秒しか録画できない。以上のことにより、スイッチで外部機器を使って録画をする場合、通常タイプのスイッチを、据え置きモードで使うことが必須と言える。




それぞれの特性を活かしたゲームを遊ぶほか、過去作の移植なら「持ってるほうを使う」のもアリ


 というわけで。当サイトで用いるような「やり込みプレイの環境」として、PS4とスイッチを比較してみた。
 …やれ、両ハードとも、細かい点に差異があるものの、全く画像・動画の記録ができないというほど酷いことは無く、運用でカバーが可能である。また、過去作の移植ということになれば、それぞれの機器の処理性能の差も、そこまで影響は無いだろう。よって、
どちらの機器を使っても、同じような楽しみ方が可能である。“ゲームを本格的な趣味としている人”は全機種持ちも可能だろうが、そうでなく、「1機種しか持っていない人」であっても、どちらか片方のゲーム機だけで、「やり込みプレイをして、その結果を共有」といった深い楽しみ方ができると考える。良い時代になったものである。

 やれ、昔話をすると、大昔は録画に
3色端子&ビデオテープという闇より出でし絶望を使っており、画質に優れないものの、どんな機器にも対応することが魅力であった。ところが、PS3でHDMI時代となって、従来のキャプチャ環境が全てゴミになった。そして、それを皮切りに、「なんだこの2画面のハードは!」「えーっ、前世代にあったテレビ出力が無くなっただって?」「録画しながらだと、性能も電池もストレージ容量も全てがキツいし、電話やメールも飛んでくる…」などと、様々な難局を経験してきたものだ
 ――それらに比べれば、
PS4とスイッチの録画環境は、恵まれすぎているというものだ。そして、せっかくこうやってゲームの楽しみ方が広がったのだから、もっと多くの人に、ゲームを広い方法で楽しんでほしい。ということで、やることがなくなったあなた! 「FFやり込み」はいかがかな!?

(2021年1月29日)

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2021年1月11日(月)
子供に「やり込みプレイ」を普及させるには?


 
マリオ64は1996年発売、歴史的名作で、3Dアクション界のFF7です(他2つはやったことない…)


 
子供は天才である。まずは、私がそれを身をもって体感するに至ったエピソードから紹介していこう。
 …先日、いま流行りの「ニンテンドースイッチ」を、私が実際に触らせてもらう機会があった。ソフトは、
「スーパーマリオ 3Dコレクション」という、過去の3Dマリオ作品×3が移植されたものであり、64時代の「マリオ64」、ゲームキューブの「サンシャイン」、Wiiでの「ギャラクシー」が収録されている。私は、マリオ64はDSへの移植の際に遊んだことがあり、やったことが無いのは後者2作であったので、せっかくだからということで、新しいほうの「ギャラクシー」を30分ほど遊んでみたのだ。

 さて、任天堂作品というと、「誰でも楽しめる」「親切で簡単」「子供にお勧め」などというイメージが強い。が、
私が「マリオギャラクシー」から受けた印象は真逆であった。
 …まず、
Wii時代の悪癖が今も残っているのか、ゲーム中では、ボタン操作で良いのに、タッチパネルやモーションセンサーを強制する場面(当時ならリモコン操作?)が多々存在する。また、「Joyコンを振る、またはYボタンでスピン」(スイッチ版)などと攻撃アクションの説明が行われたが、Wiiの頃は「リモコンを振る」という動作が必要だったようで、基本操作のたびにそんな行為をしては、あっという間に手が腱鞘炎になってしまう。そして、「ギャラクシー」のテーマは文字通り宇宙であり、“重力を持った小さな星”を冒険していくのであるが、カメラがぐるぐる回って天地が入れ替わり、右スティックで操作ができるような機能も無いので、3D酔いで気分が悪くなってくる。スイッチ版ならば、一応「本体を回転させながらゲームを遊ぶ」という変則的な方法で解決が可能である。つまり、Wiiの頃なら、テレビを回転させるか、または自分が壁や天井に張り付くという手段が良かったのかな?
 ――最後に、純粋なゲーム内容としても、初期ライフが3のうえに、残機も少なく、即死トラップの落とし穴まで多いという感じで、難易度が高い。
これのどこが、「誰でも楽しめる」で「親切で簡単」で「子供にお勧め」なのか…。

 しかしながら。そこまで考えて、ふと私は思ったのである。
「誰でも楽しめて、親切で簡単」な物が、本当に「子供にお勧め」なのか?
 …さて、今さら私が言うまでもなく、小さな子供の学習能力は大人よりも遥かに上である。そのため、「マリオギャラクシー」のような
えげつない3D動作をするゲームであっても、あっという間に慣れてしまうことだろう。「ギャラクシー」は2007年発売のため、それをプレイした子供たちは、今だいたい20歳前後というところだろうか。その年齢層の人たちのことを、Z世代とかいうドラゴンボールみたいな名称で呼ぶようだが、そういった若者は、今はオンラインでの対戦シューティングに明け暮れている。幼い頃から3Dゲームがあったからこそ、そういう先進的なゲームが楽しめるのかもしれない。
 ――逆に、私が思うのは、「誰でも楽しめて、親切で簡単」な物が必要なのは、
むしろ大人のほうなのではないかということである。当然、私もこちら側の立場であるため、自戒的な意味も込めているのだが、大人はすぐに諦めて、すぐ言い訳をする。ステージをクリアできなかったり、物語が理解できなかったりすると、「ゲームの側が悪い」と言い出す。財力に任せてゲームを買い、1時間くらい遊んで満足し、また別のゲームを買って同じことをする。だからこそ、そういう大人たちを引き込むために、「誰でも楽しめて、簡単で親切」なゲームが必要なのだ。やれ、ゲームが“子供の娯楽”だった時は、「イージーモード」なんて無いゲームが多かった。それが、年齢層が広がり、様々なプレイヤーに配慮するために、難易度選択が取り入れられるようになった。つまり、大人が遊ぶようになったから、イージーモードが搭載されたのである。昨今のゲームがやたら親切なのも、間違いなく大人がすぐゲームをやめてしまうからという理由によるものだろう。「遊ばないなら、何のためにゲームを買うの?」と言われるが、私もちょっとよく分からない…。

プレイ時間が長くなりやすいのでソフト代を節約できる、というのは親御さんにとって魅力かも


 さて。ここまでは前置きとして、ここからは
「やり込みプレイを子供に普及させるためにはどうすれば良いか?」ということについて考えていこう。「やり込みプレイ」という文化が、この先もずっと楽しめるようにするためには、若い力の流入が必要不可欠である。
 …まず、私に関して述べてみると、インターネットが一般家庭に普及し始めた2000年に、他サイト様に掲載されていた
やり込みプレイ日誌を見て、「こんな遊び方があるのか!」と感激し、そこから「FF8のジャンクションなしクリアー」を行ったのが、やり込みプレイを始めたきっかけである。当初は、その日誌を他サイト様に投稿させていただいていたが、やがて自分でサイトを作成し、日誌を掲載するようになった。これが、だいたい20年前、小学6年生の頃の話である。当時の文章は、若干のリファインを施し、今も【FF8:ジャンクションなしクリアープレイ日誌】として残している。
 ――ということで。「やり込みプレイの普及」に関して重要なのは、
まずは自分のやり込みを他人に見せることであろう。そのために、私はサイト更新はもちろんとし、最近ではSNSや動画サイトなども通して、様々な形で活動を発信している。ただし、あくまで「ゲームを通して自分の創作物が見てほしい」のであって、「何でもいいから有名になりたい」にはならないよう、気を付けているつもりである。ここは、ゲームの話をするところであって、他の雑念を持ち込んではならない。仮に持ち込まれていたのなら、それは私もまだまだ浮世離れができていないということであり、猛省しなければならない。

 さて。私がやり込みプレイを学んだ手順は前述の通りとして、それとは別のところにあるのが、子供にゲームを普及させるためには、
親御さんへの考慮が必要不可欠ということである。何故なら、多くの場合において、ゲームを子供に買い与えるのは、その親であるからだ。
 …やれ、たまに、任天堂界隈から
「ゲームが親から敵視されないようにする」みたいな( ?∀?)「?」という発言が出てくることがある(2006年/【社長が訊く:Wii プロジェクト Vol.3】など)が、これは「子供に売っているのではなく、その親に対して商売をしている」と考えれば納得できる。ゲームを親に購入させるのだから、ゲームのプレイする人自身よりも、その親の気持ちが重要なのだ。そのため、「敵視」という表現が、ゲームを趣味としている大人たちに反感を覚えさせるようなこともあっても、客層が違うので仕方ないのである。

 では、
「子供がやり込みプレイをすることによる、親へのメリット」とは、果たして何なのだろうか。それを言うと、残念ながら、明確なものとしては「ゲームを買う本数が少なくなり、お金を節約できる」という点くらいしか思い付かない。しかも、本当のやり込みプレイヤーとなると、環境が気になってくるため、ウン十万円の高性能PCが必要になったり、Xbox・プレイステーション・任天堂系列の全ハードを揃えだしたり、高画質での録画環境を求めたりと、かえってお金が掛かってしまう恐れすらある。「FF5・FF6のアドバンス版をプレイしたいから、それだけのためにWiiUスプラトゥーンセットを新品で買ってくれ(37000円+税)!」【日記:2017/3/19】などと言われたら、もう親御さんとしては絶望的であろう。
 ――その他、大人というものは、
自分のことは棚に上げて、子供に対し「勉強しろ」「本を読め(何の?)などと発言するものであり、ゲームに関しても、「そのゲームが子供の将来のために役立つか」などという付加価値を異様に気にする。では、やり込みプレイが、子供のスキルアップのために役立つかと言うと、そんなことは全く無い。私は、サイト作成のために、ワープロソフトからプログラミングまで、様々なパソコンについての能力を身に着けたが、社会で役立つと言えばせいぜいタイピング速度くらいであり、コンピューターを専門的な仕事とするには何もかもが足りない。また、人より勉強ができるというのも、「高校時代にピンポイントで勉強した結果、点数が伸びて面白かったので、それが自分の生きる道と勘違いした」というだけであり、やり込みプレイとは関係の無い別事象である。

楽しいことをするのに理由なんていらない。楽しいこと、それ自体が価値だ


 ということで。ゲームのやり込みプレイによって得られるメリットは、せいぜい「ソフトを買うお金を節約できる」という程度であり、あとは楽しいくらいで、特に他の分野に繋がることは無かった。しかしながら、私は、
この「楽しい」というメリットが、何よりも重要だと思うのである。
 …やれ。ゲームは、ただ遊ぶだけでも十分に楽しいものだが、何らかの目的意識をもってプレイすれば、更に奥深く“やり込む”ことが可能である。やり込みプレイによって得られる面白さは、ただゲームを受動的に遊ぶだけのものとは、一線を画しているのだ。そして、それを文章などで書き表せば、そこに自己表現としての楽しさがある。私にとって、やり込みプレイはただのゲームではなく、
創作活動なのだ。
 ――また、もう20年もやっているとあって、私の人生で、「ゲームのやり込みプレイ」を超えるものは、今後も出てこないだろう。
ゲームのやり込みは、私にとって一生の娯楽である。だから、これから先、表現手段が変わってきたとしても、根本にある「ゲームを遊んで、それを何らかの形で表現する」という要素は、決して変化することはない。仕事がつらい時も、家に帰ればゲームができるというのが、生きがいであった。また、忙しい季節も、それが終わればゲームのやり込みプレイを再開して日誌が書けると思えば、我慢ができる。こういった人生の目的意識を持つことは、本人にとって実に有意義である。楽しいことは、「楽しいこと」自体に価値があるのだ。

 そういうわけで。私は、やり込みプレイは…というより、
ゲームを遊ぶこと自体が、子供にとって終生の趣味を与えるということで、親御さんにも意味があると考える。そのためには、受動的に遊ばせてそれで終わりでなく、能動的に遊ぶことのほうが好ましい。また、それを「楽しかった」という気持ちだけでなく、文章で表現させれば、作文能力の向上にも繋がる。やれ、国語学習としての読書感想文は、「本を読むこと」「文章を書くこと」の2つを問うていると考えられるが、「ゲーム感想文」でも間違いなく「書くこと」の能力は得られるだろう。
 …また、具体的なゲームの内容としては、その場での反射神経を問うものより、たくさんの要素から取捨選択をさせるもののほうが、思考力を鍛えることに繋がるだろう。おお、
「RPGのやり込みプレイをして、その日誌を書く」って、最強じゃないか!
 ――ただ、そんな他分野へのメリットとかではなく、純粋に
「子供に対して、熱中できるものを与える」という意味で、ゲームをさせても良いと考える。今の時代は、クソったれた上昇志向よりも、仕事と生活のバランスを取ることのほうが重要だと思う。勉強や読書を無理に押し付け、自分の頭で考えられない人間を作ったところで、せいぜい社会の歯車・ネジの機械の体が関の山である。それよりも、子供に自分で熱中できるものを見付けさせ、それを“ずっと楽しめる趣味”へと昇華させていくことのほうが、よっぽど豊かな人生を送ってもらえるだろう。確かに、ゲームが「いま楽しい」だけなら、そのとき楽しくて終わりである。しかしながら、それが「ずっと楽しめる」なら、その人の人生にとって非常に意味があるのだ。

 やれ、今の社会は、物質的に豊かとなり、娯楽も多様化して、人生の楽しみ方も盛りだくさんとなった。間違いなく、昔より良い時代になったと思う。
 …それなのに、その進歩した技術を用いて、ネット上でのつまらない罵り合いに時間を費やしたり、インターネットで少し検索を掛けただけで専門家と対等に話ができると過信したり、自分より下を探し出して安心したりと、原始的な争いにしか身を投じられないのであれば、
人間は技術の進歩によってむしろ退化している。大人が、子供に対してそういう生き方しか見せられないのであれば、実に嘆かわしい。何のために進化をしてきたのだ…。
 ――だから、私が思うに、
大人は、その身をもって、子供に「人生の楽しみ方」を教えるべきなのだ。その楽しみ方の一つとして、「ゲームのやり込みプレイ」は悪くないと思う。私も、大人/子供という区分でなく、ゲームの面白さや奥深さを他人に伝えようと思って、こんなサイトをやっている所存だ。

(2021年1月29日)

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2021年1月5日(火)
「PSゲームアーカイブス」を救済してくれ〜!!


 
ロックマンX5やクラッシュなど、既に新規配信が終了した作品もある。他もいつまで続くか…


 
「PSゲームアーカイブス」は、過去のPSハードで発売されたタイトルを、ダウンロード購入して楽しめるサービスである。値段は、ほとんどのソフトが600円程度と安価であるうえ、PSvitaなどの携帯ハードでもプレイが可能である。初代PSのタイトルは、携帯機でプレイする条件であれば、今なお見劣りしない作品が数多く存在する。というわけで、このアーカイブスは、PSシリーズの大きな魅力の1つと言えるサービスだった…。

 さて。
「だった」と過去形で書いているのは何故かと言うと、このゲームアーカイブスが、いま存続の危機に立たされているからである。
 …まず、
現行ハードのPS4やPS5は、ゲームアーカイブスに一切対応していない。PS3では、PS1ソフト(ディスク、およびアーカイブ版)はもちろん、数は少ないものの、配信PS2ソフト(と、初期型ならディスク版)もプレイが可能である。ならば、性能的には、PS4やPS5では余裕でアーカイブスを動かせるだろう。それなのに、PS4発売の2013年11月(海外)から7年で、ついにアーカイブス対応が為されることは無かった。新ハードのPS5は、一応はPS4の互換性を持っているという点については、PS4世代(後方互換性一切なし)よりは進化していると言える。しかし、それでもPS3初期型(PS1・PS2互換)やXboxシリーズの互換性(過去ハード全互換)と比べると、力不足感は否めないものだ。私は、サイトの性質上、古いゲームをよくプレイするため、未だにPS3は片付けられない。
 ――さて、話をPSゲームアーカイブスに戻そう。最新ハードでアーカイブスをプレイできなくなったとしても、いま持っているPS3やVitaがいきなり壊れるわけではない。しかしながら、
それらのハードは全て、新品の出荷が終了してしまっている。それぞれ、PS3(後期型)は2017年3月ごろに、Vitaは2019年3月ごろに、出荷完了となった。まあ、どちらも台数が出回っているためか、現時点では価格自体は高騰していないが、今後どうなるかは保証できない。アーカイブスは、コレクション性が強いため、「将来も遊べるか」ということが特に重要である。ちなみに、VitaTVに関しては、コンセプト自体があまり受け入れられず、ひっそりと2016年ごろに出荷終了となった。しかしながら、PSP&Vitaタイトルをネット配信できる数少ない手段であるためか、最近では定価を超える価格で取引が為されているようだ。買っておいて良かった…。

 そんなわけで。ハード面においてのPSゲームアーカイブスは、「@最新ハードのPS4&PS5がアーカイブスに対応していない」「Aプレイ可能なハードは、全て出荷が完了となっている」の2点で、厳しい立ち位置にある。それ輪を掛けて苦しいのが、
PSstoreでPS3やVitaに対するサポートが露骨に減らされてきていることである。これは、サービス終了、いわゆるサ終が近付いていると、嫌でも邪推してしまう。
 …まず、PSPでのPSstoreは、2016年に終了した。と言っても、PSPで遊べるダウンロードソフトは、ほぼ全てがVitaでもプレイできるため、これと言って大きな問題が発生することは無かった。PSPは2004年発売であり、10年以上も戦ってきて、立派にVitaへと後を託したということもある。
 ――そして、PS3&Vitaについては、2021年1月現在もサービスを続行している…のだが、去年10月に、PC&モバイル版のPSstoreで、
PS3/Vita/PSPソフトが表示されなくなるという変更が為された。これは、新発売するPS5ソフトを推していきたいということなのだろうが、カテゴリ分けすれば良いだけで、全て非表示にする必要は無いはずだ。
 また、それにより、PSstoreで頻繁に行われているセールについても、
PS3/Vita/PSPソフトは対象にならなくなった。携帯機で遊ぶ作品は、前述の通り、古いゲームであっても、据え置き機でプレイする時ほどは極端に見劣りすることは無く、今でも手に取りたくなることが存在する。私は、セールが来るたびに、「うおおお! PSPの『イレギュラーハンターX』が300円! 是非やろう!!」などと布教していたが【日記:2020/4/24】など)、それはもう不可能となった。そして、「いつか買おう」と思っていたタイトルも、その“いつか”が訪れることは、永久に無くなってしまったのである。一応、まだ定価で買おうと思えば買えるが、そういう意味ではないだろう。

 やれ、「WEB版ストアでのPS3/Vitaの取り扱い終了」は、本日の話題であるゲームアーカイブスとは、直接的な関係は薄い。しかしながら、
アーカイブスに対応する新ハードが出ていないため、PS3/Vitaのストアが終われば、ゲームアーカイブスもそれで終了という意味では、危機感を覚える事態である。
 ――やれ、いくらPS4・PS5ソフトの販売数が伸びているからといって、
このPS3/Vitaの冷遇は拙速すぎるのではないだろうか。PS3やVitaの機能を内包する直接の上位ハードは未だに存在しないため、それらに対する様々なサービスは続けてほしかったし、それがどうしても無理なら、せめて「店じまいセール」みたいな感じで、何らかの告知をしてほしかったなあ…。

後からでは取り返しが付かないので、いま持っている物を大切にしよう


 そんなわけで。かつての私は、
「PS陣営は過去作を大切にしてくれる!」と信じ切っていて、実際にそういう時代もあったのであるが、それも既に昔であり、今のプレイステーションは売れ筋以外は切り捨てる方針となってしまった。信者から、信仰心がなくなれば、ただの人である。
 …ちなみに、任天堂ハードに話を持っていってみると、最新機のスイッチでは、
「有料オンラインサービスに加入していると、これまでに配信しているFC&SFCタイトルを追加料金なしで遊べる」という、機能だけで見れば、PSハードのフリープレイ1ヶ月の配信期間にPSplusに加入しており、そこでチェックを付けた場合のみ、その後の期間もプレイ可能となる)よりも更にお得なサービスが提供されている。しかしながら、定額サービスということで、ダウンロード版として購入し、手元に置いておくような機能は無い。また、Wii/3DS/WiiUで展開されてきた「任天堂バーチャルコンソール」は、何故かスイッチでは削除されている。そのため、スイッチには、「オンラインで“フリープレイ”用として配信されているFC&SFCソフト」以外の過去作を遊ぶ機能は無い。このせいで、私は追加要素ありのFF5・FF6をプレイしようと、WiiUを買うハメになった【日記:2017/3/19】のだ。
 ――ということで。どういうわけなのか、
プレイステーションも任天堂陣営も、最新ハードでの過去作対応は、不完全なものとなってしまっている。互換性について言えば、初期型PS3やWiiUなど、過去のハードのほうが優れていた。なお、Xbox陣営はと言うと、最新のSeriesXでも全互換性を搭載しており、しかも当時のハードよりも高品質で遊べるという嬉しいおまけ付きである。当サイトでも、「実質的なリマスター版FF13が遊べる」などとして、たびたび取り上げてきた【日記:2020/12/9】など)。ただ、売上台数で言うと、Xboxは日本はもちろん、海外でも伸び悩んでいる。結果だけを見れば、互換性を捨てた奴らが成功し、互換にこだわっている奴が苦戦しているという評価も可能である。実は、旧ハードの過去作って、あまり求められていないのか…?

 ということで。いろいろな事情を考えてみると、結局のところ、
完全な形での「過去作を遊ぶ環境」を得るのは不可能である。本当に重要なものであれば、品切れになる前に手にして、それを大切に保管しておかなければならない。また、オンライン配信も永久ではないため、ディスク等の物理メディア版を買うか、さっさとダウンロードして、削除せずに保存をしておく。結局のところ、大事なものは、自分で保護しておかなければならないのだ。
 …具体的には、初期型PS3・VitaTV・WiiUといった互換性に優れたハードに関しては、手遅れにならないうちに手に入れておく。私は、VitaTVについては、今後FF1〜4の日誌を書く時に使う予定であるが、今となっては中古市場で新品を超える価格となっているため、
早めに入手しておいて本当に良かったと思う。初期型PS3やWiiUに関しても、今後は配信需要などで価格は上がっていくであろうため、必要な人は買っておいたほうが良いと思われる。これらは、台数がそれなりに出回っているためか、個人売買ではあるものの、1万円未満で購入が可能である。VitaTVのほうが高い。
 ――逆に、ダウンロード版に関しては、
まさか2020年10月のセールが最後になるとは思わなかったため、“いつか買う”枠に入っていたPSP&Vitaソフトの多くを、セール価格で購入することに失敗してしまった。今後、“Vita版ストアの終了”という今生の別れが来る前に、定価であっても必要なソフトを購入しておきたい。特に、アーカイブスおよびPSPソフトについては、Vitaではダウンロード版しか遊ぶ手段が無いため、重要である。とはいえ、さすがにストア終了のような大きな出来事は、事前に告知されるであろう。告知されるよね…?

 そんなわけで。過去のゲームを完璧に遊ぶためには、その時の環境を大切にしておくしかない。とはいえ、繰り返すが、私はこんなサイトをやっている都合、古いゲームをよく遊ぶ人間である。そのため、
Xboxのように「過去作を、より高い品質で楽しめる互換性」を持ったハードが欲しいのだ。
 …例えば、PS5については、発売前にはPS1〜PS4までの全互換を持っていて欲しいと期待していたが、結局はPS4のみとなった。そして、Vitaの機能を内包した後継機が登場しておらず、PSP/Vita/アーカイブスソフトが危機に立たされているという問題がある。そのため、
「PS5の周辺機器」という位置付けで、Vitaのような形をしたリモートプレイ用のコントローラーを発売してほしい。R2・L2を搭載したうえで、WiiUレベルでPS5本体と連携を取れば、寝っ転がりながら遊べる携帯型PS5の完成である。それが、おまけとしてPSP/Vita/アーカイブスソフトもプレイできれば、もう最強というものだ。PS携帯機は、新作を発売するハードとしては既に需要が無いかもしれないが、PS5の周辺機器としてなら、まだまだ活かせる場面は多いと思う。
 ――また、スイッチに関しては、元々の機能自体が多彩なハードであるため、
バーチャルコンソールさえ追加してくれれば、すぐさま私が積極的に購入する理由となる。というか、上にも書いたが、バーチャルコンソールが無かったからこそ、一世代前のWiiUを買わざるを得なかった、その問題さえ無いのなら、最新ハードの購入を敬遠する理由は無いのだ。

図書館のように、過去のゲームを保存することも重要だと思う。無論、誰もが訪れられるように


 ちなみに、ソニー&任天堂が行っている過去作の切り捨てについて、一部では「いま売れている物が正義であって、儲からない旧作なんて不要」と捉える動きもあるようだ。しかしながら、
私はその意見には同意しかねる。ゲームが、今より進化した娯楽となるためには、過去の知識の蓄積が必要不可欠である。もし、“いま売れない物が必要無い”というのなら、世の中に図書館は存在しない。しかも、ゲームのダウンロード版は、いわば“電子図書館”であり、物理的な図書館と比べ、コストは桁違いに低いはずだ。なにせ、PS5ソフト1本の容量で、初代PSのソフトが100本は保存できるのだから。
 …加えて、その“図書館”が、辺鄙な場所にあったり、蔵書が偏っていたり、高額な利用料が必要だったりすれば、本来の目的を果たすことはできない。過去のゲームを保存しておくこと、そして
それを誰もが手を出せる状態に維持することは、ゲームを「いま楽しいだけで終わり」というだけの刹那的な娯楽から脱却させるために、とても重要なことであると思う。「いま楽しいだけ」ではなく、「今後も楽しめるようにする」のだ。
 ――それに、世界で人気のプレイステーションも任天堂ハードも、
この日本で、この時代に産まれた文化である。その連続性を、簡単に途絶させてしまうようなことは、実に勿体ない。もし、100年後・200年後にも今のゲーム文化が残っていたとして、その原点を振り返れるかどうかは、とても重要なことであろう。だから、過去作の切り捨ては、そんな簡単にはやらないほうが良いと思うのだ。ここで「ゲームアーカイブス」を救済するか否かは、重要な分水嶺であるような気がする。

(2021年1月29日)

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2021年1月1日(金)
女性人気が高いゲームキャラの共通点wwww


 
※今日の記事では、この2作についてのネタバレが大量に含まれています。注意!


 
あけましておめでとうございます。…が、この日記では、いつもと変わらず平常更新を続けていきます。
 さて、本日の話題は、
「女性人気の高いゲームキャラ」というものである。こういう人気投票を、性別で分けてやっている場合は少なく(もちろん、企業側ではデーターを取っているのだろうが)、あまり表沙汰になったことは無いものの、「男が好むゲームキャラ」と「女が好むゲームキャラ」には確かな違いがある。まあ、ゲームなんて意図的にカッコかわいく作っているのだから、男は女キャラが好きで、女はその逆であろう…というのはその通りだが、男キャラに限ってみても、「男性人気が高いタイプ」と「女性人気が高いタイプ」が存在するのだ。

 ということで、本日はその辺りの話を、PS4で発売されたRPG作品である
「ドラゴンクエスト11」「ペルソナ5(+ザ・ロイヤル)から考えてみることにしよう。RPGゲームというのは、様々な特徴を持った男女のキャラクターが複数登場するのが通常であり、例えるなら男女混合アイドルユニットという感じである。そのため、プレイヤーの性別による人気の違いを考える題材として、ちょうど良いと言えるだろう。
 ――ちなみに。今回の題名でも述べた、「女性人気の高いゲームキャラクターの共通点」とは何なのか。結論から言うと、
顔が良くて、アホなことである。


 
ちょっとグーパンチで殴っていいかな?


 では、1例目の
「ドラゴンクエスト11」について考えてみよう。この作品は、2017年にPS4と3DSの2ハードで全く別のバージョンが発売された。私は、発売少し経ってからPS4版をプレイし、『8』以来で久々のドラクエだったものの、しっかりと楽しめ、高評価を下している【日記:2017/10/9】
 …しかし。その後のドラクエ11の展開には、あまり良い印象を持っていない。まず、2019年に、
何故かハード名未定のころから発表されていたスイッチ版の「ドラクエ11S」が発売され、「PS4版をベースとしつつ、キャラクターボイス+3DS版の要素を導入」といった感じのアッパー版となったものの、ハード性能によるグラフィックの差異は、“頑張ってはいるものの避けられない”という感じであった。そして、2020年になって、その「S」をベースとして、PS4などの高性能ハードに再度の移植が為された。これで、やっと「グラフィックはPS4版に準拠+追加要素あり」の“完全版”が遊べると思ったものの、なんとそれがスイッチ版のリマスターであり、グラフィックは元のPS4版より劣るという衝撃の内容だったのである。結果、これまで発売された4バージョンのどれもが、悪い意味で特徴が残るという感じになってしまった。人はまた、FF6の悲劇を繰り返そうとしているのか…。

 さて、そんな話はどうでも良いとして、このドラクエ11では、初版の発売から2ヶ月が経った2017年9月に、「ネタバレイトショー」と題した放送にて、公式で人気投票が行われた。この投票の面白いところは、
投票をしたプレイヤーの男女比が分かっていることである。具体的なランキングについては、【こちらの辞典記事】【こちらのサイト様】をご覧いただきたい。紹介すると、女性人気の高いキャラはカミュ・ホメロス、男性人気の高いキャラはベロニカ・マルティナという感じである。
 …もっと詳しく紹介してみると、まず母集団
(投票した人全体)の男女比は、ほぼ1:1であったようだ。ちなみに、この投票では、投票率の男女比の他、総得票数も分かっている。そのため、女性票のみで集計すると、3部構成の物語で、味方陣営ではずっとカミュが1位である。なお、サブキャラクターでは、部ごとの区別が無く、総得票数も分かっていないものの、ホメロスがおおよそ女性票80%という圧倒的支持で、ランキング1位を独占している。

 さて。ホメロスは、上の画像で紹介したキャラクターであり、まあ美形と言って良いデザインである。しかしながら、
ゲーム内の活躍は、情けないとしか言いようがないものである。
 …まず、ホメロスは、主人公である勇者をあえて捕まえずに泳がせ、勇者の剣の封印を解いたところで、それを奪い取ってしまった。この第1部までは良かったのである。そして第2部では、
「魔軍司令ホメロス」として、魔王軍の幹部である「六軍王」でも作戦指揮を取る立場となり、世界崩壊を生き残った人間たちを根絶やしにしようとする。しかしながら、この先は無能政策のオンパレードだ。
 ――具体的に、最初の失敗として、第2部の序盤では、ホメロスは仲間1名と行動していた勇者を発見した。「死んだと思っていた勇者が生きていた異常事態」であると共に、「態勢の整っていない勇者陣営にトドメを刺す絶好の機会」だったのだが、何故かそこでホメロスは
挨拶だけして飛び去っていってしまった。そのため、勇者は続々と仲間を求めていき、元の勢力を取り戻してしまった。また、「勇者が生きていた」という決定的な状況の変化があったにも関わらず、作戦を組み直したり、他の六軍王に情報伝達するなどをしなかったため、六軍王たちは「海底王国を襲撃したが、挨拶だけして帰る」「カジノを占領し、それで終わったと思って遊び呆ける」などと致命的な失策を犯して、勇者に各個撃破されていった。司令しろ。結果的に、ホメロスがやったことは「勇者に挨拶をしたあと、魔王城の奥で待っていただけ」である。それで負けてしまったのから、実に情けない…。
 ところで、ホメロスが魔王に魂を売った理由であるが、「同僚に出世で抜かされて悔しかったから」という
湿っぽい理由であり、同情の余地は感じない。そして、第3部では、特にこれと言った活躍が無いまま死亡退場し、それっきり物語の核心には関わらずに終わってしまった。ちなみに、「追加してほしい仲間キャラ」という項目でもホメロスは1位であって、冒頭の投票はスイッチ版の発売より遥か前に行われていたのだが、結局「S」でもホメロスが仲間に加わることは無かった。聞いておいてそれは無いだろう。ドラクエの移植・リメイクでは、「仲間キャラクターの追加」は過去にも行われてきたのに…。

 そんなわけで。私は男であり、女の気持ちになったことが無いため、
ホメロスの女性人気が高い理由は全く分からないというものだ。
 …まあ、強いて言うなら、
顔はいいと思う。PS4版の3Dグラフィックにおけるホメロス(25)という感じも、鳥山イラストのホメロス(45)という感じも、内面はともかく、見た目は渋くて格好良い。さすがに、「3DS版の顔」および「魔王陣営に付いた後のエリマキトカゲ的ファッション」は擁護できないが…。また、数々の失策も、「人間らしい弱さがあって同情できる」とか「母性本能(?)を刺激される」などという見方もできなくはない。その他、「制作者に虐げられているのだから、私が守護ってやらなくちゃ」とか「グレイグ×ホメロスが推せる」などと言った、よく分からない意見も存在するようだ。
 ――ということで。私は、ホメロスの女性人気が高い理由をまとめると、
「顔が良いのに、抜けているところ」だと考える。でも、男の私からすると、顔がいいのは良いとして、もっと信念を持って魔王に寝返ったり、優秀な司令で勇者を苦しめてくれたほうが、“倒すべきライバル”としての威厳があったように感じる。ああ、でも、私も女性キャラの「天然」とか「不思議ちゃん」はかわいいと思うが、女からしてみると死ぬほどウザいらしいので、男女共通で「同性のアホキャラ」は嫌われるものなのかもしれない…。


 
たのしそう


 続いては、
「ペルソナ5」「ザ・ロイヤル」から、これまたライバルキャラクターと言える「明智吾郎」が登場である。原作は2016年9月に発売され、PS4の傑作とされることの多いRPGであるが、私はあまり良い印象を持たなかった【日記:2018/7/13】。その後、テレビアニメ版などの展開の後に、アッパーバージョンである「ザ・ロイヤル」が2019年10月に発売された。これに関しては、私自身がプレイするのでなく、知人がやっているのをちょくちょく横から見るという形式になった。
 …さて、このゲームの人気投票では、上のドラクエ11の例ほど、明確に男女比のデーターが公開されたわけではない。しかしながら、人気上位に来ているのは、だいたい主人公と明智であり、このゲームの主人公はいわゆる“無個性系主人公”であるため、
明確なキャラクター性のある人物としては、明智が1位と言って良いだろう。そのコメントには「母性を刺激される」というものがあったらしく、恐らく女性からの熱い評価を受けているのだと思われる。なお、このゲームのメイン女キャラは、私に言わせると中身が終わっているか見た目終わっているかのどちらかであり、男性票は分散してしまった可能性があると考える。私が票を入れるなら、祐介かなあ…。春ちゃんは、見た目は好きなんだけど、父親への処刑を遊園地で見ようとしたクソ女だし…。

 では、明智は、ホメロスのところで語ったような、「顔がいいのに、抜けている」キャラなのだろうか。
まさしく、ズバリそれである。
 …まず、明智は、探偵であり、主人公の怪盗団に敵対する立場として登場するが、実質的には「敵か味方か?」のような感じであり、一時的に仲間にも加入する。この仲間時のファッションセンスは、カラスのくちばしを模擬した
真っ赤な仮面を付けるという衝撃的なものであったうえ、一斉攻撃モーションが「ダンスのようなステップをしたあと、両腕を広げてカメラにアピールする」という実に楽しそうなものだった【YouTube】ため、印象に残っている。
 ――そして。そのダンジョンの終了後に、明智は明確な敵側に回るのであるが、「主人公の死亡を自分で確認しない」という決定的なミスで主人公を取り逃したことから、彼の暴落が始まった。その後には、殺人を含む重大な犯罪行為を、“父親”に対する
非常に個人的な恨みから行っていたことが発覚した。最終的に、終盤のダンジョン道中で戦い、それを撃破するとイベント後に生死不明となる。こういう場合、更なる重要場面で再登場するのが恒例なのだが、そのようなことはなく、ストーリー中でも特に振り返られることなく終わってしまった。

 というわけで、男である私の目線からすると、明智は
「しょうもない小物」なのであるが、ホメロスの場合と同じく女性が母性本能(?)を刺激されるためか、それとも男性票が散ってしまっているからか、明智が人気投票で1位となっている。
 …しかし、明智に関しては、初代ゲーム版の「ペルソナ5」以外での救済が用意されている。まず、初代ゲーム版をベースとした
アニメ版(全26話+2話)では、さすがに結末は変わらなかったが、主人公と共に犯罪者を追い詰める共闘シーンが追加されている。また、「ロイヤル」における追加シナリオでは、ある理由により再登場をする。そしてその際は、要約すると「自分の存在が消えてしまうとしても、悪を討つために戦う」という信念をもった人物になっており、再び主人公たちに力を貸してくれる。そして、それを果たしたエンディングでは、約束通り去っていってしまう。
 ――というわけで、この「ロイヤル」でのエピソードが最初から存在すれば、私のような男性層の明智への評価も、今とはだいぶ変わっていただろう。そして、それとは逆に、
女性人気は失われてしまっていたかもしれない。この辺りは、あちらが立てばこちらが立たずという感じなのか…。


 
言われてみると、FF主人公も、ちょっと抜けてる感じの人のほうが人気な気がする


 というわけで。女性人気の高いキャラクターの共通点は、
「見た目が良くて、ちょっとアホなこと」であるということが分かった。
 …また、これはプレイヤーの性別に関係なく、
あまりにも完璧すぎるキャラクターは嫌われるように思う。現実世界ならともかく、ゲームなのだから、何の努力もせず天才になれるし、伝説の勇者として歴史に名を残せるし、医者や弁護士にだって就ける。だから、あえて共感できるような弱点を作ることが重要なのだが、そのさじ加減が難しい。あまりにアホだと誰からも見向きされず、逆に天才すぎても嫌われる。また、露骨にどちらかの性別に媚びると、その反対のプレイヤーから反感を呼ぶ。この辺りは、現実世界と同じである。
 ――その他の点として、「自己犠牲」的な精神を持っているキャラクターは、人気が出やすいようだ。例えば、昨年行われたNHKのFF投票では、ユウナ・エアリス・ティーダといった、世界のために命を賭して戦ったキャラが複数上位に来ている。また、私が上で触れた「ロイヤル」での明智への好感も、自らの犯罪行為を償うためという考えがあるものの、ある意味では“自己犠牲”と言えるのかもしれない。

 そんなわけで。今日は、
「好まれるタイプのゲームキャラの共通点」を探してみた。
 ――さて。皆さまも、自分が好きなキャラクターに共通する要素をピックアップしてみると、意外と面白いというものかもしれない。現実の人間関係は極めて複雑であるため、「ゲームで好かれるタイプのキャラ=現実で親しまれるタイプの人物」とは限らないものの、自分や周りの人間を理解する一助となることは間違いないであろう。そうだね、私がゲームで好きなのは、
バトル面での性能が高いキャラかな…。

(2021年1月29日)

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