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管理人の日記
発熱はしていないですが体調は良くないです。でも我慢せざるを得ない
風邪薬を飲みつつ、また明日から仕事に行きます |
前回の記事(【日記:2022/8/8】)から1週間が経過し、発熱開始を1日目とした場合の“11日目”における本日の検査にて、ようやく新型コロナウイルス感染症の陰性判定が出た。また、同時に、都道府県が定める“療養期間”も本日で終了であり、明日から仕事などの社会的活動を再開可能である。
…まあ、個人的にはもう少し休みたいという気持ちはあったのだが、ただやはり、私は過去数年間、働いていなかった実績があるので、自分の中にサボり癖を付けてしまうのは好ましくない。やはり、全ての基本は、「時間と労力を費やして世の中に貢献し、その対価としての給料を得る」という、つまるところの労働である。また、体の調子が更に悪くなって、いわゆる後遺症が残るようなことも好ましくない。まあ、しっかり療養できたということで、ここらで切り替えて、明日からは普段通りの生活を再開していく所存である。
さて。まず、症状についてだが、前の記事を書いた時点では、発熱3日目(8/6[土]に発熱)と、苦しい時期であった。熱は38℃前後を行き来し、頭痛や咳に悩まされる。夜間は喉の痛みが酷く、唾液を飲み込むだけで苦痛が走った。寒気を感じるが、厚着でぐっしょり汗をかくという矛盾した状況であり、体力が大きく奪われていた。この症状が永久に続くのではないかと、恐怖していたのである。
…しかしその後、5日目を迎えた頃から、熱が引いていき、その他の症状も回復していく状況に入った。そして発熱開始から1週間ほどで、主要な症状は消えていった。今回のコロナウイルスは、「後遺症」が多く話題になるが、私の場合は、大きな障害が残るということは無かったようだ。結果的に、病院に通わなければならないほどではないため、軽症で終わってくれた。私ごときのために医療資源を使っている場合ではない…。
ただ、「完治して、完全に前までの状態に戻ったか」というと、そういうわけでもない。発熱11日目となる本日でも、軽い咳や倦怠感など、風邪症状のようなものが残っている気がする。また、昨日は体調が悪く、37.0℃を少し超える程度の発熱と、咳が再発し、あわや症状がぶり返すかと思った。しかし、本日の検査で陰性が出たので、この病気は終了であり、残った症状は、風邪薬でも飲んでごまかす他にない。ひょっとしたら、更に時間を掛ければ、残ったコロナウイルスを免疫が焼き尽くしてくれるかもしれないし、そうでないかもしれない。もはや、私にはどうすることもできない。
――まあ、振り返ってみると、この4月から、体が本当に健全だった状況は1回も無かったので、今回の症状も、その一環として、許容せざるを得ないだろう。逆に、許容しなかったら何なのだ。火炎放射器で世界中の洞窟に住んでいるコウモリを燃やしに行くとか、そういうのしか思いつかないが…。
もうさすがにパージでは無理ですね…(最初から無理だった?) |
ちなみに。感染経路について、その後に分かったのだが、どうも私がウイルスを貰ったと思われる「8月第1週の真ん中あたり」では、私が肩を並べて仕事をしていた人から、1人ではなく、複数人の発熱者が出ていたという。私が、それらの人から貰ったのかもしれないし、実はそれらの人に私がうつしていたのかもしれない。このウイルス、「最初の1匹が入り込んでから2.5日で発症する」くせに、「発症の2日前から与感染力がある」というバグった状況になっているため、もはや何が何だか分からない。職場の人間関係を考えると、あまりハッキリさせるべきでも無いだろう…。
――ただし、私の認識として、運悪く隣の人がウイルス持ちであった場合、もはや感染の回避は困難である。そして、基本的には、あらゆる仕事は、人と人との関係で成り立っている以上、もはやこの経路の感染を100%避けることはできない。よって、「感染対策」はもはや現時代のエチケットであり、当然やるとして、その他にも、自分が発熱をした場合のオプションを持っておくべきだと思うのである。
さて、その“オプション”は、具体的には、まずはワクチン接種である。私は3回組であり、恐らくそのおかげで、雑魚インフルで40℃の発熱をするような虚弱体質(【日記:2014/12/24】)であっても、軽症で済ませられた。タイミングの都合上、間に合わなかったのだが、もし4回組になれていたら、無症状のまま終わっていたかもしれない。ワクチン接種は、残念ながら100%安全とはならないが、最も効果的なウイルス対策の一つだと考える。
――やれ、何やら、このワクチンを巡って、世間では色々と議論があるようだ。しかし、私は、実際に発症した身として、打っておいて本当に良かったと思う。体質上、どうしても打てない人は仕方ない。しかしながら、“ただ単に打たないだけ”という人は、まあ、最悪の事態も覚悟しておくべきであろう。
あとは、物の準備なのだが、私は普段から、買い物を週1回しかしない人間(【日記:2022/4/20】)であるため、10日間の療養も何とかなった。
…ただ、さすがに後半戦では物不足が起こり、牛乳やジュースなどの飲み物は、制限せざるを得なくなった。また、野菜についても、レタスが底をついたため、2種類の冷凍野菜を解凍したビショビショの物を、「サラダ」と呼ばざるを得なくなった。やれ、療養中だというのに、なに贅沢を言っているんだ…と思う方もいるかもしれないが、逆である。病気を治すためには睡眠と栄養くらいしか無いので、食事は普段以上にしっかり取らなければならないのだ。
――とりわけ、今回の私の症状として、「味覚・嗅覚の異常」は無かった。また、私はこの療養期間で色々と食べまくったが、体重は増えるどころか減ったため、体はウイルス退治に莫大なエネルギーを要求するようだ。そしてもちろん、普段通りの食事が、病気の苦しみをいくらか楽にしてくれるということもある。「食事の質」は、もしコロナウイルスを貰ってしまって療養をする場合の、重要なポイントであると感じた。
ちなみに。今の時代、通販などが発達しているから大丈夫!
と私は思っていたのだが、結論から言うと、「ネットスーパー」などの類は、使えなかった。これは、「不便だが、利用自体はできる」という意味ではなく、「使用できず、何の役にも立たなかった」である。
…まず、私の住んでいる場所は、都会ではないが、「徒歩で駅まで行くことができ、コンビニや商業施設もある」といった感じの、普通の規模の町である。しかし、オンラインでスーパーマーケットやコンビニの機能が使えるサービスを幾つか調べたところ、提供地域外となっていた。また、地域内となっているネットストアについても、こんな時代だからということか、配送枠が全て埋まっていて、注文ができない。ただでさえ、品の値段が高いうえに、少なくない配送料まで取るということで、満足度の低いサービスなのだが、物が届かないというのは論外である。結果的に、自分が感染者になるという苦しい状況において、サービスの利用ができなかったということで、評価としては0点だ。
――というわけで。もし自分が感染者となってしまった場合の物資面の準備として、普段から「米・味噌・カップ麺」などの保存が効くものは、溜めておくべきであろう。私は、未開封の10kgの米があり、大量のレトルト味噌汁を持っていて、電気・水道も通っていたため、飢え死にをするような状況は最初から考えていなかった。ただ、前述の通り、病気を治すためには栄養が重要なため、やはりそこからワンランク上の食事を維持したい。そういう状況を、どうすれば維持できるのか、よく考えておいたほうが良いであろう。
ゲームの中なのにマスクを付けていて、偉い! |
ということで。まとめると、「運悪く周囲に感染者が出た場合、自らの感染を確実に避けることは不可能」「対策として、ワクチン接種は重要」「療養中に食事の質を維持するための策を考えておくべき」という程度だろうか。
…まあ、私も前までは、自らの感染は避けられると思っていたのだが、無理だった。正直、周囲に感染者が何人も居て、そこから十字砲火を喰らう状況になってしまっては、どうしようもならない。皆さまの職場や学校が、本日この状態で無かったとは、誰にも言い切れないのだ。また、このウイルスのぶっ飛んだ感染能力を考えると、2人以上で暮らしている場合、同居人の誰か1人が持ち込んだら、その他の全員がアウトとなるであろう。
――もちろん、感染対策として、マスクや消毒、会食の回避、ワクチン接種などは、重要である。しかしながら、もはや感染自体を100%の確率で避けることは、私は不可能だと思うので、その先のオプションについても、当然のごとく考えておくべきだと思うのだ。
ちなみに。私は明日から労働を再開するが、感染前と比較して、対策を変えるつもりはない。
――やれ、これは、既にしっかり対策をしていて、もはや何も変えられないからである。仕事に行かなければ罹らないが、そりゃ無理だ。そういうわけで、場合によっては、2回以上の感染をすることも考えられるだろう。今回は軽症で終わったが、次こそ命を取られるか、はたまた重い障害が残ったりもするかもしれない。だが、そういうものも、もはや自然災害ということで、どうにもならないのである。とんでもない時代になったものだ…。
(2022年8月16日) 4363 PV
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