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管理人の日記
給料は上がらない、物価は上がる、税金は上がる…これでどう希望をいだけと?
マジで給料あげて |
恐怖である。近所のスーパーで、レタスが298円、キャベツも298円になっていたのだ。
…やれ、これらの葉物野菜は、私の食生活の中でも、中核を成す存在である。レタスは、食感の良さから、そのまま素手でちぎって、かつおぶしとドレッシングを掛けるだけで、立派なサラダになる。また、キャベツは、サラダにしても食べられるほか、少し肉厚なので、みそ汁に入れるのも良い。
――その他、「キャベツとレタスとは値段の安い時期が違う」「体積が同じでも、キャベツのほうが食べられる部分が多い」「レタスの保存期間は1週間がギリギリだが、キャベツは1ヶ月近くもつ」という性質の違いがあり、どちらか片方で事足りるということはなく、両方が活躍できる。キャベツ&レタスは、常に一定量を冷蔵庫にキープしておきたい、野菜の王様なのだ。
しかしながら。先日までに、私はレタス・キャベツの両方を切らしてしまった。と言っても、古い野菜をしっかり使い切るというのは重要であり、値段としても、これまでは両者が同時に高いことは無かったので、スーパーの特売日にいけば、少なくとも片方は補給ができると期待していた。最安なら、それぞれ100円を切ることもあるし、198円とかでも、まあそれらの野菜の汎用性を考えれば、ぎりぎりアリで購入できる。
――それが298円だったのだから、私は心の中で膝から崩れ落ち、泣き叫んだ。さすがに、1.5倍の値段では、はいそうですかと納得して購入することはできない。ちなみに、やや使い勝手で劣る白菜についても、1/4個で138円と、一時期よりは下がっているようだが、こちらも冬場の2倍近くであり、積極的に購入しようとは思えなかった。かくして、私の冷蔵庫から、緑色が消えてしまった…。
さて。キャベツ+レタス(+白菜)が無いとなると、どのような問題が生じるか。それは、私の夕食におけるサイドアームとして優秀な、サラダorみそ汁が、かなり作りづらくなってしまうことである。
…まず、私のサラダは、レタスをちぎって、そこにかつおぶしと練りしょうがをトッピングし、適当なドレッシングを掛ければ完成である(余談だが、ドレッシングだけは、安価な物でなく、キユーピー製にこだわっている)。そこに、キャベツ・大根・もやしを加えたり、またはレタス部分をキャベツに入れ替えたりする。よって、キャベツとレタスの両方が無いというのは、異常事態なのである。
――だが、私は頑張ってみた。比較的に安かったもやし(非冷凍)と大根を使い、もやし1袋をレンジで1分間チンしたあと、大根を短冊状に切って、いつもの練りしょうが&かつおぶし+ドレッシングでトッピングをしてみた。すると確かに、サラダ枠として食えなくはない。いや、食えなくはないのだが…。もやしも大根も、“メイン部分である葉物野菜の食感を変える”という役割が強く、いわばサポート要員だ。そいつらを組み合わせて山盛りにしてしまっては、いつものサラダとは全く異なる食べ物になってしまうと言わざるを得ない。かくして、もやし+大根のサラダは、FF13でいうホープ+サッズのパーティみたいな感じであり、今後も採用しつづけたいとは思えなかった。
いっぽうで。「みそ汁」については、お米+サラダ+みそ汁で夕食が成立する(※個人の感想です)ほか、「野菜を使ったスープ」という性質上、サラダの代用品にもなる。レタスは、あまりみそ汁に使うには適していないが、キャベツは相性バツグンであり、週単位での時間が経ち、少し生食が不安になってきたキャベツを消費するのにも適していると言えるだろう。
…が、キャベツが使えないとなると、私のみそ汁作りも、なかなか制限される。使えるのは、もやし(冷凍でも可)・大根・青ねぎ(100%冷凍)・玉ねぎ・肉団子・こんにゃく・豆腐しか無くなってしまうのだ。…うん、こっちは全然イケるな。しばらくは、サラダを縛って、みそ汁を活用することになりそうだ。みそ汁は、量を増やすのが容易であるし、熱するので少し時間を空けても大丈夫で、大量調理に適しているという魅力がある。
――その他、“サラダ”の名称が付く料理として、「ポテトサラダ」が存在する。こちらについては、今も調理法を研究中という段階だが、材料は、じゃがいも・玉ねぎ・ウインナー(冷凍でも可)・ミックスベジタブル(100%冷凍)というところであり、味付けのマヨネーズ+ごま塩も含めて、他の料理と競合しない。また、お米+サラダ+ポテトサラダ、または、お米+みそ汁+ポテトサラダで夕食が成立する(※個人の感想です)ため、いわゆる“主菜”枠を務められる。じゃがいもや玉ねぎは、現環境でもあまり値段が上がっていない。また、「お米+みそ汁」が固定枠となっているお弁当の“3枠目”としても、ポテトサラダは優れているため、今後は積極的に作っていくことになるだろう。
分かってないな、この女…。泣きながら斬るんだよ |
とまあ、そんなわけで。レタスとキャベツが無くとも、ギリギリで私の食生活は維持していけそうな感じとなった。
…ちなみに、せっかくだからということで、私がルーチンで購入している野菜と、その利用用途を、紹介してみることにしよう!
困った時は猫か料理の画像を貼る。これ、個人サイトの鉄則! |
そういうわけで。私は、いろいろな野菜に分散投資をしているため、レタス&キャベツが無くなってしまっても、少しの間なら、問題がない。
…ただまあ、中長期的に考えると、やっぱり、いろいろな野菜を使いたいと思っている。そのため、様々な事情があるのだろうが、レタスやキャベツの値段が、私の想定している範囲内に、早いこと戻ってほしいと期待しているものだ。私の冷蔵庫の中も、蘇る緑になるべきである。
――えっ、「給料が上がる」? いやいや、我が社は、国規定価格による昇給を上層部が独占するというテンプレ悪党みたいなことをやったおかげで、私は定期昇給分しか上がっていないし、物価は青天井なくせに、クソ聖府は昇給の責務を果たしたということで、堂々と増税できると考えているらしいし…。
ちなみに。こういうことを言うと、「えっ、株を売って、その金で野菜を買えば良いんじゃ?」と思う方も居るだろう。ごもっともである。例えば、このゴールデンウィーク中にも、日本は休みだが海外は別にそうではないことを活かして、私は約35ドル(5000円程度)の利益を出していたりする。ここから2割も納税しているのだから、これくらいは許してほしい。その米国株で得た利益を日本円に戻せば、300円のレタスとキャベツを1ヶ月買っても、余裕でお釣りが来るだろう。「もう新しい株を買うな。株を売ってカブを買え」という指摘は、ごもっともである。
――ただまあ、もはや「節約」や「投資」は、私の生活の一部となっている。野菜食が中心となっているのも、特にそういう菜食主義的な思想というわけではない。そして、節約や減量という意義が、過去にはあったかもしれない。だが、それが今では、単に“普通”となってしまったのだ。まあでも、これで今は生活が維持できているし、特に不自由は感じていない。この、粗食すぎる生活も、慣れれば楽しいものである。野菜まみれで、頑張ろう!
(2024年5月4日) 1654 PV
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