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管理人の日記
FF関連でつれぇ話が続きますね〜…13とかも、いまリマスターされないのは幸運なのかも
カッコよく歩きながら予約キャンセル(だが誤字) |
悲しい報告である。私は、「ストレンジャー・オブ・パラダイス:FFオリジン」の予約をキャンセルしたのだ。
…では、そう至った過程について説明しよう。まず、“予約した理由”だが、私は「FFオリジン」を、「7リメイク第2弾もFF16も出ない年における、FF本編相当の作品」として期待しており、3日間の“アーリーアクセス”=先行プレイにも魅力を感じて、DL版の予約購入を行った(【日記:2022/2/21】など)。
――しかしながら、先日、初めての“PS4で動作する体験版”が配信されたのだが、その度を超えた低品質により、クオリティ面に大きな不安をいだいた(【日記:2022/3/10】)。そして、ネットで検索してみた結果、今ならまだ予約キャンセルが可能なことを知り、返金をして貰ったのである。昨日の段階では、長い目で見ていきたいなどと言っていたが、キャンセルできるなら、それに越したことは無いので…。
やれ、確かに、「FFオリジン」は「スピンオフであってFF本編ではないのだから、グラフィックよりもアクション性が重要」という捉え方もあるだろう。だが、それにも限度がある。実際にやってみれば分かるが、「FFオリジン」のPS4版のパフォーマンスは、PS4の初期であったとしても高いとは言えないレベルである。明らかに、2022年の現在に、大作としての新品価格を出せる水準ではない。
…また、PS4版は、ノーマルPS4&PS4proの性能を全く引き出せていない感があるので、「パッチで今後に改善が為される」という考え方もできるかもしれない。だったら、改善してから売ってくれ。現在では、少し待てば、DL版のセールなどで大幅に値段が低下することが分かっている。そんな中、あえて発売日に購入するような大ファンが、最もクオリティの低いバージョンを遊ばされるというのは、おかしいであろう。
ちなみに、私のゲーム購入における大失敗というと、言わずと知れたつれぇわ15の記憶が蘇る。当時は、体験版の品質や制作スタッフの姿勢について、発売前から不安視をしていたものの、「FF本編を信頼する!」として、“お金が有って時間が無い”という現在と正反対の状況だったこともあるが、DL版のうえにシーズンパスまで購入してしまっていた(+10000円近い限定版サウンドトラックも)。だが、結果として、本編のゲーム内容は、極めて不満なまま、短時間で終了した。よって、ゲーム本体の新品購入分の元が取れなかったことはもちろん、シーズンパス分もプレイをせず、まったくの無駄となってしまった。しかも、DL版のため、「ソフトの売却」という僅かばかりの対抗すらできず、完全な泣き寝入りをするしかなかった。
…そのような事態を警戒して、2020年4月発売の7リメイク第1弾については、約1ヶ月前に配信された体験版の品質には満足していたものの、パッケージ版を購入することにした。だが、7リメイク第1弾は、納得のクオリティであり、その心配は杞憂に終わってくれた。
――しかし! ここに来て、再びFFシリーズの予約購入を警戒させるような事態が起きたのである。少なくとも、現行の「FFオリジン」のPS4版を、シーズンパス付きで予約購入するようなことがあったら、間違いなく令和のつれぇわとなっていたことであろう。
ごめん、いくらFFファンと言っても、この品質に8800円は出せない… |
そんなわけで。「DL版の予約購入」のキャンセルだが、これについて、実はプレイステーション本体やインターネットブラウザからだけでは実行できない。キャンセルのためには、サポート窓口への個別の申請が必要となる。
…さて、その申請方法については、様々な手段が存在するようだが、現在では公式Q&Aよりもユーザーが書いた文書のほうが分かりやすく、私も【こちらのブログ様】を参照しながら、LINEを使った手続きで進めていった。まず、「ソニーの公式アカウントを、WEBに乗っているQRコードを撮影して友達登録し、そこからオペレーターに相談をする」という友達の居ない中高年の男性みたいなことをする。この時点で、私は割と抵抗を感じた。また、LINEからPSNアカウントを特定するために、様々な情報が必要らしいので、AI相手に、幾つかの情報を入力した。
さらに、その後についても、「コンテンツの正式名称」として「STRANGER
OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN PS4 & PS5(ゲーム本編)」という長ったらしい名称を携帯電話で打ち込んだり、「発行番号」というPSファンの私でも意味の分からない情報を求められたりした(もちろん説明はされる)。そのうえで、マニュアルなのだろうが、何度もオペレーターからの確認が為され、なかなか時間が掛かってしまった。
――というわけで。手際や内容にも依るのだろうが、数をこなすような作業ではないため、なかなかスムーズに進めることは難しい。そのため、時間としては、30分〜1時間くらいは取られると考えて良いだろう。予約をするほうには1分も掛からないのに…。
ただ、そうやって手間は掛かったが、キャンセル自体はちゃんと行うことができた。
…さて、私の懸案事項の一つが、返金が受け入れられた場合、ウォレットの残高が20000円を超えてしまうことである。PSNでは、残高として20000円ぶんまでしか登録できない(利便性が悪いため、販売戦略的な設定だと思われる)。そして、私は、昨年末の20%還元キャンペーンでPSNカードを購入しており(【日記:2021/12/22】)、後から付与された1500円分は「FFオリジン」で残高が減った後に入金していたため、返金されるとその分が超過をしてしまうのだ。ただ、それを質問したところ、10分ほど確認されたあげく、問題ないということを教えてもらえた。実際、私の現在のPSN残高は「21485円」となっており、これは通常の方法では到達できない値である。バグか、いいえ、キャンセル技です。
――また、オペレーターの対応も、親切であった。私は、無礼にも途中落ちをしてしまい(正確には、携帯電話がフリーズしていたのに、そのことに気付けなかった)、二度手間となったのだが、特に問題なく作業を進めてもらえた。ちなみに、AIの後で登場した人間のオペレーターは、名前だけが書いてあったのだが、男とも女とも、また日本人とも外国人とも受け取れるような名称であり、恐らくは意図的にそうしているのだと思われる。というわけで、私は勝手に20代前半くらいの若い美少女を想定して、爽やかな気分でメッセージの送受信を行っていった。やっぱり、友達の居ない中高年の男性じゃん…。
ゲームなんてやってる場合じゃない!
…わけではないが、とりあえず新生活への適応を最優先に |
さて。この後のことだが、まず「FFオリジン」をキャンセルしたからと言って、即座に別のゲームを買うことはない。
…やれ、以前に書いた、“この時期のPS5/PS4ゲームの紹介記事”だと、他に「ホライゾン2」「エルデンリング」「グランツーリスモ7」の名を挙げていた(【日記:2022/2/12】)。これらのソフトは、FFオリジンのようにPS4版が極端な低品質ということは無いようで、どれを買っても楽しめるだろう。
――ただ、実際に準備を進めてみて分かったが、この3月〜4月には引っ越しや新生活スタートがあるということで、なかなか慌ただしい。時間的にはともかくとしても、心情的には忙しく、どっしり構えて新作ゲームを遊ぶ気分ではない。そもそも、PSplus(去年の33%オフの時に延長してしまった…)におけるフリープレイのソフトや、サイトの本業であるFFやり込みも存在するため、やるべきゲームに困っているわけでもないのだ。というわけで、PSNのウォレットが20000円を超えているのは、HPが最大値以上になるバグのようで気持ち悪いのだが、しばらくはこのまま維持していこう。
また、ゲームの予約購入についても、再び慎重になろうと決めた。今回、FFオリジンのDL版を予約購入していた理由は、“アーリーアクセス”=3日間の先行プレイ権に魅力を感じたからなのだが、事前DLを含めるとしても、13日0時00分に間に合いさえすれば、何のデメリットも生じなかった。それを、早く決めすぎてしまったから、今回のような「予約キャンセル」という手間が必要になったのだ。やはり、判断をギリギリまで先送りするべきだったのである。
…やれ、予約購入について、そもそもDL版は品切れをしないため、目的は“あらかじめ利益を確定させること”であり、キャンセルをさせづらくするのは、ある意味で当たり前と言える。実際、私も、かつてのように百万円単位での貯金があるような状況で、かつ「予約キャンセルの過程を日記のネタにしたい」という動機が無かったなら、今回のような手間を掛けることは決して無かったであろう。DL版の予約購入は、根本的に消費者側が不利なのだ。
ちなみに、もし、私のように、FFオリジンのPS4版のクオリティに落胆し、予約キャンセルをしたいという人が居たら、13日0時00分の時点で自動ダウンロードが始まってしまうと、もう予約キャンセルは不可能なようなので、自動ダウンロードをOFFにして(システム設定からできるらしいが、よく分からない。PS4を一時的にネットから切断するのが確実?)、そのうえでキャンセル作業を行っていくと良いだろう。
――なお、私にも自信が無いのだが、どうもソニーのLINEサポートについては、土日も可能であると思われる。また、ダウンロードさえしなければ、発売前ならば予約キャンセルが有効なため、14日(月)になってから作業を行うのも良い。その場合、PS4本体のシリアルは不要(私は使わなかった)だが、「PSN登録メールアドレス」「PSNのオンラインID(アルファベットのニックネーム)」「直近購入したコンテンツの発行番号(購入確認メールに書いてある)」「キャンセルしたい商品の正式名称と発行番号」が必要であるため、これらの情報をすぐ調べられる環境ではない場合は、メモを取っていく必要がある。
最後に、「FFオリジン」のゲームプレイついてだが、昨日の日記にも書いた通り、PS4版の現時点でのグラフィックについては強く不満であるものの、その他のアクション部分には光るところもあると感じた。体験版は、3つ目のダンジョンまで遊べるということであり、現在は1つ目をクリアしたところであるため、とりあえずは、体験版を終わらせるまでプレイをしてみたい。
…そして、その後についてであるが、もしDL版の予約購入をしていた場合、3日間の先行プレイ権が与えられるのであるが、そこまで期待する意欲は完全に失ってしまった。ただ、アクション部分は面白いと思っているし、“FF1の前日談”となる電波ストーリーに興味があることも変わらない。よって、パッチ等でPS4版のパフォーマンスが改善され、かつ、セール等で値段が下がったら、その時は手を出してみようかなあとも考えている。
――まあ、正直、私としても、この「FFオリジン」には期待をしていたので、今回のPS4版の品質には、怒りではなく、悲しいという気持ちが強い。ただ、予約キャンセルをできたのは、本当に幸運で、少なくとも金銭的な損失だけは避けることができた。もし、体験版をプレイせず、現在のPS4版を定価購入していたとしたら、間違いなくつれぇわと同じ運命になり、その後の再評価の機会も永久に失われていただろう。まあ、残念な出来事だったけど、多くの教訓が残せたという意味では、まだつらくなかったのかな…。
(2022年3月11日) 4732 PV
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